JP2016034111A - 画像読取装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】読取センサの接続異常を確実に検出できる画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像の読み取りを行うための複数の画素を有する読取部と、読取部の複数の画素に対して駆動信号を出力する駆動部と、読取部を画像読取装置の本体に対して接続する接続部と、駆動部により、読取部の複数の画素のうちの外光に反応しない無効画素の特定の画素に識別信号を挿入し、特定の画素の信号レベルを調べることにより、読取部が接続部により正しく接続されているか否かを検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿を光学的に読み取る画像読取装置における、読取センサモジュールの接続異常を検出する技術に関するものである。
特許文献1には、画像読取装置における読取センサの異常検出に関する制御方法が開示されている。特許文献1では、原稿画像照明用の光源と原稿画像読取用のCCDセンサのどちらに異常があるかを容易に判別することが可能な画像読取装置を提供することを目的としている。その解決手段として、光源や外光の影響を受けないでCCDセンサの異常を検出するにあたり、CCDセンサの出力信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路のサンプリングのタイミングを可変としている。そして、CCDセンサの検査に際してはCCDセンサの出力信号にリセットノイズがある間にサンプリングを行う。CCDセンサが正常であればリセットノイズが検出され、異常であればリセットノイズが検出されないため、リセットノイズの有無を判別することでCCDセンサの異常を検出することができる。
特開2004−88564号公報
しかしながら特許文献1の読取センサはCCDセンサを前提としており、CMOSセンサではリセットノイズがセンサ外部に出力されないため適用することができない。またリセットノイズは出力される電圧が安定せず時間的に変動する。そのためCCDセンサのばらつきも含めてリセットノイズを安定してサンプリングすることは容易なことではない。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、読取センサの接続異常を確実に検出できる画像読取装置を提供することである。
本発明に係わる画像読取装置は、画像の読み取りを行うための複数の画素を有する読取手段と、前記読取手段の前記複数の画素に対して駆動信号を出力する駆動手段と、前記読取手段を画像読取装置の本体に対して接続する接続手段と、前記駆動手段により、前記読取手段の複数の画素のうちの外光に反応しない無効画素の特定の画素に識別信号を挿入し、前記特定の画素の信号レベルを調べることにより、前記読取手段が前記接続手段により正しく接続されているか否かを検出することを特徴とする。
本発明によれば、読取センサの接続異常を確実に検出できる画像読取装置を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係わる画像読取装置全体の構成を示す図。 第1の実施形態における読取モジュールのタイミングチャート。 第1の実施形態における読取モジュールが正常に接続されている場合の正常波形を示す図。 第1の実施形態における読取モジュールでライン同期信号が断線している場合の異常波形を示す図。 第1の実施形態における読取モジュールの構成を示す図。 第1の実施形態における読取モジュールの内部信号のタイミングチャート。 第1の実施形態における読取モジュール内のセンサチップの構成図。 第1の実施形態におけるセンサチップ内部の識別信号埋め込み部の構成図。 第1の実施形態におけるセンサチップ内部の画素部、蓄積部の構成図。 第2の実施形態における読取モジュールの検出時のタイミングチャート。 第2の実施形態における読取モジュールのスキャン時のタイミングチャート。 第3の実施形態における読取モジュールの検出時のタイミングチャート。 第3の実施形態における読取モジュールのスキャン時のタイミングチャート。 第3の実施形態における読取モジュールの構成図。 画像読取装置の一例を示す図。 接続検出を説明するためのフローチャート。 接続検出を説明するためのフローチャート。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる画像読取装置全体の構成を示す図である。図1において、画像読取装置100は、画像読取装置の本体のメイン基板110と読取モジュール120がFFC(フレキシブルフラットケーブル)130を介して接続されて構成されている。メイン基板110上には、読取モジュール120からのアナログ画像信号をA/D変換するAFE(アナログフロントエンド)140と読取装置全体の制御をおこなうASIC(Application Specific Integration Circuit)141が含まれる。ASIC141内部には、スキャナブロック150が含まれる。スキャナブロック150には、読取モジュール120内の読取センサを駆動する信号を生成するTG(タイミングジェネレータ、タイミング発生器)152が配置されている。また、AFE140からの信号を受信して画素値に変換するPix Data IF(画像インタフェース)154と、接続を検出する画像の範囲を切り出すPixel Region(画像切り出し回路)158と、その範囲内での最大値・最小値を検出するMaxMin(最大最小検出回路)160と、検出した最大値と最小値をそれぞれ保存するMaxReg(最大値レジスタ)162とMinReg(最小値レジスタ)164なども配置されている。ASIC141には、CPU144、ROM142、RAM143が含まれる。
