JP2016041848A - 蒸着マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた洗浄効果を得ることができ、蒸着工程を迅速に再開して完成品の歩留まりを向上させることが可能な蒸着マスクの提供。【解決手段】蒸着源を使う蒸着工程に用いられ、第1本体100及び第2本体200を含む蒸着マスク10。第1本体100は、複数の第1貫通孔180が形成されている第1重なり領域150を有する。第2本体200は、複数の第2貫通孔280が形成されている第2重なり領域250を有し、第1本体100と異なる方向に延びて形成される。第1重なり領域150と第2重なり領域250とを重ね合わせる場合、第2重なり領域250における第1貫通孔180の投影範囲は、第2貫通孔280の範囲外にある蒸着マスク10。【選択図】図2A

Description

本発明は、蒸着装置に関し、具体的に、表示装置の製造工程に用いられる蒸着マスクに関する。
有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode,以下OLEDと称す)は、有機EL表示装置とも呼ばれ、超薄型、高輝度、高発光効率、高反応速度、広視野角等の優れた特性を有し、しかも自発光のため、バックライトを必要としない。OLEDは、陰極と陽極の間に設置される有機層を有する。OLEDは、有機材料の特性を利用して、エネルギーを光として放出することができる。簡単にいうと、OLEDは有機発光層を有する。また、OLEDは、有機材料の種類及びその組み合わせによって様々な光を発することができる。
OLEDの製造工程中には、例えば、気相堆積法や液相堆積法、塗布法、電気めっき法などの方法を利用して成膜することができる。有機膜層は、真空蒸着法と、マスクで成膜領域を規定する方法との組み合わせで形成される。図1A乃至図1Cに示すように、従来のマスク90は、上部シート体820を下部シート体810に掛けることで形成されている。さらに、上部シート体820及び下部シート体810には、枠体900が架設されている。基材Sにおいて、上部シート体820及び下部シート体810に囲まれて成膜領域Mが構成される。蒸着工程が終了するたびに、マスク90を洗浄(例えば、薬液浸漬、薬液スプレー、及び/又は洗浄装置による洗浄)して、マスク90に付着した蒸着材料を除去し、洗浄したマスク90を乾燥させて次回の蒸着に備える。
しかしながら、互いをかけて形成する上部シート体820及び下部シート体810では、それぞれが独立した部材であるため、両者が粘着または溶接されていない場合、両者の重なり部分Aに微小な隙間gが形成される。マスク90の洗浄中に薬液が隙間gに流入することがありながらも、重なり部分Aにおいて、重なり部分の面積が大きく、また隙間gが狭いため十分な洗浄の確保が困難となる。さらに、隙間g内に流入した薬液及びその薬液に付着した物質が隙間gを通過するのを確保するのも困難であるため、洗浄後にマスク90から除去されにくくなる(すなわち、隙間g、マスク90に残留することになる)。このため、上部シート体820と下部シート体810との重なり部分A及び隙間gには、洗浄後でも成膜材料が過剰に残留する虞がある。また、薬液の成分もマスク90に残留する可能性がある。これらの残留物は、汚染物になり得てマスク90の耐久性を低下させるほか、蒸着工程中に放出されて、製造工程の品質に悪影響を与えることもあるため、製品の歩留まりに影響を及ぼす。
そこで、本発明の1つの目的は、容易に洗浄可能な蒸着マスクを提供することである。
本発明のもう1つの目的は、使用率が高く、且つ蒸着製品の歩留まりの向上に貢献する蒸着マスクを提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の蒸着マスクは、蒸着源を使う蒸着工程に用いられ、第1本体及び第2本体を含む。第1本体は、複数の第1貫通孔が形成されている第1重なり領域を有する。第2本体は、複数の第2貫通孔が形成されている第2重なり領域を有し、第1本体と異なる方向に延びる。第1重なり領域と第2重なり領域とを重ね合わせた場合、第2重なり領域における第1貫通孔の投影範囲は、第2貫通孔の範囲外にある。
