JP2016032188A - 動画再生制御装置、動画再生制御方法及びプログラム - Google Patents

動画再生制御装置、動画再生制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示制御のパワーセーブモードが有効である場合に、適切な情報を確実に表示することである。
【解決手段】端末装置20は、透明フレームからなり、パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止される形式の第1の動画ファイルを表示部24に再生し、パワーセーブモードにより一時停止されない形式の非制限画像ファイルを第1の動画ファイルの下に重ね合わせて表示し、第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生されたか否かを判別する。端末装置20は、第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生された場合に、パワーセーブモードにより一時停止される形式の第2の動画ファイルを非制限画像ファイルの上に重ね合わせて再生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画再生制御装置、動画再生制御方法及びプログラムに関する。
従来、インターネットに接続されたPC(Personal Computer)等の端末装置において、Webサーバから提供されるWebページを表示する場合に、広告の動画ファイルを当該ページ上に表示することが知られている。
また、通信部の消費電力を抑えるためのパワーセーブモード(以下、通信のパワーセーブモードとする)を選択可能な端末装置が知られている。例えば、音声、動画等のファイルを受信してストリーミング表示する場合に、キャッシュ残量を算出し、キャッシュ残量に応じてリアルタイム要求の有無を判定し、その判定結果に応じて通信部の消費電力を抑える通信パワーセーブモードの開始及び終了を制御する通信端末装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2009−71385号公報
上記通信のパワーセーブモードとは別に、端末装置におけるWebページの表示時に、広告等の動画ファイルを再生し1フレーム目で一時停止することにより、制御部の処理負荷を抑えて消費電力を抑えるパワーセーブモード(以下、表示制御のパワーセーブモードとする)が知られている。一時停止された動画ファイルは、ユーザからのクリック操作に応じて、再生が再開される。
しかし、提供される動画ファイルは、表示制御のパワーセーブモードを意図していないものが多い。例えば、提供される動画ファイルが広告である場合に、表示制御のパワーセーブモードが有効であると、動画ファイルの1フレーム目が表示されて一時停止され、当該1フレーム目が真っ白等、広告の内容が不明である場合に、ユーザが広告に興味を示さなく、CTR(Click Through Ratio)の低下を招く。この問題は、当然、従来の通信のパワーセーブモードを制御する通信端末装置では解決されない。
本発明の課題は、表示制御のパワーセーブモードが有効である場合に、適切な情報を確実に表示することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明の動画再生制御装置は、
透明フレームからなり、パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止される形式の第1の動画ファイルを表示手段に再生する第1の再生制御手段と、
前記パワーセーブモードにより一時停止されない形式の非制限画像ファイルを前記第1の動画ファイルの下に重ねて表示する表示制御手段と、
前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生されたか否かを判別する判別手段と、
前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生された場合に、前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の第2の動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する第2の再生制御手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の動画再生制御装置において、
前記判別手段は、前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生されたか否かにより、前記パワーセーブモードにより一時停止された前記第1の動画ファイルの再生が再開されたか否かを判別する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の動画再生制御装置において、
前記第1の動画ファイルは、帯域判定用ファイルであり、
前記第1の動画ファイルをサーバから受信する受信手段と、
前記受信された第1の動画ファイルの受信時間から帯域を判定する判定手段と、を備え、
前記受信手段は、前記判定された帯域に対応する第2の動画ファイルを前記サーバから受信し、
前記第2の再生制御手段は、前記受信された第2の動画ファイルを再生する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の動画再生制御装置において、
前記表示制御手段は、前記第1の動画ファイルの再生開始から、前記所定番目のフレームまでの再生時間よりも長い所定時間の経過後に、前記非制限画像ファイルを表示する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の動画再生制御装置において、
非制限画像ファイルの表示指示の入力を受け付ける操作手段を備え、
前記表示制御手段は、前記非制限画像ファイルの表示指示が入力された場合に、前記非制限画像ファイルを表示する。
請求項6に記載の発明の動画再生制御装置は、
パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止されない形式の非制限画像ファイルを表示手段に表示する表示制御手段と、
前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の動画ファイルであって、最初に所定数の透明フレームが追加された動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する再生制御手段と、を備える。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の動画再生制御装置において、
前記パワーセーブモードにより表示制限される形式の動画ファイルの最初に所定数の透明フレームを追加する追加手段を備え、
前記再生制御手段は、前記追加手段により所定数の透明フレームが追加された動画ファイルを再生する。
請求項8に記載の発明の動画再生制御方法は、
透明フレームからなり、パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止される形式の第1の動画ファイルを表示手段に再生する第1の再生制御工程と、
前記パワーセーブモードにより一時停止されない形式の非制限画像ファイルを前記第1の動画ファイルの下に重ねて表示する表示制御工程と、
前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生されたか否かを判別する判別工程と、
前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生された場合に、前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の第2の動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する第2の再生制御工程と、を含む。
請求項9に記載の発明の動画再生制御方法は、
パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止されない形式の非制限画像ファイルを表示手段に表示する表示制御工程と、
前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の動画ファイルであって、最初に所定数の透明フレームが追加された動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する再生制御工程と、を含む。
請求項10に記載の発明のプログラムは、
コンピュータを、
透明フレームからなり、パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止される形式の第1の動画ファイルを表示手段に再生する第1の再生制御手段、
前記パワーセーブモードにより一時停止されない形式の非制限画像ファイルを前記第1の動画ファイルの下に重ねて表示する表示制御手段、
前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生されたか否かを判別する判別手段、
前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生された場合に、前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の第2の動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する第2の再生制御手段、
として機能させる。
請求項11に記載の発明のプログラムは、
コンピュータを、
パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止されない形式の非制限画像ファイルを表示手段に表示する表示制御手段、
前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の動画ファイルであって、最初に所定数の透明フレームが追加された動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する再生制御手段、
として機能させる。
本発明によれば、表示制御のパワーセーブモードが有効である場合に、適切な非制限画像ファイルを確実に表示できる。
本発明の実施の形態のページ表示システムを示すブロック図である。 (a)は、Webページを示す図である。(b)は、非制限広告ファイルを示す図である。(c)は、透明動画ファイルを示す図である。(d)は、広告動画ファイルを示す図である。 第1のページ表示処理を示すフローチャートである。 第2のページ表示処理を示すフローチャートである。 広告表示領域を示す図である。 第3のページ表示処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る第1の実施の形態、変形例及び第2の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
[1.第1の実施の形態]
図1〜図3を参照して、本発明に係る第1の実施の形態を説明する。
[1−1.装置構成の説明]
図1を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態のページ表示システム1を示すブロック図である。
[1−1−1.全体構成]
図1を参照して、本実施の形態のページ表示システム1を説明する。
ページ表示システム1は、Webページを広告の画像ファイルとともに表示するシステムである。図1に示すように、ページ表示システム1は、サーバ10と、動画再生制御装置としての端末装置20と、を備える。サーバ10及び端末装置20は、通信ネットワークNを介して接続されている。
サーバ10は、Webページを端末装置20に提供するWebサーバである。サーバ10は、複数のWebサーバの1つを代表して示したものである。
