JP2016030352A - 液体吐出装置、チューブ固定方法 - Google Patents

液体吐出装置、チューブ固定方法 Download PDF

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大輔 蛭間
大峰 義田
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Abstract

【課題】チューブを固定するための部品を容易に着脱させることができる液体吐出装置を提供する。
【解決手段】液体を吐出可能な吐出部と、吐出部と接続され、液体を吐出部に供給するチューブ81と、ガイド面841を有し、チューブを保持可能な保持部84と、保持部に保持されたチューブとガイド面との間に差し込み可能な固定部88と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体吐出装置及びチューブ固定方法に関する。
従来、中間材と複数のインクチューブとを重ね合わせて束ねる第1のインクチューブ結束具を備えたインクジェット式プリンターが知られている。当該第1のインクチューブ結束具は、第1の保持部と第1の押さえ部とを備え、第1の保持部と第1の押さえ部とを嵌め合わせることにより中間材と複数のインクチューブとを結束している(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−200768号公報
しかしながら、上記第1のインクチューブ結束具では、第1の保持部と第1の押さえ部とを嵌め合わせる構造であるため、第1の保持部と第1の押さえ部とを着脱させる際、強い力が必要となるため、着脱が容易ではない、という課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる液体吐出装置は、液体を吐出可能な吐出部と、前記吐出部と接続され、前記液体を前記吐出部に供給するチューブと、ガイド面を有し、前記チューブを保持可能な保持部と、前記保持部に保持された前記チューブと前記ガイド面との間に差し込み可能な固定部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、チューブが保持された保持部のガイド面に倣って固定部を差し込むことによりチューブが固定される。従って、チューブを差し込み方式で固定するため、チューブを固定するための部品を容易に着脱することができる。
[適用例2]上記適用例にかかる液体吐出装置の前記ガイド面は、前記固定部の差し込み方向における上流側から下流側に向けて、前記保持部が保持する前記チューブに近付く方向に傾斜する傾斜面を有することを特徴とする。
この構成によれば、ガイド面の傾斜面に沿って固定部が差し込まれるため、チューブに対する保持力を徐々に高め、最終的にチューブを堅固に固定することができる。
[適用例3]上記適用例にかかる液体吐出装置の前記ガイド面は、前記傾斜面より前記差し込み方向における上流側に位置し、前記差し込み方向に沿った面を有することを特徴とする。
この構成によれば、傾斜面の上流側に差し込み方向に沿った面が形成されているため、傾斜面より差し込み方向における上流側では、より軽い力で固定部を差し込むことができる。
[適用例4]上記適用例にかかる液体吐出装置の前記ガイド面は、前記傾斜面より前記差し込み方向における下流側に位置し、前記差し込み方向に沿った面を有することを特徴とする。
この構成によれば、傾斜面の下流側に差し込み方向に沿った面が形成されているため、傾斜面より差し込み方向における下流側では、固定部の固定状態が保持され、固定部が外れることを抑制できる。
[適用例5]上記適用例にかかる液体吐出装置の前記傾斜面は、前記差し込み方向に対して、10度から20度傾斜していることを特徴とする。
この構成によれば、チューブを堅固に固定でき、かつ、液体の供給を妨げない程度に、チューブを適度に変形させて固定できる。
[適用例6]上記適用例にかかる液体吐出装置の前記ガイド面における前記固定部の差し込み方向の下流側の端部と、前記保持部が保持する前記チューブとの間隔は、前記ガイド面における前記差し込み方向の上流側の端部と、前記保持部が保持する前記チューブとの間隔より狭いことを特徴とする。
この構成によれば、固定部を差し込む差し込み口の幅は、入り口側が広く、奥側が狭くなる。これにより、チューブを堅固に固定できる。
