JP2015154164A - 電子機器、撮像装置、プログラム、及び電子機器システム - Google Patents

電子機器、撮像装置、プログラム、及び電子機器システム Download PDF

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Abstract

【課題】使い勝手のよい電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器(10)は、撮像部(201)を有する撮像装置(20)を着脱可能な電子機器であって、ユーザの操作を受け付ける操作部106と、前記撮像装置と前記電子機器とが分離しているか否か、及び、ユーザの手が前記電子機器以外の機器に接触しているか否かに基づいて、前記操作部の態様を変更する制御部(113)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、撮像装置、プログラム、及び電子機器システムに関する。
従来から、スマートフォンの表示部及びタッチパネルを、撮像装置のモニタや操作部として利用する撮像システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−110738号公報
最近では、スマートフォンに着脱可能な撮像装置も提案されている。しかしながら、上記特許文献1では、撮像装置とスマートフォンとが分離した状態での使い勝手、及び、一体となっている状態での使い勝手については、考慮されていない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、使い勝手の良い電子機器、撮像装置、及び電子機器システムを提供することを目的とする。また、本発明は、使い勝手を向上できるプログラムを提供することを目的とする。
本発明の電子機器(10)は、撮像部(201)を有する撮像装置(20)を着脱可能な電子機器であって、ユーザの操作を受け付ける操作部(106)と、前記撮像装置と前記電子機器とが分離しているか否か、及び、ユーザの手が前記電子機器以外の機器に接触しているか否かに基づいて、前記操作部の態様を変更する制御部(113)と、を備える。
この場合において、前記制御部は、前記撮像装置と前記電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記電子機器以外の機器に接触している場合と、前記撮像装置と前記電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記電子機器以外の機器に接触していない場合とで、前記操作部の態様を異ならせることとしてもよい。また、前記制御部は、前記撮像装置と前記電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記電子機器以外の機器に接触している場合と、前記撮像装置と前記電子機器とが一体である場合とで、前記操作部の態様を異ならせることとしてもよい。また、前記操作部は、表示部(102)と、前記表示部上の位置を入力する位置入力部(108)と、を有し、前記制御部は、前記表示部の表示を変更することにより、前記操作部の態様を変更することとしてもよい。
また、本発明において、前記制御部は、人体通信により、前記ユーザの手が前記電子機器以外の機器に接触しているか否かを判断することとしてもよい。また、本発明の電子機器は、前記撮像装置と前記電子機器とが一体の状態であるか分離した状態であるかを検知する検知部(109)を備えることとしてもよい。
本発明の撮像装置(20)は、外部機器(10)に着脱可能な撮像装置であって、撮像部(201)と、前記外部機器と前記撮像装置とが分離しているか否か、及び、ユーザが前記撮像装置を保持しているか否かに基づいて、前記撮像装置の操作態様を変更する制御部(213)と、を備える。
この場合において、本発明の撮像装置は、前記外部機器と前記撮像装置とが分離している状態で、ユーザが前記撮像装置を保持しているか否かを検出する第1の検出部(206,213)を備えることとしてもよい。この場合において、前記第1の検出部は、人体通信、又は、前記ユーザと前記撮像装置との間の接触インピーダンスにより、前記ユーザが前記撮像装置を保持しているか否かを検出することとしてもよい。また、本発明の撮像装置は、前記外部機器と前記撮像装置とが分離しているか否かを検出する第2の検出部(203)を備えることとしてもよい。
本発明のプログラムは、コンピュータに、第1電子機器(20)と、前記第1電子機器を着脱可能であり、ユーザからの操作を受け付ける操作部(106)を備える第2電子機器(10)とが一体の状態であるか分離した状態であるかを判断する第1判断ステップ(S13)と、ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触しているか否かを判断する第2判断ステップ(S17)と、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが分離しているか否か、及び、前記ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触しているか否かに基づいて、前記操作部の態様を変更する変更ステップ(S15,S19,S21)と、を実行させる。
この場合において、前記変更ステップでは、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触している場合と、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触していない場合とで、前記操作部の態様を異ならせることとしてもよい。また、前記変更ステップでは、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触している場合と、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが一体である場合とで、前記操作部の態様を異ならせることとしてもよい。
