JP2016032872A - インクジェットヘッド、及び、画像形成装置 - Google Patents

インクジェットヘッド、及び、画像形成装置 Download PDF

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光幸 日吉
仁田 昇
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俊一 小野
Shunichi Ono
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Abstract

【課題】駆動電源の電流ピークの値を低減できるインクジェットヘッド、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】インクジェットヘッドは、複数のチャネルCHと、乱数出力器33と、演算器32nと、複数のドライバ30nとを有する。複数のチャネルは、駆動電圧に応じて動作するアクチュエータによりインクを吐出する。乱数出力器は、複数のチャネルの分割数に応じたランダムデータをチャネルごとに出力する。演算器は、乱数出力器がチャネルごとに出力するランダムデータに基づいて、各チャネルの駆動開始タイミングを遅延させる駆動波形信号を生成する。複数のドライバは、演算器が生成する駆動波形信号に応じた駆動電圧を各チャネルに与える。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、インクジェットヘッド、及び、画像形成装置に関する。
従来、ライン型インクジェットヘッドは、インクを吐出する複数のチャネルを有する。各チャネルは、ピエゾアクチュエータを駆動することでインクを吐出する。ライン型インクジェットヘッドは、チャンネル数が多いほど、各チャネルのピエゾアクチュエータを駆動するタイミングが重なることによって電流のピーク値が大きくなる。電流のピーク値が大きくなると、電源ノイズが大きくなる。
特開平7−125195号
上記の課題を解決するため、駆動電源の電流のピーク値を低減できるインクジェットヘッド、及び、画像形成装置を提供する。
実施形態によれば、インクジェットヘッドは、複数のチャネルと、乱数出力器と、演算器と、複数のドライバとを有する。複数のチャネルは、駆動電圧に応じて動作するアクチュエータによりインクを吐出する。乱数出力器は、複数のチャネルの分割数に応じたランダムデータをチャネルごとに出力する。演算器は、乱数出力器がチャネルごとに出力するランダムデータに基づいて、各チャネルの駆動開始タイミングを遅延させる駆動波形信号を生成する。複数のドライバは、演算器が生成する駆動波形信号に応じた駆動電圧を各チャネルに与える。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係るインクジェットヘッドの制御系の構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係るインクジェットヘッドの制御系の構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係るインクジェットヘッドの駆動回路における各信号の例を示す図である。 図5は、実施形態に係るインクジェットヘッドにおける吐出部のアクチュエータの充電を示す図である。 図6は、実施形態に係るインクジェットヘッドにおける吐出部のアクチュエータの放電を示す図である。 図7は、実施形態に係るインクジェットヘッドにおける駆動電圧の遅延の例を示す図である。 図8は、実施形態に係るインクジェットヘッドにおける第1の駆動電圧波形と駆動電源の電流ピーク値との関係を示す図である。 図9は、実施形態に係るインクジェットヘッドにおける第2の駆動電圧波形と駆動電源の電流ピーク値との関係を示す図である。 図10は、実施形態に係るインクジェットヘッドにおける第3の駆動電圧波形と駆動電源の電流ピーク値との関係を示す図である。 図11は、実施形態に係るインクジェットヘッドにおける遅延時間と電流のピーク値との関係例を示す図である。 図12は、実施形態に係るインクジェットヘッドにおける遅延時間、電流ピーク値、分割数および同時駆動チャンネル数の関係例を示す図である。 図13は、実施形態に係るインクジェットヘッドにおけるインクの吐出体積の例を示す図である。 図14は、実施形態に係るインクジェットヘッドにおける遅延時間と吐出体積との関係例を示す図である。
