JP2016026971A - シート処理装置、画像形成装置、画像形成システム及びシート処理システムのプリンタツール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】針無し綴じユニットと、針有り綴じユニットと、用紙束を綴じる枚数によって、針無し綴じユニット及び針有り綴じユニットの何れか一方による綴じ処理に自動的に切り替える制御を行う制御手段としてのCPU130と、ユーザにより設定された印刷設定情報から針無し綴じユニットと針有り綴じユニットとによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段としてのCPUと、CPUの各綴じ処理内容を表示するLCD表示部128と、印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための各綴じ処理内容の表示をするようにLCD表示部を制御する表示制御手段としてのCPUとを備えた用紙後処理装置6である。
【選択図】図9
Description
具体的には、針無し綴じユニットの綴じ可能枚数の設定が上限値未満に設定された場合には、次のような処理結果になる。例えば、上限値5枚に対して、設定値3枚で設定された場合、これら中間の4枚の時に針有り綴じで処理されてしまい、ユーザの意図しない処理結果になってしまう。
また、針有り綴じの方が用紙の保持力が高いため、針無し綴じユニットの綴じ可能枚数以下であっても、針有り綴じに変更して処理したいユーザも考えられる。
図1を参照して、本発明の実施形態1に係る画像形成システムを説明する。図1は、本発明の画像形成システムに係る実施形態1を示す画像形成システム全体の正面図である。同図に示す画像形成システムは、上流に配置された画像形成装置1と、この画像形成装置1に通信可能に接続され、且つ機械的に連結されたシート処理装置としての用紙後処理装置6とから構成される。
尚、画像形成装置1は、電子写真方式でトナー画像を用紙上に形成するものに限らず、インクジェット方式等の別の印刷方式で画像を形成するものであってもよい。
装置本体1Aの一側(図では左側)には、パンチユニットなどの穿孔装置、ソータなどの仕分け装置、スティプラなどの綴じ装置などを備えた用紙後処理装置6が設置されている。
用紙後処理装置6は、画像形成装置1から受け入れられた用紙(通常、画像形成済みの用紙である)を搬送する入口搬送路A、この入口搬送路Aにそれぞれ連通された、上搬送路B、中間搬送路C、下搬送路Dを備えている。また、用紙後処理装置6は、画像形成装置1から搬送された用紙に所定の後処理を行う後処理手段として、以下の諸ユニットを備えている。即ち、パンチユニット243、針有り綴じユニット202、針無し綴じユニット(図2では図示せず、図1、図3等参照)、仕分け手段としてのシフトコロ249、折り手段としての折りプレート259、折りローラ260を備えている。尚、針有り綴じ手段は、スティプルユニットとも呼ばれる。
尚、綴じトレイ250の図示は、図の簡明化のため、後述する図3、図4、図5、図7等では省略している。ターンガイド276及びターンガイド277は、丸で囲んだ部分に形成されるガイド部を示す。
分岐爪265は、上記バネにより図2の実線の位置状態で保持されており、上記ソレノイドをONすることにより、破線の位置に揺動して中間搬送路Cへ用紙を振り分ける。上記ソレノイドがOFFならば、分岐爪265は上記実線の位置状態で用紙は下搬送路Dへ搬送される。
図2、図7に示すように、上述したように各搬送ローラ273、274、275によって搬送され、図2に示す綴じトレイ250上に搬送・積載された用紙Pは、綴じトレイ250上で、一対のジョガーフェンス204a、204bにより用紙幅方向Yに整合される。この用紙幅方向Yに整合された用紙Pは、用紙突き当て部材である後端揃えストッパ203a、203bを基準に叩きコロ248により用紙搬送方向に整合される。
針有り綴じユニット202は、図2に示すように、針を打ち出すドライバ部245aと用紙束PAに打込まれた針の先端部を曲げるクリンチャ部245bとから構成されている。針有り綴じユニット202は、図示しない綴じトレイの用紙幅方向Yの全領域に渡り、用紙幅方向Yに沿って配設された針有り綴じユニット移動ガイドレール214によって安定して案内されることで、用紙幅方向Yに往復移動可能となっている。針有り綴じユニット202は、上記特開2013−130730号公報の図2に示されているものに限らず、様々な公知の針有り綴じ装置を使用可能である。
尚、針無し綴じユニット201による用紙束PAの綴じ処理中(移動中等も含む)は、針有り綴じユニット202は自らのホームポジションにおいて非駆動状態で待機している。
尚、針有り綴じユニット202による用紙束PAの綴じ処理中(移動中等も含む)は、針無し綴じユニット201は自らのホームポジションにおいて非駆動状態で待機している。
