JP2016038685A - データ変換装置、データ変換方法、及びデータ変換プログラム - Google Patents

データ変換装置、データ変換方法、及びデータ変換プログラム Download PDF

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貴啓 田上
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裕之 徳瀬
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航一郎 岸本
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Yuko Saito
祐子 斉藤
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Abstract

【課題】コンピュータで扱われるデータを汎用的に変換可能にしながら、開発・維持の高効率化を可能とする。【解決手段】コンピュータで扱われる第1データ4から第2データ8に変換するデータ変換装置10において、第1データ4から第2データ8への変換に必要な変換規則TFをグループGPにして記憶するルールグループマスタ16と、グループGPに対応する第1データ4の第1フォーマット4Aの情報および第2データ8の第2フォーマット8Aの情報を記憶するデータフォーマットマスタ18と、変換規則TFを構成するための1以上の変換ルールCRを記憶する変換ルールマスタ20と、変換ルールCRで実現される変換内容CCを記憶する変換内容マスタ22と、ルールグループマスタ16、データフォーマットマスタ18、変換ルールマスタ20、および変換内容マスタ22を適宜参照して、第1データ4から第2データ8に変換する処理部14と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、データ変換装置、データ変換方法、及びデータ変換プログラムであって、コンピュータで扱われるデータを汎用的に変換可能にしながら、開発・維持の高効率化が可能なデータ変換装置、データ変換方法、及びデータ変換プログラムに関する。
従来、特許文献1に示すような受発注システムが提案されている。この受発注システムでは、コンピュータで扱われる第1データを第2データに変換するデータ変換装置が使用されている。データ変換装置では、発注先(クライアント)から受信した第1データのデータフォーマットを受注側が処理しうる第2データのデータフォーマットに変換テーブルで変換するようになっている。
特開2004−178190号公報
しかしながら、特許文献1では、変換テーブルは発注先ごとに用意されている。このため、新たな発注先が生じた場合には、既存の変換テーブルで共用できる部分があっても、新たな変換テーブルを設ける必要がある。つまり、特許文献1では、多くの発注先に対応して汎用的にデータ変換を行おうとすると、膨大な変換テーブルを備えなければならず、データ変換装置の開発・維持が非効率になるおそれがあった。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、コンピュータで扱われるデータを汎用的に変換可能にしながら、開発・維持の高効率化が可能なデータ変換装置、データ変換方法、及びデータ変換プログラムを提供することを課題とする。
本願の請求項1に係る発明は、コンピュータで扱われる第1データから第2データに変換するデータ変換装置において、前記第1データから前記第2データへの変換に必要な変換規則をグループにして記憶するルールグループマスタと、該グループに対応する該第1データの第1フォーマットの情報および該第2データの第2フォーマットの情報を記憶するデータフォーマットマスタと、前記変換規則を構成するための1以上の変換ルールを記憶する変換ルールマスタと、該変換ルールで実現される変換内容を記憶する変換内容マスタと、該ルールグループマスタ、該データフォーマットマスタ、該変換ルールマスタ、および該変換内容マスタを適宜参照して、前記第1データから前記第2データに変換する処理部と、を備えたことにより、前記課題を解決したものである。
本願の請求項2に係る発明は、前記変換内容マスタに、前記第1データの少なくとも一部をキーとする置換えデータを記憶するコンバートマスタを備えるようにしたものである。
本願の請求項3に係る発明は、前記処理部に、前記ルールグループマスタを参照して、前記グループを判定し取得するグループ判定手段と、前記データフォーマットマスタを参照して、取得された該グループに対応する前記第1フォーマットの情報を取得する第1フォーマット取得手段と、取得された該第1フォーマットの情報に従い、前記第1データの解析を行うデータ解析手段と、前記変換ルールマスタおよび前記変換内容マスタを参照して、取得された前記グループの前記変換規則を構成する前記変換ルールおよび前記変換内容を取得する変換ルール取得手段と、取得された該変換ルールおよび該変換内容を用いて、解析された前記第1データから前記第2データの各項目に変換する項目変換手段と、前記データフォーマットマスタを参照して、取得された前記グループに対応する前記第2フォーマットの情報を取得する第2フォーマット取得手段と、取得された該第2フォーマットの情報に従い、変換された前記第2データの各項目を用いて該第2フォーマットを備える該第2データを作成する第2データ作成手段と、を備えるようにしたものである。
本願の請求項4に係る発明は、前記データ解析手段で、前記第1データをコンポジットパターンでオブジェクト展開することで、該第1データを項目単位で分割し、該第1データの解析を行うようにしたものである。