以下、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の構成例を示すブロック図である。
図1に示す構成例において、画像形成装置1は、CPU11、ROM12、RAM13、通信I/F14、ヘッドコントローラ15、モータドライバ16並びに17、インクジェットヘッド18、搬送モータ19及びキャリッジモータ20などを備える。
CPU11は、画像形成装置1全体を制御する。CPU11は、プログラムを実行することによって種々の処理を実現するプロセッサである。CPU11は、システムバスなどを介して、画像形成装置1内の各部に接続する。CPU11は、外部装置からの動作指示に応じて、画像形成装置1内の各部へ動作指示を出力したり、各部から取得した種々の情報を外部装置へ通知したりする。
ROM12は、プログラムおよび制御データなどを記憶する書換え不可の不揮発性メモリである。RAM13は、揮発性のメモリで構成される。RAM13は、ワーキングメモリ、あるいはバッファメモリである。CPU11は、RAM13を使用しながらROM12に記憶したプログラムなどを実行することによって種々の処理を実現する。なお、画像形成装置1は、書き換え可能な不揮発性メモリを備えてもよい。
通信I/F14は、外部装置と通信するためのインターフェースである。たとえば、通信I/F14は、外部装置からのプリント要求に応じたプリントデータを受信する。通信I/F14は、外部装置とデータの送受信を行うインターフェースであれば良い。たとえば、外部装置にローカルに接続するものであっても良いし、ネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェースであっても良い。
ヘッドコントローラ15は、CPU11からの指示に基づいてインクジェットヘッド18を駆動させる。ヘッドコントローラ15は、インクジェットヘッド18の駆動回路22を電気的に接続する。CPU11は、ヘッドコントローラ15を介して駆動回路22に印刷データ及び制御信号などを送信する。制御信号は、シフトクロック信号、ラッチパルス信号及びタイミングパルス信号などを含んでもよい。また、ヘッドコントローラ15は、駆動回路22へ電力、クロック及びリセット信号などを供給してもよい。
モータドライバ16は、CPU11からの指示に基づいて搬送モータ19を駆動させる。モータドライバ17は、CPU11からの指示に基づいてキャリッジモータ20を駆動させる。
搬送モータ19は、モータドライバ16からの指示に基づいて、画像形成装置1内において印刷に使用される印刷媒体を搬送するローラを駆動させる。たとえば、搬送モータ19は、ピックアップローラ及び搬送ローラなどを駆動させる。CPU11は、モータドライバ16を通じて搬送モータ19を制御することで、印刷媒体をインクジェットヘッド18がインクを吐出する位置に送る。
キャリッジモータ20は、モータドライバ17からの指示に基づいて、インクジェットヘッド18を備えるキャリッジに接続されるローラを駆動させる。CPU11は、モータドライバ17を通じてキャリッジモータ20を制御することで、インクジェットヘッド18を所定の位置に配置する。
インクジェットヘッド18は、ヘッドコントローラ15からの指示に基づいて、印刷媒体にインクを吐出する。即ち、CPU11は、ヘッドコントローラ15を通じてインクジェットヘッド18からインクを吐出させる。インクジェットヘッド18は、吐出部21及び駆動回路22を備える。
吐出部21は、主走査方向に並べた複数のチャネルを有する。吐出部21の各チャネルは、駆動回路22からの信号などに基づいてインクを吐出する。各チャネルは、吐出口から吐出したインクが印刷媒体に着弾するように設けられる。各チャネルは、それぞれアクチュエータ(ピエゾアクチュエータ)を有する。各チャネルのアクチュエータは、圧電部材で形成される。各アクチュエータの圧電部材には、駆動回路22から電圧がそれぞれ印加される。各アクチュエータは、印加される電圧によって、圧力室内の体積が変化する。各チャネルは、圧力室の体積変化することによってインクを吐出口から吐出する。すなわち、各アクチュエータは、駆動回路22により印加される電圧により、圧力室にインクを充填し、印刷媒体に充填されたインクを吐出する。
