JP2016026971A - シート処理装置、画像形成装置、画像形成システム及びシート処理システムのプリンタツール - Google Patents

シート処理装置、画像形成装置、画像形成システム及びシート処理システムのプリンタツール Download PDF

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Abstract

【課題】針有り及び針無し両方の綴じユニットを搭載するシート処理装置において、ユーザが意図する処理内容でシート束を処理可能にする。
【解決手段】針無し綴じユニットと、針有り綴じユニットと、用紙束を綴じる枚数によって、針無し綴じユニット及び針有り綴じユニットの何れか一方による綴じ処理に自動的に切り替える制御を行う制御手段としてのCPU130と、ユーザにより設定された印刷設定情報から針無し綴じユニットと針有り綴じユニットとによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段としてのCPUと、CPUの各綴じ処理内容を表示するLCD表示部128と、印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための各綴じ処理内容の表示をするようにLCD表示部を制御する表示制御手段としてのCPUとを備えた用紙後処理装置6である。
【選択図】図9

Description

本発明は、用紙などのシートを処理するシート処理装置、そのシート処理装置を備えた画像形成装置、画像形成システム、及びシート処理システムのプリンタツールに関する。
近年の少資源やリサイクル性の観点から、金属針を使用しない綴じ装置が発明・考案されてきている。これは、画像形成装置から出力されたシートとしての複数枚の用紙に綴じ処理を行うフィニッシャーとも呼ばれるシート処理装置において、針無し綴じユニットと針有り綴じユニットとの両方を搭載する装置として知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1を含め、今までの針無し綴じユニット及び針有り綴じユニットの両方を搭載するシート処理装置では、針無し綴じユニットの綴じ可能枚数が針有り綴じユニットに比べて少なく設定されている。そのため、針無し綴じユニットの綴じ可能枚数に至るまでは針無し綴じユニットを使用し、針無し綴じユニットの綴じ可能枚数を超える場合は針有り綴じユニットを使用する、という制御が行われていた。
しかしながら、画像形成装置から出力される用紙の枚数は、片面/両面、集約モードなどにより変化するため、印刷を実行するユーザの意図しない処理結果になる、という問題があった。
具体的には、針無し綴じユニットの綴じ可能枚数の設定が上限値未満に設定された場合には、次のような処理結果になる。例えば、上限値5枚に対して、設定値3枚で設定された場合、これら中間の4枚の時に針有り綴じで処理されてしまい、ユーザの意図しない処理結果になってしまう。
また、針有り綴じの方が用紙の保持力が高いため、針無し綴じユニットの綴じ可能枚数以下であっても、針有り綴じに変更して処理したいユーザも考えられる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、針有り及び針無し両方の綴じユニットを搭載するシート処理装置において、ユーザが意図する処理内容でシート束を処理可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、針を使用せずにシート束を綴じる第1の綴じ手段と、針を使用してシート束を綴じる第2の綴じ手段と、シート束を綴じる枚数によって、前記第1の綴じ手段及び前記第2の綴じ手段の何れか一方による綴じ処理に自動的に切り替える制御を行う制御手段と、ユーザにより設定された印刷設定情報から前記第1の綴じ手段と前記第2の綴じ手段とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段と、前記導出手段の前記各綴じ処理内容を報知する報知手段と、印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための前記各綴じ処理内容の報知をするように前記報知手段を制御する報知制御手段と、を備えた、画像形成装置に接続されたシート処理装置である。
本発明によれば、上記構成により、針有り綴じユニット及び針無し綴じユニットの両方を搭載するシート処理装置において、ユーザが意図する処理内容でシート束を処理することができる。
実施形態1を示す画像形成システム全体の正面図である。 実施形態1の用紙後処理装置全体の構成図である。 (a)は針有り綴じユニット及び針無し綴じユニットの配置構成を示す斜視図、(b)は(a)の平面図である。 (a)は針有り綴じユニットの針有り綴じ処理を説明する斜視図、(b)は針有り綴じユニットにより打ち込まれたスティプル針で用紙束が綴じられている状態を示す断面図である。 針無し綴じユニットの針無し綴じ処理を説明する斜視図である。 (a)は針無し綴じユニットによる針無し綴じ処理動作前の説明図、(b)は針無し綴じ処理動作を説明する図である。 (a)、(b)は用紙の整合動作を説明する平面図である。 操作部の平面図である。 実施形態1の画像形成システムの主な制御構成を示すブロック図である。 実施形態の動作例1の動作順序を示すフローチャートである。 操作部のLCD表示部に表示される設定確認画面の表示例を示す平面図である。 実施形態1の動作例1とは別の動作例2の動作順序を示すフローチャートである。 操作部のLCD表示部に表示される綴じ設定変更画面の表示例を示す平面図である。 操作部のLCD表示部に表示される綴じ設定変更画面(変更後)の表示例を示す平面図である。 操作部のLCD表示部に表示される設定確認画面(変更後)の表示例を示す平面図である。 変形例1の動作例3の動作順序を示すフローチャートである。 実施形態2に係るシート処理システムの主な制御構成を示すブロック図である。 パソコンの出力装置のLCDディスプレイに表示されるプリンタドライバ表示部の初期画面表示例を示す平面図である。 実施形態2の動作例4の動作順序を示すフローチャートである。 プリンタドライバ表示部に表示される設定確認画面の表示例を示す平面図である。 実施形態2の動作例4とは別の動作例5の動作順序を示すフローチャートである。 プリンタドライバ表示部に表示される綴じ設定変更画面の表示例を示す平面図である。 プリンタドライバ表示部に表示される綴じ設定変更画面(変更後)の表示例を示す平面図である。 プリンタドライバ表示部に表示される綴じ設定変更画面(変更後)の図23とは別の表示例を示す平面図である。
