JP6403479B2 - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置およびその制御方法に関する。
デジタルカメラを代表とする、撮影機能を有する電子機器は、様々な画像処理を複合的に実施することにより、一般的な静止画撮影や動画撮影を始めとして、撮影された画像の編集や補正など、様々な画像処理機能をユーザに提供している。
しかしながら、撮像素子の高画素化や、電子機器が提供する撮影機能の高度化により、画像処理が複雑化し、高い画像処理能力が要求されるようになってきている。しかし、処理能力を高めると、消費電力は増大する傾向にある。また、撮像素子の高画素化により、撮像素子を駆動するための消費電力も増大する傾向にある。従って、電力を効率よく消費するように画像処理回路や撮像素子の駆動回路を制御することが求められている。
特許文献1では、リアルタイム画像処理用に設けられているハードウェアを従来よりも活用できるようにして、CPUがソフトウェア的に実行する画像処理を減少させて、画像処理の高速化と低消費電力化とを両立させる構成が開示されている。
特開2000−236473号公報
しかしながら、特許文献1では、撮像素子の消費電力について考慮していない。撮像素子で撮影された画像を画像処理回路で処理する構成において効率よく消費電力を低減するには、画像処理回路の動作だけではなく、撮像素子の駆動動作についても考慮する必要がある。
本発明はこのような従来技術の課題に鑑みなされたものであり、撮像装置およびその制御方法において、撮像素子と、撮像素子を用いて得られた画像データを処理する回路の消費電力を効率よく削減可能とすることを目的とする。
上述の目的は、撮像手段と、撮像手段から出力された画像データに所定の信号処理を施して出力する信号処理手段と、撮像手段の動作速度および信号処理手段の動作速度を制御する制御手段と、信号処理手段により処理された画像データを記録媒体に記録する記録手段と、を備え、制御手段は、記録手段が信号処理手段からの画像データを記録しておらず、信号処理手段が撮像手段から出力された画像データを表示装置に出力する第1状態において、信号処理手段の動作速度を表示装置の表示フレームレートに応じた動作速度に制御し、かつ、撮像手段の動作速度が信号処理手段の動作速度よりも速くなるように撮像手段の動作速度を制御し、記録手段が信号処理手段からの画像データを記録する第2状態において、撮像手段の動作速度および信号処理手段の動作速度を、記録手段により記録される画像データのフレームレートに応じた動作速度に制御する、ことを特徴とする撮像装置によって達成される。
このような構成により、本発明によれば、撮像装置およびその制御方法において、撮像素子と、撮像素子を用いて得られた画像データを処理する回路の消費電力を効率よく削減可能とすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る電子機器の一例としてのデジタルカメラの機能構成例を示すブロック図 撮像センサの駆動速度と垂直ブランキング期間との関係例を示す模式図 本発明の第1の実施形態におけるライブビュー動作を説明するためのフローチャート 第2の実施形態に係るセンサIFおよび周辺機能ブロックを示す図 第2の実施形態におけるレート観測動作を説明するための図
以下、添付図面を参照しながら、本発明の例示的な実施形態について説明する。
●(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルカメラの機能構成例を示すブロック図である。なお、本発明は撮影機器を有する任意の電子機器に適用可能であり、そのような電子機器の例には、デジタルビデオカメラ、カメラ付携帯電話機、ゲーム機、パーソナルコンピュータ、ドライブレコーダ、家電製品、自動車、ロボット等が含まれる。
図1において、撮像を行うための光学系100は、撮像レンズ、シャッター兼絞り等で構成される。撮像部101は、光学系100が結像する被写体像を光電変換して撮像信号を生成する撮像センサ(撮像素子)と、撮像素子の出力信号を処理するアナログフロントエンド(AFE)と、A/D変換器とを含んでいる。
AFEは例えば、撮像センサから出力される画像信号(撮像信号)に含まれるリセットノイズを除去する相関二重サンプリング(CDS)回路と、撮像信号のレベルに応じた利得制御を行うAGC回路と、γ補正回路を有している。A/D変換器はAFEの出力するアナログ信号をデジタルデータ(デジタル画像データ)に変換する。
撮像部101はまた、動作速度(撮像センサの読み出し速度)が異なる複数の動作モードを有しており、CPU106によって外部から切り替えが可能である。撮像部101の動作速度は、例えば撮像部101が有するクロック生成回路や他のクロック生成回路が出力するクロック信号の周波数によって制御することができる。
信号処理部102は、撮像部101が出力するデジタル画像データに対して予め定められた画像処理を適用する。信号処理部102は、例えば、ホワイトバランス調整処理、色補間処理を始めとするいわゆる現像処理や、焦点評価値の生成処理、符号化処理などを行う。また信号処理部102は、表示用画像データを生成したり、記録用の画像ファイルを作成したりもする。また、信号処理部102は一つの集積回路(IC)チップとして構成される。
