JP2016038450A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影者自身の画像を反射鏡で確認しながら撮影することが可能な撮影装置で反射鏡のミラー面に傷が付きにくい構造を提供する。
【解決手段】被写体を撮影する撮影レンズ12を含む撮影手段と、撮影レンズ12の入射側に配置され、被写体からの入射光を反射する反射鏡11と、反射鏡11を保持する筐体13と、を備えた撮影装置であって、筐体13は、反射鏡11の表面に対して突出している突起部130aを有し、撮影装置10をテーブルの上等に、反射鏡のミラー面を下にして置いた際に、反射鏡11のミラー面に傷が付くのを防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影装置に関し、さらに詳しくは、撮影者自身の画像を反射鏡で確認しながら撮影することが可能な撮影装置に係わる。
従来、この種の撮影装置として、被写体としての撮影者側からの一部の光を撮影者に向かって反射させ残りの光を透過させるハーフミラーと、このハーフミラーを透過する光を受光する固体撮像素子と、この固体撮像素子の受光面内に被写体の光学的像が収まるように、ハーフミラーを透過する光を収束させる光収束手段(撮影レンズ)と、固体撮像素子の受光面に生じる光学的像を電気的画像を表す画像データとして格納する記憶手段とを備えた撮影装置が知られている(例えば、特許文献1等;以下従来例という。)。
この撮影装置によれば、ハーフミラーに撮影者自身の画像を映し出し、リアルタイムで確認しながら好ましい撮影者自身の撮影が可能となる。
特開2000−278567号公報
しかしながら、上述した従来例の技術では、ハーフミラーのミラー面に傷が付きやすいという問題がある。
すなわち、上述した従来例の技術等では、ハーフミラーの表面が筐体の表面と面一となっていたり、ハーフミラーが筐体の1つの面全体に形成されていたりするので、ハーフミラーのミラー面に擦れ等によって傷が付きやすいという問題がある。
特に、撮影装置が箱形状に構成され、筐体の1つの面にハーフミラーが形成されているものでは、撮影装置をテーブルの上等に、ハーフミラーのミラー面を下にして置くと、ミラー面に傷が付きやすい。また、撮影装置を誤って落下させた場合にも、ハーフミラーが破損したり、破損されないまでもハーフミラーのミラー面に傷が付きやすいという問題がある。
そして、ハーフミラーのミラー面に傷が付いてしまった場合、傷が目障りとなり撮影装置自体の見栄えが損なわれるし、ハーフミラーに映し出される画像がゆがんだりする。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、反射鏡のミラー面に傷が付きにくい構造を有する撮影装置を提供することを目的とする。
本発明の撮影装置は、
被写体を撮影する撮影レンズを含む撮影手段と、
前記撮影レンズの入射側に配置され、前記被写体からの入射光を反射する反射鏡と、
前記反射鏡を保持する筐体と、を備えた撮影装置であって、
前記筐体は、前記反射鏡の表面に対して突出している突起部を有することを特徴とする。
本発明の撮影装置によれば、反射鏡の表面に対して突出する突起部を筐体が有するので、撮影装置をテーブルの上等に、反射鏡のミラー面を下にして置いたとしても、突起部がテーブルに接地するため、反射鏡のテーブルへの接地が妨げられることから、反射鏡のミラー面に傷が付くのが防止されることになる。
本発明の第1実施形態に係る撮影装置の前面下方から見た斜視図である。 図1の撮影装置の上面図である。 図1の撮影装置の右側面図である。 図1の撮影装置を右側面側から見た断面図である。 図1の撮影装置の接地の態様(その1)を示した図である。 図1の撮影装置の接地の態様(その2)を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る撮影装置の模式的断面図である。 図7の撮影装置の作用を説明するための模式的断面図である。 本発明の第3実施形態に係る撮影装置の前面下方から見た斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図6を参照して説明する。なお、以下の説明及び図においては、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、一の実施形態の各所で説明する変形例は可能な限り他の実施形態にも適用できるものである。
《第1実施形態》
[構成]
図1には、第1実施形態に係る撮影装置10の外観が示されている。この図1に示される撮影装置10は全体が略箱形状に形成されている。この撮影装置10は、正面視で、左右の各端部中央が少しばかり山形又は弧状に外方に膨らんではいるが、全体として略長方形となっている。
なお、本明細書において、前後、上下及び左右の各方向は図1の矢印で示した方向とする。
