JP2016029688A - 電力用半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力用半導体装置における配線端子下の接合部の寿命を向上させ、信頼性の高い電力用半導体装置を提供する。
【解決手段】樹脂筐体と、樹脂筐体に収納され、金属板11上に絶縁層12を介し回路パターン13が形成された第1の基板と、樹脂筐体内に収納されると共に、回路パターン13上に配置された半導体素子8及び9と、半導体素子8及び9に接続される配線端子4と、樹脂筐体内に充填される絶縁性封止材7とを備える電力用半導体装置100であって、配線端子4は折り返し構造を有し、折り返し構造の半導体素子8及び9に接する外面は半導体素子8及び9と固定されると共に、折り返し構造に含まれ折り返されたことで向かい合う2つの内面は互いに離間可能であることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電力用半導体装置に関するものである。
従来の電力用半導体装置には、半導体素子上に配線端子を実装した装置、回路パターン上に外部接続用の配線端子を実装した装置等がある。半導体素子上又は回路パターン上に配線端子を実装した場合、配線端子と絶縁性封止材、絶縁基板との線膨張係数の差から、配線端子下の接合部に高い応力が負荷される。
そこで、半導体素子又は回路パターン上に接合される配線端子は、例えば、特許文献1のようにCベント構造を設け、配線端子下の接合部にかかる応力を緩和している。また、配線端子にU字を90度回転させた型の端子台を設け、応力を緩和させている場合もある(例えば、特許文献2)。
特開平8−8374号公報 特開2010−103222号公報
このような電力用半導体装置にあっては、半導体素子の発熱の繰り返しに対応して絶縁性封止材に膨張及び伸縮が生じ、この膨張及び伸縮から配線端子が受ける上下方向の引っ張り応力が、配線端子下の接合部と配線端子の応力を緩和する構造部との間、又は配線端子の応力を緩和する構造部の一部分に発生する。そして、この引っ張り応力により、配線端子下の接合部の寿命が低下するという問題点があった。
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、電力用半導体装置における配線端子下の接合部の寿命を向上させ、信頼性の高い電力用半導体装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる電力用半導体装置は、樹脂筐体と、樹脂筐体に収納され、金属板上に絶縁層を介し回路パターンが形成された第1の基板と、樹脂筐体内に収納されると共に、回路パターン上に配置された半導体素子と、半導体素子に接続される配線端子と、樹脂筐体内に充填される絶縁性封止材とを備える電力用半導体装置であって、配線端子は折り返し構造を有し、折り返し構造の半導体素子に接する外面は半導体素子と固定されると共に、折り返し構造に含まれ折り返されたことで向かい合う2つの内面は互いに離間可能であることを特徴とする。
本発明にかかる電力用半導体装置によれば、配線端子が有する折り返し構造は半導体素子に接する外面は半導体素子と固定されるので、配線端子が絶縁性封止材から受ける上下方向の引っ張り応力が配線端子下の接合部と配線端子の折り返し構造との間に発生することが抑制され、折り返し構造は絶縁性封止材から受ける応力を緩和する。したがって、本発明にかかる電力用半導体装置は、配線端子下の接合部の寿命を向上させ、信頼性の高い電力用半導体装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1にかかる電力用半導体装置100を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1にかかる電力用半導体装置100を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる配線端子4を示す正面図である。 本発明の実施の形態1にかかる配線端子4を示す側面図である。 本発明の実施の形態2にかかる電力用半導体装置110の断面図である 本発明の実施の形態2にかかる電力用半導体装置100の断面図であり、電力用半導体装置100が動作時に凸反りした場合の配線端子4の向きを例として示している図である。 