JP2016034863A - 脱臭保存庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を低下させずに、不快感を防止して脱臭体を交換できる脱臭保存庫を提供する。
【解決手段】内容物を収納する収納部4と、収納部4に臨む吸込口21a及び吹出口22aを開口する循環ダクト20と、循環ダクト20内に配される送風機25と、循環ダクト20内に配されて着脱可能な脱臭ユニット50と、を備え、脱臭ユニット50は循環ダクト20内の空気を脱臭する脱臭体51と、脱臭体51の周囲を覆うとともに空気の流入口52a及び流出口52bを開口するハウジング52とを有し、気流の流通方向に延びる複数のリブ53により形成したグリル54を流入口52a及び流出口52bに設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、内容物を脱臭して保存する脱臭保存庫に関する。
生ゴミや衛生ゴミなどは自治体や業者等による回収日まで各家庭に貯めておかれる。このため、特に夏場などはゴミの臭いが発生し、家庭内に不快な臭気をもたらすという問題がある。
特許文献1には従来の脱臭保存庫が開示されている。この脱臭保存庫は生ゴミ等の廃棄物を収容する容器の上面を蓋部により開閉し、容器内には送風機の駆動により容器内の空気を循環させる循環ダクトが設けられる。循環ダクト内には金属酸化物等の脱臭体が設けられる。
送風機の駆動によって容器内の臭気成分を含む空気が循環ダクト内に流入し、脱臭体を通過して容器内に送出される。これにより、廃棄物から発生する臭いを脱臭体により吸着して脱臭することができる。
特開2004−43098号公報(第4頁、第5頁、第1図)
しかしながら、脱臭体の臭気成分の吸着能力は有限であるため、脱臭体の吸着能力が低下した場合には脱臭体を交換する必要がある。この時、使用者は脱臭体を手指により保持して交換するため、脱臭体に吸着した臭気成分が手指に付着する。このため、使用者に不快感を与える問題があった。この時、手袋等の装着により臭気成分の手指への付着を回避すると脱臭保存庫の利便性が悪くなる。また、脱臭体が脆性を有する金属酸化物からなる場合は交換時に手指で摘持すると崩れて飛散して人体に付着する問題もあった。
本発明は、利便性を低下させずに、不快感を防止して脱臭体を交換できる脱臭保存庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、内容物を収納する収納部と、前記収納部に臨む吸込口及び吹出口を開口する循環ダクトと、前記循環ダクト内に配される送風機と、前記循環ダクト内に配されて着脱可能な脱臭ユニットと、を備え、前記脱臭ユニットは前記循環ダクト内の空気を脱臭する脱臭体と、前記脱臭体の周囲を覆うとともに空気の流入口及び流出口を開口するハウジングとを有し、気流の流通方向に延びる複数のリブにより形成したグリルを前記流入口及び前記流出口に設けたことを特徴としている。
この構成によると、収納部内に内容物が投入される。送風機の駆動によって内容物の臭気成分を含む収納部内の空気は吸込口を介して循環ダクトに流入し、脱臭ユニットの脱臭体により脱臭して吹出口から送出される。
また本発明は、上記構成の脱臭保存庫において、前記ハウジングが前記流入口及び前記流出口を形成する外周壁と異なる壁面の内面に前記脱臭体を保持する保持部を有し、前記脱臭体が前記リブに対して離れて配されると好ましい。
また本発明は、上記構成の脱臭保存庫において、前記保持部が前記脱臭体の対向する二面を覆う一対の平板状の平板部を有し、前記平板部と前記平板部に対向した前記ハウジングの外周壁との間に隙間が設けられると好ましい。
また本発明は、上記構成の脱臭保存庫において、前記ハウジングは前記流入口及び前記流出口が設けられて一面を開口する本体部と、前記本体部を閉じる蓋部とを有し、前記本体部及び前記蓋部の一方が前記保持部を有するとともに、他方が一方に係合して前記隙間に挿入される平板状の係合壁を有すると好ましい。
また本発明は、上記構成の脱臭保存庫において、前記蓋部を前記収納部内に面して配置し、前記本体部に前記保持部を設けるとともに、前記脱臭体と前記蓋部との間に隙間を形成すると好ましい。
また本発明は、上記構成の脱臭保存庫において、前記蓋部が前記循環ダクトの壁面上に開口する開口部を塞ぐとともに前記開口部の周縁に係脱する係合部を有すると好ましい。
また本発明は、上記構成の脱臭保存庫において、前記脱臭体は金属酸化物により形成されると好ましい。
本発明によると、循環ダクトに配した脱臭ユニットが脱臭体を覆うハウジングを有し、気流の流通方向に延びる複数のリブにより形成したグリルをハウジングの流入口及び流出口に設ける。これにより、脱臭体の脱臭性能が低下した際にハウジングを手指で保持して交換することができる。この時、流入口または流出口に手指がかかってもリブによって手指と脱臭体との接触が回避される。したがって、不快感を防止して脱臭体を交換することができる。
