JP2016024797A - 可搬型ガス検知器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケース部内への妨害成分の侵入を抑制するフィルタ材を容易に取り替えることが可能な可搬型ガス検知器を提供する。【解決手段】この可搬型ガス検知器100は、所定の検知対象ガスを検知するガスセンサ1と、ガスセンサ1が内部に設けられたケース部11と、検知対象ガスを取り込むための取込孔21aを含み、ケース部11に着脱可能に装着されるセンサキャップ部21と、センサキャップ部21の内部に取り付けられ、妨害成分を少なくとも分解または吸着することによって、ケース部11内への妨害成分の侵入を抑制する撥水シート22および銀フィルタ23と、を備える。【選択図】図6

Description

この発明は、可搬型ガス検知器に関し、特に、ケース部内への妨害成分の侵入を抑制するフィルタ材を備えた可搬型ガス検知器に関する。
従来、ケース部内への妨害成分の侵入を抑制するフィルタ材を備えた可搬型ガス検知器が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ハウジング部材(ケース部)と、ハウジング部材の内部に設けられたガスセンサ、防塵フィルタおよびガス吸引ポンプとを備える可搬型ガス警報器が開示されている。上記特許文献1に記載の可搬型ガス警報器の防塵フィルタは、ハウジング部材の内部のガスセンサに供給される空気内の妨害成分を除去する機能を有している。また、ガス吸引ポンプは、防塵フィルタを介してガスセンサに外部の空気を供給する機能を有している。また、可搬型ガス警報器では、LCDが設けられた表示ユニットがハウジング部材の上部に連結されるとともに、電池が取り付けられる電源ユニットがハウジング部材の下部に連結されている。
特開2011−257920号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の可搬型ガス警報器では、防塵フィルタがハウジング部材の内部に配置されているため、目詰まりなどで劣化した防塵フィルタを交換する際には、表示ユニットや電源ユニットをガス検知ユニットから取り外したり、ハウジング部材を開けるなどの多くの分解作業が必要になると考えられる。このため、容易に防塵フィルタを取り替えることができないという問題点があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ケース部内への妨害成分の侵入を抑制するフィルタ材を容易に取り替えることが可能な可搬型ガス検知器を提供することである。
この発明の一の局面による可搬型ガス検知器は、所定の検知対象ガスを検知するガスセンサと、ガスセンサが内部に設けられたケース部と、検知対象ガスを取り込むための取込孔を含み、ケース部に着脱可能に装着されるセンサキャップ部と、センサキャップ部の内部に取り付けられ、妨害成分を少なくとも分解または吸着することによって、ケース部内への妨害成分の侵入を抑制するフィルタ材と、を備える。なお、「妨害成分」とは、検知対象ガス以外のガスや水、塵などのガスセンサの検知に影響を及ぼす可能性のある成分の全てを意味する。
この発明の一の局面による可搬型ガス検知器では、上記のように、検知対象ガスを取り込むための取込孔を含み、ケース部に着脱可能に装着されるセンサキャップ部と、センサキャップ部の内部に取り付けられるフィルタ材とを設ける。これにより、ケース部に着脱可能に装着されるセンサキャップ部をケース部から取り外して、フィルタ材が取り付けられたセンサキャップ部を分解してフィルタ材を交換するだけで、フィルタ材を取り替えることができる。これにより、多くの分解作業を要さずに、ケース部内への妨害成分の侵入を抑制するフィルタ材を容易に取り替えることができる。さらに、フィルタ材が装着されたセンサキャップ部全体を取り替える場合には、フィルタ材が取り付けられたセンサキャップ部の分解作業さえも不要になるので、フィルタ材をより容易に取り替えることができる。
上記一の局面による可搬型ガス検知器において、好ましくは、ガスセンサは、取込孔から取り込まれた検知対象ガスを内部に導くための検出穴を有し、ケース部は、第1係合部を含み、センサキャップ部は、第1係合部と係合する第2係合部をさらに含み、センサキャップ部がケース部に装着された際に、第1係合部と第2係合部とが所定の係合位置で係合することによって、取込孔が検出穴に対応する位置に位置決めされるように構成されている。このように構成すれば、検出穴に対応する位置に位置決めされた取込孔から取り込まれる検知対象ガスを確実に検出穴に導くことができるので、ガスセンサの内部に確実に検知対象ガスを導くことができる。これにより、より正確に、検知対象ガスを検知することができる。
この場合、好ましくは、センサキャップ部は、フィルタ材が取込孔を介して外部から接触されるのを規制する接触規制部をさらに含み、センサキャップ部の取込孔は、接触規制部によって複数の領域に分割されており、ガスセンサの検出穴は、複数設けられているとともに、第1係合部と第2係合部とが所定の係合位置で係合することによって、取込孔の各領域が、それぞれ、複数の検出穴に対応する位置に位置決めされるように構成されている。このように構成すれば、接触規制部により、センサキャップ部の取込孔を介してフィルタ材が接触されるのを抑制することができるので、フィルタ材が破損するのを抑制することができる。また、接触規制部が取込孔を複数の領域に分割する位置に設けられたとしても、取込孔の各領域が、それぞれ、複数の検出穴に対応する位置に位置決めされるように構成することによって、接触規制部により検出穴に検出対象ガスが取り込まれにくくなるのを抑制することができる。これにより、取込孔の各領域から取り込まれる検知対象ガスを、対応する複数の検出穴のそれぞれに確実に導くことができる。