本発明の実施の形態2にかかる電力用半導体装置100の断面図であり、電力用半導体装置100が動作時に凹反りした場合の配線端子4の向きを例として示している図である。 本発明の実施の形態3にかかる配線端子41を示す側面図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1にかかる電力用半導体装置100の構成を説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる電力用半導体装置100を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる電力用半導体装置100を示す断面図であり、図1における電力用半導体装置100を長手方向に切った断面を表している。図1及び図2において電力用半導体装置100は、樹脂筐体としてのケース5と、金属板11上に絶縁層12を介し回路パターン13が形成されている第1の基板としての絶縁基板1と、絶縁基板1上に配置された半導体素子8及び9とを備えている。電力用半導体装置100は、さらに、アルミニウムワイヤ6と、半導体素子8、9及び回路パターン13上に導電性樹脂10で接続された配線端子4と、プリント基板2の両面に回路パターン21が形成されている第2の基板としてのプリント配線板25と、ケース蓋51と、ケース端子3と、ケース5内に充填された絶縁性封止材7とを備えている。
配線端子4は、線材としては、細線間に樹脂が入り込む恐れがある撚線ではなく、例えば平板状の平角銅線を用いている。
第1の基板としての絶縁基板1は、金属板11上に絶縁層12を介し回路パターン13が形成されている。金属板11は、例えば厚さ2mmの銅からなる。熱伝導性に優れていればよく、アルミニウムからなってもよい。絶縁層12は、樹脂中に熱伝導率の高い絶縁性材料を充填したものであり、例えば厚さ0.1mmであって、エポキシ樹脂のマトリクスにフィラーとして窒化ホウ素を充填したものである。フィラーとして用いる熱伝導性の高い絶縁性材料には、他に酸化アルミニウム(Aluminium Oxide)、窒化ケイ素(Sillicon Nitride)、窒化アルミニウム(Aluminum Nitride)等がある。回路パターン13は、例えば厚さ105μmの銅を主とした金属からなる。金属板11上に絶縁層12を介し回路パターン13が形成された絶縁基板1の大きさは、例えば面積が80mm×40mmである。絶縁基板1はケース5内に収納され、金属板11は、図2から明らかなように、回路パターン13が形成された面とは反対側の面である一側面が露出している。
半導体素子8及び9は、ここでは例えば半導体素子8をIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、半導体素子9をダイオードとしている。半導体素子8は、例えば面積が7mm×7mmであって、厚さが250μmであり、表面には制御用電極であるゲート電極と、主配線電極であるエミッタ電極とを有し、裏面には主配線電極であるコレクタ電極を有する。半導体素子9は、例えば面積が7mm×5mmであって、厚さが250μmであり、表面には主配線電極であるアノード電極を有し、裏面には主配線電極であるカソード電極を有する。半導体素子8及び9は、ケース5に収納されると共に、絶縁基板1の回路パターン13上に、導電性樹脂10によってそれぞれの裏面が接続されている。半導体素子8のゲート電極からは、アルミニウムワイヤ6によって制御信号が回路パターン13へ引き出されている。
ここで、半導体素子8及び9は、上記の種類に限るものではなく、発熱する半導体素子であればよい。例えば、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であってもよい。
半導体素子8のエミッタ電極及び半導体素子9のアノード電極上には、配線端子4が導電性樹脂10によって接続されている。また、回路パターン13上にも配線端子4が導電性樹脂10によって接続されている。配線端子4は、ここでは例えば厚さ0.3mmの平板状の銅からなるが、アルミニウムからなってもよい。半導体素子8、9及び回路パターン13上に導電性樹脂10によって接続された配線端子4は、第2の基板としてのプリント配線板25に接続する。