本発明の第1実施形態の脱臭保存庫を示す斜視図 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の循環ダクトを正面側から見た斜視図 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の循環ダクトを背面側から見た斜視図 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の脱臭ユニットを示す斜視図 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の脱臭ユニットの内部を示す斜視図 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の脱臭ユニットの内部を示す正面図 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の脱臭ユニットのハウジングの本体部を示す斜視図 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の脱臭ユニットの蓋部を正面側から見た斜視図 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の脱臭ユニットの蓋部を背面側から見た斜視図 本発明の第2実施形態の脱臭保存庫の脱臭ユニットの内部を示す正面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の斜視図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫のダクトユニットを背面側から見た斜視図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の脱臭保存庫の斜視図を示している。脱臭保存庫1は床面に設置される本体部2と本体部2の上面を覆う蓋部10とを備えている。本体部2は外装を形成する外箱3を有し、外箱3の底面にはキャスター17、18(図2参照)が設けられる。外箱3の前面上部にはハンドル16が設けられ、ハンドル16を把持して脱臭保存庫1を床面上で移動させることができる。
蓋部10は外箱3の後端で枢支され、外箱3の上面の開口部3a(図2参照)を開閉する。蓋部10の上面前部には蓋部10を開く開ボタン11が設けられる。
図2は脱臭保存庫1の側面断面図を示している。外箱3は水平断面形状が略矩形に形成され、前方が下がる傾斜面から成る上面に開口部3aを開口する。外箱3の底部には機械室5が設けられ、機械室5の上方に仕切壁9を介して収納部4が設けられる。仕切壁9を含む収納部4の壁面は発泡ウレタン等の断熱材を充填して形成される。
外箱3の後端にはヒンジ部12によって蓋部10が枢支される。ヒンジ部12には蓋部10を開く方向に付勢する捻りバネから成る付勢部(不図示)が設けられる。蓋部10には前部の下面に係止爪(不図示)が突出し、外箱3の上面前部には係止爪が係合する孔部(不図示)が設けられる。係止爪が孔部に係合して蓋部10が閉じられ、開ボタン11の押下により係止爪と孔部との係合を解除して蓋部10が開かれる。
また、開口部3aの周囲及び開口部3aの周囲に対向する蓋部10には外箱3と蓋部10との隙間を塞ぐ環状のパッキン(不図示)が設けられている。これにより、外箱3と蓋部10との隙間からの臭気成分の流出を防止することができる。
外箱3の底面に配されるキャスター17、18は機械室5の底板5cに取り付けられる。前方の一対のキャスター17は鉛直な回転軸及び水平な回転軸を有し、底板5cの取付面5a上に取り付けられる。後方の一対のキャスター18は水平な回転軸を有し、取付面5aに対して下方に配される凹部5bに取り付けられる。
凹部5b内には冷凍サイクルを運転する圧縮機7が支持板7aを介して取り付けられる。これにより、後述する内ケース6を配した収納部4の下方に圧縮機7が配置される。したがって、脱臭保存庫1の設置スペースを小さくし、居室内に脱臭保存庫1を設置することができる。
また、キャスター17の取付面5a対して下方に配される凹部5bに圧縮機7が設置されるため、機械室5の高さを低くすることができる。これにより、内容積の大きい収納部4を形成するとともに、外箱3の開口部3aを低い位置に設けることができる。
圧縮機7には冷媒管から成る冷却器8が接続される。冷却器8は蛇行により収納部4の前壁及び両側壁内に配される。圧縮機7により冷凍サイクルが運転されると、冷却器8によって収納部4内が冷蔵温度(0℃〜10℃)に冷却される(本実施形態では3℃)。収納部4内を氷点よりも高温の冷蔵温度に冷却することにより、結露水の凍結による蓋部10や後述する内ケース6の固着を防止することができる。
