JP2016041185A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上球皿14に貯留した遊技球を1列に並べて案内するよう傾斜して形成された球誘導路106の案内下流側に、1列で案内された複数個の遊技球が並んで通過可能な大きさの球抜き口110が形成される。球抜き口110には、該球通出路110を開閉可能に構成されたシャッタ部120が設けられ、該シャッタ部120は、球抜き口110を閉じた状態で球誘導路106の一部を構成して複数個の遊技球を並べて支持すると共に、球抜き口110を開放した状態で複数個の遊技球が該球抜き口110を並んで通過するのを許容する。球抜き口110の出口には、該球通出部110から通出された遊技球を受け入れて排出可能な球排出路73が備えられる。
【選択図】図17
Description
機体の前側に配設された球皿(14)に貯留された遊技球を、球送り装置(24)の作動により1球ずつ球発射装置(23)へ供給して打ち出すことで遊技が行われる遊技機において、
前記球皿(14)に貯留した遊技球を1列に並べて案内するよう傾斜して形成された球誘導路(106)と、
前記球誘導路(106)の案内下流側に形成され、該球誘導路(106)で1列で案内された複数個の遊技球が並んで通過可能な大きさに形成された球通出部(110)と、
前記球誘導路(106)の案内下流側において該球誘導路(106)と前記球送り装置(24)側とを連通するよう形成され、該球送り装置(24)の作動により遊技球が1個ずつ通過可能な球送出部(77)と、
前記球通出部(110)を開閉可能に配設され、球通出部(110)を閉じた状態で前記球誘導路(106)の一部を構成して複数個の遊技球を並べて支持すると共に、球通出部(110)を開放した状態で複数個の遊技球が該球通出部(110)を並んで通過するのを許容する球抜き部材(120)と、
前記球通出部(110)から通出された遊技球を受け入れて排出可能な球排出路(73)とを備えたことを要旨とする。
前記球送出部(77)は、前記球誘導路(106)の最下流部において開口し、
前記球誘導路(106)の最下流部には、前記球送出部(77)に対向して誘導片(111)が設けられ、
前記誘導片(111)は、前記球抜き部材(120)上に並ぶ複数の遊技球のうち、球誘導路(106)の最下流部にある1個の遊技球を、前記球送出部(77)側へ案内するよう構成されていることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、球誘導路の最下流部に球送出部および誘導片を設けたことで、球誘導路の最下流部にある1個の遊技球を誘導片により球送出部に向けて円滑に案内することができ、遊技中に該球誘導路内において遊技球の球詰まりが発生するのを防止し得る。
前記球通出部(110)は、前記球誘導路(106)における案内下流側の底部に形成され、
前記球通出部(110)を閉じた状態で前記球誘導路(106)の底部を構成する前記球抜き部材(120)の上面は、前記球誘導路(106)の最下流部に向けて下方傾斜すると共に後方へ下方傾斜し、該球誘導路(106)の後側において前後に開口した前記球送出部(77)の前側で最も低くなっていることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、球誘導路の底部に形成された球通出部を閉じた球抜き部材上に載った遊技球は、球送出部に向けて移動し易くなっており、遊技中に該球誘導路内において遊技球の球詰まりが発生するのを防止し得る。
前記球排出路(73)の球通出部(110)側は、前記球通出部(110)を通過した複数個の遊技球が並んだ状態で通過可能な幅に形成されていることを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、球排出路の球通出部側が、球通出部から通出された複数個の遊技球が並んだ状態で通過可能となっているので、球通出部を介して球皿から球排出路へ遊技球を迅速に通出することができる。
図1〜図3に示すように、実施例に係るパチンコ機10は、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤30を着脱可能に保持する本体枠としての中枠(本体)12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤30の裏側に、所定条件の成立(始動入賞装置34の始動入賞口へのパチンコ球の入賞)を契機として演出用の図柄(以下飾図という)を変動表示させて図柄変動演出を行う演出実行手段としての図柄表示装置(表示装置)45が着脱可能に配設されている。また、中枠12の前面側には、遊技盤30を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護板52(図1参照)で前後に開口する窓口13aを覆うよう構成された装飾枠または機体としての前枠(前側部材)13が開閉可能に組み付けられている。前枠13の下部位置には、パチンコ球を貯留する上球皿(球皿)14および下球皿15が上下に離間して該前枠13と一体的に開閉可能に設けられている。また、前枠13の前側における下球皿15の側方に、中枠12の下枠部材18に配設された球発射装置23(図3参照)を作動する操作ハンドル16が設けられると共に、該前側13の裏側に、上球皿14に貯留したパチンコ球を球発射装置23に向けて1球ずつ供給する球送り装置24が配設されている。これにより、パチンコ機10は、操作ハンドル16の回動操作によって球送り装置24および球発射装置23が作動されて、上球皿14に貯留されたパチンコ球が1球ずつ遊技盤30に向けて発射されるようになっている。
外枠11は、図2および図3に示すように、4つの枠部材を相互に組み付けることで縦長の矩形枠体として構成されている。外枠11には、中枠12の後述する左枠部材19側がヒンジ機構25を介して開閉および着脱自在に支持され、外枠11に対して中枠12を閉成することで、該外枠11内に中枠12を収容するよう構成されている。
中枠12は、図3に示すように、上縁をなす上枠部材17と、下縁をなして球発射装置23や各種制御装置(図示せず)等を設置する設置部として機能する下枠部材18と、左縁をなす左枠部材19と、右縁をなす右枠部材20とを備え、これら上下左右の枠部材17,18,19,20を組み付けた際に、全体が外枠11の前開口端に整合する大きさに形成される。そして、中枠12は、左枠部材19がヒンジ機構25を介して外枠11に対し回動自在に支持され、左枠部材19側を中心として回動して外枠11に閉成される。中枠12の右枠部材20には、外枠11に設けられた施錠部材に係脱する施錠機構(図示せず)が設けられ、外枠11に対して中枠12を閉成した状態で、該施錠機構が施錠部材に係止することにより右枠部材20が外枠11に対して施錠されるようになっている。中枠12には、上下左右の枠部材17,18,19,20を組み付けることで前後に開口する遊技盤保持部12aが画成され、該遊技盤保持部12aに遊技盤30が着脱自在にセット保持される。実施例では、上下の枠部材17,18が合成樹脂材で成形されると共に、左右の枠部材19,20はアルミニウム等の金属材により成形されて、中枠12全体としての剛性を確保しつつ軽量化が図られている。なお、中枠12は、上下左右の各枠部が一体成形されたものであってもよい。
遊技盤30は、ベニヤ材や合成樹脂材により形成された略矩形状の板部材であって、図1および図3に示すように、該遊技盤30の裏面側に図柄表示装置45が着脱可能に組み付けられている。遊技盤30の前面には、略円形状に湾曲形成した案内レール31が配設されており、該案内レール31により画成される略円形の遊技領域32に、中枠12に配設された球発射装置23から発射されたパチンコ球が打ち出されることで遊技が行われるようになっている。また、遊技盤30には、前後に貫通する複数の装着口が開設されており、各種の遊技盤設置部品(具体的には枠状装飾体33、始動入賞装置34、特別入賞装置36、球通過ゲート37、普通入賞具38等が各装着口に対し前側から取り付けられる。遊技盤30の前面における遊技領域32には、多数の遊技釘39が打設されると共に、枠状装飾体33の左側方に、遊技領域32を流下するパチンコ球の接触に伴って回転する所謂「風車」とも称される回転案内部材40が回転自在に支持されており、遊技領域32を流下するパチンコ球が遊技釘39や回転案内部材40に接触することで、流下方向が不規則に変化するよう構成されている。また、遊技領域32の最下部位置には、該遊技領域32に打ち出されたパチンコ球を排出するアウト口41が開設されている。なお、装着口の形成数は、遊技盤30に取り付けられる各種遊技盤設置部品の個数や配設位置等により必要に応じて適宜変更される。
図1に示すように、遊技盤30の遊技領域32の略中央に配設されたセンター役とも称される枠状装飾体33は、環状に構成されて内側には前後に開口する表示窓口33aが形成され、該表示窓口33aを介して図柄表示装置45の表示部45aが遊技盤30の前面側に臨むよう構成されている。遊技領域32には、遊技盤30における枠状装飾体33の下方位置に配設された第1始動入賞装置34と、遊技領域32の右側において装飾部材により隠れた第2始動入賞装置(図示せず)とが配設されている。第1始動入賞装置34は、始動入賞口が遊技領域32内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされ、遊技領域32を流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成されている。図示しない第2始動入賞装置は、該遊技領域32に開口する始動入賞口を開閉自在に閉成する開閉部材を備えており、駆動手段の駆動に伴って開閉部材が閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置とに変位するよう構成されている。