操作部127には、LCD表示部128に加えて、上記各装置や各駆動部の動作状態を音声で報知する手段や、警告音を発生するブザー、あるいはLED(発光ダイオード)等の点滅によりユーザの注意を喚起する手段を付加してもよい。従って、操作部127のLCD表示部128は、本発明に係る「表示手段」の上位概念である「報知手段」であってもよい。
用紙後処理装置6は、UART131、CPU130、ROM134、RAM135及び図示しないタイマを有している。UARTは、Universal Asychronous Receiver Transmitterの略称である。用紙後処理装置6は、画像形成装置1側と回線138を介して、及び通信する通信手段であるUART131を介して通信可能に接続されている。
CPU130は、用紙束を綴じる枚数によって、針無し綴じユニット201及び針有り綴じユニット202の何れか一方による綴じ処理に自動的に切り替える制御を行う制御手段として機能する。また、CPU130は、ユーザにより設定された印刷設定情報から針無し綴じユニット201と針有り綴じユニット202とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段としての機能も有する。また、CPU130は、印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための各綴じ処理内容の報知・表示をするように操作部127のLCD表示部128を制御する報知制御手段としても機能する。
尚、CPU130の上記3つの機能は、画像形成装置1側の制御装置を構成するCPU120に付与してもよいし、適宜分担してもよい。
また、入口センサ301、針無し綴じユニットホームポジションセンサ211、針有り綴じユニットホームポジションセンサ213は、I/Oインターフェイス136を介して、CPU130に電気的に接続されている。また、搬送モータ211、針無し綴じユニット駆動部201D、針有り綴じユニット駆動部202Dは、I/Oインターフェイス136を介して、CPU130に電気的に接続されている。用紙後処理装置6側の制御装置は、前記したCPU130、ROM134、RAM135、図示しないタイマ、信号バス132、I/Oインターフェイス136を有するマイクロコンピュータを具備している。
尚、図9に示した用紙後処理装置6側の制御構成としては、本発明に密接に関連する制御構成を主に図示している。
また、CPU120は、モータドライバを介して搬送モータ215を、LCDドライバを介して、報知・表示手段としての操作部127のLCD表示部128をそれぞれ駆動制御し、I/Oインターフェイス126から画像形成装置1内のセンサ情報を取得する。前記制御は、ROM124に格納されたプログラムコードをCPU120が読み込んでRAM125に展開し、当該RAM125をワークエリア及びデータバッファとして使用しながら前記プログラムコードで定義されたプログラムに基づいて実行される。
図10及び図11を参照して、本実施形態1の動作例1を説明する。図10は本実施形態の動作例1の動作順序を示すフローチャート、図11はLCD表示部に表示される設定確認画面の表示例を示す平面図である。
まず、図8に示した操作部127において、ユーザは印刷物に対して行う、片面/両面、集合、スティプル、パンチ穴などの印刷モードを選択し(ステップS1)、画像形成装置1に印刷指示を行う(ステップS2)。画像形成装置1が印刷指示を受けると、設定情報から、スティプルモードが選択されているか否かを判断する(ステップS3)。ここで、スティプルモードが選択されていなければ、選択された印刷モードで印刷を実行するステップS6に進み、選択された印刷モードの設定条件で印刷を実行する。
この設定確認画面表示の実行は、CPU130(又はCPU120)の有する導出手段及び報知制御手段ないし表示制御手段の機能に基づいてなされる。即ち、ユーザにより設定された印刷設定情報から針無し綴じユニット201と針有り綴じユニット202とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段としての機能である。また、印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための前記各綴じ処理内容の表示をするようにLCD表示部128を制御する報知制御手段ないし表示制御手段としての機能である。
尚、ステップS4においては、適宜、ブザー吹鳴により警告音やLEDの点滅表示などの併用によってユーザに対する報知・表示確認を必ず行うように注意的に促すようにしてもよい。
LCD表示部128の画面表示において、図の下方にある実行キー128aは設定確認画面の表示がユーザの希望するところで正しいときにタッチして選択するためのキーである。キャンセルキー128bは、設定確認画面の表示での実行をキャンセルする場合のものである。また、設定変更キー128cは、ユーザによる現在の印刷設定状況確認後に、ユーザにより設定された印刷設定を再度変更可能とする設定変更手段として機能する。
