JP2016038794A - 音検出装置 - Google Patents

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悠 川▲瀬▼
Hisashi Kawase
悠 川▲瀬▼
充保 松浦
Mitsuyasu Matsuura
充保 松浦
川真田 進也
Shinya Kawamata
進也 川真田
清人 埴田
Kiyoto Hanida
清人 埴田
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【課題】走行風の音を利用して異常判定を行う音検出装置において、異常判定の精度を向上させることができる音検出装置を提供する報知部。【解決手段】音検出装置10aでは、異常判定部46により、速度Vが速度閾値以上であり、信号レベルPが信号レベル閾値Pth未満であるときに、異常判定が行われる。信号レベル演算部44は、走行風領域の周波数成分の信号レベルそれぞれに周波数成分ごとの係数af(V)を乗じた値を新たな信号レベルPとして演算し、速度が低いほど、低周波数側の周波数成分の係数afn(V)を大きくするとともに高周波数側の周波数成分の係数afm(V)を小さくし、速度が高いほど、低周波数側の周波数成分の係数afn(V)を小さくするとともに高周波数側の周波数成分の係数afm(V)を大きくするため、速度Vによる走行風の音の変化を利用して精度良く異常判定を行うことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、音検出装置に関する。
車両の外部の障害物を検知するための超音波検知器のために、車両の外部の音を検出する装置が開発されている。例えば、特許文献1には、マイクロフォンにより超音波信号を送信及び受信することにより、車両の外部の障害物の有無を検知する装置が開示されている。特許文献1の装置では、マイクロフォンに雪等が付着したことにより、走行風による音等が検出できず、マイクロフォンが送信した超音波の残響波のみが存在する信号が観測された場合、障害物が検知不能である旨を使用者に警告し、注意を促す。
特開平5‐052952号公報
ところで、車両の外部の環境音が大きい場合には、走行風の音との区別が付き難く、異常判定の精度が低下するという問題がある。そのため、走行風の音を利用して異常判定を行う音検出装置においては、さらに異常判定の精度を向上させることが望まれている。
そこで本発明は、走行風の音を利用して異常判定を行う音検出装置において、異常判定の精度を向上させることができる音検出装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、車両の外部の音及び車両の走行風の音を検出する位置に配置されたマイクロフォンを備える車両の音検出装置であって、車両の速度を取得する速度取得部と、マイクロフォンから出力された音信号から走行風領域の周波数成分の信号レベルを演算する信号レベル演算部と、速度が速度閾値以上であり、信号レベルが信号レベル閾値未満であるときに、異常判定を行う異常判定部とを備え、信号レベル演算部は、走行風領域の周波数成分の信号レベルそれぞれに周波数成分ごとの係数を乗じた値を新たな信号レベルとして演算し、速度が低いほど、低周波数側の周波数成分の係数を大きくするとともに高周波数側の周波数成分の係数を小さくし、速度が高いほど、低周波数側の周波数成分の係数を小さくするとともに高周波数側の周波数成分の係数を大きくする音検出装置である。
この構成によれば、異常判定部により、速度が速度閾値以上であり、信号レベルが信号レベル閾値未満であるときに、異常判定が行われるため、低速での雑音の影響を低減して、異常判定の精度を向上させることができる。
また、車両の速度が低いほど、走行風による音信号は低周波側の周波数成分の信号レベルが相対的に大きくなるとともに高周波数側の周波数成分の信号レベルが相対的に小さくなる。一方、車両の速度が高いほど、走行風による音信号は低周波側の周波数成分の信号レベルが相対的に小さくなるとともに高周波数側の周波数成分の信号レベルが相対的に大きくなる。そこで、上記の構成によれば、信号レベル演算部は、走行風領域の周波数成分の信号レベルそれぞれに周波数成分ごとの係数を乗じた値を新たな信号レベルとして演算し、速度が低いほど、低周波数側の周波数成分の係数を大きくするとともに高周波数側の周波数成分の係数を小さくし、速度が高いほど、低周波数側の周波数成分の係数を小さくするとともに高周波数側の周波数成分の係数を大きくするため、速度による走行風の音の変化を利用して精度良く異常判定を行うことができる。
