JP2016032282A5 - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

Description

本発明は、撮像装置およびその制御方法に関する。

本発明はこのような従来技術の課題に鑑みなされたものであり、撮像装置およびその制御方法において、撮像素子と、撮像素子を用いて得られた画像データを処理する回路の消費電力を効率よく削減可能とすることを目的とする。

上述の目的は、撮像手段と、撮像手段から出力された画像データに所定の信号処理を施して出力する信号処理手段と、撮像手段の動作速度および信号処理手段の動作速度を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、前記撮像手段の動作速度が信号処理手段の動作速度よりも速くなるように、撮像手段の動作速度および信号処理手段の動作速度をそれぞれ制御することを特徴とする撮像装置によって達成される。

このような構成により、本発明によれば、撮像装置およびその制御方法において、撮像素子と、撮像素子を用いて得られた画像データを処理する回路の消費電力を効率よく削減可能とすることができる。

以下、添付図面を参照しながら、本発明の例示的な実施形態について説明する。
●（第１の実施形態）
図１は、本発明の第１の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルカメラの機能構成例を示すブロック図である。なお、本発明は撮影機器を有する任意の電子機器に適用可能であり、そのような電子機器の例には、デジタルビデオカメラ、カメラ付携帯電話機、ゲーム機、パーソナルコンピュータ、ドライブレコーダ、家電製品、自動車、ロボット等が含まれる。

Claims (12)

1. 撮像手段と、
   前記撮像手段から出力された画像データに所定の信号処理を施して出力する信号処理手段と、
   前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御する制御手段と、
   を備え、
   前記制御手段は、前記撮像手段の動作速度が前記信号処理手段の動作速度よりも速くなるように、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度をそれぞれ制御することを特徴とする撮像装置。
2. 前記撮像手段は、前記制御手段によって制御された動作速度で画像データを出力する撮像センサを備え、
   前記制御手段は、前記撮像センサが有効画素領域の画像データを出力しない期間の少なくとも一部の期間において、前記撮像センサを、消費電力の少ない動作モードに設定することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
3. 前記撮像手段は、前記制御手段によって制御された動作速度で画像データを出力する撮像センサを備え、
   前記制御手段は、前記撮像センサが有効画素領域の画像データを出力しない期間の少なくとも一部の期間において、前記撮像センサの動作を停止するように制御することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
4. 前記撮像センサが１フレームの前記画像データを出力する期間は、前記信号処理手段が１フレームの前記画像データを処理する期間よりも短いことを特徴とする請求項２または請求項３に記載の撮像装置。
5. 前記制御手段は、前記撮像手段の動作クロックおよび前記信号処理手段の動作クロックを制御することにより、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御することを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれか１項に記載の撮像装置。
6. 前記制御手段は、前記信号処理手段が毎秒ｎ画素の画像データを処理するために必要な動作速度を、前記信号処理手段の動作速度に設定し、前記撮像手段が毎秒ｍ画素（ｍ＞ｎ）の画像データを出力するために必要な動作速度を前記撮像手段の動作速度に設定することを特徴とする請求項１乃至請求項５のいずれか１項に記載の撮像装置。
7. 前記信号処理手段により処理された画像データを記録媒体に記録する記録手段を備え、
   前記制御手段は、前記記録手段が前記信号処理手段からの前記画像データを記録しておらず、前記信号処理手段が前記撮像手段から出力された画像データを表示装置に出力する第１の状態において、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度よりも速い動作速度に制御することを特徴とする請求項１乃至請求項６のいずれか１項に記載の撮像装置。
8. 前記制御手段は、前記第１の状態においては、前記信号処理手段の動作速度を前記表示装置の表示フレームレートに応じた動作速度に制御することを特徴とする請求項７に記載の撮像装置。
9. 前記制御手段は、前記記録手段が前記信号処理手段からの前記画像データを記録する第２の状態において、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を、前記記録手段により記録される前記画像データのフレームレートに応じた動作速度に制御する、ことを特徴とする請求項８に記載の撮像装置。
10. メモリと、
    前記撮像手段から前記画像データを受信し、前記画像データを前記メモリおよび前記信号処理手段の少なくとも一方に出力する受信手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記受信手段の動作速度を、前記撮像手段の動作速度に対応する動作速度とするように制御し、
    前記第１の状態においては前記画像データを前記メモリに出力し、前記第２の状態においては前記画像データを前記信号処理手段に出力するように、前記受信手段を制御する
    ことを特徴とする請求項９に記載の撮像装置。
11. メモリを備え、
    前記制御手段は、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度より速い動作速度にしても前記メモリに対する単位時間あたりのデータアクセス量が上限値を超えないと判断される場合に、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度より速い動作速度とし、そうでない場合に、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度よりも速い動作速度をしないように、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御することを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
12. 撮像手段と、
    前記撮像手段から出力された画像データに所定の信号処理を施して出力する信号処理手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の制御手段が、前記撮像手段の動作速度が前記信号処理手段の動作速度よりも速くなるように、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度をそれぞれ制御する制御工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。