JP2016044584A - 排気再循環装置 - Google Patents

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章 飯島
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Abstract

【課題】リードバルブの共振による騒音を抑制することが可能な排気再循環装置を提供する。
【解決手段】圧縮着火式燃焼機関の燃焼室から排気を導出する排気通路10から分岐し、燃焼室に吸気を導入する吸気通路3に合流する複数の排気再循環通路12と、排気再循環通路12の吸気通路3への合流部にそれぞれ設けられ、吸気通路3の吸気が排気再循環通路12に導入されることを防止するリードバルブ15と、任意の排気再循環通路12と、他の排気再循環通路12とを連通するように設けられ、任意の排気再循環通路12内の気柱振動と当該排気再循環通路12に設けられたリードバルブ15とが共振する周波数で共鳴する連通管18と、を備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気再循環装置に関するものである。
圧縮着火式燃焼機関であるディーゼルエンジンでは、排気ガス中のNOxを低減するために、排気再循環装置(EGR装置)が用いられている。
排気再循環装置では、エンジンの排気通路から分岐し吸気通路に合流するように排気再循環通路(EGR配管)が設けられ、この排気再循環通路を介して排気ガスの一部が吸気側に還流されるように構成されている。
また、例えば、直列6気筒の大型ディーゼルエンジンでは、吸気通路を2分岐して前後の3気筒ずつに吸気を供給するように構成し、かつ、前後の3気筒ずつで排気通路を別体に構成し、両排気通路が合流して排気されるように構成したものが知られている。吸気を3気筒ずつで分けることにより、複数の気筒で同時に吸気が行われることによる吸気の流れの乱れを抑制することができる。また、排気を3気筒ずつで分けることにより、任意の気筒で排気時に発生した圧力波が他の気筒の排気に影響を及ぼしてしまうこと(排気干渉)を抑制することが可能になる。このような構造の大型ディーゼルエンジンでは、排気再循環通路も前後の3気筒ずつで分けて設けられるのが一般的である。
ところで、大型ディーゼルエンジンでは、一般にターボチャージャの効率が高いので、吸気通路(吸気マニフォルド)の圧力が排気通路(排気マニフォルド)の圧力よりも高くなる場合がある。そのため、排気再循環通路の吸気通路への合流部には、吸気通路の吸気が排気再循環通路に導入されることを防止する逆止弁としてのリードバルブが設けられている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、特許文献1がある。
特開2007−218171号公報
しかしながら、上述の従来の排気再循環装置では、ある特定のエンジン回転数(例えばアイドル回転数など)において、排気再循環通路内の気柱振動とリードバルブの共振が生じ、リードバルブにて激しい開閉が起こってしまい、リードバルブのリードが閉じる際の音が騒音(異音)となってしまうという問題があった。
排気再循環通路を分けて設けることで排気再循環通路内の気柱振動が大きくなる傾向にあるため、この問題は、特に、直列6気筒などの大型ディーゼルエンジンにおいて、排気再循環通路を分けて設けた場合に生じやすく、対策が望まれる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、リードバルブの共振による騒音を抑制することが可能な排気再循環装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、圧縮着火式燃焼機関の燃焼室から排気を導出する排気通路から分岐し、前記燃焼室に吸気を導入する吸気通路に合流する複数の排気再循環通路と、前記排気再循環通路の前記吸気通路への合流部にそれぞれ設けられ、前記吸気通路の吸気が前記排気再循環通路に導入されることを防止するリードバルブと、任意の前記排気再循環通路と、他の前記排気再循環通路とを連通するように設けられ、前記任意の排気再循環通路内の気柱振動と当該排気再循環通路に設けられた前記リードバルブとが共振する周波数で共鳴する連通管と、を備えたことを特徴とする排気再循環装置である。
2つの前記排気循環通路を備え、前記連通管は、前記両排気再循環通路を連通するように設けられてもよい。
