JP2016037327A - ローカバーの搬送装置およびセンタリング方法 - Google Patents

ローカバーの搬送装置およびセンタリング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016037327A
JP2016037327A JP2014159482A JP2014159482A JP2016037327A JP 2016037327 A JP2016037327 A JP 2016037327A JP 2014159482 A JP2014159482 A JP 2014159482A JP 2014159482 A JP2014159482 A JP 2014159482A JP 2016037327 A JP2016037327 A JP 2016037327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
cover
raw cover
raw
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014159482A
Other languages
English (en)
Inventor
真史 福澤
Masashi Fukuzawa
真史 福澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2014159482A priority Critical patent/JP2016037327A/ja
Publication of JP2016037327A publication Critical patent/JP2016037327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

【課題】ローカバーをスライドさせることなくセンタリングを行うことができ、ローカバーの部材の変形や損傷などの不良の発生を抑制して生産性の低下を招くことがないローカバーの搬送装置およびセンタリング方法を提供する。
【解決手段】ローカバーを次工程へ搬送するローカバーの搬送装置であって、上流側の搬送コンベアと下流側の搬送コンベアとの間にローカバーの搬送方向と直交する方向に移動自在のスライド式コンベアが設けられており、スライド式コンベアをスライドさせることによりスライド式コンベアに搬入されたローカバーがセンタリングされた状態で下流側の搬送コンベアに搬出されるように構成されているローカバーの搬送装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、ローカバーのセンタリングを行った後、次工程へ搬送するローカバーの搬送装置およびセンタリング方法に関する。
タイヤの製造工程においては、成形されたローカバーを搬送して各工程間を移動させることが一般的に行われており、ローカバーの搬送装置としては、従来より、ベルトコンベア、チェーンコンベア、ローラーコンベアやボールコンベアが配置された搬送コンベアなどにより構成されているローカバー搬送装置が使用されている。
このようなローカバーの搬送装置を用いたローカバーの搬送に際して、ローカバーを所定の位置で停止させてセンタリング(芯出し)する必要がある場合があり、そのセンタリングのために種々の工夫が提案されている(例えば、特許文献1)。
具体的な一例を図5に示す。なお、図5において、(a)はセンタリング前の状態を、(b)はセンタリング後の状態を示している。図5(a)に示すように、ローカバーWは、モータMおよびタイミングベルト62の回転により回転する複数のガイドローラ61により搬送コンベア60上を搬送された後、ローカバーWがローカバーの搬送装置の先端部の左右に配置されたセンタリング装置63の片方に接したことを停止センサー64が検知した時点で搬送が停止される。
その後、図5(b)に示すように、2つの停止センサー64の双方がローカバーWを検知するまで、ガイドローラ61を回転させながらセンタリングパドルでローカバーWをスライドさせることにより、ローカバーWのセンタリング(芯出し)を行う。芯出しが完了したローカバーWは、その後、ローカバー搬送装置の下流側へ送り出されて次工程へと搬送される。なお、図5において、下方向に向いて伸びる矢印がセンタリングパドルの回転方向を示している。
特許2995563号公報
しかしながら、上記した従来のローカバーの搬送装置では、ローカバーのセンタリングを行うことはできるものの、センタリングに際して修正量(センタリングに際しての移動量)が多い場合には、ローラーコンベア上を横方向(幅方向)へ大きくスライドさせなければならないため、ローカバーとローラーコンベアとの間に大きな摩擦力が生じる。その結果、図6(a)に示すように、ローカバーWのローラーと接する部分において部材のめくれ(剥離)や傷が発生して、ローカバーWの変形や図6(b)に示すようなローカバーWの損傷71という不良の発生を招く恐れがあり、生産性が低下する恐れがあった。