本発明に係る蒸着マスクでは、第1本体と第2本体とが互いに重ねて設けられる。第1本体と第2本体とが互いに重ねて設けられる場合、その重なり部分には、第1貫通孔及び第2貫通孔によって孔が形成されている。
本発明に係る蒸着マスクでは、第1本体及び第2本体には、それぞれ第1貫通孔及び第2貫通孔が形成され、第1本体と第2本体とは、互いに重ねて設けられる。第1本体と第2本体とは、互いに重ねて設けられた場合、第1貫通孔及び第2貫通孔が形成される部分が重なるように設けられる。第2本体における第1貫通孔の投影範囲は、第2貫通孔の範囲外にある。
本発明の蒸着マスクによれば、優れた洗浄効果を得ることができ、蒸着工程を迅速に再開して完成品の歩留まりを向上させることができる。
従来の蒸着マスクの分解図である。 従来の蒸着マスクの上面図である。 従来の蒸着マスクの側面図である。 本発明の第1実施形態に係る蒸着マスクの分解図である。 本発明の第1実施形態に係る蒸着マスクの分解図である。 本発明の第1実施形態に係る蒸着マスクの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る蒸着マスクの上面図である。 図3BのA−A線の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る蒸着マスクにおける液体の流れを示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る蒸着マスクを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る蒸着マスクを示す図である。 図5のB−B線及び図6のC−C線の断面図である。 本発明の第4実施形態に係る蒸着マスクを示す図である。 図8AのD−D線の断面図である。 本発明の第1〜4実施形態に係る蒸着マスクの使用例を説明する図である。 本発明の第1〜4実施形態に係る蒸着マスクの使用例を説明する図である。 本発明の第5実施形態に係る蒸着マスクの分解図である。 図10に示された蒸着マスクの使用例を説明する図である。
本発明に係る蒸着マスクは、蒸着源を使う蒸着工程に用いられる。蒸着工程によって、例えば、基材の表面に膜層を形成することができる。好ましくは、本発明に係る蒸着マスクは、有機EL表示装置(Organic Light Emitting Display,OLED,または有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode)の成膜工程または蒸着工程において、基材の特定領域に有機発光層を形成するために用いられる。この特定領域は、例えば、表示パネルにおける表示領域であってもよいし、画素が形成される領域であってもよい。蒸着源から基板に向かって放出される、気化された有機分子などの蒸着材料は、蒸着マスクを通過して、基材にパターン化された有機発光層、または限定領域の有機発光層を形成する。
蒸着工程が終了する度に、蒸着マスクを洗浄して(例えば、洗浄設備で洗浄を行う)蒸着マスクに付着した蒸着材料を除去し、さらに洗浄した蒸着マスクを乾燥させて次回の蒸着工程に備える。本発明に係る蒸着マスクは、それ自体の有する構造によって洗浄効果に優れている。
図2Aに示す第1実施形態に係る蒸着マスク10は、第1本体100及び第2本体200を含んでいる。第1本体100は、第1重なり領域150を有している。第2本体200は、第2重なり領域250を有している。第1重なり領域150には、複数の第1貫通孔180が形成されている。第2重なり領域250には、複数の第2貫通孔280が形成されている。本実施形態において、第1本体100と第2本体200は、異なる方向に延びて配置され、いずれも長尺状の金属シートであることが好ましい。これらの金属シート上には、複数の第1貫通孔180または複数の第2貫通孔280が形成されている。そのため、第1重なり領域150は、金属シートである第1本体100の、複数の第1貫通孔180が形成される領域とされてもよいし、第2重なり領域250は、金属シートである第2本体200の、複数の第2貫通孔280が形成される領域とされてもよい。複数の第1貫通孔180または複数の第2貫通孔280は、第1本体100または第2本体200に集中して形成されることが好ましい。さらに、複数の第1貫通孔180または複数の第2貫通孔280は、第1本体100または第2本体200の1つ以上の領域に集中して形成されて、1つ以上の第1重なり領域150または第2重なり領域250を形成することが好ましい。第1本体100は、第2本体200と重ね合わせられると、第2本体200の少なくとも1つの第2重なり領域250と重なる第1重なり領域150を少なくとも1つ有する。
