JP2016031823A - ヒータ - Google Patents

ヒータ Download PDF

Info

Publication number
JP2016031823A
JP2016031823A JP2014153416A JP2014153416A JP2016031823A JP 2016031823 A JP2016031823 A JP 2016031823A JP 2014153416 A JP2014153416 A JP 2014153416A JP 2014153416 A JP2014153416 A JP 2014153416A JP 2016031823 A JP2016031823 A JP 2016031823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
ceramic body
metal layer
metal
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014153416A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6313155B2 (ja
Inventor
泰広 中井
Yasuhiro Nakai
泰広 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2014153416A priority Critical patent/JP6313155B2/ja
Publication of JP2016031823A publication Critical patent/JP2016031823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6313155B2 publication Critical patent/JP6313155B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

【課題】 金属筒に接触している被加熱物に電流が流れることを防止する。【解決手段】 本発明のヒータ10は、棒状または筒状のセラミック体1と、セラミック体1の内部に設けられた発熱抵抗体2と、セラミック体1の表面に設けられて発熱抵抗体2に接続された、第1電極3および第2電極4と、セラミック体1の少なくとも発熱抵抗体2が設けられた部分が挿入された金属筒5と、セラミック体1の少なくとも発熱抵抗体2が設けられた部分の外周面および金属筒5の内周面の間に設けられた金属層6とを備えており、第1電極3自体が金属層6から絶縁されているとともに、第2電極自体4が金属層6に電気的に接続されている。これにより、セラミック体1の表面に電流がリークしたとしても、この電流を金属層6を介して第2電極4へ流すことができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、液体加熱用ヒータ、粉体加熱用ヒータ、気体加熱用ヒータおよび酸素センサ用ヒータ等に用いられるヒータに関するものである。
液体加熱用ヒータ、粉体加熱用ヒータ、気体加熱用ヒータおよび酸素センサ用ヒータ等に用いられるヒータとして、例えば特許文献1に開示されたヒータ装置が知られている。特許文献1に開示されたヒータ装置は、金属製ケースと、金属製ケースに挿入されたセラミックヒータと、金属製ケースの内面とセラミックヒータの表面との間に鋳込みによって形成された金属層とを備えている。
特開平9−22774号公報
特許文献1に開示されたヒータ装置を用いる際に、想定された電流よりも大きな電流を流すと、セラミックヒータに埋設された発熱体を流れる電流がセラミックヒータの表面へリークしてしまうおそれがあった。このようなリークが発生してしまうと、金属層を通じて金属製ケースに電流が流れてしまう。このため、金属ケースに接触している被加熱物に電流が流れてしまうおそれがあった。その結果、被加熱物を介して漏電したり、被加熱物が発火しやすい物質から成る場合には被加熱物が発火したりするという問題があった。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ヒータにおいて被加熱物に電流が流れてしまうおそれを低減することにある。
本発明の一態様のヒータは、棒状または筒状のセラミック体と、該セラミック体の内部に設けられた発熱抵抗体と、前記セラミック体の表面に設けられて前記発熱抵抗体に接続された、第1電極および第2電極と、前記セラミック体の少なくとも前記発熱抵抗体が設けられた部分が挿入された金属筒と、前記セラミック体の少なくとも前記発熱抵抗体が設けられた部分の外周面および前記金属筒の内周面の間に設けられた金属層とを備えており、前記第1電極自体が前記金属層から絶縁されているとともに、前記第2電極自体が前記金属層に電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明の一態様のヒータによれば、第2電極自体が金属層に電気的に接続されているので、セラミック体の内部に設けられた発熱抵抗体を流れる電流がセラミック体の表面にリークしたとしても、この電流を金属層を介して第2電極へ流すことができる。したがって、金属筒に接触している被加熱物に電流が流れることを防止できる。これにより、被加熱物を介して漏電したり、被加熱物が発火したりすることを防止できる。