遊技盤30の遊技領域32には、図1に示すように、第1始動入賞装置34の右隣りおよび枠状装飾体33の右側部分の夫々に、特別入賞装置36が配設されている。第1始動入賞装置34の右隣りに配設された特別入賞装置36は、横長に開口する特別入賞口を開閉する開閉部材36aを備えており、駆動手段の駆動に伴って板状の開閉部材36aが前後方向へ回動することで特別入賞口を開閉するようになっている。枠状装飾体33の右側部分に配設された特別入賞装置36は、左右方向へ回動する開閉部材36aを備えており、駆動手段の駆動に伴って開閉部材36aが閉鎖位置から開放位置へ回動することで特別入賞口が画成されるよう構成されている。また、各特別入賞装置36には、特別入賞口に入賞したパチンコ球を検出する特別入賞検出手段としての特別入賞検出センサ(図示せず)が設けられて、該特別入賞検出センサはメイン制御基板に配線接続されており、該特別入賞検出センサからメイン制御基板への入賞検出信号の入力に伴って所定数(実施例では15個)の賞球が払い出されるようになっている。ここで、特別入賞装置36の駆動手段は、第1始動入賞装置34または第2始動入賞装置へのパチンコ球の入賞を契機として各特別入賞装置36の特別入賞口を開放する当り遊技(大当り遊技)が付与される場合に、当りの種類に応じた所定の開閉条件に従ってメイン制御基板によって駆動制御される。
前枠13は、図3〜図5に示す如く、全体が合成樹脂により中枠12の外形サイズに成形され、遊技盤30の遊技領域32および該遊技領域32の外側の一部を前側から視認し得る窓口13aを開設した基枠(ベース体)50と、該基枠50の裏側に配設された金属製の金属ベース枠51とを備え、該金属ベース枠51の裏側に保持した透視保護板52によって遊技盤30の遊技領域32を透視可能に保護するよう構成される。基枠50は、上縁をなす上枠部53と、下縁をなす下枠部54と、左縁をなす左枠部55と、右縁をなす右枠部56が一体的に成形されると共に、下枠部54の表側に、別体の設置基材57を固定して構成されている。すなわち、基枠50の下枠部54は、表側に設置基材57が配設されることで2重構造となっている。そして、前枠13は、中枠12に対して左枠部55がヒンジ機構25を介して回動自在に支持され、中枠12に対して前枠13を左枠部55側を中心として回動して閉成することで、中枠12の表側が前枠13で覆われる。また、中枠12に対して前枠13を閉成した状態では、右枠部56に配設した施錠機構26(図3参照)により中枠12に対して前枠13が施錠される。一方、右枠部56に配設した施錠装置58の解錠操作により施錠機構26が操作されることで、中枠12に対する前枠13の施錠が解除されて該前枠13の開放が可能となっている。窓口13aは、上下および左右の各枠部53,54,55,56の内縁部によって画成されている。図4および図5に示す如く、上枠部53の内縁部は上側に凹となる略弧状に形成され、左枠部55の内縁部は左側に凹となる略弧状に形成され、右枠部56の内縁部は右側に凹となる略弧状に形成されている。また、下枠部54の内縁部は、左右方向に略水平に延在すると共に、左右中央より右側が上方へ凸となる弧状部が連設された形状に形成されている。
設置基材57は、図4〜図7に示すように、基枠50の下枠部54と略同じ外郭形状に形成された板状部材であり、下枠部54の裏側から複数のネジの締結により該下枠部54の表側に強固に固定される。設置基材57は、中央から右部に亘って開口75が形成されており、表面の上部左側に上球皿14が取り付けられ、表面の上部右側に後述する可動操作装置(可動装置)200が取り付けられ、表面の下部左側(上球皿14の下方)に下球皿15が取り付けられると共に、表面の下部右側に操作ハンドル16が取り付けられる(図1)。また、設置基材57の表面の上下略中央には、左右に延在すると共に前方へ延出した支持ベース部材80が取り付けられ、可動操作装置200や前装飾部材90,91,92が取り付けられる基台として機能するようになっている。
支持ベース部材80は、図6および図7に示すように、設置基材57に固定される固定板部81と、該固定板部81の下縁から前方へ延出した支持板部82とを備えている。支持ベース部材80は、例えば所要厚のスチール製の金属板材を、プレス成形により所要の外郭形状に裁断すると共に折り曲げて形成したものである。固定板部81は、複数のネジ挿通孔が設けられており、該ネジ挿通孔に対して前側から挿通させたネジを設置基材57に締結することで、支持ベース部材80は、支持板部82が水平前方へ延出した状態で設置基材57に固定される。支持板部82は、左右方向に長い板状に形成され、左右長は設置基材57の左右長の1/2程度とされ、前後長は、設置基材57と後述する第1前装飾部材(カバー部材)90との前後方向の離間間隔より短く設定されている。支持板部82は、正面右側に位置して後述する可動操作装置200を支持する第1支持板部82aと、該第1支持板部82aの左側に連設されて、上面に中継基板83等が設置される第2支持板部82bとを備えている。中継基板83は、ケース83a内に収容されている。
支持板部82の前縁には、第1前装飾部材90における設置基材57から前方に離間した部位(離間部分90a)を固定する第1設置台部(第1設置部)84が設けられている。第1設置台部84は、設置基材57の表面からに離間した位置において、かつ該設置基材57の表裏方向と直交する方向で後述する下部スピーカボックス(構成部材)87から外れた位置に設けられている。第1設置台部84は、支持ベース部材80に一体に形成されており、支持板部82の前縁から上方へ折り曲げて上方へ延出すると共に左右に延在する板状部分であり、ネジを挿通するネジ挿通孔84aが設置基材57の表裏方向に沿う方向に貫通形成されている。第1設置台部84には、第1前装飾部材90に取り付けられた第1アタッチメント(アタッチメント)100(図12、図13参照)が固定されるようになっている。すなわち、支持ベース部材80は、第1前装飾部材90の固定用ベースとしても機能するようになっている。
設置基材57の下部(開口75の下部)は、図6〜図8に示すように、第1前装飾部材90の離間部分90aを固定する第2設置台部(第1設置部)89となっている。第2設置台部89は、設置基材57の表裏方向と直交する方向で下部スピーカボックス(構成部材)87から下方へ外れた位置に設けられている(図8参照)。第2設置台部89には、第1前装飾部材90に取り付けられた第2アタッチメント(アタッチメント)97(図5、図8、図12参照)が固定されるようになっている。第2設置台部89には、第2アタッチメント97を締結するためのネジ(図示せず)を挿通するネジ挿通孔89aが、設置基材57の表裏方向に沿う方向に貫通形成されている。
図6〜図9に示すように、設置基材57には、該設置基材57の表裏方向(実施例では前後方向)で第1設置部84と一致する位置に、該設置基材57の表裏方向へ貫通すると共に、該第1設置部84に対してアタッチメント100の第1取付部101を固定する固定手段としてのネジが挿通可能な貫通口85が開設されている。そして、支持ベース部材80の支持板部82には、貫通口85の表側開口と第1設置部84の裏側との間に、該設置基材57の裏側から貫通口85に挿通したネジを該第1設置部84に向け案内可能なガイド部材(ガイド部)86が設けられている。ガイド部材86は、設置基材57の前面から第1設置部84の後面まで延在する長さの半樋形状の長尺部材で、長手方向が前後となる向きで支持板部82の上面に固定されている。ガイド部材86は、樹脂製または金属製の部材であって、半樋形状をなすことで長手方向での撓み変形が発現し難くなっている。
図4、図5および図8に示すように、前枠13の基枠50には、設置基材57に設けた開口75に挿通した状態で該設置基材57の前側に突出し、前面にスピーカ88が配設された下部スピーカボックス(構成部材)87が配設されている。この下部スピーカボックス87は、前述した支持ベース部材80の支持板部82の直下に位置すると共に、下球皿15の右側に位置している。
第1前装飾部材90は、図1、図2、図4および図5に示すように、左から右に行くにつれて設置基材57の表面から前方へ離間するよう湾曲した部材であり、該設置基材57の表側から離間する離間部分90aを有している。第1前装飾部材90の離間部分90aにおける裏側には、図12に示すように、該第1前装飾部材90を設置基材57に支持するために用いられる第1設置ボス(第2設置部)95および第2設置ボス(第2設置部)96が設けられている。第1設置ボス95および第2設置ボス96は、第1前装飾部材90の離間部分90aを設置基材57に対して安定的に支持するうえで適した位置および数が設けられる。ここで、第1前装飾部材90の離間部分90aが下部スピーカボックス87の前方に位置しており、該離間部分90aの裏面に設けられる第1設置ボス95および第2設置ボス96は、設置基材57の表裏方向で該下部スピーカボックス87と重なる位置に設けられるものもある。このため、第1前装飾部材90に設けられた第1設置ボス95および第2設置ボス96は、設置基材57の表裏方向と直交する方向で、前述した第1設置台部84および第2設置台部89から外れた位置に設けられ、該第1設置ボス95および第2設置ボス96を基枠50側の第1設置台部84または第2設置台部89に直接固定することが不可能である。