この撮影装置10の前面中央には反射鏡11が設けられている。この反射鏡11は、前面視で、左右の各端部中央が少しばかり山形に膨らんではいるが、全体として略長方形となっている。この反射鏡11は、上下対称及び左右対称に形成されている。
この反射鏡11は、撮影装置10の上下の突起部130a,130aで挟まれる全域を占めるよう上下方向に拡がるとともに、左右方向が撮影装置10の幅方向の約6割程度を占めるように拡がって設けられている。
この反射鏡11は所定の球Rを有している。そして、この反射鏡11は、図2に示すように上面視で、左右方向中央が前方に向けて膨らむように湾曲しているとともに、図3に示すように右側面視で、左右方向中央が前方に向けて膨らむように湾曲した形となっている。つまり、この反射鏡11は、中央部に頂部を有し、且つ、前方に向けて膨らむ凸面鏡となっている。
ここで、この第1実施形態の撮影装置10で、反射鏡11として凸面鏡を用いた理由を述べれば次の通りである。
この第1実施形態の撮影装置10では、図1及び図4に示すように、反射鏡11の頂部の後側に撮影レンズ12が配置されている。この場合、反射鏡11の画角と撮影レンズ12の画角とを近付ければ、反射鏡11に映し出された画像に近い画角で被写体の撮影が可能となる。したがって、撮影者にとっては、反射鏡11の画角と撮影レンズ12の画角とを近付けることにより、撮影画像を事前に予測できるので便利である。
しかし、反射鏡11の画角と撮影レンズ12の画角とを近付ける場合、反射鏡11が平面鏡であると、比較的大きな反射鏡11が必要とされる。
これに対して、反射鏡11を凸面鏡とすれば、前面視で同じ大きさの平面鏡の場合と比べて画角を大きくすることができる。
このことは、比較的小さな反射鏡11で反射鏡11の画角と撮影レンズ12の画角とを近付けることが可能となり、反射鏡11ひいては撮影装置10の小型化に適したものとなることを意味している。
このような理由から、第1実施形態の撮影装置10では、反射鏡11を凸面鏡とし、反射鏡11ひいては撮影装置10の小型化を実現している。
なお、このような効果を考慮しないならば、反射鏡11を平面鏡とすることができることは勿論である。
この反射鏡11は、後側に位置する筐体13によって支持されている。具体的には、撮影装置10の筐体13は前側筐体13aと後側筐体13bと化粧パネル13cとを備えており、このうち前側筐体13aによって反射鏡11は支持されている。例えば、前側筐体13aの表面に反射鏡11の裏面が貼り付けられている。そのため、反射鏡11の後面に対向する前側筐体13aの前面も当該反射鏡11の裏面に対応して前方に向けて膨らむ凸面となっている。
この反射鏡11を支持する前側筐体13aの中央部には円形の孔130cが形成されている。そして、反射鏡11の後側の筐体13内には、上記孔130cに対応する領域に撮影レンズ12が配置されている。この撮影レンズ12としては、各種収差等をなくすため、何枚かの単レンズを互いに光軸を一致させて配置した複合レンズが使用されることが好ましい。
第1実施形態の撮影装置10では、反射鏡11は、撮影レンズ12の前方に設けられているため、被写体を映し出す機能と、被写体からの光を撮影レンズ12に透過させる機能とを有する必要がある。そこで、反射鏡11としては、特に限定はされないが、全体がハーフミラーとなっているもの、又は、全反射ミラーの一部だけがハーフミラーとなっているものを使用することが好ましい。なお、本明細書において、「ハーフミラー」とは、光の透過率と反射率とが等しいものだけを意味するものではなく、光の透過と反射とが所定の比率でなされ、被写体を映し出す機能と、被写体からの光を透過させる機能とを有するものを意味している。
この反射鏡11として、全体がハーフミラーとなっているものでは、被写体からの光が反射鏡11によって一部反射されるので、その反射光によって、被写体の画像を確認することができる。また、反射鏡11として、全体がハーフミラーとなっているものでは、被写体からの光が反射鏡11によって一部透過されるので、その透過光によって、撮影レンズ12を介しての撮影が可能となる。
一方、反射鏡11として、全反射ミラーの一部がハーフミラーとなっているものでは、少なくとも撮影レンズ12の前方がハーフミラーとなっていることが必要である。このような反射鏡11を使用すれば、ハーフミラー以外の部分では、被写体からの光が全反射されるので、反射像が鮮明となって見やすくなるという利点がある。第1実施形態の撮影装置10の反射鏡11としては、特に限定はされないが、全反射ミラーの一部がハーフミラー(透光部11a)となっているものが使用されている。なお、ここでは、反射鏡11として、全反射ミラーの一部がハーフミラーとなっているものを紹介したが、全反射ミラーの一部がハーフミラーに代えて素通しの透光部となっているものでもよい。ただし、この素通しの透光部では、被写体からの光は反射されないため、反射鏡11に映す被写体の画像がその素通し部分で欠損することに留意する必要がある。