以下、図を参照して実施例を含む本発明の実施の形態(以下、「実施形態」という)を詳細に説明する。各実施形態等に亘り、同一の機能及び形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、混同の虞がない限り一度説明した後では同一符号を付すことによりその説明を省略する。図及び説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がない構成要素は適宜断わりなく省略することがある。公開特許公報等の構成要素を引用して説明する場合は、その符号に括弧を付して示し、各実施形態等のそれと区別するものとする。
(実施形態1)
図1を参照して、本発明の実施形態1に係る画像形成システムを説明する。図1は、本発明の画像形成システムに係る実施形態1を示す画像形成システム全体の正面図である。同図に示す画像形成システムは、上流に配置された画像形成装置1と、この画像形成装置1に通信可能に接続され、且つ機械的に連結されたシート処理装置としての用紙後処理装置6とから構成される。
図1に示す画像形成装置1は、その内部構成を省略するが、電子写真方式でトナー画像を用紙上に形成し、その画像形成済みの用紙を図示しない搬送手段としての搬送ローラで用紙後処理装置6に送り出す構成を備えている。このような画像形成装置1の具体例としては、例えば本出願人による特開2013−130730号公報が挙げられる。
尚、画像形成装置1は、電子写真方式でトナー画像を用紙上に形成するものに限らず、インクジェット方式等の別の印刷方式で画像を形成するものであってもよい。
装置本体1Aの一側(図では左側)には、パンチユニットなどの穿孔装置、ソータなどの仕分け装置、スティプラなどの綴じ装置などを備えた用紙後処理装置6が設置されている。
用紙後処理装置6には、図1において斜視図で示すように、第1の綴じ手段ないしは針無し綴じ手段としての針無し綴じユニット201と、第2の綴じ手段ないしは針有り綴じ手段としての針有り綴じユニット202との両方が搭載されている。針無し綴じユニット201は、針を使用せずにシート束としての用紙束を綴じる装置であり、針有り綴じユニット202は、スティプル針などのような金属製の針を使用して用紙束を綴じる装置である。針無し綴じユニット201及び針有り綴じユニット202の詳細は、後述する。
図2を参照して、用紙後処理装置6の全体構成について説明する。図2は、実施形態1の用紙後処理装置全体の構成図である。
用紙後処理装置6は、画像形成装置1から受け入れられた用紙(通常、画像形成済みの用紙である)を搬送する入口搬送路A、この入口搬送路Aにそれぞれ連通された、上搬送路B、中間搬送路C、下搬送路Dを備えている。また、用紙後処理装置6は、画像形成装置1から搬送された用紙に所定の後処理を行う後処理手段として、以下の諸ユニットを備えている。即ち、パンチユニット243、針有り綴じユニット202、針無し綴じユニット(図2では図示せず、図1、図3等参照)、仕分け手段としてのシフトコロ249、折り手段としての折りプレート259、折りローラ260を備えている。尚、針有り綴じ手段は、スティプルユニットとも呼ばれる。
画像形成装置1から搬送された用紙は、パンチユニット243を有する入口搬送路Aを通りプルーフトレイ258へ導く上搬送路B、シフトコロ249へ導く中間搬送路C、整合及び針有り・針無し綴じを行う綴じトレイ250へ導く下搬送路Dへ選択的に搬送される。そして、受け入れられた用紙は、分岐爪264、ターンガイド276及び分岐爪265、ターンガイド277によって振り分けられる。
尚、綴じトレイ250の図示は、図の簡明化のため、後述する図3、図4、図5、図7等では省略している。ターンガイド276及びターンガイド277は、丸で囲んだ部分に形成されるガイド部を示す。
上搬送路B、中間搬送路C、下搬送路Dの上流であって各々に対し共通な入口搬送路Aには、上流側から順に、入口センサ301、パンチユニット243、パンチカスホッパ244、搬送ローラ271、分岐爪264、ターンガイド276が配置されている。入口センサ301は、図1の画像形成装置1から受け入れる用紙を検出するセンサである。搬送ローラ271は、ギヤ列等の駆動力伝達手段を介して連結された搬送モータ211によって回転駆動される。
分岐爪264及び後述する分岐爪265は、それぞれ、図示しないバネと図示しないソレノイドとの組み合わせにより、支軸(図示せず)を中心に揺動可能に構成されている。分岐爪264は、上記バネにより図2の実線の位置状態で保持されており、上記ソレノイドをオン(以下、「ON」と表記する)することにより、破線の位置に揺動して下搬送路D方向へ用紙を振り分ける。また、上記ソレノイドがオフ(以下、「OFF」と表記する)ならば、分岐爪264は上記実線の位置状態で上搬送路Bへ用紙を振り分けて、プルーフ排紙ローラ247によりプルーフトレイ258に排紙する。
分岐爪265は、上記バネにより図2の実線の位置状態で保持されており、上記ソレノイドをONすることにより、破線の位置に揺動して中間搬送路Cへ用紙を振り分ける。上記ソレノイドがOFFならば、分岐爪265は上記実線の位置状態で用紙は下搬送路Dへ搬送される。
中間搬送路Cには、用紙搬送方向Xと直交する方向(以下、「用紙幅方向」ともいう)に一定量だけ移動可能なシフトコロ249が配置されている。搬送ローラ272及びターンガイド277を経て中間搬送路Cへ送られた用紙は、搬送中に、図示しない駆動手段によりシフトコロ249が用紙幅方向に一定量移動することによって、用紙が用紙幅方向に一定量ずらされる。この用紙幅方向に一定量ずらされた用紙は、その状態のまま放出ローラ255によって排紙され、排紙トレイ257に積載される。尚、シフトコロ249の用紙幅方向への移動タイミングは、入口センサ301の用紙検知情報及び用紙のサイズ情報等に基づき決定される。
下搬送路Dには、スティプルトレイ排紙センサ302が配置されている。このスティプルトレイ排紙センサ302は、下搬送路D中の用紙の有無及び綴じトレイ250へ用紙を排出する際の揃え動作のトリガとしている。下搬送路Dに送られた用紙は、各搬送ローラ273、274、275によって順次搬送され、綴じトレイ250に積載後、整合される。