例えば液晶ディスプレイである表示デバイス111は、信号処理部102が生成した表示用画像データを表示する。記憶部である画像メモリ(SDRAM)110は、信号処理部102が処理過程のデータや記録用の画像ファイルを一時的に記憶するために用いられる。なお、画像メモリ110には、撮像部101や信号処理部102の動作クロックより十分に速いシステムクロックが動作クロックとして供給される。システムクロックは、不図示のクロック生成部、或いは、発振器113からの信号を用いて生成する構成としてもよい。また、画像メモリ及びメモリバス(不図示)に供給されるクロックの周波数は、ライブビュー動作時、及び、動画の記録時の何れにおいても同じであるとする。
記録部112は、信号処理部102が生成する記録用の画像ファイルを、例えば半導体メモリカードである記録媒体に記録する。なお、記録部112が通信機能を有し、画像ファイルを外部に出力してもよい。
発振器113は予め定めた基準周波数を有するパルス信号を出力する。発振器113は信号処理部102内にあってもよい。
次に、信号処理部102の機能構成例について、さらに図1を参照して説明する。同期制御回路103は、撮像部101と表示デバイス111のフレームレートやフレームのタイミングの制御を行う。受信部であるセンサインターフェイス回路(センサIF)104は、撮像部101から出力される画像データを受け取り、後段の、信号処理回路107へ出力するためにデジタル画像データのフォーマット変換等を行う。センサIF104は処理後のデジタル画像データを信号処理回路107を介さず直接、画像メモリ110へ出力することもできる。
クロック生成回路105は、所定の基準周波数を有するパルス信号を発振器113から受信し、所望の周波数を有するクロック信号を生成する回路である。クロック生成回路105は、CLK1としてセンサIF104用のクロックを、CLK2として信号処理部102内の他の回路用のクロックをそれぞれ生成する。クロック生成回路105は、CLK1とCLK2の周波数を変更することができる。また、クロック生成回路105の生成するクロック信号は、撮像部101に供給されてもよい
信号処理回路107は、入力された画像データに対してセンサの欠陥画素補正、光学補正等や、記録画像、表示画像用の適正な信号処理、フォーマット変換などの画像処理を行う。表示処理回路108は、同期制御回路103からの同期信号に基づき、表示デバイス111に応じたフォーマット変換を行い、表示デバイス111へ表示画像データを出力する。
圧縮処理回路109は、信号処理回路107で処理されたデジタル画像データに対し、予め定められた符号化処理を適用する。符号化処理は不可逆的であっても可逆的であってもよい。また、圧縮処理回路109は、符号化結果を含んだ記録用の画像ファイルを生成し、画像メモリ110に書き込む。この画像ファイルは記録部112によって記録媒体に記録もしくは外部装置に出力される。
CPU106(制御部)は、不図示の操作部からの、ユーザの操作による指示に応じて信号処理部102を含むカメラ全体の動作を制御ならびに管理する。CPU106は信号線1062によってシャッター速度、絞り等の制御パラメータを光学系100に送信する。また、CPU106は信号線1061によって、センサ駆動モードの切り替え信号、スタンバイモードと通常の動作モードとの切り替え信号などの撮像センサの制御パラメータを撮像部101に送信する。
次に、図1に示したカメラの、ライブビュー動作時における画像データの処理動作について説明する。なお、ここでは、撮像部101により得られた動画を記録部112に記録していない状態で、撮像部101からの動画を表示デバイス111に表示する状態をライブビュー動作とよぶ。光学系100で結像された光学像は、撮像部101において撮像センサによって電気信号に変換され、その後の処理によってデジタル画像データにされて、センサIF104に入力される。センサIF104は、デジタル画像データのフォーマットや画素の並びを信号処理回路107での処理に適した状態に整えて、信号処理回路107もしくは画像メモリ110に出力する。
センサIF104および信号処理回路107には、撮像部101からデータが入力されるタイミングが同期制御回路103から通知される。また、クロック生成回路105からは、センサIF104(受信部)に対してはCLK1が、信号処理部102内で画像処理に関わる、センサIF104以降の機能ブロック(画像処理部)にはCLK2がそれぞれ供給されている。後述するように、本実施形態においてクロック生成回路105は、CLK1として、90メガピクセル/秒(90MP/s)の処理に必要な周波数、CLK2として、60MP/sの処理に必要な周波数を有するクロック信号を生成する。
センサIF104は、例えば撮像部101から出力されるデータレートが信号処理部102の処理レートより高い場合、信号処理回路107ではなく画像メモリ110にデジタル画像データを出力するように制御される。このように、画像メモリ110は、撮像部101と信号処理部102の処理速度の差を埋めるためのバッファとしても用いられる。