本願の請求項5に係る発明は、前記項目変換手段で、前記変換ルールを複数組み合わせることで、解析された前記第1データから前記第2データの各項目に変換するようにしたものである。
本願の請求項6に係る発明は、コンピュータで扱われる第1データから第2データに変換するデータ変換方法において、前記第1データから前記第2データへの変換に必要な変換規則をグループにして記憶するルールグループマスタを参照して、該グループを判定し取得する工程と、該グループに対応する該第1データの第1フォーマットの情報および該第2データの第2フォーマットの情報を記憶するデータフォーマットマスタを参照して、取得された該グループに対応する該第1フォーマットの情報を取得する工程と、取得された該第1フォーマットの情報に従い、前記第1データの解析を行う工程と、前記変換規則を構成するための1以上の変換ルールを記憶する変換ルールマスタおよび該変換ルールで実現される変換内容を記憶する変換内容マスタを参照して、取得された前記グループの前記変換規則を構成する前記変換ルールおよび前記変換内容を取得する工程と、取得された該変換ルールおよび該変換内容を用いて、解析された前記第1データから前記第2データの各項目に変換する工程と、前記データフォーマットマスタを参照して、取得された前記グループに対応する前記第2フォーマットの情報を取得する工程と、取得された該第2フォーマットの情報に従い、変換された前記第2データの各項目を用いて該第2フォーマットを備える該第2データを作成する工程と、を含むようしたものである。
本願の請求項7に係る発明は、コンピュータで扱われる第1データから第2データに変換するデータ変換方法をコンピュータにより実行するデータ変換プログラムにおいて、前記データ変換方法が、前記第1データから前記第2データへの変換に必要な変換規則をグループにして記憶するルールグループマスタを参照して、該グループを判定し取得する工程と、該グループに対応する該第1データの第1フォーマットの情報および該第2データの第2フォーマットの情報を記憶するデータフォーマットマスタを参照して、取得された該グループに対応する該第1フォーマットの情報を取得する工程と、取得された該第1フォーマットの情報に従い、前記第1データの解析を行う工程と、前記変換規則を構成するための1以上の変換ルールを記憶する変換ルールマスタおよび該変換ルールで実現される変換内容を記憶する変換内容マスタを参照して、取得された前記グループの前記変換規則を構成する前記変換ルールおよび前記変換内容を取得する工程と、取得された該変換ルールおよび該変換内容を用いて、解析された前記第1データから前記第2データの各項目に変換する工程と、前記データフォーマットマスタを参照して、取得された前記グループに対応する前記第2フォーマットの情報を取得する工程と、取得された該第2フォーマットの情報に従い、変換された前記第2データの各項目を用いて該第2フォーマットを備える該第2データを作成する工程と、を含むようしたものである。
本発明によれば、コンピュータで扱われるデータを汎用的に変換可能にしながら、開発・維持の高効率化が可能となる。例えば、発注先が増えて対応しなければならないデータフォーマットが増加しても、兼用可能な部分については兼用化が可能なので、開発費用および開発期間の増加を抑制できるようになる。
本発明の実施形態に係るデータ変換装置を示すブロック図 変換ルールマスタと変換要領マスタとの対応を示す図表 変換前項目データと変換内容と変換後項目データとの関係を示す模式図(変換ルールが、一部移送(A)、桁数拡張(B)、表示変換(C)の場合の図) 変換前項目データと変換内容と変換後項目データとの関係を示す模式図(変換ルールが、単位変換(A)、マスタ変換(B)の場合の図) 複数の変換ルールの組み合わせの一例を示す図(対応する図表(A)、流れ図(B)) 複数の変換ルールの組み合わせの別の一例を示す図(対応する図表(A)、流れ図(B)) データ変換の手順を説明するフローチャート示す図 第1データのXML形式のXMLデータの一例を示す図 第1データの第1フォーマットの一例を示す図 データ変換装置内において、オブジェクト展開された状態の第1データの一例を示す図 変換要領マスタで定義される変換内容を示し、入力項目と出力項目との関係を示す図 項目変換手段によって変換された、オブジェクト展開された状態の第1データの一例を示す図 第2データの第2フォーマットの一例を示す図 第2データのXML形式の固定長データの一例を示す図 HEAD情報とBODY情報との関係の一例を示す図 HEAD情報とBODY情報との別の関係の一例を示す図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に記載した内容により限定されるものではない。また、以下に記載した実施形態で開示した構成要素は、適宜組み合わせてもよいし、適宜選択して用いてもよい。
図1は、本発明の実施形態に係るデータ変換装置を示すブロック図である。
データ変換装置10は、コンピュータ(複数のコンピュータで構成されるコンピュータシステムでもよい)で扱われる第1データ4から第2データ8に変換する装置である。データ変換装置10は、図示せぬネットワークに接続されており、ネットワークを介して図示せぬクライアント側のコンピュータ(単にクライアント、あるいは発注先とも称する)と互いに通信可能に接続されている。なお、ネットワークの形態としては、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などがある。
