JP2016031667A - 端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラム - Google Patents

端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016031667A
JP2016031667A JP2014154191A JP2014154191A JP2016031667A JP 2016031667 A JP2016031667 A JP 2016031667A JP 2014154191 A JP2014154191 A JP 2014154191A JP 2014154191 A JP2014154191 A JP 2014154191A JP 2016031667 A JP2016031667 A JP 2016031667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
terminal device
display mode
advertisement
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014154191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6130336B2 (ja
Inventor
直也 栗田
Naoya Kurita
直也 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2014154191A priority Critical patent/JP6130336B2/ja
Publication of JP2016031667A publication Critical patent/JP2016031667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6130336B2 publication Critical patent/JP6130336B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】広告の効果を向上させること。
【解決手段】本願に係る端末装置は、表示部と、変更部とを有する。表示部は、第1コンテンツであるウェブページと第2コンテンツである広告コンテンツとを表示する。変更部は、広告コンテンツがユーザにより指定されたことを検知してから、ユーザによる広告コンテンツの指定が解除されるまでの間、すなわち指定操作が行われている間、広告コンテンツの表示態様又は広告コンテンツに関連する関連コンテンツの表示態様を変化させ続ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラムに関する。
近年、スマートフォンやタブレット端末に代表されるスマートデバイスが普及している。これらのスマートデバイスでは、タッチパネルの機能により表示画面を介してユーザの操作を受け付ける。タッチパネルの操作方法には、指先を表示画面に触れさせたまま上下左右にずらすドラッグや、二本の指を表示画面に触れさせその二本の指の間隔を広げるピンチアウトなど種々の操作がある。このようなタッチパネルの操作方法により、ユーザはより直感的な操作が可能となる。
一方、インターネットを介した広告配信が盛んに行われており、このような広告配信はスマートデバイスに対しても行われる。例えば、ウェブページを開いた際に自動的に広告ページが表示される、いわゆるポップアップ広告や、バナー広告等により広告コンテンツを表示することが行われている。バナー広告とはウェブページ上に表示される広告コンテンツであり、バナー広告をクリックした場合、広告ページを表示したり、より詳しい説明を記したページを表示したりする。
特開2014−2562号公報
しかしながら、上記の従来技術では、広告の効果を向上させることができるとは限らない。具体的には、ポップアップ広告では、ユーザの操作によらず自動的に広告ページが表示されるため、その広告に関心のないユーザは広告ページを閉じる操作を行う必要がある等、ユーザの心理的負担が大きい場合があり、広告の効果を向上させることは難しい。また、バナー広告は、ウェブページの一部に表示されるため、表示画面が比較的小さいスマートデバイスでは、ユーザに伝達できる情報が限られるため、広告の効果を向上させることは難しい。
本願は、広告の効果を向上させることができる端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る端末装置は、第1コンテンツと第2コンテンツとを表示する表示部と、前記第2コンテンツがユーザにより指定され続けている操作である指定操作が行われている場合、前記第2コンテンツの表示態様又は前記第2コンテンツに関連する関連コンテンツの表示態様を変化させ続ける変更部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、広告の効果を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る表示処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る配信システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る広告装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る広告コンテンツ記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る配信装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る配信システムによる配信処理手順を示すシーケンス図である。 図8は、実施形態に係る端末装置による表示処理手順を示すフローチャートである。 図9は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図10は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図11は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図12は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図13は、変形例に係る広告コンテンツ記憶部の一例を示す図である。 図14は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図15は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図16は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図17は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図18は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図19は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図20は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図21は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図22は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。 図23は、端末装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.表示処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る表示処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る表示処理の一例を示す図である。図1に示した端末装置10は、ユーザが表示画面に触れることによる操作、いわゆるタッチパネルによる操作を受け付けるタブレット端末である。言い換えると、ユーザは、指や専用ペンで端末装置10の出力部13である表示画面をタッチすることにより各種操作を行う。図1では、第1コンテンツであるウェブページW10及び第2コンテンツである広告コンテンツC10が端末装置10に表示される例を示す。
図1(a)に示すように、ウェブページW10は、記事等の各種情報が表示されるポータルサイト用のコンテンツである。本実施形態で一例として示すウェブページW10は、表示領域WR11、WR13と、広告が表示される広告表示領域WR12とを含む。ここで、広告表示領域WR12は、図1(a)に示すウェブページW10において点線で囲まれた領域である。このような広告表示領域WR12は広告枠と呼ばれることがある。なお、図1(a)以外の図では、ウェブページW10において後述する広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11が表示される領域が、ウェブページW10の広告表示領域に対応する。
コンテンツ表示領域WR11、WR13に表示される各種情報には、ウェブページW10以外の他のウェブページへのリンクが張られる場合がある。図1(a)の例では、コンテンツ表示領域WR11に表示される「キーワード1」〜「キーワード2」及び「サービス1」〜「サービス6」等は、他のウェブページへのリンクが張られているアンカーテキスト(anchor text)に該当する。また、図1(a)の例では、コンテンツ表示領域WR13には、「メール」、「占い」等の画像が表示され、それらの画像には他のウェブページへのリンクが張られている。
ここで、広告表示領域には、広告主によって提供された広告コンテンツC10が表示される。つまり、端末装置10は、ウェブページW10の表示領域の一部に、広告コンテンツC10を重ねて表示する。具体的には、端末装置10は、図1に示した例において、ウェブページW10の表示領域の一部である広告表示領域に、サービス「ABC TALK」に関する広告コンテンツC10を表示する。なお、広告コンテンツC10は、静止画像や動画像等、広告表示領域に表示可能な情報であればよい。
また、広告表示領域には、広告コンテンツC10の一部が表示される。図1(a)に示す例において、広告表示領域WR12には、広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11が表示される。言い換えると、図1(a)において、広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11以外の領域は、非表示になっている。なお、以下では、図1(a)において広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11以外の非表示になっている領域を、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12と称する。
そして、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、すなわち、広告コンテンツC10がユーザにより指定され続けている間、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続ける。例えば、図1(b)に示すように、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザにより指定され続けている間、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12の表示を徐々に拡張していく。具体的には、図1(b)において、端末装置10は、広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11がユーザによって指定されたことを検知してから、ユーザによる広告枠表示領域CR11の指定が解除されるまでの間、広告枠表示領域CR11に続けて拡張表示領域CR12の表示を徐々に下方に拡張していく。すなわち、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザにより指定され続けている間、広告コンテンツC10の表示面積を徐々に増加させる。なお、広告コンテンツがユーザによって指定されたことを検知してから、ユーザによる広告コンテンツの指定が解除されるまでの間の操作、すなわち、広告コンテンツがユーザにより指定され続けている操作を指定操作と称し、以下では指定操作という用語を適宜用いて説明する。
一方、ウェブページW10は、上記の拡張表示領域CR12の拡張に伴い、コンテンツ表示領域WR11の表示領域が徐々に縮小していく。つまり、ウェブページW10は、広告コンテンツC10の表示面積の増加に伴い、ウェブページW10の表示面積が減少していく。図1(b)に示す例において、「キーワード1」〜「キーワード2」や「サービス1」〜「サービス3」等は非表示なっており、コンテンツ表示領域WR11には「サービス4」〜「サービス6」や「お気に入り1」〜「お気に入り2」等が表示される。このように、広告コンテンツC10の指定操作がされている場合、ウェブページW10の表示領域を縮小し、広告コンテンツC10の表示領域を拡張させる。
その後も、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザにより指定され続けている場合、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続ける。そして、端末装置10は、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された場合、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止する。例えば、図1(c)に示すように、端末装置10は、広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11や拡張表示領域CR12がユーザによって指定されていることを検知し続けている間、拡張表示領域CR12が全て表示されるまで、拡張表示領域CR12の表示を徐々に下方に拡張していく。図1(c)の例では、ウェブページW10のコンテンツ表示領域WR11が全て非表示になり、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が表示される。なお、端末装置10は、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された場合に限らず、所定の条件(例えば、広告コンテンツが表示画面の所定の割合を超えて表示されたこと等)を満たす場合、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止してもよい。
