JP2016034124A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
Description
(携帯端末1の構成)
図2は、本実施形態に係る携帯端末1の外観を示す概略図である。携帯端末1は、筐体の少なくとも1つの面に表示パネル10(タッチパネル等)および近接センサ13を備えている。近接センサ13は、近接センサ13の所定範囲内に近接する近接物の存在を検出する。なお、表示パネル10を備える面を携帯端末1の「正面」と呼称する。
図3は、カメラ装置12の光軸を含む断面図である。図3には、説明のため、断面より奥にある一部の物体も図示している。カメラ装置12の構造については、撮影される光が入射する側を上側として説明する。カメラ装置12は、光学素子を有する光学部30と、光学部30を駆動するレンズ駆動装置50と、光学部30の下方に配置される撮像部60とを備える。
カメラ装置12において、焦点調整のために光学部30を光軸方向に進退移動させる場合には、レンズ駆動装置50のAFコイル40(レンズ駆動機構)に電流が流される。AFコイル40に流れる電流が永久磁石41から発生する磁界と作用することによって、AFコイル40を光軸方向に移動させる推力が発生する。この結果、AFコイル40が固定されたレンズホルダ34、および光学部30が光軸方向に進退移動する。したがって、光学部30をオートフォーカス(AF)制御することができる。AFコイル40および永久磁石41は、オートフォーカスのために撮像レンズ31を駆動するボイスコイルモータとして機能する。
図1は、携帯端末1の要部構成の一例を示すブロック図である。携帯端末1は、音量設定部21、音出力制御部22、姿勢特定部23、近接センサ制御部24、条件判定部25、および駆動電流制御部26を備える。
動作例1では、条件判定部25は、スピーカ11の音出力によってレンズホルダ34および光学部30が、所定位置(ストローク端)から外れて振動するような場合、スピーカの音出力が上記所定の条件を満たすと判定する。例えば音量の設定値が大きい場合、スピーカから出力される音の大きさも大きくなる。そのため、携帯端末1の筐体およびカメラ装置12の振動も大きくなる。カメラ装置12に与えられる振動(加速度)が大きくなると、AFバネ38a・38bによる保持力に反して、レンズホルダ34および光学部30が、所定位置(ストローク端)から外れて動きうる。それゆえ、音量の設定値が所定の設定値以上である場合、条件判定部25は、レンズホルダ34および光学部30が所定位置から外れて振動する程度に、スピーカ11の音出力が大きいという条件を満たすと判定する。
動作例2でも、動作例1と同様に、条件判定部25は、スピーカ11の音出力によってレンズホルダ34および光学部30が所定位置(ストローク端)から外れて振動するような場合、スピーカの音出力が上記所定の条件を満たすと判定する。ただし、動作例2では、条件判定部25は、音量の設定値および音信号から、スピーカ11から出力される音出力の大きさを特定する。または、条件判定部25は、音出力制御部22からスピーカ11を駆動するための駆動信号を受け取り、該駆動信号から音出力の大きさを特定する。条件判定部25は、音出力の大きさが所定の出力値以上である場合、スピーカ11の音出力が上記条件を満たすと判定する。
動作例3では、条件判定部25は、携帯端末1の姿勢が特定の条件を満たす場合、スピーカ11の音出力によってレンズホルダ34および光学部30が所定位置(ストローク端)から外れて振動しうると判定する。
動作例4では、複数の条件が組み合わされた場合について説明する。条件判定部25は、上記の複数の条件(音出力および携帯端末1の姿勢)を組み合わせて、スピーカ11の音出力によってレンズホルダ34および光学部30が所定位置(ストローク端)から外れて振動しうるか否かを判定してもよい。
動作例5では、近接センサの検出結果に応じて、AFコイル40に電流を流すか否かが決定される。例えば、通話中においては、ユーザの顔(または耳)が近接センサ13に近接することになる。ユーザの耳が携帯端末1の近くにある場合、レンズホルダ34と中間支持体35との衝突が発生すると、ユーザは異音を聞くことになる。一方、ユーザの耳が携帯端末1から遠く離れている場合、レンズホルダ34と中間支持体35との衝突による異音は、ユーザには大した影響を与えない。
上述の動作例では、駆動電流制御部26は、レンズホルダ34をストローク端から離れた位置(中間支持体35から離れた状態)に保持するような電流をAFコイル40に流す。これにより、レンズホルダ34と中間支持体35との衝突が回避される。この場合、ストローク端におけるAFバネ38a・38bによる保持力を上回る電磁力を発生させる必要がある。
携帯端末(特にスマートフォン)において、表示パネルの周辺の額縁領域を狭くするフレームレスの要求がある。携帯端末において額縁領域を狭くすると、配置制限から、パネルスピーカのためのスピーカを表示パネルに接触させられなくなることがある。この場合、スピーカによって筐体を振動させ、筐体等を介して表示パネルに音の振動を伝える必要がある。また、スピーカをカメラ装置の近くに配置する必要が生じることがある。それゆえ、パネルスピーカの携帯端末では、カメラ装置にも振動が伝わりやすくなる。
本実施形態では、カメラ装置12の可動部が所定範囲を外れて振動しているかを検出し、検出結果に基づいてレンズ駆動機構(AFコイル)を駆動する点が、上述の実施形態とは異なる。なおカメラ装置12の構成は実施形態1と同じである。