導電性樹脂10は、例えばエポキシ樹脂中に銀フィラーを充填した銀ペーストであり、銀フィラーの充填率は60から95wt%である。銀フィラー間、銀フィラー接着部界面の接触により熱特性及び電気特性を得ている。樹脂に充填されるフィラーは、銅、ニッケル等であってもよい。
回路パターン13と半導体素子8及び9との接続、回路パターン13と配線端子4との接続、半導体素子8及び9と配線端子4との接続には、導電性樹脂10以外にもはんだを使用してもよい。
第2の基板としてのプリント配線板25は、プリント基板2の両面に回路パターン21が形成されている。プリント配線板25にはスルーホール部があり、配線端子4は、このスルーホール部へはんだ付けによって接続される。第2の基板としてのプリント配線板25は、第1の基板としての絶縁基板1と対向する位置に置かれている。
ケース端子3は、ケース5に支持されると共に、両端がケース5から露出し、露出した両端のうち一方の端は、プリント配線板25の回路パターン21とはんだ付けによって接続されている。他方の端は、電力用半導体装置100が接続される外部機器へ接続する。以上より、ケース端子3は、プリント配線板25を介して配線端子4と電気的接続が構成されている。ケース蓋51は、絶縁基板1上に配置されたケース5内の半導体素子8、9、配線端子4、プリント配線板25等を覆うようにケース5に蓋をしている。
ケース5及びケース蓋51は、任意の好適な材料から製造され、例えばポリフェニレンサルファイド(poly phenylen sulfide)やポリブチレンテレフタレート(poly butylene terephthalate)等の熱可塑性樹脂等から成る。熱可塑性樹脂としては、その他に、例えばポリアミド(poly amide)やポリエチレン(poly ethelene)、ポリエステル(poly ester)等も用いることができる。
絶縁性封止材7は、ケース5内の半導体素子8及び9の絶縁性の確保のため、配線端子4の保護のためにケース5内であって絶縁基板1とプリント配線板25との間に充填され、半導体素子8、9、配線端子4等を封止している。絶縁性封止材7の材料には、例えばエポキシ樹脂を用いるが、これに限定するものではなく、例えば他に、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、アクリル樹脂、ゴム材等が好適に用いられる。また、酸化アルミニウム(Aluminium Oxide)、酸化ケイ素(Sillicon Oxide)、窒化アルミニウム(Aluminum Nitride)、窒化ホウ素(Boron Nitride)等の粉を添加しても良く、シリコン樹脂やアクリル樹脂などの樹脂製の粉を添加しても良い。粉の形状は、球状を用いることが多いが、これに限定するものではなく、破砕状、粒状、リン片状、凝集体などを用いても良い。粉の充填量は、絶縁性封止材7が必要な流動性や絶縁性や接着性が得られる量であれば良い。
配線端子4について、その構造についてさらに詳細を説明する。図3は、本発明の実施の形態1にかかる配線端子4の正面図であり、図2において破線で囲まれたA部分を拡大している。図4は、本発明の実施の形態1にかかる配線端子4の側面図であり、図3においてB方向から見た図を表している。配線端子4は、折り返し構造を有し、折り返し構造の半導体素子9に接する外面は半導体素子9に固定されると共に、折り返し構造に含まれる折り返されたことで向かうあう2つの内面は、互いが固定されておらず、上下方向に自由度を有する。ここで、向かい合う2つ内面とは、2つの内面間に絶縁性封止材7が存在しない2つの内面を示しており、2つの内面間に隙間が存在していてもよいものとする。この場合でも、隙間に絶縁性樹脂封止材7が流れ込まない限り、同様の効果が得られることは言うまでもない。
半導体素子8に接続されている配線端子4も、回路パターン13に接続されている配線端子4も、図3及び図4に示される半導体素子9に接続されている配線端子4と同様に、折り返し構造を有する。