信号処理回路107は、センサIF104または画像メモリ110から得られるデジタル画像データに対して予め定められた処理を実行し、画像メモリ110に保存する。表示処理回路108は、信号処理回路107が画像メモリ110に保存したデジタル画像データを読み出し、同期制御回路103から送信される同期信号に応じて、表示デバイス111へ送信する。
ここでライブビュー時の表示デバイス111が1秒に30フレームの画像データを表示する、つまり、表示フレームレートが30フレーム/秒(30FPS)であるとする。この場合、撮像部101からも30FPSで出力されるように撮像センサの駆動速度などが制御される。
このとき、信号処理部102は、30FPSで入力されるデジタル画像データを、30FPSで表示デバイス111に出力可能な処理レートを保証する必要がある。例えば、撮像部101が1フレームあたり、横1920画素×縦1080画素、即ち2メガピクセル(2百万画素)の画像データを出力するものとする。この場合、信号処理部102は1秒間に2MP/F × 30FPS = 60MP/s の処理性能(1秒間に60MPの画像を処理する)が必要となる。一般に、処理性能は動作クロック周波数に依存するため、60MP/sを実現するために必要な周波数を有する動作クロックを信号処理部102内の機能ブロックに供給する必要がある。
図2は、撮像センサの読み出し動作と1フレーム周期との関係を模式的に示す図である。撮像センサは、矢印で示すように、画面の左上から1画素単位にラスタスキャン方式(点順次処理)で画素値を出力する。撮像センサのうち、記録や表示に用いられる画素の領域(有効画素領域)は、図で白抜きされている部分である。有効画素領域の周囲に存在する斜線が付された領域は、有効画素領域の画像を保証するための領域であり、遮光された画素などが存在する。ここでは、有効画素領域外に存在する画素を余分画素と呼ぶ。
画素データは、左上から水平右方向に、1画素ずつ出力され、余分画素の右端に達すると、次のラインの出力を準備するための無効画素を出力する期間があり、これを水平ブランキング期間(HBLK)と呼ぶ。この動作を繰り返し、最終的に、余分画素の右下端に達し、更に最終ラインのHBLKを出力し終えると、次のフレームのための準備期間として、HBLKと同様に、無効画素を数ライン出力する。これを垂直ブランキング期間(VBLK)と呼ぶ。
VBLKの長さは、撮像センサの読み出しスピードによって決まる。例えば、有効画素を2MP、読み出しスピード(撮像部101の動作速度)を90MP/sとし、余分画素、HBLKの出力時間を無視する(HBLK、余分画素の出力時間は、有効画素の出力時間に対して非常に短い)。この場合、図2(a)に示すように、1フレーム期間(30FPSの場合は、約33[ms])の1/3の期間(33/3=11[ms])がVBLKとなる。一方、有効画素の読み出しスピードを60MP/sとした場合、図2(b)に示すようにVBLKはほとんど発生しない。
有効画素を出力しない期間であるVBLKでは撮像部101の消費電力が有効画素を出力する期間より小さくなるように制御することができる。CPU106は例えばVBLK期間では撮像センサを消費電力の少ない動作モード(スタンバイモード)に遷移させたり、撮像センサの動作を停止させたりすることができる。スタンバイモードに遷移させると、CMOSセンサの場合では、画素アンプ等の回路を停止(画素アンプへの電力供給を停止)することができるため、撮像センサによる消費電力を削減することができる。先に説明したように、2MPの画素を90MP/sで読み出した場合は、約11[ms]のVBLKができるが、60MP/sで読み出すとVBLKがほとんどできない。また、画素アンプなどのアナログ回路は、デジタル回路に比べ、電力供給が停止されてから動作が完全に停止されるまでに要する時間が長い。従って、読み出し速度を60MP/sとした場合には、撮像センサをスタンバイモードに遷移させても消費電力が削減されることが期待できない。
そのため、撮像部101を90MP/sで読み出すモードとし、VBLK期間において撮像センサをスタンバイモードに設定すると、表示フレームレートに合わせた60MP/sで読み出すモードとするよりも消費電力を削減することができる。しかし、信号処理部102が90MP/sの処理能力を持たない(例えば上限が60MP/sである)場合、撮像部101から90MP/sの画像データが供給されると、信号処理部102の処理が追いつかなくなる。あるいは、信号処理部102が90MP/sの処理能力を提供できる場合であっても、必要以上に高いクロックで動作することで信号処理部102の消費電力が増加してしまう。
1フレーム分の有効画素に対応する画像データが、信号処理部102がその画像データを処理可能な期間よりも短い期間で、撮像部101から出力される場合を考える。図1を用いて説明したように、本実施形態では信号処理部102において撮像部101から画像データを受け取るセンサIF104を、画像メモリ110へ画像データを直接出力できるように構成している。そのため、センサIF104を撮像部101の動作速度(画像データの出力スピード)に合わせて駆動し、画像データを画像メモリ110に一旦記憶しておくことが可能になる。そして、信号処理回路107など、信号処理部102の他の機能ブロックは、画像メモリ110に記憶された1フレームの画像データを、撮像部101が1フレームの画像データを出力する期間よりも長い期間で処理する。具体的には、表示デバイス111の表示フレームレートが30FPSであれば、センサIF104を除く信号処理部102の機能ブロックは、60MP/sの処理能力を提供するクロックで動作すればよい。