また、筐体13内には、図4に示すように、撮影レンズ12の後側に固体撮像素子15が配置されている。この固体撮像素子15は光電変換素子であり、この固体撮像素子15としては、例えば、CCD(Charged Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等が用いられる。この固体撮像素子15は上記撮影レンズ12とともに撮影手段を構成している。
なお、第1実施形態では、ディジタル撮影のための撮影装置10について説明したが、第1実施形態は、銀塩フィルムを用いた撮影装置にも適用できることは勿論である。この場合、銀塩フィルムは撮影レンズとともに撮影手段を構成している。
また、筐体13内には、撮影装置10の電源となる電池16が配置されている。この電池16としては、例えば、リチウム電池が用いられる。なお、リチウム電池の代わりに、乾電池その他の電池を用いるものであってもよい。
また、後側筐体13bにはディスプレイ17が設けられている。このディスプレイ17としては、例えば、LCD(液晶ディスプレイ;Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイが設けられる。
このディスプレイ17は風景写真等の通常の写真撮影をする場合に撮影前画像をモニターしたり、撮影後画像をモニターしたりする際などに使用される。
さらに、撮影装置10の背面にはメニューキー、カーソルキー及び決定キー等の背面操作キー18が設けられている。図4には、そのうちの1つの背面操作キー18だけが示されている。
また、図2に示すように、撮影装置10の上面にはシャッターキー19及び電源キー20が設けられ、下面には電池蓋を開閉するための摘み21(図1参照)が設けられている。この摘み21を操作することで電池を取り出し、電池の交換や電池の充電などを行うことが可能となっている。
なお、撮影装置10には、反射鏡11の外方にストロボ等の発光部22(図1参照)、筐体13内部に回路基板23(図4参照)を備えている。
次に、本実施形態の要部である筐体突起部130a,130aについて説明する。
本実施形態の筐体突起部130a,130aは前側筐体13aと一体的に形成されている。この筐体突起部130a,130aは前側筐体13aの前面の上下端に形成され、前側筐体13aの前面の左右方向全域(反射鏡11の長手方向)に亘って延在している。この筐体突起部130a,130aは、上面視又は下面視で、反射鏡11の前面(表面)よりも前方に向けて突出するように、左右方向中央が前方に膨らむ弧状となっている。そして、筐体突起部130a,130aは、筐体13外部の仮想無限平面が筐体突起部130a,130aの少なくとも2点に接する際に、反射鏡11の表面と仮想無限平面の間に隙間が空くように突出している(図5及び図6参照)
このように本実施形態の撮影装置10では、筐体突起部130a,130aは前側筐体13aと一体成形された形で形成されていているが、前側筐体13aとは当初は別体で前側筐体13aに後付けされるものであってもよい。
この場合、筐体突起部130a,130aは撮影装置10の筐体13と同じ材質(例えば合成ゴム、合成樹脂又は金属)から形成されていてもよいし、異なる材質で形成されていてもよい。例えば、筐体13は合成樹脂製又は金属製で、筐体突起部130a,130aはエラストマーやシリコンゴム等の弾性材で形成されていてもよい。このように筐体突起部130a,130aが弾性材で構成されている場合には、撮影装置10を誤ってテーブル等に落としたときでも、弾性材が衝撃を吸収し、反射鏡11その他の部品の破損を防止することが可能となる。
続いて、筐体突起部130a,130aの個数、突出量及び形成範囲について説明する。
この筐体突起部130a,130aの個数、突出量及び形成範囲は、撮影装置10の反射鏡11が形成された面側が仮想無限平面に当接したとした場合、いかなる態様で当接したとしても反射鏡11の表面が仮想無限平面に当接することがないように決定されている。この場合の「仮想無限平面」はテーブル面等の平らな面を想定したものである。
第1実施形態の撮影装置10の場合には、撮影装置10の反射鏡11が形成された面側が例えばテーブル面に接地する場合として、図5に示すように撮影装置10の左右中央が接地する態様と、図6に示すように撮影装置10の左右方向一端側が接地する態様とが考えられる。第1実施形態の筐体突起部130a,130aの個数、突出量及び形成範囲は、いずれの態様においても、筐体突起部130a,130aだけがテーブル面に接地するように決定されている。
このように、第1実施形態の撮影装置10は、撮影装置10の反射鏡11が形成された面側が例えばテーブル面に接地する場合、筐体突起部130a,130a以外の部分は接地しない構造となっている。しかし、筐体突起部130a,130aの形成範囲を左右方向で短くし、撮影装置10の左右方向一端側が接地する場合、筐体突起部130a,130aと化粧パネル13cの一部とが同時に接地して反射鏡11の表面の接地を阻止するように構成されていてもよい。