本発明の電子機器システム(500)は、第1電子機器(20)と、前記第1電子機器を着脱可能であり、ユーザからの操作を受け付ける操作部(106)を備える第2電子機器(10)と、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが一体の状態であるか分離した状態であるかを検出する第1検出部(109)と、前記ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触しているか否かを検出する第2検出部(112,113)と、前記第1検出部及び前記第2検出部の検出結果に基づいて、前記操作部の態様を変更する制御部(113)と、を備える。
なお、本発明をわかりやすく説明するために、上記においては一実施形態を表す図面の符号に対応つけて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させても良い。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
本発明は、使い勝手の良い電子機器、撮像装置、及び電子機器システムを提供できるという効果を奏する。また、本発明は、使い勝手を向上することができるプログラムを提供できるという効果を奏する。
一実施形態に係る撮像システムの構成を示すブロック図である。 図2(A)は電子機器の一例を示す正面図であり、図2(B)は電子機器の一例を示す背面図である。 図3(A)は撮像装置の一例を示す正面斜視図であり、図3(B)は撮像装置の一例を示す背面斜視図である。 図4(A)は、電子機器と撮像装置とが一体である状態を示す図であり、図4(B)は、電子機器と撮像装置とが分離した状態を示す図である。 図5は、電子機器が実行する操作画面変更処理の一例を示すフローチャートである。 図6(A)及び図6(B)は、図5の処理を説明するための図である。 図7は、図5の処理を説明するための図である。 図8(A)及び図8(B)は、電子機器と撮像装置とが分離した状態の一例を示す図である。 図9(A)及び図9(B)は、図5の処理を説明するための図である。 撮像装置が実行する操作態様変更処理の一例を示すフローチャートである。 各操作態様について説明するための図である。 図12(A)〜図12(C)は、各操作態様について説明するための図である。 図13(A)及び図13(B)は、電子機器を縦向きにした場合に表示される操作画面の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図12に基づいて、詳細に説明する。図1には、一実施形態に係る撮像システム500の構成がブロック図にて示されている。
図1に示すように、撮像システム500は、電子機器10と、撮像装置20と、を備える(利用する)。撮像システム500は、電子機器10と撮像装置20とが連携して撮像を行うことが可能なシステムである。また、撮像システム500では、撮像装置20が電子機器10に着脱可能となっており、撮像装置20と電子機器10とが一体の状態(図4(A)参照)でも、撮像装置20と電子機器10とが分離している状態(図4(B)参照)でも、電子機器10と撮像装置20との連携が可能となっている。本実施形態では、ユーザが、電子機器10上で撮像装置20と連携するための所定のアプリケーションソフトウェア(以後、「連携撮影アプリ」と記載する)を起動することで、電子機器10から撮像装置20を操作して、撮像装置20による撮像を実行することができるようになっている。
(電子機器10)
電子機器10は、ユーザにより携帯された状態で利用される情報機器である。電子機器10としては、携帯電話、スマートフォン、タブレット型パソコン、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等を採用することができる。本実施形態では、電子機器10は、スマートフォンであるものとする。電子機器10は、電話機能やインターネット等に接続するための通信機能、および、プログラムを実行するためのデータ処理機能等を有する。
電子機器10は、図1に示すように、撮像部101と、表示部102と、マイク103と、スピーカ104と、記憶部105と、操作部106と、着脱検出部109と、通信部110と、制御部113と、係合部114と、を備える。なお、図2(A)には、電子機器10の正面図が示され、図2(B)には、電子機器10の背面図が示されている。
撮像部101は、レンズ、撮像素子、画像処理部などを備え、静止画や動画を撮像するものである。撮像部101は、例えば、図2(B)に示すように表示部102が配置される面と反対側の面(背面)に設けられている。
表示部102は、例えば、液晶ディスプレイであり、図2(A)に示すように、撮像部101の反対側(正面)に設けられている。表示部102は、撮像部101が撮像した画像や、画像、各種情報およびボタン等の操作入力用画像を表示する。
マイク103は、電子機器10の周囲の音声(例えばユーザの音声)を入力するための音声入力装置である。スピーカ104は、図2(A)に示すように、表示部102と同一の面(正面)に設けられ、ユーザや電子機器10の周囲へ音声を出力する音声出力装置である。
記憶部105は、例えば、不揮発性の半導体メモリやハードディスクである。記憶部105は、撮像部101が撮像した静止画、動画の各画像データや、表示部102に表示され、後述するタッチパネル108を使用した操作に用いられる操作入力用画像を記憶する。
操作部106は、スイッチ107と、タッチパネル108と、を備える。スイッチ107は、ユーザからの操作を受け付ける操作部材である。本実施形態では、電子機器10は、2つのスイッチ107A,107Bを備える。ユーザは、例えば、電話機能を使用している間に、スイッチ107Aを押すことによりスピーカ104の音量を上げ、スイッチ107Bを押すことによりスピーカ104の音量を下げることができる。また、ユーザは、撮像機能を使用している場合、スイッチ107Bを押すことにより撮像部101による撮像を指示することができる。