また、本体部2の前面の下端部には表示パネル15が設けられる。表示パネル15は例えば液晶表示パネルから成り、収納部4内の温度を表示する。
仕切壁9内には収納部4と外箱3の外部とを連通させるドレンパイプ33が設けられる。収納部4の冷却により収納部4内に発生する結露水はドレンパイプ33を介して排水される。なお、機械室5内に結露水の受け皿を設け、ドレンパイプ33により収納部4と受け皿上とを連通させてもよい。また、ドレンパイプ33を有さない構成とすることもできる。
収納部4内には上面を開口して廃棄物が投入される内ケース6が配される。内ケース6は水平断面形状が略矩形に形成され、開口部3aを介して廃棄物が出し入れされる。内ケース6には廃棄物を出し入れする際に把持される把手(不図示)が設けられる。内ケース6内に廃棄物が投入されるゴミ袋を設け、開口部3aを介してゴミ袋を出し入れてもよい。
収納部4には収納部4内の空気を循環させる循環ダクト20が設けられる。循環ダクト20は収納部4の背壁から成る設置壁4a上に配される。循環ダクト20上には収納部4内の温度を検知する温度センサ36が設けられる。温度センサ36の検知結果に基づいて圧縮機7をオンオフし、収納部4内が所定温度に維持される。
図3は循環ダクト20を前方から見た斜視図を示し、図4は循環ダクト20を後方から見た斜視図を示している。循環ダクト20の前面の上端部には吸込口21a及び吹出口22aが開口する。吸込口21aは前方から見て右方に偏った位置に配され、吹出口22aは前方から見て左方に偏った位置に配される。吸込口21a及び吹出口22aは内ケース6(図2参照)の上端よりも上方に配される。
循環ダクト20内には遠心ファンから成る送風機25が配される。循環ダクト20の下部は前方に突出し、送風機25の前方に面した吸気口に気流を導く。吸込口21aと送風機25の吸気口との間に吸気路22cが形成され、送風機25の排気口と吹出口22aとの間に排気路22dが形成される。
排気路22dの側壁上には排気路22d内にイオンを放出するイオン発生装置26が配される。イオン発生装置26は放電電極(不図示)を有し、放電電極に交流波形またはインパルス波形から成る高電圧を印加してコロナ放電させることでイオンやオゾンを発生する。イオン発生装置26により発生するイオンは脱臭、除菌の効果があるものが好ましく、例えば、マイナスイオンや、プラスイオンとマイナスイオンの対などが好ましい。
イオン発生装置26と吹出口22aとの間の排気路22d内には脱臭ユニット50が着脱可能に配される。脱臭ユニット50は脱臭体51とハウジング52とを有する。脱臭体51は酸化マンガン等の金属酸化物やゼオライト等の吸着剤をハニカム状の基材に担持して形成され、臭気成分の化学吸着や物理吸着によって循環ダクト20内の気流を脱臭する。ハウジング52は樹脂成形品により形成され、脱臭体51の周囲を覆うとともに空気の流入口52a(図6参照)及び流出口52bを開口する。脱臭体51は、ハニカム状の開口面がハウジング52の流入口52a及び流出口52bに対向するようにハウジング52内に配置される。これにより、収納部4内の脱臭効果をより向上させることができる。
イオン発生装置26を脱臭ユニット50の上流に配置することで、脱臭体51に吸着した臭気成分をイオンが分解し、脱臭体51の長寿命化を図ることができる。なお、脱臭ユニット50をイオン発生装置26の上流に配置してもよい。この場合は、吹出口22aから収納部4に直接イオンやオゾンを放出することができる。
設置壁4a上に配される循環ダクト20に送風機25、イオン発生装置26及び脱臭ユニット50を配置するため、蓋部10を軽量化することができる。これにより、付勢部の付勢力を弱くしても蓋部10を開くことができ、付勢部に抗して蓋部10を閉じる際の使用者の負担を軽減することができる。
また、送風機25、イオン発生装置26及び脱臭ユニット50が可動部である蓋部10ではなく本体部2に備えられている。このため、蓋部10の開閉時に送風機25、イオン発生装置26及び脱臭ユニット50にかかる衝撃を減少できる。したがって、送風機25、イオン発生装置26の故障や破損及び脱臭ユニット50の破損を防止することができる。
図5は循環ダクト20から取り外した脱臭ユニット50を後方から見た斜視図を示している。なお、矢印Sは気流の流通方向を示している。ハウジング52は前面を開口する本体部52cと、本体部52cを閉じる蓋部52dとを有する。本体部52cの下面及び上面にはそれぞれ流入口52a(図6参照)及び流出口52bが開口する。流入口52a及び流出口52bには気流の流通方向に延びる複数のリブ53により形成したグリル54が設けられる。