本発明のヒータの一実施形態を示す概略断面図である。 本発明のヒータの変形例を示す概略断面図である。
本発明の一実施形態のヒータ10について詳細に説明する。
図1は、本発明のヒータ10の実施形態の一例を示す断面図である。図1に示すように、このヒータ10は、棒状または筒状のセラミック体1と、セラミック体1の内部に設けられた発熱抵抗体2と、セラミック体1の表面に設けられて発熱抵抗体2に接続された、第1電極3および第2電極4と、セラミック体1の少なくとも発熱抵抗体2が設けられた部分が挿入された金属筒5と、セラミック体1の少なくとも発熱抵抗体2が設けられた部分の外周面および金属筒5の内周面の間に設けられた金属層6とを備えている。
セラミック体1は、発熱抵抗体2を保護するために設けられる部材である。セラミック体1の形状は、棒状または筒状である。棒状としては、例えば円柱状または角柱状等が挙げられる。なお、ここでいう棒状とは、例えば特定の方向に長く伸びた板状も含んでいる。筒状としては、例えば円筒状または角筒状が挙げられる。図1に示すヒータ10においては、セラミック体1は円柱状である。
セラミック体1は、絶縁性のセラミック材料から成る。絶縁性のセラミック材料としては、例えばアルミナ、窒化珪素または窒化アルミニウムが挙げられる。熱伝導率に優れるという観点からは窒化アルミニウムを用いることが好ましい。特に、窒化アルミニウムを用いる場合には、セラミック体1の熱伝導率を、150W/(m・K)と高くできるので、セラミック体1の内部に形成した発熱抵抗体2で発生した熱を金属層6に効率良く伝えることができる。したがって、ヒータ10の急速昇温が可能となる。また、製造のしやすさの観点からはアルミナを用いることが好ましい。セラミック体1が円柱状の場合には、セラミック体1の寸法は、例えば長さを100mmに、外径を20mmに設定することができる。また、セラミック体1が板状の場合には、セラミック体1の寸法は、例えば長さを80mmに、幅を50mmに、厚みを2mmに設定することができる。セラミック体1が円筒状の場合には、セラミック体1の寸法は、例えば長さを100mmに、外径を20mmに、内径を14mmに設定することができる。
発熱抵抗体2は、発熱するための抵抗体であって、電流が流れることによって発熱する。発熱抵抗体2はセラミック体1の内部に設けられている。すなわち、発熱抵抗体2はセラミック体1に埋設されている。本実施形態のヒータ10における発熱抵抗体2は折返し形状を有している。発熱抵抗体2の両端部は引出電極21に接続されている。引出電極21は、セラミック体1の一方の端部へと引き出されており、端部においてセラミック体1の外周面に引き出されている。本実施形態においては、引出電極21はセラミック体1のうち金属筒5よりも外側に位置している部分に引き出されている。
本実施形態においては、発熱抵抗体2の折り返し部がセラミック体1の他方の端部に設けられている。すなわち、引出電極21は、セラミック体1のうち発熱抵抗体2の折り返し部とは反対側の領域に設けられている。発熱抵抗体2の両端部は、引出電極21を介して、セラミック体11の外周面に設けられた第1電極3および第2電極4に電気的に接続されている。
発熱抵抗体2は金属材料から成る。金属材料としては、例えばタングステン、モリブデンまたはレニウム等が挙げられる。発熱抵抗体2の寸法は、例えば幅を1mmに、全長を3000mmに、厚みを0.02mmに設定することができる。引出電極21は、発熱抵抗体2と同じ金属材料を用いて、発熱抵抗体2と同時に形成することができる。また、引出電極21は、発熱抵抗体2とは別体として形成することもできる。
第1電極3および第2電極4はセラミック体1の表面に形成されている。本実施形態に
おいては、第1電極3および第2電極4はセラミック体1のうち金属筒5よりも外側に位置している部分に形成されている。第1電極3および第2電極4は、セラミック体1が円柱状や角柱状の形状の場合にはその外周面に形成される。一方、セラミック体1が円筒状や角筒状の形状の場合には、その内周面にも形成することができる。第1電極3および第2電極4は金属材料からなる。金属材料としては、例えばタングステン、モリブデンまたはレニウム等が挙げられる。また、第1電極3それ自体は、第1電極3と発熱抵抗体22との間において金属層6から絶縁されている。より具体的には、第1電極3は金属層6から隙間を介して配置されている。一方、第2電極4それ自体は、金属層6に電気的に接続されている。より具体的には、第2電極4の一部は金属筒5の内側にまで形成されており、そのさらに一部が金属層6に覆われている。これにより、第2電極4自体が金属層6に電気的に接続されている。なお、図1においては、第2電極4と金属層6とが互いに接しているが、特にこれに限られない。具体的には、第2電極4と金属層6との間にろう材等の導電体が設けられていることによって、第2電極4と金属層とが電気的に接続されていても構わない。
第1電極3の寸法、例えば長さを9mmに、幅を5mmに、厚みを0.02mmに設定することができる。また、第2電極4の寸法は、長さを24mmに、幅を5mmに、厚みを0.02mmに設定することができる。