そこで、本発明は、ローカバーをスライドさせることなくセンタリングを行うことができ、ローカバーの部材の変形や損傷などの不良の発生を抑制して生産性の低下を招くことがないローカバーの搬送装置およびセンタリング方法を提供することを課題とする。
本発明者は、鋭意検討を行い、以下に記載する発明により上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
請求項1に記載の発明は、
ローカバーを次工程へ搬送するローカバーの搬送装置であって、
上流側の搬送コンベアと下流側の搬送コンベアとの間に、前記ローカバーの搬送方向と直交する方向に移動自在のスライド式コンベアが設けられており、
前記スライド式コンベアをスライドさせることにより、前記スライド式コンベアに搬入された前記ローカバーがセンタリングされた状態で前記下流側の搬送コンベアに搬出されるように構成されている
ことを特徴とするローカバーの搬送装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記スライド式コンベアの直前の前記上流側の搬送コンベアに、前記ローカバーが前記スライド式コンベアに搬入されたことを検出するローカバー搬入検出センサーが設けられており、
前記スライド式コンベアの直後の前記下流側の搬送コンベアに、前記ローカバーが前記スライド式コンベアから搬出されたことを検出するローカバー搬出検出センサーが設けられており、
さらに、前記スライド式コンベアの両側部に、前記スライド式コンベアに搬入された前記ローカバーまでの距離を検出する距離センサーが設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のローカバーの搬送装置である。
請求項3に記載の発明は、
請求項1または請求項2に記載のローカバーの搬送装置を用いてローカバーのセンタリングを行うローカバーのセンタリング方法であって、
前記ローカバーが、上流側の搬送コンベアから前記スライド式コンベアに搬入されたことを前記ローカバー搬入検出センサーにより検出した場合、前記ローカバーを前記スライド式コンベア上に停止させ、
前記スライド式コンベアの両側部に設けられた前記距離センサーにより、前記スライド式コンベアに搬入された前記ローカバーと前記距離センサーとの間の距離を計測して、前記ローカバーのオフセンター量を測定し、
測定結果に応じて、前記スライド式コンベアを前記ローカバーの搬送方向と直交する方向に移動させることにより、前記ローカバーのセンタリングを行い、
その後、センタリングされた前記ローカバーを前記下流側の搬送コンベアに搬出する
ことを特徴とするローカバーのセンタリング方法である。
本発明によれば、ローカバーをスライドさせることなくセンタリングを行うことができ、ローカバーの部材の変形や損傷などの不良の発生を抑制して生産性の低下を招くことがないローカバーの搬送装置およびセンタリング方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るローカバーの搬送装置によるローカバーのセンタリング動作を説明する平面図である。 本発明の実施の形態に係るローカバーの搬送装置のスライド式コンベアの構造を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るローカバーの搬送装置のスライド式コンベア上でのローカバーの位置を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るローカバーの搬送装置によるオフセンター量の測定状況を示す平面図である。 従来のローカバーの搬送装置を用いて行うセンタリングを説明する図である。 従来のローカバーの搬送装置を用いてセンタリングされたローカバーにおける不良の発生を説明する図である。
以下、本発明を実施の形態に基づき、図面を用いて説明する。
1.全体的構成
最初に、本実施の形態に係るローカバーの搬送装置の全体構成と、本実施の形態に係るローカバーの搬送装置によるローカバーのセンタリングについて説明する。
図1は本実施の形態に係るローカバーの搬送装置によるローカバーのセンタリング動作を説明する平面図であり、ローカバーの搬送装置1は、上流側の搬送コンベア3と下流側の搬送コンベア4との間に、ローカバーWの搬送方向と直交する方向に移動自在のスライド式コンベア2を備えている。