図6は脱臭ユニット50の内部を示す斜視図である。図7は脱臭ユニット50の内部を示す正面図である。図8はハウジング52の本体部52cを示す斜視図である。本体部52cは脱臭体51を保持する保持部55を有する。保持部55は樹脂により形成され、本体部52cの両側壁面及び背壁面の内面に設けられる。すなわち、保持部55は流入口52a及び流出口52bを形成する外周壁と異なる壁面の内面に設けられる。
保持部55は一対の平板状の平板部55aと、平板部55aの内面(脱臭体51に臨む面)に上下に並設されて前後方向に延びる複数のリブ55bと、本体部52cの背壁面に上下に並設されて左右方向に延びる複数のリブ55cとを有する。平板部55aは本体部52cの背壁面から前方へ延びて形成され、補強リブ56により補強される。補強リブ56は本体部52cの背壁面上に本体部52cの側壁面から平板部55aにわたって形成される。これにより、平板部55aと平板部55aに対向した本体部52cの側壁との間には隙間Gが設けられる。
補強リブ56は上下に複数(本実施形態では4個)並設され、リブ55bは補強リブ56と異なる上下位置に設けられる。また、補強リブ56及び平板部55aは本体部52cと一体に形成され、補強リブ56の前後方向(奥行方向)の長さは本体部52cの前後方向の長さの半分よりも短くなっている。
また、平板部55aの上下端には対向する平板部55aに向けて突出して互いに接近する方向に屈曲した略L字状の係止部55d、55eが設けられる。係止部55dは上方のリブ53よりも下方に形成されるとともに、係止部55eは下方のリブ53よりも上方に形成される。
図9及び図10は脱臭ユニット50の蓋部52dをそれぞれ前方及び後方から見た斜視図を示している。蓋部52dの前面を覆う前面パネル52kの上端部の左右方向の中央部には係合部52eが設けられる。係合部52eは、前面パネル52kから後方へ延びる延在部521eと、延在部521eの後端から前方へ向けて延在する延在部522eとを有する。この時、延在部521eと延在部522eとの間には隙間Xが形成される。延在部522eの上面には前後方向で前面パネル52kの前面と略同じ位置に上方に向けて突出する突出部523eが設けられる。また、延在部522eの上面の前端には突出部523eよりも突出量の大きい突出部524eが設けられる。
前面パネル52kの下端部の両端部には係合部52fが設けられる。係合部52fは前面パネル52kの背面の下端部から下方に向けて突出して形成される。
前面パネル52kの背面の両端部には後方に向けて突出して上下に延びる平板状の係合壁52gが設けられる。係合壁52gの前後方向(奥行方向)の長さは本体部52cの前後方向の長さの半分よりも短くなっている。係合壁52gの上端部及び下端部には爪状の係合部52hが設けられる。係合部52hは本体部52cに設けた係止部(不図示)に係止される。
脱臭ユニット50の製造工程において、脱臭体51は本体部52cの前面の開口を介して左右の平板部55aの間の空間に挿入される。この時、脱臭体51はリブ55bの側面、リブ55cの前面、係止部55dの下面及び係止部55eの上面に当接することにより保持部55で保持される。これにより、平板部55aは脱臭体51の対向する二面を覆う。
また、脱臭体51は平板部55aにより左右方向で弾性支持され、係止部55d、55eにより上下方向で弾性支持される。これにより、脱臭ユニット50を揺動させた場合でもハウジング52内での脱臭体51の移動を防止することができる。
また、係止部55dは上方のリブ53よりも下方に形成されるとともに、係止部55eは下方のリブ53よりも上方に形成される。そして、脱臭体51は係止部55dと係止部55eとの間に配される。これにより、脱臭体51がリブ53に対して離れて配される。したがって、脱臭体51のリブ53との接触を回避し、脱臭体51の破損を防止することができる。
次に、脱臭体51が取り付けられた本体部52cの隙間Gに蓋部52dの係合壁52gを挿入し、本体部52cに設けた係止部(不図示)に係合部52hを係止する。これにより、本体部52cが閉じられ、脱臭ユニット50が形成される。この時、脱臭体51と蓋部52dの前面パネル52kとの間には所定の隙間が設けられる。
その後、蓋部52dの係合部52fを脱臭ユニット20の開口部20a(図3参照)の下端に係合させた後に、突出部524e(図9、図10参照)を手指で下方に向けて押圧しながら延在部521e、522e(図9、図10参照)を開口部20a内に挿入する。そして、突出部524eから手指を離すと延在部522e、523eの弾性変形により突出部523eが開口部20aの上端に係合する。これにより、開口部20aが蓋部52dにより閉じられ、脱臭ユニット50が本体部2に取り付けられる。この時、図3に示すように、蓋部52dは収納部4内に面して配置される。
