JP2016028271A - 表示媒体、表示装置、遊技機および複合型表示装置 - Google Patents

表示媒体、表示装置、遊技機および複合型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】表示時に文字等の表示情報をより明瞭かつムラを抑制して表示でき、非表示時には文字等の表示情報に対応して粒子が配置された領域の存在を目立たないようにして、表示面全面において均一な透明性を確保することが容易であること。
【解決手段】一対の透明基材20、30と、一対の透明基材20、30の間に挟持された透明バインダー層40と、透明バインダー層40内に、表示情報に対応させて分散配置された粒子50と、を備え、粒子50として、透明多層構造粒子、透明非球形粒子および高屈折率粒子から選択される少なくとも1種の粒子が用いられる表示媒体、ならびに、これを用いた表示装置、遊技機および複合型表示装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示媒体、表示装置、遊技機および複合型表示装置に関するものである。
文字等の表示情報を表示するために様々な表示媒体が提案されている。これら表示媒体の中でも安価かつ簡便な構造を持つ表示媒体として透明マトリックス中に微粒子を分散させた部材を用いた表示媒体が知られている(たとえば、特許文献1等)。
特許文献1には、透光性の樹脂中に微粒子を分散させた発光枠部と、この発光枠部の内側にはめ込まれた樹脂版とからなる表示プレートが開示されている。この表示プレートでは、発光枠部の端面から光を入射することで、入射した光が微粒子により散乱し、発光枠部が発光する。また、樹脂版には、「大当たり」などの文字等を記載しておくことができる。
このため、特許文献1記載の表示プレートでは、樹脂版の周囲を囲う発光枠部の発光効果によって、人の目を発光枠部の内側に配置された樹脂版に記載された文字に引き付けることができるため、表示プレートの案内表示効果を良好なものとすることができる。
特開2008−54847号公報
なお、特許文献1記載の技術を応用すれば、たとえば、透明な板状マトリックス中に微粒子を文字状等に分散配置することで、微粒子に起因する光散乱によって文字等の表示情報を直接、発光表示することも可能と考えられる。しかしながら、本発明者が、球状ビーズを用いて表示媒体を試作したところ、光散乱によって文字等が表示される領域の輝度が不足し易いことが判った。
一方、輝度を向上させるために、球状ビーズの使用量を増やすと、表示媒体の光が入射する端面近傍側の輝度は向上するものの、表示媒体の平面方向に対する光減衰が大きくなり易い。このため、表示媒体の光が入射する端面側から離れるに従い輝度が低下し、結果的に、表示媒体の面内で輝度に著しいムラが生じ易くなる。これに加えて、光を表示媒体の端面側から入射しない非表示時において、文字等の表示情報に対応して球状ビーズが配置された領域だけが白っぽく見え、非表示時における表示媒体全面の透明性を損なうこともある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、表示時に文字等の表示情報をより明瞭かつムラを抑制して表示でき、非表示時には文字等の表示情報に対応して粒子が配置された領域の存在を目立たないようにして、表示面全面において均一な透明性を確保することが容易な表示媒体、ならびに、これを用いた表示装置、遊技機および複合型表示装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の本発明により達成される。すなわち、本発明の表示媒体は、一対の透明基材と、一対の透明基材の間に挟持された透明バインダー層と、透明バインダー層内に、表示情報に対応させて分散配置された粒子と、を備え、粒子として、透明多層構造粒子、透明非球形粒子および高屈折率粒子から選択される少なくとも1種の粒子が用いられることを特徴とする。
本発明の表示媒体の一実施形態は、透明多層構造粒子が、透明中空粒子であることが好ましい。
本発明の表示装置は、本発明の表示媒体と、表示媒体の端面側から光を入射させる光源と、を備えることを特徴とする。
本発明の遊技機は、本発明の表示媒体を備えることを特徴とする。
第一の本発明の複合型表示装置は、表示要素を有する表示面を備えた背景表示部材と、背景表示部材の表示面側に重ねて配置された本発明の表示装置とを備えることを特徴とする。