端末装置20は、Webページを表示する端末装置である。端末装置20は、Webページ上の動画ファイルの再生を1フレーム目で一時停止して消費電力を抑える表示制御のパワーセーブモードの有効/無効が設定可能であるものとする。このため、端末装置20が、二次電池により電源供給を行うために表示制御のパワーセーブモードの省電力の効果が高い携帯端末としてのノートPCであるものとして説明する。しかし、これに限定されるものではなく、端末装置20は、タブレットPC、スマートフォン等、他の携帯端末や、デスクトップPC等としてもよい。表示制御のパワーセーブモードの機能は、端末装置20のOS(Operating System)プログラム上で実行されるブラウザプログラムにより実現されるものとする。なお、表示制御のパワーセーブモードは、Webページ上の動画ファイルの再生を2以上の複数フレーム目で一時停止して消費電力を抑えるものとしてもよい。
通信ネットワークNは、インターネットであり、LAN(Local Area Network)や専用線等を含んでもよい。
[1−1−2.サーバ10の機能構成]
図1に示すように、サーバ10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、を備える。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)からなり、サーバ10の各部を制御する。制御部11は、各種システムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち指定されRAMに展開されたプログラムとCPUとの協働により、各種処理を実行する。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等、情報の読み出し及び書き込みが可能な記憶部により構成され、各種データ及び各種プログラムを記憶する。また、記憶部12は、Webページのページデータ、後述する非制限広告ファイル、透明動画ファイル、広告動画ファイルを記憶している。
通信部13は、ネットワークカード等により構成され、通信ネットワークNに有線接続され、通信ネットワークN上の機器(端末装置20)と情報の送受信を行う。
[1−1−3.端末装置20の機能構成]
図1に示すように、端末装置20は、第1、第2の再生制御手段、再生制御手段、表示制御手段、判別手段、判定手段としての制御部21と、記憶部22と、受信手段としての通信部23と、表示手段としての表示部24と、操作手段としての操作部25と、計時部26と、を備える。
制御部21は、CPU、RAMからなり、端末装置20の各部を制御する。制御部21は、OSプログラム、ブラウザプログラム等の各種システムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち指定されRAMに展開されたプログラムとCPUとの協働により、各種処理を実行する。
記憶部22は、HDD、SSD等、情報の読み出し及び書き込みが可能な記憶部により構成され、各種データ及び各種プログラムを記憶する。
通信部23は、アンテナ、変調復調回路、信号処理回路等を含む無線通信ユニットにより構成され、通信ネットワークN上の基地局(図示略)又はアクセスポイント(図示略)と無線通信を行う。制御部21は、通信部23を介して、通信ネットワークN上の機器(サーバ10)と通信を行う。
表示部24は、LCD(Liquid Crystal Display)や、EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ等の表示パネルを有し、各種表示情報を表示パネルに表示する。
操作部25は、キーボードとタッチパッド等のポインティングデバイスとを備え、ユーザからのキー操作及び位置入力操作を受け付け、その操作情報を制御部21に出力する。
計時部26は、リアルタイムクロックであり、現在の日時を計時し、現在日時情報を制御部21に出力する。
[1−2.Webページの構造]
図2を参照して、端末装置20で表示されるWebページの構造を説明する。図2(a)は、Webページ30を示す図である。図2(b)は、非制限広告ファイル40を示す図である。図2(c)は、透明動画ファイル50を示す図である。図2(d)は、広告動画ファイル60を示す図である。
Webページ30は、端末装置20で表示されるページデータのWebページの一例である。図2(a)に示すように、Webページ30は、広告表示領域31を有する。広告表示領域31は、広告画像が表示される領域である。広告表示領域31には、下層としての非制限広告ファイル40と、上層としての透明動画ファイル50又は広告動画ファイル60と、が重ね合わされて表示される。
図2(b)に示すように、非制限広告ファイル40は、広告の静止画の画像ファイルであって、ファイル形式がGIF(Graphics Interchange Format)であるファイルである。GIFは、表示制御のパワーセーブモードが有効にされている場合にも、1フレーム目で一時停止されるような表示の制限がかからないファイル形式である。なお、非制限広告ファイル40は、BMP(Microsoft Windows(登録商標) Bitmap Image)やJPEG(Joint Photographic Experts Group)等、表示制御のパワーセーブモードにより1フレーム目で一時停止される表示制限がかからない他のファイル形式の静止画、動画の画像ファイルであってもよい。
図2(c)に示すように、透明動画ファイル50は、複数フレームからなり且つ全フレームが透明であるSWF(Small Web Format、フラッシュ)のフォーマット方式のファイルである。SWFは、表示制御のパワーセーブモードが有効にされている場合に、1フレーム目で一時停止されるように、表示の制限がかかるファイル形式である。また、透明動画ファイル50は、帯域判定用のファイルとしても機能する。透明動画ファイル50の容量は、例えば、20[kB]程度である。