前記連通管の径が、少なくとも、前記排気再循環通路の径よりも小さいとよい。
前記連通管は、前記リードバルブの近傍の前記排気再循環通路に設けられてもよい。
本発明によれば、リードバルブの共振による騒音を抑制することが可能な排気再循環装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る排気再循環装置を含むディーゼルエンジンの吸排気系の一例を示す概略構成図である。 リードバルブの概略構成図である。 連通管の共鳴周波数を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施形態に係る排気再循環装置を含むディーゼルエンジンの吸排気系の一例を示す概略構成図である。
図1に示すように、圧縮着火式燃焼機関であるディーゼルエンジンEの吸気マニフォルド2には、エンジンEの燃焼室に吸気を導入するための吸気通路3が接続されている。
本実施形態では、直列6気筒のディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)Eに適用する場合を説明する。エンジンEには、3気筒ごとに吸気マニフォルド2が分けて設けられている。
吸気通路3には、吸気上流側から順に、エアクリーナ(図示せず)、ターボチャージャ4のコンプレッサ4a、インタークーラ5、スロットルバルブ6が設けられている。吸気通路3は、スロットルバルブ6の下流側で2分岐し、分岐後の吸気通路3がそれぞれ吸気マニフォルド2に接続されている。吸気マニフォルド2の近傍の吸気通路3(分岐後の吸気通路3)には、O2センサ7と給気圧センサ8がそれぞれ設けられている。
また、エンジンEには、吸気マニフォルド2と同様に、3気筒ごとに排気マニフォルド9が分けて設けられている。排気マニフォルド9には、燃焼室から排気を導出する排気通路10がそれぞれ接続されており、両排気通路10は合流してターボチャージャ4のタービン4bに接続されている。ターボチャージャ4のタービン4bの下流の排気通路10には、ディーゼルパティキュレートフィルタ等の後処理装置11が設けられている。なお、本実施形態では、吸気マニフォルド2を吸気通路3の一部、排気マニフォルド9を排気通路10の一部として取り扱う。
ターボチャージャ4のタービン4bと後処理装置11との間の排気通路10には、NOxセンサ19が設けられ、後処理装置11には、後処理装置11の上流側と下流側の差圧を検出する差圧センサ20が設けられている。
エンジンEには、本実施形態に係る排気再循環装置(EGR装置)1が設けられている。
排気再循環装置1は、排気通路10から分岐し吸気通路3に合流する複数の排気再循環通路(EGR配管)12が設けられている。ここでは、排気マニフォルド9と分岐後の吸気通路3とを連通するように、2つの排気再循環通路12が設けられている。
両排気再循環通路12には、排気マニフォルド9側から順に、還流させる排気ガス(EGRガス)を冷却するEGRクーラ13と、還流させる排気ガスの量(EGR量)を調整するためのEGRバルブ14と、逆止弁としてのリードバルブ15と、が設けられている。
リードバルブ15は、排気再循環通路12の吸気通路3への合流部にそれぞれ設けられ、吸気通路3の吸気が排気再循環通路12に導入されることを防止するものである。
図2に示すように、リードバルブ15は、排気再循環通路12を介して供給された排気ガスを通すための穴16と、穴16の開口を開閉する板状の弁体であるリード17と、を備えている。リード17は、例えば、SUSからなる。
このリードバルブ15では、排気再循環通路12側の圧力が吸気通路3側より高くなると、リード17が穴16から離間して、排気ガスが吸気通路3側に流れ込む。また、リードバルブ15では、排気再循環通路12側の圧力が吸気通路3側より低くなると、リード17が穴16の開口を塞ぎ、吸気通路3の吸気が排気再循環通路12側に流れ込むことを抑制する。リードバルブ15では、リード17が閉じる際に音が出るので、リード17が排気再循環通路12内の気柱振動と共振して激しく開閉すると騒音が発生することになる。なお、リードバルブ17の具体的な構造は図2のものに限定されない。
さて、本実施形態に係る排気再循環装置1では、任意の排気再循環通路12と、他の排気再循環通路12とを連通するように設けられた連通管18を備えている。本実施形態では、2つの排気再循環通路12を備えているため、連通管18は、両排気再循環通路12を連通するように設けられる。