図2〜図7を参照して、針有り綴じユニット202及び針無し綴じユニット201の配置部である綴じ部の構成及び動作について説明する。図3(a)は針有り綴じユニット202及び針無し綴じユニット201の配置構成を示す斜視図、図3(b)は図3(a)の平面図である。図4は針有り綴じユニット202の針有り綴じ処理を説明する斜視図、図5は針無し綴じユニット201の針無し綴じ処理を説明する斜視図である。図6(a)は針無し綴じユニット201による針無し綴じ処理動作前の説明図、図6(b)は針無し綴じ処理動作を説明する図である。図7(a)、図7(b)は用紙の整合動作を説明する平面図である。
図2、図7に示すように、上述したように各搬送ローラ273、274、275によって搬送され、図2に示す綴じトレイ250上に搬送・積載された用紙Pは、綴じトレイ250上で、一対のジョガーフェンス204a、204bにより用紙幅方向Yに整合される。この用紙幅方向Yに整合された用紙Pは、用紙突き当て部材である後端揃えストッパ203a、203bを基準に叩きコロ248により用紙搬送方向に整合される。
図3(b)に示すように、針有り綴じユニット202のホームポジション(初期位置)は、ジョガーフェンス204bの外側に配設された針有り綴じユニットホームポジションセンサ213によって検出される。
針有り綴じユニット202は、図2に示すように、針を打ち出すドライバ部245aと用紙束PAに打込まれた針の先端部を曲げるクリンチャ部245bとから構成されている。針有り綴じユニット202は、図示しない綴じトレイの用紙幅方向Yの全領域に渡り、用紙幅方向Yに沿って配設された針有り綴じユニット移動ガイドレール214によって安定して案内されることで、用紙幅方向Yに往復移動可能となっている。針有り綴じユニット202は、上記特開2013−130730号公報の図2に示されているものに限らず、様々な公知の針有り綴じ装置を使用可能である。
針有り綴じユニット202による、上述したように用紙幅方向Y及び用紙搬送方向Xに整合された用紙束PAの綴じ処理について説明する。針有り端綴じの場合は、図4(a)において、針有り綴じユニット202はホームポジションから針有り綴じユニット移動ガイドレール214に沿って移動し、端綴じを行う所定の位置で停止する。そして、図4(b)に示すように、整合された用紙束PAの後端をスティプル針221にて綴じ処理を施す。その後、端綴じ処理された用紙束PAは、図2に示す放出ベルト254に取り付けられた放出爪251により上方に搬送され、放出ローラ255によって排紙トレイ257に排紙・積載される。また、放出ローラ255の下方には、排紙される用紙の量に応じて排紙トレイ257の高さを下降可能なように、紙面検知センサ303が配置されている。
一方、針有り中綴じの場合には、後端揃えストッパ203a、203bを基準に用紙束PAが揃えられた後、後端揃えストッパ203a、203bを退避させる。次いで、揃えられた用紙束PAは、束搬送ローラ対253a、253bにより下方へ束搬送され、中綴じ位置で針有り綴じユニット202により綴じ処理が行われる。そして中綴じ処理が終了すると、適宜中折り処理がなされる。即ち、束搬送ローラ対266a、266bにより、折り位置まで搬送され、折りプレート259と折りローラ260によって中折り処理がなされ、中折り排紙ローラ262によって中折り排紙トレイ263に排紙・積載される。用紙束PAの用紙束搬送方向の綴じ位置は、束搬送ローラ対253a、253bにより、用紙束PAを搬送することによって行う。これらにより、用紙束PAの様々な位置に針有り綴じ処理を行うことができるようになっている。
尚、針無し綴じユニット201による用紙束PAの綴じ処理中(移動中等も含む)は、針有り綴じユニット202は自らのホームポジションにおいて非駆動状態で待機している。
図3(b)に示すように、針無し綴じユニット201のホームポジションは、ジョガーフェンス204aの外側に配設された針無し綴じユニットホームポジションセンサ211によって検出される。針無し綴じユニット201は、図示しない綴じトレイの用紙幅方向Yの一部領域に渡り、用紙幅方向Yに沿って配設された針無し綴じユニット移動ガイドレール212によって安定して案内されることで、用紙幅方向Yに往復移動可能となっている。
針無し綴じユニット201は、図5及び図6に示すように、図示しない昇降手段によって昇降可能な上綴じ歯223と、上下方向に移動不能に固定して設けられた下綴じ歯224とから構成されている。このように針無し綴じユニット201では、用紙束の厚さ方向である上下方向から圧力を加えて用紙同士を圧着し、用紙の繊維同士を絡み合わせて綴じる方式を採用している。針無し綴じユニット201は、これに限らず、様々な公知の針無し綴じ装置を使用可能である。
針無し綴じユニット201による、上述したように用紙幅方向Y及び用紙搬送方向Xに整合された用紙束PAの綴じ処理について説明する。針無し綴じユニット201は、ホームポジションから針無し綴じユニット移動ガイドレール212に沿って設定された所定の綴じ位置に移動し、整合された用紙束PAの後端を上綴じ歯223と下綴じ歯224にて圧着し、図5に示すような綴じ歯跡222を形成する。圧着された用紙束PAは、用紙の繊維同士が絡み合うことによって綴じられる。
尚、針有り綴じユニット202による用紙束PAの綴じ処理中(移動中等も含む)は、針無し綴じユニット201は自らのホームポジションにおいて非駆動状態で待機している。
前記した入口センサ301は、設けられた位置における用紙の通過の有無を検知する、すなわち用紙後処理装置6の用紙の有無を検出するシート検出手段である。また、スティプルトレイ排紙センサ302も、下搬送路D中の用紙の有無、すなわち用紙後処理装置6の用紙の有無を検出するシート検出手段である。
図8を参照して、操作部127を説明する。操作部127は、画像形成装置1側に配置されていて、画像形成装置1及び用紙後処理装置6の上記各装置や各駆動部に指示を与えたり、動作状態を確認したりするためのものである。操作部127は、印刷条件の設定を行う印刷設定手段として機能する。操作部127は、テンキーやスタートボタン等のハードキーと、タッチパネル式のLCD表示部128とを備えている。
操作部127には、LCD表示部128に加えて、上記各装置や各駆動部の動作状態を音声で報知する手段や、警告音を発生するブザー、あるいはLED(発光ダイオード)等の点滅によりユーザの注意を喚起する手段を付加してもよい。従って、操作部127のLCD表示部128は、本発明に係る「表示手段」の上位概念である「報知手段」であってもよい。