上記の脱臭保存庫1の横幅×奥行×高さは例えば、330mm×440mm×680mmに形成される。また、内ケース6の横幅×奥行×高さは約220mm×約280mm×約340mmに形成される。これにより、内ケース6の内容量が約20Lになっている。ゴミ袋を指定のゴミ袋としている自治体が増えており、20Lサイズや30Lサイズのゴミ袋を指定する自治体が多い。本実施形態の内ケース6の内容量とすることで、20Lサイズのゴミ袋をそのまま内ケース6に装着しても無駄なく使用することができる。また、30Lサイズのゴミ袋を内ケース6に装着した場合には内ケース6の上面の開口部でゴミ袋を折り曲げる折り代を有することができ、ゴミ袋に収納した廃棄物に触れずにゴミ袋を内ケース6から取り出すことが容易となる。
また、内ケース6の内容量を約20Lとした場合は、要介護者が利用する大人用の紙おむつを1人1日当たり4枚として4日分(重量約8kg)を収容することができる。このため、可燃性ゴミの回収日が一週間当たり2回とすると、回収日まで紙おむつを内ケース6内に保管することができる。
また、外箱3の傾斜面から成る上面に開口する開口部3aの前端の高さは500mm〜600mmに形成される。開口部3aの前端の高さを500mm以上に形成することにより、使用者が屈まずに内ケース6または内ケース6内のゴミ袋を取り出すことができる。また、開口部3aの前端の高さを600mm以下にすることにより、廃棄物の収容により重量の大きい内ケース6やゴミ袋を開口部3aよりも上方に容易に持ち上げることができる。これにより、腕力の弱い女性や高齢者の使用者でも容易に内ケース6やゴミ袋を取り出して廃棄物を廃棄することができる。
上記構成の脱臭保存庫1において、開ボタン11の押下により蓋部10が開き、内ケース6内または内ケース6に配したゴミ袋内に廃棄物を投入して蓋部10が閉じられる。圧縮機7の駆動によって冷凍サイクルが運転され、収納部4内が冷蔵温度に冷却される。これにより、廃棄物からの臭気成分を含む水分の蒸散が抑制される。
また、送風機25の駆動により収納部4内の空気は吸込口21aを介して循環ダクト20に流入する。この時、イオン発生装置26を駆動させる。循環ダクト20に流入した空気は矢印A(図4参照)に示すように吸気路22cを流通し、送風機25に導かれる。
送風機25から排気された空気は矢印B1(図4参照)に示すように排気路22dを流通し、イオン発生装置26により発生したイオンによって殺菌及び脱臭が行われる。また、排気路22dを流通する空気は流入口52a(図6参照)を介して脱臭ユニット50のハウジング52内に流入する。ハウジング52内に流入した空気は脱臭体51を通過した後に流出口52bを介してハウジング52の外部へ流出する。これにより、送風機25から排気された空気はさらに脱臭される。また、イオン発生装置26により発生したイオンは脱臭体51に吸着した臭気成分を分解する。
脱臭体51を通過して流出口52bから流出した空気は矢印B2(図4参照)に示すように吹出口22aから収納部4内に送出される。吹出口22aから送出された空気に含まれるイオンは収納部4内に拡散され、収納部4内の殺菌及び脱臭が行われる。
脱臭保存庫1の使用により脱臭体51の脱臭性能は低下するため、所定期間の使用の後に脱臭体51を交換する必要性が生じる。脱臭体51の交換の際には、開ボタン11の押下により蓋部10を開いた後に、係合部52e、52fと開口部20aの周縁との係合を解除して脱臭ユニット50を本体部2から取り外す。そして、交換用の脱臭ユニット50の係合部52e、52fを開口部20aの周縁に係合させることにより、交換用の脱臭ユニット50を本体部2に取り付ける。
これにより、脱臭体51の脱臭性能が低下した際にハウジング52を手指で保持して交換することができる。この時、気流の流通方向に延びる複数のリブ53により形成したグリル54を流入口52a及び流出口52bに設けている。これにより、流入口52aまたは流出口52bに手指がかかってもリブ53によって手指と脱臭体51との接触が回避される。したがって、不快感を防止して脱臭体51を交換することができる。
また、ハウジング52が流入口52a及び流出口52bを形成する外周壁と異なる壁面の内面に脱臭体51を保持する保持部55を有し、脱臭体51がリブ53に対して離れて配される。これにより、脱臭ユニット50を交換する際に使用者の手指の脱臭体51への接触を一層防止することができる。また、脱臭体51のリブ53への接触を回避できるため、脱臭体51のリブ53への接触によって生じる脱臭体51の粉末等が流入口52aや流出口52bから脱臭ユニット50の外部へ漏れ出ることを防止することができる。
この時、平板部55aと平板部55aに対向したハウジング52の外周壁との間に隙間Gが設けられる。これにより、脱臭ユニット50の交換の際に使用者が平板部55aに対向したハウジング52の外周壁を押圧した場合でも応力が脱臭体51に伝達されにくくなる。したがって、ハウジング52が外壁の押圧により変形しても脱臭ユニット50を手指で保持した際の脱臭体51の破損を防止することができる。