また、データ変換装置10は、さまざまなコンピュータシステムから利用できるように、WEBサービスを可能としている。つまり、WEBサービスは、接続されたネットワークを介してデータ変換装置10の機能をクライアントが利用できるようにしている。このため、入力データ2と、出力データ6とは、XML(Extensible Markup Language)形式のデータ(図8、図14)とされている。なお、XMLは、データなどの意味や構造を記述するためのマークアップ言語の1つである。
入力データ2は、ルールグループデータ2Aと、変換パターンデータ2Bと、第1データ4と、から構成されている。ルールグループデータ2Aは、ルールグループマスタ16に記憶されたグループGPを特定するためのデータであり、例えば第1データ4のデータ長を示している。変換パターンデータ2Bは、第1データ4から第2データ8(後述)に変換する際の変換内容CCを決定するためのデータである。第1データ4は、実際にクライアントが必要とするデータフォーマット(第2フォーマット8A)への変換を希望する変換前データである。例えば、変換パターンは、「注文情報への変換」や「現品情報への変換」などのいわば変換内容CCの固まりを定義している。変換パターンデータ2Bはその変換パターンを指定する。第1データ4は、XMLデータであってもよいし、固定長データであってもよい(即ち、本実施形態では、第1データ4は、XML形式のXMLデータか、XML形式の固定長データのいずれかとなる)。
出力データ6は、種類データ6Aと、変換良否データ6Bと、第2データ8と、から構成されている。種類データ6Aは、第2データ8がXMLデータであるか固定長データであるかのデータ種類を示すデータである。変換良否データ6Bは、データ変換において変換エラーの有無を示すデータである。第2データ8は、第1データ4を変換した結果の変換後データである。第2データ8は、XMLデータとされるか、固定長データとされる(即ち、本実施形態では、第2データ8も、XML形式のXMLデータか、XML形式の固定長データのいずれかとなる)。なお、本実施形態では、データ変換装置10内の内部データ形式がXML形式とされ、処理されている。
データ変換装置10は、図1に示す如く、マスタ部12と処理部14とを備える。マスタ部12は、ルールグループマスタ16と、データフォーマットマスタ18と、変換ルールマスタ20と、変換内容マスタ22と、を備える。なお、変換内容マスタ22は、変換要領マスタ24と、コンバートマスタ26と、を備える。そして、処理部14は、マスタ部12のルールグループマスタ16、データフォーマットマスタ18、変換ルールマスタ20、および変換内容マスタ22を適宜参照して、第1データ4から第2データ8に変換する。具体的に、処理部14は、グループ判定手段28と、第1フォーマット取得手段30と、データ解析手段32と、変換ルール取得手段34と、項目変換手段36と、第2フォーマット取得手段38と、第2データ作成手段40と、を備える。
データ変換装置10のハードウェアは、一般的なコンピュータ(複数のコンピュータから構成されたコンピュータシステムでもよい)である。即ち、データ変換装置10は、図示せぬCPUと、RAMやROMなどの内部メモリと、HDDなどの外部メモリと、マウスやキーボードなどの入力装置と、ディスプレイなどの出力装置と、を有する。つまり、外部メモリ等に記憶されたデータ変換プログラムを内部メモリに読みだしCPUによりデータ変換プログラムを実行することで、一般的なコンピュータがデータ変換装置10として機能することとなる。即ち、処理部14のすべての手段28〜40がCPUで動作する(このため、各手段28〜40の動作をCPUの動作と称する場合もある)。そして、マスタ部12のすべてのマスタ16〜26は、外部メモリから適宜に内部メモリに記憶されている状態となる。
以下に、データ変換装置10の各構成要素について、図1を用いて説明する。
まず、マスタ部12について、以下に説明する。
前記ルールグループマスタ16は、第1データ4のデータフォーマットである第1フォーマット4Aから第2データ8のデータフォーマットである第2フォーマット8Aへの変換に必要な変換規則TFをグループGPにして記憶している。つまり、ルールグループマスタ16は、グループGPを複数記憶している。グループGPは、ルールグループデータ2Aごとに設けられ、データ変換装置10内での第1データ4の変換項目への展開パターンを定義している。グループGPの特定は、入力データ2のルールグループデータ2Aで行うことが可能とされている。
前記データフォーマットマスタ18は、各グループGPに対応する第1フォーマット4Aおよび第2フォーマット8Aの情報を記憶している(図9、図13)。即ち、データフォーマットマスタ18では、第1フォーマット4Aおよび第2フォーマット8Aからデータ変換装置10内の内部データ形式への変換情報や、データ変換装置10内の内部データ形式から第1フォーマット4Aおよび第2フォーマット8Aへの変換情報を、具体的に参照することができる。このデータフォーマットマスタ18には、注文情報、出荷実績情報、品質情報などに対応するデータフォーマットも記憶されている。
前記変換ルールマスタ20は、変換規則TFを構成するための1以上の変換ルールCRをそれぞれ定義して記憶している。具体的には、図2に示す如く、変換ルールCRの変換(a)〜変換(i)が変換ルールマスタ20に記憶されている。
前記変換内容マスタ22は、変換ルールCRで実現される変換内容CCを記憶している。ここで、変換内容マスタ22は、第1データ4の一部を用いて得られた演算内容を主に記憶する変換要領マスタ24と、第1データ4の少なくとも一部をキーとする置換えデータを記憶するコンバートマスタ26と、を備えている。
