JP7101336B2 - Cta表示プログラム、情報処理装置、cta表示方法、および動画再生システム - Google Patents

Cta表示プログラム、情報処理装置、cta表示方法、および動画再生システム Download PDF

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本発明は、CTA表示プログラム、情報処理装置、CTA表示方法、および動画再生システムに関する。
近年、動画ウェブサイトでは、さまざまな分野について数多くの動画が公開され、ユーザは好みの動画を自由に楽しむ環境が整ってきた。そのような状況のなか、ユーザが動画を視聴する途中や動画を視聴した後に、ユーザに次のアクションを促し、さらにより多くの動画を視聴してもらうことや商品・サービスを認知してもらうこと等に繋げることが求められている。このような要望に応え、管理画面上で動画を一時停止した際に静止画像等の表示情報を選択することによって、ユーザが動画を視聴する際に管理画面で一時停止したタイミングで選択した表示情報を動画上に表示する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特許第6346697号公報
しかしながら、上述した公報に記載された技術は、管理画面上において指示したタイミングで表示情報を表示するものの、表示を終了するタイミングは指示しないため、表示情報が動画上に表示されたままであるか、他のきっかけを待って消去する処理をしなければならない等、設置者の意図するタイミングで表示情報の表示を制御することができないという問題があった。
また、ユーザの指示によって動画を表示する領域の大きさを変更した場合やユーザが端末の向きを縦向きや横向きに変えることに応じて動画の向きが変わるスマートフォンやタブレット端末等の端末において端末の向きを変更した場合に、動画に重畳して表示される表示情報(本願では、ユーザに対し“行動喚起”するために表示する情報であり、以下、CTAという)が、動画の大きさに応じた位置に表示されないという問題があった。図7は、端末の向きを変更した場合にCTAの表示において不具合が生じた画面の一例を示す説明図である。図7(a)横長動画において、“通常表示”や“縦全画面表示”では、意図通りにCTAが表示されるが、“横全画面表示”では、CTAの表示位置と大きさが動画の大きさに合わない形で表示される。図7(b)縦長動画では、動画の大きさの変化に応じた表示位置と大きさでCTAが表示されず、“横全画面表示”のようにCTAが動画上からずれて表示される事態等も生じていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、動画上に重畳して表示するCTAを意図通りに表示および消去することができるCTA表示プログラム、情報処理装置、CTA表示方法、および動画再生システムを提供することを目的とする。また、動画を表示する領域の大きさを変更するまたは端末の向きを縦または横にする場合でもCTAの表示位置や大きさを動画の大きさに応じて変更して表示するCTA表示プログラム、情報処理装置、CTA表示方法、および動画再生システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、動画の再生開始から経過した時間である再生時間を計時し、計時した再生時間がCTA(call-to-action)の表示開始時から表示終了時の間であるか否かを判断し、再生時間がCTAの表示開始時から表示終了時の間であると判断した場合に、CTAを動画に重畳して表示することを特徴とする。
さらに、本発明では、計時した再生時間がCTAの表示開始時から表示終了時の間であると判断した場合に、動画を再生する動画領域の幅および高さを取得し、取得した幅および高さに基づき、CTAの表示位置およびCTAの表示幅と表示高さを算出し、算出した表示位置に表示幅と表示高さでCTAを表示することを特徴とする。
上記のように構成した本発明によれば、動画上に重畳して表示するCTAを意図通りに表示および消去することができるという効果を奏する。
さらに、上記のように構成した本発明によれば、表示画面での動画を表示する領域の大きさを変更した場合や端末の向きが縦または横に変更する場合であっても、動画の大きさや端末の方向に応じて動画に対するCTAの表示位置や大きさを変更して表示することができるという効果を奏する。