一方、第1貫通孔180または第2貫通孔280の貫通孔サイズは、開口面積ともいえる。複数の第1貫通孔180または複数の第2貫通孔280の開口面積の合計は、総開口面積ともいえる。総開口面積は、貫通孔サイズや貫通孔の個数、形状によって決定される。
図3Aに示すように、蒸着マスク10内に重ね合わせられた第1本体100及び第2本体200は、異なる方向に延びて幾何学的範囲を構成することが好ましい。例えば、互いに間隔を空けて同じ方向に延びる2つの第1本体100と、互いに間隔を空けて同じ方向に延び且つ第1本体100と垂直になる2つの第2本体200とを矩形状の枠体とすることで、矩形の領域が囲まれて形成される。または、図3Aに示すように、互いに間隔を空けて同じ方向に延びる2つの第1本体100と、互いに間隔を空け且つ第1本体100と垂直になる3つの第2本体200とにより、2つの矩形状の領域が囲まれて形成される。蒸着時に、基材の露出部分は、枠体によって囲まれる領域に相当する。言い換えれば、この枠体によって基材の成膜領域が規定され、その成膜領域に蒸着材料を蒸着する。図3Aに示すように、第1本体100と第2本体200とを重ね合わせると、第1重なり領域150は第2重なり領域と互いに重なり合うことが好ましい。この場合、第1本体100と第2本体200とを重ね合わせて第1重なり領域150と第2重なり領域とが重なり合ったとき、第2重なり領域250における第1貫通孔180の投影は、第2貫通孔280の範囲外に位置し、第1重なり領域150における第2貫通孔280の投影は、第1貫通孔180の範囲外に位置するようになる。言い換えれば、第1本体100と第2本体200との重なり部分(即ち、重ね合わせ領域150/250)において、第1貫通孔180及び第2貫通孔280が位置を互いにずれるように形成されることで、第1重なり領域150が第2重なり領域と重なり合う場合でも、第1貫通孔180と第2貫通孔280とが直接に連通することはない。つまり、第1貫通孔180が第2本体200によって遮蔽され、且つ第2貫通孔280が第1本体100によって遮蔽されるため、重ね合わせ領域150/250の両反対側の表面を貫通する貫通孔が上記の重なり部分に存在することはない。
図2B及び図3A〜3Cに示すように、第1本体100の第1重なり領域150には、複数の第1貫通孔180が互いに間隔を空けて形成され、第2本体200の第2重なり領域250には、複数の第2貫通孔280が互いに間隔を空けて形成されている。しかも、複数の第2貫通孔280と複数の第1貫通孔180とは位置ずれしている。第1貫通孔180と第2貫通孔280との位置ずれ量(位置ずれ距離)は、第1貫通孔180の孔径または第2貫通孔280の孔径よりも大きいことが好ましい。図3Cに示すように、隣り合う貫通孔、例えば、隣り合う第1貫通孔180と第2貫通孔280との位置ずれ距離Dは、第1貫通孔180または第2貫通孔280の孔径dよりも大きい。ここで、距離Dは、第1貫通孔180(または第2貫通孔280)と、この第1貫通孔180(またはこの第2貫通孔280)に最も接近する第2貫通孔280(または第1貫通孔180)との距離に相当する。具体的に、距離Dは、例えば、第1貫通孔180の中心から、この第1貫通孔180に隣り合う第2貫通孔280の中心までの距離、あるいは、第1貫通孔180の左側縁部から、この第1貫通孔180に隣り合う第2貫通孔280の左側縁部までの距離にも相当する。さらにいうと、第1重なり領域150と第2重なり領域250との重ね合わせ領域150/250において、第1貫通孔180と第2貫通孔280とが位置ずれし、しかも、第2重なり領域250における第1貫通孔180の投影範囲が、隣り合う第2貫通孔280同士間にあり、第1重なり領域150における第2貫通孔280の投影範囲が、隣り合う第1貫通孔180同士間にある。