ここで、図2に沿って、変換ルールマスタ20に記憶される複数の変換ルールCRと、各変換ルールCRの説明、および各変換ルールCRに対応する変換要領マスタ24の指示イメージを説明する。
変換ルールCRで変換(a)の「固定値設定」は、第2データ8の特定位置に固定値を設定するルールである。変換要領マスタ24には、例えば設定する固定値が記憶される。
変換ルールCRで変換(b)の「単純移送」は、第1データ4の特定位置のデータ(値)をそのまま第2データ8の特定位置に移送(設定)するルールである。変換要領マスタ24には、例えば第1データ4(移送元)の特定位置を示す項目名が記憶される。
変換ルールCRで変換(c)の「一部移送」は、第1データ4の特定位置のデータ(値)の一部桁(例えば2〜4桁目など)のみをそのまま第2データ8の特定位置に移送するルールである。変換要領マスタ24には、例えば第1データ4(移送元)の特定位置を示す項目名、移送する部分(切り出す部分)の開始桁と終了桁とが記憶される。別の例で示すと、図3(A)に示す如くとなる。つまり、変換前項目データDIが「123456789001」のとき、変換要領マスタ24に記憶される内容TCを、開始桁「START」を「1」桁目として、長さ「LEN」を「1」桁とする。そして、変換後項目データDOの「出力名」を「注文番号」とする。すると、変換後項目データDOは「注文番号“1”」を出力することができる。
変換ルールCRで変換(d)の「桁数拡張」は、第1データ4の特定位置のデータ(値)を小さい桁数から大きい桁数の第2データ8の特定位置(項目)に設定する場合に、不足する桁数分をブランク等で補完するルールである。変換要領マスタ24には、例えば第1データ4(変換元)の特定位置を示す項目名、変換後の桁数、ブランクに該当する補完する補完文字(ブランクだけでなく、ほかの文字でもよい)が記憶される。別の例で示すと、図3(B)に示す如くとなる。つまり、変換前項目データDIが「注文番号“1”」のとき、変換要領マスタ24に記憶される内容TCを、「拡張文字(補完文字)」を「ブランク(△)」として、変換後の桁数「出力桁」を「9」桁とする。そして、変換後項目データDOの「出力名」を「注文番号」とする。すると、変換後項目データDOは「注文番号“1△△△△△△△△”」を出力することができる。
変換ルールCRで変換(e)の「結合」は、第1データ4の特定位置の複数のデータ(値、項目)を結合するルールである。変換要領マスタ24には、例えば第1データ4(結合元)の複数の特定位置を示す項目名が記憶される。
変換ルールCRで変換(f)の「表示変換」は、例えば第1データ4の特定位置のデータ(値)の型を数値から文字(0埋め、小数点有無)や時間、文字から数値や時間、あるいは時間から数値や文字に変換するルールである。変換要領マスタ24には、例えば第1データ4(変換元)の特定位置を示す項目名、変換元の型、変換後の型、変換フォーマット(例えば、999.99、YYYY/MM/DD、・・・)が記憶される。別の例で示すと、図3(C)に示す如くとなる。つまり、変換前項目データDIが「受信年月日“20140211”」のとき、変換要領マスタ24に記憶される内容TCを、「入力フォーマット(変換元の型)」を「yyyymmdd」として、「出力フォーマット(変換後の型)」を「yyyy/MM/dd」とする。そして、変換後項目データDOの「出力名」を「受信年月日」とする。すると、変換後項目データDOは「受信年月日2014/02/11」を出力することができる。
変換ルールCRで変換(g)の「単位変換」は、例えば第1データ4の特定位置のデータ(値)のg単位の数値をkg単位の数値などに変換するルールである。変換要領マスタ24には、例えば第1データ4(変換元)の特定位置を示す項目名、変換元の単位、変換後の単位、変換フォーマット(例えば、999.99、・・・)が記憶される。別の例で示すと、図4(A)に示す如くとなる。つまり、変換前項目データDIが「距離“100”(m)」のとき、変換要領マスタ24に記憶される内容TCを、「単位変換コード(変換後の単位)」を「フィート」として、「丸め(変換フォーマット)」を「1桁四捨五入」とする。そして、変換後項目データDOの「出力名」を「距離」とする。すると、変換後項目データDOは「距離“30.5”(フィート)」を出力することができる。
変換ルールCRで変換(h)の「マスタ変換」は、コンバートマスタ26に記憶されたマスタMTを使う(マスタMTから設定する)変換ルールである。変換要領マスタ24には、例えばマスタMTが存在するマシン名、マスタMTのスキーマ名、マスタMT名、SQL(Structured Query Language)、検索条件(検索項目)となる第1データ(変換元)4の複数の項目名などが記憶される(SQLは、データベース、つまりコンバートマスタ26を操作するための言語である)。別の例で示すと、図4(B)に示す如くとなる。つまり、変換前項目データDIが「工場“05”」のとき、変換要領マスタ24に記憶される内容TCを、「検索項目」を「工場」として、「参照マスタ」を「住所」とする(ここでは、コンバートマスタ26を構成するマスタMTのうちの住所マスタDMを特定している)。そして、変換後項目データDOの「出力名」を「住所、電話番号」とする。すると、コンバートマスタ26では、記憶している複数のマスタMTのうちの住所マスタDMを対象として、「検索キー」として「工場」「05」が設定され、「変換項目」として「住所、電話番号」を出力する。これにより、変換後項目データDOは「住所“岡山県・・・”」「電話番号“086−xxxx−xxxx”」を出力することができる。
