JP2016039497A - 携帯端末および携帯端末の制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は前述の問題点に鑑み、撮像部と携帯端末を分離した状態で左右別々の手に持っていた場合でも、操作者が容易に操作できるようにすることを目的とする。
[第1の実施形態]
以下に、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
ここでは本発明の第1の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されてもよい。また、各実施形態を適宜組み合せることも可能である。
制御部A101は、入力された信号や、後述のプログラムに従ってレンズスタイルカメラA100の各部を制御する。なお、制御部A101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
作業用メモリA104は、撮像部A102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部B106の画像表示用メモリ、制御部A101の作業領域等として使用される。
以上がレンズスタイルカメラA100の説明である。
制御部B101は、入力された信号や、後述のプログラムに従ってスマートフォンB100の各部を制御する。なお、制御部B101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
作業用メモリB104は、撮像部B102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部B106の画像表示用メモリ、制御部B101の作業領域等として使用される。
記録媒体B110は、撮像部B102から出力された画像データを記録することができる。記録媒体B110は、スマートフォンB100に着脱可能なように構成してもよいし、スマートフォンB100に内蔵されていてもよい。すなわち、スマートフォンB100は少なくとも記録媒体B110にアクセスする手段を有していればよい。
本実施形態における近接無線通信の詳細については、近接無線通信部A112の説明の際に述べたため、詳細な説明は省略する。
以上がスマートフォンB100の説明である。
図2(a)は本実施形態におけるレンズスタイルカメラA100とスマートフォンB100の外観図である。
図3(a)は、図2(b)のようにレンズスタイルカメラA100とスマートフォンB100を結合した状態の把持方法の一例である。図3(a)の例では、ユーザは左手でレンズスタイルカメラA100とスマートフォンB100の両方を把持することができ、右手は自由にタッチパネル操作を行うことができる。
レンズスタイルカメラA100とスマートフォンB100の電源がONとなり、ユーザによるメニュー操作もしくはハンドオーバー操作によって両者が無線通信を始めた時に、本フローチャートは開始される。ここで言う無線通信とは、無線LANによる通信や、NFC等による近接無線通信を含む。
S401では、制御部B101は、レンズスタイルカメラA100とスマートフォンB100が分離しているか否かを判定する、結合判定処理を行う。結合判定処理を行う判定手段については、ここでは特に限定しない。
S406において無線通信中ではないと判定された場合、処理を終了する。
以下に、本発明を実施するための第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、スマートフォンとレンズスタイルカメラを分離した状態で左右別々の手に持っていた場合の特定の操作をより直感的で容易に行うことができるための方法について説明する。本実施形態の装置構成は第1の実施形態の図1と同じである。
第2の実施形態では、レンズスタイルカメラA100とスマートフォンB100を左右別々の手に持って撮影する場合において、以下のようなケースを想定している。
S702では、制御部B101は、レンズスタイルカメラA100とスマートフォンB100が分離しているか否かを判定する、結合判定処理を行う。判定する手段は第1の実施形態のS401と同様である。
その後、回転検知部A106からの検出信号に基づいてS705で、回転操作モードに移行するモード制御処理が行なわれる。
たとえば、前述の例では撮影時の機能に回転操作を割り当てたが、再生モード時の機能に割り当ててもよい。その場合の回転操作に割り当てる機能としては、動画コマ送り、再生スピード調整、再生画像送り、明るさなどの表示効果調整、電子ズームなどが考えられる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
A101 制御部
A102 撮像部
A103 不揮発性メモリ
A104 作業用メモリ
A105 操作部
A106 回転検知部
A110 記録媒体
A111 接続部
A112 近接無線通信部
B100 スマートフォン
B101 制御部
B102 撮像部
B103 不揮発性メモリ
B104 作業用メモリ
B105 操作部
B105 表示部
B110 記録媒体
B111 接続部
B112 近接無線通信部
Claims (15)
- 被写体を撮像する撮像部を無線で制御することが可能な携帯端末であって、前記撮像部と結合可能であり、タッチパネル一体型の表示部を備える携帯端末において、
前記携帯端末は、
前記撮像部と前記携帯端末とが結合しているか否かを判定する結合判定手段と、
前記表示部を表示制御する表示制御手段とを有し、
前記結合判定手段により前記撮像部と前記携帯端末とが分離していると判定された場合に、