[適用例7]本適用例にかかるチューブ固定方法は、液体を吐出可能な吐出部と接続され、前記液体を前記吐出部に供給するチューブを固定するチューブ固定方法であって、ガイド面を有する保持部で前記チューブを保持し、前記保持部に保持された前記チューブと前記ガイド面との間に、固定部を差し込んで前記チューブを固定することを特徴とする。
この構成によれば、チューブが保持された保持部のガイド面に倣って固定部を差し込むことによりチューブが固定される。従って、チューブを差し込み方式で固定するため、チューブを固定するための部品を容易に着脱することができる。
液体吐出装置の構成を示す概略図。 液体吐出装置の一部の構成を示す斜視図。 液体吐出装置の一部の構成を示す断面図。 チューブ固定方法を示す模式図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
まず、液体吐出装置の構成について説明する。液体吐出装置は、液体を吐出可能な吐出部と、吐出部と接続され、液体を吐出部に供給するチューブと、ガイド面を有し、チューブを保持可能な保持部と、保持部に保持されたチューブとガイド面との間に差し込み可能な固定部と、を備えたものである。液体吐出装置は、例えば、インクジェットプリンターである。以下、具体的に説明する。
図1は、液体吐出装置の構成を示す概略図であり、図2は、液体吐出装置の一部の構成を示す斜視図である。図1に示すように、液体吐出装置50は、媒体の一例である長尺シート状の連続紙Pを搬送する搬送装置70と、搬送装置70によって搬送される連続紙Pに対して液体の一例であるインクを吐出(噴射)可能な吐出部60等を備えている。液体吐出装置50は、搬送装置70と吐出部60等を制御する制御部(図示せず)を備えている。
搬送装置70は、連続紙Pを繰り出す繰出部74と、繰出部74から繰り出され、吐出部60によって印刷が行われた連続紙Pを巻き取る巻取部75とを備えている。図1では、連続紙Pにおける搬送方向Y(図1の左方向)の上流側となる右側の位置に繰出部74が配置される一方、下流側となる左側の位置に巻取部75が配置されている。
吐出部60は、繰出部74と巻取部75との間の位置に連続紙Pの搬送経路と対向するように配置されている。吐出部60は、例えば、インクジェットヘッドである。そして、吐出部60における連続紙Pの搬送経路と対向する面には、連続紙Pにインクを噴射するための複数のノズル67aが形成されている。そして、図2に示すように、吐出部60はキャリッジ61に搭載され、当該キャリッジ61は、主ガイド軸56に支持された状態で、主走査方向Xへ往復動可能に配設されている。キャリッジ61は、駆動モーター(図示せず)に連結され、当該駆動モーターを回転駆動させることによって主走査方向Xへ往復動する。
吐出部60に対して連続紙Pの搬送経路を挟んで対向する位置には、連続紙Pを支持するプラテン53が配置されている。そして、吐出部60は、ノズル67aが形成された面がプラテン53のプラテン面531に対面するようにキャリッジ61に搭載されている。吐出部60には、吐出部60にインクを供給可能なチューブ81が接続されている。チューブ81は、複数の円筒が接合された形状である。本実施形態では、6本の円筒が接合されて並ぶ形状であるが、円筒の本数は5本以下や7本以上でもよい。本実施形態では、インク収容容器(図示せず)から複数のチューブ81を経由して吐出部60に対してインクが供給される。また、吐出部60には制御部からFFC82が接続されている。そして、制御部からFFC82を介して、吐出部60の駆動信号が出力される。なお、チューブ81及びFFC82は、保持部84を介してキャリッジ61に接続されている。また、チューブ81及びFFC82はキャリッジ61の往復動を妨げないように可撓性を有する材料で形成されている。
また、図2に示すように、チューブ81と接触可能な位置にフレーム85が設けられている。さらに、具体的には、吐出部60(キャリッジ61)が移動する主走査方向Xに沿ってフレーム面85aを有したフレーム85が配置されている。吐出部60とフレーム85との間にはチューブ支持部851を備えている。本実施形態では、フレーム85とチューブ支持部851とが連続するように設けられている。そして、当該チューブ支持部851は、チューブ81を支持可能な支持面851aを有しており、チューブ81の自重による垂れ下がり等の不具合を防止することができる。また、チューブ81はチューブ保持部材900によって保持されている。チューブ保持部材900は、複数本のチューブ81を挟み込み、束ねる機能を有している。これにより、キャリッジ61が往復動する際のチューブ81のばたつきを防止できる。なお、本実施形態では、チューブ81に加え、FFC82もチューブ保持部材900で保持するように構成されている。これにより、チューブ81及びFFC82のばたつきを防止できる。
