JP2016039442A - Da変換器及びオフセット調整機能付き増幅回路 - Google Patents

Da変換器及びオフセット調整機能付き増幅回路 Download PDF

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Abstract

【課題】高い線形性を有するDA変換器を提供する。
【解決手段】デジタル入力コードに基づいて、少なくとも第1の電圧及び第2の電圧を出力する上位ビット抵抗型DA変換部11と、第1の電圧及び第2の電圧をバッファするバッファ部12と、デジタル入力コードに基づいて、第1の電圧及び第2の電圧からアナログ電圧を出力する下位ビット抵抗型DA変換部13と、オフセット調整回路14と、を備え、バッファ部12は、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2と切替部とを有し、切替部は、第1の電圧及び第2の電圧をバッファして下位ビット抵抗型DA変換部13に出力するか、または第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2とのオフセットの差が出力されるように切り替えを行い、オフセット調整回路14は、オフセットの差をキャンセルするように、第1又は第2増幅器AMP1、2のオフセットを調整する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、DA変換器及びオフセット調整機能付き増幅回路に関する。
一般に、デジタル入力コードをアナログ量へ変換するDA変換器として、単調性のある抵抗ストリング型DA変換器が知られている。
図1は、分解能12bitの抵抗ストリング型DA変換器の一例である。
電源VREF(例えば5V)−VSS(グランド電位)間に、同一抵抗値を有する複数の抵抗素子が直列に接続され、抵抗素子間の電圧をいずれか1つスイッチにより取り出すことにより、アナログ出力を得ている。
このような抵抗ストリング型DA変換器は、単調性を確保できる利点があるが、素子数が多く、また、1bitごとにテストして電圧をチェックする必要があり、テスト測定回数も多く時間もかかる。
そのため、図2に示すDA変換器のように、抵抗列を上位ビット用と下位ビット用とに分割し、ボルテージフォロワ接続された第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2とを備えるDA変換器が知られている。すなわち、図2に示すDA変換器は、電源VREF(例えば5V)−VSS間に、同一抵抗値を有する複数の抵抗素子が直列に接続され、スイッチにより一の抵抗素子の両端電圧を取り出して第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2とに供給し、第1および第2増幅器AMP1、AMP2の出力端間に、同一抵抗値を有する複数の抵抗素子が直列に接続され、スイッチにより抵抗素子間の電圧をいずれか1つ取り出すことにより、アナログ出力を得ている。
図2及び図3に示すDA変換器は、12bitを、上位ビットおよび下位ビットそれぞれ6bitずつに分割したDA変換器の一例であり、上位の抵抗列の最下位bitによって第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2との出力電圧の上下関係が逆転する動作を行う。
例えば図2では、第1増幅器AMP1が上側電圧、第2増幅器AMP2が下側電圧を出力する。そのため、「AMP1出力>AMP2出力」の関係が成立する。
次に、図2の状態からデジタル入力コードを1コード下げる場合には、図3に示すように、第2増幅器AMP2は図2の接続状態のまま固定し、第1増幅器AMP1に入力される信号を切り換えるための入力スイッチを、SWAからSWCに切り替え、「AMP2出力>AMP1出力」の関係を満足させる。また、デジタル入力コードに応じて下位ビットのスイッチを切り換える。
これによって、単調性を確保しつつ、素子数の低減とテスト回数の減少とを実現することが可能となる。
このようなDA変換器の一例として、特許文献1に記載の回路がある。
特許文献1には、デジタル入力コードの上位ビットに対し、交互に1を加算してDA変換するための2つのR−2R型DA変換部を有し、第1及び第2のDA変換電圧Va、Vbを各々同一の特性を持つ2つのバッファを介してそれぞれ第1の出力ノードと第2の出力ノードとに出力するための上位DA変換回路部と、両出力ノードの電圧を抵抗ストリング型DA変換回路の基準電圧とし、デジタル入力コードの下位ビットD1、D0に応じた抵抗分割電圧の選択に対し上位入力ビットのLSBの値D2で選択順を切り替えながらアナログ電圧出力端子部に出力するための下位DA変換回路部と、を備えたDA変換器が記載されている。
特開2002−359558号公報