連通管18は、排気再循環通路12内の気柱振動と当該排気再循環通路12に設けられたリードバルブ15とが共振する周波数で共鳴するように構成される。
図3に示すように、連通管18の断面積をS、連通管18の半径をr、連通管18の長さをLとし、排気再循環通路12の容量(EGRクーラ13を含む全体の容量)をVとすると、共鳴周波数fは下式
f={ν/(2π)}・[S/{V・(L+0.6r)}]1/2
但し、ν:空気中の音速
で表すことができる。よって、この共鳴周波数fが、排気再循環通路12内の気柱振動とリードバルブ15とが共振する周波数と等しくなるように、連通管18の断面積S、半径r、長さLを調整するとよい。
連通管18を設けることにより、共振を起こす一方の排気再循環通路12に対し、他方の排気再循環通路12がレゾネータの役割を果たし、共鳴周波数fにおける排気再循環通路12内の気柱振動を抑制することが可能になる。その結果、共振によるリードバルブ15の激しい開閉を抑制することが可能になり、騒音の発生を抑制することが可能になる。
ここで、連通管18の径は、なるべく小さく(細く)することが望ましい。これは、共振時以外の通常時において、一方の排気再循環通路12から他方の排気再循環通路12にEGRガスが流れ込んでしまうことを抑制するためである。具体的には、連通管18の径は、少なくとも、排気再循環通路12の径よりも小さいことが望ましい。
また、連通管18を設ける位置は、特に限定されるものではないが、排気マニフォルド9に近すぎると、各気筒からの排気時に生じる圧力波の影響(圧力変動の影響)を受けやすくなるため、なるべく下流側(つまり吸気通路3側)の排気再循環通路12に連通管18を設けることが望ましい。また、配管レイアウト上、2つの排気再循環通路12が近づく部分に連通管18を設けることが好ましく、リードバルブ15の近傍の排気再循環通路12に連通管18を設けることが最も望ましい。
以上説明したように、本実施形態に係る排気再循環装置1では、任意の排気再循環通路12と、他の排気再循環通路12とを連通するように設けられ、任意の排気再循環通路12内の気柱振動と当該排気再循環通路に設けられたリードバルブ15とが共振する周波数で共鳴する連通管18を備えている。
連通管18を備えることにより、他の排気再循環通路12がレゾネータの役割を果たし、リードバルブ15が共振する周波数(共鳴周波数f)における気柱振動を抑制し、共振によるリードバルブ15の激しい開閉を抑制することが可能となり、騒音の発生を抑制することが可能になる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、連通管18を直線状としたが、連通管18の形状はこれに限定されるものではなく、例えば、湾曲していても構わない。
1 排気再循環装置
3 吸気通路
10 排気通路
12 排気再循環通路
15 リードバルブ
18 連通管

Claims (4)

  1. 圧縮着火式燃焼機関の燃焼室から排気を導出する排気通路から分岐し、前記燃焼室に吸気を導入する吸気通路に合流する複数の排気再循環通路と、
    前記排気再循環通路の前記吸気通路への合流部にそれぞれ設けられ、前記吸気通路の吸気が前記排気再循環通路に導入されることを防止するリードバルブと、
    任意の前記排気再循環通路と、他の前記排気再循環通路とを連通するように設けられ、前記任意の排気再循環通路内の気柱振動と当該排気再循環通路に設けられた前記リードバルブとが共振する周波数で共鳴する連通管と、
    を備えたことを特徴とする排気再循環装置。
  2. 2つの前記排気循環通路を備え、
    前記連通管は、前記両排気再循環通路を連通するように設けられる
    請求項1記載の排気再循環装置。
  3. 前記連通管の径が、少なくとも、前記排気再循環通路の径よりも小さい
    請求項1または2記載の排気再循環装置。
  4. 前記連通管は、前記リードバルブの近傍の前記排気再循環通路に設けられる
    請求項1〜3いずれかに記載の排気再循環装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016219319A1 (de) * 2016-10-05 2018-04-05 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Abgasanlage eines Motors
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