以上に示した電力用半導体装置100のプリント配線板25は、プリント基板2の両面に回路パターン21が形成されていたが、回路パターン21はプリント基板2の片面のみに形成されていてもよく、ケース端子3が、プリント配線板25を介して配線端子4と電気的に接続が構成されるようなプリント配線板25となっていればよい。この場合でも、同様の効果が得られることは言うまでもない。
次に、本発明の実施の形態1にかかる電力用半導体装置100の動作を説明する。電力用半導体装置100には、動作時に100A前後の電流が流れる。そして、半導体素子8及び9付近は大きく発熱し、温度が約100度前後上昇する。電力用半導体装置100は、流れる電流の大きさの変化により、内部に温度変化が生じ、電力用半導体装置100を構成している部材は、膨張及び伸縮を繰り返し起こす。ここで、線膨張係数が他の構成部材よりも大きい絶縁性封止材7は、より大きく膨張及び伸縮をし、電力用半導体装置100内の配線端子4は、持ち上がる方向の応力と、圧縮される方向の応力を繰り返し受けることになる。
このとき配線端子4は、絶縁性封止材7から受ける応力を折り返し構造を変形させることで、緩和する。具体的には、持ち上がる方向の応力と圧縮される方向の応力を、向かい合う2つの内面が接している場合は、向かい合う2つの内面が離間し、その距離を離したり縮めたりすることで緩和する。向かい合う2つの内面間に絶縁封止材7が流れ込まない程度の隙間が存在する場合は、隙間がさらに離間することで、配線端子4への引っ張り応力を緩和する。つまり、180度曲げ(折り返し)がされていた折り返し構造が、その曲げ角度が小さくなる方向に変形することで、配線端子4は絶縁性封止材7から受ける応力を緩和する。
配線端子4が、絶縁性封止材7から受ける応力を緩和しているとき、折り返し構造の折り返されたことで向かい合う2つの内面間が離れても、その面間に周りの絶縁性封止材7は入り込まない。
本発明の実施の形態1では、以上のような構成としたことにより、半導体素子8及び9に接続された配線端子4下の接合部の寿命を上げ、信頼性の高い電力用半導体装置100を得ることができる。電力用半導体装置100に流れる電流の大きさの変化により生じた内部の温度変化によって、絶縁性封止材7は膨張及び伸縮をし、配線端子4は持ち上がる方向の応力と圧縮される方向の応力を繰り返し受けることになるが、配線端子4が有する折り返し構造は半導体素子8及び9に接する外面は半導体素子8及び9と固定されるので、配線端子4が絶縁性封止材7から受ける応力が配線端子4下の接合部と配線端子4の折り返し構造との間に発生することが抑制される。また、配線端子4の折り返し構造は、折り返されたことで向かい合う2つの内面が離間可能であるので、配線端子4が絶縁性封止材7から受ける応力を緩和する。これにより、配線端子4下の導電性樹脂10には、配線端子4が絶縁性封止材7から繰り返し受ける応力に影響された力が加わらないため、半導体素子8及び9に接続された配線端子4下の接合部の寿命を向上させることができる。
また、配線端子4は半導体素子8及び9上だけでなく、回路パターン13上にも接続されており、回路パターン13に接続された配線端子4も折り返し構造を有するので、回路パターン13に接続された配線端子4下の接合部の寿命を向上させた信頼性の高い電力用半導体装置100も得ることができる。
さらに、電力用半導体装置100の製造において、生産性が向上するという効果がある。配線端子4を半導体素子8、9又は回路パターン13上に実装する際に、配線端子4は、すでに折り返し構造を有するものを使用して電力用半導体装置100を製造する。そのため、配線端子4の半導体素子8、9又は回路パターン13に接続する面が平坦となっているので、電力用半導体装置100の製造において、配線端子4のピックアップ性が良好である。また、配線端子4の半導体素子8、9又は回路パターン13に接続する面に加圧を均等に加えることが可能となる。したがって、半導体装置の製造において、生産性が向上する。また、導電性樹脂10を使用し、配線端子4を実装する場合は、傾きが少なく厚みの安定した良好な接合部を形成することができるため、電力用半導体装置100の熱特性及び電気特性が安定するという効果がある。