本実施例にかかる動画再生システム10の構成例を示すブロック図である。 CTA情報記憶部110に記憶するデータ構成の一例を示す説明図である。 情報処理装置100と動画配信サーバ200で実行する動画再生処理手順を示すフローチャートである。 CTA情報に基づいて算出したCTAの表示位置と表示幅・表示高さの一例を示す説明図である。 動画領域に余白がある場合にCTA情報に基づいて算出したCTAの表示位置と表示幅・表示高さの一例を示す説明図である。 端末の向きと動画領域の大きさのそれぞれにおけるCTAの表示の一例を示す説明図である。 端末の向きと動画領域の大きさを変更した場合にCTAの表示において不具合が生じた画面の一例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照し本発明の実施例を説明する。なお、以下の説明は、実施の形態の一例であり、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
図1は、本実施例にかかる動画再生システム10の構成例を示すブロック図である。動画再生システム10は、1または複数の情報処理装置100~n(以下、情報処理装置100と示す)と、1または複数の動画配信サーバ200-1~m(以下、動画配信サーバ200と示す)とを備える。情報処理装置100と動画配信サーバ200は、ネットワークNを介して互いに通信可能に接続する。ネットワークNは、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)、移動体通信網等の任意の通信ネットワークおよびその組合せであり、一部または全部が有線または無線であってもよい。
情報処理装置100について説明する。情報処理装置100は、動画を視聴する視聴者であるユーザが操作する装置である。例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等であり、動画配信サーバ200から配信された動画を再生できる装置であれば、どのようなものであってもよい。
情報処理装置100は、送受信部101と、動画再生部102と、再生時間計時部103と、CTA表示判断部104と、領域情報取得部105と、CTA情報算出部106と、CTA表示部107と、操作表示部108と、CTA情報記憶部110と、を備える。
図2は、CTA情報記憶部110に記憶するデータ構成の一例を示す説明図である。CTA情報記憶部110は、CTAを動画上に表示するために必要な情報(以下、CTA情報という)を記憶する。ここで、CTAとは、上述したとおり、ユーザに対し“行動喚起”するために表示する情報であり、コールトゥアクション(call-to-action)と呼ばれる。より具体的には、CTA情報は、CTAとして、動画上に重畳して表示する文字や画像、色等に関する情報、ユーザによる指示の受付可能な領域の表示位置や大きさを算出するための情報、ユーザから指示を受付けた場合に実行する動作に関する情報、CTAの表示時間に関する情報等を記述する。
図2に示す一例では、CTA情報として、“title”、“body”、“image_url”、“link_title”、“link_url”、“bg_color”、“opacity”、“posotion_top”、“position_left”、“width”、“height”、“show_start_at”、“show_end_at”等を記憶する。
“title”は、CTAのタイトルであり、文字を記述した場合は、図2に示すようにCTAの領域内に文字を表示する。“body”は、CTAの本文であり、文字を記述した場合は、図2に示すようにCTAの領域内に文字を表示する。“image_url”は、CTAに表示する画像(例えば、ボタンやサムネイル画像、図形、アニメーション等)であり、URLを記述しておくことにより、URLに格納された画像を表示する。“link_title”は、“link_url”に記述するURLに対応付けた文字であり、例えばリンク先の説明として“登録はこちら”等の文字を記述する。“link_url”は、CTAの指示を受付けた際に表示するウェブページや実行するプログラム等のURLを記述する。“bg_color”は、CTAの背景色を記述する。“opacity”は、CTAの透明度を記述する。
“position_left”は、動画領域21の中心点22であるOvからX軸方向に動画領域21の縦方向の長さ23の何%の長さをずらすかを記述する。図2に示す例では、X軸のマイナス方向に動画領域21の縦方向の長さ23の65%ずらすため、“-65”(%)を記述する。“posotion_top”は、動画領域21の中心点22であるOvからY軸方向に動画領域21の縦方向の長さ23の何%の長さをずらすかを記述する。図2に示す例では、Y軸のマイナス方向に動画領域21の縦方向の長さ23の40%ずらすため、“-40”(%)を記述する。