図2(d)に示すように、広告動画ファイル60は、複数フレームからなる広告の動画のSWFファイルである。なお、透明動画ファイル50、広告動画ファイル60は、表示制御のパワーセーブモードで1フレーム目での一時停止の表示の制限がかかる他のファイル形式の動画ファイルであってもよい。広告動画ファイル60として、帯域がブロードバンド用の容量(フレーム数、再生時間等)の大きなSWFファイルと、帯域がナローバンド用の容量の小さなSWFファイルとが用意されている。しかし、SWFを再生できない程細い帯域用に、SWF以外のファイル形式の広告動画ファイル60も用意されるものとする。
また、非制限広告ファイル40が広告の内容を示す代表画像であるものとし、非制限広告ファイル40の広告の本編が広告動画ファイル60の動画であるものとする。なお、非制限広告ファイル40と、透明動画ファイル50、広告動画ファイル60とが、全て同じファイル形式であっても、表示制御のパワーセーブモードで1フレーム目での一時停止の表示の制限がかかる形式のものと、表示制御のパワーセーブモードで1フレーム目での一時停止の表示の制限がかかる形式のものとする構成としてもよい。例えば、表示制御のパワーセーブモードにおいて、静止画でGIFの形式のファイルが、1フレーム目での一時停止の表示の制限がかからなく、動画でGIFの形式のファイルが、1フレーム目での一時停止の表示の制限がかかるものとする。このとき、非制限広告ファイル40が、静止画でGIFの形式のファイルであり、透明動画ファイル50、広告動画ファイル60が、動画でGIFの形式のファイルであるものとしてもよい。
また、端末装置20において、広告動画ファイル60が表示された広告表示領域31をクリック入力することで、広告のさらなる情報(詳細な説明情報や、購入画面情報等)のWebページへジャンプされ、広告のさらなる情報のWebページのページデータがサーバ10から受信されて表示部24に表示されるものとする。このとき、CTRのカウントがアップされる。
[1−3.ページ表示システム1の動作]
図3を参照して、ページ表示システム1の動作を説明する。図3は、第1のページ表示処理を示すフローチャートである。
端末装置20で実行される第1のページ表示処理を説明する。予め、端末装置20において、制御部21により記憶部22に記憶されたOSプログラム及びブラウザプログラムが起動しているものとする。また、操作部25を介するユーザからの操作により、パワーセーブモードが有効か無効かの設定情報が入力されて記憶部22に記憶されているものとする。パワーセーブモードの有効/無効は、例えば、ドメイン毎に設定される。例えば、端末装置20において、あるドメインのWebページを初めて表示させた場合に、操作部25を介して、ユーザからの当該ドメインのパワーセーブモードの有効/無効が入力され、設定情報に設定される。この設定情報は、ブラウザプログラムを実行する制御部21により、パワーセーブモードの機能実行に用いられる。
端末装置20において、例えば、ユーザから目的のWebページの指示情報(URL(Uniform Resource Locator)等)が入力され、制御部21は、入力された指示情報に対応するWebページのページデータをサーバ10から受信する。目的のWebページは、サーバ10で提供するWebページとする。当該ページデータには、例えばJavaScript(登録商標) 等で記述された第1のページ表示プログラムが含まれている。端末装置20において、例えば、ページデータがサーバ10から受信されたことをトリガとして、制御部21は、受信された第1のページ表示プログラムに従い、第1のページ表示処理を実行する。
図3に示すように、先ず、制御部21は、通信部23を介して、受信されたページデータに対応する非制限広告ファイルの要求をサーバ10に送信し、当該非制限広告ファイルをサーバ10から受信する(ステップS11)。ステップS11において、サーバ10の制御部11は、通信部13を介して、非制限広告ファイルの要求を端末装置20から受信すると、当該非制限広告ファイルを記憶部12から読み出して端末装置20に送信する。そして、制御部21は、受信されたページデータを表示部24に表示する(ステップS12)。
そして、制御部21は、通信部23を介して、透明動画ファイルの要求をサーバ10に送信し、当該透明動画ファイルをサーバ10から受信するとともに、計時部26から出力される日時情報を用いて、当該透明動画ファイルの送信開始から受信終了までの受信時間を計測する(ステップS13)。ステップS13において、サーバ10の制御部11は、通信部13を介して、透明動画ファイルの要求を端末装置20から受信すると、当該透明動画ファイルを記憶部22から読み出して端末装置20に送信する。
そして、制御部21は、ステップS13で計測した受信時間と、透明動画ファイルの容とを用いて、回線速度(=容量/受信時間)を算出し、算出した回線速度に対応する帯域を判定する(ステップS14)。帯域は、例えば、ブロードバンド、ナローバンド、SWFが再生できない程の細い帯域の3つである。
そして、制御部21は、ステップS13で受信された透明動画ファイルをページデータの広告表示領域で再生するとともに、計時部26から出力される日時情報を用いて、再生開始からのタイマのカウントを開始する(ステップS15)。
ステップS15の実行後、制御部21は、再生中の透明動画ファイルの2フレーム目が再生されたか否かを判別する(ステップS16)。例えば、透明動画ファイルは、2フレーム目が再生されるとその旨の情報(コールバック)を、第1のページ表示プログラムを実行する制御部21に出力するスクリプトが埋め込んであり、制御部21は、2フレーム目の再生の旨の情報が入力されると、2フレーム目が再生されたと判別する。表示制御のパワーセーブモードにおいて、広告表示領域にパワーセーブが機能していると、透明動画ファイルの1フレーム目までしか再生されず、1フレーム目で一時停止される。また、ステップS16は、表示制御のパワーセーブモードにより一時停止された透明動画ファイルの再生が再開されたか否かを判別している。2フレーム目が再生された場合(ステップS16;YES)、ステップS19に移行される。パワーセーブモードが無効の場合、一時停止無しで2フレーム目が再生される。
