JP2018172219A - シート処理装置及びこれを用いた画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外部から綴じ処理するシート束を挿入するセット面を外装ケーシングに配置し、ケーシング内部に順次搬入されるシートを集積して処理する後処理部と、搬入経路にパンチ穴を穿孔するパンチユニット100を配置する構成において、上記パンチユニットとセット面とをシート排紙方向とハウジングの高さ方向に、パンチユニット、セット面の順に距離を隔てて配置し、パンチユニットの排紙直交方向の移動領域とセット面のシート載置領域とを排紙直交方向に重畳的に重なり合うようにレイアウトする。
【選択図】図3
Description
図1に示す画像形成システムにおける画像形成装置Aを説明する。図示の画像形成装置Aは静電式印刷機構を示し、画像形成ユニットA1とスキャナユニットA2とフィーダユニットA3で構成されている。装置ハウジング1には設置面(例えば床面)に設置する据付脚25が設けられている。また装置ハウジング内部には、給紙部2と画像形成部3と排紙部4とデータ処理部5が内蔵されている。
シート後処理装置Bは、画像形成装置Aの排紙口16から搬出されたシートを後処理する装置として、(1)画像形成されたシートを積載収容する機能(第1、第3処理部B1,B3;プリントアウトモード)と、(2)画像形成されたシートを部分け収納する機能(第3処理部B3;ジョグ仕分モード)と、(3)画像形成されたシートを部揃え集積して綴じ処理する機能(第1処理部B1;綴じ処理モード)と、(4)画像形成されたシートを部揃えして綴じ処理した後に折り処理して製本仕上げする機能(第2処理部B2;製本処理モード)とを備える。
図2に示すように、シート後処理装置Bは装置ハウジング27と、この装置ハウジング内部に内蔵され、搬入口26と排紙口35を有するシート搬入経路28と、この経路から送られたシートを後処理する第1処理部B1と第2処理部B2と、第3処理部B3と、各処理部から送られたシートを収納する第1、第2、第3トレイ49,61,71を備えている。図示の装置ハウジング27は上流側に位置する画像形成装置Aのハウジング1と略同一高さ寸法に配置され、設置面から画像形成装置Aの排紙口16とシート後処理装置Bの搬入口26が連結される。
シート搬入経路28は、装置ハウジング27を略水平方向に横断する直線経路で構成され、画像形成装置Aの排紙口(本体排紙口)16と連なる搬入口26と、この搬入口から装置を横断して反対側に位置する排紙口35を備えている。このシート搬入経路28には、搬入口26から排紙口35に向けてシートを搬送する搬送ローラ29(ローラ、ベルトなどのシート搬送手段)と、排紙口35に配置された排紙ローラ36(ベルトであっても良い)と、経路に搬入するシートの先後端を検出する入口センサS1と、経路排紙口でシートの先後端を検出する排紙センサS2が配置されている。
第1処理部B1は、シート搬入経路28の下流側に配置され排紙口35から送られたシートを部揃え集積する処理トレイ37と、集積されたシート束を綴じ処理する綴じ処理機構で構成される。図2に示すように、シート搬入経路28の排紙口35には段差を形成してその下方に処理トレイ37が配置され、排紙口35と処理トレイとの間には排紙口から搬送方向を反転させてシートをトレイ上に案内する第1排紙パス(第1スイッチバックパス)31が形成されている。
上述のシート搬入経路28には、第1排紙パス(第1スイッチバックパス)31の上流側に第2排紙パス(第2スイッチバックパス)32が分岐して連結され、この排紙パスからシートを第2処理部B2に案内する。第2処理部B2はシート搬入経路28から送られたシートを部揃え集積して、中央部を綴じ処理して内折り処理する(以下「マガジン仕上げ」と云う)。そしてこの第2処理部B2の下流側には第2トレイ61が配置され、製本処理されたシート束を収納する。
前記シート搬入経路28には、上記第1排紙パス31、第2排紙パス32の上流側に第3排紙パス30が形成され、搬入口26からシートを第3トレイ71に案内する。そして、搬入口26から第3トレイ71にシートを案内する経路中(搬入経路又は第3排紙パス)に、搬送するシートを直交方向に所定量オフセットさせるローラシフト機構(不図示)が配置されている。