第二の本発明の複合型表示装置は、表示要素を表示可能な表示面を備えた背景表示装置と、背景表示装置の表示面側に重ねて配置された本発明の表示装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、表示時に文字等の表示情報をより明瞭かつムラを抑制して表示でき、非表示時には文字等の表示情報に対応して粒子が配置された領域の存在を目立たないようにして、表示面全面において均一な透明性を確保することが容易な表示媒体、ならびに、これを用いた表示装置、遊技機および複合型表示装置を提供することができる。
本実施形態の表示媒体の一例を示す模式平面図である。 図1中の符号A1−A2間の断面構造の一例を示す模式断面図である。 図1に示す粒子の断面構造の一例を示す拡大断面図である。
図1は、本実施形態の表示媒体の一例を示す模式平面図である。ここで、図1(A)は、表示情報を表示している状態を示す図であり、図1(B)は、表示情報を表示していない状態を示す図である。図2は、図1中の符号A1−A2間の断面構造の一例を示す模式断面図である。また、図3は、図1に示す粒子の断面構造の一例を示す拡大断面図であり、図3(A)は、粒子が透明多層構造粒子である場合の一例を示す図であり、図3(B)は、粒子が透明非球形粒子である場合の一例を示す図である。
図1および図2に示すように、平面形状が方形を成す表示媒体10は、第一の透明基材20と、第一の透明基材20に対向して配置された第二の透明基材30と、第一の透明基材20および第二の透明基材30の間に挟持された透明バインダー層40とを備えている。そして、透明バインダー層40内には、粒子50が分散配置されている。
なお、この粒子50は、透明バインダー層40内に一様に分散配置されるのでは無く、表示媒体10が表示する表示情報60に対応させて、表示媒体10の平面方向に対して所定の領域(粒子配置領域70)内に密集して配置される。ここで、図1(A)に示す例では、表示情報60としてアルファベットの“A”が表示されており、粒子配置領域70は、“A”の輪郭線の枠内の範囲に対応している。
また、透明バインダー層40は、図2に示すように、たとえば、粒子50を含まない第一のバインダー材40Aからなる部分と、粒子50を分散含有する第二のバインダー材40Bからなる部分とから構成されてもよい。この場合、第二のバインダー材40Bは、粒子配置領域70内であって、第二の透明基材30の透明バインダー層40側の面に沿って配置される。
なお、表示情報60としては、文字、図形、記号、絵柄もしくは模様、または、これらを2種類以上組み合わせたものから適宜選択することができる。また、表示情報60は、図1(A)に例示したように粒子配置領域70自体が、所定の文字等を示すものでもよく、あるいは、粒子配置領域70によって囲まれた領域が、所定の文字等を示すものでもよい。なお、本願明細書において、「表示情報」とは、文字、図形、記号、絵柄もしくは模様、または、これらを2種類以上組み合わせたものであり、表示面の全面が一様な白色、黒色、青色等として表示されるようなモノトーン表示(無地)は除かれる。
表示情報60の表示に際しては、表示媒体10の端面12、すなわち上端面12T(12)、左端面12L(12)、下端面12B(12)および右端面12R(12)から選択される少なくとも1つの端面12側から光を表示媒体10内に入射させる。この場合、表示媒体10内に入射した光は、透明バインダー層40中に分散している粒子50にて光散乱される。そして、この光散乱により粒子配置領域70が発光することで、表示情報60が視認される。なお、LED、ハロゲンランプ、蛍光灯などの光源は、端面12の近傍に配置してもよく、端面12から離れた位置に配置してもよい。但し、光源を端面12から離れた位置に配置する場合は、光ファイバや導光板等の導光部材、また、必要に応じてミラーなどを用いて、光を表示媒体10内に入射させる。なお、光を入射させない端面12側には、端面12の表面に反射膜を設けたり、端面12に対向する位置に反射板を設けてもよい。また、光源としては、発光強度および/または色調の異なる複数種類の光源を用いてもよい。さらに、光源から照射される光は、2以上の端面12(たとえば、右端面12Rおよび左端面12L)から同時または個別に入射させてもよい。