前記表示制御手段は、複数本の指の操作に割り当てられていた機能を指1本でも操作可能なアイコン表示形態に切り替えることを特徴とする携帯端末。 - 前記複数本の指の操作に割り当てられていた機能とは、2本の指のピンチ操作による画像の拡大・縮小であることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 前記複数本の指の操作に割り当てられていた機能とは、2本の指の回転操作による画像の回転であることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 前記結合判定手段は、近接無線通信で通信できているか否かにより結合判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 前記撮像部は、前記携帯端末へ取り付けるための爪を備えた取り付け部を備え、
前記結合判定手段は、前記取り付け部の爪が立っているか否かにより、結合判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 被写体を撮像する撮像部を無線で制御することが可能な携帯端末であって、前記撮像部と結合可能であり、タッチパネル一体型の表示部を備える携帯端末において、
前記撮像部は、前記撮像部が回転された方向および回転された際の角速度を検知する回転検知手段を備え、
前記携帯端末は、
前記撮像部と前記携帯端末とが結合しているか否かを判定する結合判定手段と、
前記結合判定手段により前記撮像部と前記携帯端末とが分離していると判定された場合に、前記回転検知手段からの検出信号に基づいて、前記撮像部あるいは前記携帯端末を制御する制御手段とを有することを特徴とする携帯端末。 - 前記結合判定手段は、近接無線通信で通信できているか否かにより結合判定を行うことを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
- 前記撮像部は、前記携帯端末へ取り付けるための爪を備えた取り付け部を備え、
前記結合判定手段は、前記取り付け部の爪が立っているか否かにより、結合判定を行うことを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。 - 撮像モード時における回転操作は、露光調整、ISO感度調整、シャッター速度、絞り調整、ズームのいずれか1つであることを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
- 再生モード時における回転操作は、コマ送り、再生スピード調整、再生画像送り、明るさを含む表示効果調整、電子ズームのいずれか1つであることを特徴とする請求項6に記載の携帯端末。
- 被写体を撮像する撮像部を無線で制御することが可能な携帯端末であって、前記撮像部と結合可能であり、タッチパネル一体型の表示部を備える携帯端末の制御方法において、
前記携帯端末は、
前記撮像部と前記携帯端末とが結合しているか否かを判定する結合判定工程と、
前記表示部を表示制御する表示制御工程とを有し、
前記結合判定工程において前記撮像部と前記携帯端末とが分離していると判定された場合に、前記表示制御工程は、複数本の指の操作に割り当てられていた機能を指1本でも操作可能なアイコン表示形態に切り替えることを特徴とする携帯端末の制御方法。 - 被写体を撮像する撮像部を無線で制御することが可能な携帯端末であって、前記撮像部と結合可能であり、タッチパネル一体型の表示部を備える携帯端末の制御方法において、
前記撮像部は、前記撮像部が回転された方向および回転された際の角速度を検知する回転検知工程を備え、
前記携帯端末は、
前記撮像部と前記携帯端末とが結合しているか否かを判定する結合判定工程と、
前記結合判定工程において前記撮像部と前記携帯端末とが分離していると判定された場合に、前記回転検知工程からの検出信号に基づいて、前記撮像部あるいは前記携帯端末を制御する制御工程とを有することを特徴とする携帯端末の制御方法。 - 被写体を撮像する撮像部を無線で制御することが可能な携帯端末であって、前記撮像部と結合可能であり、タッチパネル一体型の表示部を備える携帯端末の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記携帯端末は、
前記撮像部と前記携帯端末とが結合しているか否かを判定する結合判定工程と、
前記表示部を表示制御する表示制御工程とをコンピュータに実行させ、
前記結合判定工程において前記撮像部と前記携帯端末とが分離していると判定された場合に、前記表示制御工程は、複数本の指の操作に割り当てられていた機能を指1本でも操作可能なアイコン表示形態に切り替えるようコンピュータを制御することを特徴とするプログラム。 - 被写体を撮像する撮像部を無線で制御することが可能な携帯端末であって、前記撮像部と結合可能であり、タッチパネル一体型の表示部を備える携帯端末の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記撮像部は、前記撮像部が回転された方向および回転された際の角速度を検知する回転検知工程をコンピュータに実行させ、
前記携帯端末は、
前記撮像部と前記携帯端末とが結合しているか否かを判定する結合判定工程と、
前記結合判定工程において前記撮像部と前記携帯端末とが分離していると判定された場合に、前記回転検知工程からの検出信号に基づいて、前記撮像部あるいは前記携帯端末を制御する制御工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13または14に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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