2フレーム目が再生されていない場合(ステップS16;NO)、制御部21は、カウント中のタイマが50[ms]を経過したか否かを判別する(ステップS17)。ステップS17は、パワーセーブモードが有効か否かを判別するためのステップである。この50[ms]は、透明動画ファイルの再生開始から2フレーム目までの再生時間よりも長い所定時間であり、他の値でもよい。50[ms]を経過すれば、パワーセーブモードが有効である。50[ms]を経過していない場合(ステップS17;NO)、ステップS16に移行される。50[ms]を経過した場合(ステップS17;YES)、制御部21は、ステップS11で受信した非制限広告ファイルをページデータの広告表示領域に表示し(ステップS18)、ステップS19に移行する。
ステップS18の時点では、例えば、図2における非制限広告ファイル40の上に透明動画ファイル50が重ね合わされて再生されているので、ユーザは、広告表示領域31において、非制限広告ファイル40のみが目視により認識できる。
また、ステップS15の実行後、制御部21は、ステップS16と同様に、再生中の透明動画ファイルの2フレーム目が再生されたか否かを判別する(ステップS19)。ステップS18により非制限広告ファイルが表示された場合に、ユーザは、非制限広告ファイルを目視して、それに興味があり本編としての広告動画ファイルを見たい場合に、操作部25を介して、非制限広告ファイルが表示された広告表示領域上のクリック入力(本出願にいうクリックは、タッチパネルに対するタップなどのタッチ操作その他の選択操作であってもよい)を行う。ブラウザプログラムを実行する制御部21は、非制限広告ファイルが表示された広告表示領域のクリック入力がなされた場合に、透明動画ファイル再生の一時停止を解除し、透明動画ファイルの2フレーム以降も再生する。
2フレーム目が再生された場合(ステップS19;YES)、制御部21は、通信部23を介して、ステップS14で判定された帯域に応じた広告動画ファイルの要求をサーバ10に送信し、当該広告動画ファイルをサーバ10から受信する(ステップS20)。例えば、帯域がブロードバンドの場合に、容量が大きな広告動画ファイルが要求され、帯域がナローバンドの場合に、容量が小さな広告動画ファイルが要求され、SWFが再生できない細い帯域の場合に、SWF以外の広告動画ファイルが要求される。ステップS20において、サーバ10の制御部11は、通信部13を介して、広告動画ファイルの要求を端末装置20から受信すると、当該広告動画ファイルを記憶部12から読み出して端末装置20に送信する。
そして、制御部21は、ステップS20で受信された広告動画ファイルをページデータの広告表示領域で再生し(ステップS21)、第1のページ表示処理を終了する。ステップS21の時点では、例えば、図2における非制限広告ファイル40の上に、透明でない広告動画ファイル60が重ね合わされて再生されているので、ユーザは、広告表示領域31において、広告動画ファイル60のみが目視により認識できる。なお、ステップS21では、透明動画ファイルに代えて広告動画ファイルが再生されるものとするが、広告動画ファイルが透明動画ファイルの上又は下に重ね合わされて再生されるものとしてもよい。
[1−4.効果]
以上、本実施の形態によれば、端末装置20は、透明動画ファイルを表示部24に再生し、非制限広告ファイルを透明動画ファイルの下に重ね合わせて表示し、透明動画ファイルの2フレーム目が再生されたか否かを判別する。このように、透明動画ファイルの2フレーム目が再生されたか否かにより、パワーセーブモードにより一時停止された透明動画ファイルの再生が再開されたか否かを判別している。そして、端末装置20は、透明動画ファイルの再生が再開された場合に、広告動画ファイルを非制限広告ファイルの上に重ね合わせて再生する。
このため、表示制御のパワーセーブモードが有効である場合に、適切な非制限広告ファイルを確実に表示でき、ユーザはその広告内容を確実に視認できる。さらに、表示制御のパワーセーブモードによる広告動画ファイル再生が再開された場合に、非制限広告ファイルよりも広告効果の高い広告動画ファイルを再生できる。このように、非制限広告ファイル及び広告動画ファイルにより、広告のCTRを高めることができる。
また、透明動画ファイルは、帯域判定用ファイルでもある。端末装置20は、透明動画ファイルをサーバ10から受信し、受信された透明動画ファイルの受信時間から帯域を判定し、判定された帯域に対応する広告動画ファイルをサーバ10から受信し、受信された広告動画ファイルを再生する。このため、透明動画用のファイルと、帯域判定用のファイルとを、別々に受信することなく、透明動画ファイルのみを受信すればよいので、ファイルの無駄な受信を避け、ファイルの受信時間、受信処理の負荷、記憶容量を低減できる。
また、端末装置20は、透明動画ファイルの再生開始から、2フレーム目までの再生時間よりも長い所定時間(50[ms])経過後に、非制限広告ファイルを表示する。このため、所定時間経過してパワーセーブモードが有効であることを確実に判別でき、有効である場合に非制限広告ファイルを確実に表示できる。
[2.変形例]
図4及び図5を参照して、第1の実施の形態の変形例を説明する。第1の実施の形態では、パワーセーブモードが有効で広告動画ファイルが再生されない場合に、非制限広告ファイルが表示される構成であったが、本変形例では、パワーセーブモードが有効で広告動画ファイルが再生されなく、ユーザの指示がある場合に、非制限広告ファイルが表示される構成である。
[2−1.装置構成]
本変形例の装置構成は、第1の実施の形態のページ表示システム1と同様である。
[2−2.ページ表示システム1の動作]
図4及び図5を参照して、ページ表示システム1の動作を説明する。図4は、第2のページ表示処理を示すフローチャートである。図5は、広告表示領域70を示す図である。
端末装置20で実行される第2のページ表示処理を説明する。第1のページ表示処理と同様に、予め、端末装置20において、OSプログラム及びブラウザプログラムが起動され、パワーセーブモードが有効か無効かの設定情報が記憶部22に記憶されているものとする。