第1電極3および第2電極4の表面には、ニッケル、金または錫等から成る被覆層を形成してもよい。また、第2電極4のうち金属層6に覆われる部分の表面には、異種金属との接触による腐食(電食)を抑制するという点から、金属層6との酸化還元電位、すなわち、接触している金属間に生じる電位差が小さくなるよう金属からなる被覆層を形成することが望ましい。具体的には、金属層6がアルミニウムから成る場合には、亜鉛を用いて被覆層を形成すればよい。これにより、例えば、被覆層としてニッケルを用いた場合と比べて、金属間の接触で生じる電位差を低くできるので、腐食(電食)を抑制できる。特に、被覆層を形成する金属の酸化還元電位は、第2電極4の金属層6に覆われる部分の酸化還元電位と、金属層6の酸化還元電位との間にある値であることが望ましい。これにより、第2電極4の金属層6に覆われる部分と金属層6とが直接接触する場合と比べて、金属の接触界面に生じる電位差を低くできるので、金属界面における腐食(電食)を抑制することが可能となる。なお、ここでいう腐食(電食)とは、異種金属が接触する場合において、酸化還元電位の大きい方が陽極(+極)に、小さい方が陰極(−極)となって電位差が発生し、陽極となる金属が空気中の水等の存在によって腐食してしまうことを意味している。
セラミック体1の内部の発熱抵抗体2へ通電する際には、第1電極3を正極とし、第2電極4を接地極として通電する。通電する際の電源は直流または交流のどちらであってもよい。直流を用いて通電する場合は、第1電極3に負の電位を加えることもできる。
金属筒5は、被加熱物に接触させて用いられる部材である。金属筒5は、筒状の部材である。筒状としては、例えば円筒状または角筒状が挙げられる。図1に示すヒータ10においては、金属筒5は底部を有する円筒状である。本実施形態のヒータ10においては、金属筒5には、セラミック体1のうち少なくとも、発熱抵抗体2が形成された部分の全体が挿入されている。すなわち、金属筒5の内径はセラミック体1の外径よりも大きく、金属筒5の内周面とセラミック体1の外周面との間には、金属層6を充填することができる程度の隙間が形成されている。
金属筒5は、金属材料からなる。金属材料としては、例えばステンレス、アルミニウム、黄銅、青銅またはチタン等が挙げられる。軽量化の観点からは、金属材料としては、アルミニウムを用いることが好ましい。また、耐腐食性の観点からは、金属材料としては、
チタンを用いることが好ましい。特に加工性、耐久性および耐熱性の点から、ステンレスを用いることが好ましい。ステンレスを用いる場合には、金属筒5の熱伝導率は、例えば16W/(m・K)程度になる。金属筒5が円筒状の場合には、金属筒53の寸法は、例えば長さを120mmに、外径を25mmに、内径を23mmに設定することができる。
金属筒5は、切削加工または鋳込み成形等の方法で作製することができる。金属筒5の表面には、所望により、被加熱物への伝熱性を向上するための凹凸または放熱フィンを設けることができる。凹凸を設ける場合には、金属筒5の表面に切削加工をすることによって凹凸を形成することができる。また、放熱フィンを設ける場合には、切削加工、溶接または鋳込み成形等によって放熱フィンを形成することができる。
金属層6はセラミック体1と金属筒5との間の熱伝導を良好にするための部材である。金属層6はセラミック体1の外周面および金属筒5の内周面の間に充填されている。金属層6はセラミック体1のうち少なくとも発熱抵抗体2が設けられた部分を覆うように充填されている。金属層6は、アルミニウム、亜鉛、錫等の金属またはそれらを主成分とする金属粉体を利用することができる。特に、それらの金属に、銅、マグネシウムおよびケイ素等が添加されていて、200〜500℃程度の融点を有する金属を鋳込みで充填したものを用いることが好ましい。金属粉を充填した場合と比べて、充填率が高く、熱伝導性に優れるため、金属筒5の外周面の温度上昇にかかる時間を短くできる。
金属層6の材料は、金属筒5の材料に応じて選択することができる。異種金属間の接触による腐食(電食)を抑制するという点からは、金属層6の材料の酸化還元電位と金属筒5の材料の酸化還元電位とが同じか、または、近くなるような材料を用いることが望ましい。具体的には、金属筒5がアルミニウムから成る場合には、アルミニウムまたはアルミニウムを主成分として、銅、マンガン、ケイ素、マグネシウム、亜鉛、ニッケルもしくは錫等を含有する合金を用いて金属層6を形成すればよい。これにより、金属間に発生する電位差を同じか、または、小さくできるので、腐食(電食)を有効に抑制することができる。
接合材7は、第1電極3および第2電極4上に第1リード31および第2リード41を取り付けるために用いられる。接合材7は、導電性の材料で、給電のためのリードを固定できるだけの接着力と、温度変化に耐え得る耐久性とを有するものが選択される。このような材料として、例えば導電性接着剤、半田またはろう材等を用いることができる。耐熱性に優れるという観点からは、接合材7としては銀および銅からなるろう材を用いることが望ましい。