図9を参照して、本実施形態に係る画像形成システムの主な制御構成について説明する。図9は、本実施形態の画像形成システムの主な制御構成を示すブロック図である。
用紙後処理装置6は、UART131、CPU130、ROM134、RAM135及び図示しないタイマを有している。UARTは、Universal Asychronous Receiver Transmitterの略称である。用紙後処理装置6は、画像形成装置1側と回線138を介して、及び通信する通信手段であるUART131を介して通信可能に接続されている。
CPU130は、用紙束を綴じる枚数によって、針無し綴じユニット201及び針有り綴じユニット202の何れか一方による綴じ処理に自動的に切り替える制御を行う制御手段として機能する。また、CPU130は、ユーザにより設定された印刷設定情報から針無し綴じユニット201と針有り綴じユニット202とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段としての機能も有する。また、CPU130は、印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための各綴じ処理内容の報知・表示をするように操作部127のLCD表示部128を制御する報知制御手段としても機能する。
尚、CPU130の上記3つの機能は、画像形成装置1側の制御装置を構成するCPU120に付与してもよいし、適宜分担してもよい。
ROM134は、後述する図10〜図15のプログラムや固定・関係データを記憶・保持する記憶手段としての機能を有する。RAM135は、CPU130に入力されるデータや演算結果のデータを一時的に記憶・保持する。UART131、ROM134、RAM135は、信号バス132を介してCPU130と電気的に接続されている。
また、入口センサ301、針無し綴じユニットホームポジションセンサ211、針有り綴じユニットホームポジションセンサ213は、I/Oインターフェイス136を介して、CPU130に電気的に接続されている。また、搬送モータ211、針無し綴じユニット駆動部201D、針有り綴じユニット駆動部202Dは、I/Oインターフェイス136を介して、CPU130に電気的に接続されている。用紙後処理装置6側の制御装置は、前記したCPU130、ROM134、RAM135、図示しないタイマ、信号バス132、I/Oインターフェイス136を有するマイクロコンピュータを具備している。
CPU130には、画像形成装置1側の制御装置を構成するCPU120あるいは操作部127の各種キーやスイッチ等、LCD表示部128、及び各種センサ114からの信号が通信手段としてのUART121、131を介して入力される。CPU130は、これら入力された信号に基づいて所定の制御を実行する。
さらに、CPU130は、モータドライバを介して搬送モータ211を制御し、I/Oインターフェイス136から用紙後処理装置6内のセンサ情報を取得する。また、CPU130は、制御対象やセンサに応じてI/Oインターフェイス136を介してモータドライバによってモータの駆動制御を行い、センサからセンサ情報を取得する。前記制御は、ROM134に格納されたプログラムコードをCPU130が読み込んでRAM135に展開し、当該RAM135をワークエリア及びデータバッファとして使用しながら前記プログラムコードで定義されたプログラムに基づいて実行される。
尚、図9に示した用紙後処理装置6側の制御構成としては、本発明に密接に関連する制御構成を主に図示している。
画像形成装置1は、回線138を介して用紙後処理装置6のUART131と互いに通信(送受信)可能なUART121を有し、用紙後処理装置6と通信可能に接続されている。画像形成装置1側の制御装置としては、画像形成済みの用紙を上記図示しない搬送ローラを駆動する搬送モータ115を制御するためのCPU120を有する。画像形成装置1側の制御装置は、前記したCPU120、ROM124、RAM125、図示しないタイマ、信号バス122、I/Oインターフェイス126を有するマイクロコンピュータを具備している。
CPU120には、用紙後処理装置6のCPU130あるいは操作部127の各種キーやスイッチ等、上記した各種センサ114からの信号がI/Oインターフェイス126を介して入力され、CPU120は入力された信号に基づいて所定の制御を実行する。
また、CPU120は、モータドライバを介して搬送モータ215を、LCDドライバを介して、報知・表示手段としての操作部127のLCD表示部128をそれぞれ駆動制御し、I/Oインターフェイス126から画像形成装置1内のセンサ情報を取得する。前記制御は、ROM124に格納されたプログラムコードをCPU120が読み込んでRAM125に展開し、当該RAM125をワークエリア及びデータバッファとして使用しながら前記プログラムコードで定義されたプログラムに基づいて実行される。
尚、画像形成装置1側の制御構成としては、画像形成やシート処理機能を実現するための制御対象デバイスも有するが、図の簡明化のためその図示を省略しており、図9は本発明に密接に関連する制御構成を主に図示している。また、本実施形態では他の機器との通信手段としてUARTを使用しているが、通信手段の種類を限定するものではない。また一時記憶手段としてRAMを使用しているが、同様に記憶手段の種類を限定するものではない。
(動作例1)
図10及び図11を参照して、本実施形態1の動作例1を説明する。図10は本実施形態の動作例1の動作順序を示すフローチャート、図11はLCD表示部に表示される設定確認画面の表示例を示す平面図である。
まず、図8に示した操作部127において、ユーザは印刷物に対して行う、片面/両面、集合、スティプル、パンチ穴などの印刷モードを選択し(ステップS1)、画像形成装置1に印刷指示を行う(ステップS2)。画像形成装置1が印刷指示を受けると、設定情報から、スティプルモードが選択されているか否かを判断する(ステップS3)。ここで、スティプルモードが選択されていなければ、選択された印刷モードで印刷を実行するステップS6に進み、選択された印刷モードの設定条件で印刷を実行する。
ステップS3において、スティプルモードが選択された場合には、画像形成装置1のLCD表示部128の画面上にスティプルモードの現在の設定を確認する設定確認画面を即座に表示する(ステップS4)。これにより、ユーザに対してスティプルモードの設定が正しいかの確認を促す。この際の設定確認画面の一例が、図11に示すLCD表示部128の画面に示されている。