そして、上流側の搬送コンベア3とスライド式コンベア2との間には、ローカバーWがスライド式コンベア2に搬入されたことを検出するローカバー搬入検出センサーS1が設けられている。同様に、下流側の搬送コンベア4とスライド式コンベア2との間には、ローカバーWがスライド式コンベア2から搬出されたことを検出するローカバー搬出検出センサーS3が設けられている。
また、スライド式コンベア2の両側部には、距離センサーS2、S2が、それぞれスライド式コンベア2に搬入されたローカバーWとの間の距離を検出するように設けられている。さらに、ローカバーの搬送装置1には、距離センサーS2、S2により検出された距離に基づいて測定されたローカバーWのオフセンター量(センターからのズレ量)に応じて、スライド式コンベア2をローカバーWの搬送方向と直交する方向に移動させてローカバーWのセンタリングを行うように構成された制御手段(図示せず)が設けられている。
このような構造のローカバーの搬送装置によるローカバーのセンタリングは以下のように行われる。
まず、成形されたローカバーWは、図1(a)に示すように、上流側の搬送コンベア3によってスライド式コンベア2まで搬送、搬入される。このとき、図1(b)に示すように、ローカバー搬入検出センサーS1を通過する際に、その検出時間が測定される。次に、検出時間に応じてスライド式コンベア2の駆動が停止して、ローカバーWは、図1(c)に示すように、スライド式コンベア2の搬送方向中央で停止させられる。
停止したローカバーWは、図1(d)に示すように、両側部に設けられた距離センサーS2によって、ローカバーWとの間の距離がそれぞれ計測された後、制御手段の演算部にてオフセンター量が求められる。
その後、スライド式コンベア2は求められたオフセンター量に合わせて、図1(e)に示すように、制御手段により搬送方向と直交する方向に移動させられて、ローカバーWが下流側の搬送コンベア4の中心に対してセンタリングされる。
センタリングされたローカバーWは、再駆動したスライド式コンベア2により、図1(f)に示すように、スライド式コンベア2から下流側の搬送コンベア4に搬出される。ローカバー搬出検出センサーS3が下流側の搬送コンベア4への搬出を検出すると、下流側の搬送コンベア4が駆動を開始して、ローカバーWが次工程へと搬送される。なお、ローカバーWを搬出した後のスライド式コンベア2は、その後、元の位置に復帰させられる。
このように、本実施の形態に係るローカバーの搬送装置を用いた場合には、ローカバー自体をスライドさせてセンタリングしなくてもよいため、ローカバーとローラーコンベアとの間に従来のような大きな摩擦力が生じず、ローカバーの部材の変形や損傷などの不良の発生を抑制して生産性の低下を抑制することができる。また、どのようなタイヤサイズであっても、スライド式コンベアによりローカバーの部材の変形や損傷などの不良の発生を抑制してセンタリングすることができるため、この点からも生産性の低下を抑制することができる。
ローカバーのセンタリングに関して、例えば、インサイドペイント工程においては、ローカバー内側周上の塗布ばらつき防止のためインサイドペイントガンとローカバーとのセンタリング精度が要求され、ローカバー置き台への搬送においては、加硫機のバーチカルローダーがローカバーの内径部分を把持する際の把持不良を防止するためにバーチカルローダーとローカバーとのセンタリング精度が要求されているが、上記のように本実施の形態に係るローカバーの搬送装置を用いることにより、容易に、かつ精度高くローカバーのセンタリングを行うことができる。
2.スライド式コンベア
以下、本実施の形態に係るローカバーの搬送装置を用いたセンタリングにおいて、重要な要件であるスライド式コンベアについて説明する。
図2は本実施の形態に係るローカバーの搬送装置のスライド式コンベアの構造を示す正面図であり、スライド式コンベア2は、コンベア本体21と、コンベア本体21をローカバーWの搬送方向と直交する方向にスライドさせるためのスライド手段とを備えている。
スライド手段は、台座22、コンベア本体21および台座22の間に取り付けられるガイドシャフト23、オフセンター値に合せて電気的に制御を行うためのシーケンサー、エンコーダー等の機器24、ローカバーWの搬送方向と直交する方向に配置されるボールネジ25等で構成されている。
そして、M1はコンベア搬送用のモータ、M2はスライド駆動用のモータであり、スライド式コンベア2の駆動は上流側の搬送コンベア3および下流側の搬送コンベア4から自立している。
ボールネジ25はコンベア本体21の底部に螺合され、モータM2でボールネジ25を正転、逆転させることによりコンベア本体21をボールネジ25に沿ってスライドさせる。なお、エアシリンダーと位置固定冶具、または所定位置で停止可能な油圧式や電動式アクチュエータ等によってコンベア本体21を駆動させてもよい。