装置ハウジング27には、シート搬入経路28から処理トレイ37にシートを案内して後処理したのちにスタックトレイ49に収納するシート処理機構部と、外装カバー73に外部で作成したシート束を挿入セットして綴じ処理する手差しセット部77が設けられている。この手差しセット部77は、オペレータが例えば画像読取した原稿シートを束揃えして綴じ処理する際に、シート後処理装置Bの外装に綴じ処理機構が設けられていると便利である。このためオペレータが束揃えしたシート束をケーシングの一部にセットし、その内部に内蔵されたステープル装置、その他の綴じ処理装置で綴じ処理する機構を装備する。
綴じ処理動作について以下に説明する。後述する制御手段95は、処理トレイ37で綴じ処理しない動作モード(前述の第2、第3処理部B2,B3における後処理など)のときには綴じユニット47を、マニュアル綴じ位置、またはその近傍で待機させる。図示の装置は綴じユニット47のホームポジションを綴じ位置が側枠フレーム70fのフロント側に位置するマニュアル綴じ位置Mpに設定してある。
シート搬入経路28に配置され、搬入口26から送られたシートにパンチ穴を穿孔するパンチユニット100について説明する。パンチユニット100は、シート搬入経路28のシート搬送方向に対して直交する方向に複数のパンチ部材101a〜101eを所定の間隔で配列して、選択された穴数をシートに穿孔する。
上述のパンチユニット100は装置フレーム70に位置移動可動に取り付けられている。例えば装置フレーム70の両側枠フレーム70f,70r間を連結するステー部材70sに取り付けられ、ガイドレール108上を側枠フレーム70fに設けられた開口部70xをユニットフレームの上部フレーム102aが貫通してスライド移動可能に嵌合されている。そして上部フレーム102aの一部にラック109が一体形成され、装置フレーム側にマウントしたシフトモータM8と駆動ピニオン110でユニットフレーム全体が図6の状態から図7の状態に位置移動する。
上述のパンチユニット100は搬入経路28に進入したシートの側端縁を基準に適合する穿孔穴位置に位置移動する。これは前述したようにシートの寸法誤差、搬入口に搬入するシートの位置ズレによってシート毎に穿孔穴位置が位置ズレするのを防止するためである。その方法は、(1)搬入経路28にシートの側端縁を提出するセンサアレイを配置し、画像形成装置Aから送られたシートサイズ情報とシート端縁を検出したアレイ信号からユニットの移動量を割り出して位置移動する。または(2)ユニットにシート側端縁を検出するセンサを設け、シートが搬入経路に進入したタイミングでユニットを搬送直交方向に移動させてセンサでシート側端縁を検出する。そしてその検出信号とシートサイズ情報からユニットの移動量を割り出して位置移動する。または(3)ユニットにシートサイズに対応する複数のセンサを配置し、シートが進入したタイミングでユニットを搬送直交方向に移動させてシートの側端縁を検出する。同時に検出したセンサからシートサイズを判別し、ユニット搬送直交方向に移動させる。
上述の第1処理部B1のシート搬入機構、シート位置決め機構、綴じ処理機構、シート束搬出機構の各構成について説明する。
図3に示すように排紙口35と処理トレイ37との間には、排紙口からシートを排紙方向と排紙反対方向にスイッチバック搬送する反転搬送機構41、42と、シートをトレイ側に案内するガイド機構(シートガイド部材)44と、シートを先端規制手段に案内する掻き込み回転体46が配置されている。
上記処理トレイ37には、所定の綴位置にシートを位置決めする位置決め機構38、39が配置され、図示のものはシート後端を突き当て規制するシート端規制手段38と、シート側縁を基準(センタ基準、片側サイド基準)位置に位置決めする側縁整合手段39で構成されている。
側縁整合板39F、39Rは図9に示すように処理トレイ37の紙載面37aから上方に突出し、シートの側縁と係合する規制面39xを有し、左右一対互いに対向するように配置する。そしてこの一対の側縁整合手段39を所定ストロークで往復動可能に処理トレイ37に配置する。このストロークは、最大サイズシートと最小サイズシートのサイズ差および整合した後のシート束を左右いずれかの方向に位置移動(オフセット搬送)するオフセット量によって設定する。
処理トレイ37には、紙載面37a上に集積したシート束を綴じ処理する綴じ処理機構47、60が配置されている。処理トレイ37はその紙載面37aに位置決め機構(シート端規制手段38と側縁整合手段39)で、所定の綴位置に位置決めされる。綴じ処理機構47,51は、シート束をステープル針で針綴じする第1綴じユニット47(第1綴じ手段;「ステープルユニット」以下同様)と、針なし綴じする第2綴じユニット51(第2綴じ手段;「エコ綴じユニット」以下同様)が選択的に綴位置に配置されるように構成されている。