この設定確認画面表示の実行は、CPU130(又はCPU120)の有する導出手段及び報知制御手段ないし表示制御手段の機能に基づいてなされる。即ち、ユーザにより設定された印刷設定情報から針無し綴じユニット201と針有り綴じユニット202とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段としての機能である。また、印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための前記各綴じ処理内容の表示をするようにLCD表示部128を制御する報知制御手段ないし表示制御手段としての機能である。
尚、ステップS4においては、適宜、ブザー吹鳴により警告音やLEDの点滅表示などの併用によってユーザに対する報知・表示確認を必ず行うように注意的に促すようにしてもよい。
図11に示すLCD表示部128の画面表示における「<針無し>、2枚〜5枚、斜め1箇所」、「<針有り>、6枚〜50枚、長辺2箇所」及びそれらの図表示は、ROM134(又はROM124)に予め記憶されている関係データに基づくものである。即ち、CPU130(又はCPU120)がROM134(又はROM124)の関係データを呼び出し、ユーザの印刷設定情報から針無し綴じユニット201と針有り綴じユニット202とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出すことによって表示される。これは、勿論、用紙後処理装置の機種ごとに異なるものであってもよい。
LCD表示部128の画面表示において、図の下方にある実行キー128aは設定確認画面の表示がユーザの希望するところで正しいときにタッチして選択するためのキーである。キャンセルキー128bは、設定確認画面の表示での実行をキャンセルする場合のものである。また、設定変更キー128cは、ユーザによる現在の印刷設定状況確認後に、ユーザにより設定された印刷設定を再度変更可能とする設定変更手段として機能する。
図11の設定確認画面に表示された設定がユーザの希望するところで正しければ、ステップS5の[選択肢1]において、ユーザは「実行」を選択すると、選択された印刷モードの設定条件で印刷を実行する(ステップS6)。尚、実行キー128aを選択すると、実行キー部分が白黒反転表示されることで、画面表示内容が選択されたことを表示するようになっている。これは、他のソフトキーでも同様であるため、以下、そのような細部説明を省略する。
一方、上記設定がユーザの希望するところでなく、印刷指示自体をキャンセルしたければ、ユーザは図11の設定確認画面で「キャンセル」を選択し(ステップS5)、再度印刷モードの選択(ステップS1)からやり直すこととなる。
以上説明した通り、本実施形態の動作例1によれば、以上の設定確認制御を行うことで、ユーザの意図通りの出力結果(用紙束の処理を含む)を得ることができる。
換言すれば、針有り綴じユニット202及び針無し綴じユニット201の両方を搭載する用紙後処理装置6と画像形成装置1との画像形成システムにおいて、ユーザが意図する処理内容で用紙束を処理することができる。また、画像形成装置1に接続された用紙後処理装置6において、ユーザが意図する処理内容で用紙束を処理することができる。
(動作例2)
図12〜図15を参照して、実施形態1の動作例1とは別の動作例2を説明する。図12は実施形態1の動作例1とは別の動作例2の動作順序を示すフローチャートである。図13はLCD表示部に表示される綴じ設定変更画面の表示例を、図14はLCD表示部に表示される綴じ設定変更画面(変更後)の表示例を、図15はLCD表示部に表示される綴じ設定変更画面(変更後)の図14とは別の表示例を、それぞれ示す平面図である。
動作例2は、ステップS11から始まる。動作例2は、動作例1と比較して、図12に示すように、第1に、キャンセルしなくてもスティプルモードの設定を変更可能にするため、設定確認画面で表示された設定を変更したいユーザは「設定変更」を選択できるようにした点(ステップS15)が異なる。第2に、図13、図14に示すようにスティプルモードの設定を変更する画面を出力する点(ステップS17)が異なる。
上記相違点以外の動作例2は、動作例1と同様である。即ち、動作例2におけるステップS15を除くステップS11〜ステップS16は、動作例1におけるステップS5を除くステップS1〜ステップS6と同じである。
ステップS15において、設定確認画面で表示された設定を変更したいユーザが「設定変更」を選択した場合には、スティプルモード設定変更画面が表示される(ステップS17)。動作例2の設定変更画面では、ユーザの意図通りになるまで、設定変更を繰り返し(ステップS18→ステップS19→ステップS17のループ)、変更が終了したら、設定の確認画面を表示する(ステップS14)。
図12のステップS17で、ユーザに表示する設定変更画面の例が、図13と図14に示されている(両図には「綴じ設定変更画面」と記載している)。例えば、図13の綴じ設定変更画面では画像形成装置1から搬送される用紙の枚数によって、針無し綴じの設定上限枚数(例では5枚)以下であれば針無し綴じを、設定上限以上であれば針有り綴じを「自動」で切り替える設定である。しかし、少数枚でも針有り綴じを行いたい場合は、図14の綴じ設定変更画面(変更後)に示すように、スティプルモードを「針有り」に変更することで、針無し綴じの上限枚数に関わらず、確実に、針有り綴じを施すことができる(図15参照)。具体的には、ユーザは図14の綴じ設定変更画面(変更後)において、スティプルモードを「針有り」に変更したいので、「針有り」キーを選択すると、図15に示す設定確認画面(変更後)に自動的に切り替わる。
尚、図13、図14の「綴じ設定変更画面」の下方にある決定キー128dは、その綴じ設定変更画面がユーザの意図する通りで最終的に選択決定するためのものである。
本実施形態の動作例2によれば、以上の設定確認制御を行うことで、ユーザの意図通りの出力結果(用紙束の処理を含む)を得ることができる。また、スティプル機能に絞って、印刷設定を変更することが可能なため、ユーザの手間を省略することができる。
(変形例1)
図16を参照して、実施形態1の変形例1を説明する。図16は変形例1の動作例3の動作順序を示すフローチャートである。