第2設置部としての第1設置ボス95は、図12に示すように、第1前装飾部材90の離間部分90aの裏面から、設置基材57に向けて延出した丸ボス形状をなしている。そして第1設置ボス95は、延出端に、第1アタッチメント100を固定するネジを締結するためのネジ締結孔95aが形成されている。また、第1設置ボス95は、外周面に補強リブ95bが複数設けられており、延出端側が変位するような変形が規制されるようになっている。
第2設置部としての第2設置ボス96は、図12に示すように、第1設置ボス95と基本的形状は同じであり、第1前装飾部材90の離間部分90aの裏面から、設置基材57に向けて延出した丸ボス形状をなしている。そして第2設置ボス96は、延出端に、第2アタッチメント97を固定するネジを締結するためのネジ締結孔(図示せず)が形成されている。
第1アタッチメント100は、図8〜図11に示すように、第1設置台部84に対向して連結される第1取付部101と、第1設置ボス95に対向して連結される第2取付部102とを有し、第1取付部101および第2取付部102が一体に形成された部材である。従って、第2取付部102を第1前装飾部材90の第1設置ボス95に固定すると共に、第1取付部101を支持ベース部材80の第1設置台部84に固定することで、第1前装飾部材90の離間部分90aの上部が、基枠50の設置基材57に固定した支持ベース部材80を介して該設置基材57に支持されるようになっている。
第1取付部101は、図8〜図11に示すように、第1アタッチメント100を第1前装飾部材90に取り付けた状態において、設置基材57の表裏方向に延出するボス状をなし、その延出端には、第1設置台部84のネジ挿通孔84aに挿通したネジが締結されるネジ締結孔101aが形成されている。
第1設置ボス95,95は、第1前装飾部材90の離間部分90aの裏側形状に基づき、上下、左右および前後の各方向にずらして形成されている(図9、図12)。これにより第1アタッチメント100は、図10および図11に示すように、各第2取付部102,102が、対応する第1設置ボス95,95に合わせて、上下、左右および前後にずらして段状に形成されている。また、各第2取付部102,102は、対応する第1設置ボス95の延出端に形成されたネジ締結孔95aに締結するネジが挿通するネジ挿通孔102aが形成されると共に、対応する第1設置ボス95,95側へ延出した外周リブ102bを備えている。これにより、丸ボス状をなす第1設置ボス95は、その延出端部が第2取付部102に突入して嵌合するよう構成されている。従って、各第2取付部102,102を各第1設置ボス95,95に対してネジにより固定することで、第1前装飾部材90に対して第1アタッチメント100が適切な姿勢で保持されると共に安定的に取り付けられる。ここで、第1取付部101が取り付けられる第1設置台部84の面積は、第2取付部102,102が取り付けられる2つの第1設置ボス95,95における突出端の合計面積より小さくなっている。
複数の第1設置ボス95に夫々対応した複数の第2取付部102が設けられた第1アタッチメント100では、該第2取付部102により少ない数に設けられた第1取付部101が、設置基材57の表裏方向(第1取付部101と第1設置台部84との固定方向)において、互いに隣接する第2取付部102,102で挟まれた領域または囲まれた領域と重なる位置に設けられている。すなわち、図11(b)および図11(c)に示すように、1つの第1取付部101および2つの第2取付部102,102を備えた実施例の第1アタッチメント100では、設置基材57の表裏方向において、両第2取付部102,102で挟まれた領域に第1取付部101が位置するよう構成されている。換言すると、設置基材57の表裏方向と直交する方向において、一方の第2取付部102と第1取付部101との間隔は、該一方の第2取付部102と他方の第2取付部102との間隔より小さく、他方の第2取付部102と第1取付部101との間隔は、該他方の第2取付部102と一方の第2取付部102との間隔より小さくなっている。これにより、第1取付部101と第1設置台部84とを連結した場合には、各第2取付部102,102に夫々固定された各第1設置ボス95,95が第1設置台部84で支持されるようになり、第1前装飾部材90の離間部分90aの上部を基枠50に対して安定的に支持することが可能である。
第2アタッチメント97は、図12に示すように、第2設置台部89に対向して連結される第3取付部(第1取付部)98と、第2設置ボス96に対向して連結される第4取付部(第2取付部)99とを有し、第3取付部98および第4取付部99が一体に形成されている。従って、第4取付部99を第1前装飾部材90の第2設置ボス96に固定すると共に、第3取付部98を設置基材57の第2設置台部89に固定することで、第1前装飾部材90の離間部分90aの下部が、基枠50の設置基材57に支持されるようになっている。実施例の第2アタッチメント97は、第1前装飾部材90の離間部分90aの裏側に左右に離間して設けた複数(実施例では2つ)の第2設置ボス96,96に個別に対応する2つの第4取付部99,99を備え、両第2設置ボス96,96に固定されるよう構成されている。
第3取付部98は、図12に示すように、第2アタッチメント97を第1前装飾部材90に取り付けた状態において、設置基材57側へ延出すると共に左右に幅広の矩形板状をなし、その後端面に、第2設置台部89のネジ挿通孔89aに挿通したネジが締結されるネジ締結孔98aが形成されている。第4取付部99,99は、第2アタッチメント97の後部から左方および右方へ延出したフランジ状をなし、対応する第2設置ボス96,96に締結するネジが挿通されるネジ挿通孔99aが形成されている。従って、各第4取付部99,99を各第2設置ボス96,96に対してネジにより固定することで、第1前装飾部材90に対して第2アタッチメント97が適切な姿勢で保持されると共に安定的に取り付けられる。ここで、第2設置台部89は、左右中央が下方へ凹んでおり(図13参照)、第3取付部98が取り付けられる該第2設置台部89の面積は、第4取付部99,99が取り付けられる2つの第2設置ボス96,96における突出端の合計面積より小さくなっている。なお、第2アタッチメント97は、図8に示すように、下部スピーカボックス87の下方に位置して、該下部スピーカボックス87を支持可能となっている。
上球皿14は、図1、図4および図5に示すように、前方へ弧状に突出すると共に上方および後方へ開口し、多数個のパチンコ球を貯留し得る球貯留部105と、該球貯留部105の右方に連設されて第2球送り口77まで延在し、パチンコ球を左右1列に整列させながら該第2球送り口77に向けて案内する球誘導路106とを備えている。上球皿14は、球案内筒69の下方に位置する左部から第2球送り口77に向けて右下がりでかつ後方へ傾斜するように形成されており、球貯留部105に貯留されたパチンコ球が球誘導路106に向けて自然に移動するよう構成されている。上球皿14は、後端縁を設置基材57の表面における前記球案内筒69の左方から下方を介して右方に当接させた状態で、前側から複数のネジを設置基材57に締結することで該設置基材57に強固に固定され、球貯留部105および球誘導路106に貯留されたパチンコ球の重量を支え得るようになっている(図6、図7参照)。また、球貯留部105から球誘導路106に亘る底部における設置基材57の前面側に、導電性を有してアース側に接続された細長い金属板107が配設されている。これにより、球貯留部105から球誘導路106へ誘導されるパチンコ球が金属板107に接触することで、該パチンコ球に帯電した静電気を該金属板107を介して除去し得るよう構成されている。
球誘導路106は、図14および図15に示すように、上球皿14の球貯留部105に広がると共に重なった状態で貯留されているパチンコ球を、左右方向へ1列に並べて案内するよう傾斜して形成されている。球誘導路106は、図17および図18に示すように、上球皿14に設けられて、該球誘導路106の上壁および右壁をなす第1区画壁108と、上球皿14に設けられて、該球誘導路106の前壁をなす第2区画壁109と、前述した設置基材57とにより画成されている。第1区画壁108は、球誘導路106の上壁をなす部分が、該球誘導路106の案内下流側にいくにつれて下方へ傾斜しており、上球皿14内において重なっているパチンコ球を、上下1段に均すようになっている。
前述した第2球送り口(球送出部)77は、図17(a)および図17(b)に示すように、球誘導路106の最下流部において、該球誘導路106の後側に開口している。従って、球誘導路106を移動したパチンコ球は、該球誘導路106の最下流部において後方へ変向して第2球送り口77および該第2球送り口77に整合する第1球送り口71を通過して、球送り装置24の球送り部に通出するようになっている。
球誘導路106の最下流部には、図14、図17および図18(a)に示すように、第2球送り口77に対向して誘導片111が設けられている。誘導片111は、球誘導路106の最下流部において、該球誘導路106を画成する第1区画壁108および第2区画壁109により形成される前側隅部に、後方へ突出するよう設けられている。また、誘導片111は、球誘導路106の下流側に向かうにつれて、第2区画壁109から後方への突出量が大きくなると共に、突出端は、平面視においてパチンコ球の外形形状に合わせて凹円弧状に形成されている。これにより、誘導片111は、シャッタ部120上に並ぶ複数(実施例では2個)のパチンコ球のうち、球誘導路106の最下流部にある1個のパチンコ球を、第2球送り口77側へ変向させて案内可能となっている。