また、第一の透明基材20の屈折率n(S1)、第二の透明基材30の屈折率n(S2)、第一のバインダー材40Aの屈折率n(B1)、第二のバインダー材40Bの屈折率n(B2)、および粒子50の屈折率n(P)(但し、粒子50が、透明多層構造粒子である場合は、屈折率n(P)は最外層の屈折率を意味する)の相対的関係は特に限定されるものではない。しかしながら、屈折率n(P)は、屈折率n(S1)、屈折率n(S2)、屈折率n(B1)および屈折率n(B2)のいずれの屈折率よりも0.1以上小さいことが好ましい。また、屈折率n(S1)、屈折率n(S2)、屈折率n(B1)および屈折率n(B2)間における最大屈折率差Δnは特に限定されないが、通常、Δnは0.1以下が好ましく、0に近い程好ましい。但し、粒子50によって表示媒体10の厚み方向に散乱される光の光量を、表示媒体10の一方の面側に偏ったものとしたい場合には、たとえば、屈折率n(S1)<<(屈折率n(B1)、屈折率n(B2))≦屈折率n(S2)とするなどにより、各部材間の相対的屈折率を適宜調整してもよい。
なお、表示媒体10は、表示時には光源と組み合わせて利用されるが、非表示時には、光源と分離した状態でもよい。また、本実施形態の表示装置は、表示媒体10と光源とを備えるが、この場合、この表示装置に対して表示媒体10が脱着可能に設けられていてもよい。
本実施形態の表示媒体10では、粒子50として、図3(A)に例示したような透明中空粒子50A(50)などの透明多層構造粒子や、図3(B)に例示したような金平糖状の透明非球形粒子50B(50)を用いている。このため、透明中空粒子50Aでは、光が表示媒体10内に入射した場合、透明中空粒子50Aの表面52と透明バインダー層40との界面のみならず、透明中空粒子50Aの内面54と透明中空粒子50Aの中空部56との界面において、光の反射や屈折に起因する光散乱が生じる。すなわち、外面と透明バインダー層との界面のみで光散乱が生じる中実の球状粒子と比べて、透明中空粒子50Aでは、粒子1個当たりの光散乱量をより大きくできる。
なお、透明多層構造粒子は、2つ以上の層を積層した構造を持つ粒子であればその構造は特に限定されない。このような積層構造を持つ粒子は、粒子の表面以外に、互いに隣接する層と層との界面においても光の反射や屈折に起因する光散乱を生じさせることができる。また、複数の層のうち、少なくとも1層は透明固体材料から構成される必要があるが、残りの層は透明液体材料あるいは空気等の気体で満たされた単なる空間でもよい。また、各層の屈折率は、互いに異なることが特に好ましい。透明多層構造粒子の具体例としては、図3(A)に例示した透明中空粒子50A以外にも、たとえば、コア層と、このコア層を被覆するシェル層とからなる透明なコア・シェル型粒子や、内部に透明液体材料が充填された透明なマイクロカプセルなどが挙げられる。また、透明多層構造粒子の外形形状は、特に限定されず、球形状、略球形状、不定形状のいずれでもよい。
また、透明非球形粒子50Bでは、同一体積の中実の球状粒子と比べて、粒子1個当たりの表面積がより大きくなる。このため、中実の球状粒子と比べて、透明非球形粒子50Bでは、粒子1個当たりの光散乱量をより大きくできる。なお、透明非球形粒子50Bの形状としては、球形または略球形以外の形状であれば特に限定されず、図3(B)に例示したような複数の突起部58を有する金平糖状以外にも、たとえば、鱗片状などを挙げることができる。しかしながら、金平糖状では、一の突起部58で散乱された光が、一の突起部58に隣接する他の突起部58にて再度散乱される可能性が高いため、粒子1個当たりの光散乱量をより大きくできる点で有利である。
このように、本実施形態の表示媒体10では、図3に例示したような粒子1個当たりの光散乱量の大きい粒子50を用いる。このため、表示時に、高輝度で粒子配置領域70を発光させることが容易であり、表示情報60の視認性を高めることができる。これに加えて、単位面積当たりに使用する粒子の使用量を増やさなくても高い輝度を確保することが容易であるため、単位面積当たりの粒子密度の増大や、透明バインダー層40の厚み増大に起因する光損失(光減衰)による発光強度の低下も抑制できる。また、それゆえに、平面方向における光損失の増大も抑制できるため、結果的に、表示媒体10の面内における輝度ムラ、すなわち、光源側が高輝度で表示され、光源から離れた側が低輝度で表示されるという問題も抑制できる。
なお、粒子50としては、粒子形状については特に限定されない透明多層構造粒子や、球形状よりも粒子表面での界面面積が大きい非球形状の透明非球形粒子50Bを用いることができる。しかし、界面面積が増加すると、粒子配置領域70内が白濁し易くなり、結果的に、非表示時における表示媒体10の透明性が低下し易くなる。この点を考慮するならば、粒子50としては、球形状または略球形状の透明多層構造粒子を用いることがより好ましい。