しかしながら、図2のように従来のDA変換器では、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2とが同じ性能を有していることが前提であるが、実際の回路では、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2とにはオフセットがあり、一般に、これら第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2とのオフセットには相関はない。
この場合、DA変換器としての線形性は、図4(c)に示すように、横軸をデジタル入力コードとし、縦軸を出力電圧とした場合、規則的に理想値から外れる傾向が現れる。つまり、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2との出力電圧の上下関係が逆転する動作を行っていることから、下位6ビット分の偏差が交互に違う電圧として出力に現れることになり、線形性が低いという課題があった。
なお、図4(a)は、DA変換器において、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2との上下関係が逆転する動作を説明するための説明図である。
図4(b)は第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2とのオフセットの一例である。
第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2のオフセットが共に0mVの場合、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2との上下関係が逆転しても、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2との出力電圧の差(OUT1−OUT2、OUT2−OUT1′)は同じとなる。
第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2のオフセットが共に+5mVの場合、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2との上下関係が逆転しても、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2との出力電圧の差(OUT1−OUT2、OUT2−OUT1′)は同じとなる。
しかし、第1増幅器AMP1のオフセットが+5mVで、第2増幅器AMP2のオフセットが−5mVの場合、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2との上下関係が逆転すると、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2との出力電圧の差(OUT1−OUT2、OUT2−OUT1′)が異なる電圧値となる(つまり、下位6ビット分の偏差は68mVと88mVとが交互に現れる)。図4(c)のグラフは、この一例である。
そこで、本発明は、単調性を確保し且つ素子数を削減するために上位ビットDA変換と下位ビットDA変換とに分けて動作するDA変換器において、増幅器起因のオフセットをキャンセルして、高い線形性を有するDA変換器及びオフセット調整機能付き増幅回路を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、デジタル入力コードに基づいて、少なくとも第1の電圧及び第2の電圧を出力する上位ビット抵抗型DA変換部と、第1の電圧と第2の電圧とをバッファするバッファ部と、デジタル入力コードに基づいて、第1の電圧と第2の電圧とからアナログ電圧を出力する下位ビット抵抗型DA変換部と、オフセット調整回路と、を備え、バッファ部は、第1増幅器と、第2増幅器と、切替部と、を有し、切替部は、第1の電圧と第2の電圧とをバッファして下位ビット抵抗型DA変換部に出力するか、または、第1増幅器と第2増幅器のオフセットの差が出力されるように切り替えを行い、オフセット調整回路は、第1増幅器と第2増幅器のオフセットの差をキャンセルするように、第1増幅器又は第2増幅器のオフセットを調整するDA変換器が提供される。
本発明の一態様によれば、単調性を確保し且つ素子数を削減するために上位ビット抵抗型DA変換部と下位ビット抵抗型DA変換部とに分けて動作するDA変換器において、増幅器に起因するオフセットをキャンセルして、高い線形性を有するDA変換器を提供することができる。
