JP2016037780A - 床材剥離用加熱装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第一の形態の床材剥離用加熱装置の全体構成図で側面図を示しており、図2は、上面図を示している。
本形態の床材加熱剥離装置は、建築物内でコンクリートなどの下地に接着剤で貼付された塩化ビニルタイル等の床材を張り替えるさいに、カッターやスクレーバー等の手工具を用いて古い床材を下地から剥離する作業に先立ち、床材や接着剤を加熱することで軟化、分解させ、該剥離作業を容易とするための加熱装置として用いられる。
発熱部2は、面状発熱体としてシリコーンラバーヒーター21、断熱材として下部フレーム11底面には緩衝材となるシリコーンスポンジ221を、該フレーム11により形成される矩形区画域には繊維系断熱材222を用い、これらを積層して形成する。
シリコーンスポンジ221は、断熱性、及び、反発弾性に優れた発泡シリコーンゴムで、前記シリコーンラバーヒーター21に重ねて下部フレーム11の底面に接して配置され、断熱材及び緩衝材として機能される。繊維系断熱材222は、グラスウールやロックウールなどの比較的安価なものが、下部フレーム11により矩形に区画された区画域内部のシリコーンラバーヒーター21と前記保護板7との空間を埋めるように配置され断熱材及びヒーターへの重石として機能される。尚、本形態では経済性を考慮してフレーム面のみに緩衝材を用いたが、断熱材22として、シリコーンスポンジ221のような断熱性緩衝材を全面に用いたものでも良い。
そして、該断熱材22を前記下部フレーム11の底面に取り付け、本形態の発熱装置の主要部とした。
本形態の床材剥離加熱装置は、前記第一の態等同様に矩形に形成される下部フレーム11と、該下部フレーム11と対向する上部フレーム12と、下部フレーム11と上部フレーム12を四隅で接続または接触する接続フレーム材13よりなるボックス形状にもなるハウジングと、下部フレーム11の底部に設ける発熱部2と、発熱部2の一つの側面側に設ける滑動手段となるキャスター(車輪)5と、前記ハウジング内に取り付けられる温度設定及び温度制御装置を含む温調ボックス4により基本構成される。この内、下部フレーム11、発熱部2、及び、温調ボックス4の構成、また、各フレームを構成するフレーム材については、第一の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
接続フレーム13は、前記上部フレーム12と分離される側は、分離側接続フレーム材13Aとして下部フレーム11と螺子留め固定され、上部フレーム12と接続される側は、可動側接続フレーム13Bとして下部フレーム11に蝶番6により回動可能に接続される。そして、該可動側接続フレーム材13Bを含んで区画する底面に滑動手段となる一対の車輪5を設けて構成した。
これにより、装置を床面Fに沿って移動するさいには、上部フレーム12の操作で発熱部2を床面から浮かせて動かすことで、床材によるシリコーンラバーヒーター21への損傷を防止することができる。尚、本例の車輪5は向きを装置の長手方向(前後方向)に固定されたものを使用し、常に真っ直ぐに前後退できることを優先したが、車輪を回転可能なものとして、自在な方向に容易に移動できるものとしても良い。
・上部フレーム12を完全に開いた状態で、発熱部2を床面から浮かせながら床材剥離部に加熱装置を移動する。(図6の状態)
・上部フレーム12を程度な角度傾倒し(本例においては約20°)、車輪5をシリコーンラバーヒーター21の水平面から突出しない状態にして床材Fと発熱部2を密着させて剥離部を加熱する。
・十分加熱できたらハンドル4を元の完全に開いた状態に戻し、装置を次の剥離面に移動する。
・加熱操作が終了したら、上部フレーム12を折りたたみコンパクトな収納状態とする。(図5の状態)
11. 下部フレーム
12. 上部フレーム
13. 接続フレーム材
14. 補強フレーム材
100.中空部
2. 発熱部
21. シリコーンラバーヒーター
211.金属発熱線
212.シリコーンシート
22. 断熱材
221.シリコーンスポンジ(緩衝材)
222.繊維系断熱材
23. ガラスクロス
3. 滑動板
4. 温調ボックス
41. スタートスイッチ
42. 温度設定及び表示装置
43. 電源コード
5. キャスター(車輪)
6. 蝶番
7. 保護プレート
8. 接合板
Claims (14)