繰出部74には、連続紙Pの搬送方向Yと交差する方向である連続紙Pの幅方向X(図1では紙面と直交する方向)に延びる繰出軸74aが回転駆動可能に設けられている。繰出軸74aには、連続紙Pが予めロール状に巻かれた状態で繰出軸74aと一体回転可能に支持されている。そして、繰出軸74aが回転駆動することで繰出軸74aから連続紙Pがその搬送経路の下流側に向かって繰り出される。
繰出軸74aの連続紙Pの搬送方向Yの下流側には、繰出軸74aから搬送される連続紙Pを挟持しながらプラテン面531に導く搬送部の一例である給紙ローラー対73が配置されている。そして、給紙ローラー対73は、プラテン53よりも搬送方向Yにおける上流側端部の位置に配置されている。給紙ローラー対73は、回転駆動可能に設けられた給紙ローラー73aと、この給紙ローラー73aの回転に従動する紙押さえローラー73bとを有している。そして、給紙ローラー73aと紙押さえローラー73bとにより連続紙Pを挟持する位置は、プラテン53のプラテン面531よりも上側に位置している。
また、連続紙Pの搬送経路におけるプラテン面531の搬送方向Yの下流側には、連続紙Pにおける印刷済みの領域の張力を調整するためのテンションローラー76が配置されている。連続紙Pの搬送経路におけるテンションローラー76の下流側には、巻取部75が配置されている。
巻取部75には、連続紙Pの幅方向Xに延びる巻取軸75aが回転駆動可能に設けられている。そして、巻取軸75aが回転駆動することでテンションローラー76側から搬送される印刷済みの連続紙Pが巻取軸75aによって順次巻き取られる。
次に、液体吐出装置の保持部の構成について説明する。図3は、液体吐出装置の一部の構成を示す断面図であり、具体的には、保持部周辺の構成を示す断面図である。そして、図3(a)は、保持部に固定部が差し込まれた状態を示し、図3(b)は、保持部に固定部が差し込まれていない状態を示している。
図3(a)に示すように、液体吐出装置50は、保持部84と固定部88とを備えている。保持部84は、空間部848を有し、当該空間部848にチューブ81を保持可能に構成されている。そして、保持部84における空間部848の一部には、ガイド面841が設けられている。固定部88は、保持部84に保持されたチューブ81とガイド面841との間に差し込まれている。また、ガイド面841における固定部88の差し込み方向の下流側の端部と、保持部84が保持するチューブ81との間隔は、ガイド面841における固定部88の差し込み方向の上流側の端部と、保持部84が保持するチューブ81との間隔よりも狭くなっている。
図3(b)に示すように、保持部84のガイド面841は、固定部88の差し込み方向における上流側から下流側に向けて、保持部84が保持するチューブ81に近付く方向に傾斜する傾斜面841aを有している。具体的には、保持部84のZ軸方向における頂部には、保持部84に対して固定部88を差し込むための差し込み口843が設けられている。なお、Z軸方向とは、固定部88の差し込み方向に相当する。本実施形態では、チューブ81の断面における長手方向に沿う方向である。固定部88は、差し込み口843から−Z軸方向に向けて差し込まれる。すなわち、固定部88は、差し込み口843側(上流側)から−Z軸方向へ向かう側(下流側)へと差し込まれる。そして、固定部88の差し込み方向に倣ってガイド面841が形成されている。当該ガイド面841の一部には、傾斜面841aが形成されている。当該傾斜面841aは、保持部84に保持されるチューブ81に近付く方向に傾斜している。また、ガイド面841は、傾斜面841aより差し込み方向における上流側に位置し、差し込み方向に沿った面841bを有している。さらに、詳細には、ガイド面841は、差し込み口843から−Z軸方向に沿って、まず、差し込み方向に沿った面841b、すなわち、Z軸方向に平行した面841bが形成され、面841bからさらに−Z軸方向に向かった位置に傾斜面841aが形成されている。ここで、傾斜面841aは、固定部88の差し込み方向(Z軸方向)に対して、10度から20度傾斜(角度θ)している。さらには、傾斜角度θは15度から17度であることが好ましい。