このように、本実施形態では、信号処理部102において撮像部101の出力を受け取る受信部(センサIF104)と、信号処理を適用する部分の動作クロックとを、独立して設定可能とした。そのため、撮像部101の動作クロックは撮像センサの垂直ブランキング期間が多くなるような周波数としつつ、信号処理部102の(センサIF104以外の)動作クロックは表示(出力)フレームレートに応じた周波数とすることができる。そのため、撮像部101の動作速度に合わせるために信号処理部102を必要以上に高速に動作させる必要が無く、消費電力を低減できる。さらに、撮像センサの垂直ブランキング期間は撮像センサをスタンバイモードに設定することで、一層の電力消費低減が可能になる。
表示フレームレートに対応した処理能力を提供するクロックよりも高い周波数のクロックで撮像部101を動作させた場合、センサIF104は撮像部101から受け取った画像データを信号処理回路107ではなく画像メモリ110に出力する。そして、信号処理回路107は画像メモリ110から画像データを読み出して処理する。
この場合、画像メモリ110に対するデータアクセス(センサIF104による書き込みと信号処理回路107による読み出し)が画像メモリ110のバス帯域内に収まるようにする必要がある。バス帯域は単位時間あたりのデータアクセス量の上限値である。例えば画像メモリ110がSDRAMのようなメモリで構成され、動作周波数400MHz、バスのビット幅が32bit(4Byte)であるとすると、バス帯域は、400MHz × 4Byte = 800MB/sとなる。従って、撮像部101の動作クロックを信号処理回路107の動作クロックより高い周波数とする場合、信号処理回路107が表示フレームレートを実現するために必要な画像メモリ110へのデータアクセス量を確保できるような周波数を決定する必要がある。又は、信号処理回路107が表示フレームレートを実現するために必要な画像メモリ110へのデータアクセス量を確保可能か否かで、撮像部101の動作クロックを信号処理回路107の動作クロックより高い周波数に切り替え可能か否かを判断する必要がある。
なお、ライブビュー中に画像メモリ110にアクセスする他の処理があれば、それらの処理で使用されるバス帯域についても考慮する必要がある。このような他の処理の例には、顔検出や被写体追尾処理などが含まれる。
図3は、ライブビュー動作中にCPU106が行う、撮像部101の駆動速度の制御動作に係るフローチャートである。
S401でCPU106は、光学系100、撮像部101、および信号処理部102をライブビューモードに初期化する。ここでは、ライブビュー表示画像のサイズが2MPであり、表示フレームレートが30FPSであるものとする。従って、ライブビュー動作を実現するために必要な処理能力は60MP/sである。
ライブビュー動作の開始時点において、撮像部101は、60MP/sで画像データを出力する速度(CLK1の周波数)で駆動される。つまり、この時点では、信号処理部102と撮像部101はいずれも出力フレームレートに応じた速度で駆動される。
S402でCPU106は、予め定められたタイミングで、ライブビュー動作中に行われている処理の内容を確認する。具体的には、CPU106は、ライブビュー動作中に行われる可能性のある、画像メモリ110のアクセスを伴う予め定められた処理が実行されているか否かを確認する。ここでは特に画像メモリ110に対するアクセス量がバス帯域に対して無視できない処理として予め定められた処理(例えば顔検出処理および被写体追尾処理)が行われているか否かを確認する。
S403においてCPU106は、S402で確認した処理の実施有無に従って、60MP/sより高い所定の出力レート(90MP/sとする)に対応した駆動速度で撮像部101を駆動できるかどうか(高速駆動できるかどうか)を判定する。つまり、CPU106は、撮像部101の駆動速度を上げても、画像メモリ110に対するデータアクセスがバス帯域内に収まるかどうかを判定する。
この判定方法に特に制限はなく、任意の方法を用いることができる。例えばS402において実行有無の確認対象となっている処理のうち、実行されているものの組み合わせごとに高速駆動の可否を予め調べて対応付けたデータをテーブル等で保持しておき、S402の確認結果に応じてテーブルを参照すればよい。これは、ライブビュー時の表示フレームレートおよびライブビュー画像のサイズ(画素数)、および高速駆動時の駆動速度が予め定められている場合に有用である。
ライブビュー表示に必要な信号処理回路107によるアクセス量と、現在実行されている処理によるアクセス量との、所定期間の平均値を測定し、高速駆動時に発生するセンサIF104によるアクセス量との合計がバス帯域を超えるか否かを判定してもよい。