(1)設定綴位置Cp1を挟んで第1待機位置Wp1と第2待機位置Wp2が反対側に位置するように設定する。
(2)第1待機位置Wp1は処理トレイ上で綴じ処理する最大サイズシートの外側か、若しくは処理トレイ上で設定綴位置Cp1から最も離れた綴じ処理位置(後述するマルチ綴位置Maまたはマニュアル綴位置Mp;最大遠隔綴位置)の何れかに設定する。
(3)第2待機位置Wp2は、設定綴位置に整合するシート側縁の外側(紙載面のシート載置エリア外)に設定する。
(4)第1待機位置Wp1と設定綴位置Cp1との間の第1ストローク長SL1は、第2待機位置Wp2と設定綴位置Cp1との間の第2ストローク長SL2より大きく(長く)が設定する。
図3に示すように、装置フレーム70の側枠フレーム70fに設けられた開口部70xを貫通させて側枠フレーム70f,70rに固定されているステープルの装置フレーム(シャーシフレーム)27bに、ステープルユニット47が所定ストロークで移動可能にマウントされている。装置フレーム27bには、第1走行レール53と第2走行レール54が配置されている。第1走行レール53には走行レール面53xが、第2走行レール54には走行カム面54xが形成され、この走行レール面53xと走行カム面54xが互いに協同してステープルユニット47(以下この項では「移動ユニット」という)を所定ストロークで往復動可能に支持し、同時にその角度姿勢を制御している。
シート後処理装置Bは図11に示すように外装カバー73に上記第1トレイ49が備えられている。この第1トレイ49はシートの積載量に応じて上下昇降するように構成されている。このため第1トレイ49の基端部には図11に示すように上下2個所にガイドコロ85が設けてあり、このガイドコロが装置フレーム27に設けた昇降ガイド86に嵌合支持されている。そしてこの第1トレイ49の基端部は昇降ベルト87に連結され、この昇降ベルトは上下一対のプーリ88a、88bに支持されている。このプーリの一方(駆動側プーリ)88aには昇降モータM4が連結されている。従って昇降モータM4を回転制御することによって第1トレイ49はシートの積載量に応じて上下昇降することとなる。
上述の処理トレイ37には綴じ処理したシート束を下流側の第1トレイ49に向けて搬出するシート束搬出機構が配置されている。シート束を下流側に搬送する手段としては、互いに圧接するローラ対で搬送する方法(搬出ローラ手段)と、トレイ面に沿って上流側から下流側に移動する押出部材でシート後端を押し出すコンベア手段が知られている。図示の装置はその両手段を採用している。
上述のステープルユニットについて、その構成を図13(a)に従って説明する。ステープルユニット47はシート後処理装置Bとは別にユニット構成されている。ボックス形状のユニットフレーム47aと、このフレームに揺動可能に軸支持されたドライブカム47dと、このドライブカムを回動する駆動モータM4がユニットフレーム47aにマウントされている。
上述の針なし綴じユニット51についてその構成を図13(b)に従って説明する。シート束を金属針を用いないで綴じ処理する針なし綴じ手段としては、互いに噛み合う凹凸面を有する加圧部材でシート束を表裏から挟圧して紙葉相互を結束する手段(プレスバインド綴じ装置)と、シート束にスリット状切り込みを形成して紙葉相互を折り合わせて結束する手段(切込折り綴じ装置;特開2011−256008号公報参照)と、植物性の樹脂紐で綴じ合わせる手段(樹脂紐結束装置)などが知られている。これらの綴じ方法は金属針を使用することなく、シート束を利用して結束していることからエコ綴じ結束方法として知られている。以下その一例としてプレスバインド機構について説明する。
図14に従って図1の画像形成システムにおける制御構成について説明する。図14に示す画像形成システムは、画像形成装置Aの制御部90(以下「本体制御部」という)とシート後処理装置Bの制御部95(以下「綴じ処理制御部」という)を備えている。本体制御部90は印字制御部91と給紙制御部92と入力部93(コントロールパネル)を備えている。
外装カバーには装置フロント側に、オペレータが綴じ処理するシート束をセットする手差しセット部が設けられている。この手差しセット部のセット面には、セットされたシート束を検出するセンサが配置され、このセンサからの信号で後述する綴じ処理制御部95は、ステープラユニット47をマニュアル綴じ位置に位置移動する。そしてオペレータが作動スイッチを押下すると、綴じ処理を実行するように構成されている。