第1リード31は第1電極3に電流を流すための部材であり、第2リード41は第2電極4から電流を取り出すための部材である。第1リード31および第2リード41としては、ニッケルまたは銅の金属からなる線材または板材を用いることができる。第1リード31および第2リード41は、第1電極3および第2電極4の表面上に接合材7を用いて取り付けることができる。第1リード31および第2リード41が線材の場合には、単線またはより線を用いることができる。線材または板材の材質や形状は、ヒータ10の使用時の電流値を考慮して決定される。
封止材8は、セラミック体1が挿入される金属筒53の開口部において生じるセラミック体1と金属筒5との隙間を閉じるように充填される。封止材8は、金属層6を外気から遮断するために設けられる。封止材8は、例えばシリコーンもしくはエポキシ等の接着剤、アルミナ等のセラミックス粉体と無機ポリマーを混合した無機系の接着剤またはセメント等を用いることができる。温度変化に対応するために必要である適度な弾性および耐熱性を有するという点からは、シリコーンから成る接着剤を用いることが望ましい。封止材
8を設けることによって、金属層6を外気から遮断し、外気による金属層6の腐食を抑制できるので、ヒータ10の長期信頼性を向上できる。
本実施形態のヒータ10は、第1電極3自体が金属層6から絶縁されているとともに、第2電極4自体が金属層6に電気的に接続されているので、セラミック体1の内部に設けられた発熱抵抗体2からセラミック体1の表面へ向けて電流がリークしたとしても、電流は金属層6を伝わって第2電極4へと流れる。そのため、金属筒5を介して被加熱物へ電流が流れるおそれを低減できる。これにより、被加熱物を介して漏電したり、被加熱物が発火したりすることを防止できる。
また、本発明のヒータ10は、第2電極4がセラミック体1の外周面に位置している部分において金属層6に接触している。このように第2電極4が金属層6に直接触れていることによって、第2電極4と金属層6との間で電流を流しやすくすることができる。そのため、電流のリークが生じたときに、金属筒5を介して被加熱物へ電流が流れるおそれをさらに低減できる。さらに、第2電極4と金属層6とが面接触していることが好ましい。これにより、第2電極4と金属層6との間の接触抵抗を小さくできる。
また、本実施形態のヒータ10は、第1電極3に接合材7(71)で接合された第1リード31および第2電極4に接合材7(72)で接合された第2リード41をさらに備えるとともに、第1リード31と第1電極3とを接合する接合材7(71)の融点が、第2リード41と第2電極4とを接合する接合材7(72)の融点よりも低い。これにより、ヒータ10が異常な高温になったとしても、第1電極3の接合材7(71)を溶融することができるので、第1リード31と第1電極3との間の電気的な接続を遮断することができる。その結果、発熱抵抗体2に通電し続けることを防止できる。具体的には、第2リード41に用いられる接合材7(72)として、400〜900℃の融点を有する導電性の材料、例えば銀および銅を含有するろう材を用いることができる。また、第1リード31に用いられる接合材7(71)として、150〜300℃の融点を有する導電性の材料、例えば錫、銀、銅またはビスマス等を含有する半田を用いることができる。
また、図2に示すように、ヒータ10は、セラミック体1が筒状であって、第1電極3がセラミック体1の内周面であって金属層6の内側に位置する部分に設けられていてもよい。これにより、第1電極3と第1リード31とを接合する接合材7(71)を発熱抵抗体2の近くに位置させることができるので、ヒータ10が異常な高温になった場合には、第1リード31と第1電極3との電気的な接続を速やかに遮断することができる。なお、図2においては発熱抵抗体2が別々に2か所に設けられているように見えるが、そうではなく、実際にはセラミック体1の内部で繋がった1本の抵抗体である。なお、セラミック体1が筒状の場合には、例えば、セラミック体1の先端に蓋をした状態で、金属層6を充填すればよい。これにより、筒状のセラミック体1の内周面側に金属層6が進入してしまうことを抑制できる。なお、図2に示すヒータ10においては、セラミック体1の先端に板材9が設けられている。
また、上述の実施形態のヒータ10においては、第2電極4と金属層6とを直接接触させていたが、これに限られない。すなわち、第2電極4と金属層6とが間に発熱抵抗体2を介さずに電気的に接続されていることによって、被加熱物に電気が流れることを防止できる構造であればよい。例えば、第2電極4と金属層6とが接触しておらず、金属筒5を介して第2電極4と金属層6とが電気的に接続されていてもよい。一例を挙げると、金属筒5と第2電極4とがリード線等によって接続されることによって、金属筒5と第2電極4とが電気的に接続されていてもよい。また、金属筒5と第2リード41とがリード線等によって電気的に接続されていてもよいし、金属筒5と第2リード41とが接触していることによって電気的に接続されていても構わない。
<ヒータの製造方法>
本実施の形態のヒータ10の製造方法について説明する。
まず、Alを主成分とし、SiO2、CaO、MgOおよびZrOが合計で10質量%以内になるように調製したアルミナ質セラミックグリーンシートを作製する。