撮像部101の駆動速度を90MP/sに高速化しても画像メモリ110のバス帯域が破綻しない(バス帯域を超えるアクセス量が発生しない)と判定される場合、CPU106は処理をS404へ進める。撮像部101を高速駆動すると画像メモリ110のバス帯域が破綻すると判定される場合、CPU106は撮像部101の駆動速度を現在のままとし、処理をS407に進める。
S404でCPU106は、クロック生成回路105に対し、センサIF104に供給するクロックCLK1を、90MP/sに対応する周波数とするように指示する。
S405でCPU106は、センサIF104の出力が信号処理回路107ではなく画像メモリ110となるように切り替えるとともに、画像データを画像メモリ110から取得するように信号処理回路107の動作を切り替える。これにより、センサIF104から画像データが画像メモリ110へ直接出力されて保持され、保持された画像データを信号処理回路107が読み出すように、データ処理フローが変更される。
S406でCPU106は、S404,405で信号処理回路の準備が整ったので、CPUから撮像部101へ信号線1061によって、センサ駆動モードを90MP/sの出力を行うモードへ切り替えることを通知する。これにより、撮像部101は撮像センサの駆動モードを切り替える。また、CPU106は、センサIF104へは、90MP/sに対応した垂直及び水平の同期信号を出力し、信号処理回路107以降の処理を行う機能ブロックに対しては60MP/sに対応した同期信号を出力するよう、同期制御回路103を制御する。そして、CPU106は、図2に示す垂直ブランキング期間VBLKにおいて、撮像センサをスタンバイモードに変更する。また、CPU106は、図2の有効画素の読み出し期間において、撮像センサを動作させる。
S407でCPU106は、ライブビュー動作の停止指示の有無の判断(例えば、動画の記録指示が入力されたかどうかの判断)を行い、ライブビュー続行の場合は、処理をS402に戻し、ライブビュー停止指示があればライブビュー動作を終了する。
例えば、ライブビュー動作時に、操作部から動画記録の指示があった場合、CPU106は、CLK1、CLK2共に、記録される動画のフレームレートに応じた周波数に変更する。このとき、CLK1、CLK2の周波数の最大値は、90MP/sに対応した周波数となる。そして、撮像部101及び、信号処理部102の各部を、それぞれ、この記録される動画のフレームレートに対応した周波数のクロックで動作させる。また、CPU106は、動画の記録が開始されると、センサIF104からの動画データを信号処理回路107に出力する。信号処理部102は、センサIF104からの動画データを処理した後、画像メモリ110に書き込む。その後、前述のように、画像メモリ110に記憶された動画データが読み出され、圧縮処理された後、記録部112により記録される。
また、動画記録の停止の指示があった場合、CPU106は、記録部112による記録を停止させ、図3の処理を実行する。
以上説明したように本実施形態によれば、信号処理部において撮像部から画像データを受信する部分と、信号処理を適用する部分との動作速度を独立して設定可能とした。そのため、信号処理部全体の動作速度を撮像部の動作速度に合わせたり、撮像部の動作速度を信号処理部の動作速度に合わせる必要がなく、撮像部と信号処理部とをそれぞれ適切な速度で駆動することができる。そのため、処理能力を低下させることなく消費電力を効率よく低減することができる。
なお、本実施形態ではライブビュー動作時について説明したが、撮像センサを動作させて、動画を取得している状態であればライブビュー動作時に限らず本発明を適用可能である。ただし、動画を記録する場合には、圧縮処理回路による画像メモリのアクセスについても考慮して撮像部の駆動速度を上げるかどうかを判定するようにする。
また、撮像部101の出力レートが撮像センサの読み出し速度と同じであると見なせる場合、上述の説明における撮像部101の駆動速度を撮像センサの駆動速度と読み替えてよい。この場合、クロック生成回路105がCLK1を撮像部101のクロック信号として供給してもよい。
また、本実施形態では、クロック生成回路105は、CLK1、CLK2として、90MP/sに対応した周波数、及び、60MP/sに対応した周波数のクロックを生成した。これ以外にも、例えば、クロック生成回路105が、撮像センサが動作可能な最大の周波数である第1の周波数と、ライブビュー処理のための第2の周波数のクロックを生成するように構成してもよい。この場合、ライブビュー時においては、CLK1として第1の周波数のクロックを生成し、CLK2として第2の周波数のクロックを生成する。そして、CPU106が、CLK1を撮像部101とセンサIF104に供給し、CLK2を信号処理部102の残りの部分に供給するように制御する。一方、動画記録中においては、CLK1、CLK2共に、第1の周波数とする。
●(第2の実施形態)
第1の実施形態では、撮像部101の出力レートが60MP/sから90MP/sに切り替える場合、センサIF104の出力先を信号処理回路107から画像メモリ110へ切り替える構成を説明した。しかしながら実際は、撮像センサの出力レートとセンサIF104の受信レート(撮像部101の出力レート)は必ずしも一致しない。これは、CMOSセンサの場合など、撮像センサから出力されたデータが信号処理部に到達するまでに行われる処理(データ並び替えなど)が存在することによる。従って、撮像部101の動作モードを高速読み出しモードに切り替えても、センサIF104に少量のバッファを持たせるだけで対応可能な場合もある。