上球皿14における球誘導路106の右部には、図5、図6および図18に示すように、該上球皿14の球貯留部105に貯留されたパチンコ球を下球皿15へ通出可能とする球抜きユニット115を取り付けるための設置ベース部112が設けられている。球抜きユニット115は、操作部材116と、該操作部材116の操作によりスライド移動するスライド部材117とを備えている。操作部材116は、上球皿14の前側に取り付けられた支持部材118と設置ベース部112との間に配設されて、支軸116aにより該支持部材118および設置ベース部112に回転可能に支持され、上球皿14から上方へ突出した操作部116bと、該操作部116bから下方へ延出したレバー部116cとを備えている。操作部材116は、前後に軸線が延在する支軸116aを中心として、非操作位置(図16(a))および該非操作位置から正面視において右回転した操作位置(図16(b))との間で回転可能に配設されている。
球排出路73は、図14に示すように、球誘導路106に形成された球抜き口110の下方から前述した球出口部材78の角筒部右壁に形成された開口78aに亘って延在するように形成され、球抜き口110から通出されたパチンコ球を受け入れて下球皿15へ排出可能に構成されている。球排出路73は、後方へ開口すると共に屈曲した半樋状に形成された球排出路部材125を基枠50の下枠部54の前側に取り付けることで、設置基材57および下枠部54の間に位置する球排出路部材125および該下枠部54とで画成されている。球排出路73は、球抜きユニット60のシャッタ部120を挟んで球抜き口110の下方に位置する球取込み口126と、球出口部材78の開口78aに整合する球排出口127とを備えている。そして、球排出路73は、後側から見て逆L字形に延在するように形成されており、球取込み口126から下方向へ延在する縦排出路部73aと、該縦排出路部73aの下部から球排出口127に向けて左方向へ延在する横排出路部73bとから構成されている。
下球皿15は、図13に示すように、前方へ突出すると共に上方および後方へ開口して多数個の遊技球を貯留し得る球貯留部130を備えている。下球皿15は、球貯留部130が球出口部材78の球出口79の下方に位置するように設置基材57に固定され、球通出部22を介して球払出し部側から通出されたパチンコ球や、球排出路73を介して上球皿14から排出されたパチンコ球を、該球貯留部130内に一時的に貯留し得るようになっている。なお、下球皿15の底部には、球取出し口131が形成されると共に、該球取出し口131を開閉可能なシャッタ部材132が配設され、該シャッタ部材132を開放操作することで、球貯留部130内に貯留されたパチンコ球を、球取出し口131を介してパチンコ機10の前側下方へ取り出し得るようになっている。
次に、図1および図2に示すように、上球皿14の右前(前枠13の左右略中央)に配設された第3前装飾部材92に取り付けられ、遊技者が操作可能な操作手段としてのスイッチユニット140について説明する。このスイッチユニット140は、図柄表示装置45の表示部45aにおいて表示される指示に基づいて操作したり、遊技条件や遊技内容等を選択するために使用されるものである。スイッチユニット140は、図2、図19〜図22に示すように、第3前装飾部材92から機体の外側に臨み、遊技者により操作される操作部141と、操作部141の下方に配設された基板142と、基板142と操作部141との間に配設され、該基板142より大きく形成されて基板142を操作部141側から被覆するカバー部材143とを備えている。そして、スイッチユニット140は、収容空間145が内部に画成された筒状の本体144と、該本体144の下部に配設された底蓋146とを備えており、操作部141、基板142およびカバー部材143が該本体144に配設され、単一装置としてユニット化されている。
本体144は、図19〜図22、図25および図26に示すように、下方に開口した円筒部材であり、円筒状をなす外壁部147と、該外壁部147の上縁に連設された上壁部148とを備えており、上壁部148には、操作部141が配設される上部開口149が開設されている。スイッチユニット140は、複数(実施例では4つ)の操作部141を備えており、上壁部148には、夫々の操作部141に対応した4つの上部開口149が開設されている。各上部開口149は、円形をなす上壁部148の中心を中心とした円の周方向へ等間隔に設けられ、かつ略円弧形状に開口形成されている。また、外壁部147の下部には、底蓋146に形成された凸部146aとの干渉を回避する切り欠き150が形成されていると共に、該底蓋146に形成された取り付け片177,177の係止部177a,177aが係止する係止孔151,151が形成されている。また、外壁部147の切り欠き150における周方向の両縁部には、周方向へ延出して対向する一対の係止片152,152が設けられている。各係止片152,152は、延出端側が本体144の径方向へ変位するよう弾性変形が可能になっていると共に、該延出端の外側には、径方向外方へ突出する係止部152aを備えている。各係止片152,152は、第3前装飾部材92に設けられた係止突部(図止せず)に夫々係止可能となっており、各係止片152,152の係止部152aが係止突部に弾力的に係止することで、本体144が第3前装飾部材92に係止されるようになっている(図15、図13参照)。
実施例のスイッチユニット140は、前述したように、4つの操作部141を備えており、各操作部141は同一形状に構成されている。各操作部141は、図21、図22、図25および図26に示すように、円弧形状をなして指先により押圧可能なブロック状をなす押圧部160と、押圧部160の底部から下方へ延出した操作棒部161と、該押圧部160の対向する側部から下方へ延出した一対の抜け止め片162,162とを備えている。押圧部160は、その外周形状が、本体144に設けられた上部開口149の開口形状より僅かに小さい形状に形成され、該上部開口149に対して僅かな隙間が画成された遊嵌状態で、該本体144の上下方向へ移動可能に配設される(図19参照)。操作棒部161は、本体144の区画壁153に開設された前述の支持口154に挿通されると共に、該区画壁153から下方へ突出するようになっている(図25参照)。また、各抜け止め片162,162は、先端に外方へ突出した係止部162aが設けられると共に、先端側が、対向する抜け止め片162に近接する方向へ変位するように弾性変形が可能となっている。
基板142は、図21、図22および図25に示すように、略円形をなし、所要の配線がプリントされている。基板142の表面には、プリント配線に電気的に接続されたスイッチ165が配設されると共に、該基板142の裏面には、該プリント配線に電気的に接続されたコネクタ部材166が配設されている。スイッチ165は、各操作部141に対応するよう4個が周方向へ等間隔に設けられており、各スイッチ165は、矩形状をなすスイッチ本体の上面中央に、プッシュONタイプのボタン165aを備えている。すなわち、各スイッチ165は、スイッチ本体内に配設した付勢手段の付勢力によりボタン165aがスイッチ本体から突出した状態がOFF状態であり、ボタン165aが押されて下方へ移動した状態がON状態となる。各スイッチ165は、基板142の表面において、対応する操作部141の操作棒部161の先端とボタン165aとが上下方向で対向する位置に設けられている。そして、各スイッチ165は、カバー部材143の復元力により操作部141が初期位置において、ボタン165aが上方へ突出したOFF状態となり、該操作部141が操作位置に移動すると、該操作部141の操作棒部161がボタン165aを上方から押し下げてON状態となるようになっている。すなわち、各スイッチ165は、対応する操作部141の非押圧時にはOFF状態に維持され、対応する操作部141の押圧時にON状態となる。なお、スイッチ165は、プッシュOFFタイプのものも採用可能である。
カバー部材143は、図21〜図23に示すように、基板142の外形サイズより一回り大きいサイズに形成されて、該基板142を各操作部141側から被覆し得るようになっている。カバー部材143は、基板142の外縁より一回り大きい近似形状に形成された上面カバー部(上面)170と、該上面カバー部170の外縁から下方へ延出すると共に、該上面カバー部170の外縁全周に亘って延在する外周カバー部171とを備えており、外周カバー部171で囲まれた上面カバー部170の下側領域に基板142が収容され得るようになっている。カバー部材143は、シリコーンゴムやウレタンゴム等を材質とする成形部材であり、弾力性および柔軟性を有していると共に、外力の付与により変形した状態で該外力の付与が解除されると元の形状へ復元する復元力を有している。また、カバー部材143は、絶縁性を有して電気を通し難く、かつ液体の浸透性を有していない。
カバー部材143には、図21〜図24および図26に示すように、該カバー部材143上に流下した液体を、基板142から外れた位置より下方へ案内する排水部173が設けられている。実施例のスイッチユニット140は、本体144の上壁部148が第3前装飾部材92から外方へ露出した状態で該第3前装飾部材92に配設されると共に、各操作部141と上部開口149との間に、該操作部141の移動が許容されるように隙間が画成されている。このため、スイッチユニット140の上壁部148に飲料水や水等の液体が零れた場合に、該液体が操作部141と上部開口149との隙間から本体144の収容空間145内へ侵入してしまう。そこで、実施例のスイッチユニット140では、カバー部材143の上面カバー部170に滴下した液体を、排水部173を介して基板142の下方へ案内することで、該上面カバー部170に液体が滞留することを防止するようになっている。