変換ルールCRで変換(i)の「ロジック変換」は、ロジックを適用する変換ルールである。変換要領マスタ24には、例えばロジックで必要な第1データ(変換元)4の特定位置を示す項目名などが記憶される。
なお、変換ルールCRは、複数組み合わせることが可能である。たとえば、図5(A)、(B)に示す如く、変換(c)の「一部移送」と変換(e)の「結合」とを組み合わせることが可能である。具体的には、第1データ4の項目Aの1桁目〜4桁目について、「一部移送」を行い項目A’を取得する。次に、第1データ4の項目Bと項目A’との「結合」を行うことで、第2データ8の項目Xを取得することが可能である。また、例えば、図6(A)、(B)に示す如く、変換(h)の「マスタ変換」を3回組み合わせることも可能である。具体的には、第1データ4の項目Aをキーとして項目(データ)の置換えを行い、項目A’を取得する。次に、第1データ4の項目Bをキーとして項目(データ)の置換えを行い、項目B’を取得する。そして、項目A’+項目B’ をキーとして項目(データ)の置換えを行い、項目Xを取得することが可能である。
次に、処理部14について、主に図1を用いて、説明する。
前記グループ判定手段28は、入力データ2のルールグループデータ2Aを用いて、ルールグループマスタ16を参照して、グループGPを判定し、そのグループGPを取得する。
前記第1フォーマット取得手段30は、データフォーマットマスタ18を参照して、取得されたグループGPに対応する第1フォーマット4Aの情報を取得する。つまり、グループ判定手段28で取得されたグループGPにより、第1フォーマット取得手段30は第1データ4の第1フォーマット4Aを判明させる。このため、第1フォーマット取得手段30は、第1フォーマット4Aの情報をデータフォーマットマスタ18から取得することが可能となる。
前記データ解析手段32は、取得された第1フォーマット4Aの情報に従い、第1データ4の解析を行う。解析手法としては、第1データ4の項目単位に分割(MAP化)して、図10に示す如く、第1データ4をコンポジットパターンでオブジェクト展開することで、HEAD(情報)・BODY(情報)などの構造に組み立てる。そして、データ解析手段32は、第1データ4の解析を行う。つまり、第1データ4のデータフォーマットは、XML形式であって、第1フォーマット4Aには影響されない内部データ形式のデータフォーマットに変更される。なお、オブジェクトとはプログラム上で操作対象となるファイルやデータなどのアイテムをいい、コンポジットパターンとは第1データ4の構成をディレクトリ構造のような再帰的な構成で表現した設計パターンである。
前記変換ルール取得手段34は、変換ルールマスタ20および変換内容マスタ22を参照して、取得されたグループGPの変換規則TFを構成する変換ルールCRおよび変換内容CCを取得する。ここでは、変換パターンデータ2Bが、取得されたグループGPの変換規則TFと参照され、第2データ8の各項目を取得するための、変換ルールCRおよび変換内容CC(変換要領CAを含む)が取得される。そして、複数の変換ルールCRの組み合わせが必要とされる場合には、変換ルール取得手段34はその個々の変換ルールCRによる変換手順も決定する。即ち、変換ルール取得手段34では、図11に示す如く、入力項目と出力項目とが決定される。また、ロジック変換が必要であり、データ変換装置(コンピュータ)10内で自動的にロジック構成が不可能なときには、データ変換装置(コンピュータ)10の操作者に対して、図示せぬ入力装置からの入力を促すことができる。なお、変換内容CCは、変換要領CAとほぼ同一とされている。
前記項目変換手段36は、コンバートマスタ26も参照して取得された変換ルールCRおよび変換内容CCを用いて、解析された第1データ4から第2データ8の各項目に変換する。即ち、項目変換手段36は、変換ルールCRを複数組み合わせることで、解析された第1データ4から第2データ8の各項目に変換することも行う。
前記第2フォーマット取得手段38は、データフォーマットマスタ18を参照して、取得されたグループGPに対応する第2フォーマット8Aの情報を取得する。つまり、グループ判定手段28で取得されたグループGPにより、第2フォーマット取得手段38は第2データ8の第2フォーマット8Aを判明させる。このため、第2フォーマット取得手段38は、第2フォーマット8Aの情報をデータフォーマットマスタ18から取得することが可能となる。
前記第2データ作成手段40は、取得された第2フォーマット8Aの情報に従い、変換された第2データ8の各項目を用いて第2フォーマット8Aを備える第2データ8を作成する。
次に、データ変換装置10によるデータ変換の手順を、図7〜図14を用いて説明する。なお、図8に示す如く、第1データ4はXML形式のXMLデータとしている。そして、図14に示す如く、第2データ8はXML形式の固定長データとしている。
まず、ルールグループデータ2A、変換パターンデータ2B、および第1データ4からなる入力データ2が入力される。すると、グループ判定手段28は、ルールグループマスタ16を参照し、入力されたルールグループデータ2Aで特定されるグループGPを判定し、取得する(図7のステップS2)。そして、グループ判定手段28は、第1フォーマット4Aと第2フォーマット8Aと、を特定する。
次に、第1フォーマット取得手段30は、データフォーマットマスタ18を参照して、図9に示す取得されたグループGPに対応する第1フォーマット4Aの情報を取得する(図7のステップS4)。具体的には、第1フォーマット4Aの情報は、図9に示す如く、第1データ4の第1フォーマット4Aで使用しているXMLタグの要素名を、データ変換装置10内の内部データ形式の項目名称で定義し、各項目名称の階層を指定したものである。なお、「階層」は、MAP情報へ展開した際のどの階層にくるかを示したものである。