このように、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザにより指定され続けている操作である指定操作が行われている場合、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続ける。これにより、端末装置10は、ユーザが広告コンテンツC10を指定している間、広告コンテンツC10の表示態様を変化させるので、ゲーム性のある広告表現となるため、広告の訴求力を高めることができる。この結果、端末装置10は、広告コンテンツC10の広告効果を向上させることができる。例えば、図1に示した端末装置10は、ユーザによる広告コンテンツC10の指定操作と連動させて広告コンテンツC10の表示領域を拡張させるので、ユーザ自身の操作によって広告の表示態様が変化することにユーザの関心を向けさせ、広告コンテンツC10にユーザを注目させることができる。この結果、端末装置10は、広告コンテンツC10の広告効果を向上させることができる。具体的には、図1に示す例において、ユーザが広告コンテンツC10の指定操作を行うまで、すなわち、ユーザが広告に注目するまで、広告コンテンツC10はウェブページW10の一部に表示されている。そして、ユーザが広告コンテンツC10の指定操作を行った場合、すなわち、ユーザが広告に注目した場合、広告コンテンツC10の表示態様を変化させるため、ユーザが広告の内容を認識する可能性が高くなり、ゲーム性のある広告表現と相まって広告の訴求力を高めることができる。さらに、本実施形態に係る端末装置10は、ユーザが広告に注目した場合、広告コンテンツC10の表示領域を拡張させるため、ユーザにより多くの情報を伝達することができ、広告の効果を向上させることできる。また、端末装置10は、指定操作が行われている場合、指定操作の開始から所定時間、例えば2秒間が経過した後、広告コンテンツC10の表示態様表示態様を変化させ始めてもよい。言い換えると、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間において、最初の2秒間は広告コンテンツC10の表示態様の変化を行わず、指定操作の開始から2秒間が経過した後から、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ始めてもよい。これにより、端末装置10は、ユーザが広告コンテンツC10の表示部分に意図せず触れた場合など、すなわち、ユーザが広告に注目していない場合に、広告コンテンツC10の表示態様が変化してしまうことを抑制できる。
また、端末装置10は、ユーザが広告コンテンツC10を指定している間だけ、すなわち、ユーザが広告に注目している場合のみ、徐々に広告コンテンツC10の表示態様を変化させるため、ユーザにとっても心理的負担の少ない。言い換えると、ユーザが指定操作を行っていない場合、すなわち、広告に注目していない場合は、広告コンテンツの表示態様は変化しない。そのため、ユーザがウェブページの内容に注目している場合に、ウェブページが広告コンテンツにより視認性が低下すること、すなわち、ウェブページが見えづらくなることを防止できる。具体的には、ユーザの操作によらず自動的に広告コンテンツの表示態様が変化するような場合、その広告に関心のないユーザは広告コンテンツを閉じる等の操作を行う必要があり、ユーザの心理的負担が大きく、広告の効果を向上させることは難しい。一方、端末装置10は、ユーザが広告コンテンツC10の指定操作を行うだけで、すなわち、ユーザが広告コンテンツC10の表示されている部分に触れるだけで、広告コンテンツC10の表示態様を変化させる。つまり、ユーザは、単純な操作を行うだけで、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることができる。これにより、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることに対するユーザの心理的負担も小さくなり、広告コンテンツC10の指定操作が行われやすくなり、広告の効果を向上させることができる。なお、端末装置10は、広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11の所定の部分(例えば、図1(a)中の広告枠表示領域CR11の「押し続けて!」と記載された右端部)に対して指定操作された場合、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ、それ以外の部分に対して指定操作された場合、広告コンテンツC10にリンクされた広告ページを表示させてもよい(図10(c)参照)。また、端末装置10は、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12に対して指定操作がされた場合、広告コンテンツC10の表示態様を変化させてもよいし、広告コンテンツC10にリンクされた広告ページ等を表示させてもよい(図10(c)参照)。また、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の表示態様を繰り返し変化させ続けてもよい。具体的には、広告コンテンツC10がユーザにより指定され続けている間、図1に示す例において、図1(a)から図1(b)を経由して図1(c)へ表示態様を変化させた後、図1(c)から図1(b)を経由して図1(a)へ表示態様を変化させ、さらに図1(a)から図1(b)を経由して図1(c)へ表示態様を変化させることにより、広告コンテンツC10の表示態様の変化として、図1(a)〜(c)間の往復を繰り返してもよい。これにより、端末装置10は、広告コンテンツC10の指定操作が行われている間、すなわち、ユーザが広告に注目している間、常に広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続けることができるため、広告コンテンツC10の広告効果を向上させることができる。
以下、上述した表示処理を実現する端末装置10等について説明する。なお、上記では説明を省略したが、上述したウェブページW10には、ウェブページW10及び広告コンテンツC10の表示態様を制御する制御情報が含まれる。また、端末装置10は、制御情報に従って上述した表示処理を行う。このような制御情報については後述する。
〔2.配信システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る配信システムの構成について説明する。図2は、実施形態に係る配信システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、配信システム1は、端末装置10と、広告主端末20と、広告装置30と、配信装置100とを含む。端末装置10、広告主端末20、広告装置30及び配信装置100は、ネットワーク40を介して有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図2に示す配信システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の広告主端末20や、複数台の広告装置30や、複数台の配信装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、例えば、タッチパネルの機能を備えるタブレット端末であって、ウェブページを閲覧するユーザによって利用される情報処理装置である。なお、端末装置10は、例えば、スマートフォンや、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等であってもよい。また、端末装置10は、ユーザによる操作に従って、配信装置100からウェブページを取得し、取得したウェブページを表示する。また、端末装置10は、ウェブページに後述する広告取得命令が含まれる場合には、広告装置30から広告コンテンツを取得し、取得した広告コンテンツをウェブページとともに表示する。
広告主端末20は、広告主によって利用される情報処理装置である。例えば、広告主端末20は、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA等である。また、広告主端末20は、広告主による操作に従って、広告コンテンツを広告装置30に入稿する。例えば、広告主端末20は、広告コンテンツとして、静止画像や、動画像や、テキストデータや、広告主が管理する広告主サーバによって配信される広告ページにアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)などを広告装置30に入稿する。
なお、広告主は、広告コンテンツの入稿を代理店に依頼する場合がある。この場合、広告装置30に広告コンテンツを入稿するのは代理店となる。以下では、「広告主」といった表記は、広告主だけでなく代理店を含む概念であり、「広告主端末」といった表記は、広告主端末20だけでなく代理店によって利用される代理店装置を含む概念であるものとする。
広告装置30は、広告主端末20から入稿された広告コンテンツを配信するサーバ装置である。例えば、広告装置30は、端末装置10からアクセスされた場合に、広告コンテンツを端末装置10に配信する。
配信装置100は、端末装置10にウェブページを配信するウェブサーバ等である。例えば、配信装置100は、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、ウェブブログなどに関する各種ウェブページを配信する。
配信装置100によって配信されるウェブページは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)により記述されたHTMLファイルや、XML(Extensible Markup Language)により記述されたXMLファイル等により形成される。そして、配信装置100によって配信されるウェブページには、ウェブページ及び広告コンテンツの表示態様を制御する制御情報が含まれる。この制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)やCSS(Cascading Style Sheets)等のスクリプト言語により、ウェブページを形成するHTMLファイル等に記述される。
また、配信装置100によって配信されるウェブページには、広告取得命令が含まれる。例えば、ウェブページを形成するHTMLファイル等には、広告装置30のURL等が広告取得命令として記述される。この場合、端末装置10は、HTMLファイル等に記述されているURLにアクセスすることで、広告装置30から広告コンテンツを取得する。
なお、配信装置100から端末装置10に配信される各種データは、実際にはウェブページを形成するHTMLファイルや画像等であるが、以下では、配信装置100から端末装置10に配信される各種データを「ウェブページ」と表記する場合がある。
〔3.広告装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る広告装置30の構成について説明する。図3は、実施形態に係る広告装置30の構成例を示す図である。図3に示すように、広告装置30は、通信部31と、広告コンテンツ記憶部32と、制御部33とを有する。
通信部31は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部31は、ネットワーク40と有線又は無線で接続され、端末装置10や広告主端末20や配信装置100との間で情報の送受信を行う。
広告コンテンツ記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、広告コンテンツ記憶部32は、広告主端末20から入稿された広告コンテンツに関する各種情報を記憶する。
ここで、図4に、実施形態に係る広告コンテンツ記憶部32の一例を示す。図4に示した例では、広告コンテンツ記憶部32は、「広告主ID」、「広告コンテンツ」、「入札価格」、「CTR(Click Through Rate)」といった項目を有する。
「広告主ID」は、広告主又は広告主端末20を識別するための識別情報を示す。「広告コンテンツ」は、広告主端末20から入稿された広告コンテンツを示す。図4では「広告コンテンツ」に「C10」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、静止画像や動画像やテキストデータやURL、又は、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。
「入札価格」は、広告主が広告コンテンツを入稿する際に指定する広告料金を示す。例えば、「入札価格」は、広告コンテンツがユーザに1回クリックされた際に広告主から広告配信者(例えば、広告装置30又は配信装置100の管理者)に支払われる単価に該当する。なお、本実施形態においては、「入札価格」は、ユーザに1回指定操作された際に広告主から広告配信者に支払われる単価であってもよい。
「CTR」は、広告コンテンツがクリックされた回数を広告コンテンツの表示回数によって除算した値を示す。なお、端末装置10に配信されたことがない広告コンテンツのCTRには、予め決められている固定値や、全ての広告コンテンツにおけるCTRの平均値や、同一の広告カテゴリ(例えば、車、旅行)に属する全ての広告コンテンツにおけるCTRの平均値などが記憶される。また、「CTR」には、CTRの予測モデル等から予測される予測CTRが記憶されてもよい。このような予測CTRは、例えば、広告コンテンツの種別や、広告コンテンツが表示されるウェブページの種別等によって予測される。
すなわち、図4では、広告主ID「B10」によって識別される広告主が、入札価格「100」を指定するとともに、広告コンテンツ「C10」を入稿した例を示している。また、図4では、広告コンテンツ「C10」のCTRが「0.02」である例を示している。
また、広告コンテンツ記憶部32は、広告コンテンツに関する情報として、広告コンテンツ中のどの領域を広告枠表示領域や拡張表示領域に対応させるかに関する情報や、指定操作がされた場合に、例えば、上下左右のいずれか一方向への拡張や全方位への拡張等、表示態様をどのように変化させるかに関する情報を有してもよい。すなわち、広告装置30は、上記のような広告コンテンツに関する情報を広告主から受け付けてもよい。
制御部33は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、広告装置30内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部33は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部33は、入稿受付部34と、要求受付部35と、抽出部36と、配信部37とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部33の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部33が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