そして、このアルミナ質セラミックグリーンシートの表面に、発熱抵抗体2となる所定のパターンを形成する。発熱抵抗体2の形成方法としてはスクリーン印刷法、転写法、抵抗体埋設法、その他の方法として金属箔をエッチング法などにより形成する方法またはニクロム線をコイル状に形成して埋設する方法等があるが、製造コストおよび品質面での安定性を考慮すると、スクリーン印刷法を用いることが望ましい。また、引出電極21は、発熱抵抗体2と同時に一体的に形成することができる。
セラミックグリーンシートの発熱抵抗体2を形成する面とは反対側の面に、第1電極3および第2電極4となる所定のパターンを発熱抵抗体2の形成の場合と同様に形成する。第1電極3は、金属層6から絶縁されるようにパターンが形成される。一方、第2電極4は、金属層6に電気的に接続されるようにパターンが形成される。第2電極4それ自体と金属層6とを電気的に接続する方法としては、第2電極4のパターンの一部を金属層6が充填される領域にまで延ばすように形成してもよいし、また、第2電極4と金属層6とを接続する別のパターンを形成してもよい。
また、セラミックグリーンシートのそれぞれ異なる面に形成される発熱抵抗体2と第1電極3および第2電極4とを電気的に接続するために、セラミックグリーンシートに孔を空けてスルーホール導体となる導体ペーストを充填する。
発熱抵抗体2、第1電極3、第2電極4およびスルーホール導体を形成するための材料としては、例えばタングステン、モリブデンまたはレニウム等の高融点金属を主成分とする導電ペーストを用いることができる。
一方、押出成形にて円柱状のアルミナ質セラミック成形体を成形する。そして、この円柱状のアルミナ質セラミック成形体に前述のアルミナ質セラミックグリーンシートを巻き付け、同一の組成のアルミナ質セラミックスを分散させた密着液を塗布して密着させることで、セラミック体1となるアルミナ質一体成形体を得ることができる。
こうして得られたアルミナ質一体成形体を1500〜1600℃の還元雰囲気中(窒素雰囲気)で焼成することで、アルミナ質一体焼結体(セラミック体1)を作製することができる。
セラミック体1に形成された第1電極3および第2電極4の表面に被覆層を形成することができる。被覆層は、第1電極3および第2電極4を保護する目的や、第1電極3および第2電極4に第1リード31および第2リード41を取り付ける際に用いる半田やろう材の濡れ性を向上する目的で形成される。被覆層としては、ニッケル、金または錫等を用いることができる。被覆層を形成する方法として、無電解めっき、電気めっきまたはバレルめっき等のめっき方法を目的に応じて選択できる。
以上のようにして、円柱状のセラミック体1を得ることができる。このセラミック体1を同径方向の隙間が均等になるように金属筒5内に挿入する。セラミック体1を挿入する金属筒5の材料としては、例えばステンレス、アルミニウム、青銅またはチタン等を用途に応じて選択できる。このセラミック体1と金属筒5との隙間に金属層6となる金属材料
を充填する。金属層6は、伝熱性に優れるという点から、充填密度を高めることが望ましい。このような金属層6を形成する方法としては、例えばアルミニウム、亜鉛または錫等を主成分とする金属に、銅、マンガン、ケイ素、マグネシウム、亜鉛、ニッケルまたは錫等から選ばれる金属を添加して、200〜500℃程度の融点を有する金属を鋳込みで充填することができる。
また、セラミック体1が挿入される金属筒5の開口部を閉じるように封止材8が充填される。封止材8は、例えばシリコーンもしくはエポキシ等の接着剤、アルミナ等のセラミック粉体と無機ポリマーとを混合した無機系の接着剤またはセメント等を用いることができる。温度変化に対応する適度な弾性および耐熱性を有するという点からは、シリコーン接着剤を用いることが望ましい。
<第1の実施例>
Alを主成分とし、SiO、CaO、MgOまたはZrOが合計で10質量%以内になるように調製したアルミナ質セラミックグリーンシートを準備し、この表面にタングステンとモリブデンとを主導電成分とする発熱抵抗体2用の導電性ペーストをスクリーン印刷法にて印刷した。また、裏面には、タングステンを主導電成分とする第1電極3用の導電性ペーストおよび第2電極4用の導電性ペーストを同様にスクリーン印刷法にて印刷した。第2電極4は、その一部が金属筒5の内側に位置するようにセラミック体1の軸方向において第1電極3よりも長くなるように形成した。第1電極3は周方向に9mm、軸方向に5mmの矩形状のパターンで形成し、それ自体が発熱部までの間において金属層6とは絶縁されるようにした。第2電極4は、周方向に9mm、軸方向に5mmの矩形状のパターンで形成すると共に、その一部が幅3mmで発熱部の方向へ20mm延びるように形成した。この延びた部分が金属筒5の内側に位置するとともに、金属層6に覆われることによって、第2電極4が金属層6に電気的に接続される。第1電極3および第2電極4の厚みは焼成後に0.02mmとなるように設定した。
次に、準備したアルミナ質セラミックグリーンシートのうち発熱抵抗体2を形成する面に、略同一組成からなるアルミナ質セラミックスを分散させた密着液を塗布し、別に準備した円柱状のアルミナ質セラミック成形体の外周面に密着させてセラミック体1となるアルミナ質一体成形体を作製した。この円柱状のアルミナ質セラミック成形体は、予め押出成形により作製して、乾燥させておいたものである。