以下に、上述の実施形態の変形例について説明する。音量設定値、音出力の出力値、または角度閾値等の閾値は、学習によって携帯端末1が決定(変更)してもよい。例えば、レンズホルダ34および光学部30が所定の位置を外れて振動するときの特有の振動数を携帯端末1が検出してもよい。特有の振動数はあらかじめ携帯端末1に記憶させることができる。このような特有の振動数の振動が生じるような状況(音量設定値、音出力の出力値、および/または角度閾値)を学習することで、携帯端末1は、上記閾値を適切な値に変更することができる。
携帯端末1・2の制御ブロック(特に音量設定部21、音出力制御部22、姿勢特定部23、近接センサ制御部24、条件判定部25、駆動電流制御部26)の少なくとも一部は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る電子機器は、電流によってレンズを駆動するレンズ駆動機構(AFコイル40、OISコイル42)を有するカメラ装置(12)とスピーカ(11)とを備える電子機器(携帯端末1)であって、上記スピーカの音出力、および/または上記電子機器の姿勢が所定の条件を満たすか否かを判定する条件判定部(25)と、上記条件が満たされていると判定された場合、上記カメラ装置が撮影動作を行っていなくとも、上記スピーカが音を出力する期間に、上記レンズ駆動機構に電流を流す電流制御部(駆動電流制御部26)とを備える。
10 表示パネル
11 スピーカ
12 カメラ装置
13 近接センサ
21 音量設定部
22 音出力制御部
25 条件判定部
26 駆動電流制御部(電流制御部)
30 光学部
31 撮像レンズ
34 レンズホルダ
35 中間支持体
38a・38b AFバネ
40 AFコイル(レンズ駆動機構)
42 OISコイル(レンズ駆動機構)
Claims (11)
- 電流によってレンズを駆動するレンズ駆動機構を有するカメラ装置とスピーカとを備える電子機器であって、
上記スピーカの音出力、および/または上記電子機器の姿勢が所定の条件を満たすか否かを判定する条件判定部と、
上記条件が満たされていると判定された場合、上記カメラ装置が撮影動作を行っていなくとも、上記スピーカが音を出力する期間に、上記レンズ駆動機構に電流を流す電流制御部とを備えることを特徴とする電子機器。 - 上記条件判定部は、上記スピーカの音出力によって上記レンズが所定位置から外れて振動するような場合、上記音出力および/または上記電子機器の姿勢が上記条件を満たしていると判定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 上記条件判定部は、音量設定が所定の設定値以上である場合、上記音出力が上記条件を満たしていると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
- 上記条件判定部は、上記レンズ駆動機構が上記レンズを駆動する方向と鉛直方向とのなす角度が所定の角度以下である場合、上記電子機器の姿勢が上記条件を満たしていると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
- 上記条件判定部は、音量設定と音信号とから決まる上記音出力の大きさが、所定の出力値以上である場合、上記音出力が上記条件を満たしていると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
- 近接物の存在を検出する近接センサを備え、
上記電流制御部は、上記近接物が検出され、かつ、上記条件が満たされていると判定された場合、上記カメラ装置が撮影動作を行っていなくとも、上記スピーカが音を出力する期間に、上記レンズ駆動機構に電流を流すことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器。 - 上記レンズ駆動機構は、オートフォーカスのために上記レンズを駆動するボイスコイルモータであり、
上記レンズ駆動機構に電流が流れていない間、上記レンズはストローク端に位置することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電子機器。 - 上記電流制御部は、上記レンズが上記ストローク端から離れた位置に保持されるような上記電流を上記レンズ駆動機構に流すことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
- 上記電流制御部は、上記レンズが上記ストローク端に押しつけられるような上記電流を上記レンズ駆動機構に流すことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
- 上記電流制御部は、上記スピーカの音出力の大きさが所定の出力値以上である場合、上記スピーカの音出力の大きさに応じて、上記レンズ駆動機構に流れる電流の大きさを動的に変化させることを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
- 表示パネルを備え、
上記スピーカは、上記表示パネルを振動させて音を出力するパネルスピーカであることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の電子機器。
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2014
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