なお、位置ずれ距離Dを孔径dよりも大きくすることで、第2重なり領域250における第1貫通孔180の投影範囲は、第2貫通孔280の範囲と重ならなくなることが好ましい。図3B及び図3BのA−A線の断面図である図3Cに示すように、蒸着マスク10を上から見たとき、例えば、第2本体200が第1本体100の上方に位置する蒸着マスク10を上から見たときは、第2重なり領域250における第2貫通孔280が見え、さらに、第2貫通孔280からその下方にある第1本体100も見える。第2貫通孔280によって露出された第1本体100部分の両側には、第1貫通孔180がある。第1貫通孔180(図3Bにおける拡大図では点線で示されている)は、第2本体200によって遮蔽されている。逆に、蒸着マスク10を下から見たときは、第1重なり領域150における第1貫通孔180が見え、さらに、第1貫通孔180からその上方にある第2本体200も見える。
図2B及び図3A〜3Cに示すように、蒸着マスク10を設計する段階において、第1重なり領域150、第2重なり領域250、及び、第1重なり領域と第2重なり領域との重ね合わせ領域150/250は略方形に設計される。設計時に、図2Bに示すように、重ね合わせ領域150/250は25個の方形領域に仕切られている。これらの方形領域は、第1重なり領域150及び第2重なり領域250において第1貫通孔180及び第2貫通孔280が交互に形成される。例えば、奇数の方形領域(例えば、第1重なり領域150の第1列または第1行の第1個、第3個、第5個)に第1貫通孔180が形成されるとともに、偶数の方形領域(例えば、第2重なり領域250の第1列または第1行の第2個、第4個)に第2貫通孔280が形成されることにより、第1貫通孔180と第2貫通孔280とは、第1重なり領域と第2重なり領域との重ね合わせ領域150/250に交互に形成されるようになる。ここでは、第1重なり領域150における第1列または第1行は、第2重なり領域250における第1列または第1行に対応している。第1本体100と第2本体200とを重ね合わせ、且つ第1重なり領域150と第2重なり領域250とを互いに重ね合わせた場合、第1重なり領域150における第1列(または第1行)は、第2重なり領域250における第1列(または第1行)の上方または下方に位置する。言い換えれば、縁部に設置される第1貫通孔180以外の第1貫通孔180(あるいは、第2重なり領域における第1貫通孔180の投影範囲)は、複数の第2貫通孔280によって囲まれる。逆の場合、縁部に設置される第2貫通孔280以外の第2貫通孔280(あるいは、第1重なり領域における第2貫通孔280の投影範囲)は、複数の第1貫通孔180によって囲まれる。
さらに、重ね合わせられた第1本体及び第2本体では、第1重なり領域150と第2重なり領域250との間に隙間Gが形成されている。図2B及び図3A〜3Bに示すように、隙間Gは、第1本体100と第2本体200とを積み重ねる場合、例えば、粘着または溶接せずに自然に形成されるものであってもよいが、微小な隙間であることが好ましい。第1貫通孔180及び第2貫通孔280は、隙間Gによって連通されている。このように、第1本体100または第2本体200の一方の表面に液体があると、その液体は、第1貫通孔180または第2貫通孔280を滲入して、毛細管現象で隙間Gを通じ第1本体100または第2本体200の他方の表面に到達し、すなわち、第1本体100から第2本体200及び第2貫通孔280まで流れるか、または第2本体200から第1本体100及び第1貫通孔180まで流れる。言い換えれば、本実施形態に係る蒸着マスクは、それ自体が有する構造、例えば、第1本体100及び第2本体200によって、第1本体100と第2本体200との重ね合わせ部分に液体の流通及びその分配を促進する。図4に示すように、液体が洗剤の場合、本実施形態に係る蒸着マスクの構造によれば、第1本体100と第2本体200との重ね合わせ部分まで洗剤が流れることで、優れた洗浄効果を得ることができ、さらに、第1貫通孔180及び第2貫通孔280の配置によって洗剤が第1貫通孔180または第2貫通孔280から排出することで、隙間Gにおける洗剤の残留を防止することもできる。また、本実施形態に係る蒸着マスクは、洗浄後でも重ね合わせ領域の液体及び蒸着材料の通過性によって乾燥時間が短くなって、使用率を向上させることができる。