駆動回路22は、駆動部22Aとロジック部22Bとを有する。駆動部22Aは、吐出部21における個々のチャネル(アクチュエータ)に対してそれぞれ駆動電圧を供給する。また、ロジック部22Bは、吐出部21の各チャネルに与える駆動電圧の波形を決定する。ロジック部22Bは、各チャネルに与える駆動電圧の波形を示す信号を駆動部22Aに与える。すなわち、駆動部22Aは、ロジック部22Bからの信号に応じた波形の駆動電圧を吐出部21の各チャネルへ供給する。
印刷媒体は、たとえば、用紙などである。ただし、印刷媒体は、紙などの特定の媒体に限定されるものではない。また、画像形成装置1は、モータドライバ16、モータドライバ17、搬送モータ19、及び、キャリッジモータ20などを備えなくともよい。この場合、画像形成装置は、固定された印刷媒体、又は、他の装置が搬送する印刷媒体に画像を印刷してもよい。
次に、吐出部21と駆動回路22とについて説明する。
図2は、吐出部21と駆動回路22との構成例を示す図である。
図2が示すように、吐出部21は、複数のチャネルCH(CH1、CH2、…、CHn−1、CHn)を有する。各チャネルCHは、駆動回路22からの駆動電圧によりインクを吐出させる。吐出部21内において、複数のチャネルCHは、主走査方向に並べられる。画像形成装置1において、インクジェットヘッド18の吐出部21は、搬送モータ19により副走査方向に搬送される印刷媒体の主走査方向に各チャネルCHがインクを吐出するように設置される。
吐出部21の各チャネルCHは、それぞれアクチュエータ(ピエゾアクチュエータ)を有する。各チャネルCHは、駆動回路22からの信号によりアクチュエータが駆動してインクを吐出する。各チャネルCHのアクチュエータは、印加される電圧によって、インクの圧力室内の体積を変化させてインクを吐出する。たとえば、各チャネルCHのアクチュエータは、駆動電圧によって充電を開始することにより圧力室内にインクを充填する。インクを充填したチャネルは、アクチュエータが放電することにより圧力室に充填したインクを吐出口より吐出する。
吐出部21の複数のチャネルCHは、主走査方向の1列に並べられても良いし、主走査方向の複数の列(例えば、2列)に並べられた構成であっても良い。本実施形態に係るインクジェットヘッド18においては、吐出部21は、複数に分割できる同時駆動が可能な多数のチャネルを有するものとする。たとえば、吐出部21は、主走査方向に200個の同時駆動が可能なチャネルが並べられた構成などが想定される。
なお、本実施形態においては、主として、吐出部21の全チャネルCHがインクを吐出する(全ノズルが駆動する)場合の動作を説明するものとする。このため、実際に画像形成装置1に搭載するインクジェットヘッド18の駆動回路には、印刷データに応じてチャネルCHを駆動させるための制御回路を有するが、図2に示す構成例では図示および説明を省略している。
駆動回路22は、駆動部22Aとロジック部22Bとを有する。
駆動部22Aは、吐出部21の各チャネルCH1、CH2、CHn−1、CHnに対応する複数のドライバ301、302、…、30n−1、30nを有する。ロジック部22Bは、波形発生器31、波形演算器32、乱数出力器33、および、遅延設定スイッチ34を有する。
駆動部22Aは、複数のドライバ301、302、…、30n−1、30nを有する。各ドライバ301、302、…、30n−1、30nは、それぞれ吐出部21の各チャネルCH1、CH2、…、CHn−1、CHnに接続される。また、各ドライバ301、302、…、30n−1、30nには、それぞれロジック部22Bから駆動波形を示す駆動波形信号DS(DS1、DS2、…、DSn−1、DSn)が供給される。ドライバ301、302、…、30n−1、30nは、それぞれロジック部22Bからの駆動波形信号に応じた波形の駆動電圧DR1、DR2、…、DRn−1、DRnを各チャネルCH1、CH2、…、CHn−1、CHnへ供給する。
ロジック部22Bは、波形発生器31、波形演算器32(321、322、…、32n−1、32n)、乱数出力器33、および、遅延設定スイッチ34を有する。
波形発生器31は、各チャネルを駆動させる電圧波形の基準となる波形を示す基準波形信号RSを生成する。たとえば、波形発生器31が生成する基準波形信号RSは、コンピュータ等により予め設定される。波形発生器31は、生成した基準波形信号RSを出力する。図2に示す構成例において、波形発生器31は、ヘッドコントローラ15から基準クロックおよび印刷起点信号を受けて、各チャネルCHに供給する駆動電圧の基準となる波形を示す基準波形信号RSを生成する。