入稿受付部34は、広告主端末20から広告コンテンツの入稿を受け付ける。具体的には、入稿受付部34は、入札価格の指定とともに広告コンテンツの入稿を受け付ける。そして、入稿受付部34は、入稿元の広告主に対応する広告主IDに対応付けて、受け付けた入札価格及び広告コンテンツを広告コンテンツ記憶部32に格納する。
要求受付部35は、端末装置10から広告コンテンツの取得要求を受け付ける。例えば、要求受付部35は、広告コンテンツの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
抽出部36は、要求受付部35によって広告コンテンツの取得要求が受け付けられた場合に、配信候補の広告コンテンツを広告コンテンツ記憶部32から抽出する。例えば、抽出部36は、広告コンテンツ記憶部32に記憶されている広告コンテンツのうち、入札価格又はCTRが高い広告コンテンツや、入札価格及びCTRの双方が高い広告コンテンツを優先して抽出する。
配信部37は、広告コンテンツ記憶部32に記憶されている広告コンテンツを配信する。具体的には、配信部37は、広告コンテンツの取得要求を送信した端末装置10に対して、抽出部36によって抽出された広告コンテンツを配信する。
〔4.配信装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る配信装置100の構成について説明する。図5は、実施形態に係る配信装置100の構成例を示す図である。図5に示すように、配信装置100は、通信部110と、コンテンツ記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワーク40と有線又は無線で接続され、端末装置10や広告装置30との間で情報の送受信を行う。
コンテンツ記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、コンテンツ記憶部120は、コンテンツの一例であるウェブページを記憶する。例えば、コンテンツ記憶部120は、ウェブページを形成するHTMLファイルや、ウェブページに表示される静止画像や動画像を記憶する。
コンテンツ記憶部120に記憶されるウェブページには、広告コンテンツを取得するための広告取得命令が含まれる。コンテンツ記憶部120に記憶されるウェブページには、JavaScript(登録商標)やCSS等のスクリプト言語によりに記述される制御情報が含まれる。この制御情報は、ウェブページ及び広告コンテンツの表示態様を制御する。ここで、実施形態に係る制御情報は、表示手順と変更手順とを含む。表示手順は、例えば、端末装置10にウェブページW10と広告コンテンツC10とを表示させる処理手順である。変更手順は、例えば、広告コンテンツC10がユーザにより指定され続けている操作である指定操作が行われている場合、すなわち、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続ける処理手順である。
制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、配信装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部130は、受付部131と、配信部132とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
受付部131は、端末装置10からウェブページの取得要求を受け付ける。例えば、受付部131は、ウェブページの取得要求として、HTTPリクエストを受け付ける。
配信部132は、受付部131によってウェブページの取得要求が受け付けられた場合に、ウェブページ及び制御情報を端末装置10に配信する。具体的には、配信部132は、コンテンツ記憶部120から取得要求対象のウェブページを取得し、取得したウェブページを端末装置10に配信する。上記の通り、コンテンツ記憶部120に記憶されているウェブページには制御情報が含まれるので、配信部132は、ウェブページ及び制御情報を配信することとなる。
なお、上述したコンテンツ記憶部120は、制御情報を含むウェブページではなく、ウェブページと制御情報とを個別に記憶してもよい。例えば、コンテンツ記憶部120は、ウェブページを形成するHTMLファイルと、制御情報が記述されたファイルとを対応付けて記憶してもよい。この場合、配信部132は、ウェブページ及び制御情報の双方を端末装置10に配信する。
〔5.端末装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図6は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図6に示すように、端末装置10は、通信部11と、検知部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワーク40と有線又は無線で接続され、広告装置30や配信装置100との間で情報の送受信を行う。
検知部12は、タッチパネルの機能によりタブレット端末等の表示画面を介してユーザから各種操作を受け付ける。すなわち、検知部12は、端末装置10の出力部13を介してユーザから各種操作を受け付ける。例えば、検知部12は、端末装置10の出力部13を介してユーザの指定操作等の操作を受け付ける。言い換えると、検知部12は、タッチパネルの機能によりユーザの操作を受け付ける入力部として機能する。なお、検知部12によるユーザの操作の検知方式には、タブレット端末では主に静電容量方式が採用されるが、他の検知方式である抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式など、ユーザの操作を検知できタッチパネルの機能が実現できればどのような方式を採用してもよい。また、端末装置10は、端末装置10にボタンが設けられたり、キーボードやマウスが接続されていたりする場合、ボタン等による操作も受け付ける入力部を有してもよい。
出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。つまり、端末装置10は、出力部13である表示画面によりユーザの入力を受け付け、ユーザへの出力も行う。
制御部14は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(表示プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションプログラムに該当する。また、制御部14は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部14は、要求部15と、受付部16と、表示部17と、変更部18とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部14の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部14が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部15は、検知部12により検知されたユーザ操作に従って、配信装置100にウェブページの取得要求を送信する。また、要求部15は、受付部16によって受け付けられたウェブページに広告取得命令が含まれる場合に、広告コンテンツの取得要求を広告装置30に送信する。
受付部16は、ウェブページと広告コンテンツとを受け付ける。具体的には、受付部16は、要求部15によって送信されたウェブページの取得要求に応答した配信装置100からウェブページを受け付ける。このとき、受付部16は、ウェブページに広告取得命令が含まれる場合には、広告コンテンツの取得要求を送信するよう要求部15に指示する。そして、受付部16は、要求部15によって送信された広告コンテンツの取得要求に応答した広告装置30から広告コンテンツを受け付ける。
表示部17、及び変更部18は、受付部16によって受け付けられたウェブページに含まれる制御情報に従って、ウェブページ及び広告コンテンツを出力部13に表示制御する。例えば、表示部17、及び変更部18は、CPUやMPU等によって、ウェブページに含まれる制御情報がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。すなわち、表示部17は、上述した表示手順により実現され、変更部18は、上述した変更手順により実現される。
表示部17は、受付部16によって受け付けられたウェブページと広告コンテンツとを表示する。例えば、表示部17は、ウェブページの表示領域の一部である広告枠表示領域に、広告コンテンツを重ねて表示する。具体的には、実施形態に係る表示部17は、ウェブページを表示するとともに、ウェブページに含まれる広告枠の位置に基づいて広告枠表示領域の位置を特定し、特定された広告枠表示領域に広告コンテンツの広告枠表示領域を表示する。
変更部18は、広告コンテンツC10がユーザにより指定され続けている操作である指定操作が行われている場合、すなわち、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続ける。具体的には、変更部18は、ユーザによる指定操作が検知部12により検知されている場合、出力部13に表示された広告コンテンツの表示領域を拡張させる。図1に示す例において、変更部18は、広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11に対して指定操作が行われている場合、広告枠表示領域CR11に続けて拡張表示領域CR12の表示を徐々に下方に拡張していく。このような、広告コンテンツC10の表示態様の変化は、例えば、制御情報であるCSSのアニメーション機能等により実現される。また、変更部18は、ウェブページの広告表示領域、つまり広告枠を拡張することにより、広告コンテンツの表示面積を増加させ、広告コンテンツの表示態様を変更させてもよい。また、変更部18は、指定操作が行われている場合、指定操作の開始から所定時間、例えば3秒程度経過した後、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ始めてもよい。言い換えると、変更部18は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間において、最初の3秒は広告コンテンツC10の表示態様の変化を行わず、指定操作の開始から3秒が経過した後から、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ始めてもよい。
〔6.配信処理のフロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る配信システム1による配信処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る配信システム1による配信処理手順を示すシーケンス図である。
図7に示すように、端末装置10は、ユーザ操作に従って、ウェブページの取得要求を配信装置100に送信する(ステップS101)。そして、配信装置100は、ウェブページの取得要求に応じて、制御情報を含むウェブページを端末装置10に配信する(ステップS102)。なお、配信装置100によって配信されるウェブページには、広告装置30のURL等である広告取得命令が含まれる。
続いて、端末装置10は、ウェブページに含まれる広告取得命令に基づいて、広告コンテンツの取得要求を広告装置30に送信する(ステップS103)。そして、広告装置30は、広告コンテンツの取得要求に応じて、広告コンテンツを端末装置10に配信する(ステップS104)。そして、端末装置10は、ステップS102において受信したウェブページに含まれる制御情報に従って、ウェブページとステップS104において受信した広告コンテンツとを表示する表示処理を行う(ステップS105)。
〔7.表示処理のフロー〕
次に、図8を用いて、図7のステップS105に示した表示処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る端末装置10による表示処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、端末装置10は、配信装置100から受信したウェブページを表示する(ステップS201)。続いて、端末装置10は、広告装置30から受信した広告コンテンツの広告枠表示領域をウェブページの広告枠に表示する(ステップS202)。
続いて、端末装置10は、広告コンテンツの指定を検知したか否かを判定する(ステップS203)。そして、端末装置10は、広告コンテンツの指定を検知した場合に(ステップS203;Yes)、広告コンテンツの表示領域の拡張が可能か否かを判定する(ステップS204)。例えば、端末装置10は、広告コンテンツがユーザにより指定操作が行われている場合、広告コンテンツの拡張表示領域が全て表示されたかどうかを判定する。
そして、端末装置10は、広告コンテンツの表示領域の拡張が可能である場合(ステップS204;Yes)、広告コンテンツの表示領域を拡張させる(ステップS205)。その後、端末装置10は、広告コンテンツの指定の解除を検知しない場合(ステップS206;No)、ステップS204〜S205の処理を繰り返す。
なお、端末装置10は、広告コンテンツの指定の解除を検知した場合(ステップS206;Yes)、広告コンテンツの表示態様を変更する処理を終了する。具体的には、端末装置10は、広告コンテンツがユーザにより指定操作が解除された場合、広告コンテンツの表示態様を変更させることを停止する。同様に、端末装置10は、広告コンテンツの表示領域の拡張が不可能である場合(ステップS204;No)、広告コンテンツの表示態様を変更する処理を終了する。例えば、端末装置10は、広告コンテンツの拡張表示領域が全て表示された表示態様まで広告コンテンツの表示領域の拡張した場合、広告コンテンツの表示態様を変更させることを停止する。
〔8.変形例〕
上述した実施形態に係る配信システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、配信システム1の他の実施形態について説明する。なお、以下に説明する端末装置10は、ウェブページに含まれる制御情報に従って、広告コンテンツの表示処理を行う。
〔8−1.指定解除後の表示態様〕
上記実施形態において、端末装置10は、広告コンテンツがユーザにより指定操作が解除された場合に、広告コンテンツの表示態様をユーザによる指定操作が検知される前の態様に変化させてもよい。この点について、図9を用いて説明する。図9は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。なお、図9中に示す符号、例えば、広告コンテンツC10や広告枠表示領域CR11等は、図1における同一符号のものに対応する。