“width”は、CTAの横の長さ(以下、表示幅という)が動画領域21の縦方向の長さ23の何%の長さであるかを記述する。図2に示す例では、動画領域21の縦方向の長さ23の50%であるため、“50”(%)を記述する。“height”は、CTAの縦の長さ(以下、表示高さという)が動画領域21の縦方向の長さ23の何%の長さであるかを記述する。図2に示す例では、動画領域21の縦方向の長さ23の30%であるため、“30”(%)と記述する。
“show_start_at”は、動画再生を開始してからCTAの表示を開始する時である表示開始秒数を記述する。図2に示す例では、“10”(秒)を記述する。“show_end_at”は、動画再生を開始してからCTAの表示を終了する時である表示終了秒数を記述する。図2に示す例では、“15”(秒)を記述する。これにより、CTAを再生時間が10秒から15秒の間表示する。なお、CTA情報記憶部110に記憶するCTA情報は、動画配信サーバ200から動画データとともに送信され、CTA情報記憶部110に格納される。
送受信部101は、動画配信サーバ200との間でデータを送受信する。送受信部101は、動画再生のリクエストを動画配信サーバ200に送信し、動画再生のリクエストに応じた動画データを動画配信サーバ200から受信する。
動画再生部102は、動画配信サーバ200から配信された動画データを操作表示部107の表示部(表示画面)に表示する。動画再生部102は、いわゆる動画プレイヤーといわれるプログラムであり、かかるプログラムに代えてHTML5等で定義されるvideoタグを用いて動画再生を実現してもよい。
再生時間計時部103は、動画再生部102によって動画再生が開始されてから経過した時間(以下、再生時間という)を計時する。なお、再生時間計時部103は、ユーザの指示等によって動画を通常再生速度より遅くまたは早く再生した場合であっても、再生速度と経過時間から通常再生速度に応じた再生時間を計時する。
CTA表示判断手段104は、CTAを表示するか否かを判断する。より具体的には、CTA表示判断手段104は、所定時間(例えば1秒)ごとに、再生時間がCTA情報記憶部110に記憶するCTAの表示開始時から表示終了時の間か否かを判断する。
領域情報取得部105は、動画を再生する領域(以下、動画領域という)に関する情報を取得する。より具体的には、領域情報取得部105は、操作表示部108の表示画面に表示する動画領域の幅と高さを取得する。なお、動画領域は、動画データのサイズによって左右に空白が生じる場合もあるが、動画領域はその空白部分も含む領域である。
CTA情報算出部106は、領域情報取得部105によって取得した動画領域の幅と高さに基づき、現在表示画面に表示している動画領域の大きさに応じたCTAの表示位置と表示幅、表示高さを算出する。
CTA表示部107は、CTA情報算出部106によって算出した表示位置と表示幅、表示高さでCTAを動画上に重畳して表示する。
操作表示部108は、入力部と表示部とからなり、スマートフォンやタブレット端末等の場合は、液晶ディスプレイとタッチセンサを重畳し構成するタッチパネルである。入力部は、動画再生やCTA等の指示を受付け、表示部は、動画データ、CTA、その他の情報を表示画面に表示する。操作表示部108は、上述したタッチパネルのほか、ディスプレイとマウス、キーボード等であってもよく、音声入出力を制御するマイクロフォン、スピーカ、その他の入出力装置を加えた構成にしてもよい。
動画配信サーバ200は、情報処理装置100から送信された動画再生のリクエストに応じ、動画データを配信する、いわゆるウェブサーバである。動画配信サーバ200は、動画再生のリクエストに応じ、ストリーミング配信のほか、プログレッシブダウンロード等その他の方式で動画データを情報処理装置100に送信する。動画データには、動画上にCTAを表示するためのCTA情報を含む。
上述のように構成された動画再生システム10で実行する動画再生処理について説明する。図3は、情報処理装置100と動画配信サーバ200で実行する動画再生処理手順を示すフローチャートである。
情報処理装置100において、操作表示部108は、動画の指示を受付ける(ステップS301)。動画の指示は、動画配信サーバ200で公開するウェブサイトの動画一覧等から動画を指示する、または動画の格納場所であるURLを入力する等である。送受信部101は、動画の指示に応じた動画配信のリクエストを動画配信サーバ200に送信する(ステップS302)。