一方、上記設定がユーザの希望するところでなく、印刷指示自体をキャンセルしたければ、ユーザは図11の設定確認画面で「キャンセル」を選択し(ステップS5)、再度印刷モードの選択(ステップS1)からやり直すこととなる。
換言すれば、針有り綴じユニット202及び針無し綴じユニット201の両方を搭載する用紙後処理装置6と画像形成装置1との画像形成システムにおいて、ユーザが意図する処理内容で用紙束を処理することができる。また、画像形成装置1に接続された用紙後処理装置6において、ユーザが意図する処理内容で用紙束を処理することができる。
図12〜図15を参照して、実施形態1の動作例1とは別の動作例2を説明する。図12は実施形態1の動作例1とは別の動作例2の動作順序を示すフローチャートである。図13はLCD表示部に表示される綴じ設定変更画面の表示例を、図14はLCD表示部に表示される綴じ設定変更画面(変更後)の表示例を、図15はLCD表示部に表示される綴じ設定変更画面(変更後)の図14とは別の表示例を、それぞれ示す平面図である。
動作例2は、ステップS11から始まる。動作例2は、動作例1と比較して、図12に示すように、第1に、キャンセルしなくてもスティプルモードの設定を変更可能にするため、設定確認画面で表示された設定を変更したいユーザは「設定変更」を選択できるようにした点(ステップS15)が異なる。第2に、図13、図14に示すようにスティプルモードの設定を変更する画面を出力する点(ステップS17)が異なる。
上記相違点以外の動作例2は、動作例1と同様である。即ち、動作例2におけるステップS15を除くステップS11〜ステップS16は、動作例1におけるステップS5を除くステップS1〜ステップS6と同じである。
図12のステップS17で、ユーザに表示する設定変更画面の例が、図13と図14に示されている(両図には「綴じ設定変更画面」と記載している)。例えば、図13の綴じ設定変更画面では画像形成装置1から搬送される用紙の枚数によって、針無し綴じの設定上限枚数(例では5枚)以下であれば針無し綴じを、設定上限以上であれば針有り綴じを「自動」で切り替える設定である。しかし、少数枚でも針有り綴じを行いたい場合は、図14の綴じ設定変更画面(変更後)に示すように、スティプルモードを「針有り」に変更することで、針無し綴じの上限枚数に関わらず、確実に、針有り綴じを施すことができる(図15参照)。具体的には、ユーザは図14の綴じ設定変更画面(変更後)において、スティプルモードを「針有り」に変更したいので、「針有り」キーを選択すると、図15に示す設定確認画面(変更後)に自動的に切り替わる。
尚、図13、図14の「綴じ設定変更画面」の下方にある決定キー128dは、その綴じ設定変更画面がユーザの意図する通りで最終的に選択決定するためのものである。
図16を参照して、実施形態1の変形例1を説明する。図16は変形例1の動作例3の動作順序を示すフローチャートである。
図10及び図12の制御フローでは、ユーザがスティプル設定で印刷実行すると、必ず設定確認画面が表示されていた。しかし、利用するユーザが限られている場合や、オフィス内で利用方法がルール化されている場合などは、設定確認画面を表示することが手間となる場合がある。また、スティプル針のような異物混入を懸念する場合や、スティプル針での怪我を懸念する場合など、基本的に針無し綴じしか利用しないユーザや、その逆で針有り綴じしか利用しないユーザにとっても、設定確認画面の表示は余計な手間となる。
各綴じ処理内容をLCD表示部128に表示させない確認画面非表示手段としては、図示を省略しているが、LCD表示部128に「設定確認画面表示を設定しなくてもよろしいですか?「はい」、「いいえ」」という画面表示例が挙げられる。
ステップ24において、設定確認画面を表示する前に、「設定確認画面表示を設定しなくてもよろしいですか?「はい」、「いいえ」」という画面表示がLCD表示部128にされる(図16では、「確認画面表示オン?」と略称されている)。ここで、「はい」を選択すれば、設定確認画面表示の設定がされずにステップS27(図12のステップS16に相当)に進み、選択された印刷モードの設定条件で印刷を実行する。
一方、「いいえ」を選択すれば、設定確認画面表示の設定が動作例2と同様になされて、動作例2と同様の動作を行うことができる。
図17を参照して、本発明の実施形態2に係るシート処理システムのプリンタツールを説明する。図17は、実施形態2に係るシート処理システムの主な制御構成を示すブロック図である。図17に示すシート処理システムは、実施形態1と同様の画像形成装置1と、画像形成装置1に接続された実施形態1と同様の用紙後処理装置6と、画像形成装置1に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)10とから構成される。
尚、パソコン10は、コンピュータの一例であり、LAN(Local Area Network)を含むネットワークを介して画像形成装置1に接続されるものであってもよい。パソコン10に限らず、ホストコンピュータ等であってもよい。