抵抗ストリング型DA変換器の一例を示す回路図である。 上位ビットと下位ビットとに分割してDA変換を行うDA変換器の一例を示す回路図である。 図2のDA変換器の動作説明に供する説明図である。 図2のDA変換器の線形性を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態におけるDA変換器の一例を示す回路図である。 通常動作時の回路動作を説明するための回路図の一例である。 キャリブレーション動作時の回路動作を説明するための回路図の一例である。 キャリブレーション動作時の接続状態を説明するための説明図である。 第2実施形態におけるDA変換器の一例を示す回路図である。 通常動作時の回路動作を説明するための回路図の一例である。 キャリブレーション動作時の回路動作を説明するための回路図の一例である。 キャリブレーション動作時の接続状態を説明するための説明図である。 第3実施形態におけるDA変換器の一例を示す回路図である。 第1増幅器の一例を示す回路図である。 通常動作時の回路動作を説明するための回路図の一例である。 キャリブレーション動作時の接続状態を説明するための回路図の一例である。 第4実施形態におけるDA変換器の一例を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。ただし、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
<第1実施形態>
まず、第1実施形態を説明する。
第1実施形態におけるDA変換器の一例を、図5に示す。
第1実施形態におけるDA変換器は、上位ビットと下位ビットに分割した抵抗型DA変換器において、第1増幅器と第2増幅器とのオフセット差に応じた信号を出力できるように切り替え、オフセット差をゼロに近づけるキャリブレーションを行うことができるDA変換器である。これにより、多数bitでも素子数やテスト測定回数を大幅に削減し、また、高い線形性を持つDA変換器を提供できる。
図5に示す第1実施形態のDA変換器1は、上位ビット抵抗型DA変換部11と、上位ビット抵抗型DA変換部11の出力をバッファするバッファ部12と、下位ビット抵抗型DA変換部13と、オフセット調整回路14と、を備える。
上位ビット抵抗型DA変換部11は、直列に接続され同一抵抗値を有する複数の抵抗素子を含む抵抗素子部11aと、上位ビットデジタル入力コードによって制御される第1スイッチ部11bとを有する。抵抗素子部11aの直列に接続された抵抗素子列は電源VDD−VSS(グランド電位)間に接続される。
第1スイッチ部11bは、抵抗素子部11aの直列に接続された抵抗素子間に一端が接続されるスイッチSWを複数備えており、抵抗素子間のそれぞれにスイッチSWが接続されている。また、スイッチSWの他端は後述する第1増幅器AMP1又は第2増幅器AMP2の非反転入力端子に接続され、例えば奇数番目のスイッチSWの他端は、第1増幅器AMP1の非反転入力端子に接続され、偶数番目のスイッチSWの他端は、第2増幅器AMP2の非反転入力端子に接続される。
スイッチ部11bにより、第1及び第2増幅器AMP1、AMP2の非反転入力端子と、抵抗素子部11aの抵抗素子間との接続を切り換えることにより、第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2は、出力電圧の上下関係が交互に逆転する動作を行う。
バッファ部12は、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2と、キャリブレーション用の切替部として動作するスイッチSW1〜SW4、SWC1、SWC2、SW10、SW20と、を有する。
第1増幅器AMP1への入力パスを切断するか否かを切り替えるスイッチSW1は、上位ビット抵抗型DA変換部11の出力と第1増幅器AMP1の非反転入力端子との間に接続されている。
第2増幅器AMP2への入力パスを切断するか否かを切り替えるスイッチSW2は、上位ビット抵抗型DA変換部11の出力と第2増幅器AMP2の非反転入力端子との間に接続されている。
第1増幅器AMP1の出力パスを切断するか否かを切り替えるスイッチSW3は、第1増幅器AMP1の出力端子と、下位ビット抵抗型DA変換部13との間に接続されている。
第2増幅器AMP2の出力パスを切断するか否かを切り替えるスイッチSW4は、第2増幅器AMP2の出力端子と、下位ビット抵抗型DA変換部13との間に接続されている。
つまり、スイッチSW1〜SW4は、キャリブレーション時に、バッファ部12を、上位ビット抵抗型DA変換部11と下位ビット抵抗型DA変換部13とから切り離す動作を行う。
第1増幅器AMP1の基準電圧パスを切断するか否かを切り替えるスイッチSWC1は、基準電圧Vrefと第1増幅器AMP1の非反転入力端子との間に接続されている。
第2増幅器AMP2の基準電圧パスを切り替えるスイッチSWC2は、基準電圧Vrefと第2増幅器AMP2の非反転入力端子との間に接続されている。
スイッチSW10は、第1増幅器AMP1のフィードバックループを形成するか切断するかを切り替える。
スイッチSW20は、第2増幅器AMP2の出力を第1増幅器AMP1の反転入力端子へ入力するか切断するかを切り替える。
スイッチSW5は、第1増幅器AMP1の出力をオフセット調整回路14へ接続するか切断するかを切り替える。