図1の下部に、読取モジュール120の1ラインの先頭付近の波形が記載されている。読取センサはクロック信号MCKとライン同期信号TRにより駆動されアナログ画像信号OSが出力される。OS信号の1ラインの先頭には有効画素が出力されるまでに100画素前後の無効画素期間(Inactive)がある。
本実施形態ではこの無効画素期間に接続異常を検出するための識別信号Vidを埋め込む。通常は外光に反応しない無効画素の出力電圧(信号レベル)が基準電圧Vrefとなるが、識別信号Vidは基準電圧と比較した場合に区別できるように大きな電圧もしくは小さな電圧を出力するようにする。
読取モジュール120の出力画像信号をAFE140を介してASIC141に取り込み識別信号Vidを含む無効画素の領域を切り出す。その範囲内での画素値の最大値(Max)と最小値(Min)を検出しそれぞれレジスタに保存しておく。その2つをCPU144が読みだして差分Max−Minが閾値Thresholdより大きい場合は正常に接続されていると判断し、小さい場合には異常と判断する。なお、読取モジュール120の接続異常が発生するケースとして、1つ目はOS信号を適切に受信できないケースがある。この場合、読取モジュール120は、所定のタイミングで識別信号が埋め込まれた出力画像信号を出力するが、ASIC141が受信できないため、差分Max−Minが閾値Thresholdより小さいと判定される。2つ目のケースは、TR信号を適切に送信できないケースである。後述するチップ700は、TR信号を受けてから識別信号を埋め込む処理を実行するが、TR信号を受信できないことで識別信号を埋め込む処理を実行できない。その結果、差分Max−Minが閾値Thresholdより小さいと判定される。3つ目のケースは、チップ700がMCKを適切に受信できないケースである。チップ700は、CL信号を受けて動作をするためMCKを受信できない場合、そもそも動作しない。その結果、識別信号を埋め込む処理が実行されないため、差分Max−Minが閾値Thresholdより小さいと判定される。
図2は、本実施形態での読取モジュール120のアナログ出力信号OSの1ライン分のタイミングチャートを示した図である。本実施形態では読取モジュール120にセンサチップが3チップ分直列に接続されているものとして記載されている。実際の読取モジュール120では、紙サイズA4幅で12チップ程度接続されているものが一般的であるが、ここでは説明を簡単にするため3チップとして説明する。
読取モジュール120の1ラインのアナログ出力信号OSはライン同期信号TRを基準としてクロックMCKのカウントに応じて先頭から順に無効画素1、有効画素、無効画素2の順に出力される。無効画素1の画素数はセンサチップで決まった画素数である。その次にチップ1からチップ3までの有効画素が出力される。すべての有効画素が出力された後は全チップ空まわしとなり無効画素2となる。
本実施形態では、出力画像信号における無効画素1の特定の画素位置に接続異常を検出するための識別信号Vidが埋め込まれる。識別信号Vidの画素位置はライン同期信号TRから画素数をカウントすることで決定される位置となっている。
読取モジュール120の1ラインのアナログ出力信号OSの出力電圧は無効画素1と無効画素2では、基準電圧をVref、識別信号をVidとし、識別信号Vidは接続検出できるようにVrefから十分に大きいか小さい電圧とする。有効画素は画像の輝度に応じて電圧が変化し画像読取ができるようになっている。
図3と図4は、本実施形態でのそれぞれ接続が正常な場合と接続が異常な場合のアナログ出力OSの波形と判別方法を示した図である。どちらも検出する領域は画素3〜画素12として記載されている。
正常に出力されている場合の図3では、画素3〜画素12内の画素6に識別信号Vidがあり、この領域で最大最小を検出するとMax値がVrefに相当する画素値、Min値がVidに相当する画素値となる。両者の中央付近を閾値Thresholdとして設定しておくと、正常時では、Max−Min>Thresholdとなる。
ライン同期信号が断線し接続異常の場合の図4では画素3〜画素12は読取モジュールが正常に駆動されず、センサチップすべてが空まわしの無効画素2となってしまう。そのため正常な時と同様に画素3〜画素12内の領域で最大最小を検出してMax−Minを計算すると Max−Min≦Thresholdとなる。
以上のように、正常時と異常時の結果の違いから読取モジュール120の接続異常を検出することができる。
次に、読取モジュールのアナログ出力に識別信号を埋め込む方法について説明する。説明の順としては読取モジュールの回路構成を示す図5について説明し、次にその内部信号のタイミングチャートを示す図6について説明する。その後、センサチップ内部の構成と識別信号を埋め込む回路について説明する。