このようにして準備したアルミナ質一体成形体を1500〜1600℃の還元雰囲気中(窒素雰囲気)で焼成することで、セラミック体1を得た。セラミック体1の外周面には、前述の第1電極3および第2電極4が形成されている。このようにして、長さが100mmで、外径が20mmで、内径が14mmの円柱状のセラミック体1を作製した。その後、第1電極3および第2電極4の表面に無電解めっきにてニッケルめっきを施し、φ1.2mmのニッケル製の第1リード31および第2リード41をそれぞれ第1電極3および第2電極4に銀ろうを用いて取り付けた。
このセラミック体1からなるヒータ10を、一端に開口を有しており、外側の長さが90mmで、内側の長さが88mmで、内径が22mmで、外径が25mmのステンレス製の金属筒5内に、セラミック体1を挿入する。このとき、セラミック体1と金属筒5とが接触しないようにして隙間を形成しておく。その後、セラミック体1と金属筒5との両方を加熱しつつ、この隙間に溶融した亜鉛、錫、銀および銅からなる金属を充填して金属層6を形成した。
金属層6は、セラミック体1の少なくとも発熱抵抗体2が存在する部分の全体を覆って
いる。第1電極3は、セラミック体1の外周面において、第1電極3それ自体が金属層6とは絶縁されており、第2電極4は、セラミック体1の外周面において、第2電極4の一部が金属層6と重なっており、第2電極4と金属層6とが電気的に接続されていることを確認した。このようにして、セラミック体1からなる本発明のヒータ10(試料1)を得た。
また、比較例として、第2電極4が金属層6に電気的に接続されていないヒータ10(試料2)を作製した。
次に、試料1と試料2との第1電極3側を正極として、第2電極4側を接地極へ接続し、金属筒5の外周面を水が撹拌されている水槽中に位置させて直流電源を用いて通電による破壊試験を行った。通電を開始すると、試料1と試料2の温度上昇に伴って両方の金属筒5の外周面で水が沸騰し始めた。さらに通電し続けると、試料1と試料2の両方の温度が上昇し続け、水が激しく沸騰した。その後、さらに通電し続けると、試料1および試料2の両方で第1電極3と第2電極4との間で短絡が発生した。分解して確認したところ、試料1と試料2の両方においてセラミック体11の発熱部でセラミック体1の内部にある発熱抵抗体2から、セラミック体1の表面にかけて電流がリークしている箇所が確認された。
さらに、試料2では金属層6から金属筒5へと電流が流れ、金属筒5から被加熱物である水へと電流が流れたのに対して、第2電極4自体と金属層6とを電気的に接続した試料1では、電流は金属層6から第2電極4側へと流れたことによって、被加熱物である水には電流が流れなかった。そのため、被加熱部材への漏電は生じていなかった。上記の結果、本発明のヒータ10は、電流のリークに対して安全性を高めたヒータ10であることがわかった。
上記の場合においては、発熱抵抗体2の温度上昇によって電流のリークが発生した例を示した。他の事例として、セラミック体1に、ボイド等の欠陥が存在していた場合においても、通電時、この欠陥部から電流のリークが発生するおそれがある。このような場合でも、同様にリークした電流は第2電極4へ流れ、被加熱物に電流が流れることを同様に防止できる。
<第2の実施例>
第1の実施例と同様にヒータ10(試料3)を作製した。試料1と異なる点としては、第1電極3に第1リード31を取り付けるために用いる接合材7(71)の融点と第2電極4に第2リード41を取り付けるために用いる接合材7(72)の融点とが異なる点である。本実施例では、第1電極3に使用する接合材7(71)の融点は、第2電極4に使用する接合材7(72)の融点よりも低く設定されている。第1電極3に使用した接合材7(71)は、錫を主成分とし、銀および銅を含有する融点が230℃の半田を用いた。一方、第2電極4に使用した接合材7(72)は、融点が600℃程度である銀ろうを用いた。
また、第1電極3に第1リード31を取り付けるときには、接合材7が溶融した際に第1リードが第1電極3から離れるように、力を加えて撓ませた状態で固定した。
このようにして得た試料3と上述の試料1とに対して評価を行なった。試料1と試料3の第1電極3側を正極とし、第2電極4側を接地極へ接続して、金属筒5の外周面を空気中に位置させて直流電源を用いて通電破壊試験を行なった。通電を開始すると、試料1と試料3のセラミック体11の発熱体温度が上昇し始めた。さらに通電し続けると、試料1と試料3の発熱抵抗体2の温度が300℃に到達した。その後、さらに通電し続け、試料
1と試料3の発熱抵抗体2の温度はさらに上昇し、430℃となったとき、試料3の第1リード31を取り付けるための接合材7が溶融した。接合材7が溶融することによって、撓んでいた第1リード31が元に戻ろうとする力によって第1電極3から離れることによって、通電が遮断されて発熱抵抗体2の温度の上昇がストップして温度が低下し始めた。一方、試料1では、さらに発熱体温度が上昇し続け、発熱抵抗体2の温度が500℃となった時、第1電極3と第2電極4との間で短絡が発生した。分解して確認したところ、試料1では、セラミック体11の発熱抵抗体2から、セラミック体1の表面にかけて電流がリークしている箇所が確認された。一方、試料3では、電流の短絡が発生する前に、接合材7が溶融して、発熱抵抗体2への通電を遮断したので、所定の温度以上へ加熱することが防止できた。