下位ビット抵抗型DA変換部13は、直列に接続され同一抵抗値を有する複数の抵抗素子を含む抵抗素子部13aと、上位ビットの最下位ビットと下位ビットデジタル入力コードとによって制御される第2スイッチ部13bと、を有する。抵抗素子部13aの、直列に接続された抵抗素子列は第1増幅器AMP1の出力端と第2増幅器AMP2の出力端間に接続される。
第2スイッチ部13bは、抵抗素子部13aの直列に接続された抵抗素子間に一端が接続されるスイッチSWを複数備えており、抵抗素子間のそれぞれにスイッチSWが接続されている。また、スイッチSWの他端はDA変換器1の出力端子Toに接続される。
そして、第1スイッチ部11bの各スイッチ、第2スイッチ部13bの各スイッチ、バッファ部12の各スイッチは制御部10からの駆動信号よりオンオフ動作するようになっている。
次に、DA変換器1が通常動作する場合の回路動作を、図6を用いて説明する。
通常動作時には、スイッチSW1〜SW4はONし、第1及び第2増幅器AMP1、AMP2の入力パス及び出力パスは、それぞれ上位ビット抵抗型DA変換部11及び下位ビット抵抗型DA変換部13に接続される。スイッチSWC1、SWC2、SW5、及びSW20はOFFし、スイッチSW10はONする。
第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2は、それぞれボルテージフォロワを形成して、その出力を下位ビット抵抗型DA変換部13へ出力する。
前述の通り、上位ビット抵抗型DA変換部11の第1スイッチ部11b及び下位ビット抵抗型DA変換部13の第2スイッチ部13bは、デジタル入力コードにより制御される。
例えば、抵抗素子部11aの抵抗素子「Rk+1」の両端にかかる電圧を出力するときは、デジタル入力コードの上位ビットによって決定されるスイッチSWが第1スイッチ部11bで選択されて、第1増幅器AMP1の非反転入力端子に抵抗素子「Rk+1」の高電位側である上側電圧が入力され、第2増幅器AMP2の非反転端子に低電位側である下側電圧が入力される。
抵抗素子「Rk+1」の低電位側に接続される抵抗素子「Rk」の両端にかかる電圧を出力するときには、出力電圧の上下関係(高電位/低電位の関係)が逆転し、第1増幅器AMP1の非反転入力端子に下側電圧が入力され、第2増幅器AMP2の非反転入力端子に上側電圧が入力される。このとき、第2増幅器AMP2の非反転入力端子への入力は変わらない。
抵抗素子「Rk」の低電位側に接続される抵抗素子「Rk−1」の両端にかかる電圧を出力するときには、出力電圧の上下関係が再度逆転し、第1増幅器AMP1の非反転入力端子に上側電圧が入力され、第2増幅器AMP2の非反転入力端子に下側電圧が入力される。このとき、第1増幅器AMP1の非反転入力端子への入力は変わらない。
そして、これらそれぞれの場合において、下位ビット抵抗型DA変換部13において、デジタル入力コードに応じて第2スイッチ部13bの各スイッチSWが制御され、第1増幅器AMP1の出力と第2増幅器AMP2の出力との間の電圧を、抵抗素子部13aにより抵抗分割した電圧が出力され、すなわちデジタル入力コードに応じた電圧が出力される。
次に、図7を用いて、DA変換器1のキャリブレーションを行う場合の回路動作を説明する。
このキャリブレーションは、例えば、電源立ち上げ後の通常動作開始前等に行う。具体的には、スイッチSW1〜SW4はOFFし、第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2への入力パスとこれら増幅器の出力パスを、それぞれ上位ビット抵抗型DA変換部11と下位ビット抵抗型DA変換部13から切り離した状態とする。
そして、スイッチSWC2及びSW20をONし、第2増幅器AMP2を、基準電圧Vrefを入力として第1増幅器AMP1へ出力するボルテージフォロワの状態とする。
また、スイッチSWC1及びSW5をONし、SW10をOFFし、第1増幅器AMP1を、第2増幅器AMP2の出力と基準電圧Vrefとを比較する比較器の状態とする。第1増幅器AMP1の出力は、オフセット調整回路14に入力される。
この接続状態を、スイッチを省略して図8に示す。
基準電圧をVref、第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2が持つオフセット電圧をそれぞれVoff1、Voff2として、キャリブレーションの行い方について説明する。
第2増幅器AMP2の出力電圧は、基準電圧Vrefにオフセット電圧Voff2が加算された電圧(Vref+Voff2)となる。
第1増幅器AMP1のオープンループゲインをGとすると、第1増幅器AMP1の出力電圧COMPOUTは、基準電圧Vrefに第1増幅器AMP1に内在するオフセット電圧Voff1を加算した電圧(Vref+Voff1)と、反転入力端子の入力電圧(Vref+Voff2)とにより、下記の通りとなる。
COMPOUT=G×{(Vref+Voff1)−(Vref+Voff2)}
=G×(Voff1−Voff2)