端末装置20において、ユーザにより入力された目的のWebページの指示情報に対応するページデータがサーバ10から受信されたことをトリガとして、制御部21は、ページデータに含まれる第2のページ表示プログラムに従い、第2のページ表示処理を実行する。
図4に示すように、先ず、ステップS31〜S34は、図3の第1のページ表示処理のステップS11〜S14と同様である。そして、制御部21は、非制限広告指示バーをページデータの広告表示領域内に表示し、ステップS33で受信された透明動画ファイルを当該広告表示領域で再生するとともに、計時部26から出力される日時情報を用いて、再生開始からのタイマのカウントを開始する(ステップS36)。
非制限広告指示バーは、クリック入力により非制限広告ファイルの表示指示を受け受けるバーである。ステップS36では、例えば、図5に示すように、広告表示領域70内の下端部に、非制限広告指示バー71が表示され、透明動画ファイルが動画再生領域72で再生される。
ステップS36,S37は、図3のステップS16,S17と同様である。50[ms]を経過した場合(ステップS37;YES)、制御部21は、操作部25を介して、非制限広告指示バーにクリック入力がされたか否かを判別する(ステップS38)。非制限広告指示バーにクリック入力がされていない場合(ステップS38;NO)、ステップS38に移行される。非制限広告指示バーにクリック入力がされた場合(ステップS38;YES)、制御部21は、ステップS31で受信された非制限広告ファイルをページデータの広告表示領域に表示し(ステップS39)、第2のページ表示処理を終了する。
ステップS39では、例えば、図5の広告表示領域70の非制限広告指示バー71が削除され、広告表示領域70内に非制限広告ファイルが表示される。このとき、端末装置20において、非制限広告ファイル40が表示された広告表示領域31をクリック入力することで、広告のさらなる情報のWebページへジャンプされ、広告のさらなる情報のWebページのページデータがサーバ10から受信されて表示部24に表示されるものとする。なお、ステップS39の実行後、ステップS40に移行されることとしてもよい。ステップS40〜S42は、図3のステップS19〜S21と同様である。
[2−3.効果]
以上、本変形例によれば、端末装置20は、操作部25により、非制限広告ファイルの表示指示の入力を受け付け、非制限広告ファイルの表示指示が入力された場合に、非制限広告ファイルを表示する。このため、ユーザが非制限広告ファイルを表示したい場合にのみ、非制限広告ファイルを手動で表示できる。
[3.第2の実施の形態]
図6を参照して、本発明に係る第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は、広告動画ファイルの最初に1フレームの透明フレームを追加し、広告動画ファイルの一時停止時に、非制限広告ファイルが表示される構成である。
[3−1.装置構成]
本変形例の装置構成は、第2の実施の形態のページ表示システム1と同様である。また、サーバ10の記憶部12には、透明動画ファイルに代えて、帯域判定用ファイルが記憶されているものとする。帯域判定用ファイルは、透明動画ファイルである必要はなく、例えば、所定容量の静止画ファイルとする。
[3−2.ページ表示システム1の動作]
図6を参照して、ページ表示システム1の動作を説明する。図6は、第3のページ表示処理を示すフローチャートである。
端末装置20で実行される第3のページ表示処理を説明する。第1のページ表示処理と同様に、予め、端末装置20において、OSプログラム及びブラウザプログラムが起動され、パワーセーブモードが有効か無効かの設定情報が記憶部22に記憶されているものとする。
端末装置20において、ユーザにより入力された目的のWebページの指示情報に対応するページデータがサーバ10から受信されたことをトリガとして、制御部21は、ページデータに含まれる第3のページ表示プログラムに従い、第3のページ表示処理を実行する。
図6に示すように、先ず、ステップS51,S52は、図3の第1のページ表示処理のステップS11,S12と同様である。そして、制御部21は、通信部23を介して、帯域判定用ファイルの要求をサーバ10に送信し、当該帯域判定用ファイルをサーバ10から受信するとともに、計時部26から出力される日時情報を用いて、当該帯域判定用ファイルの送信開始から受信終了までの受信時間を計測する(ステップS43)。ステップS43において、サーバ10の制御部11は、通信部13を介して、帯域判定用ファイルの要求を端末装置20から受信すると、当該帯域判定用ファイルを記憶部22から読み出して端末装置20に送信する。
ステップS55は、図3のステップS20と同様である。そして、制御部21は、ステップS55で受信された広告動画ファイルのフレームの最初に、1フレームの透明フレームを追加する(ステップS56)。なお、ステップS56では、広告動画ファイルのフレームの最初に複数の透明フレームが追加されることとしてもよい。
ステップS57は、図3のステップS18と同様である。そして、制御部21は、ステップS56で透明フレームが追加された広告動画ファイルをページデータの広告表示領域に表示し(ステップS58)、第3のページ表示処理を終了する。
ステップS58の時点では、パワーセーブモードが有効である場合に、例えば、図2における非制限広告ファイル40の上に、広告動画ファイル60の一時停止された追加の透明フレームが重ね合わされて再生されているので、ユーザは、広告表示領域31において、非制限広告ファイル40のみが目視により認識できる。次いで、広告表示領域31がクリック入力されることで、広告動画ファイル60の一時停止が解除され、広告動画ファイル60の透明フレームに続く通常のフレームが再生され、広告動画ファイル60のみが目視により認識できる。
[3−3.効果]