次に、データ解析手段32は、取得された第1フォーマット4Aの情報に従い、第1データ4の解析を行う(図7のステップS6)。具体的には、図9で示した第1フォーマット4Aの情報で、第1データ4をデータ変換装置10内の内部データ形式にして、MAP化して展開する。即ち、図10に示す如く、第1データ4をコンポジットパターンでオブジェクト展開する。なお、第1データ4に新たな項目が発生した場合には、その内容を、データフォーマットマスタ18に適宜追加記憶させる。
次に、変換ルール取得手段34は、変換ルールマスタ20および変換内容マスタ22を参照して、取得されたグループGPの変換規則TFを構成する変換ルールCRおよび変換内容CCを取得する(図7のステップS8)。即ち、変換ルール取得手段34は、変換パターンデータ2Bと変換規則TFとから、第2データ8の各項目への変換を実現するための、図11に示す変換要領マスタ24で定義される入力項目と出力項目との関係を決定する。なお、「入力項目」は解析された第1データ4の項目であり、「出力項目」は第2データ8の項目である。また、「入力階層」は、解析された第1データ4でどの階層にくるかを示したものであり、「出力階層」は、第2データ8でどの階層にくるかを示したものである。そして、「製造」から「製造WK」への「表示変換」では、符号の変更を行うようにされている(A111、A112→ABBB、ABBC)。また、「製造名」から「製造名WK」への「表示変換」は、ローマ字から漢字への変更を行うようにされている(TOKYO、KANAGAWA→東京、神奈川)。
次に、項目変換手段36は、コンバートマスタ26も参照して取得された変換ルールCRおよび変換内容CCを用いて、図10に示す解析された第1データ4から第2データ8の各項目に変換する(図7のステップS10)。つまり、項目変換手段36は、図11に示す入力項目と出力項目との関係を用いて、図12に示す第2データ8の各項目に変換する。
次に、第2フォーマット取得手段38は、データフォーマットマスタ18を参照して、取得されたグループGPに対応する第2フォーマット8Aの情報を取得する(図7のステップS12)。具体的には、第2フォーマット8Aは、図13に示す如く、固定長データである。このため、各「項目名称」に対して「階層」と「固定長位置(何桁から何桁までの位置指定)」だけが定義される。なお、図11、図12に示す如く、「製造WK」、「製造名WK」を一時的に定義することで、最終的に必要な「製造」について、取得するようにしている。
次に、第2データ作成手段40は、取得された第2フォーマット8Aの情報に従い、変換された第2データ8の各項目を用いて、図14に示す第2フォーマット8Aを備える第2データ8を作成する(図7のステップS14)。得られた第2データ8は、種類データ6Aと変換良否データ6Bとともに、データ変換装置10から出力される。
このように、本実施形態では、マスタ部12にルールグループマスタ16と、データフォーマットマスタ18と、変換ルールマスタ20と、変換内容マスタ22と、を備える。そして、これらが互いに連携、つまり紐付けされている。このため、発注先(クライアント)が増えても、すでにマスタ部12に記憶した内容については兼用することが可能となる。このため、多くの発注先に対応して汎用的にデータ変換を行う場合でも、データ変換の各工程で新規となる部分のみを開発していけばよいので、開発費用も圧縮でき且つ開発期間も短縮することが可能となる。特に、変換ルールマスタ20と変換内容マスタ22とは分離されている。このため、例えば同じ変換ルールCRを複数回使用する場合や複数の変換ルールCRを組み合わせる場合では、結果的に処理量を大幅に低減することが可能となる。そして、変換ルールCRの組み合わせも容易に増加させることが可能である。さらに、変換ルールCRの追加・変更も容易に行うことが可能となり、高い拡張性も確保することが可能である。
また、本実施形態では、変換内容マスタ22に、第1データ4の少なくとも一部をキーとする置換えデータを記憶するコンバートマスタ26を備えている。このため、第1データ4の一部を利用した演算で変換処理をすることが困難な場合には、迅速且つ正確に変換を行うことが可能となる。なお、これに限らず、コンバートマスタ26が存在せずに、ロジック変換で必要な変換を取得するようにしてもよい。
また、本実施形態では、処理部14に、グループ判定手段28と、第1フォーマット取得手段30と、データ解析手段32と、変換ルール取得手段34と、項目変換手段36と、第2フォーマット取得手段38と、第2データ作成手段40と、を備えている。即ち、本実施形態では、上記各手段の別々の機能を工程手順に沿って担保している。このため、各工程での動作を混同することなく確保でき、データ変換装置10の拡張や維持の際にその動作を容易に確認することが可能となる。なお、これに限らず、処理部14全体ですべての工程を行うようになっていてもよい。