図9(a)に示すように、端末装置10は、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続けた後、ユーザによる指定操作が行われなくなった場合(図8中のステップS206;Yesに相当)、広告コンテンツC10の表示態様をユーザによる指定操作が検知される前の態様に変化させる。具体的には、図9(b)に示すように、端末装置10は、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続けた後、ユーザによる指定操作が行われなくなった場合、拡張表示領域CR12の表示を徐々に上方へ縮小していく。言い換えると、端末装置10は、広告コンテンツC10の表示面積を減少させ、ウェブページW10の表示面積を増加させる。
そして、ユーザによる指定操作が再度行われなかった場合、端末装置10は、図9(c)に示すように、ユーザによる指定操作が検知される前の態様(図1(a)に相当)に変化させる。具体的には、図9(c)に示すように、端末装置10は、ウェブページW10の広告表示領域WR12に広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11を表示させ、拡張表示領域CR12を非表示にする。なお、ユーザによる指定操作が再度行われなかった場合、端末装置10は、ユーザによる指定操作が検知される前の態様に徐々に変化させてもよいし、ユーザによる指定操作が検知される前の態様に瞬時に変化させてもよい。
これにより、ユーザは、指定操作を解除するたけで、広告コンテンツの表示態様を元に戻すことができるため、広告コンテンツの指定操作を行うことに対する心理的負担を軽減できる。そのため、ユーザが広告コンテンツの指定操作を行いやすくなり、広告の効果を向上させることができる。なお、図9(a)〜(c)に示す状態で、ユーザによる広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11又は広告表示領域WR12に対して指定操作が再度行われた場合、端末装置10は、各状態から広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12の表示を徐々に下方へ再度拡張させてもよい。
〔8−2.ランディングページの表示〕
上記実施形態において、端末装置10は、所定の条件(例えば、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された等)を満たし、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した後も、所定の時間、例えば5秒間等、ユーザによる指定操作が継続された場合に、広告コンテンツC10のリンク先へアクセスしてもよい。この場合、広告コンテンツC10には、広告主によって提供される広告ページへのリンクが張られる。なお、広告コンテンツC10のリンク先である広告ページは、ランディングページ(Landing Page)等と呼ばれる場合がある。この点について、図10を用いて説明する。図10は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。なお、図10中に示す符号、例えば、ウェブページW10やコンテンツ表示領域WR11等は、図1における同一符号のものに対応する。
図10(a)〜(b)に示すように、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続ける。なお、図10(b)は、所定の条件(例えば、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された等)を満たし、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した状態を示す。そして、端末装置10は、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した後も、広告コンテンツC10の指定操作が行われた場合に、図10(c)に示すように、広告コンテンツC10のリンク先にアクセスすることで広告ページL10を表示する。
これにより、広告コンテンツの指定操作を継続しているユーザに対して広告ページを提示でき、その広告に対して関心の高いユーザに対して広告を行うことができるため、広告の効果を向上させることができる。
〔8−3.表示態様の変化〕
上記実施形態において、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告枠表示領域CR11の下端に続けて拡張表示領域CR12の表示を徐々に下方に拡張していく。しかし、端末装置10は、広告枠表示領域CR11の下端以外の位置から拡張表示領域CR12の表示を行ってもよい。この点について、図11、及び図12を用いて説明する。図11、及び図12は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。なお、図11、及び図12中に示す符号、例えば、広告コンテンツC10や広告枠表示領域CR11等は、図1における同一符号のものに対応する。
図11に示す例において、端末装置10は、広告コンテンツC10の指定操作が行われている場合、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続ける。例えば、図11(b)に示すように、端末装置10は、広告コンテンツC10の指定操作がされている間、表示画面の下端から拡張表示領域CR12の表示を徐々に上方に拡張していく。具体的には、端末装置10は、拡張表示領域CR12の表示をウェブページW10の下端から広告枠表示領域CR11へ向けて徐々に拡張していく。
図11に示す例において、端末装置10は、広告枠表示領域CR11や拡張表示領域CR12がユーザによって指定されていることを検知し続けている間、拡張表示領域CR12が全て表示されるまで、拡張表示領域CR12の表示を徐々に上方に拡張していく。具体的には、端末装置10は、拡張表示領域CR12の上端が広告枠表示領域CR11の下端に連続するまで上方へ徐々に拡張していく。そして、端末装置10は、図11(c)に示すように、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された場合、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止してもよい(図1(c)に相当)。
このように、通常とは異なる表示態様の変化を行うことにより、広告に対してユーザの注目を向けさせることができるため、広告の効果を向上させることができる。
また、図12に示す例において、端末装置10は、例えば、図12(b)に示すように、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、表示画面の左端から拡張表示領域CR12の表示を徐々に右方に拡張していく。図12に示す例において、端末装置10は、広告枠表示領域CR11や拡張表示領域CR12がユーザによって指定されていることを検知し続けている間、拡張表示領域CR12が全て表示されるまで、拡張表示領域CR12の表示を徐々に右方に拡張していく。そして、端末装置10は、図12(c)に示すように、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された場合、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止してもよい(図1(c)に相当)。
このように、通常とは異なる表示態様の変化を行うことにより、広告に対してユーザの注目をより向けさせることができるため、広告の効果を向上させることができる。また、端末装置10は、下から上方向や横方向に限らず、斜め方向や中心点から全方位に放射状等、種々の表示態様の変化の内から、最適な変化を選択してもよい。
〔8−4.関連情報の表示〕
上記実施形態において、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、拡張表示領域CR12の表示を徐々に拡張していく。しかし、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10に関連する関連コンテンツR10の表示を徐々に拡張してもよい。この場合、広告装置30は、コンテンツ記憶部32に代えて、コンテンツ記憶部38を備えてもよい。なお、関連コンテンツは、実際に広告コンテンツに関連するコンテンツであってもよく、広告コンテンツに関連する広告等として広告主が表示することを希望するコンテンツであってもよい。
広告コンテンツ記憶部38は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。そして、広告コンテンツ記憶部38は、広告主端末20から入稿された関連コンテンツを含む広告コンテンツに関する各種情報を記憶する。
ここで、図13に、実施形態に係る広告コンテンツ記憶部38の一例を示す。図13に示した例では、広告コンテンツ記憶部38は、「広告主ID」、「広告コンテンツ」、「関連コンテンツ」、「入札価格」、「CTR」といった項目を有する。図4中の広告コンテンツ記憶部32と同様の箇所については説明を省略する。
「関連コンテンツ」は、広告主端末20から入稿された関連する関連コンテンツを示す。ここで、広告装置30は、広告主端末20から広告コンテンツの入稿とともに関連コンテンツの入稿を受け付けてもよい。また、広告装置30は、広告主端末20から広告コンテンツの入稿を受け付けた後、関連コンテンツの入稿を受け付けてもよい。図13では「関連コンテンツ」に「R10」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、静止画像や動画像やテキストデータやURL、又は、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納される。例えば、関連コンテンツR10は、広告コンテンツC10の関連コンテンツとして広告コンテンツ記憶部38に記憶される。また、広告装置30は、広告コンテンツの取得要求を送信した端末装置10に対して、広告コンテンツともに関連コンテンツを配信してもよい。なお、広告装置30は、広告コンテンツ記憶部38に、1つの関連コンテンツに対して、複数の関連コンテンツを記憶してもよい。この場合、広告装置30は、広告コンテンツ記憶部38に関連コンテンツについての「入札価格」、「CTR」を記憶し、関連コンテンツの入札価格やCTRに応じて、どの関連コンテンツを配信するかを決定してもよい。
図14は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。なお、図14中に示す符号、例えば、ウェブページW10やコンテンツ表示領域WR11等は、図1における同一符号のものに対応する。
図14に示す例において、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10に関連する関連コンテンツR10の表示態様を変化させ続ける。例えば、図14(b)に示すように、端末装置10は、広告コンテンツC10の指定操作が行われている間、広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11の下端から関連コンテンツR10の表示を徐々に下方に拡張していく。
図14(c)において、端末装置10は、広告コンテンツC10の指定操作が行われている間、関連コンテンツR10が全て表示されるまで、関連コンテンツR10の表示を徐々に下方に拡張していく。ここで、関連コンテンツR10には、例えば、広告主によって提供される関連ページへのリンクが張られており、関連コンテンツR10が指定された場合、関連コンテンツR10のリンク先にアクセスすることで関連ページを表示する。なお、関連コンテンツR10のリンク先である関連ページは、関連コンテンツの詳細を記載したページであってもよいし、ランディングページであってもよい。
このように、広告コンテンツに関連する関連コンテンツ表示態様の変化を行うことにより、広告に対してユーザの注目を向けさせることができるため、広告の効果を向上させることができる。例えば、既に広告コンテンツに関するサービスを受けているユーザに対してその広告コンテンツの表示態様を変化させても広告の効果が向上させることは難しい。具体的には、ユーザが図14中の広告コンテンツC10のサービス「ABC TALK」を既に利用している場合、広告コンテンツC10の表示態様を変化させても、広告の効果が向上させることは難しい。そこで、広告コンテンツの表示を拡張させることに代えて、関連コンテンツの表示を拡張させながら提示することにより、既に広告コンテンツに関するサービスを受けているユーザに対しても有効な広告が表示でき、広告の効果が向上させることができる。なお、端末装置10は、関連コンテンツR10の指定操作がされた場合、関連コンテンツR10の表示態様の変化中であっても、関連コンテンツR10のリンク先にアクセスすることで関連ページを表示してもよい。
なお、関連コンテンツについては、図14に示すような広告コンテンツに類似の表示物に限らず、例えば、広告コンテンツに関連するキャラクター等であってもよい。この場合、端末装置10は、関連コンテンツであるキャラクター等をウェブページや広告コンテンツ上を動き回らせることにより、関連コンテンツの表示態様を変化させてもよい。また、関連コンテンツが指定された場合、関連コンテンツのリンク先にアクセスしてもよいし、関連コンテンツの表示態様を変化させることを停止してもよい。また、ユーザが、例えば、関連コンテンツであるキャラクターを指で指定操作した状態のまま、指の位置を移動させた場合、いわゆるドラッグ操作等を行った場合、キャラクターをユーザの指の移動に追従させてもよい。
これにより、よりゲーム性の高い広告の表示となり、ユーザが関連コンテンツに注目し、関連コンテンツを指定する可能性が高くなるため、広告の効果が向上させることができる。
〔8−5.ボタンの表示〕
上記実施形態において、端末装置10は、所定の条件(例えば、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された等)を満たし、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した場合に、広告コンテンツC10のリンク先へアクセスするための選択情報、例えばボタン等を表示してもよい。この場合、広告コンテンツC10には、広告主によって提供される広告ページへのリンクが張られる。この点について、図15を用いて説明する。図15は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。なお、図15中に示す符号、例えば、ウェブページW10やコンテンツ表示領域WR11等は、図1における同一符号のものに対応する。
図15(a)〜(b)に示すように、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続ける。なお、図15(b)は、所定の条件(例えば、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された等)を満たし、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した状態を示す。そして、端末装置10は、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した場合に、図15(c)に示すように、広告コンテンツC10のリンク先へアクセスするための選択ボタンCB11を表示する。選択ボタンCB11がユーザにより指定された場合、端末装置10は、広告コンテンツC10のリンク先にアクセスすることで広告ページを表示する。