以上、本実施の形態によれば、端末装置20は、非制限広告ファイルを表示部24に表示し、最初に1つの透明フレームを追加した広告動画ファイルを非制限広告ファイルの上に重ね合わせて再生する。このため、表示制御のパワーセーブモードが有効である場合に、適切な非制限広告ファイルを確実に表示でき、ユーザはその広告内容を確実に視認できる。さらに、表示制御のパワーセーブモードによる広告動画ファイル再生の一時停止が解除され2フレーム目が再生された場合に、非制限広告ファイルよりも広告効果の高い広告動画ファイルを再生できる。このように、非制限広告ファイル及び広告動画ファイルにより、広告のCTRを高めることができる。
また、端末装置20は、広告動画ファイルの最初に1つの透明フレームを追加し、当該1つの透明フレームが追加された広告動画ファイルを再生する。このため、外部のサーバ10から受信したいかなる広告動画ファイルについて、表示制御のパワーセーブモードが有効である場合に、適切な非制限広告ファイルを確実に表示できる。
[4.その他]
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてHDD,SSDを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
なお、上記実施の形態及び変形例における記述は、本発明に係る動画再生制御装置、動画再生制御方法及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
上記第1の実施の形態において、端末装置20が、第1のページ表示処理を実行する動画再生制御装置である構成としたが、これに限定されるものではない。サーバ10が、第1のページ表示処理と同等の処理を行う動画再生制御装置である構成としてもよい。例えば、サーバ10が、ページデータ、非制限広告ファイルを表示手段としての端末装置20に送信し、ページデータを端末装置20に表示させ、透明動画ファイルを端末装置20に送信し、端末装置20に帯域を判定させる。そして、サーバ10は、透明動画ファイルを端末装置20に再生させ、50[ms]経過後に非制限広告ファイルを端末装置20に表示させ、端末装置20からのスクリプトのコールバックに応じて、透明動画ファイルの2フレーム目が再生されたか否かを判別し、再生された場合に、判定された帯域に応じた広告動画ファイルを端末装置20に送信して非制限広告ファイルに重ね合わせて再生させる。
上記変形例においても、サーバ10が、第2のページ表示処理と同等の処理を行う動画再生制御装置である構成としてもよい。サーバ10は、上記第1のページ表示処理と同等の処理に追加して、非制限広告指示バーを端末装置20に表示させ、また、端末装置20からの操作情報に応じて、非制限広告指示バーのクリック入力の有無を判別する。
上記第2の実施の形態においても、サーバ10が、第3のページ表示処理と同等の処理を行う動画再生制御装置である構成としてもよい。例えば、サーバ10が、ページデータ、非制限広告ファイルを端末装置20に送信し、ページデータを端末装置20に表示させ、帯域判定用ファイルを端末装置20に送信し、端末装置20に帯域を判定させる。そして、サーバ10は、判定された帯域に応じた広告動画ファイルの最初に少なくとも1つの透明フレームを追加して端末装置20に送信し、非制限広告ファイルを端末装置20に表示させ広告動画ファイルを非制限広告ファイルに重ね合わせて端末装置20に再生させる。
また、上記実施の形態及び変形例では、非制限広告ファイルに透明動画ファイルを重ね合わせ、非制限広告ファイルに広告動画ファイルを重ね合わせる構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、非制限広告ファイルに透明動画ファイルをずらして重ね、非制限広告ファイルに広告動画ファイルをずらして重ねる構成としてもよい。このとき、広告動画ファイルからずれて露出した非制限広告ファイルの領域をクリック入力することにより、非制限広告ファイルのみを広告表示領域内に表示する構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、非制限画像ファイル、第2の動画ファイルとして、広告に関する非制限広告ファイル、広告動画ファイルを説明したが、これに限定されるものではない。非制限画像ファイル、第2の動画ファイルを、例えば、Webページの内容に関する説明のための非制限説明ファイル、説明動画ファイルとしてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、Webページ上の全ての領域が表示制御のパワーセーブモードの対象としたが、これに限定されるものではない。例えば、Webページ上の非主要領域等の所定領域が表示制御のパワーセーブモードの対象となり、主要領域等の所定領域が表示制御のパワーセーブモードの対象とならないこととしてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例におけるページ表示システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
今回開示された実施の形態及び変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ページ表示システム
10 サーバ
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
20 端末装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 表示部
25 操作部
26 計時部
N 通信ネットワーク

Claims (11)

  1. 透明フレームからなり、パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止される形式の第1の動画ファイルを表示手段に再生する第1の再生制御手段と、
    前記パワーセーブモードにより一時停止されない形式の非制限画像ファイルを前記第1の動画ファイルの下に重ねて表示する表示制御手段と、
    前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生されたか否かを判別する判別手段と、