綴じ処理制御部95は、画像形成制御部90で設定された後処理モードに応じてシート後処理装置Bを動作させる。図示の綴じ処理制御部95は制御CPU(以下単に制御手段という)で構成されている。制御CPU95には、ROM96とRAM97が連結され、ROM96に記憶された制御プログラムとRAM97に記憶された制御データで後述する排紙動作を実行する。このため、制御CPU95には前述したすべての駆動モータの駆動回路に連結され、各モータを起動、停止および正逆転制御する。
画像形成装置Aの制御部(本体制御部)90では画像形成条件と同時に画像形成したシートの後処理(仕上げ処理)モードを設定する。図示の装置は「ステープル綴じモード」と「エコ綴じモード」と「ジョグ仕分けモード」と「製本仕上げモード」と「プリントアウトモード」と「割込みモード」と「マニュアル綴じモード」に設定される。以下各モードの動作について説明する。
図15に従って説明すると、画像形成装置Aのコントロールパネル93などで後処理モードの設定が行われる(St01)。シート後処理装置Bの制御手段95は、後処理モード設定情報に基づいて(St02)、エコ綴じ処理が指定されたときには第2綴じユニット51を移動する(St05)。またステープル綴じ処理が指定されたときには第1綴じユニット47を移動する(St06)。
27 装置ハウジング
28 シート搬送経路
37 処理トレイ
47 綴じ手段
49 スタックトレイ
70 装置フレーム
70f 側枠フレーム(フロント側)
70r 側枠フレーム(リヤ側)
73f フロントカバー(開閉カバー)
73r リアカバー
77 手差しセット部
77a スリット状開口
100 パンチユニット
101 パンチ部材(101a〜101e)
102 ユニットフレーム
103 駆動カム
104 屑ボックス
105 ガイドレール
106 回転操作部材
107 回転軸
108 ガイドレール
109 ラック
110 ピニオン
M7 駆動モータ
M8 シフトモータ(シフト手段)
Claims (9)
- シートを処理する処理装置であって、
シートを搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送方向に搬送されたシートが積載される積載手段と、
前記積載手段に積載されたシート束の前記搬送方向と交差する方向における端部に接することによって該シート束の、前記交差する方向の位置を規制する、第1規制手段と、
前記積載手段に積載されたシート束の、前記搬送方向における端部に接することによって、該シート束の、前記搬送方向の位置を規制する、第2規制手段と、
前記交差する方向に移動することによって前記装置の一方側から他方側へ移動するとともに前記他方側から前記一方側へ移動するように構成され、前記第1規制手段が接した、シート束の前記一方側の端部、且つ、前記第2規制手段が接した、前記搬送方向における該シート束の端部、を含む、該シート束のコーナ部を、第1の位置において針を用いて綴じる第1綴じ手段と、
第1加圧部と第2加圧部を有し、シート束を綴じる場合に前記第1加圧部と前記第2加圧部とによって該シート束を挟圧するものであって、前記第1規制手段が接した、シート束の前記一方側の端部、且つ、前記第2規制手段が接した、前記搬送方向における該シート束の端部、を含む、該シート束のコーナ部を、針を用いないで綴じる第2綴じ手段と、を有し、
前記第2綴じ手段は、前記第1加圧部と前記第2加圧部とが一体で移動可能に構成され、
前記第1綴じ手段は、前記積載手段に積載されたシート束の前記他方側の端部、且つ、前記第2規制手段が接した、前記搬送方向における該シート束の端部、を含む、該シート束のコーナ部を、第2の位置において綴じることが可能であり、
前記第2の位置は、前記交差する方向において前記第1の位置の前記他方側に設定され、
前記第2綴じ手段は、前記交差する方向において前記第2の位置の前記一方側において移動可能であって、前記交差する方向において前記第2の位置の前記他方側には移動しない、ことを特徴とするシート処理装置。 - 制御手段を有し、
前記制御手段は、
前記第1規制手段が接した、シート束の前記一方側の端部、且つ、前記第2規制手段が接した、前記搬送方向における該シート束の端部、を含む、該シート束のコーナ部を、前記第1綴じ手段により綴じさせる場合、前記第2綴じ手段を、前記前記第1綴じ手段よりも前記一方側に位置させ、
前記第1規制手段が接した、シート束の前記一方側の端部、且つ、前記第2規制手段が接した、前記搬送方向における該シート束の端部、を含む、該シート束のコーナ部を、前記第2綴じ手段により綴じさせる場合、前記第1綴じ手段を、前記第2綴じ手段よりも前記他方側に位置させる、