図4は、本実施形態に係るセンサIF104に特徴的な構成を示している。センサIF104は、撮像センサの有効画素1水平ライン分の容量を有する、例えばFIFO形式のレート観測用バッファ1041と、データ残存検出回路1042とを有している。スイッチ1043は、CPU106の制御に従い、センサIF104の出力先を信号処理回路107と画像メモリ110との間で切り替える。
例えば、再生モードからライブビューモードに遷移した場合、CPU106は最初の所定期間(例えば数フレーム)について、スイッチ1043を信号処理回路107側に切り替えるとともに、高速読み出しモードで撮像部101を動作させる。センサIF104は、受信した画像データをレート観測用バッファ1041へ順次格納しながら、信号処理回路107に順次出力する。
データ残存検出回路1042は、水平ラインの開始時点で、レート観測用バッファ1041に画像データが残っているか確認する。図5は、レート観測用バッファ1041に存在するデータ量の時間変化を、水平1ライン期間について模式的に示した図である。撮像部101の出力レートが信号処理回路107の動作速度(処理レート)より高い場合、レート観測用バッファ1041にデータが蓄積していく。
しかしながら、HBLKの間、撮像部101から信号処理部102へ画像データが出力されない。従って、HBLKの開始時にレート観測用バッファ1041に画像データが残っていても、図5に示すようにHBLKが終了する前に全て信号処理回路107へ出力されれば問題ない。一方、次の水平ラインの有効画素を受信し始めた時点においてもレート観測用バッファ1041に画像データが残っている場合、そのままでは処理しきれない画像データが発生する。
データ残存検出回路1042は、同期制御回路103から通知される、水平ラインの開始タイミングにおいて、レート観測用バッファ1041に画像データが残存しているか調べる。画像データが残存している場合、CPU106に通知する。CPU106は例えば所定期間が終了するまでに通知がなければ、撮像部101を高速読み出しモードのまま駆動するとともに、センサIF104の出力先を信号処理回路107のままとする。
一方、所定期間内に通知があれば、撮像部101を通常読み出しモードに切り替え、その後は第1の実施形態で説明したように処理を行う。
本実施形態によれば、実際に必要な場合にだけ画像データを画像メモリ110へ保存するようにするため、画像メモリ110のバス帯域を不必要な消費を抑制できるほか、画像メモリ110の読み書きに要する消費電力を削減することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100…光学系、101…撮像部、102…信号処理部、103…同期制御回路、105…クロック生成回路、107…信号処理回路、108…表示処理回路、109…圧縮処理回路、110…画像メモリ、111…表示デバイス、112…記録部、113…発振器

Claims (19)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段から出力された画像データに所定の信号処理を施して出力する信号処理手段と、
    前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御する制御手段と、
    前記信号処理手段により処理された画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記記録手段が前記信号処理手段からの前記画像データを記録しておらず、前記信号処理手段が前記撮像手段から出力された画像データを表示装置に出力する第1状態において、前記信号処理手段の動作速度を前記表示装置の表示フレームレートに応じた動作速度に制御し、かつ、前記撮像手段の動作速度が前記信号処理手段の動作速度よりも速くなるように前記撮像手段の動作速度を制御し、
    前記記録手段が前記信号処理手段からの前記画像データを記録する第2状態において、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を、前記記録手段により記録される前記画像データのフレームレートに応じた動作速度に制御する
    とを特徴とする撮像装置。
  2. メモリと、
    前記撮像手段から前記画像データを受信し、前記画像データを前記メモリおよび前記信号処理手段の少なくとも一方に出力する受信手段と、をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記受信手段の動作速度を、前記撮像手段の動作速度に対応する動作速度とするように制御し、