底蓋146は、図20〜図22、図24〜図26に示すように、基板142の裏面に対向する保持壁部175と、保持壁部175の外縁に沿って延在すると共に下方へ延出して、本体144の外壁部147の内面に対向する外周壁部176とを備えている。外周壁部176は、保持壁部175の外縁に沿って断続的に設けられており、外周壁部176,176の間において径方向で対向する部位に、下方へ延出した一対の取り付け片177,177が設けられている。各取り付け片177,177は、下端部に外方へ突出した係止部aが設けられると共に、下端部が径方向内方へ変位するよう弾性変形が可能となっている。各取り付け片177,177の係止部177aは、本体144に設けられた前述の係止孔151,151に係止するようになっており、各取り付け片177,177の係止部177aが対応の係止孔151に係止することで、底蓋146が該本体144に固定されるようになっている。また、保持壁部175には、基板142に配設されたコネクタ部材166を外方へ露出させる開口178が形成されている。更に、保持壁部175には、その外縁に沿って延在すると共に上方へ突出した突縁部179が設けられている。この突縁部179は、図25および図26に示すように、基板142の裏面における外縁に沿う部位に下方から当接して、保持壁部175の上面と該基板142の裏面との間に隙間を画成するようにするものであり、該基板142の裏面に突出したはんだ等が該保持壁部175の上面に当接して基板142が不安定となるのを防止する。底蓋146の底部には、第3前装飾部材92の設置部92aの底部に下方からネジ固定される取付ボス183が、下方へ突出して形成されている(図15、図20、図22参照)。
底蓋146には、図20〜図22、図24および図26に示すように、カバー部材143の排水部173から流下した液体を、本体144外へ排出可能な排出部180が設けられている。排出部180は、底蓋146において、カバー部材143に設けた各排水部173と上下方向で整合する位置に設けられている。排出部180は、底蓋146における保持壁部175の外縁部における各排水部173の下方に、該保持壁部175から下方へ凹んだ取り込み凹部181と、外周壁部176において、本体144の外壁部147の内面から離間して該内面との間に隙間を画成する流下部182とを備えている。これにより、各排出部180は、カバー部材143の排水部173から流下した液体を、取り込み凹部181で受けた後、流下部182を介して底蓋146の下方へ流下させ、本体144外へ排出するようになっている。
次に、図1および図2に示すように、操作ハンドル16の上方に取り付けられ、遊技者が操作可能な可動装置としての可動操作装置200について説明する。この可動操作装置200は、図柄表示装置45の表示部45aにおいて表示される指示に基づいて押圧操作する際に使用されるものである。可動操作装置200は、図27〜図30に示すように、枠部材としての前枠13に取り付けられる固定体201と、該固定体201に対して往復移動可能に支持され、押圧操作可能な可動体202とを備えている。実施例の可動操作装置200は、可動体202が透視可能に構成され、固定体201に支持された演出装置203が、該可動体202内に視認可能に収容されている。そして、可動体202の押圧操作に伴う該可動体202の固定体201への近接変位を操作検知手段(検知手段)204(図34参照)で検知することに基づいて、パチンコ機10において遊技演出を実行可能になっている。ここで、可動操作装置200は、支持ベース部材80に載置した状態で前枠13の設置基材57に固定される取付ブラケット190に取り付けられ、これにより可動体202の変位方向が鉛直線に対して斜め前方に若干傾いた姿勢となっており(図1、図32参照)、機前側に座る遊技者側に可動体202の操作面部265を指向させることで遊技者が可動体202を操作し易くしてある。なお、可動体202の変位方向は、水平線よりも鉛直線に近い角度で傾いており、可動体202の変位方向を便宜的に上下方向という場合もある。
取付ブラケット190は、図32および図34に示すように、支持ベース部材80の支持板部82に載置されると共に、前下がりに傾斜した固定支持板191aを備えた固定台部191と、該固定台部191の後部左右に連設され、設置基材57の前面に固定される取付板部192とを備えている。固定台部191の固定支持板191aには、可動操作装置200における固定体201の底部に設けられた突枠部211(図31参照)が嵌合する開口193と、該固定体201の底部に設けられたネジ締結孔229(図31参照)に締結されるネジが挿通するネジ挿通孔194と、該固定体201の底部に設けられた位置決めボス234(図31参照)が嵌合する位置決め孔195とが形成されている。従って、突枠部211を開口193に嵌合させると共に、位置決めボス234を位置決め孔195に嵌合させたもとで、固定支持板191aの裏側からネジ挿通孔194を介してネジ締結孔229へネジを締結することで、可動操作装置200と取付ブラケット190とが固定されるようになっている。
可動操作装置200の固定体201は、図28、図30、図31、図34および図36に示すように円形状に構成され、その中心側に設けられた基板設置部207と、該基板設置部207の外側に設けられた支持台部208とを備えている。基板設置部207と支持台部208との境界には、周方向へ延在する段差部209が形成されており、基板設置部207よりも支持台部208のほうが一段高く形成されている。基板設置部207には、上方へ突出すると共に周方向へ環状に延在するリブ210が上面に形成されていると共に、前述した突枠部211を含む複数のリブ212が底面に形成されている。また、支持台部208は、支持台部208の外縁部には、該支持台部208の上面から上方へ突出すると共に該支持台部208の外縁に沿って延在する環状の第1突条部213が形成されていると共に、該支持台部208の下面から下方へ突出すると共に該支持台部208の外縁に沿って延在する環状の第2突条部214が形成されている。従って、固定体201は、環状の段差部209、複数のリブ210,212、突枠部211、第1および第2突条部213,214が設けられていることで剛性の向上が図られており、遊技者が可動体202を叩くように押圧して衝撃が付与されても撓みや捻れ変形が発現し難く構成されている。
図28、図30、図31、図33、図34および図36に示すように、支持機構220は、可動体202を構成する受け体240に、該可動体202の変位方向を軸とする周方向(単に周方向という)に離間して配設された複数の支持バー221と、固定体201の支持台部208に支持バー221に対応して設けられ、該支持バー221を前記変位方向とする上下に案内するガイド部222とを備えている。また、支持機構220は、ガイド部222を通って支持台部208の裏側(下側)に突出する支持バー221のうちの少なくとも2つに配設されるストッパ223と、支持台部208と受け体240との間に設けられ、受け体240を支持台部208からから離間する方向へ付勢する付勢手段224とを備えている。各ストッパ223は、支持台部208の裏側に引っ掛かって支持バー221を抜け止めする。そして、支持機構220は、付勢手段224により常に上方へ向けて付勢されている受け体240の上方変位を、支持バー221の下端に配設されたストッパ223の係合により規制し、外力が加わっていない自由状態において固定体201の支持台部208から可動体202の受け体240を上方へ離間した位置で保持し、これにより可動体202が初期位置に保たれている(図27、図28参照)。支持機構220は、可動体202を下方へ押圧操作した際に、ガイド部222に支持バー221が案内されたもとで付勢手段224が縮んで受け体240の固定体201への近接移動を許容し、これにより可動体202が固定体201に近づくように下方変位して移動位置になるよう構成されている(図29、図30参照)。そして、可動体202の押圧操作を解除することで、ガイド部222に支持バー221が案内されたもとで付勢手段224が伸びて受け体240を固定体201からから離間移動させ、これにより可動体202を固定体201から遠ざかるように上方変位して初期位置に戻るよう構成されている。
図28、図30、図35および図36に示すように、複数(実施例では6本)の支持バー221は、受け体240の周方向に互いに離間して前後左右に分散配置され、受け体240の裏側から下方(固定体201側)へ延出している。実施例の支持バー221は、金属製の丸棒からなる第1支持バー221aと、合成樹脂製の丸棒からなる第2支持バー221bとから構成されている。第1支持バー221aは、受け体240に上下に貫通形成された軸挿通孔225に嵌め込まれており、第2支持バー221bは、受け体240に一体に形成されている。実施例では、3本の第1支持バー221aおよび3本の第2支持バー221bとを備え、第1支持バー221aと第2支持バー221bとが周方向に交互に配置されている。ここで、各第1支持バー221aおよび各第2支持バー221bは、可動体202の中央を中心とする円上に等間隔に配置されている。
図28、図30、図34および図36に示すように、ガイド部222は、固定体201の支持台部208に、周方向に互いに離間して配置され、実施例では6本の支持バー221に対応して6箇所のガイド部222が設けられている。ガイド部222は、3本の第1支持バー221aに対応する3つの第1ガイド部222aと、3本の第2支持バー221bに対応する3つの第2ガイド部222bとから構成されている。各第1ガイド部222aは、第1支持バー221aの周形状より大寸の円形凹部237に嵌め込んだスリーブ226および該スリーブ226の抜け止めを図るために支持台部208の上面に固定されるキャップ227により形成した挿通孔により構成されており(図28、図30参照)、第1支持バー221aをガタツキなく上下方向に案内し得るようになっている。なお、スリーブ226およびキャップ227は、自己潤滑性を有する樹脂材料から形成されており、第1ガイド部222aに挿通した第1支持バー221aが円滑に摺動し得るようになっている。
