JP2016034396A - 内視鏡用補助グリップ - Google Patents

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【課題】低コストで簡単に挿入部の挿抜作業性を向上させることが可能な内視鏡用補助グリップを得る。
【解決手段】全体が多孔質弾性体で形成されて弾性変形性を有し、挿入部の軸方向に位置を異ならせて外径の大きさを少なくとも大径部と小径部の2段階に異ならせた把持体により補助グリップを構成する。把持体には、大径部と小径部を貫通させて、挿入部を軸方向に挿通可能な中空部を形成し、さらにこの中空部に臨む内周面から外周面まで径方向に連通する径方向連通部を形成する。内視鏡の挿入部を中空部に挿通させた状態では、把持体を把持して圧縮変形させることにより挿入部に対する把持体の摩擦力が大きくなり、圧縮変形を緩めることにより挿入部に対する把持体の摩擦力が小さくなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、内視鏡の挿入部の操作性を向上させる補助グリップに関する。
内視鏡の使用時に、可撓性を有する挿入部(可撓管)をスムーズに観察対象内に挿入するには技量が必要とされる。特に大腸のような複雑な屈曲経路に対する挿入部の挿入に際しては、挿入方向への押し込み動作に加えてねじり動作を行う必要があり、こうした複雑な操作を径の細い挿入部に対して継続的に実行することは術者への負担が大きかった。また、挿入部の外周面には滑りを良くする潤滑剤が塗布されており、手で把持すると滑って力を伝えにくいという問題があった。
特許文献1では、内視鏡の挿入部の外側に取り付ける挿入具が提案されている。この挿入具は、挿入部の外側を覆う可撓性の筒体と、その両端に設けた鍔体とによって構成されており、筒体を保持して挿入部の挿抜操作を行う。しかし、特許文献1は衛生面の配慮から術者の手指が挿入部に直接触れることを防ぐことを目的としており、挿入具の筒体は挿入部の外径サイズに比して薄肉の円筒形状であるため、挿入部の挿入作業における押し込み動作やねじり動作の操作性の向上に大きく寄与するものではなかった。
特許文献2では、挿入部を覆う補助装置によってグリップ性を向上させる技術が提案されている。この補助装置は、挿入部を挟持する開閉自在な一対の挟持体と、一対の挟持体を閉方向に付勢するばねで構成されており、構造が複雑で製造コストがかかるものである。また、挿入部の挿入作業では、挿入量に応じて挿入部の長手方向(軸方向)の把持位置をずらしていくため、挿入部を握って緩める動作が繰り返されるが、一対の挟持体を閉方向に付勢した構造では、そうした動作の繰り返しを行いにくい。また、特許文献2の補助装置における一対の挟持体は、閉じられた状態で、指掛かり用の外面上の軽微な凹凸以外は概ね一様な外径サイズの円筒状体を構成しており、その一端部に挟持体を開かせるためのレバーが設けられている。このような構造の補助装置は、術者による持ち方の自由度が低く、しかも径の異なる挿入部に対して流用しにくい。
実開昭50-36391号全文公開公報 実開昭60-122103号全文公開公報
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、低コストで簡単に挿入部の挿抜作業性を向上させることが可能な内視鏡用補助グリップを提供することを目的とする。
本発明は、内視鏡の挿入部の外側に取り付けられる補助グリップにおいて、以下の構成を有することを特徴とする。まず、補助グリップの基本構造を、全体が多孔質弾性体で形成されて弾性変形性を有し、挿入部の軸方向に位置を異ならせて外径の大きさを少なくとも大径部と小径部の2段階に異ならせた把持体とする。把持体には、大径部と小径部を貫通させて、挿入部を軸方向に挿通可能な中空部を形成し、さらにこの中空部に臨む内周面から外周面まで径方向に連通する径方向連通部を形成する。内視鏡の挿入部を中空部に挿通させた状態では、把持体を把持して圧縮変形させることにより挿入部に対する把持体の摩擦力が大きくなり、圧縮変形を緩めることにより挿入部に対する把持体の摩擦力が小さくなる。
把持体には、大径部と小径部の間に、外径の大きさを徐々に変化させながら小径部と大径部を接続する外径徐変部を形成することが好ましい。これにより把持体の保持性や操作性が向上する。
把持体の外周面は、把持体を変形させない自由状態において、径方向連通部の形成箇所を除いて、中空部に挿通された挿入部の軸線を中心とする略全周に亘る回転対称性を有していることが好ましい。これにより、挿入部のねじり動作等によって補助グリップの周方向位置が変化しても一定した操作性を確保することができる。