    前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生された場合に、前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の第2の動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する第2の再生制御手段と、を備える動画再生制御装置。
  2. 前記判別手段は、前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生されたか否かにより、前記パワーセーブモードにより一時停止された前記第1の動画ファイルの再生が再開されたか否かを判別する請求項1に記載の動画再生制御装置。
  3. 前記第1の動画ファイルは、帯域判定用ファイルであり、
    前記第1の動画ファイルをサーバから受信する受信手段と、
    前記受信された第1の動画ファイルの受信時間から帯域を判定する判定手段と、を備え、
    前記受信手段は、前記判定された帯域に対応する第2の動画ファイルを前記サーバから受信し、
    前記第2の再生制御手段は、前記受信された第2の動画ファイルを再生する請求項1又は2に記載の動画再生制御装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記第1の動画ファイルの再生開始から、前記所定番目のフレームまでの再生時間よりも長い所定時間の経過後に、前記非制限画像ファイルを表示する請求項1から3のいずれか一項に記載の動画再生制御装置。
  5. 非制限画像ファイルの表示指示の入力を受け付ける操作手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記非制限画像ファイルの表示指示が入力された場合に、前記非制限画像ファイルを表示する請求項1から4のいずれか一項に記載の動画再生制御装置。
  6. パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止されない形式の非制限画像ファイルを表示手段に表示する表示制御手段と、
    前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の動画ファイルであって、最初に所定数の透明フレームが追加された動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する再生制御手段と、を備える動画再生制御装置。
  7. 前記パワーセーブモードにより表示制限される形式の動画ファイルの最初に所定数の透明フレームを追加する追加手段を備え、
    前記再生制御手段は、前記追加手段により所定数の透明フレームが追加された動画ファイルを再生する請求項6に記載の動画再生制御装置。
  8. 透明フレームからなり、パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止される形式の第1の動画ファイルを表示手段に再生する第1の再生制御工程と、
    前記パワーセーブモードにより一時停止されない形式の非制限画像ファイルを前記第1の動画ファイルの下に重ねて表示する表示制御工程と、
    前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生されたか否かを判別する判別工程と、
    前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生された場合に、前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の第2の動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する第2の再生制御工程と、を含む動画再生制御方法。
  9. パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止されない形式の非制限画像ファイルを表示手段に表示する表示制御工程と、
    前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の動画ファイルであって、最初に所定数の透明フレームが追加された動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する再生制御工程と、を含む動画再生制御方法。
  10. コンピュータを、
    透明フレームからなり、パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止される形式の第1の動画ファイルを表示手段に再生する第1の再生制御手段、
    前記パワーセーブモードにより一時停止されない形式の非制限画像ファイルを前記第1の動画ファイルの下に重ねて表示する表示制御手段、
    前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生されたか否かを判別する判別手段、
    前記第1の動画ファイルが前記所定番目のフレームより後のフレームまで再生された場合に、前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の第2の動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する第2の再生制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータを、
    パワーセーブモードにより所定番目のフレームで再生が一時停止されない形式の非制限画像ファイルを表示手段に表示する表示制御手段、
    前記パワーセーブモードにより一時停止される形式の動画ファイルであって、最初に所定数の透明フレームが追加された動画ファイルを前記非制限画像ファイルの上に重ねて再生する再生制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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