読取モジュール120の内部回路構成を図5に示す。前述した内容と同じ様にセンサチップは3チップとして記載している。内部はセンサチップ511−513で構成される。光源はそれぞれ赤LED(521)、緑LED(522)、青LED(523)で構成されカラーの画像を読み取ることが可能である。
センサチップのTin/Tout端子はセンサチップを直列接続するために使用される。センサチップ1(511)のTin1端子はVCCに接続され、センサチップ1(511)のTout1端子とセンサチップ2(512)のTin2端子が接続されている。また、センサチップ2(512)のTout2端子とセンサチップ3(513)のTin3端子が接続されている。
センサチップのその他の端子としては、MCKがクロック信号入力、TRがライン同期信号、VREFが基準電圧入力、VCCとGNDが電源とグランドである。またOSがアナログ画像信号出力である。これらのMCK、TR、VREF、OS端子は各センサチップに並列に接続されている。
読取モジュール120の内部回路のタイミングチャートを図6に示す。前述したように読取モジュール120の出力信号は無効画素1、有効画素(チップ1)、有効画素(チップ2)、有効画素(チップ3)、無効画素2の様に出力されるが、識別信号はセンサチップ1(511)によって埋め込まれる。
先頭のチップ1ではTin端子がVCCに接続されているのでライン同期信号TRがアクティブ時点でTinがHighとなる。チップ2(512)、チップ3(513)ではLowとなる。これによってチップ1が先頭のチップであることを判別できる。チップ1はTRから画素をカウントしてあらかじめ決められた画素位置になった時に識別信号を出力する。識別信号を出力するためチップ1内部の出力イネーブル信号OutEnb1はその時だけHighとなる。その後チップ1は、予め決められた数の無効画素の画素数をカウントしたあとから有効画素の出力を行う。有効画素を出力するため、この期間の出力イネーブル信号OutEnb1はHighとなる。最後にチップ1はチップ2の出力のタイミングを通知するため有効画素を出力し終わった時点でTout端子をアクティブにする。
チップ2(512)はチップ1からのTout端子の信号を受けて有効画素の出力を開始する。これ以降はチップ1と同じように自分の有効画素分を出力する。チップ2が有効画素を出力するタイミングでは、内部の出力イネーブル信号OutEnb2がアクティブとなる。チップ1と同じくチップ2は有効画素を出力し終わった時点でTout端子をアクティブにする。以下チップ3もチップ2と同様の動作をしてチップ3の全画素を出力する。読取モジュール120の全画素を出力した後、出力は空回し期間である無効画素2となり全チップがVrefでクランプされ基準電圧が出力される。
センサチップ511−513の内部構成700を図7に示す。センサチップはタイミング信号生成部702、シフトレジスタ704、画素&蓄積部706、画像信号出力部708、S/H回路740、出力イネーブルスイッチ742、Vrefクランプ回路744を備えて構成される。
タイミング信号生成部702はクロックMCKとライン同期信号TRと出力タイミング入力Tinを受信してライン同期信号からの画素数をカウントしてセンサ内部の各種のタイミング信号を生成する。具体的にはシフトレジスタ704へのタイミング生成、画素&蓄積部706へのタイミング信号の生成、識別信号を埋め込むためのタイミング信号の生成、センサチップの出力イネーブル信号の生成と次チップの出力タイミングToutの生成などを行う。なお、タイミング信号生成部702は、Tin信号とTR信号を受け取った場合にPid信号をアクティブにする。つまり、Tin信号を受け取ることができるのはチップ1のみであるため、チップ1のみPin信号が発行され、識別信号を埋め込む処理が実行される。
シフトレジスタ704は有効画素を出力するタイミングを生成し、画素&蓄積部に対して1つずつアクティブにして蓄積部に蓄えられた画像信号を出力する。出力部708はオペアンプ710、識別電圧生成部720、識別信号挿入スイッチ722、スイッチドキャパシタ回路730,732,734, 736,738(これ以降SCと省略)から構成され、センサチップに出力電圧を生成する。
S/H回路740は出力部708の電圧をサンプル&ホールドして出力電圧を安定させるものであるとともに、出力イネーブルスイッチ742はセンサチップの出力を制御するもので、実施形態のように複数のセンサチップが接続されている場合に必要である。Vrefクランプ回路744は無効画素の時にセンサモジュールの出力電圧がVrefに安定するようにクランプするものである。
出力部708ではSCのコンデンサの容量の比率によって画素からの信号については増幅し、識別信号の挿入については加算、減算して電圧を出力する。識別信号挿入スイッチ722は識別信号を挿入するタイミングの時だけONすることによって基準電圧Vrefに対して識別電圧を減算した出力をする。なお、本願では減算を例に説明をするが、加算であっても良い。
SCはスイッチとコンデンサによって擬似的な抵抗を作り出すものである。コンデンサの容量によって抵抗値が決まる。画素入力のSC730,732と、基準電圧と識別信号のSC734,736と、オペアンプ帰還のSC738がある。出力部の詳細構成は図8に示す。