この場合、マイクロフォンに、走行風により走行風領域の風切音を発生する風切音発生部を備えていてもよい。
風切音発生部が走行風領域の風切音を発生することにより、走行風領域における走行風による音信号の周波数成分の信号レベルを任意に設定することができる。
また、異常判定部が異常判定を行ったときに、車両のドライバーに異常を報知する報知部をさらに備えてもよい。
この構成によれば、異常判定部が異常判定を行ったときに、報知部により、車両のドライバーに異常が報知される。このため、ドライバーは音検出装置の異常を把握することができる。
上記本発明の一側面によれば、速度による走行風の音の変化を利用して精度良く異常判定を行うことができる。
第1実施形態の音検出装置を示すブロック図である。 車両へのマイクロフォンの配置の一例を示す斜視図である。 車両へのマイクロフォンの配置の別の例を示す斜視図である。 周波数成分ごとの速度に応じた信号レベルを示すグラフである。 低速度における周波数成分ごとの信号レベルを示すグラフである。 第1実施形態の音検出装置の動作のメインフローを示すフローチャートである。 第1実施形態のマイクロフォンの異常検出処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の音検出装置を示すブロック図である。 第2実施形態の風切音発生部を示す正面図である。 図9のA−A線による断面図である。 周波数成分ごとの風切音発生部の有無に対する信号レベルを示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る音検出装置について詳細に説明する。以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1に示すように、音検出装置10aは、マイクロフォン21、速度センサ31、ECU40、スピーカ51及びディスプレイ61を備えている。
図1に示す第1実施形態に係る音検出装置10aは車両に搭載され、例えば、見通しの悪い場所で、マイクロフォン21により、歩行者の足音や他の車両のエンジン音を検出するための装置である。本実施形態の音検出装置10aでは、音検出装置10aの異常判定を行うための機能を有する。異常判定とは、例えば、マイクロフォン21の音孔に泥、雪等が詰まり、マイクロフォン21が車両の外部の音を検出できない状態であるか否かを判定することを意味する。また、異常判定には、マイクロフォン21及び音検出装置10aの回路の断線等により、音検出装置10aが車両の外部の音を検出できない状態であるか否かを判定することを含む。
マイクロフォン21は、車両の外部の音を検出する。マイクロフォン21は、例えば、コンデンサ型、ムービングコイル型のマイクロフォンを適用することができる。マイクロフォン21は、車両の外部の音及び車両の走行風の音を検出する位置に配置されている。図2に示すように、マイクロフォン21は、例えば、車両100の車体前部110に配置される。また、図3に示すように、マイクロフォン21は、ドアミラー120の底部に配置されていてもよい。マイクロフォン21は、必ずしもその集音部が車両100の前方に向いている必要はなく、車両100の外部にその集音部が向き、車両100の走行風の音を検出する位置に配置されていればよい。マイクロフォン21は、音信号をECU40に出力する。
速度センサ31は、車両100の車速を検出するためのセンサである。速度センサ31としては、例えば、車輪の回転速度を信号として検出する車輪速センサが用いられる。車輪速センサは、例えば、コイルと磁極で構成され、ドライブシャフト又はアクスルハブ等の車輪と一体に回転する部分に形成された歯車状のロータの外周と対向するように配置される。この車輪速センサでは、ロータの回転によりコイルを通過する磁束が変化するため、車輪の回転速度に応じた交流信号が出力される。速度センサ31は、車輪の回転速度に応じた信号をECU40に送信する。