動画配信サーバ200は、動画配信のリクエストを情報処理装置100から受信する(ステップS303)。動画配信サーバ200は、動画配信のリクエストに応じた動画データを情報処理装置100に配信する(ステップS304)。
情報処理装置100の送受信部101は、動画データを動画配信サーバ200から受信する(ステップS305)。送受信部101は、動画データとともに送信されたCTA情報をCTA情報記憶部100に格納する。動画再生部102は、受信した動画データを表示部に表示し、動画を再生する(ステップS306)。再生時間計時部103は、再生時間を計時する(ステップS307)。
CTA表示判断部104は、再生時間が所定時間経過したか否かを判断する(ステップS308)。例えば、再生時間が前回から1秒経過したか否かを判断する。再生時間が所定時間経過したと判断した場合は(ステップS308:Yes)、CTA表示判断部104は、CTA情報記憶部110に記憶したCTAの表示開始時と表示終了時を取得し、再生時間が表示開始時から表示終了時の間か否かを判断する(ステップS309)。すなわち、CTA表示判断部104は、CTAを表示するか否かを判断する。再生時間が所定時間経過していないと判断した場合は(ステップS308:No)、ステップS305に戻り、動画データを受信する。
再生時間が表示開始時から表示終了時の間であると判断した場合(ステップS309:Yes)、領域情報取得部105は、現在動画を表示している動画領域の幅と高さを取得する(ステップS310)。CTA情報算出部106は、取得した動画領域の幅と高さに基づき、CTAの表示位置およびCTAの表示幅と表示高さを算出する(ステップS311)。
ここで、CTAの表示位置およびCTAの表示幅と表示高さの算出方法を説明する。動画領域の幅をWv、高さをHvとし、動画領域の左上の座標を(0,0)としたときの動画領域の中心点の座標(Wvh,Hvh)は(Wv/2,Hv/2)で算出できる。また、CTAの表示位置(Pl,Pt)と、CTAの表示幅Wc、CTAの表示高さHcは、次の式(1)~式(4)で算出できる。
Pl=Wvh+Hv*position_left ・・・ 式(1)
Pt=Hvh+Hv*position_top ・・・ 式(2)
Wc=Hv*width ・・・ 式(3)
Hc=Hv*height ・・・ 式(4)
図4は、CTA情報に基づいて算出したCTAの表示位置と表示幅・表示高さの一例を示す説明図である。図4に示すように、CTA情報に記憶する“position_left”に“-65”(%)、“position_top”に“-40”(%)、“width”に“50”(%)、“height”に“30”(%)を記述する場合であって、動画領域41の幅Wvとして“1920”および高さHvとして“1080”を取得した場合に、CTAの表示位置(Pl,Pt)と、CTAの表示幅Wc、表示高さHcは、下記のように算出できる。なお、単位[px]はピクセルであるが、他の単位を用いてもよい。
Pl=Wvh+Hv*position_left =960+1080*(-0.65)=258[px]
Pt=Hvh+Hv*position_top =540+1080*(-0.4)=108[px]
Wc=Hv* width =1080*0.5=540[px]
Hc=Hv* height =1080*0.3=324[px]
図4に示すように、動画領域41の左上(0,0)を原点として、CTAの表示位置(Pl,Pt)は(258,108)、CTAの表示幅Wcは“540”[px]、表示高さHcは“324”[px]と算出される。すなわち、CTAの表示位置は、動画領域の中心点OvからX軸方向に、動画領域の高さHvの“position_left”に示す割合である“-65”(%)だけずらし、動画領域の中心点OvからY軸方向に、“position_top”に示す割合である“-40”(%)だけにずらした位置である。また、CTAの表示幅は、高さHvに対する割合“Width”である“50”(%)で算出し、CTAの表示高さWcは、高さHvに対する割合“Hight”である“30”(%)で算出する。このように、CTAの表示位置(Pl,Pt)を動画領域の中心点Ovからの距離として算出することによって、上述した図7のようにCTAの表示位置が左右や上下に偏って表示されることがない。