また、一般的に空気、窒素、酸素、二酸化炭素、ヘリウム等の気体は屈折率が1.0程度であるのに対して、各種の透明固体材料の屈折率は、小さくても1.3程度であり、典型的な透明固体材料の屈折率は、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA樹脂)等のアクリル系樹脂で1.49〜1.76程度、ソーダライムガラスで1.51、各種の光学ガラスで1.4〜2.0程度である。したがって、透明多層構造粒子として透明中空粒子50Aを用いれば、透明基材20、30、透明バインダー層40を構成するバインダー材40A,40Bおよび透明中空粒子50Aの外殻層を構成する透明固体材料を適当に選択しても、これら材料と、空気等の気体が充填された中空部56との間で大きな屈折率差を容易に形成できる。したがって、特に外殻層と中空部56との界面(内面54)における全反射光、屈折光あるいは回折光の影響で、高い輝度を確保することが容易である。すなわち、表示媒体10を作製する際の各種部材の材料選択の自由度を確保しつつ高い輝度も容易に確保できるという観点では、粒子50としては透明中空粒子50Aを用いることがより好ましい。これに加えて、非表示時における表示媒体10の透明性の低下の抑制も考慮するならば、球形または略球形状の透明中空粒子50Aを用いることが特に好ましい。
さらに、本実施形態の表示媒体10では、粒子50を含む透明バインダー層40が、一対の透明基材20、30により挟持されている。すなわち、表示媒体10の両表面は、凸凹の無い平滑面から構成される。このため、第一の透明基材20または第二の透明基材30を省いた場合と比べて、表示媒体10の表面には、粒子50に起因する表面凹凸が存在しない。これに加えて、上述したように単位面積当たりの粒子密度も低く抑えることが容易である。このため、非表示時において、粒子50に起因する表面凹凸の存在や、粒子配置領域70中の粒子密度に起因して、粒子配置領域70が、白く曇ったように認識されるのを抑制することも容易である。
このように、本実施形態の表示媒体10では、表示時に表示情報60をより明瞭かつムラを抑制して表示でき、非表示時には表示情報60に対応して粒子50が配置された粒子配置領域70の存在を目立たないようにして、表示面全面において均一な透明性を確保することが容易である。
以上に、本実施形態の表示媒体10において、粒子50として、透明多層構造粒子や透明非球形粒子を用いた場合について説明した。しかしながら、本実施形態の表示媒体10では、粒子50として、高屈折率粒子を用いることもできる。高屈折率粒子は、透明な有機材料を主成分とするバインダー材40A、40Bに対する屈折率差を大きくできるため、粒子形状が球形状または略球形状であったとしても高い輝度を確保しやすい。なお、高屈折率粒子を構成する材料の屈折率は、2.0以上とされる。
なお、表示媒体10の片面全面の総面積に占める粒子配置領域70の面積の割合は特に限定されるものではなく、表示すべき表示情報60に応じて適宜選択できるが、たとえば、0%を超え50%以下の範囲内で選択することができ、1%以上30%以下の範囲内から選択することが好ましく、1%以上15%以下の範囲内から選択することがより好ましい。
本実施形態の表示媒体10の用途としては特に限定されるものではないが、構造が単純で製造し易く安価であり、表示媒体10自体が割れたりしない限りは半永久的に故障も生じないことから、これらの特性を活用し易い用途;たとえば、パチンコ、パチスロといった遊技機もしくは玩具に組み込まれる表示部分、看板、掲示板、案内標識、あるいは警告灯などに利用することができる。
本実施形態の表示媒体10は、これを単体で用いてその表示機能を発揮させることができる。しかしながら、背景面の手前に本実施形態の表示媒体10を設置して、背景面との組み合わせで、表示機能を発揮させてもよい。この場合、表示媒体10の非表示時には、表示媒体10を介して背景面を見ることができ、表示媒体10の表示時には、背景面と重ねる形で、表示媒体10に表示される表示情報60を見ることができる。したがって、この場合は、より多様な表示を行うことが可能になる。
多様な表示を可能とする第一の形態としては、表示要素を有する表示面を備えた背景表示部材と、この背景表示部材の表示面側に重ねて配置された本実施形態の表示装置とを備えた複合型表示装置が挙げられる。なお、本願明細書において、「表示要素」とは、「表示情報」および「モノトーン表示(無地)」の双方を含む概念である。また、「重ねて配置」するとは、略密着して配置する場合あるいは一定の隙間を空けて配置する場合の双方を意味する。