CPU11は、I/F12と、記憶装置14と、入力装置16と、出力装置18と、後述するそれぞれの機能を発揮するようI/Oインターフェイスケーブルや、信号ケーブルを介して接続されている。
入力装置16としては、キーボード、マウス、スキャナなどを有する。出力装置18としては、LCD等からなるディスプレイやプリンタなどを有する。出力装置18のLCDディスプレイには、後述する動作の進行により画面表示が切り替えれるプリンタドライバ表示部20が表示されるようになっている。
図18〜図20を参照して、実施形態2の動作例4を説明する。図18はパソコンの出力装置のLCDディスプレイに表示されるプリンタドライバ表示部の初期画面表示例を示す平面図、図19は実施形態2の動作例4の動作順序を示すフローチャート、図20はプリンタドライバ表示部に表示される設定確認画面の表示例を示す平面図である。
まず、図18に示したプリンタドライバ表示部20の初期画面において、ユーザは印刷物に対して行う、片面/両面、集合、スティプル、パンチ穴などの印刷モードを選択し(ステップS31)、画像形成装置1に印刷指示を行う(ステップS32)。ここで、印刷モードの選択には、図17に示したパソコン10の入力装置16であるマウスなどを用いて行う。画像形成装置1が印刷指示を受けると、設定情報から、スティプルモードが選択されているか否かを判断する(ステップS33)。ここで、スティプルモードが選択されていなければ、選択された印刷モードで印刷を実行するステップS36に進み、選択された印刷モードの設定条件で印刷を実行する。
この設定確認画面表示の実行は、CPU130(又はCPU120)の有する導出手段及び報知制御手段ないし表示制御手段の機能に基づいてなされる。即ち、ユーザにより設定された印刷設定情報から針無し綴じユニット201と針有り綴じユニット202とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段としての機能である。また、印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための前記各綴じ処理内容
の表示をするようにプリンタドライバ表示部を制御する報知制御手段ないし表示制御手段としての機能である。
尚、ステップS34においては、適宜、ブザー吹鳴により警告音やLEDの点滅表示などの併用によってユーザに対する報知・表示確認を必ず行うように注意的に促すようにしてもよい。
プリンタドライバ表示部20において、図の下方にある実行キー20aは設定確認画面の表示がユーザの希望するところで正しいときにマウスなどを用いて選択するためのキーである。キャンセルキー20bは、設定確認画面の表示での実行をキャンセルする場合のものである。また、設定変更キー20cは、ユーザによる現在の印刷設定状況確認後に、ユーザにより設定された印刷設定を再度変更可能とする設定変更手段として機能する。
一方、上記設定がユーザの希望するところでなく、印刷指示自体をキャンセルしたければ、ユーザは図20の設定確認画面20で「キャンセル」を選択し(ステップS35)、再度印刷モードの選択(ステップS31)からやり直すこととなる。
換言すれば、針有り綴じユニット202及び針無し綴じユニット201の両方を搭載する用紙後処理装置6と画像形成装置1とパソコン10とのシート処理システムにおいて、以下の効果を奏する。即ち、綴じ処理についてのシステム設定値を変更することなくパソコン10側(プリンタツール側)の設定で希望の処理を実行することができる。
図21〜図24を参照して、実施形態2の動作例4とは別の動作例5を説明する。図21は実施形態2の動作例4とは別の動作例5の動作順序を示すフローチャートである。図22はプリンタドライバ表示部に表示される綴じ設定変更画面の表示例を、図23はプリンタドライバ表示部に表示される綴じ設定変更画面(変更後)の表示例を示す平面図である。図24はプリンタドライバ表示部に表示される綴じ設定変更画面(変更後)の図23とは別の表示例を示す平面図である。
動作例5は、ステップS41から始まる。動作例5は、動作例4と比較して、図21に示すように、第1に、キャンセルしなくてもスティプルモードの設定を変更可能にするため、設定確認画面で表示された設定を変更したいユーザは「設定変更」を選択できるようにした点(ステップS45)が異なる。第2に、図22、図23に示すようにスティプルモードの設定を変更する画面を出力する点(ステップS47)が異なる。
上記相違点以外の動作例5は、動作例4と同様である。即ち、動作例5におけるステップS45を除くステップS41〜ステップS46は、動作例4におけるステップS35を除くステップS31〜ステップS36と同じである。