また、本実施形態では、データ解析手段32で、第1データ4をコンポジットパターンでオブジェクト展開することで、第1データ4の形式に依存することなく、第1データ4を項目単位で分割し、第1データ4の項目の解析を行うようにしている。このため、第1データ4を無限階層のオブジェクトとして展開することが可能となり、例えば第1データ4の上位階層の情報と下位階層の情報とが変更されるといったディレクトリ構造の変更があっても、柔軟に対応が可能となり、つまり、項目の増減や複雑な階層構造に対応することが可能となる。そして、下位階層は上位階層の情報を参照でき、変換ルールCRでは上位・下位の情報を使って変換を行うことが可能となる。さらに、第1フォーマット4Aや第2フォーマット8Aにも左右されず、変換ルールマスタ20と変換内容マスタ22に記憶される変換ルールCRおよび変換内容CCを最小限に抑制することが可能となる。なお、これに限らず、第1データを第2データの第2フォーマットに合わせた形態にして、データ変換を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、項目変換手段36は、変換ルールCRを複数組み合わせることで、解析された第1データ4から第2データ8に変換することができる。このため、複雑な変換が必要となっても、変換ルールマスタ20および変換内容マスタ22に記憶された既存の変換ルールCRが多数あれば、それを組み合わせるだけで必要なデータ変換を行うことも可能となる。即ち、この観点からもデータ変換装置10の開発費用を圧縮でき且つ開発期間も短縮することが可能となる。なお、これに限らず、変換ルールを複数組み合わせることが可能となっていなくてもよい。その場合には、コンバートマスタ26やロジック変換などで対応してもよい。
また、本実施形態では、ルールグループデータ2AでグループGPを特定し、変換パターンデータ2Bで変換パターンを特定している。このため、第1データ4が同一でも第2データ8を異ならせることや、第1データ4が異なっても第2データ8が同一となるような場合にも柔軟に対応することができる。
また、本実施形態では、データ変換装置10がWEBサービスを可能としている。このため、さまざまなコンピュータシステムから利用可能であって、迅速なデータ変換が可能である。
従って、本実施形態によれば、コンピュータで扱われる第1データ4を汎用的に変換可能にしながら、開発・維持の高効率化が可能となる。例えば、発注先が増えて対応しなければならないデータフォーマットが増加しても、兼用可能な部分については兼用化が可能なので、開発費用および開発期間の増加を抑制できるようになる。
なお、本実施形態では、第2データ8が、固定長データであっても、図15(A)、(B)に示す如く、1階層にHEAD情報として「ORDER」と、2階層にBODY情報として「12345 001 789 ABBB 東京」、「12345 002 789 ABBC 神奈川」と、を有するHEAD・BODYレコードであった。しかし、第2データが、同じ固定長データであって、図16(A)、(B)に示す如く、同じ階層にHEAD情報として「ORDER」と、BODY情報として「12345 001 789 ABBB 東京」、「12345 002 789 ABBC 神奈川」と、を有するBODYレコードであってもよい。
また、本実施形態では、データ変換装置10は、WEBサービスを可能としていたが、これに限定されない形態であってもよい。例えば、入力データおよび出力データがXML形式でなくてもよい。あるいは、入力データおよび出力データがXML形式であっても、CSVデータなどが扱えるようになっていてもよい。あるいは、データ変換装置10がネットワークに接続しておらず、データ変換装置10の操作者が逐次、入力データ2を入力させ、出力データ6を出力させるようにしてもよい。また、入力データ2のうちのルールグループデータ2Aおよび変換パターンデータ2Bは、第1データ4のいわば付随データである。このため、ルールグループデータ2Aおよび変換パターンデータ2Bだけは、適宜操作者がクライアントの意向を反映させて、データ変換装置10に入力させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、データ変換装置10は、1つの入力データ2に対して1つの出力データ6を出力していたが、これに限定されない。例えば、複数の入力データ2に対して1つの出力データ6を出力してもよいし、1つの入力データ2に対して複数の出力データ6を出力してもよい。
また、本実施形態では、発注先を特に限定していないが、社外クライアントであってもよいし、社内クライアントであってもよい。特に、近年では会社間で統廃合があり、従来他社の事業が自社に統合される場合もあり、社内でデータフォーマットが統一されていない場合もあり、クライアントに制限されずに本発明は適用可能である。
本発明は、コンピュータで扱われるデータの変換に広く適用することが可能である。
2…入力データ
2A…ルールグループデータ
2B…変換パターンデータ
4…第1データ
4A…第1フォーマット
6…出力データ
6A…種類データ
6B…変換良否データ
8…第2データ
8A…第2フォーマット
10…データ変換装置
12…マスタ部
14…処理部
16…ルールグループマスタ
18…データフォーマットマスタ
20…変換ルールマスタ
22…変換内容マスタ
24…変換要領マスタ
26…コンバートマスタ
28…グループ判定手段
30…第1フォーマット取得手段
32…データ解析手段
34…変換ルール取得手段
36…項目変換手段
38…第2フォーマット取得手段
40…第2データ作成手段
CA…変換要領
CC…変換内容
CR…変換ルール
DI…変換前項目データ
DM…住所マスタ
DO…変換後項目データ
GP…グループ
MT…マスタ
TC…変換要領マスタに記憶される内容
TF…変換規則

Claims (7)

  1. コンピュータで扱われる第1データから第2データに変換するデータ変換装置において、
    前記第1データから前記第2データへの変換に必要な変換規則をグループにして記憶するルールグループマスタと、