タッチパネル108は、ユーザが触れたことに応じて情報入力を受け付ける。タッチパネル108は、例えば、表示部102上または表示部102内に組み込まれて設けられる。したがって、タッチパネル108は、ユーザが表示部102の表面をタッチすることに応じて、種々の情報入力を受け付ける。なお、電子機器10の操作部106は、スイッチ107を省略してすべてタッチパネル108による操作にしても構わない。
着脱検出部109は、後述する撮像装置20と電子機器10とが一体の状態にあるか、分離している状態にあるかを検出するものである。本実施形態では、着脱検出部109は、図2(B)に示すように、電子機器10の背面に設けられた係合部114の一部に組み込まれている。着脱検出部109は、当該係合部114が撮像装置20が備える係合部214と係合しているか否かに基づいて、撮像装置20と電子機器10とが一体の状態にあるか、分離している状態にあるかを検出し、検出結果を制御部113に出力する。
通信部110は、無線通信部111と、人体通信部112と、を備える。無線通信部111は、他の機器と無線通信(携帯電話回線や無線LAN(Local Area Network)等を用いた通信)や近接通信(例えば、例えばBluetooth(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identification)、TransferJet(登録商標))を行う。本第1の実施形態では、無線通信部111は、撮像装置20との間で通信を行うものとする。
人体通信部112は、電子機器10の筐体外側であって、電子機器10を把持するユーザの手と接触する位置に設けられる電極を備え、ユーザを介して撮像装置20が備える人体通信部206と通信する。なお、人体通信には、人体に微弱な電流を流して、その電流を変調して情報を伝達する電流方式や、人体の表面に誘起する電界を変調して情報を伝達する電界方式などがある。本実施形態では、電流方式及び電界方式のいずれのタイプを用いることも可能である。
制御部113は、電子機器10全体を統括的に制御する。制御部113は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える。本実施形態では、制御部113は、連携撮影アプリが起動されると、電子機器10と撮像装置20とが分離しているか否か、及び、ユーザの手が撮像装置20に接触している否かに基づいて、操作部106の態様を変更する。ここで、操作部106の態様を変更するとは、スイッチ107に割り当てられている操作内容を変更すること、及び、表示部102に表示される、タッチパネル108の操作入力用画像を変更することを含む。
なお、本実施形態では、電子機器10の電源がオンされると、リチウムイオン電池等の二次電池である電池と接続された不図示の電源回路が、電池で生成された電圧を制御部113等の各回路で使用される電圧に変換し、各回路に供給する。制御部113は、電源回路から電源の供給を受けて、例えば、後述する図5の処理を開始する。なお、電源回路は、電子機器10の電源がオフの場合にも、制御部113や通信部110に電源を供給するようにしてもよい。また、電源回路は、電子機器10の電源がオンされていても、電子機器10がスリープ状態にある場合には、制御部113や通信部110に電源を供給し、表示部102等を含む他の回路には電源を供給しないようにしてもよい。
(撮像装置20)
撮像装置20は、図1に示すように、撮像部201と、表示部202と、着脱検出部203と、通信部204と、操作部207と、記憶部210と、電源回路211と、電池212と、制御部213と、係合部214と、を備える。なお、図3(A)には撮像装置20の正面斜視図が、図3(B)には撮像装置20の背面斜視図が示されている。
撮像部201は、レンズ、撮像素子、画像処理部などを備え、静止画や動画を撮像するものである。また、撮像部201は、例えばモータやアクチュエータなどのレンズ駆動部を備え、レンズ駆動部は、後述する操作環209の操作に基づいてレンズを駆動し、ズーム位置を変更する。
表示部202は、例えば、液晶ディスプレイであり、図3(B)に示すように、撮像装置20の背面に設けられる。表示部102は、撮像部101が撮像するスルー画像(ライブビュー画像ともいう)や、撮像装置20の設定情報(絞り値、シャッタースピード、ISO感度等)を表示する。
着脱検出部203は、撮像装置20と電子機器10とが一体の状態にあるか、分離している状態にあるかを検出するものである。本実施形態では、着脱検出部203は、図3(B)に示すように、撮像装置20の背面に設けられた係合部214に設けられる。着脱検出部203は、当該係合部214が電子機器10が備える係合部114と係合しているか否かに基づいて、撮像装置20と電子機器10とが一体の状態にあるか、分離している状態にあるかを検出し、検出結果を制御部213に出力する。なお、係合部114、214を用いた電子機器10と撮像装置20との係合は、後述するようにどのような係合方法を取っても構わない。
通信部204は、無線通信部205と、人体通信部206とを備える。無線通信部205は、他の機器と無線通信(携帯電話回線や無線LAN等を用いた通信)や近接通信(例えば、例えばBluetooth(登録商標)、RFID、TransferJet(登録商標))を行う。本第1の実施形態では、無線通信部205は、電子機器10との間で通信を行うものとする。
人体通信部206は、図3(A)に示すように、撮像装置20の筐体外側のユーザと接触する位置に設けられる電極206Aを備え、ユーザを介して電子機器10が備える人体通信部112と通信する。なお、図3(B)では、簡略化のため、電極206Aの図示を省略している。
操作部207は、スイッチ208と、操作環209と、を備える。スイッチ208は、図3(A)及び図3(B)に示すように、例えば、撮像装置20のメイン電源を入れるためのスライド式の電源スイッチ208A、ISO感度を設定するためのISO感度設定スイッチ208B、絞り値を設定するための絞り値設定スイッチ208C、及びシャッタスピードを設定するためのシャッタスピード設定スイッチ208Dを備える。
操作環209は、撮像装置20のズーム操作や、レリーズ操作に使用される。操作環209は、撮像部201が備えるレンズの光軸(X軸)周り(操作環209の円周方向R)に回転可能に設けられる。また、本実施形態において、操作環209は、X方向及びY方向への移動が可能となっている。