これにより、広告コンテンツの指定操作を一定時間行い、且つ表示された選択情報を指定したユーザに対して広告ページを提示するため、その広告に対して関心の高いユーザに対して広告を行うことができ、広告の効果を向上させることができる。
〔8−6.音声の出力〕
上記実施形態において、端末装置10は、所定の条件(例えば、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された等)を満たし、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した場合に、広告コンテンツC10に関する音声を出力してもよい。この点について、図16を用いて説明する。図16は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。なお、図16中に示す符号、例えば、ウェブページW10やコンテンツ表示領域WR11等は、図1における同一符号のものに対応する。
図16(a)〜(c)に示すように、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続ける。なお、図16(c)は、所定の条件(例えば、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された等)を満たし、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した状態を示す。そして、端末装置10は、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した場合に、図16(c)に示すように、広告コンテンツC10に関する音声を出力してもよい。端末装置10は、広告コンテンツC10に関する音声として、例えば、広告コンテンツC10に関する音声広告を出力してもよい。これにより、広告コンテンツの指定操作を継続しているユーザに対して広告ページを提示でき、その広告に対して関心の高いユーザに対して音声を伴う広告を行うことができるため、広告の効果を向上させることができる。
〔8−7.動画の表示〕
上記実施形態において、端末装置10は、所定の条件(例えば、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された等)を満たし、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した場合に、広告コンテンツC10に関する動画を表示してもよい。この点について、図17を用いて説明する。図17は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。なお、図17中に示す符号、例えば、ウェブページW10やコンテンツ表示領域WR11等は、図1における同一符号のものに対応する。
図17(a)〜(c)に示すように、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の表示態様を変化させ続ける。なお、図17(c)は、所定の条件(例えば、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12が全て表示された等)を満たし、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した状態を示す。そして、端末装置10は、広告コンテンツC10の表示態様を変化させることを停止した場合に、図17(c)に示すように、広告コンテンツC10に関する動画VA10を表示し、再生してもよい。例えば、端末装置10は、広告コンテンツC10に関する動画として、広告コンテンツC10に関する動画広告を再生してもよい。なお、端末装置10は、動画を再生させるとともに音声を出力してもよい。例えば、端末装置10は、動画を再生させるとともに動画の音声を出力してもよい。
これにより、広告コンテンツの指定操作を継続しているユーザに対して広告ページを提示でき、その広告に対して関心の高いユーザに対して動画を伴う広告を行うことができるため、広告の効果を向上させることができる。
〔8−8.色の変化〕
上記実施形態において、端末装置10は、広告コンテンツがユーザにより指定され続けている操作である指定操作が行われている場合、広告コンテンツの色を変化させてもよい。この点について、図18を用いて説明する。図18は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。なお、図18中に示す符号、例えば、ウェブページW10やコンテンツ表示領域WR11等は、図1における同一符号のものに対応する。
図18に示すように、端末装置10は、広告コンテンツがユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツの指定が解除されるまでの間、広告コンテンツの色を変化させる。図18に示す例において、端末装置10は、広告コンテンツがユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツの指定が解除されるまでの間、広告コンテンツの色を変化させるとともに、広告コンテンツの表示領域も拡張させる。図18(a)は、色を変化させる前の広告コンテンツC10を示している。図18(b)は、色を変化させた後の広告枠表示領域CR21及び拡張表示領域CR22を含む広告コンテンツC20を示している。
このように、広告コンテンツの色を変化させることにより、広告に対してユーザの注目を向けさせることができるため、広告の効果を向上させることができる。なお、図18では広告コンテンツC10の表示も拡張させる例を示したが、端末装置10は、広告コンテンツC10の表示を拡張せず、表示する色のみを変化させてもよい。また、端末装置10は、例えば、広告コンテンツがユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツの指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の色から広告コンテンツC20の色へ広告コンテンツの色を変化させた後、広告コンテンツの表示態様を変化させることを停止してもよい。また、例えば、広告コンテンツがユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツの指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の色と広告コンテンツC20の色とが交互に表示されるように広告コンテンツの色を繰り返し変化させてもよい。
〔8−9.ユーザの情報に応じた表示態様の変化〕
上記実施形態において、端末装置10を操作するユーザの情報に応じて広告コンテンツC10の表示態様の変化を変更してもよい。例えば、端末装置10を操作するユーザの年齢に応じて広告コンテンツC10の表示態様の変化を変更してもよい。具体的には、例えば60代等の高齢のユーザに対しては、広告コンテンツがユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツの指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の表示領域を拡張させる速度を遅くし、広告コンテンツの指定が解除された後、広告コンテンツC10の表示態様をユーザによる指定操作が検知される前の態様に変化させる速度を遅くする。また、例えば10代等の若いユーザに対しては、広告コンテンツがユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツの指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の表示領域を拡張させる速度を早くし、広告コンテンツの指定が解除された後、広告コンテンツC10の表示態様をユーザによる指定操作が検知される前の態様に変化させる速度を早くする。また、操作速度の速いユーザに対しては、広告コンテンツの指定が解除された後、広告コンテンツC10の表示態様をユーザによる指定操作が検知される前の態様に瞬時に戻してもよい。
また、上記のような表示態様の変化を変更する場合、配信装置100は、端末装置10から取得したユーザの情報を基に制御情報を生成し、その制御情報を含むウェブページを端末装置10に配信してもよい。この場合、配信装置100は、端末装置10からウェブページの取得要求を受け付けた際に端末装置10から取得した情報、例えばクッキーなどを基に制御情報を生成してもよい。なお、ユーザの情報としては、性別、趣味、趣向などの情報であってもよい。また、配信装置100は、ユーザの情報をユーザが閲覧するウェブページや入力する速度等から推測してもよい。
これにより、各ユーザに対して適切な広告の提示を行うことができ、広告の効果を向上させることができる。
〔8−10.ユーザの操作履歴に応じた表示態様の変化〕
上記実施形態において、端末装置10を操作するユーザの操作履歴に応じて広告コンテンツC10の表示態様の変化を変更してもよい。例えば、操作速度の遅いユーザに対しては、広告コンテンツC10の表示態様の変化の速度を遅くし、操作速度の速いユーザに対しては、広告コンテンツC10の表示態様の変化の速度を早くしてもよい。具体的には、操作速度の遅いユーザに対しては、広告コンテンツがユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツの指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の表示領域を拡張させる速度を遅くし、広告コンテンツの指定が解除された後、広告コンテンツC10の表示態様をユーザによる指定操作が検知される前の態様に変化させる速度を遅くする。また、操作速度の速いユーザに対しては、広告コンテンツがユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツの指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10の表示領域を拡張させる速度を早くし、広告コンテンツの指定が解除された後、広告コンテンツC10の表示態様をユーザによる指定操作が検知される前の態様に変化させる速度を早くする。また、操作速度の速いユーザに対しては、広告コンテンツの指定が解除された後、広告コンテンツC10の表示態様をユーザによる指定操作が検知される前の態様に瞬時に戻してもよい。
また、上記のような表示態様の変化を変更する場合、配信装置100は、端末装置10を操作するユーザの操作履歴を基に制御情報を生成し、その制御情報を含むウェブページを端末装置10に配信してもよい。
これにより、各ユーザに対して適切な広告の提示を行うことができ、広告の効果を向上させることができる。
〔8−11.関心領域を残した表示態様の変化〕
上記実施形態において、端末装置10を操作するユーザの関心がある情報に応じて広告コンテンツC10の表示態様の変化を変更してもよい。この点について、図19を用いて説明する。図19は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。なお、図19中に示す符号、例えば、広告コンテンツC10や広告枠表示領域CR11等は、図1における同一符号のものに対応する。
図19に示す例において、端末装置10は、広告枠表示領域CR11がユーザによって指定されていることを検知し続けている間、広告枠表示領域CR11に続けて拡張表示領域CR12の表示を徐々に下方に拡張していく。ここで、例えば操作しているユーザがコンテンツ表示領域WR11中のサービス3について関心がある場合、図19(b)〜(c)に示すように、端末装置10は、コンテンツ表示領域WR11中のサービス3が表示された関心領域WR14以外を除く領域に、拡張表示領域CR12の表示を徐々に拡張していく。
また、上記のような広告コンテンツの表示態様の変更をさせる場合、配信装置100は、端末装置10を操作するユーザに関する情報を基に制御情報を生成し、その制御情報を含むウェブページを端末装置10に配信してもよい。この場合、端末装置10を操作するユーザに関する情報は、端末装置10からウェブページの取得要求を受け付けた際に端末装置10から取得した情報、例えばクッキーなどであってもよい。なお、ユーザに関する情報としては、性別、趣味、趣向などの情報や、過去に閲覧したウェブページ等のユーザの操作履歴に関する情報等であってもよい。また、配信装置100は、どの情報について関心領域にするかを予めユーザから登録を受け付けてもよい。
これにより、各ユーザに対して適切な広告の提示を行うことができ、広告の効果を向上させることができる。
〔8−12.指定操作の位置による表示態様の変化〕
上記実施形態において、端末装置10は、広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11がユーザによって指定されている位置に応じて、広告コンテンツC10又は関連コンテンツR10の表示態様の変化を変更してもよい。この点について、図20、21を用いて説明する。図20、21は、変形例に係る表示処理の一例を示す図である。なお、図20、21中に示す符号、例えば、ウェブページW10やコンテンツ表示領域WR11等は、図1における同一符号のものに対応する。
図20に示す例において、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10に関連する関連コンテンツR10の表示態様を変化させ続ける。例えば、図11(b)に示すように、端末装置10は、広告枠表示領域CR11の左側がユーザによって指定されていることを検知し続けている間、表示画面の左端から関連コンテンツR10の表示を徐々に右方に拡張していく。
一方、図21に示す例において、端末装置10は、例えば、図21(b)に示すように、端末装置10は、広告枠表示領域CR11の右側がユーザによって指定されていることを検知し続けている間、表示画面の右端から関連コンテンツR10の表示を徐々に左方に拡張していく。ここで、関連コンテンツR10には、例えば、広告主によって提供される関連ページへのリンクが張られており、関連コンテンツR10が指定された場合、関連コンテンツR10のリンク先にアクセスすることで関連ページを表示する。
このように、ユーザの指定した位置に応じて広告コンテンツC10又は関連コンテンツR10の表示態様の変化を変更することにより、各ユーザに対して適切な広告の提示を行うことができ、広告の効果を向上させることができる。例えば、広告枠表示領域CR11の左側がユーザによって指定されている場合、ユーザは左手により指定操作を行っていると想定され、表示画面が見やすい右側から広告コンテンツC10又は関連コンテンツR10の表示を拡張させることにより、よりユーザに視認されやすい広告の提示となり、広告の効果を向上させることができる。
〔8−13.その他の表示態様の変化〕