また、リブ55bは補強リブ56と異なる上下位置に設けられる。これにより、ハウジング52の本体部52cの外周壁に加えられた力が補強リブ56を介してリブ55bに伝達されることを防止することができる。したがって、本体部52cの外周壁に加えられた力の脱臭体51への伝達をより容易に防止して、脱臭体51の破損を一層容易に防止することができる。
本実施形態によると、循環ダクト20に配した脱臭ユニット50が脱臭体51を覆うハウジング52を有し、気流の流通方向に延びる複数のリブ53により形成したグリル54をハウジング52の流入口52a及び流出口52bに設ける。これにより、脱臭体51の脱臭性能が低下した際にハウジング52を手指で保持して交換することができる。この時、流入口52aまたは流出口52bに手指がかかってもリブ53によって手指と脱臭体51との接触が回避される。したがって、不快感を防止して脱臭体51を交換することができる。
また、脱臭体51の吸着面が金属酸化物により形成される場合には活性炭と比較して吸着できる物質量が多い。これにより、脱臭体51の脱臭性能を長期間にわたって発揮させることができる。この時、手指の脱臭体51の吸着面への接触や脱臭体51の吸着面の破損による人体への付着が生じると、人体に悪影響を及ぼすおそれがあるが、ハウジング52が脱臭体51を覆うため、人体に対する悪影響を防止することができる。
また、ハウジング52が流入口52a及び流出口52bを形成する外周壁と異なる壁面の内面に脱臭体51を保持する保持部55を有し、脱臭体51がリブ53に対して離れて配される。これにより、脱臭ユニット50を交換する際に使用者の手指の脱臭体51への接触を一層防止することができる。
また、保持部55が脱臭体51の対向する二面を覆う一対の平板状の平板部55aを有し、平板部55aと平板部55aに対向したハウジング52の外周壁との間に隙間Gが設けられる。これにより、脱臭ユニット50の交換の際に使用者が平板部55aに対向したハウジング52の外周壁を押圧した場合でも応力が脱臭体51に伝達されにくくなる。したがって、ハウジング52が外壁の押圧により変形しても脱臭ユニット50の交換の際の脱臭体51の破損を防止することができる。
また、ハウジング52は流入口52a及び流出口52bが設けられて一面を開口する本体部52cと、本体部52cを閉じる蓋部52dとを有し、本体部52cが保持部55を有するとともに、蓋部52dが本体部52cに係合して隙間Gに挿入される平板状の係合壁52gを有する。これにより、脱臭体51をハウジング52内に容易に収納することができる。また、係合壁52gにより本体部52cの外壁が補強され、脱臭ユニット50の交換の際のハウジング52の変形を容易に防止し、脱臭体51の破損をより確実に防止することができる。
なお、蓋部52dが保持部55を有し、本体部52cが係合壁52gを有してもよい。
また、脱臭体51は平板部55aにより左右方向で弾性支持され、係止部55d、55eにより上下方向で弾性支持される。これにより、脱臭ユニット50を揺動させた場合でもハウジング52内での脱臭体51の移動を防止することができる。
また、蓋部52dを収納部4内に面して配置し、本体部52cに保持部55を設けるとともに、脱臭体51と蓋部52dとの間に隙間を形成する。これにより、収納部4内の内容物が蓋部52dを押圧した場合でも、蓋部52dから脱臭体51への応力の伝達を防止することができる。したがって、脱臭体51の破損を容易に防止することができる。
また、脱臭体51と蓋部52dとの間に隙間を形成するため、ハウジング52の本体部52cの背壁面を押圧した場合でも脱臭体51は蓋部52dに衝突しない。これにより、脱臭体51の破損を一層防止することができる。
また、蓋部52dが循環ダクト20の壁面上に開口する開口部20aを塞ぐとともに開口部20aの周縁に係脱する係合部52e、52fを有する。これにより、本体部2に対して脱臭ユニット50を容易に着脱することができる。
また、イオン及びオゾンを放出するイオン発生装置26を脱臭ユニット50の上流に配するので、脱臭体51に吸着した臭気成分をイオンが分解し、脱臭体51の性能を長期に亘って維持させることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図11は本実施形態の脱臭保存庫の脱臭ユニットの内部を示す正面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図10に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、補強リブ56の数及び位置が第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