一般に、アンプのオープンループゲインGは、1000倍以上なので、第1増幅器AMP1の出力電圧は、電源電位VDDに張り付いている状態(High)又はグランド電位VSSに張り付いている状態(Low)である。したがって、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2とでオフセット電圧に差がある場合は、出力としては、High又はLowとなる。
次に、キャリブレーションを行う方法について説明する。
予め、オフセット調整回路14によって、第1増幅器AMP1のオフセット電圧(Voff1)を大きく負側に設定しておけば(Voff1−Voff2<0)、出力はLowになる。
第1増幅器AMP1の出力COMPOUTが、Lowを維持した場合は、オフセット調整回路14が有するレジスタのレジスタ値をインクリメントし、第1増幅器AMP1のオフセット量が増加するように調整値を調整する。
この動作を繰り返し行い、第1増幅器AMP1の出力がLowからHighになったことを確認したとき、この時点でのレジスタ値をオフセット調整値としてメモリに記憶させ、このメモリ値に応じたオフセット量を第1増幅器AMP1に持たせる。これによって、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2とのオフセット差を補正することができる。つまり、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2のオフセット差を零とすることができる。そのため、第1増幅器AMP1のオフセットがVoff1であるにもかかわらず、第1増幅器AMP1に基準電圧Vrefを入力したとき、第1増幅器AMP1は「Vref+Voff2」を出力することになる。これはすなわち、第2増幅器AMP2の出力と同等である。
以下、具体的に説明する。
予め負側に大きく偏らせていた第1増幅器AMP1のオフセット電圧Voff1を、オフセット調整回路14のレジスタの設定により、調整値を調整することで、Voff1−Voff2≒0の状態に達するか、又は、僅かに通過する(Voff1−Voff2>0)状態とする。
遷移の状態は、第1増幅器AMP1の出力が、LowからHighになることで観測することができ、第1増幅器AMP1の出力の遷移の状態を観測した時点で、オフセット調整回路14のレジスタの変更を停止し、この時点におけるレジスタの値をオフセット調整量としてメモリ等に記憶させる。
この時点で第1増幅器AMP1に加算されたオフセット調整量をVaとすると、第1増幅器AMP1の出力COMPOUTは、下記の通りである。
COMPOUT=G×(Voff1−Voff2+Va)
ここで、第1増幅器AMP1のオフセット電圧にオフセット調整量Vaを加算することで、第1増幅器AMP1の出力COMPOUTの符号が、0(または正)になったということは、Va=−(Voff1−Voff2)であることを意味する。これは第1増幅器AMP1の反転入力端子に「Voff1−Voff2」を入力したことと等価である。
結果として、第1増幅器AMP1の出力として、
Vref+Voff1+{−(Voff1−Voff2)}
=Vref+Voff2
が出力されるので、キャリブレーションにより第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2から同値(Vref+Voff2)が出力されることになる。
ここで、一般に、第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2それぞれの、反転入力端子と非反転入力端子とをショートすることでそれぞれのオフセットを「0」に近づける手法もある。しかしながら、この手法を用いた場合、第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2に対し、キャリブレーションを計2回実行しなければならない。
これに対し、第1実施形態におけるDA変換器1では、1回のみのキャリブレーション操作で2つの増幅器AMP1、AMP2のオフセット値を揃えることができ、その結果、第2増幅器AMP2の内部にオフセット調整機能を持たせる必要がないという効果を得ることができる。
以上の通り、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2のオフセット差を調整することによって、DA変換器1の高い線形性を確保することが可能となり、また、キャリブレーション動作も簡易となる。
また、第1増幅器AMP1はオフセット調整に使うコンパレータも兼ねるため、そのオフセット量(Voff1)も共有することができる。そのため、次段にさらにコンパレータ等の比較器を有する構成に比べて、より精度良くオフセット差の調整を行うことができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態を説明する。