また、ガイド面841は、傾斜面841aより差し込み方向における下流側に位置し、差し込み方向に沿った面841cを有している。具体的には、傾斜面841aからさらに−Z軸方向に向かった位置には、差し込み方向(Z軸方向)に平行な面841cが形成されている。これにより、傾斜面841aの差し込み方向における下流側に、差し込み方向に沿った面が形成されているため、傾斜面841aより差し込み方向における下流側では、固定部88の固定状態が保持され、固定部88が外れることを抑制できる。そして、面841cにおける−Z軸方向端部から保持部84に保持されるチューブ81に近付く方向(−Y軸方向)に向けて平坦面842が形成されている。そして、図3(a)に示すように、保持部84のガイド面841の面841cと、固定部88においてガイド面841と対向する第1面881の一部とが接触し、また、保持部84の平坦面842と固定部88のY軸方向に設けられた第2面882とが接触することにより、チューブ81が保持される。さらに、本実施形態では、保持部84の空間部848におけるガイド面841と対向する位置に形成された面888に沿って弾性を有する緩衝部89が配置されている。保持部84の面888とチューブ81との間に緩衝部89を配置した状態で、固定部88を差し込み、固定部88の面888と対向する第3面883がチューブ81を面888側に押圧することにより、チューブ81が保持部84に保持される。この際、チューブ81は、緩衝部89によって応力が緩和され、チューブ81の損傷等が防止される。
次に、チューブ固定方法について説明する。チューブ固定方法は、液体を吐出可能な吐出部と接続され、液体を吐出部に供給するチューブを固定するチューブ固定方法であって、ガイド面を有する保持部でチューブを保持し、保持部に保持されたチューブとガイド面との間に、固定部を差し込んでチューブを固定するものである。なお、本実施形態では、液体吐出装置50のチューブ81にかかるチューブ固定方法について説明する。
図4は、チューブ固定方法を示す模式図である。まず、図4(a)に示すように、保持部84の空間部848にチューブ81を配置する。また、空間部848の一部の面888とチューブ81との間に緩衝部89を配置する。そして、保持部84に設けられた差し込み口843から固定部88を−Z軸方向に向けて差し込む。このとき、まず、固定部88の第1面881を保持部84のガイド面841の面841bに倣って−Z軸方向に差し込んでいく。面841bがZ軸方向に平行に形成されており、当該面841bに沿って固定部88を軽い力で差し込みが可能となる。
図4(b)は、図4(a)の状態から、さらに保持部84に対して固定部88を−Z軸方向に差し込んだ状態を示している。具体的には、ガイド面841の傾斜面841aに沿って固定部88が移動している状態を示している。このとき、ガイド面841の傾斜面841aに沿って固定部88の−Z軸方向における端部が接触している。傾斜面841aの固定部88の差し込み方向(Z軸方向)に対する角度θは10度から20度であるため、傾斜面841aに沿って固定部88を滑らかに差し込むことができる。
また、差し込み口843付近におけるガイド面841の面841bとチューブ81との間隔に比べ、ガイド面841の傾斜面841aとチューブ81との間隔の方が徐々に狭くなっていくため、固定部88の−Y軸方向への移動により固定部88によりチューブ81が徐々に押し圧されていく。
図4(c)は、図4(b)の状態から、さらに保持部84に対して固定部88を−Z軸方向に移動させた状態を示している。具体的には、ガイド面841の面841cに沿って固定部88が移動している状態を示している。このとき、保持部84のガイド面841の面841cに倣って固定部88の第1面881が−Z軸方向に移動する。面841cがZ軸方向に平行に形成されており、当該面841cに沿って固定部88を軽い力で差し込むことができる。面841cにより、傾斜面841aより差し込み方向における下流側では、固定部88の固定状態が保持され、固定部88が外れることを抑制できる。また、ガイド面841の面841cとチューブ81との間隔は、他のガイド面841とチューブ81との間隔に比べ狭くなっており、ガイド面841の面841cとチューブ81との間隔において固定部88によるチューブ81への押し圧が最大となる。なお、チューブ81はインクの供給が阻害されない程度に押し圧されて保持される。
そして、図4(c)の状態から、さらに保持部84に対して固定部88を−Z軸方向に移動させ、保持部84の平坦面842に固定部88の第2面882が当接したところで保持部84に対する固定部88の差し込みが完了する。すなわち、チューブ81の固定が完了する。なお、保持部84の面841cがZ軸方向に平行に形成され、また、固定部88の第1面881もZ軸方向に平行に形成されている。そして、面841cと第1面881とが接触する領域において面接触しているため、固定部88が保持部84から容易に抜けることがない(図3(a)参照)。