波形演算器32(321、322、…、32n−1、32n)は、それぞれ駆動部22Aの各ドライバ30(301、302、…、30n−1、30n)に対応して設けられる。各波形演算器32は、各ドライバ30に対して各チャネルの駆動電圧の波形を示す駆動波形信号DS(DS1、DS2、…、DSn−1、DSn)を出力する。各波形演算器32は、波形発生器31からの基準波形信号と乱数出力器33からのランダムデータとに基づいて各ドライバ30へ供給する駆動波形信号DSを生成する。また、各波形演算器32は、制御有無信号に応じて駆動波形信号の演算をオンオフする機能も有する。たとえば、ヘッドコントローラ15から制御有無信号としてディセーブル信号が出力された場合、各波形演算器32は、駆動波形の演算を行わずに、基準波形信号RSをそのまま出力する。
乱数出力器33は、各ドライバ30にランダムデータRAN(RAN1、RAN2、…、RANn−1、RANn)をそれぞれ出力する。乱数出力器33は、印刷起点信号に応じて値を更新することにより各チャネルCHに対応するランダムデータを各ドライバ30へそれぞれ出力する。また、乱数出力器33は、初期化信号に応じてハードウエア的にリセットする。たとえば、初期化信号は、電源立ち上げのときに出力される。初期化信号を受けてリセットした後、乱数出力器33は、印刷起点信号を受けるごとに前回とは異なるランダムデータを出力する。
乱数出力器33は、各ドライバ30に供給するランダムデータ(各チャネルに対応するランダムデータ)RANに規則性がないようにするものであれば良い。乱数出力器33は、乱数を生成する乱数生成器であっても良いし、コンピュータなどの外部装置から与えられたランダムデータを出力するものであっても良い。
図2に示す構成例において、乱数出力器33は、乱数生成器であるものとする。乱数出力器33としての乱数生成器は、たとえば、疑似乱数生成器で構成される。このような疑似乱数生成器は、たとえば、一般的なM系列情報多項式を使って疑似乱数を生成する論理回路で構成できる。乱数出力器33は、初期化信号により初期化した後、印刷起点信号に応じて各チャネルCHに対応するランダムデータを生成し、生成したランダムデータを各ドライバ30へそれぞれ出力する。
また、図3は、図2に示す構成の変形例としての駆動回路22´の構成を示す図である。すなわち、図3に示す駆動回路22´は、図2に示す駆動回路22の乱数出力器33を乱数出力器33´に置き換えた構成である。図3に示す構成例において、乱数出力器33´は、外部装置から与えられたランダムデータを出力するものである。乱数出力器33´は、コンピュータなどの外部装置から与えられたランダムデータをメモリ33´aに記憶し、メモリ33´aに記憶したランダムデータを後述する遅延設定などに応じて出力する。例えば、乱数出力器33´は、各種の遅延設定に応じた予めランダムデータの設定値をメモリ33a´に記憶しておき、印刷起点信号に応じて遅延設定に応じたランダムデータを各ドライバ30へそれぞれ出力するようにしても良い。
なお、本実施形態においては、主として、図2に示すように、乱数出力器が乱数生成器で構成されるものを想定して説明する。
遅延設定スイッチ34は、各チャネルCHに対する遅延時間を設定する。遅延設定スイッチ34は、たとえば、所定の複数段で遅延時間を設定する。遅延設定スイッチは、同時駆動するチャネルに対する分割数として設定しても良い。また、本実施形態において、遅延時間の分解能は、基準クロックであり、クロック数で遅延時間が設定される。
たとえば、遅延設定を8段階とする場合、遅延設定スイッチ34は、3ビットで遅延設定を行える。8段階で遅延設定する場合、遅延設定値は、0〜7で設定できる。遅延設定値が「0」である場合、乱数出力器33は、複数チャネルCHの分割数を3(ただし、0の場合を含めると分割数は4)として、0〜3の何れかをランダムに各ドライバ30へ出力する。また、遅延設定値が「1」である場合、乱数出力器33は、複数チャネルCHの分割数を7として、0〜7の何れかをランダムに各ドライバ30へ出力する。