図9は、第2実施形態におけるDA変換器2の一例を示す構成図である。
第2実施形態におけるDA変換器2は、第1実施形態におけるDA変換器1と異なり、基準電圧Vrefを使用しない形態である。
第2実施形態におけるDA変換器2は、第1実施形態におけるDA変換器1のバッファ部12に替えて、バッファ部22を備える。
DA変換器2は、図9に示すように、キャリブレーションに用いる基準電圧Vrefに替えて、例えば上位ビット抵抗型DA変換部11から得られる任意の電圧(Vdac1)を、第1及び第2増幅器AMP1、AMP2の非反転入力端子への入力信号として用いたとしても、上記第1実施形態と同等の作用効果を得ることができる。
第2実施形態におけるDA変換器2は、第1実施形態における、基準電圧パスを切り替えるスイッチSWC1及びSWC2に替えて、第1増幅器AMP1と第2増幅器AMP2の非反転入力端子どうしを接続するか切断するかを切り替えるスイッチSWC3を有する。なお、DA変換器2は、バッファ部22を除いて、第1実施形態におけるDA変換器1と同等の機能構成を有し、DA変換器1と同一部には同一符号を付与している。
図10は、DA変換器2が通常動作を行う場合の回路動作を示したものであり、スイッチSWC1、SWC2を切り換えるタイミングで、これらスイッチSWC1、SWC2に替えてスイッチSWC3をOFFすること以外は、第1実施形態におけるDA変換器1と同様である。
次に、キャリブレーション動作時の回路動作を、図11を伴って説明する。
DA変換器2では、キャリブレーション時には、スイッチSW1はONしたままで、スイッチSW2をOFFし、さらにスイッチSWC3をONする。そして、スイッチSW10をOFF、スイッチSW20をONする。
これにより、第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2の非反転入力端子に、基準電圧Vrefではなく、同一の入力電圧(例えば、上位ビット抵抗型DA変換部11からの出力電圧Vdac1)が入力される。これにより、図12に示すように、第1実施形態と同様の手順で、キャリブレーションを行うことができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
図13は、第3実施形態におけるDA変換器3の一例を示す構成図である。
第3実施形態におけるDA変換器3は、図13に示すように、上位ビット抵抗型DA変換部11と、上位ビット抵抗型DA変換部11の出力をバッファするバッファ部32と、下位ビット抵抗型DA変換部13と、オフセット調整回路14と、を備え、上位ビット抵抗型DA変換部11及び下位ビット抵抗型DA変換部13は、第1実施形態における上位ビット抵抗型DA変換部11及び下位ビット抵抗型DA変換部13と同一の機能構成を有する。
すなわち、上位ビット抵抗型DA変換部11は、上記第1実施形態で説明したDA変換器1と同様に、直列に接続された複数の抵抗素子を有する抵抗素子部11aと、デジタル入力コードによって制御されるスイッチSWを複数備える第1スイッチ部11bとを有する。第1スイッチ部11bにより、バッファ部32の第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2は、出力電圧の上下関係が交互に逆転する動作を行う。
バッファ部32は、第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2と、キャリブレーション用の切替部として動作する、スイッチSW1、SW2、SWC1、SWC2、SW10、及びSW20を有する。
第1増幅器AMP1への入力パスを切り替えるスイッチSW1は、上位ビット抵抗型DA変換部11の出力と第1増幅器AMP1の非反転入力端子との間に接続されている。
第2増幅器AMP2への入力パスを切り替えるスイッチSW2は、上位ビット抵抗型DA変換部11の出力と第2増幅器AMP2の非反転入力端子との間に接続されている。
スイッチSW1及びSW2は、キャリブレーション時に、バッファ部32を、上位ビット抵抗型DA変換部11から切り離す動作を行う。
第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2への基準電圧パスを切り替えるスイッチSWC1及びSWC2、SW10及びSW20は、第1実施形態における、同一符号のスイッチと同様に動作する。DA変換器3に含まれる各スイッチは、制御部10により制御される。
図14は、第1増幅器AMP1の一例を示す構成図である。
第1増幅器AMP1は、差動入力部101と、比較器出力部102と、増幅出力部103とを有する。
差動入力部101は、オフセット調整回路14から出力されるオフセット調整値に応じた調整信号に応じて、内部のオフセット量を調整することが可能なオフセット調整部101aを有する。