他の実施形態において、第1貫通孔180または第2貫通孔280は、例えば、矩形、円形などの他の形状であってもよい。貫通孔の形状は、その成形の効率によって決定されてもよい。例えば、貫通孔を円形に成形しやすい場合には、第1貫通孔180及び/又は第2貫通孔280の形状として円形を選択する。また、第1貫通孔180または第2貫通孔280の(総)開口面積を変更してもよい。図5に示す第2実施形態において、第1本体100a及び第2本体200aには、矩形の第1貫通孔180a及び矩形の第2貫通孔280aが位置ずれして形成されている。この場合、第1貫通孔180aまたは第2貫通孔280aの開口面積は、貫通孔の形状及びその分布形態によって上記の実施形態と異なっている。図6に示す第3実施形態において、第1本体100b及び第2本体200bには、円形の第1貫通孔180b及び円形の第2貫通孔280bが交互に形成されている。この場合、第1貫通孔180bまたは第2貫通孔280bの開口面積は、貫通孔の形状及びその分布形態によって上記の実施形態と異なっている。図5乃至図7に示す実施形態に比べて、図3B乃至図3Cに示す第1実施形態では、第1貫通孔180及び第2貫通孔280の開口面積が大きく、且つ、重ね合わせ領域150/250の孔(第1貫通孔及び第2貫通孔からなるものである)の総開口面積も大きい。図3B乃至図3Cに示す第1実施形態では、例えば、第1貫通孔180及び第2貫通孔280の開口の長さ及びその幅をそれぞれ5単位としてもよい。逆に、図3B乃至図3Cに示す第1実施形態に比べて、図5乃至図7に示す実施形態(図5及び図6の断面図である図7を同時に参照する)では、第1重なり領域150における第1貫通孔180aまたは第1貫通孔180b、及び第2重なり領域250における第2貫通孔280aまたは第2貫通孔280bは、図3B乃至図3Cに示された第1貫通孔180及び第2貫通孔280よりも、開口面積が小さく、且つ、重ね合わせ領域150/250の孔(第1貫通孔及び第2貫通孔からなるものである)の総開口面積が小さい。図5乃至図7に示す実施形態では、例えば、第1貫通孔180及び第2貫通孔280の開口の長さを6単位とし、開口の幅を4単位としてもよい。一般に、重ね合わせ領域150/250の総開口面積が大きければ大きいほど、重ね合わせ領域150/250における、第1本体と第2本体との重なり部分の面積が小さくなる。なお、原則的には、大きい総開口面積且つ小さい重なり面積が優れた液体の通過性(例えば、重ね合わせ領域150/250における液体の通過性に優れる)を有する。第1貫通孔180の総開口面積と第2貫通孔280の総開口面積との合計は、第1重なり領域150の面積または第2重なり領域250の面積の90%よりも小さいことが好ましい。
別の実施形態において、第1貫通孔の開口面積または総開口面積は、第2貫通孔の開口面積または総開口面積とは異なってもよい。図8A及び図8Bに示す第4実施形態において、第1貫通孔180cの開口面積は、第2貫通孔280cの開口面積よりも小さい。ここで、第1貫通孔及び/又は第2貫通孔の貫通孔サイズまたは(総)開口面積は、蒸着マスク10と蒸着源との位置関係、例えば、第1本体及び第2本体から蒸着源までの距離に応じて設計されてもよいし、蒸着マスクの洗浄形態及び/又は洗浄設備の洗浄モードによって設計されてもよいし、上記の要因をすべて考慮して設計されてもよい。例えば、蒸着源Cに面する第1本体100の第1貫通孔180の貫通孔サイズまたは(総)開口面積を小さくし、好ましくは、第1貫通孔180cの貫通孔サイズまたは(総)開口面積を、第2貫通孔280cの貫通孔サイズまたは(総)開口面積よりも小さくする。こうすることで、蒸着中に第2本体に、さらに蒸着しようとする基板に付着する蒸着材料を減らすことができる。図8A及び図8Bには、第1本体100が下方に位置する構成が示されたが、これに限定されない。
本発明の第1本体及び第2本体は、支持部材に連結されることが好ましい。図9A及び図9Bに示すように、第1本体100及び第2本体200は支持部材に設置されてもよい。こうすることで、第1本体100及び第2本体200の延び方向及びこれらによって囲まれた幾何学的範囲を固定することができる。また、支持部材は枠体500であることが好ましい。枠体500には、蒸着しようとする基材、例えば、ガラス基板Sが設置されてもよい。