また、遅延設定値が2である場合、乱数出力器33は、複数チャネルCHの分割数を15として、0〜15の何れかをランダムに各ドライバ30へ出力する。また、遅延設定値が3である場合、乱数出力器33は、複数チャネルCHの分割数を23として、0〜23の何れかをランダムに各ドライバ30へ出力する。また、遅延設定値が4である場合、乱数出力器33は、0〜31の何れかをランダムに各ドライバ30へ出力する。また、遅延設定値が5である場合、乱数出力器33は、0〜39の何れかをランダムに各ドライバ30へ出力する。また、遅延設定値が6である場合、乱数出力器33は、0〜47の何れかをランダムに各ドライバ30へ出力する。また、遅延設定値が7である場合、乱数出力器33は、0〜55の何れかをランダムに各ドライバ30へ出力する。
次に、各波形演算器32による駆動波形信号の生成について説明する。
まず、乱数出力器33は、印刷起点信号を受けると、チャンネル毎のランダムデータ(例えば、6ビットとする)を更新(生成)する。乱数出力器33が更新する各チャネルのランダムデータRANは、波形発生器31が出力する基準波形信号RSの立ち上がりを遅延させる値となる。遅延の分解能は基準クロックのクロック単位である。チャネル毎に設けられた各波形演算器32には、乱数出力器33からそれぞれランダムデータRANが与えられる。各波形演算器32(321、322、…、32n)は、乱数出力器33から与えられるランダムデータRAN(DR1、DR2、…、DRn)に応じて基準波形信号RSにおける立ち上がりタイミング(チャネルの駆動開始:アクチュエータの充電開始)を調整(遅延)した駆動波形信号DS(DS1、DS2、…、DSn)を生成する。
図4は、基準波形信号RS、ランダムデータRAN、および、駆動波形信号DSの関係例を示す図である。
図4に示す例のように、乱数出力器33から与えられるランダムデータRAN1が0である場合、波形演算器321は、基準波形信号RSの立ち上がりを遅れさせないように演算した結果としての駆動波形信号DS1をチャンネルCH1の駆動用のドライバ301へ出力する。また、ランダムデータRANn−1が5である場合、波形演算器32n−1は、基準波形信号RSの立ち上がりを5クロック分遅らせるように演算した結果としての駆動波形信号DSn−1をチャネルCHn−1の駆動用のドライバ30n−1へ出力する。また、ランダムデータRANnが10である場合、波形演算器32nは、基準波形信号RSの立ち上がりを10クロック分遅らせるように演算した結果としての駆動波形信号DSnをチャンネルCHnの駆動用のドライバ30nへ出力する。
すなわち、各波形演算器32は、乱数出力器33から与えられるランダムデータのクロック数分だけ、基準波形信号RSにおける立ち上がりのタイミングを遅延させた駆動波形信号DSを生成する。この結果、各波形演算器32に与えられるランダムデータは、規則性を持たないデータであるから、各波形演算器32が出力する駆動波形信号DSも、立ち上がりタイミングが規則性なくランダムに遅延された信号となる。
次に、各チャネルCHのアクチュエータ(ピエゾアクチュエータ)の充放電について説明する。
図5は、各チャネルCHのアクチュエータの充電の様子を示したものである。また、図6は、各チャネルCHのアクチュエータの放電の様子を示したものである。図5及び図6中に示す矢印は、駆動回路における電流の経路を表すものである。
各チャネルCHでは、図5に示すようにアクチュエータが充電されることにより圧力室の内圧が下がるため、圧力室内にインクが引き込まれる。アクチュエータの充電によってインクが引き込まれた後、図6に示すようにアクチュエータが放電すると、各チャネルCHは、圧力室の内圧が上がるため、圧力室内に引き込まれたインクが吐出口から吐出される。すなわち、各チャネルCHは、アクチュエータが充電後に放電されることによってインクを吐出する。
次に、乱数出力器33が出力するランダムデータに基づいて遅延される駆動電圧による各チャネルのアクチュエータの動作について説明する。
各波形演算器32は、基準波形信号RSとランダムデータRANとから、チャンネル毎の駆動波形信号DSnを生成し、各チャネルCHのドライバ30に入力する。各ドライバ30は、入力された駆動波形信号DSから電圧域の異なる駆動電圧DRを生成(増幅)し、生成した駆動電圧を対応するチャネルCHのアクチュエータに供給する。チャネルCHのアクチュエータは、ドライバ30から与えられる駆動電圧DRに応じて充放電することにより駆動する。