本実施形態では、第1実施形態の上から2番目、3番目の補強リブ56を省き、補強リブ56を平板部55aの上下の端部に設けている。また、上段及び下段の補強リブ56を係止部55d、55eと異なる上下位置に設けている。これにより、本体部52cの外周壁に加えられた力が補強リブ56を介して係止部55d、55eに伝達されることを防止することができる。したがって、本体部52cの外周壁に加えられた力の脱臭体51への伝達をより容易に防止して、脱臭体51の破損を一層容易に防止することができる。
本実施形態でも第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、上下方向の中央部の補強リブ56を省いているので、脱臭ユニット50の交換の際に使用者が平板部55aに対向するハウジング52の外周壁を押圧した場合でも応力が隙間Gによって脱臭体51に伝達されにくくなる。したがって、脱臭ユニット50の交換の際の脱臭体51の破損をより容易に防止することができる。
なお、第1、第2実施形態において、循環ダクト20の設置壁4aが収納部4の周壁の一部である背壁により形成されるが、収納部4の他の周壁により設置壁4aを形成してもよい。
また、第1、第2実施形態において、収納部4内に生ゴミや衛生ゴミを収納しているが、冷却および除菌によって長期保存が可能となる物品等の内容物を収納してもよい。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図12は本実施形態の冷蔵庫70の内部を示す斜視図である。図13は冷蔵庫70のダクトユニット80(循環ダクト)を後方から見た斜視図である。なお、図13において矢印は冷気の流れを示している。説明の便宜上、前述の図1〜図10に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、脱臭ユニット50が設けられる脱臭保存庫が冷蔵庫70により形成される点で第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
冷蔵庫70は上部に回動式の扉71a、71bで開閉される冷蔵室71が配され、冷蔵室71の下方に製氷室72及び野菜室73が左右に並設される。製氷室72の下方には第1冷凍室74が配され、第1冷凍室74及び野菜室73は左右に並設される。第1冷凍室74及び野菜室73の下方には第2冷凍室75が配される。また、冷蔵室71内の背壁面には冷蔵室71内の温度を検知する温度センサ(不図示)が設けられる。冷蔵室71の底壁面には野菜室73に連通する連通口(不図示)が設けられ、野菜室73には冷気を冷却器(不図示)に戻す戻り通路(不図示)が導出される。
冷却器で熱交換により生成した冷気によって冷蔵室71内の貯蔵物は冷蔵保存され、野菜室73内の貯蔵物は冷蔵室71の温度よりも高温で冷蔵保存される。また、冷却器で熱交換により生成した冷気によって製氷室72、第1冷凍室74及び第2冷凍室75の貯蔵物は冷凍保存される。
冷蔵室71の背面側にはダクトユニット80が設けられる。ダクトユニット80は前面を覆うABS樹脂等の前面パネル81の背面に発泡スチロール等の断熱材82が配される。断熱材82には後方を開口して上下に延びる溝部82a、82bが形成される。溝部82a、82bはそれぞれ前面パネル81の背面の中央部及び左端部に設けられ、溝部82bは溝部82aの下部で溝部82aから分岐している。溝部82a、82bによりそれぞれ第1冷気通路83及び第2冷気通路84が形成される。
前面パネル81の左右方向中央部には上下に並んで3つの吐出口83a、83b、83cが開口し、吐出口83a、83b、83cは第1冷気通路83に連通する。第1冷気通路83の上部は左右に分岐し、この分岐した通路の上端部に吐出口83d、83eが設けられる。第2冷気通路84は上部で左方へ屈曲し、左端部に吐出口84aを有する。第2冷気通路84内には脱臭ユニット50が配される。
ダクトパネル80の下端部には送風機85が設けられ、冷却器に連通している。送風機85の上方(下流)にはイオン発生装置26が設けられる。イオン発生装置26と吐出口83cとの間にはダンパ86が設けられるとともに、イオン発生装置26と脱臭ユニット50との間にはダンパ87が設けられる。ダンパ86、87により冷気の流路が第1冷気通路83と第2冷気通路84とに切り替えられる。また、ダクトユニット80の下端部の右端部には戻り口88が開口し、戻り口88から側方に延びて送風機85に冷気を戻す戻り通路90が設けられる。戻り通路90内には戻りダンパ91が設けられる。
冷蔵庫70は冷却モード及び脱臭モードを有する。冷却モードでは冷却器で生成された冷気を第1冷気通路83を介して冷蔵室71等に送出する。脱臭モードでは第2冷気通路84を介して冷蔵室71内の空気を脱臭する。