    前記第1状態においては前記画像データを前記メモリに出力し、前記第2状態においては前記画像データを前記信号処理手段に出力するように、前記受信手段を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1状態において、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度より速い動作速度にしても前記メモリに対する単位時間あたりのデータアクセス量が上限値を超えないと判断される場合に、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度より速い動作速度とし、そうでない場合に、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度よりも速い動作速度としないように、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 撮像手段と、
    前記撮像手段から出力された画像データに所定の信号処理を施して出力する信号処理手段と、
    前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御する制御手段と、
    メモリと、を備え、
    前記制御手段は、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度より速い動作速度にしても前記メモリに対する単位時間あたりのデータアクセス量が上限値を超えないと判断される場合に、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度より速い動作速度とし、そうでない場合に、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度よりも速い動作速度としないように、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御することを特徴とする撮像装置。
  5. 前記撮像手段から前記画像データを受信し、前記画像データを前記メモリおよび前記信号処理手段の少なくとも一方に出力する受信手段、を備え、
    前記受信手段は、前記撮像手段の動作速度が前記信号処理手段の動作速度より速い場合に、前記画像データを前記メモリに出力し、そうでない場合に、前記画像データを前記信号処理手段に出力することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像手段は、前記制御手段によって制御された動作速度で画像データを出力する撮像センサを備え、
    前記制御手段は、前記撮像センサが有効画素領域の画像データを出力しない期間の少なくとも一部の期間において、前記撮像センサを、消費電力の少ない動作モードに設定することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像手段は、前記制御手段によって制御された動作速度で画像データを出力する撮像センサを備え、
    前記制御手段は、前記撮像センサが有効画素領域の画像データを出力しない期間の少なくとも一部の期間において、前記撮像センサの動作を停止するように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像センサが1フレームの前記画像データを出力する期間は、前記信号処理手段が1フレームの前記画像データを処理する期間よりも短いことを特徴とする請求項または請求項に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記撮像手段の動作クロックおよび前記信号処理手段の動作クロックを制御することにより、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記制御手段は、前記信号処理手段が毎秒n画素の画像データを処理するために必要な動作速度を、前記信号処理手段の動作速度に設定し、前記撮像手段が毎秒m画素(m>n)の画像データを出力するために必要な動作速度を前記撮像手段の動作速度に設定することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記動作速度は、前記撮像手段および前記信号処理手段の動作クロックであることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 撮像手段と、
    前記撮像手段から出力された画像データに所定の信号処理を施して出力する信号処理手段と、
    前記信号処理手段により処理された画像データを記録媒体に記録する記録手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の制御手段が前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御する制御工程を有し、
    前記制御工程において前記制御手段は、
    前記記録手段が前記信号処理手段からの前記画像データを記録しておらず、前記信号処理手段が前記撮像手段から出力された画像データを表示装置に出力する第1状態において、前記信号処理手段の動作速度を前記表示装置の表示フレームレートに応じた動作速度に制御し、かつ、前記撮像手段の動作速度が前記信号処理手段の動作速度よりも速くなるように前記撮像手段の動作速度を制御し、