また、第1実施形態の撮影装置10においては、筐体突起部130a,130aは反射鏡11の長手方向に沿って連続的に形成されているが、反射鏡11の短手方向に沿って連続的に形成されていてもよい。なお、筐体突起部130a,130aは反射鏡11の長手方向及び短手方向の双方に沿って連続的に形成されていてもよい。
ここで、反射鏡11が長辺及び短辺を有する凸面鏡で、筐体突起部130a,130aを反射鏡11の長手方向及び短手方向の一方に沿って形成する場合、反射鏡11の短手方向に沿ってではなく、反射鏡11の長手方向に沿って形成することが好ましい。反射鏡11の中央の頂点を基準とした場合、反射鏡11の短手方向端部の撓み量は、反射鏡11の長手方向端部の撓み量に比べて小さいので、ハーフミラーの短手方向外方となる位置に筐体突起部130a,130aを設ければ、筐体突起部130a,130aの反射鏡11のミラー面からの突出量を小さくすることができるからである。
また、第1実施形態の撮影装置10においては、筐体突起部130a,130aは反射鏡11の長辺(長手方向)に沿って連続的に形成されているが、所定の間隔で複数形成されていてもよい。必要なのは、撮影装置10の反射鏡11が形成された面側が仮想無限平面に当接したとした場合、いかなる態様で当接したとしても反射鏡11の表面が仮想無限平面に当接しないように決定されていることである。
[作用及び効果]
このように構成された撮影装置10によれば次のような作用及び効果が得られる。
すなわち、撮影装置10は反射鏡11の表面に対して突出する筐体突起部130a,130aを有するので、撮影装置10をテーブルの上等に、反射鏡11のミラー面を下にして置いたとしても、筐体突起部130a,130aがテーブル面に接地するため、反射鏡11のテーブル面への接地が妨げられることから、反射鏡11のミラー面に傷が付くのが防止されることになる。
《第2実施形態》
図7及び図8には、第2実施形態に係る撮影装置10Aの上面側から見た場合の断面図が示されている。
この第2実施形態の撮影装置10Aでは、反射鏡11を支持する前側筐体13aが付勢部材30によって前方に向けて付勢された構造となっている。そして、反射鏡11は表面側から外圧が加わった場合、筐体突起部130a,130aに対して沈み込む構造となっている。突起部に対して沈み込む構造となっているこの第2実施形態では、付勢部材30として板ばねを使用している。そして、板ばねの一端は筐体13に固定され、板ばねの他端に反射鏡11が例えば両面テープにて貼り付けられている。なお、板ばねに代えて、コイルばねや、合成ゴムその他の弾性材を用いてもよい。
この第2実施形態の撮影装置10Aのその他の構成は第1実施形態の撮影装置10と同様となっているため、図示及び説明を適宜省略する。
この第2実施形態の撮影装置10Aは、第1実施形態の撮影装置10と同様に、筐体突起部130a,130aを有している。この筐体突起部130a,130aは、上面視又は下面視で、反射鏡11の前面(表面)よりも前方に向けて突出するように、左右方向中央が前方に膨らむ弧状となっている。そして、筐体突起部130a,130aは、筐体13外部の仮想無限平面が筐体突起部130a,130aの少なくとも2点に接する際に、反射鏡11の表面と仮想無限平面の間に隙間が空くように突出している。
したがって、この第2実施形態の撮影装置10Aによれば、撮影装置10Aの落下時など衝撃が加わった場合でも、筐体突起部130a,130aによって反射鏡11が保護される上に、仮に、反射鏡11が衝撃によって撓んで接地したとしても、付勢部材30によって衝撃が緩和されるので、反射鏡11に傷が付くのを可及的に防止することができる。
したがって、この第2実施形態によれば、第1実施形態の場合に比べて、突起部の突出量を小さくすることができる。
また、落下時の衝撃による反射鏡11の破損を防止することができる。
《第3実施形態》
図9には、第3実施形態に係る撮影装置10Bの外観が示されている。
この第3の実施形態の撮影装置10Bが第1の実施形態の撮影装置10と異なる点は、反射鏡11B全体が全反射ミラーとなっており、撮影レンズ12は発光部22(図1参照)に代えて或いは発光部22に加えて反射鏡11Bの外方に設けられていることである。
この第3実施形態の撮影装置10Bのその他の構成は第1実施形態の撮影装置10と同様となっているため、図示及び説明を適宜省略する。
この第3実施形態の撮影装置10Bは、第1実施形態の撮影装置10と同様に筐体突起部130a,130aを有している。この筐体突起部130a,130aは、上面視又は下面視で、反射鏡11Bの前面(表面)よりも前方に向けて突出するように、左右方向中央が前方に膨らむ弧状となっている。そして、筐体突起部130a,130aは、筐体13外部の仮想無限平面が筐体突起部130a,130aの少なくとも2点に接する際に、反射鏡11の表面と仮想無限平面の間に隙間が空くように突出している。