記憶部210は、例えば、撮像装置20に内蔵された不揮発性の半導体メモリやハードディスクであり、静止画のデータや動画のデータを記憶する。なお、静止画のデータや動画のデータについては、不図示のスロットルに挿入されるSDカード等に記憶してもよい。
電源回路211は、例えばリチウムイオン電池等の二次電池である電池212と接続され、電池212で生成された電圧を制御部213等の各回路で使用される電圧に変換し、各回路に供給する。なお、本実施形態においては、電源回路211は、撮像装置20のメイン電源がオフの場合にも、通信部204に電源を供給しているものとしてもよい。また、係合部114、214の係合に応じて、撮像装置20のメイン電源がオンするようにしてもよい。
制御部213は、撮像装置20全体を統括的に制御する。制御部213は、CPU、RAM、ROM等を備える。本実施形態では、制御部213は、撮像装置20と電子機器10とが分離している状態にあるか否か、及び、撮像装置20をユーザが保持しているか否かに基づいて、撮像装置20の操作態様を変更する。ここで、撮像装置20の操作態様を変更するとは、スイッチ208や操作環209に割り当てられる操作内容を変更すること、及び、ある操作を実現するためのスイッチ208や操作環209の操作方法を変更することを含む。
(操作画面変更処理)
次に、図5を参照して、電子機器10が実行する操作画面変更処理について説明する。図5は、電子機器10が実行する操作画面変更処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態において、図5の処理は、電子機器10や撮像装置20の電源がオンされたり、スリープ状態が解除されたり、ペアリングが成立すると開始される。なお、電子機器10と撮像装置20とは、予め、例えば電子機器10と撮像装置20とを接触させたり、近接させたりして予めペアリングされており、ペアリング情報は、撮像装置20と電子機器10とが保持しているものとする。なお、電子機器10と撮像装置20とのペアリングは、電子機器10において連携撮影アプリが起動されてから実行されてもよい。また、本実施形態においてペアリングとは、複数の装置間の協働処理を実行され得る状態にすることである。
図5の処理では、制御部113は、ステップS11において、連携撮影アプリが起動されるまで待機する。そして、連携撮影アプリが起動された段階で、ステップS13に移行する。
ステップS13に移行すると、制御部113は、着脱検出部109の検出結果に基づき、電子機器10が撮像装置20と分離しているか否かを判断する。ここでの判断が否定されるということは、電子機器10と撮像装置20とが一体となった状態(図4(A)参照)にあるということである。この場合、ユーザは、例えば、撮像装置20が装着された電子機器10を、図6(A)に示すように保持したり、図6(B)に示すように両手で保持することが考えられる。図6(A)の場合、ユーザは、一方の手で撮像装置20又は電子機器10を保持しながら、もう一方の手で、タッチパネル108などの操作部106を自由に操作することが可能である。図6(B)の場合、ユーザは、両手で操作部106を操作することができる。そこで、制御部113は、電子機器10が撮像装置20と分離していない場合、ステップS15に移行し、制御部113は、スイッチ107A,107Bに撮像装置20のレリーズ操作を割り当てるとともに、両手での操作に適した第1の操作画面を表示部102に表示する。例えば、制御部113は、表示部102に撮像装置20が撮像したスルー画像を表示するとともに、図7に示すように、第1部分P1に、撮像装置20が撮像した画像を再生するためのメニュ項目を表示し、第2部分P2に、撮像装置20での撮像条件(撮影モード、絞り値、シャッタスピード、ISO感度等)を設定するためのメニュ項目を表示する。また、制御部113は、第3部分P3に撮像装置20の設定情報(撮影モード、絞り値、シャッタスピード、ISO感度)を表示し、第4部分P4に撮像装置20の状態に関する情報(電池残量、撮像可能枚数)を表示する。なお、第1の操作画面の構成は、上記に限られるものではなく、制御部113は、例えば、第1部分P1に、撮像装置20のズーム操作を行うためのスライダボタンを表示してもよい。これにより、ユーザは、両手での操作に適した第1の操作画面を用いて、撮像装置20を操作することができる。
一方、電子機器10と撮像装置20とが分離している場合には、ステップS13の判断が肯定され、制御部113はステップS17に移行する。ここで、電子機器10と撮像装置20とが分離している場合、電子機器10と撮像装置20とは、例えば、図8(A)に示すように、それぞれユーザの手に保持されている状態にあるか、あるいは、図8(B)に示すように、撮像装置20が例えば三脚300等に固定されたり、ユーザが被るヘルメットに装着されたり、テーブルの上に載置され、電子機器10がユーザに保持されている状態にある可能性が高い。
そこで、制御部113は、ステップS17に移行すると、ユーザの手が撮像装置20に接触しているか否かを判断する。すなわち、ステップS17では、ユーザが、電子機器10を保持している片方の手で電子機器10を操作しなければならない状態(図8(A)の状態)にあるのか、それとも、電子機器10を両手で操作可能な状態(図8(B)の状態)にあるのかを判断している。なお、電子機器10を両手で操作可能な状態とは、図8(B)に示す状態に加えて、電子機器10を一方の手で保持し、もう一方の手で操作部106を自由に操作可能な状態を含む。制御部113は、ユーザの手が撮像装置20に接触しているか否かを、電子機器10の人体通信部112と撮像装置20の人体通信部206との間で人体通信が成立しているか否かに基づいて判断することができる。
