JP2016043124A - 清掃具用塵埃除去収容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 清掃材が捕捉した塵埃を効果的に分離し得ると共に、清掃具を収納した状態で必要なスペースを節約し得る清掃具用塵埃除去収容器の提供。
【解決手段】 収容器本体Bは、底部B1の両側に側壁部B2を有し、後方側を箱状部B3、前端部を導入部B5とし、前後方向長さよりも高さの方が小さい。収容器本体Bの底部B1上に位置する塵埃除去板状部Cは、塵埃落下孔C1を多数有し、後端部に、透過部C4aを有し上方に立ち上がる支持部C4を一体的に有する。収容器本体Bが導入部B5を上に起立した状態において、支持部C4は、清掃具の清掃材保持部D1を上向きに支持し得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モップ等の清掃具が保持する清掃材が捕捉した塵埃を除去すると共にその清掃具を収容するための清掃具用塵埃除去収容器に関する。
登録実用新案第3003410号公報には、側面にモップを差し入れることのできる開口2が形成され、上面に前記開口2に連通するモップの柄を突出させることのできる切り欠き3が形成されたケース本体1に、該ケース本体1内を上下に仕切る網目部材7を装着したモップの収納ケースが開示されている。
このモップの収納ケースによれば、
「ケース内が網目の部材により上下に仕切られた構造となっているため、使用後のモップを網目の部材により画成されたケースの上部空間に収納する際、或いはケースの上部空間から取り出す際に、該モップが網目の部材によりほぐされ、付着したホコリ、チリ等がある程度強制的に離脱させられる効果がある。
また、上記モップより離脱したホコリ、チリ等は、網目部材のを介してケースの下部空間に落下し、モップと接触することがないため、モップへの再付着、或いはモップによるケースからの掃き出しが防止できる効果がある。」
とされている。
しかしながら、室内やクロゼット内にこの収納ケースを置いてモップを収納した場合、比較的大きなスペースを占めることとなるという課題があった。
登録実用新案第3003410号公報
本発明は、従来技術における上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、清掃材が捕捉した塵埃を分離して清掃材の塵埃捕捉効率を回復させることができる上に、清掃具を収納した状態で必要なスペースを節約することができる清掃具用塵埃除去収容器を提供することにある。
本発明の清掃具用塵埃除去収容器は、次のように表すことができる。
(1) 収容器本体と塵埃除去板状部を備える清掃具用塵埃除去収容器であって、
前記収容器本体は、底部と、その底部の両側に立ち上がる側壁部と、前記底部及び両側壁部の後方側部分を含む前方開口の箱状部と、前記底部の前端部を含み少なくとも前方に開口する導入部を有し、前後方向長さよりも高さの方が小さく、
前記塵埃除去板状部は、水平方向に広がり、塵埃落下孔を多数有する板状をなし、前記収容器本体の底部上に位置しており、
前記塵埃除去板状部の少なくとも後部は、前記箱状部内において上方に空間を有し、
前記箱状部内の後端部よりも前方における前記塵埃除去板状部の上側に支持部を有し、
前記収容器本体が、前記導入部が上方に位置して箱状部の後端部が下方に位置する起立状態である場合に、前記支持部は、清掃具を上向きに支持し得るものであることを特徴とする清掃具用塵埃除去収容器。
清掃具用塵埃除去収容器を、収容器本体の底部が下方に位置する状態で水平面又は水平に近い面上に載置し、その底部上の塵埃除去板状部上で、清掃対象面を清掃した清掃具の清掃材保持部に保持した清掃材を往復摺動等させることにより、清掃材が捕捉した塵埃を塵埃落下孔を通じて底部上に分離落下させ、清掃材の塵埃捕捉効率を回復させることができる。
次いで収容器本体を、導入部が上方に位置して箱状部の後端部が下方に位置する起立状態とすることにより、支持部により、清掃具を、その清掃材保持部等において上向きに支持することができる。収容器本体は、前後方向長さよりも高さの方が小さいので、起立状態とすることによりスペースを節約し得る。