図7は、基準波形信号と各チャンネルに対する駆動波形信号及び駆動電圧の例を示す図である。
図7に示す例では、図7(a)は、基準波形信号RSの例を示す。また、図7(b)は、ドライバ301に与えられる駆動波形信号DS1の例を示し、図7(c)は、ドライバ301が出力する駆動電圧DR1の波形の例を示す。図7(d)は、ドライバ30nに与えられる駆動波形信号DSnの例を示し、図7(e)は、ドライバ30nが出力する駆動電圧DRnの波形の例を示す。
ドライバ301には、基準波形信号RSから演算された駆動波形信号DS1が供給される。ドライバ301は、駆動波形信号DS1を電圧域の異なる駆動電圧DR1に増幅してチャネルCH1のアクチュエータに供給する。図7(c)に示す波形の駆動電圧DR1が与えられると、駆動電圧DR1の波形の立ち下がりで、チャネルCH1のアクチュエータは充電を開始する。アクチュエータの充電によって圧力室の内圧が下がるため、チャネルCH1には、インクが圧力室に引き込まれる。その後、図7(c)に示す駆動電圧DR1の波形が立ち上がると、チャネルCH1のアクチュエータは放電を開始する。アクチュエータの放電によって圧力室の内圧が上がるため、チャネルCH1は、圧力室に引き込んだインクを吐出する。
また、ドライバ30nには、駆動波形信号DSnが供給される。ドライバ30nは、駆動波形信号DSnを駆動電圧DR1に変換してチャネルCHnのアクチュエータに供給する。図7(e)に示す波形の駆動電圧DRnが与えられると、駆動電圧DRnの波形の立ち下りで、チャネルCHnのアクチュエータは充電が開始される。充電の開始後、駆動電圧DRnの波形が立ち上がると、チャネルCHnのアクチュエータは放電を開始する。
ここで、図7(e)に示す駆動電圧DRnの波形の立ち下りは、図7(c)に示す駆動電圧DR1の波形の立ち下りよりも10クロック分遅れる。この10クロック分の遅延は、ランダムデータRANnに基づくものである。アクチュエータは、充電の開始時に電流値が大きくなる。すなわち、インクジェットヘッド全体としては、充電開始タイミング(駆動電圧の波形の立ち下り)が同じチャネルが多ければ多いほど、電流のピーク値が大きくなり、各チャネルの充電開始タイミングが分散されればされるほど、電流のピーク値が低減できる。したがって、複数チャンネルの充電開始のタイミングを制御することによりインクジェットヘッド全体としての充電時の電流のピーク値を制御できる。たとえば、各チャネルの充電開始タイミングを遅延させた複数のタイミングの何れかにすることによって、充電時の電流のピーク値が低減できる。
ただし、図7(c)に示す駆動電圧DRnの立ち上がりは、図7(c)に示す駆動電圧DR1の立ち上がりと同じタイミングである。駆動電圧DR1とDRnとの立ち上がりのタイミングが同じということは、チャネルCH1とチャネルCHnとが同じタイミングでインクを吐出することを意味する。これに対して、図7(c)に示す駆動電圧DR1の波形は、立ち下りから立ち上がりまでの時間が2.2usecであり、図7(e)に示す駆動電圧DRnの波形は、立ち下りから立ち上がりまでの時間が2.0usecである。アクチュエータの充電開始から放電までの時間は、圧力室にインクを引き込む動作時間に関係する。つまり、アクチュエータの充電開始から放電までの時間が極端に短くなると、所望のインクの吐出体積が確保できなくなる可能性がある。このため、アクチュエータの充電開始を遅延できる範囲は、所望のインクの吐出体積(所望の印字品質を維持できるインクの吐出体積)が確保できる範囲内となる。
次に、複数のチャネルに対する駆動電圧の波形と駆動電源の電流のピーク値との関係について説明する。
図8は、複数のチャンネル(例えば200チャネル)を同時に駆動した場合の駆動電圧の波形と駆動電源の電流値とを複数ライン(例えば500ライン)分重ねて表示した図である。
図8に示す例において、駆動電圧DR1〜DRnは同じ波形となっている。図8に示す例において、駆動電圧は20Vで、同時駆動するチャンネル数は200個であるものとする。この場合、200個のチャネルのアクチュエータに対して同時に充電が開始されることとなり、図8に示す例では、電流のピーク値が7.3[A]となっている。
図9は、複数のチャンネルを15分割して駆動した場合の駆動電圧の波形と駆動電源の電流値を複数ライン分重ねて表示した図である。