さらに、本発明の実施の形態1にかかる電力用半導体装置100は、配線端子4を半導体素子8、9又は回路パターン13上に配線端子4を実装する際に、配線端子4と半導体素子8、9又は回路パターン13との接合材に導電性樹脂10を用いているので、半導体素子8、9又は回路パターン13の配線端子4との接続面にフロントメタライズをする必要がなくなる。したがって、電力用半導体装置100の生産性を向上させることができる。そして、電力用半導体装置100の製造コストを下げることができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2では、本発明の実施の形態1と相違する部分について説明し、同一又は対応する部分についての説明は省略する。本発明の実施の形態2は、本発明の実施の形態1とは、第2の基板の構成が異なり、後述するように配線端子40が加わる。すなわち、本発明の実施の形態1では第2の基板がプリント基板2に回路パターン21が形成されたプリント配線板25であったが、本発明の実施の形態2では第2の基板は、ケース蓋51にケース端子3が組み込まれた端子基板55となっている。そして、2つの半導体素子をつなぐ部分とそこからケース端子3に延びる部分とからなる配線端子40を備えている。
図5は、本発明の実施の形態2にかかる電力用半導体装置110の断面図である。図5において電力用半導体装置110は、樹脂筐体としてのケース5と、金属板11上に絶縁層12を介し回路パターン13が形成されている第1の基板としての絶縁基板1と、絶縁基板1上に配置された半導体素子8及び9と、アルミニウムワイヤ6と、導電性樹脂10で回路パターン13上に接続された配線端子4と、半導体素子8及び9上に接続された配線端子40とを備えている。さらに、電力用半導体装置110は、ケース蓋51にケース端子が組み込まれた第2の基板としての端子基板55と、ケース5内に充填された絶縁性封止材7とを備えている。
第2の基板としての端子基板55は、第1の基板としての絶縁基板1と対向する位置に置かれている。端子基板55は、絶縁基板1上に配置されたケース5内の半導体素子8、9、配線端子4及び40等を覆うようにケース5に蓋をしているケース蓋51に、ケース端子3が組み込まれた構成である。ケース端子3は、図5においてケース蓋51から露出する上端で、電力用半導体装置100が接続される外部機器へ接続し、他方の下端は配線端子4及び40と接続する。
配線端子40は、配線端子4と同様に折り返し構造を有する。折り返し構造の外面は半導体素子8及び9に固定されると共に、折り返し構造に含まれる折り返されたことで向かうあう2つの内面は、互いが固定されておらず、上下方向に自由度を有する。ここで、向かい合う2つ内面とは、2つの内面間に絶縁性封止材7が存在しない2つの内面を示しており、2つの内面間に隙間が存在していてもよいものとする。この場合でも、隙間に絶縁性樹脂封止材7が流れ込まない限り、同様の効果が得られることは言うまでもない。配線端子40は、半導体素子8と9を電気的に接続し、第2の基板としての端子基板55のケース端子3に接続している。
本発明の実施の形態2は、本発明の実施の形態1とは違う第2基板の例を示し、配線端子が2つの半導体素子をつなぐ例を示した。このように配線端子は、配線端子40のように複数の半導体素子にまたがり、外部へ接続するリードフレーム状のもの、半導体素子と回路パターンにまたがるもの等であってもよく、例えば、アルミニウムワイヤ6の代わりに半導体素子8のゲート電極から制御回路を回路パターン13へ引き出すために用いてもよい。しかしながら、本発明の特徴である配線端子が折り返し構造を有することは、本発明の実施の形態1と同様であるので、本発明の実施の形態2は、本発明の実施の形態1と同様の効果を得られることは言うまでもない。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3では、本発明の実施の形態1及び本発明の実施の形態2と相違する部分について説明し、同一又は対応する部分についての説明は省略する。本発明の実施の形態3は、本発明の実施の形態1及び本発明の実施の形態2とは、配線端子4の向きが異なる。