その支持部は、収容器本体の底部が下方に位置する状態においては箱状部内の後端部よりも前方における塵埃除去板状部の上側に位置し、収容器本体が起立状態である場合においては箱状部の後端部の上方に位置する状態となるので、収容器本体の底部が下方に位置する状態において塵埃落下孔を通じて底部上に分離落下した塵埃が、収容器本体が起立状態である場合に清掃具の清掃材保持部に保持した清掃材等に再付着することが防がれる。
(2) 上記支持部は、上記収容器本体が起立状態である場合において塵埃が支持部の上側から下側へ通過し得る透過部を有するものである上記(1)記載の清掃具用塵埃除去収容器。
(3) 上記支持部の透過部が、塵埃除去板状部の塵埃落下孔よりも大きい上記(2)記載の清掃具用塵埃除去収容器。
塵埃除去板状部上に残留した塵埃が、収容器本体を起立状態とすることにより支持部上へ落下することがあったとしても、支持部の透過部が塵埃除去板状部の塵埃落下孔よりも大きいため、支持部の透過部を通過し得る塵埃が、塵埃除去板状部の塵埃落下孔を落下し得る塵埃よりも大きい。そのため、その塵埃は支持部の透過部を透過して箱状部の後端部へと落下し易い。
(4) 上記塵埃除去板状部が、少なくともその前端部において上記底部に対し上下動可能であり、塵埃除去板状部の少なくとも前端部が前記底部に対し上方に離隔した状態で、前記塵埃除去板状部の塵埃落下孔を通じて底部上に落下した塵埃を前方に排出し得る上記(1)乃至(3)の何れか1項に記載の清掃具用塵埃除去収容器。
(5) 上記塵埃除去板状部と支持部が一体状をなす(1)乃至(4)の何れか1項に記載の清掃具用塵埃除去収容器。
本発明の清掃具用塵埃除去収容器によれば、収容器本体の底部が下方に位置する状態で水平面又は水平に近い面上に載置し、その底部上の塵埃除去板状部上で、清掃対象面を清掃した清掃具に保持した清掃材等を往復摺動等させることにより、清掃材が捕捉した塵埃を塵埃落下孔を通じて底部上に分離落下させ、清掃材の塵埃捕捉効率を回復させることができる。
収容器本体を、導入部が上方に位置して箱状部の後端部が下方に位置する起立状態とすることにより、支持部により、清掃具を上向きに支持することができる。収容器本体は、前後方向長さよりも高さの方が小さいので、起立状態とすることによりスペースを節約し得る。
支持部は、収容器本体の底部が下方に位置する状態においては箱状部内の後端部よりも前方における塵埃除去板状部の上側に位置し、収容器本体が起立状態である場合においては箱状部の後端部の上方に位置する状態となるので、収容器本体の底部が下方に位置する状態において塵埃落下孔を通じて底部上に分離落下した塵埃が、収容器本体が起立状態である場合に清掃具の清掃材等に再付着することが防がれる。
前方斜視図である。 塵埃除去板状部が回動した状態の前方斜視図である。 起立状態の横方向中央部縦断面図である。 吸盤部を備えた状態の底面図である。 吸盤部を備えた状態の後方斜視図である。
[1] 本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1乃至図3は何れも本発明の実施の形態の一例としての清掃具用塵埃除去収容器に関するものである。
(1) 清掃具用塵埃除去収容器Aは、収容器本体Bと塵埃除去板状部Cを備える。
(2) 収容器本体Bは、底部B1と、その底部B1の両側に立ち上がる側壁部B2と、前記底部B1及び両側壁部B2の後方側3分の1余りの部分を含む前方開口の箱状部B3と、前記底部B1の前端部を含み少なくとも前方に開口する合成ゴム等の軟質材料製の縁部B4を備えた導入部B5を有する。
側壁部B2は、収容器本体B上の塵埃が側方へ離脱することを防ぐものであって、例えば底部B1の両側の先端を除く全部に有する。側壁部B2の高さは、前端部から箱状部B3まで漸次高くなっている。
箱状部B3は、前方に開口し、後方、両側方及び上下方向において閉塞状をなす。
収容器本体Bにおける箱状部B3の天板B6には、幅方向の把持用の溝部B7が形成されている。
収容器本体Bは、図3に示されるように、前記導入部B5が上方に位置して箱状部B3の後端部が下方に位置して自立し得る起立状態とすることができる。
収容器本体Bの高さは底部B1の前後方向長さよりも短いので、起立状態とすることによりスペースを節約し得る。
(3) 塵埃除去板状部Cは、後方に向かってやや上向きに傾斜しつつ水平方向に広がり、楕円形状又はその他の形状の塵埃落下孔C1を多数有する板状をなし、収容器本体Bの底部B1上に位置する。塵埃除去板状部Cの下側の複数個所に、底部B1上に塵埃除去板状部Cの多孔板状部分を支持するための脚部C2を有する。