図9A及び図9Bに示す実施形態では、2つの第1本体100がY軸方向に平行に延び、3つの第2本体200がX軸方向に平行に延びている。2つの第1本体100と3つの第2本体200とのZ軸上の位置は異なっている。例えば、第2本体200は、第1本体100の上方に位置するとともに、下方にある2つの第1本体100に重ねて設けられる。各第1本体100は、各第2本体200の第2重なり領域250とそれぞれ重なり合う3つの第1重なり領域150を有している。そのため、これらの第1本体100及び第2本体200によって、略T字状の枠が構成され、しかも、2つの矩形の領域が囲まれて形成される。
また、第1本体100、第2本体200及び枠体500は、Z軸方向に順次に設置されているが、これに限定されない。例えば、第1本体100と第2本体200の設置位置を入れ替えてもよい。図9A及び図9Bに示す第1本体100、第2本体200及び枠体500の上下位置関係は、実際操作中に三者の相対的な位置を限定しない。本実施形態において、枠体500は、第1本体100及び第2本体200の端縁を跨ぐように配置され、且つ、第1本体100または第2本体200の対向する両端は、枠体500の対向する両側に連結されている。また、第1本体100及び第2本体200は、溶接、例えば、レーザスポット溶接で枠体500に固設されてもよい。さらに、枠体500は、支持台(図示せず)を含んでもよい。基板Sは、支持台上に設置されている。好ましくは、基板Sの蒸着される一面が支持台と背向するように配置され、第1本体100及び第2本体200が、基板Sの蒸着される一面に面するように枠体500に設置されるとともに基板Sを遮蔽する。言い換えれば、基板Sは、第1本体100及び第2本体200(蒸着マスクともいえる)と、枠体500との間に介在されている。この場合、第1本体及び第2本体のうちの、枠体500から離れる一方は、蒸着源に接近する本体であり、例えば、第1本体100は蒸着源に接近する本体である。蒸着中に、第1本体100の蒸着源に面する一面、及び蒸着源に面して第1本体100と重ならない第2本体200の部分、すなわち、遮蔽されない部分は、蒸着材料を直接に受ける。
例えば、基板Sは、ガラス基板であってもよい。ガラス基板は、枠体500と、第1本体100及び第2本体200(蒸着マスクともいえる)との間に設置され、且つ、略T字状の枠体で囲まれた2つの矩形の領域によって成膜領域が規定される。各矩形の領域、すなわち、成膜領域のサイズは、例えば、65インチパネルの1850mm×1500mmのサイズ(すなわち、G6サイズ)であってもよい。蒸着終了後、G6サイズの完成品には、2つの矩形状の膜層、例えば、有機膜層が形成される。
他の実施形態において、蒸着室中において、基板Sは、例えば、吸盤装置によってその非蒸着面を吸着して、蒸着マスクの上方に固定することができる。通常、蒸着源は、蒸着マスクの下方に位置して、蒸着マスク及び基板Sの方向に向かって蒸着が行われる。蒸着マスクは、必ずしも基板Sに密着されなくてもよい。言い換えれば、蒸着マスクは、基板Sと間隔を空けて配置されてもよい。本発明に係る蒸着マスクは、それ自体が有する構造によって短時間で優れた洗浄効果を得ることができるため、蒸着工程を迅速に再開して完成品の歩留りを向上させることができる。
図10は、本発明の第5実施形態に係る蒸着マスクを示す図である。蒸着マスク10nは、第1本体110及び第2本体220を含んでいる。第1本体110は、複数の第1貫通孔180が形成されている第1重なり領域150を有している。第2本体220は、複数の第2貫通孔280が形成されている第2重なり領域250を有している。また、第1本体110の第1重なり領域150以外の部分には、成膜領域を規定するための開口120がさらに形成されている。図10に示す実施形態において、第1本体110に形成されている複数の開口120は、例えば、一定のルールで配列されて第1本体110の一部の領域を占める。さらに、これらの開口120は、そのサイズが画素のサイズに相当し、マトリックス状に配列されている。図10に示すように、第1本体110の、開口120が複数形成される領域は、格子状の構造を形成する。そのため、第1本体110の、成膜領域が規定される構成によって、画素に対応する有機層が基材上に形成されるという蒸着方式を提供することができる。