ユーザの手が撮像装置20に接触していない場合(例えば、図8(B)に示す状態の場合)、ステップS17の判断が否定され、制御部113は、ステップS19に移行し、スイッチ107A,107Bに撮像装置20のレリーズ操作を割り当てるとともに、第2の操作画面を表示部102に表示する。例えば、制御部113は、表示部102に撮像装置20が撮像したスルー画像を表示するとともに、図9(A)に示すように、第1部分P1に、撮像装置20のズーム操作を行うためのスライダボタンを表示し、第2部分P2に、撮像装置20の撮像メニュを表示させるためのボタンを表示し、第3部分P3で、オートフォーカス範囲の設定を受け付けるようにする。なお、制御部113は、撮像装置20と電子機器10とが分離した状態にあり、かつ、ユーザの手が撮像装置20に接触していない場合に、第1の操作画面(図7参照)を表示部102に表示してもよい。
一方、ユーザの手が撮像装置20に接触している場合(例えば、図8(A)に示す状態の場合)、ステップS17の判断が肯定され、制御部113は、ステップS21に移行し、スイッチ107A,107Bに撮像装置20のレリーズ操作を割り当てるとともに、片手での操作に適した第3の操作画面を表示部102に表示する。例えば、制御部113は、撮像装置20が撮像したスルー画像を表示部102に表示するとともに、図9(B)に示すように、第5部分P5に、オートフォーカスエリアを移動させるための操作ボタン(十字キー等)を表示し、第6部分P6に、撮像装置20での撮像条件(撮影モード、絞り値、シャッタスピード、ISO感度等)を設定するためのメニュ項目を表示し、第7部分P7に、撮像装置20のズーム操作を行うためのスライダボタンを表示する。また、制御部113は、第8部分P8に、撮像装置20の設定情報(撮影モード、絞り値、シャッタスピード、ISO感度)を表示し、第9部分P9に撮像装置20の状態に関する情報(電池残量、撮像可能枚数)を表示する。このように、第3の操作画面では、撮像装置20を操作するためのボタンやメニュ項目が、片手の親指を使用して操作できる範囲に集中して配置されている。これにより、ユーザは、片手での操作に適した第3の操作画面を用いて、容易に撮像装置20を操作することができる。なお、ユーザの手が撮像装置20に接触している状態は、図8(A)の状態に限られるものではない。例えば、ユーザが装着したヘルメット等に固定された撮像装置20をユーザが触っている場合にも、ステップS17の判断が肯定される。
ステップS15、S19、又はS21の終了後、制御部113は、ステップS23に移行し、ユーザから操作を受け付けたか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合、制御部113は、ステップS25において、ユーザから受け付けた操作に応じた操作指示を撮像装置20に送信し、ステップS27に移行する。電子機器10から操作指示を受信した撮像装置20は、受信した指示に基づき動作する。一方、ユーザから操作を受け付けていない場合には、ステップS25の処理を行わずに、ステップS27に移行する。
ステップS27に移行すると、制御部113は、連携撮影アプリが終了されたか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合、制御部113は、ステップS11に戻り、否定された場合、ステップS13に戻る。
このようにして、図5の処理は、電子機器10の電源がオフされるまで繰り返される。以上の処理により、ユーザは、電子機器10の操作部106を両手で操作できる場合には、両手での操作に適した操作画面を使って撮像装置20を操作することができ、片手でしか操作できない場合には、片手での操作に適した操作画面を使って撮像装置20を操作することができるので、電子機器10からの撮像装置20の操作が容易になり、電子機器10の使い勝手が向上する。
(操作態様変更処理)
次に、撮像装置20が実行する操作態様変更処理について説明する。図10は、撮像装置20の制御部213が実行する操作態様変更処理の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、図10の処理は、撮像装置20の電源がオンされたり、電子機器10との間で人体通信が成立したり、前述したペアリングが成立すると開始されるものとする。
図10の処理では、制御部213は、ステップS51において、着脱検出部203の検出結果に基づいて、撮像装置20と電子機器10とが分離しているか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、すなわち、撮像装置20と電子機器10とが一体の状態(図4(A)の状態)にある場合、制御部213は、ステップS53に移行する。
ステップS53に移行すると、制御部213は、撮像装置20の操作態様を、第1の操作態様とする。第1の操作態様は、電子機器10と一体となった撮像装置20をユーザが図6(A)に示すように保持することを考慮した操作態様となっている。ここで、第1の操作態様について、図11に示す操作態様テーブルに基づいて説明する。
図11に示す操作態様テーブルにおいて、操作態様の項目は、撮像装置20の操作態様の分類を示している。操作内容の項目は、撮像装置20に対する操作の内容を示している。操作内容を実現するための操作部の操作の項目は、撮像装置20の操作部207に対し、どのような操作を行えば、操作内容の項目の操作を実現することができるかを示している。例えば、第1の操作態様では、操作環209を操作環209の円周方向(図12(A)のD1又はD2方向)に回転させることで、撮像装置20のズーム操作が可能となっている。また、撮像装置20の操作態様が第1の操作態様にある場合、レリーズ操作、ISO感度の設定、絞り値の設定、シャッタスピードの設定は、操作部207からはできないようになっており、電子機器10の操作部106を介してできるようになっている。第2の操作態様及び第3の操作態様については後述する。
したがって、制御部213は、撮像装置20と電子機器10とが一体の状態(図4(A)参照)にある場合、操作環209を操作環209の円周方向(図12(A)のD1又はD2方向)に回転させることでズーム操作が行えるよう、撮像装置20の操作態様を変更する。また、レリーズ操作、ISO感度の設定、絞り値の設定、及びシャッタスピードの設定については、撮像装置20では受け付けない、すなわち、電子機器10の操作部106を介して行うように撮像装置20の操作態様を変更する。