図10及び図12の制御フローでは、ユーザがスティプル設定で印刷実行すると、必ず設定確認画面が表示されていた。しかし、利用するユーザが限られている場合や、オフィス内で利用方法がルール化されている場合などは、設定確認画面を表示することが手間となる場合がある。また、スティプル針のような異物混入を懸念する場合や、スティプル針での怪我を懸念する場合など、基本的に針無し綴じしか利用しないユーザや、その逆で針有り綴じしか利用しないユーザにとっても、設定確認画面の表示は余計な手間となる。
そこで、変形例1では、設定確認画面を表示させない設定をできるようにしておく点が特徴である。変形例1は、実施形態1と比較して、導出手段としてのCPU130(又はCPU120)により導出された各綴じ処理内容を、LCD表示部128に表示させないことを選択することが可能な確認画面非表示手段(図示せず)をさらに備えた点のみ相違する。この相違点以外の変形例1の構成は、実施形態1と同様である。
各綴じ処理内容をLCD表示部128に表示させない確認画面非表示手段としては、図示を省略しているが、LCD表示部128に「設定確認画面表示を設定しなくてもよろしいですか?「はい」、「いいえ」」という画面表示例が挙げられる。
変形例1の動作例3について、動作例2と相違する点を中心に補説する。図16のフローにおいて、変形例1の動作例3は、動作例2と比較して、ステップS24が付加されたが相違する。この相違点以外の動作例3は、動作例2と同様である。即ち、動作例3におけるステップS24を除き、ステップS21〜ステップS23、ステップS25〜ステップS30は、動作例2のステップS11〜ステップS19と同じである。
ステップ24において、設定確認画面を表示する前に、「設定確認画面表示を設定しなくてもよろしいですか?「はい」、「いいえ」」という画面表示がLCD表示部128にされる(図16では、「確認画面表示オン?」と略称されている)。ここで、「はい」を選択すれば、設定確認画面表示の設定がされずにステップS27(図12のステップS16に相当)に進み、選択された印刷モードの設定条件で印刷を実行する。
一方、「いいえ」を選択すれば、設定確認画面表示の設定が動作例2と同様になされて、動作例2と同様の動作を行うことができる。
本変形例1の動作例3によれば、以上の設定確認制御を行うことで、ユーザの意図通りの出力結果(用紙束の処理を含む)を得ることができる。また、設定確認画面表示を確認する手間を省略することができる。
上記背景技術に挙げた特許文献1では、針無し綴じの綴じ可能枚数を超えた場合でも綴じ処理を実行する目的で、次のように制御していた。即ち、綴じ可能枚数を超えたときに分冊処理での綴じ処理の実行確認を行い、オーケーであれば綴じ可能枚数ごとに針無し綴じ処理を実行し、キャンセルであれば針無し綴じ処理をキャンセルして針有り綴じ処理に切り替えて綴じ処理を実行する制御方法であった。しかしながら、特許文献1記載の技術では、本発明のように、針有りの綴じ箇所のような全ての設定を変更することはできない、という制約・問題点があるものであった。
(実施形態2)
図17を参照して、本発明の実施形態2に係るシート処理システムのプリンタツールを説明する。図17は、実施形態2に係るシート処理システムの主な制御構成を示すブロック図である。図17に示すシート処理システムは、実施形態1と同様の画像形成装置1と、画像形成装置1に接続された実施形態1と同様の用紙後処理装置6と、画像形成装置1に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)10とから構成される。
尚、パソコン10は、コンピュータの一例であり、LAN(Local Area Network)を含むネットワークを介して画像形成装置1に接続されるものであってもよい。パソコン10に限らず、ホストコンピュータ等であってもよい。
パソコン10は、回線21を介して画像形成装置1のUART121と互いに通信(送受信)可能なI/F(インターフェイス)12を有し、画像形成装置1と通信可能に接続されている。パソコン10は、制御及び演算機能を有する中央処理装置としてのCPU11、前記したI/F12、記憶装置14、入力装置16、出力装置18を具備している。
CPU11は、I/F12と、記憶装置14と、入力装置16と、出力装置18と、後述するそれぞれの機能を発揮するようI/Oインターフェイスケーブルや、信号ケーブルを介して接続されている。
記憶装置14としては、主記憶装置であるRAMからなるメインメモリと、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブなどの補助記憶装置(外部記憶装置)と、CD−ROMドライブ(外部記憶装置)とを有する。「画像形成装置1及び画像形成装置1を介して用紙後処理装置6に動作指示を与えることが可能なプログラム」を記憶したCD−ROMのデータを、CD−ROMドライブで読み出し、補助記憶装置にインストールすることができるように構成されている。前記プログラムは、本発明に係るプリンタツールとしてのユーティリティソフトウェアとして機能する。前記プログラムの処理フローは、例えば後述する図19の動作例3や図21の動作例4のフローチャートに表されている。インストールする記憶媒体としては、CD−ROMに限らず、他の公知の記憶媒体でもよく、これに対応した読み出しドライブを備えていればよい。
入力装置16としては、キーボード、マウス、スキャナなどを有する。出力装置18としては、LCD等からなるディスプレイやプリンタなどを有する。出力装置18のLCDディスプレイには、後述する動作の進行により画面表示が切り替えれるプリンタドライバ表示部20が表示されるようになっている。
以下、説明する動作例3及び4では、「画像形成装置1及び画像形成装置1を介して用紙後処理装置6に動作指示を与えることが可能なプログラム」が記憶装置14のハードディスクドライブに予めインストールされているものとする。実施形態2では、針有り及び針無し綴じユニットの両方を搭載するシート処理装置と、画像形成装置と、コンピュータとから構成されるシート処理システムにおいて、以下の目的を達成することにある。即ち、綴じ処理についてのシステム設定値を変更することなくパソコン側(プリンタツール側)の設定で希望の処理を実行することを目的とする。
(動作例4)
図18〜図20を参照して、実施形態2の動作例4を説明する。図18はパソコンの出力装置のLCDディスプレイに表示されるプリンタドライバ表示部の初期画面表示例を示す平面図、図19は実施形態2の動作例4の動作順序を示すフローチャート、図20はプリンタドライバ表示部に表示される設定確認画面の表示例を示す平面図である。