ストッパ223は、図28、図30、図31、図35および図36に示すように、ガイド部222を介して固定体201から可動体202と反対側に突出する支持バー221の突出端側に設けられ、該可動体202を該固定体201から離間した初期位置で保持するようになっている。ストッパ223は、第2支持バー221bの突出端に設けられたネジ締結孔に締結するネジが挿通するネジ挿通孔228が形成され、第2ガイド部222bの内径より大寸の円形部材である。このようなストッパ223は、ネジ挿通孔228に挿通したネジをネジ締結孔に締結することで、第2支持バー221bの突出端に固定される。なお、ストッパ223としては、第2支持バー221bの周面に嵌め合わせて装着するEリングやスナップリテーナー(ダルマピン)やOリングなどの止め輪、あるいは、第2支持バー221bに半径方向に貫通形成された孔に嵌め込んで装着する割りピンやRピン(スナップピン)など、第2支持バー221bの周面よりも半径方向外方へ突出すると共に該第2支持バー221bから脱落し難い各種構成を用いることができる。
支持機構220では、全ての支持バー221にストッパ223を配設するのではなく、6本の支持バー221の少なくとも2本にストッパ223を配設するようにしている。図31に示すように、実施例では、3本の各第2支持バー221bに対してストッパ223を配設してある。すなわち、ストッパ223は、6本の支持バー221のうち、周方向へ等間隔に配設された3本の第2支持バー221bに配設されており、正三角形の各頂部となる位置に各ストッパ223が配置されていることから、固定体201に対して可動体202を初期位置において安定的に保持可能となっている。なお、第1支持バー221aおよび第2支持バー221bの全て(実施例では6本)にストッパ223を配設してもよいし、各第1支持バー221aのみにストッパ223を配設するようにしてもよい。
前記付勢手段224は、図27〜図30に示すように、可動体202と固定体201との間に介挿され、該可動体202を該固定体201から離間するように付勢する。付勢手段224は、コイルばねやトーションばね等のばねやその他の付勢力を付与可能な構成を用いることができ、実施例では圧縮コイルばねが採用されている。付勢手段224は、受け体240の下面に上端を当接させると共に、固定体201の支持台部208の上面に下端を当接した状態で、受け体240と固定体201と間に弾力的に介挿される。そして、付勢手段224は、受け体240を固定体201から離間する方向に向けて弾力的に付勢し、これにより受け体240は、各ストッパ223で位置規制されたもとで固定体201の上面から所定間隔離間した初期位置に保持される。また、付勢手段224は、可動体202の押圧操作により該可動体202が下方へ押されると縮んで該可動体202の下方変位を許容し、押圧操作が解除されると該可動体202を押し上げる。
支持機構220では、6本の支持バー221の少なくとも2本の夫々に付勢手段224を配設するようにしている。図35および図36に示すように、実施例では、3つの付勢手段224を備え、3本の各第2支持バー221bを、付勢手段224のコイル部分の内側に挿通することで、各付勢手段224は、各第2支持バー221bに配設されている。すなわち、付勢手段224は、6本の支持バー221のうち、周方向へ等間隔に配設された3本の第2支持バー221bに配設されており、正三角形の各頂部となる位置に各付勢手段224が配置されていることから、固定体201に対して可動体202を初期位置側に向けて安定的に付勢可能となっている。なお、第1支持バー221aおよび第2支持バー221bの全て(実施例では6本)に付勢手段224を配設してもよいし、各第1支持バー221aのみに付勢手段224を配設するようにしてもよい。
支持機構220では、図28、図30、図35および図36に示すように、可動体202と固定体201との間に、前述した初期位置から該固定体201に対して近接移動した移動位置で該可動体202を弾力的に受け止める第1緩衝体230が配設されている。第1緩衝体230は、少なくとも2つが固定体201と可動体202との間に配設され、実施例では、3つの第1緩衝体230を備えている。実施例の第1緩衝体230は、反発弾性が低いゴムからなる円柱状の部材で、中央には第2支持バー221bの外径より僅かに大径の挿通孔231が形成されている。すなわち、実施例では、3本の各第2支持バー221bを第1緩衝体230の挿通孔231に挿通することで、各第1緩衝体230が、各第2支持バー221bに配設されている。すなわち、第1緩衝体230は、6本の支持バー221のうち、周方向へ等間隔に配設された3本の第2支持バー221bに配設されており、正三角形の各頂部となる位置に各付勢手段224が配置されていることから、可動体202を移動位置において固定体201に対して安定的に保持可能となっている。ここで、固定体201における第2ガイド部222bの周囲には、第1緩衝体230の下面が当接する下当接面232が設けられると共に、可動体202の受け体240における第2支持バー221bの周囲には、該第1緩衝体230の上面が当接する上当接面233が設けられている(図28、図30参照)。
支持機構220では、図28、図30、図35および図36に示すように、ストッパ223と固定体201との間に、可動体202が初期位置で該ストッパ223を弾力的に受け止める第2緩衝体235を備えている。第2緩衝体235は、少なくとも2つが該ストッパ223と固定体201との間に配設され、実施例では、3つのストッパ223に個別に対応した3つの第2緩衝体235を備えている。すなわち、第2緩衝体235は、夫々のストッパ223に対応して、配設位置および配設数が決定される。実施例の第2緩衝体235は、反発弾性が低いゴムからなる円柱状の部材で、中央には第2支持バー221bの外径より僅かに大径の挿通孔236が形成されている。すなわち、実施例では、3本の各第2支持バー221bを第2緩衝体235の挿通孔236に挿通することで、各第2緩衝体235が、各第2支持バー221bに配設されている。すなわち、第2緩衝体235は、6本の支持バー221のうち、周方向へ等間隔に配設された3本の第2支持バー221bに配設されており、正三角形の各頂部となる位置に各付勢手段224が配置されていることから、可動体202を初期位置において固定体201に対して安定的に保持可能となっている。
可動体202は、図27〜図30、図33、図35および図37に示すように、前述した受け体240と、該受け体240に固定される中間体241と、該中間体241に固定されるカバー体242とを備えている。可動体202は、中間体241を介して受け体240とカバー体242を固定することで内部に空間243が画成され、該内部空間243に、前述した演出装置203を収容可能となっている。
受け体240は、図35および図37に示すように円形状に構成され、その中心側に設けられた機器設置部245と、該機器設置部245の外側に設けられた機構配設部246とを備えている。機器設置部245と機構配設部246との境界には、下方へ突出すると共に周方向へ環状に延在するリブ247が形成されている。このリブ247は、固定体201に設けられたリブ210より一回り大径の環状に形成されており、可動体202が昇降変位する際に該リブ210との干渉が回避されるようになっている。機器設置部245には、可動体202を振動させるための振動モータ255を設置するモータ固定部248と、固定体201に設けた前述の位置検知センサ216,216で検知される検知部材257を取り付ける検知部材固定部249とが設けられている。また、機器設置部245は、固定体201に設けらけた前述の配線挿通筒部218が挿通可能な挿通口250が形成されている。
可動操作装置200の可動体202は、振動モータ255の駆動により、固定体201に対して振動するよう構成されている。振動モータ255は、図35および図36に示すように、偏心したウェイト256が駆動軸に配設されており、駆動軸が回転してウェイト256が回転することで振動を発生し得るようになっている。振動モータ255は、中継基板を介して電気的に接続された制御部(図示せず)による制御により所定のタイミングで駆動し、該振動モータ255が駆動することで可動体202の全体に振動が発生するようになる。
検知部材257は、図35および図36に示すように、受け体240にネジにより固定される細長の固定片258と、該固定片258から下方へ延出した検知片259とを備えている。検知部材257は、可動体202の初期位置において、固定体201に設けられた各位置検知センサ216,216より検知片259が上方へ位置して、該位置検知センサ216,216により検知されない。しかし、可動体202の移動位置において、各位置検知センサ216,216の検知位置まで移動し、該位置検知センサ216,216により検知される。これにより、可動操作装置200は、可動体202が押圧操作に伴って初期位置から移動位置へ移動して、位置検知センサ216,216による該可動体202の押圧操作検知に伴って、所定の遊技演出を実行可能に構成されている。なお、操作検知手段204は、検知部材257の検知片259を長くして、2つの位置検知センサ216,216で検知するよう構成して、該位置検知センサ216,216の何れか一方が検知片259を検知することで検知信号を送出するようになっている。従って、可動体202を押圧した際に、該可動体202が傾いた状態で移動位置へ移動した場合でも、何れかの位置検知センサ216が検知片259を検知することが可能であり、可動体202の押圧操作検知ミスを防止し得るようになっている。