なお、保持部84から固定部88を抜き取る場合は、上記のチューブ固定方法における方法とは逆の方法で行う。すなわち、保持部84に対して固定部88を+Z軸方向に移動させる。このとき、固定部88がガイド面841の面841cに接触している領域から、さらに固定部88を+Z軸方向に移動させると、ガイド面841の傾斜面841aとチューブ81との間隔が、ガイド面841の面841cとチューブ81との間隔に比べ広くなるため、保持部84から固定部88を容易に取り出すことができる。
以上、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
チューブ81が保持された保持部84のガイド面841に倣って固定部88を差し込むことによりチューブ81が固定される。従って、チューブ81を差し込み方式で固定するため、ほとんど力を要さず、チューブ81を固定するための部品を容易に着脱することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記実施形態では、いわゆるオフキャリッジタイプの液体吐出装置50の構成を例に説明したが、これに限定されない。例えば、キャリッジにインクカートリッジが搭載されるオンキャリッジタイプの液体吐出装置であってもよい。このようにしても、上記効果と同様の効果を得ることができる。この場合、チューブ81は存在しないため、本発明は、FFC82(ケーブル)を固定するための部品を容易に着脱するための発明となる。すなわち、固定対象がチューブ81であっても、ケーブルであっても、本発明を適用することが可能である。
(変形例2)上記実施形態の液体吐出装置50は、媒体として長尺シート状の連続紙Pを搬送する構成としたが、この構成に限定さない。例えば、単票の記録紙を用いた構成としてもよい。このようにしても、上記効果と同様の効果を得ることができる。
50…液体吐出装置、60…吐出部、61…キャリッジ、81…チューブ、82…FFC、84…保持部、88…固定部、89…緩衝部、841…ガイド面、841a…傾斜面、841b…面、841c…面、842…平坦面、843…差し込み口、848…空間部、881…第1面、882…第2面、883…第3面、888…面。

Claims (7)

  1. 液体を吐出可能な吐出部と、
    前記吐出部と接続され、前記液体を前記吐出部に供給するチューブと、
    ガイド面を有し、前記チューブを保持可能な保持部と、
    前記保持部に保持された前記チューブと前記ガイド面との間に差し込み可能な固定部と、を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置において、
    前記ガイド面は、前記固定部の差し込み方向における上流側から下流側に向けて、前記保持部が保持する前記チューブに近付く方向に傾斜する傾斜面を有することを特徴とする液体吐出装置。
  3. 請求項2に記載の液体吐出装置において、
    前記ガイド面は、前記傾斜面より前記差し込み方向における上流側に位置し、前記差し込み方向に沿った面を有することを特徴とする液体吐出装置。
  4. 請求項2又は3に記載の液体吐出装置において、
    前記ガイド面は、前記傾斜面より前記差し込み方向における下流側に位置し、前記差し込み方向に沿った面を有することを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
    前記傾斜面は、前記差し込み方向に対して、10度から20度傾斜していることを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
    前記ガイド面における前記固定部の差し込み方向の下流側の端部と、前記保持部が保持する前記チューブとの間隔は、前記ガイド面における前記差し込み方向の上流側の端部と、前記保持部が保持する前記チューブとの間隔より狭いことを特徴とする液体吐出装置。
  7. 液体を吐出可能な吐出部と接続され、前記液体を前記吐出部に供給するチューブを固定するチューブ固定方法であって、
    ガイド面を有する保持部で前記チューブを保持し、
    前記保持部に保持された前記チューブと前記ガイド面との間に、固定部を差し込んで前記チューブを固定することを特徴とするチューブ固定方法。
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