- 下地に接着された床材を剥離するのに先立ち、剥離面の床材を加熱するための装置において、矩形を区画するフレームと、該フレームの底面を含んだ区画域に取り付けられる床材に接して設置される発熱部と、前記フレームの区画域内に設ける温度設定及び温度制御装置を含む温調ボックスとを備えて構成し、前記発熱部は、床材との接触面となる柔軟性を備える面状発熱体と、該面状発熱体に重ねてフレーム側に設ける柔軟性を備える断熱材からなり、該断熱材の一部または全部が緩衝材からなることを特徴とする床材剥離用加熱装置。
- 前記フレームから延設して形成する、少なくともひとつの移動用の把持部を備える請求項1床材剥離用加熱装置。
- 前記矩形を区画するフレームに加えて、該フレームに対向する上部フレーム、及び、該フレームと上部フレーム間をつなぐ接続フレーム材を設け、該フレームによりボックス形状を形成する請求項1乃至2のいずれかの床材剥離用加熱装置。
- 前記上部フレームの一部が、前記把持部となる請求項3の床材剥離用加熱装置。
- 前記発熱部の少なくとも一つの側面に、床材表面移動のための滑動手段を備える請求項1乃至4のいずれかの床材剥離用加熱装置。
- 前記滑動手段は、前記移動のさいに床材と接触する面を曲面として形成した硬質部材よりなる請求項5の床材剥離用加熱装置。
- 前記滑動手段は、車輪、球体、ローラー等の回転体より形成される請求項5の床材剥離用加熱装置。
- 前記柔軟性面状発熱体は、表面に耐摩耗性層を形成したシリコーンラバーヒーターである請求項1乃至7のいずれかの床材剥離用加熱装置。
- 前記面状発熱体の表面の耐摩耗性層は、ガラスクロスよりなる請求項8の床材剥離用加熱装置。
- 前記面状発熱体の辺縁部の少なくとも一辺以上に、縁部より3mm以上、10mm以下の非発熱部を備える請求項1乃至9のいずれかの床材剥離用加熱装置。
- 前記フレームは、アルミニウム合金、マグネシウム合金、チタン合金のいずれかの軽量金属合金、あるいは、繊維強化プラスチック(FRP)、若しくは、これらの、または、ステンレス等スチールの角パイプからなる請求項1乃至10のいずれかの床材剥離用加熱装置。
- 前記緩衝材は、前記矩形を形成するフレーム底面にのみ設置され、該フレームにより区画される区画域には別の断熱材を設置する請求項1乃至11のいずれかの床材剥離用加熱装置。
- 前記緩衝材は、低硬度の弾性ゴムよりなる請求項1乃至12のいずれかの床材剥離用加熱装置。
- 前記緩衝材は、シリコーンスポンジ等の発泡ゴムよりなる請求項13の床材剥離用加熱装置。
Priority Applications (1)
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JP2014162446A JP2016037780A (ja) | 2014-08-08 | 2014-08-08 | 床材剥離用加熱装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016037780A true JP2016037780A (ja) | 2016-03-22 |
Family
ID=55529096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014162446A Pending JP2016037780A (ja) | 2014-08-08 | 2014-08-08 | 床材剥離用加熱装置 |
Country Status (1)
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0533506A (ja) * | 1991-08-05 | 1993-02-09 | Ryoji Nakamura | 塗膜の剥離装置 |
JPH1191566A (ja) * | 1997-09-22 | 1999-04-06 | Central Japan Railway Co | 接着された床材の剥離方法及び装置 |
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JP2014077341A (ja) * | 2012-09-24 | 2014-05-01 | Kaneso Kk | 建材剥がし用加熱機及び建材剥がし方法 |
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2014
- 2014-08-08 JP JP2014162446A patent/JP2016037780A/ja active Pending
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