本発明によれば、挿入部に対する摩擦力の調整の容易さや把持の自由度に優れた内視鏡用補助グリップを簡単かつ低コストに得ることができ、この内視鏡用補助グリップを用いることによって内視鏡の挿入部の挿抜作業性を著しく向上させることができる。
内視鏡の全体構造を示す図である。 本発明を適用した補助グリップを内視鏡の挿入部に取り付けた状態を示す図である。 同補助グリップを手で把持した状態を示す図である。 内視鏡の挿入部の軸線と直交する方向で示した補助グリップの断面図である。
図1に示す内視鏡1は、患者の体内に挿入される細径の挿入部10と、この挿入部10の基部に接続された操作部11を有し、操作部11から延出するユニバーサルチューブ12の先端にコネクタ13を備えている。挿入部10は、前方から順に(患者の体内に挿入される順に)、先端硬性部14と、操作部11からの遠隔操作により屈曲する湾曲部15と、可撓性を有する可撓管16とを有している。操作部11には、湾曲部15を屈曲操作する操作ノブ17、処置具チャンネルに鉗子等の処置具を挿入させる処置具挿入口18、先端硬性部14に形成した吸引口からの吸引や、ノズルからの送気や送水を行う複数の操作ボタン19が設けられている。操作ノブ17は図1の太矢印方向に正逆回動な2つの操作ノブを同軸上に備えており、それぞれの操作ノブを回動操作すると湾曲部15が異なる方向へ屈曲される。
挿入部10の先端硬性部14には、観察光学系を構成する観察窓(不図示)が設けられている。観察光学系は先端硬性部14内の撮像素子の受光面上に観察対象の像を結像させ、撮像素子で光電変換して得られた画像信号が、画像ケーブルを介してコネクタ13まで送られる。コネクタ13は図示を省略するプロセッサに接続される。プロセッサは、内視鏡1から送られる画像信号を処理する画像処理回路や、内視鏡1に照明光を供給する光源や、内視鏡1への電力供給を行う電源回路等を内蔵している。プロセッサには画像観察用のモニタが接続しており、プロセッサで処理された画像をモニタで観察する。
内視鏡1は大腸用の内視鏡であり、使用時には挿入部10の外周面に潤滑剤を塗布した上で、患者の肛門から大腸内へ挿入部10を挿入する。本発明はこのような大腸用の内視鏡に好適であるが、大腸用以外の内視鏡にも適用可能であり、対象とする内視鏡の種別を限定するものではない。また本実施形態では電子内視鏡を例示しているが、本発明は光学内視鏡にも適用が可能であり、電子内視鏡に限定されるものではない。
図2ないし図4に示す補助グリップ20は、内視鏡1の挿入部10の外側に取り付けて使用するものであり、弾性変形性を有する把持体21の内部に、挿入部10の軸方向に沿って貫通する中空部22が形成されている。図4に示すように、把持体21を変形させない自由状態で中空部22の断面形状は略円形であり、中空部22の内径は挿入部10の外径よりも若干大きい。よって、挿入部10を中空部22に挿通させて把持体21に対して外力を与えない状態では、中空部22に臨む把持体21の内周面と挿入部10の外周面との間の摩擦が小さく、補助グリップ20に対して挿入部10をスムーズに移動(軸方向のスライドと軸回りの回転)させることができる。
補助グリップ20の把持体21は、中空部22の軸方向に位置を異ならせて、外径が大きい大径部23と、大径部23よりも外径が小さい小径部24を有しており、大径部23と小径部24の間を徐々に外径サイズを変化させる外径徐変部25によってなだらかに接続している。把持体21にはさらに、中空部22に臨む内周面から外周面まで径方向に連通するすり割り状のスリット(径方向連通部)26が軸方向の全体に亘って形成されており、スリット26によって周方向の一部が開かれたC字状の断面形状となっている(図4参照)。弾性変形させない自由状態での把持体21は、スリット26の形成箇所を除いて、中空部22に挿通された挿入部10の軸線を中心とする略全周に亘る回転対称性を有している。別言すると、図4のように挿入部10の軸線と直交する断面としては、補助グリップ20は軸方向のいずれの位置においても、スリット26を除いて、円形断面の中空部22と同心状をなす円形の外形形状を有している。図4は補助グリップ20のうち大径部23における断面を示しているが、小径部24や外径徐変部25でも、把持体21の外径サイズの違いを除けば図4と同様の断面形状となる。
補助グリップ20は多孔質の弾性体によって形成されており、一般的な人の握力で容易に潰す(圧縮変形させる)ことが可能であり、かつ変形状態からの復元性にも優れた材質が選択される。好ましくは連続気泡構造体で形成するとよい。連続気泡構造体は、独立気泡構造体に比して潰し可能量が大きく復元力に優れており、さらに液体の吸収性も高いため、補助グリップ20の材質として適している。弾性変形可能な連続気泡構造体として、例えばウレタン、PVA(ポリビニルアルコール)、メラミン等の材質からなるスポンジ(フォーム)を用いることができる。