図9に示す例において、駆動電圧DR1〜DRnの立ち下りは、0.3usecの間で15分割したタイミングがランダムに割り当てられたものとなっている。図9に示す例では、駆動電圧は20Vで、主走査方向で同時駆動するチャンネル数は約14個(200/15=13.33のため)である。この場合、0.3usecの範囲内において15に分けたタイミングで、約14個ずつのチャネルのアクチュエータに対して同時に充電が開始されることとなる。この結果として、図9に示す例では、電流のピーク値が5.2[A]となっている。
図10は、複数のチャンネルを31分割して駆動した場合の駆動電圧の波形と駆動電源の電流値を複数ライン分重ねて表示した図である。つまり、図10に示す例において、駆動電圧DR1〜DRnの立ち下りタイミングは、0.62usecの間で31分割したタイミングがランダムに割り当てられたものとなっている。また、図10に示す例では、駆動電圧は20Vで、主走査方向で同時駆動するチャンネル数は約7個(200/31=6.45のため)である。この場合、0.62usecの範囲内において31に分けたタイミングで、約7個ずつのチャネルのアクチュエータに対して同時に充電が開始されることとなる。この結果として、図10に示す例では、電流のピーク値が3.3[A]となっている。
図8、図9及び図10に示すように、インクジェットヘッドでは、同時駆動させるチャネル数を減少させるほど、駆動電源の電流のピーク値が低減する。
次に、複数のチャネルの分割数、電流のピーク値、遅延時間、及び、インクの吐出体積の関係例について説明する。
図11は、複数のチャネルの分割数を変更した場合における電流のピーク値の例を示す図である。また、図12は、図11に示す値に基づく遅延時間と電流のピーク値との関係を示す図である。
図11に示すように、複数のチャネルに対する分割数を多くすればするほど、電流のピーク値が小さくなることがわかる。たとえば、複数のチャネルに対する分割数を23にした場合、遅延時間は約0.46[usec]が必要になり、電流のピーク値は分割無しの場合に比べて約41%低減できる。また、複数のチャネルに対する分割数を31にした場合、遅延時間は約0.62[usec]が必要になり、電流のピーク値は分割無しの場合に比べて約55%低減できる。また、図11に示す計測値が得られた場合、遅延時間と電流のピーク値とは、図12に示す関係となることが予測される。
図12に示すように、遅延時間が大きくなればなるほど(つまり、複数のチャネルに対する分割数を多くすればするほど)、電流のピーク値は小さくなる。ただし、遅延時間が大きくなればなるほど、インクの吐出体積(吐出されるインクの液滴の体積)が低下する。このため、実際の画像形成処理においては、インクの吐出体積の減少が印字品質を保証できる範囲に、遅延時間を留める必要がある。一般に、印字品質は、個々のインクジェットヘッド或いは画像形成装置の仕様として設定されるものである。
図13は、遅延時間に対応するインクの吐出体積の測定結果の例を示す図である。また、図14は、図13に示す値に基づく遅延時間とインクの吐出体積との関係を示す図である 。
なお、図13に示す測定結果は、例えば、各遅延時間を設定して所定数のチャネルからの吐出したインクの吐出体積を複数回計測し、1回に1つのチャネルが吐出するインクの吐出体積の平均値を算出した結果として得られる。
図13及び図14に示す例において、遅延時間が0である場合(遅延無し場合)の1チャネルのインクの吐出体積を6.1[pL]とし、かつ、印字品質の制限から10[%]の吐出体積減を許容するものとする。この場合、図13及び図14に示す例によれば、遅延時間が約0.6[usec]までの範囲であれば、インクの吐出体積の減少が許容されることとなる。従って、図13に示す測定結果が得られたインクジェットヘッドは、遅延時間が0.6[usec]までの範囲となるように、複数のチャネルに対する分割数が設定される。
以上のように、本実施形態に係るインクジェットヘッドは、複数のチャネルの駆動を開始するタイミングを分散させるように制御する。これにより、駆動電源の電流のピーク値を低減することができる。
また、本実施形態に係るインクジェットヘッドは、複数のチャネルの各アクチュエータに供給する駆動電圧におけるアクチュエータの充電開始タイミングをランダムデータに基づいて遅延するように制御する。これにより、各チャネルの駆動開始を遅延するタイミングが各チャネルに対してランダムに割り当てるため、印字結果において規則的なむらなどが発生することなく、電流のピーク値を低減できる。