まず、図18に示したプリンタドライバ表示部20の初期画面において、ユーザは印刷物に対して行う、片面/両面、集合、スティプル、パンチ穴などの印刷モードを選択し(ステップS31)、画像形成装置1に印刷指示を行う(ステップS32)。ここで、印刷モードの選択には、図17に示したパソコン10の入力装置16であるマウスなどを用いて行う。画像形成装置1が印刷指示を受けると、設定情報から、スティプルモードが選択されているか否かを判断する(ステップS33)。ここで、スティプルモードが選択されていなければ、選択された印刷モードで印刷を実行するステップS36に進み、選択された印刷モードの設定条件で印刷を実行する。
ステップS33において、スティプルモードが選択された場合には、プリンタドライバ表示部の画面上にスティプルモードの現在の設定を確認する設定確認画面を即座に表示する(ステップS34)。これにより、ユーザに対してスティプルモードの設定が正しいかの確認を促す。この際の設定確認画面の一例が、図20に示すプリンタドライバ表示部20の画面表示に示されている。
この設定確認画面表示の実行は、CPU130(又はCPU120)の有する導出手段及び報知制御手段ないし表示制御手段の機能に基づいてなされる。即ち、ユーザにより設定された印刷設定情報から針無し綴じユニット201と針有り綴じユニット202とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段としての機能である。また、印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための前記各綴じ処理内容
の表示をするようにプリンタドライバ表示部を制御する報知制御手段ないし表示制御手段としての機能である。
尚、ステップS34においては、適宜、ブザー吹鳴により警告音やLEDの点滅表示などの併用によってユーザに対する報知・表示確認を必ず行うように注意的に促すようにしてもよい。
図20に示すプリンタドライバ表示部20の画面表示における「<針無し>、2枚〜5枚、斜め1箇所」、「<針有り>、6枚〜50枚、長辺2箇所」及びそれらの図表示は、ROM134(又はROM124)に予め記憶されている関係データに基づくものである。即ち、CPU130(又はCPU120)がROM134(又はROM124)の関係データを呼び出し、ユーザの印刷設定情報から針無し綴じユニット201と針有り綴じユニット202とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出すことによって表示される。これは、勿論、用紙後処理装置の機種ごとに異なるものであってもよい。
プリンタドライバ表示部20において、図の下方にある実行キー20aは設定確認画面の表示がユーザの希望するところで正しいときにマウスなどを用いて選択するためのキーである。キャンセルキー20bは、設定確認画面の表示での実行をキャンセルする場合のものである。また、設定変更キー20cは、ユーザによる現在の印刷設定状況確認後に、ユーザにより設定された印刷設定を再度変更可能とする設定変更手段として機能する。
図20の設定確認画面に表示された設定がユーザの希望するところで正しければ、ステップS35の[選択肢1]において、ユーザは「実行」を選択すると、選択された印刷モードの設定条件で印刷を実行する(ステップS36)。尚、実行キー20aを選択すると、実行キー部分が白黒反転表示されることで、画面表示内容が選択されたことを表示するようになっている。これは、他のソフトキーでも同様であるため、以下、そのような細部説明を省略する。
一方、上記設定がユーザの希望するところでなく、印刷指示自体をキャンセルしたければ、ユーザは図20の設定確認画面20で「キャンセル」を選択し(ステップS35)、再度印刷モードの選択(ステップS31)からやり直すこととなる。
以上説明した通り、実施形態2の動作例4によれば、以上の設定確認制御を行うことで、ユーザの意図通りの出力結果(用紙束の処理を含む)を得ることができる。
換言すれば、針有り綴じユニット202及び針無し綴じユニット201の両方を搭載する用紙後処理装置6と画像形成装置1とパソコン10とのシート処理システムにおいて、以下の効果を奏する。即ち、綴じ処理についてのシステム設定値を変更することなくパソコン10側(プリンタツール側)の設定で希望の処理を実行することができる。
(動作例5)
図21〜図24を参照して、実施形態2の動作例4とは別の動作例5を説明する。図21は実施形態2の動作例4とは別の動作例5の動作順序を示すフローチャートである。図22はプリンタドライバ表示部に表示される綴じ設定変更画面の表示例を、図23はプリンタドライバ表示部に表示される綴じ設定変更画面(変更後)の表示例を示す平面図である。図24はプリンタドライバ表示部に表示される綴じ設定変更画面(変更後)の図23とは別の表示例を示す平面図である。
動作例5は、ステップS41から始まる。動作例5は、動作例4と比較して、図21に示すように、第1に、キャンセルしなくてもスティプルモードの設定を変更可能にするため、設定確認画面で表示された設定を変更したいユーザは「設定変更」を選択できるようにした点(ステップS45)が異なる。第2に、図22、図23に示すようにスティプルモードの設定を変更する画面を出力する点(ステップS47)が異なる。
上記相違点以外の動作例5は、動作例4と同様である。即ち、動作例5におけるステップS45を除くステップS41〜ステップS46は、動作例4におけるステップS35を除くステップS31〜ステップS36と同じである。
ステップS45において、設定確認画面で表示された設定を変更したいユーザが「設定変更」を選択した場合には、スティプルモード設定変更画面が表示される(ステップS47)。動作例5の設定変更画面では、ユーザの意図通りになるまで、設定変更を繰り返し(ステップS48→ステップS49→ステップS47のループ)、変更が終了したら、設定の確認画面を表示する(ステップS44)。
図21のステップS47で、ユーザに表示する設定変更画面の例が、図22と図23に示されている(両図には「綴じ設定変更画面」と記載している)。例えば、図22の綴じ設定変更画面では画像形成装置1から搬送される用紙の枚数によって、針無し綴じの設定上限枚数(例では5枚)以下であれば針無し綴じを、設定上限以上であれば針有り綴じを「自動」で切り替える設定である。しかし、少数枚でも針有り綴じを行いたい場合は、図23の綴じ設定変更画面(変更後)に示すように、スティプルモードを「針有り」に変更することで、針無し綴じの上限枚数に関わらず、確実に、針有り綴じを施すことができる(図24参照)。具体的には、ユーザは図23の綴じ設定変更画面(変更後)において、スティプルモードを「針有り」に変更したいので、「針有り」キーを選択すると、図24に示す設定確認画面(変更後)に自動的に切り替わる。