    該グループに対応する該第1データの第1フォーマットの情報および該第2データの第2フォーマットの情報を記憶するデータフォーマットマスタと、
    前記変換規則を構成するための1以上の変換ルールを記憶する変換ルールマスタと、
    該変換ルールで実現される変換内容を記憶する変換内容マスタと、
    該ルールグループマスタ、該データフォーマットマスタ、該変換ルールマスタ、および該変換内容マスタを適宜参照して、前記第1データから前記第2データに変換する処理部と、
    を備えることを特徴とするデータ変換装置。
  2. 請求項1において、
    前記変換内容マスタは、前記第1データの少なくとも一部をキーとする置換えデータを記憶するコンバートマスタを備えることを特徴とするデータ変換装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記処理部は、
    前記ルールグループマスタを参照して、前記グループを判定し取得するグループ判定手段と、
    前記データフォーマットマスタを参照して、取得された該グループに対応する前記第1フォーマットの情報を取得する第1フォーマット取得手段と、
    取得された該第1フォーマットの情報に従い、前記第1データの解析を行うデータ解析手段と、
    前記変換ルールマスタおよび前記変換内容マスタを参照して、取得された前記グループの前記変換規則を構成する前記変換ルールおよび前記変換内容を取得する変換ルール取得手段と、
    取得された該変換ルールおよび該変換内容を用いて、解析された前記第1データから前記第2データの各項目に変換する項目変換手段と、
    前記データフォーマットマスタを参照して、取得された前記グループに対応する前記第2フォーマットの情報を取得する第2フォーマット取得手段と、
    取得された該第2フォーマットの情報に従い、変換された前記第2データの各項目を用いて該第2フォーマットを備える該第2データを作成する第2データ作成手段と、
    を備えることを特徴とするデータ変換装置。
  4. 請求項3において、
    前記データ解析手段は、前記第1データをコンポジットパターンでオブジェクト展開することで、該第1データを項目単位で分割し、該第1データの解析を行うことを特徴とするデータ変換装置。
  5. 請求項3または4において、
    前記項目変換手段は、前記変換ルールを複数組み合わせることで、解析された前記第1データから前記第2データの各項目に変換することを特徴とするデータ変換装置。
  6. コンピュータで扱われる第1データから第2データに変換するデータ変換方法において、
    前記第1データから前記第2データへの変換に必要な変換規則をグループにして記憶するルールグループマスタを参照して、該グループを判定し取得する工程と、
    該グループに対応する該第1データの第1フォーマットの情報および該第2データの第2フォーマットの情報を記憶するデータフォーマットマスタを参照して、取得された該グループに対応する該第1フォーマットの情報を取得する工程と、
    取得された該第1フォーマットの情報に従い、前記第1データの解析を行う工程と、
    前記変換規則を構成するための1以上の変換ルールを記憶する変換ルールマスタおよび該変換ルールで実現される変換内容を記憶する変換内容マスタを参照して、取得された前記グループの前記変換規則を構成する前記変換ルールおよび前記変換内容を取得する工程と、
    取得された該変換ルールおよび該変換内容を用いて、解析された前記第1データから前記第2データの各項目に変換する工程と、
    前記データフォーマットマスタを参照して、取得された前記グループに対応する前記第2フォーマットの情報を取得する工程と、
    取得された該第2フォーマットの情報に従い、変換された前記第2データの各項目を用いて該第2フォーマットを備える該第2データを作成する工程と、
    を含むことを特徴とするデータ変換方法。
  7. コンピュータで扱われる第1データから第2データに変換するデータ変換方法をコンピュータにより実行するデータ変換プログラムにおいて、
    前記データ変換方法は、
    前記第1データから前記第2データへの変換に必要な変換規則をグループにして記憶するルールグループマスタを参照して、該グループを判定し取得する工程と、
    該グループに対応する該第1データの第1フォーマットの情報および該第2データの第2フォーマットの情報を記憶するデータフォーマットマスタを参照して、取得された該グループに対応する該第1フォーマットの情報を取得する工程と、
    取得された該第1フォーマットの情報に従い、前記第1データの解析を行う工程と、
    前記変換規則を構成するための1以上の変換ルールを記憶する変換ルールマスタおよび該変換ルールで実現される変換内容を記憶する変換内容マスタを参照して、取得された前記グループの前記変換規則を構成する前記変換ルールおよび前記変換内容を取得する工程と、
    取得された該変換ルールおよび該変換内容を用いて、解析された前記第1データから前記第2データの各項目に変換する工程と、
    前記データフォーマットマスタを参照して、取得された前記グループに対応する前記第2フォーマットの情報を取得する工程と、
    取得された該第2フォーマットの情報に従い、変換された前記第2データの各項目を用いて該第2フォーマットを備える該第2データを作成する工程と、
    を含むことを特徴とするデータ変換プログラム。
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