すなわち、差動入力部101は、例えば、差動対である2つのP型MOSトランジスタと、カレントミラーとして構成された2つのN型MOSトランジスタと、電流源(CS1)とを備え、さらに、オフセット調整部101aが差動入力と電流源との間に接続される。
具体的には、差動対のP型MOSトランジスタのソース側どうしの間に直列に接続される複数の抵抗素子からなる抵抗素子列a2と、これら抵抗素子列の各抵抗素子間に設けられ、一端が抵抗素子間に接続され、他端が電流源との間に接続される、複数のP型MOSトランジスタからなる選択スイッチ部a1と、を備える。
つまり、通常の増幅器の入力段において、電流源と差動対との間に、抵抗分割により差動対の片側にオフセット電圧を印加するオフセット調整部が接続された形態である。
選択スイッチ部a1は、オフセット調整回路14からの調整信号に応じて制御されて、オフセット調整量に応じて選択スイッチ部a1のいずれかのスイッチが導通状態となり、選択スイッチ部a1の各スイッチにより、抵抗素子列a2のいずれかの抵抗素子が選択されるようになっている。
比較器出力部102は、キャリブレーション時に差動入力信号を比較してその結果をオフセット調整回路14へ出力する回路である。比較器出力部102は、例えば電源間に接続されたN型MOSトランジスタと、差動入力部101の出力端とN型MOSトランジスタのゲートとの間に接続されるモニタスイッチSWMと、N型MOSトランジスタと高電位側電源との間に接続される、電流源(CS2)と、を備える。モニタスイッチSWMは、第1実施形態におけるスイッチSW5に対応する。
増幅出力部103は、通常動作時には差動入力の差分を増幅して出力し、例えば、電源間に接続されるN型MOSトランジスタと、N型MOSトランジスタと高電位側電源との間に接続される、電流源(CS3)と、を備える。
N型MOSトランジスタのゲートに、スイッチSWを介して差動入力部101の出力端が接続され、さらに差動入力部101の出力端は、抵抗素子及びコンデンサを介してN型MOSトランジスタのドレインに接続される。そして、N型MOSトランジスタのドレイン電圧が、第1増幅器AMP1の出力(AMPOUT)となる。また、増幅出力部103に含まれるスイッチSWが、第1実施形態におけるスイッチSW3に対応している。
次に、図15を用いて、第3実施形態におけるDA変換器3の通常動作時の回路動作を説明する。通常動作時は、スイッチSW1、SW2はONし、入力パスは上位ビット抵抗型DA変換部11に接続される。スイッチSWC1、SWC2、及びSW20はOFFし、SW10はONする。また、図14に示す、第1増幅器AMP1の内部のモニタスイッチSWM(SW5に対応)はOFFし、スイッチSW(SW3に対応)がONする。そのため、第1増幅器AMP1からオフセット調整回路14への出力パスが無効となっている。また、第1増幅器AMP1、第2増幅器AMP2の出力パスは下位ビット抵抗型DA変換部13に接続される。
その他の動作は、第1実施形態と同様である。
次に、図16を用いて、DA変換器3の、キャリブレーション時の回路動作について順に説明する。
スイッチSW1、SW2はOFFし、入力パスを上位ビットDA変換部11から切り離された状態とする。
そして、スイッチSWC2及びSW20をONし、第2増幅器AMP2を、基準電圧Vrefを入力として第1増幅器AMP1へ出力するボルテージフォロワの状態とする。また、スイッチSWC1をONし、SW10をOFFし、第1増幅器AMP1を、第2増幅器AMP2の出力と基準電圧Vrefとを比較する比較器の状態とする。
図14に示す、第1増幅器AMP1内部のモニタスイッチSWM(SW5)をONし、スイッチSW(SW3)をOFFすることで、第1増幅器AMP1のオフセット調整回路14への出力パスは有効にし、第1増幅器AMP1の下位ビット抵抗型DA変換部13への出力パスを無効とする。
以後のキャリブレーション時の回路動作は、第1実施形態におけるキャリブレーション時の回路動作と同様である。
次に、図14に示す第1増幅器AMP1における、オフセット量の調整について説明する。
オフセット調整回路14の、調整値出力用のレジスタの遷移により、レジスタ値に応じて、差動対の高電位側に設けられたオフセット調整部101aに含まれるP型MOSトランジスタ(スイッチ)が一つ選択される。第1増幅器AMP1の反転入力端子、非反転入力端子で、ソース側の抵抗値が調整され、そこに電流が流れるため、オフセットが発生する。つまり、第1増幅器AMP1のオフセット調整が行われたことになる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態を説明する。
図17は、第4実施形態におけるDA変換器4の一例を示す構成図である。
第4実施形態におけるDA変換器4は、図17に示すように、図5に示す第1実施形態におけるDA変換器1において、スイッチSW1、SW2を持たない形態である。また、第1増幅器AMP1のオフセット量ではなく、第2増幅器AMP2のオフセット量を調整する。