ところで、撮像装置20と電子機器10とが分離している状態にある場合、ステップS51の判断が肯定され、制御部213は、ステップS55に移行する。
ステップS55に移行すると、制御部213は、ユーザが撮像装置20を保持しているか否かを判断する。例えば、制御部213は、電子機器10と撮像装置20との間で人体通信が成立している場合に、ユーザが撮像装置20を保持していると判断することができる。また、制御部213は、ユーザと電極206Aとの間の接触インピーダンスを検出し、当該接触インピーダンスに基づいて、ユーザが撮像装置20を保持しているか否かを判断してもよい。なお、撮像装置20が圧力センサを備える場合には、制御部213は、当該圧力センサの出力値からユーザが撮像装置20を保持しているか否かを判断してもよい。
ユーザが撮像装置20を保持していない場合、ステップS55の判断が否定され、制御部213は、ステップS57に移行する。ここで、撮像装置20と電子機器10とが分離した状態にあり(ステップS51/YES)、かつ、ユーザが撮像装置20を保持していない状態(ステップS55/NO)とは、例えば、図8(B)に示す状態である。この場合、制御部113は、ステップS57において、撮像装置20の操作態様を、第2の操作態様とする。例えば、制御部213は、図11の操作態様テーブルに示すように、ズーム操作、レリーズ操作、ISO感度の設定、絞り値の設定、及びシャッタスピードの設定を操作部207からは行うことができないようにし、電子機器10の操作部106を介して行えるようにする。
一方、ユーザが撮像装置20を保持している場合、ステップS55の判断が肯定され、制御部213は、ステップS59に移行する。ここで、撮像装置20と電子機器10とが分離した状態にあり(ステップS51/YES)、かつ、ユーザが撮像装置20を保持している状態(ステップS55/NO)とは、例えば、図8(A)に示す状態である。この場合、制御部113は、ステップS59において、撮像装置20の操作態様を、第3の操作態様とする。例えば、制御部213は、図11の操作態様テーブルに示すように、操作環209の光軸方向(図12(B)のX方向)の操作によりズーム操作が行えるように撮像装置20の操作態様を変更する。制御部213は、例えば、ユーザが操作環209を+X方向(図12(B)のD4方向)に押した場合に撮像倍率を上げ、操作環209を−X方向(図12(B)のD3方向)に引いた場合に撮像倍率を下げるようにする。また、制御部213は、操作環209を+Y方向又は―Y方向(図12(C)のD5又はD6方向)に押し込むことで、レリーズ操作を行うことができるよう撮像装置20の操作態様を変更する。さらに、制御部213は、ISO感度の設定、絞り値の設定、及びシャッタスピードの設定をそれぞれ操作部207が備えるISO感度設定スイッチ208B、絞り値設定スイッチ208C、及びシャッタスピード設定スイッチ208Dを用いて行うことができるよう撮像装置20の操作態様を変更する。これにより、ユーザは、片手で、撮像装置20の設定を変更したり、ズーム操作やレリーズ操作を容易に行うことができる。
制御部213は、ステップS53、S57、又はS59の処理の後、ステップS61に移行し、操作部207を介してユーザから操作を受け付けたか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合、ステップS65に移行するが、否定された場合、ステップS63に移行する。
ステップS63に移行すると、制御部213は、電子機器10から操作指示を受信したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、ステップS51に戻るが、肯定された場合(図5のステップS25が実行された場合)、ステップS65に移行する。
ステップS65に移行すると、制御部213は、ステップS61で受け付けた操作、又は、ステップS63で受信した操作指示に応じた動作を撮像装置20が行うよう、撮像装置20を制御する。ステップS65の処理後は、ステップS51に戻る。
以上の処理により、ユーザによる撮像装置20の使用状況にあわせた操作態様で、ユーザは撮像装置20を操作することができるため、撮像装置20の使い勝手が向上する。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によれば、電子機器10は、撮像部201を有する撮像装置20を着脱可能であり、ユーザの操作を受け付ける操作部106と、撮像装置20と電子機器10とが分離しているか否か、及び、ユーザの手が撮像装置20に接触しているか否かに基づいて、操作部106の態様を変更する制御部113と、を備えるので、電子機器10と撮像装置20とを使用するユーザの状況に合わせて、操作部106の態様を変更することができる。これにより、ユーザは、電子機器10から撮像装置20を操作する場合において、撮像状況に適した態様となっている操作部106を用いて電子機器10を操作することができるため、電子機器10からの撮像装置20の操作が容易となり電子機器10の使い勝手が向上する。
また、本実施形態において、制御部113は、撮像装置20と電子機器10とが分離し、かつ、ユーザの手が撮像装置20に接触している場合(図8(A)参照)と、撮像装置20と電子機器10とが分離し、かつ、ユーザの手が撮像装置20に接触していない場合(図8(B)参照)とで、操作部106の態様を異ならせる(図9(B)及び図9(A)参照)。さらに、制御部113は、撮像装置20と電子機器10とが分離し、かつ、ユーザの手が撮像装置20に接触している場合(図8(A)参照)と、撮像装置20と電子機器10とが一体である場合(図6(A)参照)とで、操作部106の態様を異ならせる(図9(B)及び図7参照)。これにより、ユーザは、撮像状況に合わせた態様となっている操作部106を用いて電子機器10を操作することができ、電子機器10からの撮像装置20の操作が容易となり電子機器10の使い勝手が向上する。
また、本実施形態において、操作部106は、タッチパネル108を備え、制御部113は、表示部102に表示され、タッチパネル108の操作入力用画像を変更することにより、操作部106の態様を変更するので、ユーザが電子機器10を片手で操作する場合には、操作画面上で操作ボタンを片手で操作しやすい範囲に集中させるなどの対応をとることができ、電子機器10の使い勝手をより向上することができる。