背景表示部材としては、ポスター、写真、絵画、地図などのように、何がしかの固体表面に予め表示要素が印刷、写真、描画、焼き付け等の方法により恒久的に付与された部材を意味する。この背景表示部材の表示面は一般的には平坦面であるが、立体地図のように凹凸を有する面であってもよい。また、背景表示部材の表示面と本実施形態の表示装置を構成する表示媒体10とは、背景表示部材の表示面と重なる位置に表示媒体10が存在する限り相対的に移動可能であってもよい。たとえば、回転可能な一対のロールにより張架され、外周面を表示面としたベルト状の背景表示部材を用いる場合は、ベルト状の背景表示部材の外周面の一部分に対向するように表示媒体10を重ねて配置すればよい。
多様な表示を可能とする第二の形態としては、表示要素を表示可能な表示面を備えた背景表示装置と、この背景表示装置の表示面側に重ねて配置された本実施形態の表示装置とを備えた複合型表示装置が挙げられる。背景表示装置としては、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等、複数の表示要素を継時的に連続して表示することで構成される映像の表示が可能な各種のディスプレイや、その他に、ネオンサインなどのようなより簡易な構造の背景表示装置を用いることができる。これらの背景表示装置は、背景表示部材と異なり、電気的駆動により1種類または複数種類の表示要素を表示する表示状態および非表示状態の2種類のモードが存在する。
また、第二の形態の複合型表示装置は、2つ以上の本実施形態の表示装置を重ねて配置して構成されたものでもよい。また、背景表示装置としてディスプレイを用いた場合、本実施形態の表示装置を構成する表示媒体10の非表示時には、ディスプレイの表示面に表示される映像を見ることができ、表示媒体10の表示時には、ディスプレイの表示面に表示される映像上に重ねる形で、当該映像とは質感が全く異なる表示情報を表示することが可能である。このため、第二の形態の複合型表示装置を見る者に対して、表示媒体10に表示された表示情報を、ディスプレイの表示面に表示される映像に対して相対的により強く印象付けることが容易である。このようなディスプレイ、特に液晶ディスプレイを用いた複合型表示装置は、たとえば遊技機の表示部分として採用することができる。次に、本実施形態の表示媒体10を構成する各部材についてより詳細に説明する。
−透明基材−
第一の透明基材20および第二の透明基材30は、透明かつ表面が平滑面からなる基材であれば公知の透明基板、あるいは、透明フィルムを用いることができる。なお、透明基材20、30は、無色透明であることが好ましいが、薄く着色した透明であってもよい。透明基材20、30を構成する材料としては、透明なガラスやセラミックス、また、アクリル系樹脂や、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリカーボネート樹脂、オレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂などの透明樹脂材料を適宜用いることができる。また、透明基材20、30の表面(特に、表示媒体10の表面を構成する面)には、反射防止膜、防汚膜、防曇膜、硬質保護膜等の各種コーティング膜がコーティングされていてもよく、これらコーティング膜と略等価な機能を持つ機能性フィルムが貼り付けられていてもよい。透明基材20、30の厚みとしては特に限定されないが、透明基材20、30が自由に折り曲げ可能なフィルム状の透明フィルムであれば、たとえば、20μm〜2mmの範囲から適宜選択でき、透明基材20、30が剛性の有る透明基板であれば、たとえば、1mm〜3cmの範囲から適宜選択できる。また、材質、厚みに関して、第一の透明基材20と第二の透明基材30とは同一であっても異なっていてもよい。
−透明バインダー層−
透明バインダー層40は、透明な有機材料を主成分として構成され、このような有機材料としては、たとえば、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂等の透明樹脂材料を用いることができる。また、この他にも、必要に応じて、可塑剤、劣化防止剤、分散剤、着色剤等が適宜配合されていてもよい。また、透明バインダー層40は無色透明であることが好ましいが、薄く着色した透明であってもよい。透明バインダー層40の厚みは特に限定されないが、たとえば、5μm〜3mmの範囲から適宜選択できる。また、透明バインダー層40内には、表示情報60に対応するように、粒子50が分散含有される。