スライド式コンベア2のコンベアタイプは、図1で示したローラーコンベアには限定されず、チェーンコンベア、ベルトコンベアを用いてもよい。スライド式コンベア2のサイズについて、幅としては、上流側の搬送コンベア3および下流側の搬送コンベア4の幅以上であり、かつこれらのコンベアにて搬送される最大外径を有するローカバーWの外径以上であればよく、長さとしては、これらのコンベアにて搬送される最大外径を有するローカバーWの外径の1.1倍以上であることが好ましい。長さがこれらのコンベアにて搬送される最大外径と略同じ場合にはセンサーS1〜S3が誤検出する恐れがある。
スライド式コンベア2の搬送速度は限定されないが、上流側の搬送コンベア3および下流側の搬送コンベア4の搬送速度と同速度であることが好ましい。
スライド式コンベア2のスライドベース長さ、即ち、移動可能距離も限定されないが、コンベアにて搬送されるローカバーWの最大外径と最小外径の差の半分程度であることが好ましい。
ローカバー搬入検出センサーS1、ローカバー搬出検出センサーS3および距離センサーS2としては、基本的に、共に点レーザータイプのセンサーが使用されることが好ましいが、ローカバーWのサイズが許容可能な場合には、面測定タイプのレーザーセンサーや、3D測定タイプのレーザーセンサーを使用することもできる。なお、ここで、「ローカバーWのサイズが許容可能な場合」とは、ローカバーWのサイズがセンサーS1〜S3の検出範囲、検出距離を超えない場合を指している。
これらのセンサーS1〜S3を取り付ける高さとしては、前記した点レーザータイプの場合、コンベアにて搬送されるローカバー最大高さの1/2を100mm単位で切り下げた位置を最高位置とし、このコンベアにて搬送されるローカバー最小高さの1/2を100mm単位で切り下げた位置を最低位置として、それぞれセンサーを取り付けることが好ましく、例えば、ローカバー最大高さ560mmの場合にはセンサー最高位置は200mmに設定され、ローカバー最低高さ210mmの場合にはセンサー最高位置は100mmに設定される。
また、これらのセンサーS1、S2の高さ方向の取り付け間隔および個数は限定されないが、ローカバーWの形状を考慮すると、間隔は100mm以下であることが好ましい。
3.制御手段
制御手段は、距離センサーS2の検出出力(距離)を入力する入力部と、検出された距離に基づいてオフセンター値を計算する演算部と、オフセンター値に基づいてスライド式コンベア2のスライド指令を行う指令部とを備えている。
制御手段の制御フローは次の通りである。なお、図3は本実施の形態に係るローカバーの搬送装置のスライド式コンベア2上でのローカバーWの位置を示す正面図である。
まず、ローカバーWがローカバー搬入検出センサーS1を通過した後、任意時間T経過後にスライド式コンベア2の搬送動作を停止させる。
このとき、ローカバーWの外径Dは、ローカバー搬入検出センサーS1がオン状態からオフ状態となるまでに要する時間(通過時間)tcおよびコンベア搬送速度Vと以下に示すような関係にある。
D=tc×V
そして、ローカバーWの側端がローカバー搬入検出センサーS1で検出されてからローカバーWの中心がスライド式コンベア2の搬送方向中央部まで移動する時間Tは、スライド式コンベア2の長さLとすると、以下のように求めることができる。
T=(L/2+D/2)/V=(L/V+tc)/2
なお、上記各式において、時間計測は、複数のローカバー搬入検出センサーS1が設置されている場合には、最も早くローカバーWを検出したローカバー搬入検出センサーS1におけるオン/オフ情報を使用する。
次に、スライド式コンベア2を移動させてローカバーWのセンタリングを行う。図4は、本実施の形態に係るローカバーの搬送装置によるオフセンター量の測定状況を示す平面図である。
図4に示すように紙面の左側から右側に向けて搬送されるローカバーWにおいて、スライド式コンベア2の幅方向の中心線に対して、ローカバーWの進行方向に向って右側を正の領域、左側を負の領域とし、ローカバーWの進行方向に向って左側の距離センサーS2から検出されたローカバーWとの距離(絶対値)をA(左)、右側の距離センサーS2から検出されたローカバーWとの距離(絶対値)をA(右)とすると、オフセンター値Fは両者の差で示すことができる。即ち、
F=A(左)−A(右)
である。
例えば、A(右)=15、A(左)=25とした場合には、F=25−15=10となる。センタリングに際しては、このオフセンター値Fがゼロとなるように、スライド式コンベア2をLだけスライド(移動)させる。即ち、L=−Fだけ移動させる。具体的には、F=10とするとL=−10であるため、進行方向に対して負の方向、即ち、進行方向に対して左側へ10mmスライドさせることによりセンタリングすることができる。
なお、オフセンター量Fとしては、各センサーの平均値を用いるが、距離センサーS2の測定値がコンベア幅を超えるものやセンサー位置とローカバーWの高さに差がなく測定値が安定しないものは除外して計算する。