また、本実施形態において、制御部113は、電子機器10の人体通信部112と撮像装置20の人体通信部206との間で人体通信が成立しているか否かに基づいて、ユーザの手が撮像装置20に接触しているか否かを判断するため、簡易な構成で当該判断を行うことができる。
また、本実施形態において、撮像装置20は、電子機器10に着脱可能であり、撮像部201と、電子機器10と撮像装置20とが分離しているか否か、及び、ユーザが撮像装置20を保持しているか否かに基づいて、撮像装置20の操作態様を変更する制御部213と、を備えるので、ユーザは、ユーザの撮像装置20の使用状況に合わせた操作態様で撮像装置20を操作することができ、撮像装置20の使い勝手が向上する。
なお、上記実施形態において、電子機器10の制御部113は、図5のステップS17において、ユーザの手が撮像装置20に接触しているか否かを判断していたが、これに限られるものではない。例えば、制御部113は、ユーザの手が、人体通信部を備える閃光装置(フラッシュ/ストロボ装置)に接触しているか否かを判断してもよい。これにより、ユーザが撮像装置20をテーブル等に設置し、閃光装置を片手で保持して被写体を照らしながら、電子機器10を用いて撮像装置20を操作する場合等でも、片手での操作に適した操作画面を表示部102に表示することができる。
また、上記実施形態において、ユーザが電子機器10を横向きに把持する例について説明したが、ユーザは、図13(A)及び図13(B)に示すように電子機器10を縦向きに把持してもよい。この場合、電子機器10の制御部113は、ユーザが片手で電子機器10の操作部106を操作する場合(図13(A))と、ユーザが一方の手で電子機器10を把持し、もう一方の手で電子機器10の操作部106を操作可能な場合(図13(B))とで、表示部102に表示する撮像装置20の操作画面を変更すればよい。例えば、ユーザが片手で電子機器10の操作部106を操作する場合には、制御部113は、図13(A)に示すように、第1部分P1に、撮像装置20が撮像するスルー画像を表示し、第2部分P2に、撮像装置20での撮像条件(撮影モード、絞り値、シャッタスピード、ISO感度等)を設定するためのメニュ項目を表示し、第3部分P3に、撮像装置20のズーム操作を行うためのスライダボタンを表示し、第4部分P4に、撮像装置20のオートフォーカス位置を移動させるためのボタンを表示し、第5部分P5に、撮像装置20の設定情報(撮影モード、絞り値、シャッタスピード、ISO感度)や撮像装置20の状態に関する情報(電池残量、撮像可能枚数)を表示する。一方、ユーザが一方の手で電子機器10を把持し、もう一方の手で電子機器10の操作部106を操作可能な場合(図13(B))には、制御部113は、第1部分P1に、撮像装置20が撮像するスルー画像を表示し、第2部分P2に、撮像装置20での撮像条件を設定するためのメニュ項目を表示し、第3部分P3に、撮像装置20のズーム操作を行うためのスライダボタンを表示し、第4部分P4に、撮像装置20の設定情報(撮影モード、絞り値、シャッタスピード、ISO感度)や撮像装置20の状態に関する情報(電池残量、撮像可能枚数)を表示する。なお、図13(B)の場合には、第1部分P1に表示されるスルー画像を触ることで、撮像装置20のオートフォーカス位置を移動させることができるようにすればよい。
また、上記実施形態において、電子機器10の制御部113は、例えば、ユーザが撮像装置20を一方の手で保持し、電子機器10をもう一方の手で保持している場合に、ユーザが電子機器10をどのように保持しているかに基づいて、すなわち、電子機器10の持ち方に基づいて、表示部102に表示する操作入力用画像を変更してもよい。ここで、電子機器10の持ち方とは、電子機器10を左手で持っているのか、右手で持っているのか、順手で持っているのか、逆手で持っているのか等を含む。ユーザの電子機器10の持ち方は、例えば、電子機器10の筐体に複数の圧力センサを離散的に配置し、当該圧力センサへの圧力のかかり方の違いから判断することができる。また、同様に、撮像装置20の制御部213は、ユーザが撮像装置20をどのように保持しているかに基づいて、すなわち、撮像装置20の持ち方に基づいて、撮像装置20の操作態様を変更してもよい。ユーザの撮像装置20の持ち方は、例えば、撮像装置20の筐体に複数の圧力センサを離散的に配置し、当該圧力センサへの圧力のかかり方の違いから判断してもよいし、ユーザの指が複数の電極206Aのいずれと接触しているかに基づいて判断してもよい。
また、上記実施形態において、電子機器10と撮像装置20とは、それぞれ着脱検出部109と着脱検出部203とを備えていたが、電子機器10と撮像装置20とのいずれか一方が着脱検出部を備えるようにしてもよい。この場合、電子機器10と撮像装置20とのいずれか一方が備える着脱検出部の検出結果を、他方に送信するようにすればよい。これにより、電子機器10と撮像装置20とのいずれか一方において、着脱検出部を省略することができる。
また、着脱検出部109,203は係合部114,214とは別に設けられていてもよい。例えば、着脱検出部109,203は、電子機器10と撮像装置20とが一体となった状態で押される機械的なスイッチであってもよい。
また、上記実施形態において、撮像装置20は、係合部114,214を介して電子機器10に直接取り付けられていたが、これに限られるものではない。例えば、撮像装置20を電子機器10に装着可能なアタッチメントに取り付け、当該アタッチメントを介して撮像装置20を電子機器10に取り付けてもよい。この場合、アタッチメントに撮像装置20が取り付けられたこと、及び、アタッチメントが電子機器10に取り付けられたことを検出する着脱検出部(例えば、機械的なスイッチ)をアタッチメントに設けておき、当該着脱検出部の検出結果を、電子機器10及び撮像装置20が取得(受信)するようにしてもよい。これにより、電子機器10に係合部114及び着脱検出部109を設けなくて済み、また、撮像装置20に着脱検出部203を設けなくて済む。