尚、図22、図23の「綴じ設定変更画面」の下方にある決定キー20dは、その綴じ設定変更画面がユーザの意図する通りで最終的に選択決定するためのものである。
実施形態2の動作例5によれば、以上の設定確認制御を行うことで、ユーザの意図通りの出力結果(用紙束の処理を含む)を得ることができる。また、スティプル機能に絞って、印刷設定を変更することが可能なため、ユーザの手間を省略することができる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上記実施形態や実施例等に記載した技術事項を適宜組み合わせたものであってもよい。
上記した実施形態1は画像形成システムの一例であり、本発明に係るシート処理装置単独での実施形態例(シート処理装置が独立して商品の移動形態となる例)の説明は省略した。そこで、シート処理装置単独での実施形態1の主な構成例を補説すると、以下のようになる。例えば、図8及び図9に示した報知手段・表示手段としてのLCD表示部128の一部機能である、各綴じ処理内容を報知・表示する機能だけを有するLCD表示部をシート処理装置が備えていてもよい。また、シート処理装置と画像形成装置との接続後に、画像形成装置側の操作部が備えるLCD表示部に各綴じ処理内容を報知・表示する機能を統合するようにしてもよい。
上記した実施形態1の画像形成システムに限らず、画像形成システムに代えて、例えば、画像形成装置1自体がシート処理装置としての用紙後処理装置6の構成を備える画像形成装置であってもよい。
本発明の実施の形態に適宜記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 画像形成装置
1A 画像形成装置の装置本体
6 用紙後処理装置(シート処理装置の一例)
10 パソコン(コンピュータの一例)
11 CPU
14 記憶装置
16 入力装置
18 出力装置
20 プリンタドライバ表示部(報知手段、表示手段の一例)
20c 設定変更キー(変更設定手段の一例)
127 操作部
128 LCD表示部(報知手段、表示手段の一例)
128c 設定変更キー(変更設定手段の一例)
130 CPU(制御手段、導出手段、報知制御手段・表示制御手段の一例)
201 針無し綴じユニット(第1の綴じ手段の一例)
202 針有り綴じユニット(第2の綴じ手段の一例)
特開2013−170067号公報

Claims (7)

  1. 針を使用せずにシート束を綴じる第1の綴じ手段と、
    針を使用してシート束を綴じる第2の綴じ手段と、
    シート束を綴じる枚数によって、前記第1の綴じ手段及び前記第2の綴じ手段の何れか一方による綴じ処理に自動的に切り替える制御を行う制御手段と、
    ユーザにより設定された印刷設定情報から前記第1の綴じ手段と前記第2の綴じ手段とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段と、
    前記導出手段の前記各綴じ処理内容を報知する報知手段と、
    印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための前記各綴じ処理内容の報知をするように前記報知手段を制御する報知制御手段と、
    を備えた、画像形成装置に接続されたシート処理装置。
  2. 請求項1記載のシート処理装置において、
    前記報知手段は、前記各綴じ処理内容を表示する表示手段であることを特徴とするシート処理装置。
  3. 請求項2記載のシート処理装置において、
    前記ユーザによる前記現在の印刷設定状況確認後に、前記ユーザにより設定された印刷設定を再度変更可能とする設定変更手段を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  4. 請求項2又は3記載のシート処理装置において、
    前記導出手段により導出された前記各綴じ処理内容を、前記表示手段に表示させないことを選択することが可能な確認画面非表示手段を、さらに備えたことを特徴とするシート処理装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成装置と、該画像形成装置で画像が形成されたシートを処理するシート処理手段と、を備えた画像形成システムであって、
    前記シート処理手段として、請求項1ないし4の何れか1つに記載のシート処理装置を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  6. シートに画像を形成する画像形成装置であって、
    画像が形成されたシートを処理するシート処理手段として、請求項1ないし4の何れか1つに記載のシート処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 針を使用せずにシート束を綴じる第1の綴じ手段と、
    針を使用してシート束を綴じる第2の綴じ手段と、
    シート束を綴じる枚数によって、前記第1の綴じ手段及び前記第2の綴じ手段の何れか一方による綴じ処理に自動的に切り替える制御を行う制御手段と、
    ユーザにより設定された印刷設定情報から前記第1の綴じ手段と前記第2の綴じ手段とによりそれぞれなされる綴じ処理内容を導き出す導出手段と、
    前記導出手段の前記各綴じ処理内容を報知する報知手段と、
    印刷処理実行前に、ユーザに対して現在の印刷設定状況を確認させるための前記各綴じ処理内容の報知をするように前記報知手段を制御する報知制御手段と、
    を備えたシート処理装置と、該シート処理装置に接続された画像形成装置と、該画像形成装置に接続されたコンピュータとから構成されるシート処理システムのプリンタツールであって、
    前記画像形成装置及び該画像形成装置を介して前記シート処理装置に動作指示を与えることが可能なプログラムが前記コンピュータにインストールされるシート処理システムのプリンタツール。
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