以上の結果から、第1リード31と第1電極3とを接合する接合材7(71)の融点を第2リード41と第2電極4とを接合する接合材7(72)の融点よりも低くしておくことによって、例えば、空焚き時のように異常な発熱が生じたときに発熱抵抗体2への電流を遮断することができるので、ヒータ10が故障することを未然に防止できることが確認できた。
<第3の実施例>
第2の実施例と同様にしてヒータ10(試料4)を作製した。試料4のうち試料3と異なる点としては、セラミック体1が円筒状である点、セラミック体の先端に内周の穴を塞ぐようにセラミック体と同じ組成の板材9が取着されている点および第1電極3がセラミック体1の内周面に形成されている点が挙げられる。第1電極3を円筒状のセラミック体1の内周面に形成する方法としては、導体ペーストのパターンを転写する方法を用いることができる。
本実施例においても、第2の実施例と同様に、第1電極3に使用する接合材7(71)の融点は、第2電極4に使用する接合材7(72)の融点よりも低く設定されている。第1電極3に使用する接合材7(71)は、錫を主成分とし、銀および銅を含有する融点が230℃の半田を用いた。一方、第2電極4に使用する接合材7(72)は、融点が600℃の銀ろうを用いた。
また、第1電極3に第1リード31を取り付けるときには、接合材7(71)が溶融した際に第1リードが第1電極3から離れるように、力を加えて撓ませた状態で固定した。
このようにして得た試料4と上述の試料1とに対して評価を行なった。試料1と試料4との第1電極3側を正極とし、第2電極4側を接地極へ接続して、金属筒5の外周面を水が撹拌されている水漕中に位置させて直流電源を用いて通電を行なった。
通電を開始すると、試料1と試料4のセラミック体11の発熱体温度が上昇し始めた。さらに通電し続けると、試料1と試料4の発熱抵抗体2の温度が300℃に到達した。その後、さらに通電し続け、試料1と試料3の発熱抵抗体2の温度はさらに上昇し、350℃となったとき、試料3の第1リード31を取り付けるための接合材7が溶融した。接合材7が溶融することによって、撓んでいた第1リード31が元に戻ろうとする力によって第1電極3から離れることによって、通電が遮断されて発熱抵抗体2の温度の上昇がストップして温度が低下し始めた。一方、試料1では、さらに発熱抵抗体2の温度が上昇し続け、発熱抵抗体2の温度が500℃となった時、第1電極3と第2電極4との間で短絡が発生した。分解して確認したところ、試料1では、発熱抵抗体2から、セラミック体1の表面にかけて電流がリークしている箇所が確認された。一方、試料4では、発熱抵抗体2が異常な発熱をする前に接合材7が溶融して、発熱抵抗体2への通電を遮断することができることが確認された。
以上の結果から、第1電極3がセラミック体1の内周面であって金属層6の内側に位置する部分に設けられていることによって、第1電極3と第1リード31とを接合する接合材7(71)を発熱抵抗体2の近くに位置させることができる。そのために、ヒータ10が異常な高温になった場合には、接合材7(71)を速やかに溶融させることができるので、第1リード31と第1電極3との電気的な接続を速やかに遮断できることを確認できた。
1:セラミック体
2:発熱抵抗体
21:引出電極
3:第1電極
31:第1リード
4:第2電極
41:第2リード
5:金属筒
6:金属層
7(71,72):接合材
8:封止材
9:板材
10:ヒータ

Claims (4)

  1. 棒状または筒状のセラミック体と、該セラミック体の内部に設けられた発熱抵抗体と、前記セラミック体の表面に設けられて前記発熱抵抗体に接続された、第1電極および第2電極と、前記セラミック体の少なくとも前記発熱抵抗体が設けられた部分が挿入された金属筒と、前記セラミック体の少なくとも前記発熱抵抗体が設けられた部分の外周面および前記金属筒の内周面の間に設けられた金属層とを備えており、前記第1電極自体が前記金属層から絶縁されているとともに、前記第2電極自体が前記金属層に電気的に接続されていることを特徴とするヒータ。
  2. 前記第2電極が前記セラミック体の外周面に位置している部分において前記金属層に接触していることを特徴とする請求項1に記載のヒータ。
  3. 前記第1電極に接合材で接合された第1リードおよび前記第2電極に接合材で接合された第2リードをさらに備えるとともに、前記第1リードと前記第1電極とを接合する接合材の融点が、前記第2リードと前記第2電極とを接合する接合材の融点よりも低いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヒータ。
  4. 前記セラミック体が筒状であって、前記第1電極が前記セラミック体の内周面であって前記金属層の内側に位置する部分に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のヒータ。