補助グリップ20を使用する際は、図2に示すように中空部22に挿入部10を挿通した状態にする。このとき、大径部23が挿入部10の基端(操作部11)側を向き、小径部22が挿入部10の先端(先端硬性部14)側を向くようにすると、後述する挿入操作を行いやすい。補助グリップ20の取り付けは、中空部22の端部(大径部23側の開口部)から挿入部10の先端硬性部14を軸方向に挿入する態様と、補助グリップ20を弾性変形させてスリット26を通して径方向に挿入部10を挿入する態様のいずれとすることもできる。後者の態様では、挿入部10を通す際にスリット26の周方向幅が拡げられ、中空部22内に挿入部10が挿入された段階で補助グリップ20が復元して、図2のようなスリット26の幅に戻る。補助グリップ20を挿入部10の任意の位置に素早く取り付けできるという観点では、後者の態様が有利である。なお、いずれの態様でも、補助グリップ20の全体が柔軟性を有しているため、取り付けに際して挿入部10を含む内視鏡1にダメージを与えるおそれがない。
内視鏡1の挿入部10を体腔(大腸)内へ挿入する際に、必要に応じて図3のように術者の手30で補助グリップ20を把持する。図3は挿入部10の軸方向操作と軸回りのねじり操作の両方に適した一般的な把持状態を示したものである。補助グリップ20のうち大径部23を掌部31で包んで保持し、親指32は大径部23と外径徐変部25と小径部24にかけて補助グリップ20の軸方向に沿わせ、人差し指33、中指34、薬指35、小指36はそれぞれ小径部24から大径部23にかけての適切な位置を補助グリップ20の周方向に沿って保持する。より詳しくは、人差し指33は親指32の指先と共に小径部24の外周面を挟むように保持し、中指34と薬指35は外径徐変部25を保持し、小指36は外径徐変部25から大径部23にかけての領域に掛けられている。この把持状態で補助グリップ20を握る力を強めると、把持体21が圧縮変形されてその内周面が挿入部10の外周面に押し付けられて摩擦力が大きくなり、手30の操作力を挿入部10に伝えやすくなる。補助グリップ20を握る力を弱めると把持体21の内周面と挿入部10の外周面の間に働く摩擦力が小さくなり、挿入部10に対して補助グリップ20を移動させることが容易になる。よって、補助グリップ20を握って挿入部10を押し込み、ある程度押し込んだら握力を緩めて補助グリップ20を挿入部10の軸方向にずらし、再び補助グリップ20を握って挿入部10を押し込む、という一連の挿入動作をスムーズに実行することができる。また、補助グリップ20を握ることで、挿入部10を軸回りにねじる動作も容易に行わせることができる。図3は右手で補助グリップ20を把持した場合を示しており、この場合、左手で内視鏡1の操作部11を把持して、必要に応じて操作ノブ17の操作による湾曲部15の屈曲動作を行いつつ、補助グリップ20を介して右手で挿入部10の挿入を行う。
補助グリップ20は、軸方向に位置を異ならせて外径の異なる大径部23と小径部24を設けた形状であり、肉厚の大径部23によって高いグリップ性を得て操作力の効率的な伝達を行うことができる。例えば、図3のように把持したとき、術者の手30のうち接触面積が大きく握力をかけやすい掌部31で大径部23を握る形態になり、少なくともこの大径部23を握ることで、挿入部10の外周面に塗布した潤滑剤による滑りを抑制する十分なグリップ力(摩擦力)を得ることができる。このとき、術者の手30の各指はそれぞれ小径部24と外径徐変部25と大径部23に対して指掛かりの良い適切なポジションで沿っており、高いフィット感が得られて把持しやすい。また、補助グリップ20の外周面は、中空部22に挿通された挿入部10の軸線を中心として略全周に亘って回転対称性を有する形状であるため、挿入部10のねじり動作によって補助グリップ20の周方向位置が変化しても操作性が変化しない。従って補助グリップ20を用いることで、挿入部10の軸方向操作と軸回りのねじり操作のいずれにおいても操作性の向上を図ることができ、挿入部10の挿入作業における術者の負担を軽減する効果が得られる。
図3に示すように、補助グリップ20を握って圧縮変形させた状態で、スリット26の周方向幅が狭くなる。これにより、補助グリップ20に皺やヒケなどの奇形を生じずに、挿入部10の外周面に把持体21の内周面を略均一に接触させることができ、良好なグリップ性が得られる。つまりスリット26は、前述のように挿入部10に対する補助グリップ20の着脱用の開口部として機能すると共に、補助グリップ20の圧縮変形時の均一な変形を実現する変形制御部としても機能する。