上記構成の冷蔵庫70において、送風機85を駆動させてダンパ86を開くとともにダンパ87及び戻りダンパ91を閉じると、冷却器で生成された冷気が第1冷気通路83内を流通する。第1冷気通路83を流通した冷気は吐出口83a、83b、83c、83d及び83eを介して冷蔵室71内に流入する。これにより、冷却モードが行われて冷蔵室71内の貯蔵物が冷蔵保存される。この時、イオン発生装置26を駆動させると、発生したイオンにより冷気の除菌及び脱臭が行われる。冷蔵室71内を流通した冷気は連通口を介して野菜室73に流入する。野菜室73内を流通した冷気は戻り通路を介して冷却器に戻る。
冷却モードが行われて冷蔵室71内の温度が所定温度(例えば3℃)に到達している場合は、ダンパ86を閉じるとともにダンパ87及び戻りダンパ91を開いて送風機85が駆動される。これにより、冷蔵室71から戻り口88を介して戻り通路90に流入した冷気は送風機85を通過した後に第2冷気通路84内に流入する。そして、第2冷気通路84内を流通する冷気は脱臭ユニット50により脱臭されて吐出口84aから冷蔵室71内に流入する。これにより、脱臭モードが行われて冷蔵室71内の空気が循環して脱臭される。したがって、冷蔵庫70は内容物を脱臭して保存する脱臭保存庫を構成する。
脱臭ユニット50を交換する際には蓋部52dの係合部52e、52fと開口部89(図12参照)の周縁との係合を解除する。これにより、脱臭ユニット50をダクトユニット80に対して容易に着脱することができる。
本実施形態でも第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、ダクトパネル80に脱臭ユニット50を設けているため、冷蔵室71の脱臭を容易に行うことができる。
本発明によると、臭いを発生する内容物を収容する脱臭保存庫に利用することができる。
1 脱臭保存庫
2 本体部
3 外箱
4 収納部
5 機械室
6 内ケース
7 圧縮機
8 冷却器
9 仕切壁
10 蓋部
11 開ボタン
12 ヒンジ部
15 表示パネル
16 ハンドル
17、18 キャスター
20 循環ダクト
21a 吸込口
22a 吹出口
22c 吸気路
22d 排気路
25 送風機
26 イオン発生装置
36 温度センサ
50 脱臭ユニット
51 脱臭体
52 ハウジング
52a 流入口
52b 流出口
52c 本体部
52d 蓋部
52e、52f 係合部
52g 係合壁
52h 係合部
52k 前面パネル
53 リブ
54 グリル
55 保持部
55a 平板部
55b、55c リブ
55d、55e 係止部
56 補強リブ
70 冷蔵庫(脱臭保存庫)
71 冷蔵室
72 製氷室
73 野菜室
74 第1冷凍室
75 第2冷凍室
80 ダクトユニット(循環ダクト)
81 前面パネル
82 断熱材
83 第1冷気通路
83a、83b、83c、83d、83e 吐出口
84 第2冷気通路
85 送風機
86、87 ダンパ
88 戻り口
89 開口部
90 戻り通路
91 戻りダンパ

Claims (5)

  1. 内容物を収納する収納部と、
    前記収納部に臨む吸込口及び吹出口を開口する循環ダクトと、
    前記循環ダクト内に配される送風機と、
    前記循環ダクト内に配されて着脱可能な脱臭ユニットと、
    を備え、前記脱臭ユニットは前記循環ダクト内の空気を脱臭する脱臭体と、前記脱臭体の周囲を覆うとともに空気の流入口及び流出口を開口するハウジングとを有し、
    気流の流通方向に延びる複数のリブにより形成したグリルを前記流入口及び前記流出口に設けたことを特徴とする脱臭保存庫。
  2. 前記ハウジングが前記流入口及び前記流出口を形成する外周壁と異なる壁面の内面に前記脱臭体を保持する保持部を有し、前記脱臭体が前記リブに対して離れて配されることを特徴とする請求項1に記載の脱臭保存庫。
  3. 前記保持部が前記脱臭体の対向する二面を覆う一対の平板状の平板部を有し、前記平板部と前記平板部に対向した前記ハウジングの外周壁との間に隙間が設けられることを特徴とする請求項2に記載の脱臭保存庫。
  4. 前記ハウジングは前記流入口及び前記流出口が設けられて一面を開口する本体部と、前記本体部を閉じる蓋部とを有し、前記本体部及び前記蓋部の一方が前記保持部を有するとともに、他方が一方に係合して前記隙間に挿入される平板状の係合壁を有することを特徴とする請求項3に記載の脱臭保存庫。
  5. 前記蓋部を前記収納部内に面して配置し、前記本体部に前記保持部を設けるとともに、前記脱臭体と前記蓋部との間に隙間を形成することを特徴とする請求項4に記載の脱臭保存庫。
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