CTA表示部107は、CTA情報算出部106によって算出したCTAの表示位置(Pl,Pt)に、表示幅Wc、表示高さHcのCTAを動画上に重畳して表示する(ステップS312)。CTAを動画上に表示したとき、ユーザの操作によってCTAの指示を受付けた場合は、CTA情報に記述した処理を実行する。例えば、“link_url”にウェブページのURLを記述している場合は、リンク先URLのウェブページを表示する。また、“link_url”にプログラムのURLを記述している場合は、リンク先URLのプログラムを実行する。動画再生部102は、動画の表示が終了したか否かを判断する(ステップS313)。動画の表示が終了していないと判断した場合は(ステップS313:No)、ステップS305に戻り、動画データを受信する。動画の表示が終了したと判断した場合は(ステップS313:Yes)、処理を終了する。なお、CTA情報記憶部110に複数のCTA情報を記憶する場合は、CTA情報それぞれについて、ステップS309~ステップS312の処理を実行する。それにより、複数のCTA情報それぞれについて記述した表示開始時から表示終了時の間に、動画上の意図した表示位置に意図した大きさでCTAを表示することができる。
このように、所定時間ごとに、CTA情報記憶部110のCTA情報に記憶する表示開始時から表示終了時の間であるか否か、すなわちCTAを表示するか否かを判断することによって、設置者の意図するタイミングで、CTAを動画上に表示、または消去することができる。
また、CTAを表示すると判断した場合に、その時点での動画領域の幅と高さを取得し、動画領域の幅と高さに基づいて算出したCTAの表示位置と大きさ(表示幅と表示高さ)でCTAを表示することができるため、ユーザの指示等で動画領域を変更したり、ユーザが端末の向きを縦や横に変えたりしても、設置者の意図に応じた位置と大きさでCTAを表示することができる。
より具体的には、動画領域の中心点からの動画領域の縦方向の長さを基準としてCTAの表示位置をずらす割合、CTAの大きさ(すなわち、表示幅と表示高さ)の割合をCTA情報として記憶し、CTA情報に記憶した各値に基づいて、所定時間ごとに情報処理装置100で動画データを表示する動画領域の縦横の長さを取得し、動画領域の中心点から動画領域の縦方向の長さを基準とした割合でずらしたCTAの表示位置に、動画領域の縦方向の長さを基準として算出したCTAの表示幅と表示高さでCTAを表示することによって、動画領域がユーザの指示や端末の向きによって変更されても、設置者の意図通りにCTAを表示することができる。
CTAの表示位置およびCTAの表示幅と表示高さについて、動画領域に余白がある場合の算出方法を説明する。図5は、動画領域に余白がある場合のCTA情報によって算出したCTAの表示位置と表示幅・表示高さの一例を示す説明図である。図5に示すように、CTA情報に記憶する“position_left”に“15”(%)、“position_top”に“10”(%)、“width”に“50”(%)、“height”に“30”(%)を記述する場合であって、動画領域51の幅Wvとして“1840”および高さHvとして“720”を取得した場合に、CTAの表示位置(Pl,Pt)と、CTAの表示幅Wc、表示高さHcは、下記のように算出できる。
Pl=Wvh+Hv*position_left =740+720*(0.15)=848[px]
Pt=Hvh+Hv*position_top =360+720*(0.1)=432[px]
Wc=Hv* width =720*0.5=360[px]
Hc=Hv* height =720*0.3=324[px]
このように、動画領域の中心点Ovを算出し、CTAの表示位置(Pl,Pt)は、中心点Ovからの動画領域の高さHvに対する割合から算出するため、動画領域の左右に余白がある場合であっても、動画領域に余白がない場合と同様の算出方法で、設置者の意図する位置にCTAを表示することができる。また、CTAの表示幅Wc、CTAの表示高さHcも動画領域の高さHvに対する割合から算出するため、動画領域の大きさが変化しても、動画領域の中心点から右上、右下、左上、左下のどの位置であっても、設置者の意図する位置にCTAを表示することができる。
図6は、端末の向きと動画領域の大きさのそれぞれにおけるCTAの表示の一例を示す説明図である。図6の(a)横長動画において“通常表示”と“縦全面表示”のように、動画領域の縦方向の長さが同一の場合、同一の表示位置と大きさが算出されCTAは同一の表示位置と大きさで表示される。“横全画面表示”のように、動画領域の縦方向の長さが“通常表示”や“縦全面表示”の長さより長くなると、“横全画面表示”の動画領域の縦方向の長さに応じた表示位置と大きさが算出され、算出された表示位置と大きさでCTAは表示される。このように、上述した図7に示したように、CTAの表示位置を動画領域の左上の位置からの固定的な座標に一定の大きさでCTAを表示するのではなく、動画領域の大きさに応じた表示位置と大きさでCTAを表示することができる。