ECU(electronic control unit)40は、音検出装置10aを制御するコンピュータである。ECU40は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリ及び入出力インターフェイス等を備える。ECU40は、アンプ部41、フーリエ変換部42、速度取得部43、信号レベル演算部44、信号レベル閾値設定部45、異常判定部46及び報知部47を備える。ECU40のハードウェアが予め定められたプログラムに従って動作することにより、ECU40のハードウェアが、アンプ部41、フーリエ変換部42、速度取得部43、信号レベル演算部44、信号レベル閾値設定部45、異常判定部46及び報知部47として機能する。ECU40は、複数のECUから構成されていてもよい。
アンプ部41は、マイクロフォン21から出力された音信号を増幅する。アンプ部41により増幅された音信号はスピーカ51に出力される。アンプ部41は、音信号の周波数成分ごとの増幅率を変更可能とされていてもよい。
フーリエ変換部42は、マイクロフォン21から出力された音信号を複数の周波数成分にフーリエ変換する。フーリエ変換部42は、例えば、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)によりフーリエ変換を行うことができる。フーリエ変換部42は、周波数fの周波数成分の信号レベルS(f)を演算する。フーリエ変換部42により演算された周波数fの周波数成分の信号レベルS(f)は、信号レベル演算部44に出力される。
速度取得部43は、速度センサ31から送信された信号により、車両100の速度を取得する。速度取得部43により取得された速度に関する情報は、信号レベル演算部44、信号レベル閾値設定部45及び異常判定部46に出力される。
信号レベル演算部44は、マイクロフォン21から出力された音信号から走行風領域の周波数成分の信号レベルを演算する。走行風領域とは、走行風による音信号を適切に取得できる周波数帯域を意味する。走行風領域は、例えば、20Hz〜5kHzの周波数帯域に設定することができる。
信号レベル演算部44は、フーリエ変換部42による算出結果を用いて、走行風領域の周波数帯域f≦f≦fにおいて複数の周波数成分の信号レベルS(f)〜S(f)を抽出する。信号レベル演算部44は、速度取得部43により取得された車両100の速度Vを用いて、下式(1)のように、複数の周波数成分の信号レベルS(f)それぞれに周波数成分ごとの係数a(V)を乗じた値の加算値を走行風による音の新たな信号レベルPとして演算する。
P=Σa(V)・S(f) …(1)
図4に示すように、車両の速度が低いほど、走行風による音信号は低周波側の周波数成分の信号レベルが相対的に大きくなるとともに高周波数側の周波数成分の信号レベルが相対的に小さくなる。一方、車両の速度が高いほど、走行風による音信号は低周波側の周波数成分の信号レベルが相対的に小さくなるとともに高周波数側の周波数成分の信号レベルが相対的に大きくなる。そのため、複数の周波数成分の信号レベルS(f)〜S(f)の中で、速度Vが低いほど、低周波数側の周波数成分の係数afn(V)を大きくするとともに高周波数側の周波数成分の係数afm(V)を小さくし、速度Vが高いほど、低周波数側の周波数成分の係数afn(V)を小さくするとともに高周波数側の周波数成分の係数afm(V)を大きくする。一般的に、信号レベル演算部44が演算する走行風の信号レベルPは、速度Vが高いほど大きくなる。しかし、係数a(V)の値を適宜設定することにより、信号レベル演算部44は、信号レベルPの値を全ての速度域でほぼ同じ値になるように演算してもよい。
図5は、車両100が時速20〜40kmで走行している際の走行風による周波数成分を示す。図5に示すように、車両100が低速で走行しているときには、低い周波数の周波数成分の信号レベルが大きくなっている。そのため、信号レベル演算部44は、速度Vが、例えば、20km/h〜40km/hであるときは、走行風領域を500Hz以下の周波数帯域に設定することができる。信号レベル演算部44が演算した信号レベルPは、異常判定部46に送信される。
信号レベル閾値設定部45は、速度取得部43により取得された車両100の速度Vを用いて、信号レベル閾値Pthを設定する。信号レベル閾値Pthとは、マイクロフォン21が正常に走行風による信号レベルPを検出できているか否かを判定するための閾値である。信号レベル閾値設定部45は、例えば、速度Vに対してマイクロフォン21が検出する走行風による信号レベルPの95〜80%の値を信号レベル閾値Pthに設定することができる。
