JP2016032172A5 - - Google Patents

Description

即ち、原稿台に対して開閉可能であり、原稿を給紙する給紙手段と、前記給紙手段に設けられ、給紙される原稿の画像を読取るラインセンサ部と、前記給紙手段が閉じられた状態で前記ラインセンサ部に対向して配置される白色部と、画像読取に先立ち、前記ラインセンサ部に備えられた光源を点灯して前記ラインセンサ部により第１のデータを取得する動作と、前記光源を消灯して前記ラインセンサ部により第２のデータを取得する動作を行う取得手段と、前記第１のデータと前記第２のデータに基づいて、前記給紙手段の開閉状態を判断する判断手段とを有することを特徴とする。

また本発明を別の側面から見れば、原稿台ガラスに対して開閉可能な給紙手段により原稿を搬送しながら、前記給紙手段に設けられているラインセンサ部により原稿の画像を読み取る方法であって、画像読取に先立ち、前記ラインセンサ部に備えられた光源を点灯して前記ラインセンサ部により第１のデータを取得し、前記光源を消灯して前記ラインセンサ部により第２のデータを取得し、前記第１のデータと前記第２のデータに基づいて、前記給紙手段の開閉状態を判断することを特徴とする画像読取方法を備える。

Claims (10)

1. 原稿台に対して開閉可能であり、原稿を給紙する給紙手段と、
   前記給紙手段に設けられ、給紙される原稿の画像を読取るラインセンサ部と、
   前記給紙手段が閉じられた状態で前記ラインセンサ部に対向して配置される白色部と、
   画像読取に先立ち、前記ラインセンサ部に備えられた光源を点灯して前記ラインセンサ部により第１のデータを取得する動作と、前記光源を消灯して前記ラインセンサ部により第２のデータを取得する動作を行う取得手段と、
   前記第１のデータと前記第２のデータに基づいて、前記給紙手段の開閉状態を判断する判断手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
2. 前記ラインセンサ部は複数の素子が並んだラインセンサを含み、
   前記取得手段は、前記ラインセンサの中心よりも前記給紙手段が回転する軸から離れた範囲の一部の素子の出力から前記第１のデータと前記第２のデータを取得することを特徴とする請求項１に記載の画像読取装置。
3. 前記一部の素子は、前記ラインセンサの前記軸の反対側から３分の１の範囲に含まれることを特徴とする請求項２に記載の画像読取装置。
4. 前記白色部は、前記給紙手段に設けられていることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の画像読取装置。
5. 前記給紙手段により給紙された原稿の第１面を読み取る第１のラインセンサと、原稿の第２面を読取る前記ラインセンサ部に含まれる第２のラインセンサを備え、
   前記白色部は、前記第１のラインセンサおよび前記第２のラインセンサそれぞれに対向して配置され、
   前記取得手段は、前記第１のラインセンサおよび前記第２のラインセンサそれぞれについて、前記第１のデータと前記第２のデータを取得することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の画像読取装置。
6. 前記第１のラインセンサは前記原稿台の原稿台ガラスの下に設けられ、前記第２のラインセンサは前記給紙手段に設けられていることを特徴とする請求項５に記載の画像読取装置。
7. 前記給紙手段に原稿が載置されたかどうかを検知する検知手段をさらに有し、
   前記判断手段は、前記検知手段による検知の結果と、前記第１のデータと前記第２のデータとの比較の結果とに基づいて、前記給紙手段の状態と前記原稿の種類の少なくとも一方を判断することを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載の画像読取装置。
8. 前記判断手段により前記給紙手段が開いていると判断されたなら、前記給紙手段により給紙を実行しないよう制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項１乃至７のいずれか１項に記載の画像読取装置。
9. 前記画像読取装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段を備えた多機能プリンタ装置に含まれることを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１項に記載の画像読取装置。
10. 原稿台ガラスに対して開閉可能な給紙手段により原稿を搬送しながら、前記給紙手段に設けられているラインセンサ部により原稿の画像を読み取る方法であって、
    画像読取に先立ち、前記ラインセンサ部に備えられた光源を点灯して前記ラインセンサ部により第１のデータを取得し、
    前記光源を消灯して前記ラインセンサ部により第２のデータを取得し、
    前記第１のデータと前記第２のデータに基づいて、前記給紙手段の開閉状態を判断することを特徴とする画像読取方法。