塵埃除去板状部Cの上側には、塵埃が清掃材から離脱し易くするための段差部C3を前後方向における数箇所に有する。
(4) 清掃具用塵埃除去収容器Aは、収容器本体Bを、その底部B1が下方に位置するように水平面上に載置した状態において、載置対象である水平面上の塵埃を上記導入部B5を経て塵埃除去板状部C上に導き得るように構成されている。
(5) 塵埃除去板状部Cの後部は、箱状部B3内において上方に空間を有し、塵埃除去板状部Cの後端部には、上方に立ち上がる支持部C4を一体的に有する。
塵埃除去板状部Cは、支持部C4の上端部において収容器本体Bの側壁部B2に対し水平方向回動軸線を有する回動軸C5を中心として回動し得るように支持されている。
これにより、図2に示されるように塵埃除去板状部Cの前部が収容器本体Bの底部B1に対し上下動可能であり、塵埃除去板状部Cの前部が収容器本体Bの底部B1に対し上方に離隔した状態で、底部B1上の塵埃(塵埃除去板状部Cの塵埃落下孔C1を通じて底部B1上に落下した塵埃)を前方に排出し得る。
図1に示されるように塵埃除去板状部Cの前端部が上方に移動していない状態において、塵埃除去板状部Cの前端部と収容器本体Bの底部B1の間に若干の隙間を有し、清掃対象面を清掃した清掃具を塵埃除去板状部C上に導く際に、清掃材が捕捉した塵埃の一部が前記隙間を通じて底部上に分離落下し得る。
(6) 支持部C4は、収容器本体Bが起立状態である場合において塵埃が支持部C4の上側から下側へ通過し得る透過部C4aを有し、その透過部C4aは、塵埃除去板状部Cの塵埃落下孔C1よりも大きい。そのため、その塵埃は支持部C4の透過部C4aを透過して箱状部B3の後端部へと落下し易い。
(7) 清掃具用塵埃除去収容器Aを、収容器本体Bの底部B1が下方に位置する状態で床面等の水平面又は水平に近い面上に載置し、その底部B1上の塵埃除去板状部C上で、床面等の清掃対象面を拭いたモップD(清掃具)の清掃材保持部D1に保持した清掃材(例えばモップ糸や不織布等の拭材)を往復摺動等させることにより、清掃材が捕捉した塵埃を塵埃落下孔C1を通じて底部B1上に分離落下させ、清掃材の塵埃捕捉効率を回復させることができる。
清掃材保持部D1の底面側に清掃材を保持したモップDを、前記清掃材において摺動させつつ導入部B5を経て塵埃除去板状部C上に移動させ得るので、清掃対象面を拭いたモップDの清掃材保持部D1に保持した清掃材に捕捉した塵埃を可及的に離脱させずに効率的に清掃対象面から導入部B5を経て塵埃除去板状部Cまで移動させて、清掃材が捕捉した塵埃を塵埃落下孔C1を通じて底部B1上に分離落下させることができる。
次いで収容器本体Bを、図3に示すように導入部B5が上方に位置して箱状部B3の後端部が下方に位置する起立状態として自立させることにより、支持部C4により、清掃材を保持したモップDの清掃材保持部D1を上向きに支持することができる。
その支持部C4は、収容器本体Bの底部B1が下方に位置する状態においては箱状部B3内の後端部よりも前方における塵埃除去板状部Cの上側に位置し、収容器本体Bが起立状態である場合においては箱状部B3の後端部の上方に位置する状態となるので、収容器本体Bの底部B1が下方に位置する状態において塵埃落下孔C1を通じて底部B1上に分離落下した塵埃が、収容器本体Bが起立状態である場合にモップDの清掃材保持部D1に保持した清掃材に再付着することが防がれる。
塵埃落下孔C1を通じて底部B1上に落下せずに塵埃除去板状部C上に残留した塵埃が、収容器本体Bを起立状態とすることにより支持部C4上へ落下することがあったとしても、支持部C4の透過部C4aが塵埃除去板状部Cの塵埃落下孔C1よりも大きいため、その塵埃は支持部C4の透過部C4aを透過して箱状部B3の後端部へと落下し易い。
塵埃除去板状部Cは、支持部C4の上端部において収容器本体Bの側壁部B2に対し水平方向の回動軸線を中心として回動し得るように支持されているので、回動により塵埃除去板状部Cの前部を収容器本体Bの底部B1に対し上方に離隔させることにより、底部B1上の塵埃(塵埃除去板状部Cの塵埃落下孔C1を通じて底部B1上に落下した塵埃、及び、支持部C4の透過部C4aを透過して箱状部B3の後端部へと落下した塵埃がある場合はその塵埃)を前方に排出し得る。