上記実施形態及び変形例に限らず、端末装置10は、ユーザの注目を向けさせるために表示態様の変化を変更してもよい。例えば、図22において、端末装置10は、広告コンテンツC10の拡張表示領域CR12の下端部分を、図22(b)に示すような液体が垂れたような形状にしてもよい。このように、通常とは異なる表示態様の変化を行うことにより、広告に対してユーザの注目を向けさせることができるため、広告の効果を向上させることができる。なお、上述のような液体が垂れたような形状に限らず、ユーザの注目を向けさせることができる形状であれば、種々の形状が適用できる。
また、上記実施形態及び変形例をランダムに発生させてもよい。例えば、最初に広告コンテンツの指定操作がされた場合、広告コンテンツの表示領域を拡張し、広告コンテンツの指定操作が解除された後、再び広告コンテンツの指定操作がされた場合、関連コンテンツの表示領域を拡張してもよい。これにより、さらにゲーム性が高くなり、広告の効果を向上させることができる。
また、上記実施形態及び変形例において、処理内容を矛盾させない範囲で適宜、広告コンテンツを関連コンテンツに置き換えてもよく、関連コンテンツを広告コンテンツに置き換えてもよい。例えば、端末装置10は、広告コンテンツC10の広告枠表示領域CR11がユーザによって指定されている位置に応じて、広告コンテンツC10の表示態様の変化を変更してもよい。また、端末装置10は、広告コンテンツC10がユーザによって指定されたことを検知してからユーザによる広告コンテンツC10の指定が解除されるまでの間、広告コンテンツC10に関連する関連コンテンツR10の表示をウェブページW10の下端から広告枠表示領域CR11へ向けて徐々に拡張してもよい。
〔8−14.課金〕
上記実施形態において、配信システム1は、ユーザによる指定操作の操作態様、又は、広告コンテンツ若しくは関連コンテンツの表示態様の変化に応じて、広告コンテンツ又は関連コンテンツの提供主である広告主へ課金を行ってもよい。例えば、配信システム1は、広告主へ請求する料金を算定する算定装置を有してもよい。この場合、端末装置10の変更部18は、ユーザの操作態様や広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示態様の変化に関する情報を算定装置へ送信する。そして、端末装置10から情報を受信した算定装置が、広告主へ請求する料金を算定してもよい。
例えば、端末装置10の変更部18は、ユーザの操作態様に関する情報としてユーザによる指定操作が行われている時間を算定装置へ送信してもよい。具体的には、端末装置10の変更部18は、指定操作が行われた秒数や指定操作が行われた広告コンテンツを識別する情報を算定装置へ送信してもよい。端末装置10から指定操作が行われた秒数や広告コンテンツを識別する情報を受信した算定装置は、受信した秒数に基づいて広告コンテンツを識別する情報に基づいて特定される広告主に請求する料金を算定してもよい。例えば、算定装置は、受信した秒数が1秒を超えていれば1円、5秒を超えていれば10円、10秒を超えていれば15円等のように、所定の時間ごとに金額を設定し、設定した金額を基に料金を算定してもよい。他にも、算定装置は、例えば1秒当たり2円など単価を定め、受信した秒数に単価を乗じて料金を算定してもよい。なお、端末装置10の変更部18は、所定の期間(例えば1日や1週間など)おきにその期間に指定操作が行われた秒数の合計を算定装置へ送信してもよいし、指定操作が行われる度に、指定操作が行われた秒数を算定装置へ送信してもよい。
また、指定操作が行われた秒数を受信した算定装置は、受信した秒数に基づいて推定される広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示態様の変化に応じて広告主に請求する料金を算定してもよい。具体的には、算定装置は、受信した秒数に基づいて広告コンテンツ又は関連コンテンツの面積全体に対して表示された面積の割合を推定し、推定された割合に応じて広告主に請求する料金を算定してもよい。例えば、算定装置は、コンテンツの面積全体に対して表示された面積の割合が、3割(30%)を超えていれば1円、5割(50%)を超えていれば5円、10割(100%)であれば15円等のように、コンテンツの面積全体に対して表示された面積の割合ごとに金額を設定し、設定した金額を基に料金を算定してもよい。他にも、算定装置は、例えば0.1割(1%)当たり2円など単価を定め、コンテンツの面積全体に対して表示された面積の割合に単価を乗じて料金を算定してもよい。この場合、端末装置10の変更部18は、指定操作が行われる度に、広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示態様の変化に関する情報や指定操作が行われた広告コンテンツを識別する情報を算定装置へ送信してもよい。
また、端末装置10の変更部18は、広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示態様の変化に関する情報として広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示面積に関する情報を算定装置へ送信してもよい。例えば、端末装置10の変更部18は、広告コンテンツ又は関連コンテンツの面積全体に対して表示された面積の割合や指定操作が行われた広告コンテンツを識別する情報を算定装置へ送信してもよい。この場合、算定装置は、上述したようにコンテンツの面積全体に対して表示された面積の割合ごとに金額を設定し、設定した金額を基に料金を算定してもよい。他にも、算定装置は、例えば0.3割(3%)当たり5円など単価を定め、コンテンツの面積全体に対して表示された面積の割合に単価を乗じて料金を算定してもよい。
また、算定装置は、指定操作の操作態様、又は、広告コンテンツ若しくは関連コンテンツの表示態様が所定の条件を満たした場合、広告主へ請求する料金を算定してもよい。この場合、端末装置10の変更部18は、指定操作が行われる度に、広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示態様の変化に関する情報や指定操作が行われた広告コンテンツを識別する情報を算定装置へ送信してもよい。
例えば、端末装置10の変更部18は、ユーザの操作態様に関する情報としてユーザによる指定操作が行われている時間を算定装置へ送信してもよい。具体的には、端末装置10の変更部18は、指定操作が行われた秒数や指定操作が行われた広告コンテンツを識別する情報を算定装置へ送信してもよい。端末装置10から指定操作が行われた秒数を受信した算定装置は、受信した秒数に基づいて、指定操作の操作態様が所定の条件を満たすか判定してもよい。例えば、算定装置は、所定の時間(例えば3秒や5秒など)を超えて広告コンテンツの指定操作が行なわれた場合に、広告コンテンツを識別する情報に基づいて特定される広告主へ請求する料金を算定してもよい。
また、端末装置10の変更部18は、広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示態様の変化に関する情報として広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示面積に関する情報を算定装置へ送信してもよい。例えば、端末装置10の変更部18は、広告コンテンツ又は関連コンテンツの面積全体に対して表示された面積の割合を算定装置へ送信してもよい。この場合、算定装置は、受信したコンテンツの面積全体に対して表示された面積の割合に基づいて、広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示態様が所定の条件を満たすか判定してもよい。例えば、算定装置は、コンテンツの面積全体に対して表示された面積の割合が所定の割合(例えば3割や5割など)を超えている場合に、広告コンテンツを識別する情報に基づいて特定される広告主へ請求する料金を算定してもよい。他にも、算定装置は、選択ボタンや動画が表示された場合や音声が出力された場合に、広告主へ請求する料金を算定してもよい。この場合、端末装置10の変更部18は、選択ボタンや動画が表示されたことや音声が出力されたこと通知する情報を算定装置に送信してもよい。なお、算定装置は、上述の処理を組み合わせて課金を行なってもよい。例えば、算定装置は、広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示面積が所定の面積に達した後において、指定操作がされた時間に応じて広告主に請求する料金を算定してもよい。なお、算定装置は、広告装置30や配信装置100であってもよいし、別の装置であってもよい。
〔8−15.装置構成〕
また、上記実施形態では、配信システム1に、配信装置100と広告装置30とが含まれる例を示したが、配信装置100と広告装置30とは1個の装置として形成されてもよい。この場合、図3に示した配信装置100は、例えば、コンテンツ記憶部120とは別に、広告コンテンツ記憶部を有する。そして、配信装置100は、端末装置10からウェブページの取得要求を受け付けた場合に、広告コンテンツ記憶部にある広告コンテンツとともに、広告取得命令を含まないウェブページを端末装置10に配信する。
また、上記実施形態では、広告装置30から端末装置10に広告コンテンツが配信される例を示したが、配信装置100が、広告装置30から広告コンテンツを取得してもよい。この場合、広告装置30は、配信装置100から広告コンテンツの取得要求を受け付ける。また、広告装置30は、配信装置100に広告コンテンツを配信する。また、配信装置100の配信部132は、広告装置30から取得した広告コンテンツとともに、広告取得命令を含まないウェブページを端末装置10に配信する。
また、上記実施形態では、ウェブページW10に、ウェブページW10及び広告コンテンツC10の表示態様を制御する制御情報が含まれる例を示したが、広告コンテンツC10にウェブページW10及び広告コンテンツC10の表示態様を制御する制御情報が含まれてもよい。また、広告コンテンツC10や関連コンテンツR10にウェブページW10や広告コンテンツC10や関連コンテンツR10の表示態様を制御する制御情報が含まれてもよい。この場合、端末装置10は、広告コンテンツC10や関連コンテンツR10に含まれる制御情報に従って上述した表示処理を行ってもよい。
〔8−16.その他〕
また、上記各実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔8−17.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る端末装置10、広告装置30及び配信装置100は、例えば図23に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、配信装置100を例に挙げて説明する。図11は、配信装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワーク40を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワーク40を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る配信装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワーク40を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
なお、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14の機能を実現する。
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る端末装置10は、表示部17と、変更部18とを有する。表示部17は、ウェブページ(第1コンテンツの一例に相当)と広告コンテンツ(第2コンテンツの一例に相当)とを表示する。変更部18は、広告コンテンツがユーザにより指定され続けている操作である指定操作が行われている場合、広告コンテンツの表示態様又は広告コンテンツに関連する関連コンテンツの表示態様を変化させ続ける。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザによる広告コンテンツの指定操作と連動させて広告コンテンツの表示態様を変動させるので、ゲーム性のある広告表現となるため、広告の訴求力を高めることができる。この結果、端末装置10は、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、表示部17は、ウェブページの表示領域の一部に、広告コンテンツを重ねて表示する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ウェブページの表示領域中の広告コンテンツの表示領域の割合が大きくなり、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、広告コンテンツの表示態様又は関連コンテンツの表示態様を所定の状態へ変化させた後、広告コンテンツの表示態様又は関連コンテンツの表示態様の変化を停止させる。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツの表示態様又は関連コンテンツの表示態様を所定の状態へ変化させることができ、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、広告コンテンツの表示態様又は関連コンテンツの表示態様を所定の状態へ変化させた後、所定の時間を超えて指定操作が行われた場合、広告コンテンツ又は関連コンテンツのリンク先にアクセスする。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツの指定操作を継続しているユーザに対して広告ページを提示でき、その広告に対して関心の高いユーザに対して広告を行うことができるため、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、指定操作が行われている場合、指定操作の開始から所定時間が経過した後、広告コンテンツの表示態様又は関連コンテンツの表示態様を変化させ始める。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザが広告コンテンツの表示部分に意図せず触れた場合など、すなわち、ユーザが広告に注目していない場合に、広告コンテンツ等の表示態様が変化してしまうことを抑制できる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、指定操作が行われている場合、表示態様の変化として、広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示面積を増加させる。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示領域を拡張し、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、指定操作が行われている場合、表示態様の変化として、広告コンテンツ又は関連コンテンツを表示する色を変化させる。