図6は、本発明の実施の形態2にかかる電力用半導体装置200の断面図であり、電力用半導体装置200が動作時に凸反りした場合の配線端子4の向きを例として示している図である。図7は、本発明の実施の形態2にかかる電力用半導体装置300の断面図であり、電力用半導体装置300が動作時に凹反りした場合の配線端子4の向きを例として示している図である。図6及び図7に示す電力用半導体装置は、本発明の実施の形態1とは、配線端子4の向きのみが異なり、斜視図を示すと、配線端子4は内部にあり見えない状態となるので、図1に示した本発明の実施の形態1にかかる電力用半導体装置100と同様の図となる。図6及び図7に示す電力用半導体装置は、図1における電力用半導体装置を長手方向に切った断面を表している。
図6及び図7に示すように、本発明の実施の形態2にかかる電力用半導体装置100は、配線端子4の折り返し構造の折り返し方向が電力用半導体装置200の長手方向となるような向きで、配線端子4が配置されている。
線膨張係数の異なる様々な部材が一体化した構造となる電力用半導体装置は、電力用半導体装置の温度変化による構成部材の変形量の差に起因して、全体に反りが発生する。一般的にこの反りは、電力用半導体装置の長手方向で大きくなり、反りに伴い、構成部材へ負荷される応力も長手方向で大きくなる。これに対し、配線端子4の折り返し方向が電力用半導体装置の長手方向なるような向きで、配線端子4を配置すると、配線端子4が反りに対して導電性樹脂10と共に半導体素子8、9又は回路パターン13上から浮いたり、導電性樹脂10から浮いたり、導電性樹脂10からなる接合部が変形することを低減させることができる。これにより、配線端子4下の接合部の寿命は、さらに向上する。
具体的には、図6に示すように配線端子4を配置する際に、配線端子4の折り返し構造の折り返し方向が電力用半導体装置200の長手方向なるような向きで、かつ配線端子4の折り返し構造からプリント配線板25に延びる部分が、電力用半導体装置200の外周側となるように配置すると、電力用半導体装置200が凸反りをした場合に、配線端子4下の接合部の寿命がさらに向上する。
図6において右の2つの配線端子4は、電力用半導体装置200の凸反りに対し、配線端子4の折り返し構造からプリント配線板25に接続する部分が右方向へ倒れることによって、配線端子4下の接合部にかかる応力を低減させて、電力用半導体装置200の凸反りに対応する。図6における左の2つの配線端子4は、電力用半導体装置200の凸反りに対し、配線端子4の折り返し構造からプリント配線板25に接続する部分が左方向へ倒れることによって、配線端子4下の接合部にかかる応力を低減させて、電力用半導体装置200の凸反りに対応する。
また、図7に示すように配線端子4を配置する際に、配線端子4の折り返し構造の折り返し方向が電力用半導体装置300の長手方向なるような向きで、かつ配線端子4の折り返し構造からプリント配線板25に延びる部分が、電力用半導体装置300の中心側となるように配置すると、電力用半導体装置300が凹反りをした場合に、配線端子4下の接合部の寿命がさらに向上する。
図7において右の2つの配線端子4は、電力用半導体装置300の凹反りに対し、配線端子4の折り返し構造からプリント配線板25に接続する部分が右方向へ倒れることによって、配線端子4下の接合部にかかる応力を低減させて、電力用半導体装置300の凹反りに対応する。図7における左の2つの配線端子4は、電力用半導体装置300の凹反りに対し、配線端子4の折り返し構造からプリント配線板25に接続する部分が左方向へ倒れることによって、配線端子4下の接合部にかかる応力を低減させて、電力用半導体装置300の凹反りに対応する。
本発明の実施の形態3では、本発明の実施の形態1及び本発明の実施の形態2と同様の効果も得られ、加えて、配線端子4下の接合部の寿命がさらに向上する効果が得られる。したがって、さらに信頼性の高い電力用半導体装置を得ることができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4では、本発明の実施の形態1から本発明の実施の形態3と相違する部分について説明し、同一又は対応する部分についての説明は省略する。本発明の実施の形態3は、本発明の実施の形態1から本発明の実施の形態3とは、配線端子41の折り返し構造の形状にさらに特徴がある。