機構配設部246は、図35および図36に示すように、可動体202を昇降変位可能に支持する支持機構220を構成する複数の支持バー221が設けられている。実施例では、可動体202の変位方向を軸とする周方向(単に周方向という)に離間して、前述した6つの支持バー221が、受け体240の裏側から下方(固定体201側)へ延出して設けられている。機構配設部246には、金属製の丸棒からなる第1支持バー221aを支持可能な3つの軸挿通孔225と、受け体240に形成されて下方へ延出する3つの第2支持バー221bとが、可動体202の中央を中心とする円上に等間隔でかつ交互に設けられている。そして、各軸挿通孔225に第1支持バー221aの上端部を嵌合することで、該第1支持バー221aが受け体240から下方へ延出した状態で固定され、第1支持バー221aと第2支持バー221bとが周方向へ交互に配設される。
中間体241は、図35および図37に示すように、円形をなして開口を有した環状の板状部材であり、受け体240を固定する複数のネジ締結孔およびカバー体242を固定する複数のネジ締結孔が設けられている。中間体241は、受け体240の外径より僅かに大きい外径寸法に形成されている。そして、内側の開口端には、受け体240に設けられた第1支持バー221aおよび第2支持バー221bの上方となる部分が、開口内側へ膨出した膨出部261が形成されている。
カバー体242は、図27〜図30、図35および図37に示すように、下方に開口した凹形状(器形状)に形成され、演出装置203の周囲を該演出装置203から離れて囲うと共に、該演出装置203を収容可能な大きさに設定されている。カバー体242は、無色または有色透明であることで内側に収容された演出装置203を常時視認し得るようになっており、実施例のカバー体242は、全体が無色透明な板からなるプラスチックの成形品である。カバー体242は、演出装置203の上方に重なるように延在する操作面部265と、演出装置203の前後左右を囲って略上下方向(可動体202の変位方向)に延在する周壁部266とから基本的に構成され、環状に連なる周壁部266の開放端を中間体241の上面に突き当てて配設される。すなわち、操作面部265は、カバー体242の変位方向と交差して該変位方向において演出装置203に重なるように延在し、カバー体242を押圧操作すると、操作面部265が演出装置203に近づくように変位し(図30参照)、カバー体242の押圧操作を解除すると、操作面部265が演出装置203から遠ざかるように変位する(図28参照)。そして、前述したように、可動体202の変位方向が鉛直線よりわずかに前方に傾くように設定されているので、周壁部266は鉛直線に対して斜めに傾き、操作面部265が前方から後方へ向かうにつれて上方傾斜するように傾いている(図1、図32参照)。
図27〜図30に示すように、カバー体242の操作面部265は、外縁形状が円形に形成されており、該表面(上面)に凹凸となる所要の意匠形状(実施例では風車の如き意匠)が形成されている。また、操作面部265は、周壁部266から中央に向かうにつれて上方へ変位する凸曲面形状を形成されており、中央が最も高くなっている。なお、カバー体242は、演出装置203に配置した発光基板273が発光するなどの構成部材の状態変化により演出装置203が外方から視認可能となる半透明やハーフミラー構造であってもよい。また、カバー体242には、演出装置203の視認を完全に遮断しない範囲で、塗装やメッキ等による模様などの装飾を施してもよい。
演出装置203は、図28、図30、図33および図37に示すように、主要部が可動体202内に収容されると共に、該可動体202の受け体240から下方へ延出した複数(実施例では3本)の固定脚部275を備えており、各固定脚部275を固定体201の上面に固定することで、該固定体201に支持されている。すなわち、固定体201に支持された演出装置203は、固定脚部275の下部を除く部分が可動体202内に収容されており、可動体202が固定体201に対して初期位置および移動位置の間を昇降変位することで、該演出装置203の主要部分が可動体202内において該可動体202に対して相対変位するようになっている。
演出ベース体270は、図28、図30、図33および図37に示すように、円板状に形成されたベース部274の裏面に前述した3つの固定脚部275が下方へ延出して形成されると共に、発光基板273に配設されたコネクタ部材166を外方へ露出させる開口276や、該発光基板273に実装された基板部材の凸部との干渉を回避する開口276が設けられている。そして、ベース部274には、レンズ体271を該ベース部274に固定するネジを挿通するネジ挿通孔231が形成されると共に、発光基板273に設けられた位置決め孔169に嵌合する位置決めボス277が突設されている。
レンズ体271は、図28、図30、図33および図37に示すように、演出ベース体270のベース部274より一回り大きい円形状に形成されると共に、透光性を有する樹脂材から形成されている。実施例のレンズ体271は、透明な樹脂材から形成されると共に、表側(上面)には、複雑に凹凸する意匠模様をなして発光基板273のLED273aの発光により照射された光を乱反射させる発光面271aが形成されている。そして、レンズ体271の表側には、装飾部材272を装着するための装着部271bが形成されている。また、レンズ体271の裏面には、演出ベース体270のベース部274に設けられたネジ挿通孔231に整合して、該ネジ挿通孔231に挿通したネジが締結されるネジ締結部(図示せず)が設けられている。
装飾部材272は、図28、図30、図33および図37に示すように、所要の意匠形状に形成されると共に、透光性を有する樹脂製の成形部材であり、発光基板273のLED273aが発光することで明輝するようになっている。実施例の装飾部材272は、カバー体242の操作面部265に設けた意匠形状と類似した風車の如き意匠形状に形成されたものであり、所要の色に着色された半透明の部材である。このような装飾部材272は、レンズ体271の装着部271bに対して接着剤またはネジ等により固定される。
実施例の可動操作装置200は、前述したように、付勢手段224として圧縮コイルバネを採用しており、可動体202が初期位置および移動位置の間を移動する際に、伸縮変形して長さが変化するようになっている(図28、図30参照)。圧縮コイルバネは、線状のバネ鋼を螺旋状に巻回して構成されたものであり、伸縮変形する際にバネ鋼の隙間が大小変化するようになっており、隣接するバネ鋼が接触して隙間がなくなった状態の軸方向の長さが当該コイルバネの圧縮限界寸法である。ここで、実施例の可動操作装置200は、圧縮コイルバネからなる付勢手段224が圧縮限界寸法に達する前に、可動体202が移動位置で第1緩衝体230により受け止められるよう構成されている(図30参照)。これにより、可動体202が移動位置まで移動しても付勢手段224が圧縮限界寸法までは圧縮変形しないので、当該付勢手段224の破損や可動体202の移動不良が発生しないようになっている。
次に、実施例に係るパチンコ機10の作用について説明する。
前枠13を組み立てる際に、第1前装飾部材90を基枠50の設置基材57に組み付ける際には、先ず該第1前装飾部材90の離間部分90aの裏側に設けられた2つの第1設置ボス95,95に対し、第1アタッチメント100を取り付ける。すなわち、基枠50に組み付ける前の第1前装飾部材90の各第1設置ボス95,95に対し、第1アタッチメント100の第2取付部102,102に形成されたネジ挿通孔102aに挿通したネジを、第1設置ボス95,95のネジ締結孔95aに締結することで、第1取付部101を後方へ延出させた姿勢で当該第1アタッチメント100を第1前装飾部材90に固定する(図12参照)。また、第1前装飾部材90の離間部分90aの裏側に設けられた2つの第2設置ボス96,96に対し、第2アタッチメント97を取り付ける。すなわち、基枠50に組み付ける前の第1前装飾部材90の各第2設置ボス96,96に対し、第2アタッチメント97の第4取付部99,99に形成されたネジ挿通孔99aに挿通したネジを、第2設置ボス96,96のネジ締結孔に締結することで、第3取付部98を後方へ延出させた姿勢で当該第2アタッチメント97を第1前装飾部材90に固定する(図12参照)。
中枠12の後側に配設された球払出し部から上球皿14に払い出されたパチンコ球は、該上球皿14の球貯留部105から、一列に整列されながら球誘導路106へ移動する。そして、球誘導路106の最下流位置に到達したパチンコ球は、該最下流位置に設けられた誘導片111に接触することで、該最下流位置の後方に位置する第2球送り口77および該第2球送り口77に整合する第1球送り口71に向けて変向され、両球送り口77,71を介して球送り装置24に向けて移動する。ここで、球送り装置24の非作動時には、一列に整列されたパチンコ球が、球誘導路106の案内下流側から順次貯留され、該球誘導路106の案内下流側における底部に形成された球抜き口110を閉鎖した球抜きユニット115のシャッタ部120上には、2つのパチンコ球が並んで載置される(図17(a)参照)。
一方、上球皿14の球貯留部105に貯留されたパチンコ球を下球皿15へ抜き出す際には、球抜きユニット115の操作部材116を操作することで、球誘導路106の球抜き口110からシャッタ部120を退避させ、該球抜き口110を開放する。これにより、図17(b)に示すように、シャッタ部120に並んで載置されていた2個のパチンコ球が、並んだ状態で球抜き口110を下方へ通過し得ると共に、並んだ状態のまま球排出路73の球取込み口126へ取り込まれ得る。そして、球排出路73を移動したパチンコ球は、球出口部材78の球出口79を介して下球皿15の球貯留部130へ排出される。