ローカバー構造がSOT構造で、タイヤサイズ235/50R18のタイヤのローカバー(実施例1、比較例1)と、ローカバー構造がTOS構造で、タイヤサイズ235/95R16(実施例2、比較例2)のタイヤのローカバーとを試験体として作製し、評価を行った。
具体的には、実施例の試験体は、上記した本実施の形態のローカバーの搬送装置を用いてセンタリングを行ってローカバーを成形した後、インサイドペイントを塗布する工程を実施し、インサイドペイント工程でローカバー現物を確認して、不良が発生したローカバーの発生数をカウントして、不良率を求めた。
比較例の試験体は、図6に示す従来のローカバーの搬送装置を用いてセンタリングを行ってローカバーを成形した後、同様に、インサイドペイントを塗布する工程を実施して、不良が発生したローカバーの発生数をカウントして、不良率を求めた。
評価の結果を表1に示す。
Figure 2016037327
表1における実施例1と比較例1との比較、および実施例2と比較例2との比較により、本実施の形態に係るローカバーの搬送装置を用いてセンタリングすることにより、ローカバーをコンベア上で移動させずにセンタリングすることができ、ローカバーの不良率が大幅に低下することが分かる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることができる。
1 ローカバーの搬送装置
2 スライド式コンベア
3 上流側の搬送コンベア
4 下流側の搬送コンベア
21 コンベア本体
22 台座
23 ガイドシャフト
24 機器
25 ボールネジ
60 搬送コンベア
61 ガイドローラ
62 タイミングベルト
63 センタリング装置
64 停止センサー
71 ローカバーの損傷
M、M1、M2 モータ
S1 ローカバー搬入検出センサー
S2 距離センサー
S3 ローカバー搬出検出センサー
W ローカバー

Claims (3)

  1. ローカバーを次工程へ搬送するローカバーの搬送装置であって、
    上流側の搬送コンベアと下流側の搬送コンベアとの間に、前記ローカバーの搬送方向と直交する方向に移動自在のスライド式コンベアが設けられており、
    前記スライド式コンベアをスライドさせることにより、前記スライド式コンベアに搬入された前記ローカバーがセンタリングされた状態で前記下流側の搬送コンベアに搬出されるように構成されている
    ことを特徴とするローカバーの搬送装置。
  2. 前記スライド式コンベアの直前の前記上流側の搬送コンベアに、前記ローカバーが前記スライド式コンベアに搬入されたことを検出するローカバー搬入検出センサーが設けられており、
    前記スライド式コンベアの直後の前記下流側の搬送コンベアに、前記ローカバーが前記スライド式コンベアから搬出されたことを検出するローカバー搬出検出センサーが設けられており、
    さらに、前記スライド式コンベアの両側部に、前記スライド式コンベアに搬入された前記ローカバーまでの距離を検出する距離センサーが設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のローカバーの搬送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のローカバーの搬送装置を用いてローカバーのセンタリングを行うローカバーのセンタリング方法であって、
    前記ローカバーが、上流側の搬送コンベアから前記スライド式コンベアに搬入されたことを前記ローカバー搬入検出センサーにより検出した場合、前記ローカバーを前記スライド式コンベア上に停止させ、
    前記スライド式コンベアの両側部に設けられた前記距離センサーにより、前記スライド式コンベアに搬入された前記ローカバーと前記距離センサーとの間の距離を計測して、前記ローカバーのオフセンター量を測定し、
    測定結果に応じて、前記スライド式コンベアを前記ローカバーの搬送方向と直交する方向に移動させることにより、前記ローカバーのセンタリングを行い、
    その後、センタリングされた前記ローカバーを前記下流側の搬送コンベアに搬出する
    ことを特徴とするローカバーのセンタリング方法。
JP2014159482A 2014-08-05 2014-08-05 ローカバーの搬送装置およびセンタリング方法 Pending JP2016037327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014159482A JP2016037327A (ja) 2014-08-05 2014-08-05 ローカバーの搬送装置およびセンタリング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014159482A JP2016037327A (ja) 2014-08-05 2014-08-05 ローカバーの搬送装置およびセンタリング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016037327A true JP2016037327A (ja) 2016-03-22