図8は、本発明の実施の形態3にかかる電力用半導体装置が備える配線端子41の側面図である。図8に示すように、本発明の実施の形態3にかかる配線端子4は、配線端子41の折り返し構造からプリント配線板25に接続する部分が、電力用半導体装置を断面視したときに、半導体素子9の外側エッジよりも外に存在する。
本発明の実施の形態4では、以上のような配線端子41としたことにより、本発明の実施の形態1及び本発明の実施の形態2の効果も得られるのに加えて、プリント基板配線板25の回路パターン21の自由度を上げることができる。電力用半導体装置を断面視したときに、回路パターン21へ接続する必要がある配線端子41、プリント配線板25のスルーホール部周辺に配置していなくとも、回路パターン21へと接続することができるためである。
また、配線端子41に比べて、一般的なプリント配線板2の回路パターン21は厚みが薄く、通電損失による発熱が問題となる。これに対し、本発明の実施の形態4にかかる電力用半導体装置は、柔軟な回路パターン21を設計することができるので、発熱源の分散、経路の最適化が可能となる。これにより、さらに性能及び信頼性の高い電力用半導体装置を得ることができる。
また、本発明の実施の形態4にかかる電力用半導体装置は、配線端子41が半導体素子9上で折り返された上で、半導体素子9の外へ引き出されるため、異電位となる半導体素子9直下の回路パターン13と配線端子41間の絶縁距離を確保することができる。このため、半導体素子9直下の回路パターン13と配線端子41の絶縁距離を確保するための追加構造が不要となり、電力用半導体装置のコストを下げることができる。また、本実施の形態4では、本発明の実施の形態1から本発明の実施の形態3と同様に、電力用半導体装置製造時に必要な配線端子4の曲げ加工の回数が変わらないので、安価に上述の効果を得ることができる。
なお、本発明は、発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせることや、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 絶縁基板、2 プリント基板、3 ケース端子、4,40,41 配線端子、5 ケース、6 アルミニウムワイヤ、7 絶縁性封止材、8,9 半導体素子、10 導電性樹脂、11 金属板、12 絶縁層、13,21 回路パターン、25 プリント配線板、51 ケース蓋、55 端子基板、100,110,200,300 電力用半導体装置。

Claims (5)

  1. 樹脂筐体と、
    前記樹脂筐体に収納され、金属板上に絶縁層を介し回路パターンが形成された第1の基板と、
    前記樹脂筐体に収納されると共に、前記回路パターン上に配置された半導体素子と、
    前記半導体素子に接続される配線端子と、
    前記樹脂筐体内に充填される絶縁性封止材と、
    を備える電力用半導体装置であって、
    前記配線端子は、折り返し構造を有し、
    前記折り返し構造の前記半導体素子に接する外面は前記半導体素子と固定されると共に、前記折り返し構造に含まれ折り返されたことで向かい合う2つの内面は互いが離間可能であること、
    を特徴とする電力用半導体装置。
  2. 前記第1の基板に対向して置かれる第2の基板をさらに備え、
    前記配線端子は、前記第2の基板に接続すること、
    を特徴とする請求項1に記載の電力用半導体装置。
  3. 前記折り返し構造の折り返し方向が、電力用半導体装置の長手方向であること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電力用半導体装置。
  4. 前記配線端子の前記折り返し構造から前記第2の基板に接続する部分が、電力用半導体装置を断面視したときに、前記半導体素子の外側エッジよりも外に存在すること、
    を特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電力用半導体装置。
  5. 前記配線端子と前記半導体素子との接続に導電性樹脂を用いること、
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電力用半導体装置。
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