図21のステップS47で、ユーザに表示する設定変更画面の例が、図22と図23に示されている(両図には「綴じ設定変更画面」と記載している)。例えば、図22の綴じ設定変更画面では画像形成装置1から搬送される用紙の枚数によって、針無し綴じの設定上限枚数(例では5枚)以下であれば針無し綴じを、設定上限以上であれば針有り綴じを「自動」で切り替える設定である。しかし、少数枚でも針有り綴じを行いたい場合は、図23の綴じ設定変更画面(変更後)に示すように、スティプルモードを「針有り」に変更することで、針無し綴じの上限枚数に関わらず、確実に、針有り綴じを施すことができる(図24参照)。具体的には、ユーザは図23の綴じ設定変更画面(変更後)において、スティプルモードを「針有り」に変更したいので、「針有り」キーを選択すると、図24に示す設定確認画面(変更後)に自動的に切り替わる。
尚、図22、図23の「綴じ設定変更画面」の下方にある決定キー20dは、その綴じ設定変更画面がユーザの意図する通りで最終的に選択決定するためのものである。
上記した実施形態1の画像形成システムに限らず、画像形成システムに代えて、例えば、画像形成装置1自体がシート処理装置としての用紙後処理装置6の構成を備える画像形成装置であってもよい。
1A 画像形成装置の装置本体
6 用紙後処理装置(シート処理装置の一例)
10 パソコン(コンピュータの一例)
11 CPU
14 記憶装置
16 入力装置
18 出力装置
20 プリンタドライバ表示部(報知手段、表示手段の一例)
20c 設定変更キー(変更設定手段の一例)
127 操作部
128 LCD表示部(報知手段、表示手段の一例)
128c 設定変更キー(変更設定手段の一例)
130 CPU(制御手段、導出手段、報知制御手段・表示制御手段の一例)
201 針無し綴じユニット(第1の綴じ手段の一例)
202 針有り綴じユニット(第2の綴じ手段の一例)
Claims (7)
- 針を使用せずにシート束を綴じる第1の綴じ手段と、
針を使用してシート束を綴じる第2の綴じ手段と、
シート束を綴じる枚数によって、前記第1の綴じ手段及び前記第2の綴じ手段の何れか一方による綴じ処理に自動的に切り替える制御を行う制御手段と、
ユーザにより設定された印刷設定情報から前記第1の綴じ手段と前記第2の綴じ手段とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段と、
前記導出手段の前記各綴じ処理内容を報知する報知手段と、
印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための前記各綴じ処理内容の報知をするように前記報知手段を制御する報知制御手段と、
を備えた、画像形成装置に接続されたシート処理装置。 - 請求項1記載のシート処理装置において、
前記報知手段は、前記各綴じ処理内容を表示する表示手段であることを特徴とするシート処理装置。 - 請求項2記載のシート処理装置において、
前記ユーザによる前記現在の印刷設定状況確認後に、前記ユーザにより設定された印刷設定を再度変更可能とする設定変更手段を備えたことを特徴とするシート処理装置。 - 請求項2又は3記載のシート処理装置において、
前記導出手段により導出された前記各綴じ処理内容を、前記表示手段に表示させないことを選択することが可能な確認画面非表示手段を、さらに備えたことを特徴とするシート処理装置。 - シートに画像を形成する画像形成装置と、該画像形成装置で画像が形成されたシートを処理するシート処理手段と、を備えた画像形成システムであって、
前記シート処理手段として、請求項1ないし4の何れか1つに記載のシート処理装置を備えたことを特徴とする画像形成システム。 - シートに画像を形成する画像形成装置であって、
画像が形成されたシートを処理するシート処理手段として、請求項1ないし4の何れか1つに記載のシート処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 針を使用せずにシート束を綴じる第1の綴じ手段と、
針を使用してシート束を綴じる第2の綴じ手段と、
シート束を綴じる枚数によって、前記第1の綴じ手段及び前記第2の綴じ手段の何れか一方による綴じ処理に自動的に切り替える制御を行う制御手段と、
ユーザにより設定された印刷設定情報から前記第1の綴じ手段と前記第2の綴じ手段とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段と、
前記導出手段の前記各綴じ処理内容を報知する報知手段と、
印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための前記各綴じ処理内容の報知をするように前記報知手段を制御する報知制御手段と、
を備えたシート処理装置と、該シート処理装置に接続された画像形成装置と、該画像形成装置に接続されたコンピュータとから構成されるシート処理システムのプリンタツールであって、
前記画像形成装置及び該画像形成装置を介して前記シート処理装置に動作指示を与えることが可能なプログラムが前記コンピュータにインストールされるシート処理システムのプリンタツール。
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