構成と動作はここでは詳細に説明しないが識別信号を挿入する時にだけ識別信号挿入スイッチ722がONとなりそれ以外はOFFである。また画像信号を出力するときはシフトレジスタとそのスイッチがONされ画素からの信号CHS/CHNが有効となる。
識別信号が挿入されるときには、基準電圧VrefのSC734と識別電圧VxのSC736とオペアンプの帰還のSC738が有効となり、それぞれのSCのコンデンサ容量がC2=C2’=C2ですべて同じであることから増幅されず減算回路となる。よって識別信号の電圧出力はVid=Vref−Vxとなる。ここでASIC141のCPU144は、識別信号Vidと基準電圧Vrefに十分な電位差があれば読取モジュールの接続を検出し識別することが可能である。
識別電圧Vidはセンサチップ内部で基準電圧との差動出力としている。理由としては差動出力だと出力アンプ710のオフセットとS/H回路740のオフセットを打ち消すことが可能でセンサチップの個体バラツキをなくすことができるからである。
図9に画素&蓄積部706の構成を示す。奇数/偶数の2つの画素を1つの列アンプで構成するCMOSセンサの構成である。詳細な動作については特開2014−22774号公報に記載されているため、ここでは説明を省略する。
これ以降に装置全体の構成と接続検検出を行う際のフローチャートを説明する。なお、本願のフローチャートは、CPU144が、フローチャートに関係するプログラムを読み出して実行することで実現される。
図13に装置の全体構成を示す。装置は複合機であり大きく分けて上側がスキャナ部1301、下側がプリンタ部1302で構成される。
スキャナ部1301はCISモジュール1303、原稿台ガラス1304、読取シャフト1305、読取モータ1306、基準白色板1307、FFC1308、原稿圧板1309で構成される。読取モータ1306によってCISモジュール1303が原稿台ガラスの下側を移動して画像をスキャンする。
プリンタ部1032は給紙トレイ1310、LFモータ1311、LFシャフト1312、フラットケーブル1313、キャリッジ1314、排紙モータ1315、排紙シャフト1316、排紙トレイ1317で構成される。給紙トレイ上の記録紙がLFシャフトを介してキャリッジ上に送られことで印刷される。記録紙は印刷後には排紙シャフト1316を介して排紙トレイ1317に送られる。
図14と図15に接続検出を行う際のフローチャートを図示する。検出は電源ON直後に行う。まず、CPU144は、電源がONされると次にスキャナ系の電源をONする(S1403)。CPU144は、センサの駆動信号を出力するためセンサ駆動設定を行いセンサの接続を検出できる状態にする(S1405)。そのあとCPU144は、接続検出を行う(S1407)。S1407において接続検出結果が正常であれば、その後の正常起動動作に移行する。
図15には実際に接続検出を行う際のフローを示す。CPU144は、最大値最小値検出回路に対して検出範囲の設定を行い(S1513)、最大値最小値検出するため回路に対してトリガを発行する(S1515)。以上の処理により最大値最小値検出回路(160)は1ライン画素データの接続識別信号を含む無効画素の領域を切り出す。そして、その中での画素の最小値と最大値が、それぞれ最小値レジスタ(162)、最大値レジスタ(164)に格納され、CPU(144)に対して割り込みを発行する。CPU144は、検出終了割り込みを受けることで最大値と最小値を取得して(S1519)、最大値と最小値の差異と閾値とを比較する(S1521)。差異が閾値より大きい場合は正常に接続されていると判断しそのまま終了する。差異が閾値より小さい場合、CPU144はスキャナ電源をOFFして、その後センサの接続エラーをユーザに通知する。
(第2の実施形態)
図10A、図10Bに、第2の実施形態での読取モジュールのセンサ出力タイミングチャートを示す。第1の実施形態との大きな違いはライン同期信号TRのパルス幅を変えることによって識別信号を挿入するかしないかの動作を切り替えることである。
識別信号を挿入する場合はTRのパルス幅を広く、挿入しない場合はTRのパルス幅を狭く設定する。それによりセンサチップ内部で動作モードの切り替えを行う。実際の構成としては、センサチップの内部構成図の図7のタイミング信号生成回路702においてライン同期信号のパルス幅を検出して、識別信号を挿入するタイミングPid信号をアクティブにするかしないかを切り替える。
本実施形態によれば識別信号の埋め込み処理が、適切に接続されているかを判定する場合にのみ実行されるため、処理の軽減化を図ることができる。
(第3の実施形態)
図11A、図11Bに、第3の実施形態でのタイミングチャートを示す。第1の実施形態との違いは接続識別信号の出力の画素位置である。第1の実施形態ではライン同期信号の直後に識別信号を挿入しているが、第3の実施形態では画素出力を全画素数分出力した後に識別信号を挿入している。
図11Aは接続を検出する場合のタイミングチャート、図11Bは画像をスキャンする場合のタイミングチャートである。接続を検出する際は識別信号の画素位置から1ラインの画素数を長く設定し、画像をスキャンするときは識別信号の画素位置より1ラインの画素数を短く設定することにより接続検出をするときだけ識別信号を挿入することができる。