透明バインダー層40が、図2に例示したように、粒子50を含まない第一のバインダー材40Aからなる部分と、粒子50を分散含有する第二のバインダー材40Bからなる部分とから構成される場合、第一のバインダー材40Aおよび第二のバインダー材40Bとしては、それぞれ、たとえば以下に列挙した材料から適宜選択することが好ましい。すなわち、第一のバインダー材40Aとして好適な樹脂材料としては、紫外線等の光により硬化する光硬化型樹脂、あるいは、電子線により硬化する電子線硬化型樹脂等が挙げられる。なお、これらの樹脂材料を構成する樹脂成分としては、エポキシアクリレート樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、ポリエステルアクリレート樹脂などのアクリレート系樹脂が挙げられる。また、第二のバインダー材40Bとして好適な樹脂材料としてはフェノール樹脂、アルキド樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂等が挙げられる。
この透明バインダー層40は、ディスペンサー塗布法、スクリーン印刷法等の公知の印刷・塗布方法を適宜利用して形成することができる。たとえば、透明バインダー層40が、図2に例示したように、粒子50を含まない第一のバインダー材40Aからなる部分と、粒子50を分散含有する第二のバインダー材40Bからなる部分とから構成される場合、以下の手順で透明バインダー層40も含めた表示媒体10を作製できる。この場合、まず、第二の透明基材30の片面の粒子配置領域70内のみに、粒子50を分散含有させた第二のバインダー材40B(塗布用インク)を塗布する。あるいは、表面に粒子配置領域70に対応したパターンで第二のバインダー材40Bが塗布された転写版を用いて、第二の透明基材30の片面に、第二のバインダー材40Bを転写することもできる。次に、第一のバインダー材40Aを用いて、第二のバインダー材40Bが塗布された第二の透明基材30と、第一の透明基材20とを貼り合わせて接合する。この場合、たとえば、第一のバインダー材40Aが紫外線硬化型樹脂であれば、貼り合せ後に紫外線を照射する。また、接合に際しては加圧ローラーなどを用いて押圧力を加えてもよい。そして、以上に説明したようなプロセスを得ることで、一対の透明基材20、30の間に透明バインダー層40が形成された表示媒体10を得ることができる。
なお、貼り合せに用いる第一のバインダー材40Aを構成する材料としては、先に第二の透明基材30の表面に塗布された第二のバインダー材40Bからなる層を溶解したり破壊したりしない材料を選択することが特に好ましい。また、第一のバインダー材40Aや第二のバインダー材40Bとしては、貼り合せの際に液状、ペースト状あるいはクリーム状の塗布用材料を用いる代わりに、透明な接着性シートを用いることもできる。この接着性シートは、両面が粘着面からなるシートであってもよく、加熱などの外部刺激の付与により粘着性を発揮するシートであってもよい。
また、透明バインダー層40中において粒子50が密集して配置される領域内における粒子50の配合割合は1.8質量%〜9.5質量%程度とすることが好ましい。配合割合を1.8質量%〜9.5質量%程度の範囲内とすることにより、表示時の輝度の確保と非表示時の表示媒体10の透明性の確保とをバランスよく両立させることが容易になる。なお、図2に示す例において配合割合を1.8質量%〜9.5質量%程度の範囲内とするためには、第二のバインダー材40Bを100質量部に対して粒子50を2質量部〜10質量部の範囲内で配合すればよい。なお、第二のバインダー材40B:100質量部に対する粒子50のより好ましい配合量は、2〜7質量部であり、さらに好ましい配合量は3〜6質量部である。但し、粒子50が高屈折率粒子である場合は、第二のバインダー材40B:100質量部に対する粒子50の好ましい配合量は、0.005〜0.05質量部である。