(8) 図4及び図5は、清掃具用塵埃除去収容器Aの収容器本体Bの底面側後部の両側部に一対の吸盤部Eを下向きに備える形態を示す。
この清掃具用塵埃除去収容器Aは、収容器本体Bの底部が下方に位置するように平面上に載置した状態においてその平面に対し着脱可能な吸盤部Eを吸着させて固定することにより清掃具用塵埃除去収容器Aをその平面に対し固定状態とすることができる。
これにより、清掃対象面を清掃したモップDを塵埃除去板状部C上に導き、その塵埃除去板状部C上で、そのモップDの清掃材保持部D1に保持した清掃材を往復摺動等させることにより、清掃材が捕捉した塵埃を塵埃落下孔C1を通じて底部B1上に分離落下させる作業を、清掃具用塵埃除去収容器Aを直接又は把手若しくは柄等により保持することなく行うことができる。
[2] 本発明の実施の形態を、上記以外の形態を含めて更に説明する。
(1) 本発明の清掃具用塵埃除去収容器は、収容器本体と塵埃除去板状部を備える。
(2) 収容器本体は、底部と、その底部の両側に立ち上がる側壁部と、前記底部及び両側壁部の後方側部分を含む前方開口の箱状部と、前記底部の前端部を含み少なくとも前方に開口する導入部(例えば載置対象である床面等に接する断面尖端状の硬質材料製又は合成ゴム等の軟質材料製の縁部を備えたもの)を有する。
側壁部は、収容器本体上の塵埃が側方へ離脱することを防ぐものであって、例えば底部の両側の全部に有してもよく、前部を除く部分に有するものであってもよい。
箱状部は、前方に開口し、後方、両側方及び上下方向において閉塞状をなすものとすることができる。
箱状部は、例えば、収容器本体の後部にのみ位置するものとすること、後部から前後方向中間部にわたるものとすること、或いは、後部から前部にわたるものとすることができる。
収容器本体には、把手や、起立状態とする場合等の必要に応じて傾倒、折り畳み、伸縮、着脱等が可能な柄等が設けられていてもよい。
収容器本体は、前記導入部が上方に位置して箱状部の後端部が下方に位置する起立状態とすることができる。
収容器本体の高さは底部の前後方向長さよりも短い(例えば4分の1乃至3分の2、或いは3分の1乃至2分の1)ので、起立状態とすることによりスペースを節約し得る。
起立状態は、例えば、収容器本体が箱状部の後端部において水平面上に自立し得るものとすることにより、或いは、収容器本体が箱状部の後端部において他の支持体により支持されることにより、或いは、収容器本体が吊り下げられることにより実現し得るものとすることができる。
(3) 塵埃除去板状部は、水平方向に広がり、塵埃落下孔を多数有する板状をなし、収容器本体の底部上に位置する。
塵埃除去板状部は、例えば水平であってもよく、緩やかな傾斜や凹凸等を有するものであってもよい。
また塵埃除去板状部は、例えば、全体又は部分が、塵埃落下孔を多数有する板、格子板、網体であるものとすることができる。塵埃除去板状部の上側に、塵埃が清掃材から離脱し易くするための突起部や段差部等を有するものとすることもできる。
(4) 清掃具用塵埃除去収容器は、収容器本体の底部が下方に位置するように水平面上に載置した状態において、その水平面上の塵埃を上記導入部を経て塵埃除去板状部上に導き得るように構成されたものとすることができるものとすることができる。
収容器本体を、その底部が下方に位置するように水平面上に載置した状態において、その水平面上の塵埃を上記導入部を経て塵埃除去板状部上に導き得る。従って、清掃材保持部に清掃材を保持した清掃具を、例えば、前記清掃材において摺動させつつ導入部を経て塵埃除去板状部上に移動させることにより、清掃対象面を清掃した清掃具の清掃材保持部に保持した清掃材に捕捉した塵埃を可及的に離脱させずに効率的に清掃対象面から導入部を経て塵埃除去板状部まで移動させて、清掃材が捕捉した塵埃を塵埃落下孔を通じて底部上に分離落下させることができる。
(5) 塵埃除去板状部は、例えば収容器本体に対し水平方向の回動軸線を中心として回動することにより、或いは例えば収容器本体に対し上下摺動することにより、少なくともその前端部において収容器本体の底部に対し上下動可能であり、塵埃除去板状部の少なくとも前端部が前記底部に対し上方に離隔した状態で、底部上の塵埃(塵埃除去板状部の塵埃落下孔を通じて底部上に落下した塵埃)を前方に排出し得るものとすることができる。
尤も、塵埃除去板状部の塵埃落下孔を通じて底部上に落下した塵埃の排出は、他に排出部を設けて排出することや、塵埃落下孔を通じて排出するようにすることも可能である。