この第3の実施形態では全画素数分を出力した後に識別信号を挿入するために、読取モジュールの構成も変更する必要がある。その構成を図12に図示する。第1の実施形態との大きな違いは直列に接続された最後のセンサチップのTout端子(ここでは3チップ構成であるためセンサチップ3(513)のTout3に相当する)をセンサチップ1(511)のTin信号(Tin1端子)に接続することである。この構成によってセンサの全画素数の出力を終了したあとにセンサチップ1で接続識別信号を挿入することができる。
またセンサチップ1のTin1端子は識別信号の挿入のタイミングに使用するため、先頭チップとそれ以降のチップの切り分けのために各センサチップにSEL端子を追加している。SEL=High時は先頭チップ、SEL=Lowではそれ以降のチップであること区別するための入力信号である。
第3の実施形態のタイミングチャート(図11A、図11B)のように読取モジュールへの駆動信号で接続を検出する場合と画像をスキャンする場合のライン同期信号TRの周期(画素周期)を変えてもかまわない。また図では記載されていないがクロックMCKの周波数を変えることも可能である。これは第1の実施形態や第2の実施形態に対して適用してもかまわない。駆動信号を変える理由はいくつかあるが識別信号を挿入する/しないの切り替え動作と検出時間を高速化するためなどである。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
110:メイン基板、120:読取モジュール、130:FFC、140:AFE、141:ASIC、152:タイミング発生器(TG)、154:画像インターフェース(Pix Data IF)、158:画像切り出し回路(Pixel Region)、160:最大最小検出回路(MaxMin)、162:最大値レジスタ(MaxReg)、164:最小値レジスタ(MinReg)

Claims (11)

  1. 画像の読み取りを行うための複数の画素を有する読取手段と、
    前記読取手段の前記複数の画素に対して駆動信号を出力する駆動手段と、
    前記読取手段を画像読取装置の本体に対して接続する接続手段と、
    前記駆動手段により、前記読取手段の複数の画素のうちの外光に反応しない無効画素の特定の画素に識別信号を挿入し、前記特定の画素の信号レベルを調べることにより、前記読取手段が前記接続手段により正しく接続されているか否かを検出することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記特定の画素の信号レベルを予め決められた閾値と比較することによって、前記読取手段が前記接続手段により正しく接続されているか否かを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記特定の画素の信号レベルと通常の画素の信号レベルとの差分を予め決められた閾値と比較することによって、前記読取手段が前記接続手段により正しく接続されているか否かを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記読取手段の有効画素よりも前に読み出される前記無効画素の特定の画素に前記識別信号を挿入することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記読取手段の有効画素よりも後に読み出される前記無効画素の特定の画素に前記識別信号を挿入することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記駆動手段におけるタイミング発生器の信号を判別して、前記特定の画素に前記識別信号を挿入するか否かを切り替えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記駆動手段におけるタイミング発生器において、前記読取手段の接続を検出する場合と画像を読み取る場合とで異なる信号を生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 前記駆動手段におけるタイミング発生器において、前記読取手段の接続を検出する場合と画像を読み取る場合とで1ラインの画素周期が異なることを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
  9. 画像の読み取りを行うための複数の画素を有する読取手段と、前記読取手段の前記複数の画素に対して駆動信号を出力する駆動手段と、前記読取手段を画像読取装置の本体に対して接続する接続手段とを備える画像読取装置を制御する方法であって、
    前記駆動手段により、前記読取手段の複数の画素のうちの外光に反応しない無効画素の特定の画素に識別信号を挿入させ、前記特定の画素の信号レベルを調べることにより、前記読取手段が前記接続手段により正しく接続されているか否かを検出することを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項9に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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