信号レベル閾値設定部45は、一般的には、速度Vが高いほど、大きな信号レベル閾値Pthを設定する。ただし、上述したように、係数a(V)の値を適宜設定することにより、信号レベル演算部44が信号レベルPの値を全ての速度域でほぼ同じ値になるように演算する場合には、信号レベル閾値設定部45は、速度Vに関わらず、同じ信号レベル閾値Pthを設定しても良い。信号レベル閾値設定部45が設定した信号レベル閾値Pthは、異常判定部46に送信される。
異常判定部46は、速度Vが速度閾値以上であり、信号レベルPが信号レベル閾値Pth未満であるときに、異常判定を行う。速度閾値とは、走行風による信号レベルPを用いて異常判定をするために十分な速度Vで車両100が走行しているか否かを判断するための閾値である。速度閾値は、例えば、10km/h〜30km/hに設定することができる。異常判定部46の判定結果は報知部47に送信される。
報知部47は、異常判定部46がマイクロフォン21が異常であると判定した際に、スピーカ51又はディスプレイ61に制御信号を送信して、車両100のドライバーに異常を報知する。
スピーカ51は、例えば、車両100のインストルメントパネル裏に設けられたスピーカ、車両100の運転席のドア内側に設けられたスピーカ、ECU40の内蔵スピーカ等のうち少なくとも一つを含んでいる。スピーカ51は、ECU40の報知部47からの制御信号に応じて警報音又は音を出力する。
ディスプレイ61は、例えば、コンビネーションメータのMID、インストルメントパネルのセンターディスプレイ、HUD等のうち少なくとも一つを含んでいる。ディスプレイ61は、ECU40の報知部47からの制御信号に応じてディスプレイに表示を行う。
以下、本実施形態の音検出装置10aの動作について説明する。まず、音検出装置のメインフローについて説明する。図6に示すように、異常判定処理が行われる(S11)。マイクロフォン21の異常判定が行われない場合は(S12)、マイクロフォン21により、車両100の外部の音が検出される(S13)。ECU40のアンプ部41は、マイクロフォン21の音信号を増幅する(S14)。増幅された音信号により、スピーカ51は車両100の外部の音を出力する(S15)。一方、マイクロフォン21の異常検出処理でマイクロフォン21に異常が有る場合は(S12)、後述するように、ECU40の報知部47は異常を報知する(S16)。
次にマイクロフォン21の異常判定処理について説明する。図7に示すように、ECU40の速度取得部43により車両100の速度Vが取得される(S21)。上述したように、ECU40の信号レベル演算部44により、走行風による音信号の信号レベルPが演算される(S22)。また、ECU40の信号レベル閾値設定部45により、速度Vに応じた信号レベル閾値Pthが設定される(S23)。ECU40の異常判定部46は、速度Vが上述した速度閾値以上であり、且つ信号レベルPが信号レベル閾値Pthであるか否かを判定する(S24)。異常判定部46が異常判定を行ったときは、ECU40の報知部47は、スピーカ51又はディスプレイ61を用いて、車両100のドライバーに異常を報知する(S25)。
本実施形態では、異常判定部46により、速度Vが速度閾値以上であり、信号レベルPが信号レベル閾値Pth未満であるときに、異常判定が行われるため、低速での雑音の影響を低減して、異常判定の精度を向上させることができる。
また、車両の速度が低いほど、走行風による音信号は低周波側の周波数成分の信号レベルが相対的に大きくなるとともに高周波数側の周波数成分の信号レベルが相対的に小さくなる。一方、車両の速度が高いほど、走行風による音信号は低周波側の周波数成分の信号レベルが相対的に小さくなるとともに高周波数側の周波数成分の信号レベルが相対的に大きくなる。そこで、本実施形態によれば、信号レベル演算部44は、走行風領域の周波数成分の信号レベルそれぞれに周波数成分ごとの係数a(V)を乗じた値を新たな信号レベルPとして演算し、速度が低いほど、低周波数側の周波数成分の係数afn(V)を大きくするとともに高周波数側の周波数成分の係数afm(V)を小さくし、速度が高いほど、低周波数側の周波数成分の係数afn(V)を小さくするとともに高周波数側の周波数成分の係数afm(V)を大きくするため、速度Vによる走行風の音の変化を利用して精度良く異常判定を行うことができる。