図6の(b)縦長動画において“通常表示”や“横全画面表示”のように、左右に余白がある場合であっても、図5で算出した場合と同様に、動画領域の中心点を基準とした動画領域の縦方向の長さに応じた表示位置と大きさを算出し、算出した表示位置と大きさでCTAを表示することによって、設置者の意図する表示位置と大きさでCTAが表示される。図6(b)の“横全画面表示”に示すように、図7に示した場合と異なり、余白部分にCTAがかかることなく、動画上に動画領域の大きさに応じたCTAの表示位置と大きさでCTAを表示することができる。また、所定時間ごとに動画領域の縦横の長さを取得し、CTAの表示位置と大きさを算出することで、動画領域の変化に応じて動画領域の大きさに対応したCTAの表示を実現することができる。
上述した実施例での所定時間ごとに動画領域の幅と高さを取得することに代えて、他の実施例として、ユーザの指示や端末の向きの変更によって動画領域が変更したタイミングをきっかけとして動画領域の幅と高さを取得し、CTAの表示位置と大きさを算出してもよい。
上述した実施例にかかる情報処理装置100のハードウェア構成は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置、通信制御装置等を備えた通常のコンピュータであり、ROMやRAM、HDD等に記憶されたプログラムをCPUが読み出し動作させることによって、上述した構成や機能を実現する。
情報処理装置100で動作するプログラムは、CTA表示プログラム、またはCTA表示プログラムを組み込んだ動画プレイヤーのプログラムとしてインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納しておき、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供したり、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、DVD、USBメモリ、SDカード等のコンピュータで読取り可能な記録媒体に記録し提供してもよい。また、上述した機能や処理を実現するプログラムは、API(Application Programming Interface)やSaaS(Software as a Service)、クラウドコンピューティングという利用形態で提供してもよい。
なお、本発明は、上述した実施例そのままに限定されるものではなく、必ずしも物理的に図示のように構成されている必要はない。また、本発明は、実施例で説明した構成要素の全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じ、任意の単位で機能的または物理的に分割、統合、入替、変形または削除して構成することができる。
10…動画再生システム、100…情報処理装置、101…送受信部、102…動画再生部、103…再生時間計時部、104…CTA表示判断部、105…領域情報取得部、106…CTA情報算出部、107…CTA表示部、108…操作表示部、110…CTA情報記憶部、200…動画配信サーバ、N…ネットワーク

Claims (5)

  1. 動画を再生するコンピュータで実行されるCTA表示プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記動画とともに、1または複数のCTA(call-to-action)情報を受信する受信ステップと、
    前記動画の再生開始から経過した時間である再生時間を計時する再生時間計時ステップと、
    前記再生時間計時ステップによって計時した前記再生時間が前記CTA情報それぞれに記述された表示開始時から表示終了時の間であるか否かを判断するCTA表示判断ステップと、
    前記動画を再生する動画領域の幅および高さを取得する領域情報取得ステップと、
    前記領域情報取得ステップによって取得した前記幅および前記高さから、前記CTA情報に基づいて表示するCTAの表示位置および前記CTAの表示幅と表示高さを算出するCTA表示情報算出ステップと、
    前記CTA表示判断ステップによって前記再生時間が前記CTA情報に記述された表示開始時から表示終了時の間であると判断した場合に、前記CTA表示情報算出ステップによって算出した前記表示位置に前記表示幅と前記表示高さで前記CTAを前記動画に重畳して表示するCTA表示ステップと、