ことを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。 - 前記制御手段は、前記第1規制手段が接した、シート束の前記一方側の端部、且つ、前記第2規制手段が接した、前記搬送方向における該シート束の端部、を含む、該シート束のコーナ部を、前記第2綴じ手段により綴じさせる場合、前記第1綴じ手段を、該シート束の前記他方側の端部よりも前記他方側に位置させる、ことを特徴とする請求項2記載のシート処理装置。
- 前記第2綴じ手段は、前記交差する方向に移動するように構成され、
前記制御手段は、前記第1規制手段が接した、シート束の前記一方側の端部、且つ、前記第2規制手段が接した、前記搬送方向における該シート束の端部、を含む、該シート束のコーナ部を、前記第1綴じ手段により綴じさせる場合、前記第2綴じ手段を、該シート束の前記一方側の端部よりも前記一方側、且つ、前記第1綴じ手段よりも前記一方側に位置させる、ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のシート処理装置。 - 第2規制手段は、前記積載手段に積載されたシート束の、前記搬送方向における上流の端部に接することによって、該シート束の、前記搬送方向の位置を規制する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
- 前記積載手段に積載されたシート束を前記搬送方向に移動させて、該シート束を前記積載手段から排出する排出手段を有する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のシート処理装置。
- 前記第1綴じ手段は、前記第2規制手段が接した、前記搬送方向におけるシート束の端部を、複数箇所綴じることが可能である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のシート処理装置。
- シートに画像を形成する画像形成装置であって、
シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記積載手段に積載されたシート束の前記搬送方向と交差する方向における端部に接することによって該シート束の、前記交差する方向の位置を規制する、第1規制手段と、
前記積載手段に積載されたシート束の、前記搬送方向における端部に接することによって、該シート束の、前記搬送方向の位置を規制する、第2規制手段と、
前記交差する方向に移動することによって前記装置の一方側から他方側へ移動するとともに前記他方側から前記一方側へ移動するように構成され、前記第1規制手段が接した、シート束の前記一方側の端部、且つ、前記第2規制手段が接した、前記搬送方向における該シート束の端部、を含む、該シート束のコーナ部を、第1の位置において針を用いて綴じる第1綴じ手段と、
第1加圧部と第2加圧部を有し、シート束を綴じる場合に前記第1加圧部と前記第2加圧部とによって該シート束を挟圧するものであって、前記第1規制手段が接した、シート束の前記一方側の端部、且つ、前記第2規制手段が接した、前記搬送方向における該シート束の端部、を含む、該シート束のコーナ部を、針を用いないで綴じる第2綴じ手段と、を有し、
前記第2綴じ手段は、前記第1加圧部と前記第2加圧部とが一体で移動可能に構成され、
前記第1綴じ手段は、前記積載手段に積載されたシート束の前記他方側の端部、且つ、前記第2規制手段が接した、前記搬送方向における該シート束の端部、を含む、該シート束のコーナ部を、第2の位置において綴じることが可能であり、
前記第2の位置は、前記交差する方向において前記第1の位置の前記他方側に設定され、
前記第2綴じ手段は、前記交差する方向において前記第2の位置の前記一方側において移動可能であって、前記交差する方向において前記第2の位置の前記他方側には移動しない、ことを特徴とする画像形成装置。 - シートに画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置から送られたシートを集積して綴じ処理するシート処理装置と、を有し、
前記シート処理装置は、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のシート処理装置であることを特徴とする画像形成システム。
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