第3前装飾部材92に配設されたスイッチユニット140は、操作部141の押圧部160を押圧すると、初期位置から操作位置へ下方移動することで、当該操作部141の操作棒部161が基板142に設けられた対応するスイッチ165のボタン165aを押圧する。これにより、当該スイッチ165がON状態となり、これが制御部において認識されることで、図柄表示装置45の表示部45aにおいて表示される指示に基づいた操作や、遊技条件や遊技内容等を選択することが可能となる。
カバー体242を露出させた状態で第2前装飾部材91に収容され、図1に示すように、可動体202の変位方向が鉛直線に対して斜め前方に若干傾いた姿勢で前枠13に配設された可動操作装置200は、図柄表示装置45の表示部45aにおいて表示される指示に基づき、可動体202のカバー体242を押圧操作する。遊技者が可動体202を押圧操作すると、該可動体202は、図29および図30に示すように、各付勢手段224の付勢力に抗し、初期位置から移動位置に向けて移動する。そして、第1緩衝体230が、固定体201と可動体202とにより挟まれると、該可動体202が移動位置で停止するようになると共に、可動体202の移動位置において、検知片259が、各位置検知センサ216,216の検知位置まで移動して該位置検知センサ216,216により検知される。これにより、可動操作装置200は、可動体202が押圧操作に伴って初期位置から移動位置へ移動して、位置検知センサ216,216による該可動体202の押圧操作検知に伴って、所定の遊技演出を実行可能とする。なお、可動体202が移動位置に移動しても、圧縮コイルバネからなる付勢手段224が圧縮限界長さまで圧縮されないので、該可動体202が移動位置まで適切に移動することが許容されると共に、該付勢手段224が破損することもない。
本発明に係る遊技機は、実施例に例示の形態に限らず種々の変更が可能である。
(1)操作手段は、本体および底蓋を備えずに、パチンコ機の機体を構成部材(前装飾部材等)内に露出して配設されたものであってもよい。すなわち、機体の構成部材に形成された開口から該機体の外側に臨み、遊技者により操作される操作部と、開口の下方に配設されて操作部の下方に位置する基板と、基板と操作部との間に配設され、この基板より大きく形成されて該基板を操作部側から被覆するカバー部材とを有し、カバー部材に設けられ、開口を介して該カバー部材上に流下した液体を、基板から外れた位置より下方へ案内する排水部とを備えたものであってもよい。このような構成の操作手段では、開口と操作部との間から侵入してカバー部材の上面に流下した液体が、該カバー部材の外周縁における排水部以外の部位からは流下しないので、該カバー部材の周囲に別の部材や部品が配設されていても、該部材や部品に液体が付着することも防止し得る。
(2)操作手段の基板は、操作部の押圧操作に基づいてON.OFF操作されるスイッチを備えたものに限るものではなく、開口の下方に配設される各種基板(中継基板、発光基板、制御基板等)も対象とされる。
(3)操作手段のカバー部材に設けられる排水部の数は、実施例で例示した4つに限るものではなく、3つ以下または5つ以上であってもよい。特に、カバー部材の上面カバー部に設けられた凹部の数に応じて設定される。
(4)操作手段のカバー部材に設けられる排水部を、該カバー部材の外縁から凹んだ形状とすると共に、収容空間が内部に画成された筒状の本体の内周面に、該凹状の排水部に嵌合する凸状の位置決め部を設け、液体の排出が可能な隙間を確保したもとで排水部を位置決め部に整合させることで、カバー部材を本体に適切な姿勢で配設するよう構成してもよい。
(5)第3前装飾部材に設けた設置部の下方に、該設置部に設けた操作手段から排出された液体を受け入れて遊技機外へ排出する排液管または排液路を設け、操作手段から排出された液体を、排液管または排液路を介して遊技機外へ排出するよう構成してもよい。
(6)可動装置は、固定体と、固定体に往復移動可能に支持された可動体とから構成されて、演出装置を備えないものであってもよい。この場合は、可動体は、不透明な部材で構成してもよい。
(7)可動装置において、可動体から延出するように設けられた支持バーの配設数は、実施例で例示した6本に限らず、5本以下または7本以上であってもよい。また、固定体に設けられるガイドは、支持バーの配設数と同数を設ければよい。
(8)可動装置の付勢手段は、実施例で例示した圧縮コイルバネに限るものではなく、捩りバネ、引張りコイルバネ等であってもよい。
(9)可動装置の付勢手段の配設数は、実施例で例示した3つに限るものではなく、1つ以上であればよい。また、付勢手段は、固定体と可動体との間であれば、支持バーから外れた位置に設けてもよい。
(10)可動装置の第1緩衝体の配設数は、実施例で例示した3つに限るものではなく、2つ以上であればよい。また、第1緩衝体は、固定体と可動体との間であれば、支持バーから外れた位置に設けてもよい。
(11)可動装置における第2緩衝体およびストッパの配設数は、実施例で例示した3つずつに限るものではなく、夫々2つ以上であればよい。また、第2緩衝体は、固定体とストッパとの間であれば、支持バーから外れた位置に設けてもよい。
(12)可動装置における検知手段は、固定体に検知部材を設けると共に、可動体に位置検知センサを設けてもよい。
(13)球誘導路の案内下流側に形成された球通出部は、1列で案内された2個の遊技球が並んで通過可能なものに限るものではなく、複数個の遊技球が並んで通過可能な大きさであれば3個以上の遊技球が並んで通過可能な大きさであってもよい。
(14)球通出部は、球誘導路の案内下流側の底部に形成されたものに限るものではなく、該球誘導路の案内下流側における側部に形成したものであってもよい。
(15)球通出部を開閉する球抜き部材は、球通出部の開口サイズに合わせてサイズが変更される。なお、球抜き部材は、球抜き操作を行わない場合に球通出部を遊技球が通過するのを規制するものであれば、球通出部を完全に閉鎖しない形状であってもよい。
(16)球排出路の球通出部側は、球通出部を通過した遊技球が3個以上に並んだ状態で通過可能な幅に形成されていてもよい。
(17)カバー部材をベース体の表側に取り付けるためのアタッチメントは、該カバー部材の離間部分の裏側に設けられた1つの第2設置部の1つに取り付けられるものであってもよい。また、アタッチメントは、カバー部材の離間部分の裏側に設けられた3つ以上の第2設置部に取り付けられるものであってもよい。
(18)第2設置部は、カバー部材の裏面に、ベース体の表裏方向において第1設置部と一致する位置(重なる位置)に設けたものであってもよい。
(19)第1設置部は、ベース体の表面に設けられたものであってもよい。このような第1設置部の形態では、ガイド部を不要とし得る。
(20)カバー部材に設けられる第2設置部は、実施例では設置基材に向けて延出するボス形状を例示したが、該カバー部材の離間部分の裏側形状により、後方に位置する置基板57とは異なる上下方向や左右方向に向くように形成したものであってもよい。この場合には、アタッチメントの第2取付部は、第2設置部の向きに合わせて形成される。
(21)本願が対象とする遊技機は、実施例で例示したパチンコ機に限るものではなく、本体と該本体の前側に配設された機体としての前側部材を備えたスロットマシンやアレンジボール等であってもよい。
23 球発射装置
24 球送り装置
73 球排出路
77 第2球送り口(球送出部)
106 球誘導路
110 球抜き口(球通出部)
111 誘導片
120 シャッタ部(球抜き部材)
Claims (4)
- 機体の前側に配設された球皿に貯留された遊技球を、球送り装置の作動により1球ずつ球発射装置へ供給して打ち出すことで遊技が行われる遊技機において、
前記球皿に貯留した遊技球を1列に並べて案内するよう傾斜して形成された球誘導路と、
前記球誘導路の案内下流側に形成され、該球誘導路で1列で案内された複数個の遊技球が並んで通過可能な大きさに形成された球通出部と、
前記球誘導路の案内下流側において該球誘導路と前記球送り装置側とを連通するよう形成され、該球送り装置の作動により遊技球が1個ずつ通過可能な球送出部と、
前記球通出部を開閉可能に配設され、球通出部を閉じた状態で前記球誘導路の一部を構成して複数個の遊技球を並べて支持すると共に、球通出部を開放した状態で複数個の遊技球が該球通出部を並んで通過するのを許容する球抜き部材と、
前記球通出部から通出された遊技球を受け入れて排出可能な球排出路とを備えた
ことを特徴とする遊技機。 - 前記球送出部は、前記球誘導路の最下流部において開口し、
前記球誘導路の最下流部には、前記球送出部に対向して誘導片が設けられ、
前記誘導片は、前記球抜き部材上に並ぶ複数の遊技球のうち、球誘導路の最下流部にある1個の遊技球を、前記球送出部側へ案内するよう構成されている請求項1記載の遊技機。 - 前記球通出部は、前記球誘導路における案内下流側の底部に形成され、
前記球通出部を閉じた状態で前記球誘導路の底部を構成する前記球抜き部材の上面は、前記球誘導路の最下流部に向けて下方傾斜すると共に後方へ下方傾斜し、該球誘導路の後側において前後に開口した前記球送出部の前側で最も低くなっている請求項1または2記載の遊技機。 - 前記球排出路の球通出部側は、前記球通出部を通過した複数個の遊技球が並んだ状態で通過可能な幅に形成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
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