    を実行させることを特徴とするCTA表示プログラム。
  2. 前記CTA表示情報算出ステップは、前記領域情報取得ステップによって取得した前記幅および前記高さから前記動画領域の中心点を算出し、算出した前記中心点からの前記高さに対する割合によって前記表示位置、前記表示幅および前記表示高さを算出すること、を特徴とする請求項に記載のCTA表示プログラム。
  3. 動画を再生する動画再生手段と、
    前記動画とともに、1または複数のCTA(call-to-action)情報を受信する受信手段と、
    前記動画の再生開始から経過した時間である再生時間を計時する再生時間計時手段と、
    前記再生時間計時手段によって計時した前記再生時間が前記CTA情報それぞれに記述された表示開始時から表示終了時の間であるか否かを判断するCTA表示判断手段と、
    前記動画を再生する動画領域の幅および高さを取得する領域情報取得手段と、
    前記領域情報取得手段によって取得した前記幅および前記高さから、前記CTA情報に基づいて表示するCTAの表示位置および前記CTAの表示幅と表示高さを算出するCTA表示情報算出手段と、
    前記CTA表示判断手段によって前記再生時間が前記CTA情報に記述された表示開始時から表示終了時の間であると判断した場合に、前記CTA表示情報算出手段によって算出した前記表示位置に前記表示幅と前記表示高さで前記CTAを前記動画に重畳して表示するCTA表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 動画を再生するコンピュータで実行されるCTA表示方法であって、
    前記動画とともに、1または複数のCTA(call-to-action)情報を受信する受信ステップと、
    前記動画の再生開始から経過した時間である再生時間を計時する再生時間計時ステップと、
    前記再生時間計時ステップによって計時した前記再生時間が前記CTA情報それぞれに記述された表示開始時から表示終了時の間であるか否かを判断するCTA表示判断ステップと、
    前記動画を再生する動画領域の幅および高さを取得する領域情報取得ステップと、
    前記領域情報取得ステップによって取得した前記幅および前記高さから、前記CTA情報に基づいて表示するCTAの表示位置および前記CTAの表示幅と表示高さを算出するCTA表示情報算出ステップと、
    前記CTA表示判断ステップによって前記再生時間が前記CTA情報に記述された表示開始時から表示終了時の間であると判断した場合に、前記CTA表示情報算出ステップによって算出した前記表示位置に前記表示幅と前記表示高さで前記CTAを前記動画に重畳して表示するCTA表示ステップと、
    を含むことを特徴とするCTA表示方法。
  5. 情報処理装置と、前記情報処理装置と通信ネットワークを介して接続するサーバと、からなる動画再生システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記情報処理装置からの要求に応じ動画とともに、1または複数のCTA(call-to-action)情報を配信する動画配信手段、を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記動画とともに、前記CTA情報 を受信する動画受信手段と、
    前記動画受信手段によって受信した前記動画を再生する動画再生手段と、
    前記動画の再生開始から経過した時間である再生時間を計時する再生時間計時手段と、
    前記再生時間計時手段によって計時した前記再生時間が前記CTA情報それぞれに記述された表示開始時から表示終了時の間であるか否かを判断するCTA表示判断手段と、
    前記動画を再生する動画領域の幅および高さを取得する領域情報取得手段と、
    前記領域情報取得手段によって取得した前記幅および前記高さから、前記CTA情報に基づいて表示するCTAの表示位置および前記CTAの表示幅と表示高さを算出するCTA表示情報算出手段と、
    前記CTA表示判断手段によって前記再生時間が前記CTA情報に記述された表示開始時から表示終了時の間であると判断した場合に、前記CTA表示情報算出手段によって算出した前記表示位置に前記表示幅と前記表示高さで前記CTAを前記動画に重畳して表示するCTA表示手段と、
    を備えることを特徴とする動画再生システム。
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