一方、第2本体220は、複数の第2重なり領域250を有してもよい。図10に示すように、これらの第2重なり領域250は、第2本体220の延び方向に沿って配列されている。または、第2本体220は、その延び方向に沿って延びる重なり領域250’を有するともいえる。
第1本体110及び第2本体220の使用について、図10及び図11に示すように、複数の第1本体110は、y軸方向に平行に延びるとともに、x軸方向に沿って並列している。そのため、第1本体110の両端及び中央に接近する第1重なり領域150は略揃え、且つ、この並列方向、すなわち、x軸方向に延びる重なり領域150’を構成する。一方、第2本体220は、x軸方向に延びる重なり領域250’を有している。並列する複数の第1本体110を第2本体220と重ねるとともに、重なり領域150’と重なり領域250’とを互いに重ね合わせることにより、重ね合わせ領域150’/250’に孔が形成される。このように、上記の構造によれば、第1本体110と第2本体220との重なり部分に液体の流通及びその分配を促進する。液体が洗剤の場合、本発明に係る蒸着マスクは、それ自体が有する構造によって優れた洗浄効果を得ることができ、さらに、洗浄後、重ね合わせ領域の液体の通過性によって短時間で乾燥できて、使用性を向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施例を挙げて説明したが、これは本発明を限定するものではなく、当業者であれば本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り、各種の変動や潤色を加えることができる。従って、本発明の保護を求める範囲は、特許請求の範囲を基準とする。
<本発明>
10、10n 蒸着マスク
100、100a、100b、100c、110 第1本体
120 開口
150 第1重なり領域
180、180a 第1貫通孔
200、200a、200b、200c、220 第2本体
250 第2重なり領域
280、280a 第2貫通孔
500 枠体
G 隙間
D 孔径
d 距離
S 基板
C 蒸着源
<従来技術>
820 上部シート体
810 下部シート体
900 枠体
90 マスク
M 成膜領域
A 重なり部分
g 隙間

Claims (6)

  1. 蒸着源を使う蒸着工程に用いられる蒸着マスクであって、
    複数の第1貫通孔が形成されている第1重なり領域を有する第1本体と、
    複数の第2貫通孔が形成されている第2重なり領域を有し、前記第1本体と異なる方向に延びる第2本体と、を含み、
    前記第1重なり領域と前記第2重なり領域とを重ね合わせたとき、前記第2重なり領域における前記第1貫通孔の投影範囲は、前記第2貫通孔の範囲外にあることを特徴とする蒸着マスク。
  2. 前記第2重なり領域における前記第1貫通孔の投影範囲は、隣り合う前記第2貫通孔同士間に挟まれることを特徴とする請求項1に記載の蒸着マスク。
  3. 前記第1重なり領域と前記第2重なり領域との間には、隙間が形成され、
    前記隙間は、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とそれぞれ連通することを特徴とする請求項1に記載の蒸着マスク。
  4. 前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔の少なくとも一方は円形状であることを特徴とする請求項1に記載の蒸着マスク。
  5. 前記第1本体は、前記第2本体よりも前記蒸着源に接近し、
    前記第1貫通孔は、前記第2貫通孔よりも開口面積が小さいことを特徴とする請求項1に記載の蒸着マスク。
  6. 複数の前記第1貫通孔の総開口面積と複数の前記第2貫通孔の総開口面積との合計は、前記第1重なり領域の面積の90%よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の蒸着マスク。
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