    前記記録手段が前記信号処理手段からの前記画像データを記録する第2状態において、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を、前記記録手段により記録される前記画像データのフレームレートに応じた動作速度に制御する、ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. 前記撮像装置が、前記撮像手段から前記画像データを受信し、前記画像データを前記撮像装置が備えるメモリおよび前記信号処理手段の少なくとも一方に出力する受信手段をさらに備え、
    前記制御工程において前記制御手段は、
    前記受信手段の動作速度を、前記撮像手段の動作速度に対応する動作速度とするように制御し、
    前記第1状態においては前記画像データを前記メモリに出力し、前記第2状態においては前記画像データを前記信号処理手段に出力するように、前記受信手段を制御する、ことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置の制御方法。
  14. 前記制御工程において前記制御手段は、
    前記第1状態において、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度より速い動作速度にしても前記メモリに対する単位時間あたりのデータアクセス量が上限値を超えないと判断される場合に、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度より速い動作速度とし、そうでない場合に、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度よりも速い動作速度としないように、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置の制御方法。
  15. 撮像手段と、
    前記撮像手段から出力された画像データに所定の信号処理を施して出力する信号処理手段と、
    前記信号処理手段により処理された画像データを記録媒体に記録する記録手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の制御手段が前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御する制御工程を有し、
    前記制御工程において前記制御手段は、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度より速い動作速度にしても前記撮像装置が前記撮像装置が備えるメモリに対する単位時間あたりのデータアクセス量が上限値を超えないと判断される場合に、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度より速い動作速度とし、そうでない場合に、前記撮像手段の動作速度を前記信号処理手段の動作速度よりも速い動作速度としないように、前記撮像手段の動作速度および前記信号処理手段の動作速度を制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 前記撮像装置の受信手段が、前記撮像手段から前記画像データを受信し、前記画像データを前記撮像装置が備えるメモリおよび前記信号処理手段の少なくとも一方に出力する受信工程をさらに備え、
    前記受信工程において前記受信手段は、前記撮像手段の動作速度が前記信号処理手段の動作速度より速い場合に、前記画像データを前記メモリに出力し、そうでない場合に、前記画像データを前記信号処理手段に出力することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置の制御方法。
  17. 前記撮像手段は、前記制御工程によって制御された動作速度で画像データを出力する撮像センサを備え、
    前記制御工程において前記制御手段は、前記撮像センサが有効画素領域の画像データを出力しない期間の少なくとも一部の期間において、前記撮像センサを、消費電力の少ない動作モードに設定することを特徴とする請求項12乃至請求項16のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
  18. 前記撮像手段は、前記制御工程によって制御された動作速度で画像データを出力する撮像センサを備え、
    前記制御工程において前記制御手段は、前記撮像センサが有効画素領域の画像データを出力しない期間の少なくとも一部の期間において、前記撮像センサの動作を停止するように制御することを特徴とする請求項12乃至請求項16のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
  19. 前記動作速度は、前記撮像手段および前記信号処理手段の動作クロックであることを特徴とする請求項12乃至請求項18のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
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