また、上記実施形態において、撮像装置20は表示部202を備えていたが、上記実施形態は、表示部を備えない撮像装置にも適用可能である。さらに、撮像装置20は円柱型の撮像装置に限られるものではない。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置(CPU)が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
10 電子機器
20 撮像装置
102 表示部
106 操作部
108 タッチパネル
109 着脱検出部
112 人体通信部
113 制御部
201 撮像部
203 着脱検出部
206 人体通信部
213 制御部
500 撮像システム

Claims (14)

  1. 撮像部を有する撮像装置を着脱可能な電子機器であって、
    ユーザの操作を受け付ける操作部と、
    前記撮像装置と前記電子機器とが分離しているか否か、及び、ユーザの手が前記電子機器以外の機器に接触しているか否かに基づいて、前記操作部の態様を変更する制御部と、
    を備える電子機器。
  2. 前記制御部は、前記撮像装置と前記電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記電子機器以外の機器に接触している場合と、前記撮像装置と前記電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記電子機器以外の機器に接触していない場合とで、前記操作部の態様を異ならせる請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、前記撮像装置と前記電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記電子機器以外の機器に接触している場合と、前記撮像装置と前記電子機器とが一体である場合とで、前記操作部の態様を異ならせる請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記操作部は、表示部と、前記表示部上の位置を入力する位置入力部と、を有し、
    前記制御部は、前記表示部の表示を変更することにより、前記操作部の態様を変更する請求項1から3のいずれか一項記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、人体通信により、前記ユーザの手が前記電子機器以外の機器に接触しているか否かを判断する請求項1から4のいずれか一項記載の電子機器。
  6. 前記撮像装置と前記電子機器とが一体の状態であるか分離した状態であるかを検知する検知部を備える請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 外部機器に着脱可能な撮像装置であって、
    撮像部と、
    前記外部機器と前記撮像装置とが分離しているか否か、及び、ユーザが前記撮像装置を保持しているか否かに基づいて、前記撮像装置の操作態様を変更する制御部と、
    を備える撮像装置。
  8. 前記外部機器と前記撮像装置とが分離している状態で、ユーザが前記撮像装置を保持しているか否かを検出する第1の検出部を備える請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記第1の検出部は、人体通信、又は、前記ユーザと前記撮像装置との間の接触インピーダンスにより、前記ユーザが前記撮像装置を保持しているか否かを検出する請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記外部機器と前記撮像装置とが分離しているか否かを検出する第2の検出部を備える請求項7から9のいずれか一項記載の撮像装置。
  11. コンピュータに、
    第1電子機器と、前記第1電子機器を着脱可能であり、ユーザからの操作を受け付ける操作部を備える第2電子機器とが一体の状態であるか分離した状態であるかを判断する第1判断ステップと、
    ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触しているか否かを判断する第2判断ステップと、
    前記第1電子機器と前記第2電子機器とが分離しているか否か、及び、前記ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触しているか否かに基づいて、前記操作部の態様を変更する変更ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  12. 前記変更ステップでは、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触している場合と、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触していない場合とで、前記操作部の態様を異ならせる請求項11記載のプログラム。
  13. 前記変更ステップでは、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが分離し、かつ、前記ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触している場合と、前記第1電子機器と前記第2電子機器とが一体である場合とで、前記操作部の態様を異ならせる請求項11又は12記載のプログラム。
  14. 第1電子機器と、
    前記第1電子機器を着脱可能であり、ユーザからの操作を受け付ける操作部を備える第2電子機器と、
    前記第1電子機器と前記第2電子機器とが一体の状態であるか分離した状態であるかを検出する第1検出部と、
    前記ユーザの手が前記第2電子機器以外の機器に接触しているか否かを検出する第2検出部と、
    前記第1検出部及び前記第2検出部の検出結果に基づいて、前記操作部の操作態様を変更する制御部と、
    を備える電子機器システム。
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