なお、本実施形態の表示媒体10と同様の機能を持つ表示媒体は、たとえば、透明なシート状部材に対してレーザを照射して、気泡を形成することでも製造することが可能である。しかし、本実施形態の表示媒体10のように、粒子50を分散含有させた第二のバインダー材40B(塗布用インク)を用いて、各種の塗布法や印刷法で透明バインダー層40を形成する場合では、塗布用インクに配合する粒子50の配合量、種類、サイズ等を精密に制御できる。このため、表示媒体10の表示時の輝度および非表示時の透明性の制御が容易である上に、表示媒体10間での品質ばらつきを抑えて、量産性を確保することも容易である。また、レーザと反応して気泡を形成できる材料は、選択肢が大幅に限られるため、表示媒体を製造する上での材料面での設計自由度が著しく制限される。しかしながら、本実施形態の表示媒体10は、透明な材料であれば幅広く利用できるため、材料面での設計自由度が非常に大きいというメリットもある。これに加えて、製造に際しては、レーザ照射装置のような高価な製造設備が不要である上に、最低限、塗布用インクと印刷・塗布装置があればよく、設備や工程の面で有利である。また、使用する塗布・印刷方法次第では、線幅0.1mm程度の解像度で表示情報60を表示することも可能である。
−粒子−
粒子50を構成する材料としては、透明多層構造粒子および透明非球形粒子においては透明なガラスやセラミックス、また、透明な樹脂であれば特に制限なく利用でき、若干、着色した材料であってもよい。このような材料としては、シリカ、酸化アルミニウム、酸化チタン、ジルコニア、酸化亜鉛、アクリル系樹脂、メラミン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル−スチレン共重合体などが挙げられる。また、透明多層構造粒子を構成すする各層のうちの少なくとも1層が気体あるいは透明な液体から構成される場合は、気体としては空気などの各種の透明なガスが利用でき、透明な液体としては、この液体と接する層を構成する固体材料を溶解しないものであれば純水、水溶液、各種の有機溶媒やオイルなどが利用できる。
なお、粒子50を構成する材料の屈折率としては、透明多層構造粒子および透明非球形粒子においては特に限定されないが、透明基材20、30や透明バインダー層40を構成するバインダー材40A,40Bよりも低屈折率の材料を用いることが好ましい。但し、透明多層構造粒子においては、少なくとも最も外層を構成する材料の屈折率について、透明基材20、30や透明バインダー層40を構成するバインダー材40A,40Bよりも低屈折率の材料であることが好ましい。また、高屈折率粒子を構成する材料の屈折率は2.0以上であればよい。このような高屈折率を有する透明材料としては、代表的には酸化チタン、酸化亜鉛などが挙げられる。
また、粒子50の体積平均粒径としては、特に限定されず、利用する光源から照射される光の波長に応じて適宜選択できるが、たとえば、0.1μm〜200μmの範囲から選択できる。特に、可視光域の波長の光を照射する光源を用いる場合では、体積平均粒径は2μm〜10μmの範囲内が好ましい。当該粒径範囲においては、表示時の輝度の確保と非表示時の表示媒体10の透明性の確保とをバランスよく両立させることが容易になる。
以下に本発明を実施例を挙げて説明するが、本発明は以下の実施例にのみ限定されるものではない。
<表示媒体の作製>
(実施例1)
図1に示す断面構造を有する表示媒体を以下の手順にて作製した。まず、1枚目の透明アクリル樹脂基板(厚み:1.0mm)の片面のうち、表示情報に対応する領域内にのみバインダー(アクリル系樹脂、株式会社セイコーアドバンス製、CAVメイバン 800メジューム)):100質量部に対してシリカ中空粒子(材質:シリカ(屈折率:1.44〜1.50)、平均粒径:10μm、中空部:空気(屈折率:1))を3質量部配合した第一塗布用インクを塗布し、乾燥させた。続いて、アクリル樹脂基板の片面全面に紫外線硬化型アクリル系樹脂(株式会社スリーボンド製、TB3075)をバインダーとして含む第二塗布用インクを塗布することでインク層を形成すると共に、このインク層上にさらに2枚目の透明アクリル樹脂基板(厚み:1.0mm)を配置した。ここで、インク層の厚みは、インク層を1対の透明アクリル樹脂基板で挟持した積層体の状態で約50±10μm程度となるように調整した。最後に、積層体に対して紫外線を照射することで、インク層を硬化させて、実施例1の表示媒体を得た。
(実施例2、3)
第一塗布用インクにおいて、アクリル系樹脂バインダー100質量部に対するシリカ中空粒子の配合量を表1に示す値に変更した以外は、実施例1と同様にして表示媒体を作製し、実施例2、3の表示媒体を得た。
(比較例1)
片面のうち、表示情報に対応する領域内に断面V字状の溝を設けた透明アクリル樹脂基板(厚さ:2.0mm)を金型を用いた射出成形によって作製した。これにより比較例1の表示媒体を得た。
(比較例2)