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツの色を変化させることにより、広告に対してユーザの注目を向けさせることができるため、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、指定操作が行われなくなった場合、広告コンテンツの表示態様又は関連コンテンツの表示態様を広告コンテンツが指定される前の表示態様に変化させる。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、指定操作を解除するたけで、広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示態様を元に戻すことができるため、指定操作を行うことに対する心理的負担を軽減でき、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、広告コンテンツ又は関連コンテンツの表示態様が所定の条件を満たした場合、新たなコンテンツを出力する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、広告に対して関心の高いユーザに対して広告を行うことができるため、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、新たなコンテンツとして、ユーザからの選択を受け付けるための情報であって、広告コンテンツ又は関連コンテンツのリンク先にアクセスするための情報である選択情報を表示する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、表示された選択情報を指定したユーザに対して広告ページを提示でき、その広告に対して関心の高いユーザに対して広告を行うことができるため、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、新たなコンテンツとして動画を表示し、指定操作が行われている場合、動画を再生する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、コンテンツの指定操作を継続しているユーザに対して広告ページを提示でき、その広告に対して関心の高いユーザに対して動画を伴う広告を行うことができるため、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、指定操作が行われている場合、新たなコンテンツとして、音声情報を出力させる。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツの指定操作を継続しているユーザに対して広告ページを提示でき、その広告に対して関心の高いユーザに対して音声を伴う広告を行うことができるため、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、操作するユーザの情報に応じて、広告コンテンツの表示態様又は関連コンテンツの表示態様の変化を変動させる。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、各ユーザに対して適切な広告の提示を行うことができ、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、ウェブページにおいてユーザの関心のある情報が含まれる関心領域を、広告コンテンツの表示態様又は関連コンテンツの表示態様の変化に関わらず表示させ続ける。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、各ユーザに対して適切な広告の提示を行うことができ、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、ユーザの情報に応じて、広告コンテンツの表示態様又は関連コンテンツの表示態様を変化させる速度を変更する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、各ユーザに対して適切な広告の提示を行うことができ、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、ユーザの過去の操作履歴に応じて、広告コンテンツの表示態様又は関連コンテンツの表示態様を変化させる速度を変更する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、各ユーザに対して適切な広告の提示を行うことができ、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、指定操作が行われている広告コンテンツの位置に応じて、広告コンテンツの表示態様又は関連コンテンツの表示態様を変化させる態様を変更する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、各ユーザに対して適切な広告の提示を行うことができ、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、指定操作が行われている時間を計時し、時間に応じて料金を算出する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツが注目されている時間に応じて広告主に課金するため、適切な課金となり、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、指定操作の操作態様、又は、広告コンテンツ若しくは関連コンテンツの表示態様の変化に応じて、広告コンテンツ又は関連コンテンツの提供主に請求する料金を算定する算定装置に対して、操作態様又は表示態様の変化に関する情報を送信する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツが注目されている場合に広告主に課金するため、適切な課金となり、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、指定操作が行われている時間に応じて提供主に請求する料金を算定する算定装置に、指定操作が行われている時間に関する情報を送信する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツが注目されている場合に広告主に課金するため、適切な課金となり、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る端末装置10において、変更部18は、指定操作の操作態様、又は、広告コンテンツ若しくは関連コンテンツの表示態様が所定の条件を満たした場合、提供主に請求する料金を算定する算定装置に対して、操作態様又は表示態様の変化に関する情報を送信する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、広告コンテンツが注目されている場合に広告主に課金するため、適切な課金となり、広告の効果を向上させることができる。
また、実施形態に係る配信装置100は、配信部132を有する。配信部132は、端末装置10に表示されるコンテンツを制御する制御情報を端末装置10に配信する。また、実施形態に係る制御情報は、ウェブページと広告コンテンツとを表示する表示手順と、広告コンテンツがユーザにより指定され続けている操作である指定操作が行われている場合、広告コンテンツの表示態様又は広告コンテンツに関連する関連コンテンツの表示態様を変化させ続ける変更手順とを端末装置100に実行させる。
これにより、実施形態に係る配信装置100は、ユーザによる広告コンテンツの指定操作と連動させて広告コンテンツの表示態様を変動させるので、ゲーム性のある広告表現となるため、広告の訴求力を高めることができる。この結果、端末装置10は、広告の効果を向上させることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、検知部は、検知手段や検知回路に読み替えることができる。
1 配信システム
10 端末装置
12 検知部
13 出力部
15 要求部
16 受付部
17 表示部
18 変更部
100 配信装置
120 コンテンツ記憶部
130 制御部
131 受付部
132 配信部

Claims (23)

  1. 第1コンテンツと第2コンテンツとを表示する表示部と、
    前記第2コンテンツがユーザにより指定され続けている操作である指定操作が行われている場合、前記第2コンテンツの表示態様又は前記第2コンテンツに関連する関連コンテンツの表示態様を変化させ続ける変更部と、
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  2. 前記表示部は、
    前記第1コンテンツの表示領域の一部に、前記第2コンテンツを重ねて表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記変更部は、
    前記第2コンテンツの表示態様又は前記関連コンテンツの表示態様を所定の状態へ変化させた後、前記第2コンテンツの表示態様又は前記関連コンテンツの表示態様の変化を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記変更部は、
    前記第2コンテンツの表示態様又は前記関連コンテンツの表示態様を所定の状態へ変化させた後、所定の時間を超えて前記指定操作が行われた場合、前記第2コンテンツ又は前記関連コンテンツのリンク先にアクセスする、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の端末装置。
  5. 前記変更部は、
    前記指定操作が行われている場合、前記指定操作の開始から所定時間が経過した後、前記第2コンテンツの表示態様又は前記関連コンテンツの表示態様を変化させ始める、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の端末装置。
  6. 前記変更部は、
    前記指定操作が行われている場合、前記表示態様の変化として、前記第2コンテンツ又は前記関連コンテンツの表示面積を増加させる、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の端末装置。
  7. 前記変更部は、
    前記指定操作が行われている場合、前記表示態様の変化として、前記第2コンテンツ又は前記関連コンテンツを表示する色を変化させる、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の端末装置。
  8. 前記変更部は、
    前記指定操作が行われなくなった場合、前記第2コンテンツの表示態様又は前記関連コンテンツの表示態様を前記第2コンテンツが指定される前の表示態様に変化させる、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の端末装置。
  9. 前記変更部は、
    前記第2コンテンツ又は前記関連コンテンツの表示態様が所定の条件を満たした場合、新たなコンテンツを出力する、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の端末装置。
  10. 前記変更部は、
    前記新たなコンテンツとして、ユーザからの選択を受け付けるための情報であって、前記第2コンテンツ又は前記関連コンテンツのリンク先にアクセスするための情報である選択情報を表示する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の端末装置。
  11. 前記変更部は、
    前記新たなコンテンツとして動画を表示し、前記指定操作が行われている場合、前記動画を再生する、
    ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の端末装置。
  12. 前記変更部は、
    前記指定操作が行われている場合、前記新たなコンテンツとして、音声情報を出力させる、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項9〜11のいずれか一つに記載の端末装置。
  13. 前記変更部は、
    操作するユーザの情報に応じて、前記第2コンテンツの表示態様又は前記関連コンテンツの表示態様の変化を変動させる、
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の端末装置。
  14. 前記変更部は、
    前記第1コンテンツにおいて前記ユーザの関心のある情報が含まれる関心領域を、前記第2コンテンツの表示態様又は前記関連コンテンツの表示態様の変化に関わらず表示させ続ける、
    ことを特徴とする請求項13に記載の端末装置。
  15. 前記変更部は、
    前記ユーザの情報に応じて、前記第2コンテンツの表示態様又は前記関連コンテンツの表示態様を変化させる速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の端末装置。
  16. 前記変更部は、
    前記ユーザの過去の操作履歴に応じて、前記第2コンテンツの表示態様又は前記関連コンテンツの表示態様を変化させる速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の端末装置。
  17. 前記変更部は、
    前記指定操作が行われている第2コンテンツの位置に応じて、前記第2コンテンツの表示態様又は前記関連コンテンツの表示態様を変化させる態様を変更する、
    ことを特徴とする請求項1〜16のいずれか一つに記載の端末装置。
  18. 前記変更部は、
    前記指定操作の操作態様、又は、前記第2コンテンツ若しくは前記関連コンテンツの表示態様の変化に応じて、前記第2コンテンツ又は前記関連コンテンツの提供主に請求する料金を算定する算定装置に対して、前記操作態様又は前記表示態様の変化に関する情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1〜17のいずれか一つに記載の端末装置。
  19. 前記変更部は、
    前記指定操作が行われている時間に応じて前記提供主に請求する料金を算定する算定装置に、前記指定操作が行われている時間に関する情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項18に記載の端末装置。
  20. 前記変更部は、
    前記指定操作の操作態様、又は、前記第2コンテンツ若しくは前記関連コンテンツの表示態様が所定の条件を満たした場合、前記提供主に請求する料金を算定する算定装置に対して、前記操作態様又は前記表示態様の変化に関する情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の端末装置。
  21. 端末装置に表示されるコンテンツを制御する制御情報を前記端末装置に配信する配信部を備え、