JP2014153416A 2014-07-29 2014-07-29 ヒータ Active JP6313155B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014153416A JP6313155B2 (ja) 2014-07-29 2014-07-29 ヒータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014153416A JP6313155B2 (ja) 2014-07-29 2014-07-29 ヒータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016031823A true JP2016031823A (ja) 2016-03-07
JP6313155B2 JP6313155B2 (ja) 2018-04-18

Family

ID=55442105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014153416A Active JP6313155B2 (ja) 2014-07-29 2014-07-29 ヒータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6313155B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017199515A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 株式会社幸和電熱計器 ヒータ装置の製造方法およびヒータ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0922774A (ja) * 1995-05-02 1997-01-21 Ngk Spark Plug Co Ltd ヒータ装置
JP2012033340A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Kyocera Corp セラミックヒータおよびこれを備えたグロープラグ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0922774A (ja) * 1995-05-02 1997-01-21 Ngk Spark Plug Co Ltd ヒータ装置
JP2012033340A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Kyocera Corp セラミックヒータおよびこれを備えたグロープラグ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017199515A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 株式会社幸和電熱計器 ヒータ装置の製造方法およびヒータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6313155B2 (ja) 2018-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4672597B2 (ja) 基板処理装置
US10172186B2 (en) Ceramic cylindrical heater
JP6317469B2 (ja) ヒータおよびこれを用いた流体加熱装置
US11457513B2 (en) Ceramic heating element
US8359905B2 (en) Ceramic heater and gas sensor including the same
KR101713876B1 (ko) 히터
US20170038069A1 (en) Manufacturing method of ceramic heater-type glow plug, and ceramic heater-type glow plug
JP2005315447A (ja) セラミックヒーターおよびグロープラグ
JP6313155B2 (ja) ヒータ
JP2007022908A (ja) セラミック接合体及びセラミックヒータ
JP2015167071A (ja) ヒータ
JP6698398B2 (ja) ヒータ
JPWO2016080105A1 (ja) セラミックスヒータ型グロープラグの製造方法及びセラミックスヒータ型グロープラグ
JP5868276B2 (ja) セラミックヒータ、ガスセンサおよびセラミックヒータの製造方法
JP6386859B2 (ja) ヒータ
JP6835946B2 (ja) ヒータ
US10113744B2 (en) Ceramic heater-type glow plug
JP6665495B2 (ja) セラミックヒータ
JP6339413B2 (ja) ヒータ
JP6532779B2 (ja) セラミックヒータ及びセンサ
JP6798812B2 (ja) ヒータ
JP2006261014A (ja) 接続端子接合セラミックヒータおよびその製造方法
JP6395239B2 (ja) セラミックスヒータ型グロープラグ
JP6282877B2 (ja) ヒータ
CN105744658B (zh) 陶瓷加热器以及传感器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6313155

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150