さらに、各チャネルのアクチュエータの充電開始タイミングは、印字品質として許容されるインクの吐出体積を確保できる範囲で、ランダムに遅延させる。これにより、個々のチャネルからのインク吐出体積に減少による印字品質の低下も抑えつつ、電流のピーク値を低減できる。
また、ランダムに充電開始タイミングをずらす時間は、論理回路の基準クロックを単位とする。これにより、基準クロックの分解能を超えたレベルで充電開始タイミングをずらすような制御が不要となり、そのような制御を実現できる高精度の制御回路が不要となる。たとえば、チャンネル数が200個である場合、0.6usecの間で、すべてのチャンネルの駆動開始が重ならないようにするためには、3nsecずつ各チャネルの駆動開始を遅延させる制御が必要となる。一般的な基準クロックの分解能では、3nsecの制御を行うことはできない。このため、チャネルの駆動開始を3nsecで遅延させる制御は、基準クロックの分解能以上のレベルで駆動電圧を制御できるような高精度の制御回路が必要になる。本実施形態のインクジェットヘッドは、基準クロックの分解能で充電開始タイミングをランダムに遅延させる制御となるため、数nsecでの制御を実現するような高精度な制御回路がなくとも実現できる。
また、各チャンネルの駆動開始を遅延させるためのランダムデータは、主走査方向に並べた複数チャネルにおいて規則性がないようにカスタマイズする。たとえば、ランダムデータは、印刷開始時にリセットされる疑似乱数の発生器が生成されるものであっても良いし、PCなどの外部装置が生成したランダムデータをメモリに保持したものであっても良い。分割区分および分散性に関して特定チャンネルによる規則性がなければ、主走査方向だけでなく、画像形成装置が印刷する画像の副走査方向にも規則性が出なくなり、本制御による画像全体としての品質の劣化も少なくなる。さらに言えば、本実施形態に係るインクジェットヘッドは、各チャネルでランダムに駆動開始を遅延させるため、特定のチャンネル自体の特性によって印刷画像全体に現れる可能性があるスジムラなどを目立たなくする効果もある。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…画像形成装置、11…CPU(プロセッサ)、18…インクジェットヘッド、19…搬送モータ(搬送部)、21…吐出部、22…駆動回路、22A…駆動部、22B…ロジック部、30…ドライバ、32…波形演算器(演算器)、33…乱数出力器(乱数生成器)、33´…乱数出力器、33´a…メモリ、CH…チャネル。

Claims (5)

  1. 駆動電圧に応じて動作するアクチュエータによりインクを吐出する複数のチャネルと、
    前記複数のチャネルの分割数に応じたランダムデータをチャネルごとに出力する乱数出力器と、
    前記乱数出力器が前記チャネルごとに出力するランダムデータに基づいて、前記各チャネルの駆動開始タイミングを遅延させる駆動波形信号を生成する演算器と、
    前記演算器が生成する駆動波形信号に応じた駆動電圧を前記各チャネルに与える複数のドライバと、
    を有するインクジェットヘッド。
  2. 前記乱数出力器は、疑似乱数を生成する乱数生成器を有する、
    請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 前記乱数出力器は、前記ランダムデータを格納するメモリを有する、
    請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  4. 前記演算器は、当該インクジェットヘッドに与えられる基準クロックの分解能で各チャネルの駆動開始タイミングを遅延させる、
    請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  5. 前記請求項1乃至3の何れか1項に記載のインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドがインクを吐出する位置に印刷媒体を送る搬送部と、
    を備える画像形成装置。
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