また、塵埃除去板状部の前端部が上方移動していない状態において、塵埃除去板状部の前端部と収容器本体の底部の間に若干の隙間を有し、清掃対象面を清掃した清掃具を塵埃除去板状部上に導く際に、清掃材が捕捉した塵埃の一部が前記隙間を通じて底部上に分離落下し得るものとすることもできる。
(6) 塵埃除去板状部の少なくとも後部は、箱状部内において上方に空間を有し、箱状部内の後端部よりも前方における塵埃除去板状部の上側に支持部を有する。
支持部は、収容器本体が、導入部が上方に位置して箱状部の後端部が下方に位置する起立状態である場合に、清掃具(例えば、清掃材を保持した清掃具の清掃材保持部)を上向きに支持し得るものである。
支持部は、塵埃除去板状部と一体状をなすもの(例えば、塵埃除去板状部の後端部から上方に立ち上がって支持部を構成するもの)とすることができるが、これに限るものではなく、例えば収容器本体の上部に支持されたものや、収容器本体の側壁部に支持されたものとすることもできる。
支持部は、上記収容器本体が起立状態である場合において塵埃が支持部の上側から下側へ通過し得る透過部を有するものとすることができる。その透過部は、塵埃除去板状部の塵埃落下孔よりも大きいものとすることができるが、これに限るものではない。
(7) 本発明の清掃具用塵埃除去収容器は、収容器本体の底部が下方に位置するように平面上に載置した状態においてその平面に対し着脱可能に固定することにより清掃具用塵埃除去収容器を前記平面に対し固定状態とすることができる着脱固定部を、例えば収容器本体の底面側後部或いはその他の位置に備えることが好ましい。
これにより、清掃対象面を清掃した清掃具を塵埃除去板状部上に導き、その塵埃除去板状部上で、その清掃具の清掃材保持部に保持した清掃材を往復摺動等させることにより、清掃材が捕捉した塵埃を塵埃落下孔を通じて底部上に分離落下させる作業を、清掃具用塵埃除去収容器を直接又は把手若しくは柄等により保持することなく行うことができる。
このような着脱固定部の例としては、平面に対し着脱可能な吸盤部を挙げることができるが、これに限るものではない。
A 清掃具用塵埃除去収容器
B 収容器本体
B1 底部
B2 側壁部
B3 箱状部
B4 縁部
B5 導入部
B6 天板
B7 溝部
C 塵埃除去板状部
C1 塵埃落下孔
C2 脚部
C3 段差部
C4 支持部
C4a 透過部
C5 回動軸
D モップ
D1 清掃材保持部
E 吸盤部

Claims (5)

  1. 収容器本体と塵埃除去板状部を備える清掃具用塵埃除去収容器であって、
    前記収容器本体は、底部と、その底部の両側に立ち上がる側壁部と、前記底部及び両側壁部の後方側部分を含む前方開口の箱状部と、前記底部の前端部を含み少なくとも前方に開口する導入部を有し、前後方向長さよりも高さの方が小さく、
    前記塵埃除去板状部は、水平方向に広がり、塵埃落下孔を多数有する板状をなし、前記収容器本体の底部上に位置しており、
    前記塵埃除去板状部の少なくとも後部は、前記箱状部内において上方に空間を有し、
    前記箱状部内の後端部よりも前方における前記塵埃除去板状部の上側に支持部を有し、
    前記収容器本体が、前記導入部が上方に位置して箱状部の後端部が下方に位置する起立状態である場合に、前記支持部は、清掃具を上向きに支持し得るものであることを特徴とする清掃具用塵埃除去収容器。
  2. 上記支持部は、上記収容器本体が起立状態である場合において塵埃が支持部の上側から下側へ通過し得る透過部を有するものである請求項1記載の清掃具用塵埃除去収容器。
  3. 上記支持部の透過部が、塵埃除去板状部の塵埃落下孔よりも大きい請求項2記載の清掃具用塵埃除去収容器。
  4. 上記塵埃除去板状部が、少なくともその前端部において上記底部に対し上下動可能であり、塵埃除去板状部の少なくとも前端部が前記底部に対し上方に離隔した状態で、前記塵埃除去板状部の塵埃落下孔を通じて底部上に落下した塵埃を前方に排出し得る請求項1乃至3の何れか1項に記載の清掃具用塵埃除去収容器。
  5. 上記塵埃除去板状部と支持部が一体状をなす請求項1乃至4の何れか1項に記載の清掃具用塵埃除去収容器。
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