    前記制御情報は、前記端末装置に、
    第1コンテンツと第2コンテンツとを表示する表示手順と、
    前記第2コンテンツがユーザにより指定され続けている操作である指定操作が行われている場合、前記第2コンテンツの表示態様又は前記第2コンテンツに関連する関連コンテンツの表示態様を変化させ続ける変更手順と、
    を実行させることを特徴とする配信装置。
  22. コンピュータが実行する表示方法であって、
    第1コンテンツと第2コンテンツとを表示する表示工程と、
    前記第2コンテンツがユーザにより指定され続けている操作である指定操作が行われている場合、前記第2コンテンツの表示態様又は前記第2コンテンツに関連する関連コンテンツの表示態様を変化させ続ける変更工程と、
    を含むことを特徴とする表示方法。
  23. 第1コンテンツと第2コンテンツとを表示する表示手順と、
    前記第2コンテンツがユーザにより指定され続けている操作である指定操作が行われている場合、前記第2コンテンツの表示態様又は前記第2コンテンツに関連する関連コンテンツの表示態様を変化させ続ける変更手順と、
    を実行させることを特徴とする表示プログラム。
JP2014154191A 2014-07-29 2014-07-29 端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラム Active JP6130336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014154191A JP6130336B2 (ja) 2014-07-29 2014-07-29 端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014154191A JP6130336B2 (ja) 2014-07-29 2014-07-29 端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016031667A true JP2016031667A (ja) 2016-03-07
JP6130336B2 JP6130336B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=55442003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014154191A Active JP6130336B2 (ja) 2014-07-29 2014-07-29 端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6130336B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017199849A1 (ja) * 2016-05-20 2017-11-23 株式会社野村総合研究所 情報処理装置、サーバおよびコンピュータプログラム
JP2019056963A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 ヤフー株式会社 配信装置、配信方法及び配信プログラム
JP2020501222A (ja) * 2017-03-03 2020-01-16 グーグル エルエルシー クライアントデバイス上で実行されるアプリケーションによるコンテンツアイテムの提示の不適切な実施を検出するためのシステムおよび方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002215510A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Directlink:Kk 可変式広告の供給する広告手法、および広告情報の属性情報を登録しカスタマイズされた広告情報を供給する広告手法
JP2003044395A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Akiyasu Cho 通信ネットワークを介したバナー情報提供システム及び方法
JP2003076878A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Michio Koshiba インターネット検索サイトの表示形式
JP2007166536A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Softbank Bb Corp マルチメディア視聴システム及びマルチメディア視聴方法
JP2007164710A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Bb Mobile Corp バナー配信システム及びバナー配信方法
JP2009053219A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Artside Kk バナー広告の表示方法
JP2009540455A (ja) * 2006-06-28 2009-11-19 エヌエイチエヌ コーポレーション 広告露出方法およびそのシステム
WO2011142486A1 (ja) * 2010-05-14 2011-11-17 Umeda Shigeto 広告表示uiおよび広告システム
JP2012524348A (ja) * 2009-04-15 2012-10-11 グーグル・インコーポレーテッド ターゲット画像広告
JP2013033476A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Nhn Business Platform Corp 入力回数が急上昇する検索語を利用した検索広告方法、システム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002215510A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Directlink:Kk 可変式広告の供給する広告手法、および広告情報の属性情報を登録しカスタマイズされた広告情報を供給する広告手法
JP2003044395A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Akiyasu Cho 通信ネットワークを介したバナー情報提供システム及び方法
JP2003076878A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Michio Koshiba インターネット検索サイトの表示形式
JP2007166536A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Softbank Bb Corp マルチメディア視聴システム及びマルチメディア視聴方法
JP2007164710A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Bb Mobile Corp バナー配信システム及びバナー配信方法
JP2009540455A (ja) * 2006-06-28 2009-11-19 エヌエイチエヌ コーポレーション 広告露出方法およびそのシステム
JP2009053219A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Artside Kk バナー広告の表示方法
JP2012524348A (ja) * 2009-04-15 2012-10-11 グーグル・インコーポレーテッド ターゲット画像広告
WO2011142486A1 (ja) * 2010-05-14 2011-11-17 Umeda Shigeto 広告表示uiおよび広告システム
JP2013033476A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Nhn Business Platform Corp 入力回数が急上昇する検索語を利用した検索広告方法、システム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6016001660; 太駄健司: '第2章 インターネット広告のさまざまな手法' Web Site expert 第6号, 20060425, 第109〜115ページ, (株)技術評論社 *
JPN6016001661; 氏家拓司: 'TIPS 映像×Flashクリエイターの連携によるPerson in Presentation' CG WORLD 第103巻, 20070301, 第76〜79ページ, 株式会社ワークスコーポレーション *

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017199849A1 (ja) * 2016-05-20 2017-11-23 株式会社野村総合研究所 情報処理装置、サーバおよびコンピュータプログラム
US11061554B2 (en) 2016-05-20 2021-07-13 Nomura Research Institute, Ltd. Touch operation for displaying content in place of other content
JP2020501222A (ja) * 2017-03-03 2020-01-16 グーグル エルエルシー クライアントデバイス上で実行されるアプリケーションによるコンテンツアイテムの提示の不適切な実施を検出するためのシステムおよび方法
US11350165B2 (en) 2017-03-03 2022-05-31 Google Llc Systems and methods for detecting improper implementation of presentation of content items by applications executing on client devices
US11785297B2 (en) 2017-03-03 2023-10-10 Google Llc Systems and methods for detecting improper implementation of presentation of content items by applications executing on client devices
JP2019056963A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 ヤフー株式会社 配信装置、配信方法及び配信プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6130336B2 (ja) 2017-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6679250B2 (ja) 決定装置、決定方法および決定プログラム
JP5937262B1 (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法、配信装置および配信方法
JP5580924B1 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラム
JP6039613B2 (ja) 表示プログラム、端末装置、表示方法及び配信装置
JP5941568B1 (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法、配信装置および配信方法
JP6130336B2 (ja) 端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラム
JP2017028379A (ja) 情報表示プログラム、情報表示方法、情報表示装置、配信装置および配信方法
JP2019164720A (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置
JP7076940B2 (ja) 配信装置、配信方法、配信プログラム及び情報表示プログラム
JP6162773B2 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム、端末プログラム及び制御プログラム
JP6553783B1 (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置
JP5774661B2 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラム
JP2017107436A (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法及び配信装置
JP6158903B2 (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法及び配信装置
JP2015099557A (ja) 配信装置、端末装置、配信方法、配信プログラム及び端末プログラム
JP7003017B2 (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置
JP6431227B1 (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置
JP6866242B2 (ja) 表示制御プログラム、表示制御装置、表示制御方法及び配信装置
JP5919426B1 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラム
JP6271383B2 (ja) 端末装置、配信装置、表示方法及び表示プログラム
JP6833766B2 (ja) 情報表示プログラム、情報表示方法、情報表示装置、及び配信装置
JP6465920B2 (ja) 配信装置、端末装置、配信方法及び配信プログラム
JP6761839B2 (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置
JP6868597B2 (ja) 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置
JP6381767B1 (ja) 情報表示プログラム、情報表示方法、情報表示装置、及び配信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160728

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160804

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20160930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6130336

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250