第一塗布用インクに用いた粒子をポリスチレン球状粒子(材質:架橋ポリスチレン(屈折率1.59)、平均粒径:4μm)に変更した以外は、実施例2と同様にして表示媒体を作製し、比較例2の表示媒体を得た。
(比較例3)
実施例1の表示媒体の作製に際して、2枚目の透明アクリル樹脂基板を用いず、また、1枚目の透明アクリル樹脂基板の厚みを2.0mmに変更した以外は、実施例1と同様にして表示媒体を作製した。これにより比較例3の表示媒体を得た。
(比較例4)
実施例2の表示媒体の作製に際して、2枚目の透明アクリル樹脂基板を用いず、また、1枚目の透明アクリル樹脂基板の厚みを2.0mmに変更したした以外は、実施例1と同様にして表示媒体を作製した。これにより比較例3の表示媒体を得た。
<評価結果>
各実施例および比較例のサンプルについて各種の評価を実施した結果を表1に示す。
Figure 2016028271
なお、表1中に示す各評価項目の評価方法の詳細は以下の通りである。
(透明性)
黒色背景上に表示媒体を配置し、室内蛍光灯照明環境下にて目視で表示媒体を観察した。なお、表1中に示す評価結果の判断基準は以下の通りであり、AおよびBが実用上問題無いと判断されるレベルである。
A:表示情報に対応する領域は透明であり、また、表示情報に対応する領域とこれ以外の領域とで、透明性に殆ど差が見られない。
B:表示情報に対応する領域は透明であるが、表示情報に対応する領域とこれ以外の領域とで、透明性に若干の差が見られる。
C:表示情報に対応する領域はやや透明性に劣る。また、表示情報に対応する領域とこれ以外の領域とで、透明性に顕著な差が見られる。
(全光線透過率、ヘイズ、平行透過率および拡散透過率)
表示媒体の表示情報に対応する領域について、ヘーズメーター(日本電色工業株式会社製、NDH−5000)にて全光線透過率、ヘイズ、平行透過率および拡散透過率を測定した。なお、表1中に示す値は、3点の測定値の平均値である。
(視認性)
表示媒体の側端面に配置したLED光源を発光させることで、表示情報を表示させた状態の表示媒体を目視で観察した。なお、表1中に示す評価結果の判断基準は以下の通りであり、AおよびBが実用上問題無いと判断されるレベルである。
A:表示情報に対応する領域は非常に明るく光っており、極めて明瞭に認識できる。
B:表示情報に対応する領域は明るく光っており、明瞭に認識できる。
C:表示情報に対応する領域は光っているものの、周囲が明るい場合は認識困難となるおそれがある。
(輝度)
表示媒体の側端面に配置したLED光源を発光させることで、表示情報を表示させた状態の表示媒体について、表示領域に対応する領域内の輝度を、色彩輝度計(コニカミノルタセンシング株式会社製、CS−200)により測定した。なお、表1中に示す値は、2点の測定値の平均値である。
10 :表示媒体
12 :端面
12B :下端面
12L :左端面
12R :右端面
12T :上端面
20 :(第一の)透明基材
30 :(第二の)透明基材
40 :透明バインダー層
40A :(第一の)バインダー材
40B :(第二の)バインダー材
50 :粒子
50A :透明中空粒子
50B :透明非球形粒子
52 :表面
54 :内面
56 :中空部
58 :突起部
60 :表示情報
70 :粒子配置領域

Claims (6)

  1. 一対の透明基材と、
    前記一対の透明基材の間に挟持された透明バインダー層と、
    透明バインダー層内に、表示情報に対応させて分散配置された粒子と、
    を備え、
    前記粒子として、透明多層構造粒子、透明非球形粒子および高屈折率粒子から選択される少なくとも1種の粒子が用いられることを特徴とする表示媒体。
  2. 前記透明多層構造粒子が、透明中空粒子であることを特徴とする請求項1に記載の表示媒体。
  3. 請求項1または2に記載の表示媒体と、
    前記表示媒体の端面側から光を入射させる光源と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1または2に記載の表示媒体を備えることを特徴とする遊技機。
  5. 表示要素を有する表示面を備えた背景表示部材と、
    前記背景表示部材の表示面側に重ねて配置された請求項3に記載の表示装置とを備えることを特徴とする複合型表示装置。
  6. 表示要素を表示可能な表示面を備えた背景表示装置と、
    前記背景表示装置の表示面側に重ねて配置された請求項3に記載の表示装置とを備えることを特徴とする複合型表示装置。
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