第4実施形態では、キャリブレーション時には、デジタル入力コードによって、上位ビット抵抗型DA変換部11の第1スイッチ部11bを全てオフとする。また、スイッチSWC1、SWC2、SW4、SW5、SW20をオンとし、SW3をオフとする。
オフセット量の調整方法は、上記第1実施形態と同様である。
<変形例>
上記各実施形態においては、オフセット調整回路14としてレジスタ等を有するデジタル回路として説明したが、これに限るものではなく、例えばアナログ回路で構成されていてもよい。
また、上記各実施形態の説明において、上位6bit下位6bitのDA変換器として説明したがこれに限定されず、上位bit数と下位bit数とが異なる形態であってもよい。
また、上記各実施形態において、スイッチSW4を持たない構成であってもよい。
また、上記各実施形態においては、第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2のいずれか一方のオフセット調整を行う構成の場合について説明したが、これに限るものではなく、第1増幅器AMP1及び第2増幅器AMP2のオフセットを同時に調整構成であってもよい。
なお、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらす全ての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
1〜4 DA変換器
10 制御部
11 上位ビット抵抗型DA変換部
11a 抵抗素子部
11b 第1スイッチ部
12 バッファ部
13 下位ビット抵抗型DA変換部
13a 抵抗素子部
13b 第2スイッチ部
14 オフセット調整回路
AMP1 第一増幅器
AMP2 第二増幅器

Claims (5)

  1. デジタル入力コードに基づいて、少なくとも第1の電圧及び第2の電圧を出力する上位ビット抵抗型DA変換部と、
    前記第1の電圧と前記第2の電圧とをバッファするバッファ部と、
    前記デジタル入力コードに基づいて、前記第1の電圧と前記第2の電圧とからアナログ電圧を出力する下位ビット抵抗型DA変換部と、
    オフセット調整回路と、を備え、
    前記バッファ部は、第1増幅器と、第2増幅器と、切替部と、を有し、
    前記切替部は、前記第1の電圧と前記第2の電圧とをバッファして前記下位ビット抵抗型DA変換部に出力するか、または、前記第1増幅器と前記第2増幅器のオフセットの差が出力されるように切り替えを行い、
    前記オフセット調整回路は、前記オフセットの差をもとに、当該オフセットの差をキャンセルするように、前記第1増幅器又は前記第2増幅器のオフセットを調整するDA変換器。
  2. 前記第1増幅器及び前記第2増幅器は、反転入力端子、非反転入力端子及び出力端子を有し、前記反転入力端子及び前記非反転入力端子への入力信号を差動増幅する演算増幅器であって、
    前記切替部により、
    前記第2増幅器が基準電圧を入力とするボルテージフォロワとなる接続に切り替えられ、
    前記第1増幅器が前記第2増幅器の出力電圧と前記基準電圧とを比較する比較器となる接続に切り替えられ、
    前記オフセット調整回路は、前記比較器としての前記第1増幅器の出力に基づいて前記第1増幅器又は前記第2増幅器のオフセットを調整する請求項1に記載のDA変換器。
  3. 前記切替部は、前記第1増幅器の前記出力端子と前記反転入力端子との間に接続された第1スイッチと、前記第1増幅器の前記反転入力端子と前記第2増幅器の前記出力端子との間に接続された第2スイッチと、を有する請求項2に記載のDA変換器。
  4. 前記切替部は、前記バッファ部と、前記上位ビット抵抗型DA変換部及び前記下位ビット抵抗型DA変換部と、を接続するか切り離すかを切り替える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のDA変換器。
  5. 反転入力端子、非反転入力端子及び出力端子を有し、前記反転入力端子及び前記非反転入力端子への入力信号を差動増幅する第1増幅器及び第2増幅器と、
    前記第1増幅器の前記出力端子と前記反転入力端子との間に接続された第1スイッチと、前記第1増幅器の前記反転入力端子と前記第2増幅器の前記出力端子との間に接続された第2スイッチとを有し、前記第1増幅器及び前記第2増幅器が入力される信号をバッファして出力するか、または前記第2増幅器が基準電圧を入力とするボルテージフォロワとなり且つ前記第1増幅器が前記第2増幅器の出力電圧と前記基準電圧とを比較する比較器となる接続に切り替える切替部と、
    前記第1増幅器及び前記第2増幅器のオフセットを調整するオフセット調整回路と
    を備え、
    前記オフセット調整回路は、前記比較器としての前記第1増幅器の出力に基づいて前記第1増幅器又は前記第2増幅器のオフセットを調整する、オフセット調整機能付き増幅回路。
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