したがって、このように構成された撮影装置10Bによれば、第1実施形態の撮影装置10と同様の効果が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることはいうまでもない。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
被写体を撮影する撮影レンズを含む撮影手段と、
前記撮影レンズの入射側に配置され、前記被写体からの入射光を反射する反射鏡と、
前記反射鏡を保持する筐体と、を備えた撮影装置であって、
前記筐体は、前記反射鏡の表面に対して突出している突起部を有することを特徴とする撮影装置。
<請求項2>
前記反射鏡は、前記撮影レンズの前方に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
<請求項3>
前記透光部は、所定の透過率と反射率を有するハーフミラーであることを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
<請求項4>
前記反射鏡は、所定の透過率と反射率を有するハーフミラーであることを特徴とする請求項2又は3に記載の撮影装置。
<請求項5>
前記反射鏡は、凸面鏡であることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項6>
前記筐体の突起部は、当該筐体外部の仮想無限平面が前記筐体の突起部の少なくとも2点に接する際に、前記反射鏡の表面と前記仮想無限平面の間に隙間が空くように突出していることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項7>
前記筐体の突起部は、前記反射鏡の長手方向に沿って延在していることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項8>
前記筐体の突起部は、エラストマー、又は、シリコンゴムで構成されていることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項9>
前記反射鏡に固定された板ばねを備え、
前記反射鏡は、前記筐体の突起部に対して沈み込む構造となっていることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の撮影装置。
10,10A,10B 撮影装置
11,11B 反射鏡
12 撮影レンズ
13 筐体
130a 筐体突起部

Claims (9)

  1. 被写体を撮影する撮影レンズを含む撮影手段と、
    前記撮影レンズの入射側に配置され、前記被写体からの入射光を反射する反射鏡と、
    前記反射鏡を保持する筐体と、を備えた撮影装置であって、
    前記筐体は、前記反射鏡の表面に対して突出している突起部を有することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記反射鏡は、前記撮影レンズの前方に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記透光部は、所定の透過率と反射率を有するハーフミラーであることを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記反射鏡は、所定の透過率と反射率を有するハーフミラーであることを特徴とする請求項2又は3に記載の撮影装置。
  5. 前記反射鏡は、凸面鏡であることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の撮影装置。
  6. 前記筐体の突起部は、当該筐体外部の仮想無限平面が前記筐体の突起部の少なくとも2点に接する際に、前記反射鏡の表面と前記仮想無限平面の間に隙間が空くように突出していることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の撮影装置。
  7. 前記筐体の突起部は、前記反射鏡の長手方向に沿って延在していることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の撮影装置。
  8. 前記筐体の突起部は、エラストマー、又は、シリコンゴムで構成されていることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の撮影装置。
  9. 前記反射鏡に固定された板ばねを備え、
    前記反射鏡は、前記筐体の突起部に対して沈み込む構造となっていることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の撮影装置。
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