Family

ID=55528760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014159482A Pending JP2016037327A (ja) 2014-08-05 2014-08-05 ローカバーの搬送装置およびセンタリング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016037327A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109552867A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 吴志坚 光纤线盘居中抓取机构
WO2020170547A1 (ja) * 2019-02-19 2020-08-27 村田機械株式会社 搬送システム
CN113753498A (zh) * 2021-08-09 2021-12-07 青海昆源农牧资源开发有限公司 一种用于食品加工的安全输送装置及方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109552867A (zh) * 2017-09-27 2019-04-02 吴志坚 光纤线盘居中抓取机构
WO2020170547A1 (ja) * 2019-02-19 2020-08-27 村田機械株式会社 搬送システム
JPWO2020170547A1 (ja) * 2019-02-19 2021-10-14 村田機械株式会社 搬送システム
JP7192960B2 (ja) 2019-02-19 2022-12-20 村田機械株式会社 搬送システム
CN113753498A (zh) * 2021-08-09 2021-12-07 青海昆源农牧资源开发有限公司 一种用于食品加工的安全输送装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10329102B2 (en) Workpiece loading method
US11485584B2 (en) Tire conveying apparatus, tire inspection system provided with same, and tire conveying method
CN104321858A (zh) 用于二维基板的加工站与用于加工二维基板的方法
US20210010907A1 (en) Tire testing machine
JP2016037327A (ja) ローカバーの搬送装置およびセンタリング方法
JP6303811B2 (ja) 搬送装置
US10207872B2 (en) Workpiece conveyor system
KR101967082B1 (ko) 타이어 검사 장치, 및 타이어의 자세 검출 방법
JP5159206B2 (ja) パネル排出装置
JP6518462B2 (ja) 長尺ワークの搬送装置
TW201538356A (zh) 輪胎保持裝置、輪胎試驗系統
JP7376793B2 (ja) 検査用ワーク回転装置、当該検査用ワーク回転装置を備えるワーク検査装置、当該ワーク検査装置を用いるワーク検査方法
CN110672012B (zh) 气门全尺寸检测机
JP5738816B2 (ja) ゴムシート製造装置およびゴムシート取上げ装置
JP2009102101A (ja) パレット搬送装置
JP6151038B2 (ja) 建築板の寸法測定方法
KR20170003746U (ko) 형강류 측정장치
CN105043517A (zh) 轮胎重量在线自动检测装置
WO2016092874A1 (ja) ローラーコンベア、不良ローラーの検出方法及び連続処理設備
JP6879822B2 (ja) ワーク外観検査装置およびワーク外観検査方法
US8651263B2 (en) Conveyor systems with center guide assemblies
JP6299616B2 (ja) 鋼材の搬出異常検出装置および搬出異常検出方法
JP2020153818A (ja) タイヤサイズの判定方法
WO2015159801A1 (ja) タイヤ構成部材の供給装置、及び、タイヤ構成部材の供給方法
JP2018107274A (ja) 基板搬送装置