また、補助グリップ20を用いることで、操作部10に付着している潤滑剤、体液、その他の汚物等に術者が直接触れることを防止でき、衛生面においても優れた効果が得られる。加えて補助グリップ20によって操作部10への付着物(余剰な潤滑剤や汚物等)を拭き取る作用も得られる。さらに、多孔質弾性体からなる補助グリップ20は軽量であり、挿入部10への着脱時や把持操作時のいずれでも取り扱いが容易である。
以上では主に補助グリップ20を用いた挿入部10の挿入作業について説明したが、挿入部10の抜き取り時にも補助グリップ20を用いることで上記の諸効果を得ることができる。
補助グリップ20の大径部23や小径部24は手指の厳密な把持位置を規定する形状ではなく、把持体21は全体的に弾性変形させることが可能であるため、持ち方の選択自由度が高く、把持する手の大きさについても許容範囲が広い。そのため、術者の手の大きさや好みに応じて、図3とは異なる態様で把持しても良い。例えば、大径部23を各指32〜36で包むように保持し、掌部31は把持体21を直接的に把持しないような持ち方も可能である。また、図3とは補助グリップ20の軸方向の向きを逆にした上で、掌部31を小径部24に沿わせ、各指32〜36で外径徐変部25から大径部23にかけて把持するような持ち方も可能である。これらの持ち方でも、肉厚の大径部23を握ることで高いグリップ性が得られ、操作力を効率的に伝達することができる。
また、補助グリップ20は、径の異なる内視鏡の挿入部に使用可能な汎用性を有している。図示実施形態では、内視鏡1の挿入部10の外径を、補助グリップ20の自由状態における中空部22の内径よりもわずかに小径としたが、これよりも小径または大径の挿入部にも補助グリップ20を用いることができる。挿入部が図示実施形態よりも小径の場合は、補助グリップ20に対する握り込み(圧縮変形)量を大きくすることで対応できる。逆に挿入部が図示実施形態よりも大径の場合は、挿通した挿入部によって中空部22の内径を拡げる形に補助グリップ20が弾性変形して対応することができる。スリット26が形成されていることにより、こうした補助グリップ20の径サイズの変化に対してある程度の範囲で支障なく対応できる。
補助グリップ20の具体的なサイズについては、取り付け対象とする挿入部の径、想定される術者の手の大きさ、補助グリップ20の材質等の要素との関係で決定されるが、一例として、直径が10mm程度の内視鏡挿入部への取り付けを想定すると、把持体21の軸方向の長さを50mm〜80mm程度、中空部22の内径を10mm〜13mm程度、把持体21の最大外径(大径部23の外径)を30mm〜50mm程度の値に設定することが、使い勝手や汎用性の点で好ましい。
サイズ違いの複数種の補助グリップ20を準備する場合には、識別しやすくするために、サイズに対応して色を異ならせる等の工夫を行ってもよい。
以上、図示実施形態を説明したが、本発明は図示実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて改変が可能である。
1 電子内視鏡
10 挿入部
11 操作部
14 先端硬性部
15 湾曲部
16 可撓管
17 操作ノブ
20 補助グリップ
21 中空部
22 把持体
23 大径部
24 小径部
25 外径徐変部
26 スリット(径方向連通部)

Claims (3)

  1. 内視鏡の挿入部の外側に取り付けられる補助グリップにおいて、
    全体が多孔質弾性体で形成されて弾性変形性を有し、上記挿入部の軸方向に位置を異ならせて外径の大きさを少なくとも大径部と小径部の2段階に異ならせた把持体;
    上記把持体に上記大径部と上記小径部を貫通して形成され、上記挿入部を軸方向に挿通可能な中空部;及び
    上記把持体に上記中空部に臨む内周面から外周面まで径方向に連通して形成した径方向連通部;
    を有し、
    上記把持体を把持して圧縮変形させることにより上記挿入部に対する上記把持体の摩擦力を大きくし、上記圧縮変形を緩めることにより上記挿入部に対する上記把持体の摩擦力を小さくすることを特徴とする内視鏡用補助グリップ。
  2. 請求項1記載の内視鏡用補助グリップにおいて、上記把持体は、上記大径部と上記小径部の間に、外径の大きさを徐々に変化させながら該大径部と該小径部を接続する外径徐変部を有している内視鏡用補助グリップ。
  3. 請求項1または2記載の内視鏡用補助グリップにおいて、上記把持体の外周面は、該把持体を変形させない自由状態において、上記径方向連通部の形成箇所を除いて、上記中空部に挿通された上記挿入部の軸線を中心とする略全周に亘る回転対称性を有している内視鏡用補助グリップ。
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