また、異常判定部46が異常判定を行ったときに、報知部47により、車両100のドライバーに異常が報知される。このため、ドライバーは音検出装置の異常を把握することができる。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。図8に示すように、本実施形態の音検出装置10bでは、マイクロフォン21に、走行風により走行風領域の風切音を発生する風切音発生部22を備えている。図9及び図10に示すように、風切音発生部22は、マイクロフォン21を支持するマイクロフォン支持部24に配置されている。マイクロフォン21は、その集音部を円筒形状のマイクロフォン支持部24の開口部26に向けて支持されている。開口部26には、円盤状の風切音発生部22が風切音発生部支持部25により支持されている。風切音発生部22には、複数のスリット部23が設けられている。スリット部23を介して、マイクロフォン21は車両100の外部の音を検出することができる。また、スリット部23は車両100の走行風により、走行風領域内で予め設定された周波数成分の風切音を発生する。
例えば、図11に示すように、風切音発生部22がある場合には、風切音発生部22が無い場合に比べて高い周波数成分を大きくすることができる。したがって、例えば、マイクロフォン21により検出することが望まれる周波数帯域とは異なる風切音を風切音発生部22により発生させることにより、車両100の外部の音の検出の妨げにならずに、マイクロフォン21の異常を判定することができる。
本実施形態の音検出装置10bの動作は、上記第1実施形態と同様に行われる。信号レベル演算部44は、風切音発生部22が発生する風切音の周波数成分に合わせて係数a(V)を設定し、信号レベル閾値設定部45は速度Vに対して風切音発生部22が発生する風切音に応じた信号レベル閾値Pthを設定する。
本実施形態では、風切音発生部22が走行風領域の風切音を発生することにより、走行風領域における走行風による音信号の周波数成分を任意に設定することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。
10a,10b…音検出装置、21…マイクロフォン、22…風切音発生部、23…スリット部、24…マイクロフォン支持部、25…風切音発生部支持部、26…開口部、31…速度センサ、40…ECU、41…アンプ部、42…フーリエ変換部、43…速度取得部、44…信号レベル演算部、45…信号レベル閾値設定部、46…異常判定部、47…報知部、51…スピーカ、61…ディスプレイ、100…車両、110…車体前部、120…ドアミラー。

Claims (3)

  1. 車両の外部の音及び前記車両の走行風の音を検出する位置に配置されたマイクロフォンを備える前記車両の音検出装置であって、
    前記車両の速度を取得する速度取得部と、
    前記マイクロフォンから出力された音信号から走行風領域の周波数成分の信号レベルを演算する信号レベル演算部と、
    前記速度が速度閾値以上であり、前記信号レベルが信号レベル閾値未満であるときに、異常判定を行う異常判定部と、を備え、
    前記信号レベル演算部は、
    前記走行風領域の前記周波数成分の前記信号レベルそれぞれに前記周波数成分ごとの係数を乗じた値を新たな前記信号レベルとして演算し、
    前記速度が低いほど、低周波数側の前記周波数成分の前記係数を大きくするとともに高周波数側の前記周波数成分の前記係数を小さくし、前記速度が高いほど、低周波数側の前記周波数成分の前記係数を小さくするとともに高周波数側の前記周波数成分の前記係数を大きくする、音検出装置。
  2. 前記マイクロフォンに、前記走行風により前記走行風領域の風切音を発生する風切音発生部を備えた、請求項1に記載の音検出装置。
  3. 前記異常判定部が前記異常判定を行ったときに、前記車両のドライバーに異常を報知する報知部をさらに備えた、請求項1又は2に記載の音検出装置。
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