上記一の局面による可搬型ガス検知器において、好ましくは、センサキャップ部がケース部に装着された状態でケース部に当接するように、センサキャップ部の内部に配置され、センサキャップ部とケース部との間をシールするシール部材をさらに備える。このように構成すれば、シール部材によりセンサキャップ部とケース部との間から妨害成分がケース部の内部に侵入するのを抑制することができる。これにより、ケース部の内部に設けられるガスセンサの検知精度が低下するのを抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、ケース部内への妨害成分の侵入を抑制するフィルタ材を容易に取り替えることができる。
本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器の全体構成を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器の制御構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器の使用状態を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器の分解斜視図である。 本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器をX2側から見た側面図である。 図5の400−400線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器のセンサキャップ部をX1側から見た図である。 本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器のセンサ押さえのセンサキャップ部への取り付け前の状態を示した分解斜視図である。 本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器のセンサ押さえのセンサキャップ部への取り付け後の状態を示した平面図である。 本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器のセンサキャップ部材のケース部への装着前の状態を示した分解斜視図である。 本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器のセンサキャップ部材のケース部への装着後の状態を示した斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例による可搬型ガス検知器の分解斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器100の全体構成について説明する。
図1に示す本発明の一実施形態による可搬型ガス検知器100は、可搬型ガス検知器100周辺の所定の検知対象ガス(イソブタン、メタン、水素など)を検知するとともに、所定の濃度以上の検知対象ガスを検知した際に警報を出力することによって、ガス漏れ等に起因して周辺雰囲気の検知対象ガスの濃度が高いことをユーザに対して報知するためのガス検知器である。また、可搬型ガス検知器100は防塵防水機能を有しており、水や塵などが可搬型ガス検知器100の内部へ侵入するのが抑制されている。
可搬型ガス検知器100は、図2に示すように、ガスセンサ1と、制御部2と、3つの入力ボタン3(図1参照)と、出力部4とを備えている。出力部4は、ブザー4a、2つのランプ4b(図1参照)および表示部4cを含んでいる。
ガスセンサ1は、検出対象ガス(可燃性ガス)が燃焼する際の温度上昇に応じて検出片における電気伝導度が変化することを利用して、検出対象ガスの濃度を検知する図示しない接触燃焼式ガス検知素子を含んでいる。なお、ガスセンサ1のガス検知素子としては、接触燃焼式ガス検知素子に限られず、検知対象ガスに応じて異なるガス検知素子を用いてもよい。たとえば、ガスセンサ1のガス検知素子として半導体式ガス検知素子を用いてもよい。
制御部2は、CPUからなり、図示しない記憶部に記憶された動作プログラムを実行することにより、可搬型ガス検知器100全体を制御するように構成されている。また、制御部2は、警報時に、検知対象ガスが所定の濃度を超えたことを報知する警報を出力部4から出力させるように構成されている。具体的には、制御部2は、警報時において、出力部4のブザー4aから所定のブザー音を出力させるとともに、出力部4のランプ4bにおいて所定の色のランプを点灯させることによって、ユーザに対して警報を報知するように構成されている。また、制御部2は、警報時において、出力部4の表示部4cに検知対象ガスの濃度などの所定の情報を表示可能なように構成されている。なお、可搬型ガス検知器100の校正時には、制御部2は校正結果などを表示部4cに表示させることによって、ユーザは校正結果などを確認することが可能である。
また、入力ボタン3は、電源のオンオフや、校正結果の保存指示などのユーザによる入力操作を受け付けるために設けられている。
また、図3に示すように、可搬型ガス検知器100は、ユーザのベルト101や胸ポケット、ヘルメット(図示せず)に取り付けるためのクリップ5を装着可能に構成されている。これにより、ユーザは可搬型ガス検知器100を容易に持ち運ぶことができるように構成されている。
次に、図1、図2および図4〜図11を参照して、可搬型ガス検知器100の具体的な構造について説明する。
可搬型ガス検知器100は、図4に示すように、本体部10と、本体部10に着脱可能に装着されるセンサキャップ部材20および電池ユニット30とを備えている。センサキャップ部材20は、本体部10の長手方向(X方向)の一方側(X2側)の側面11aに取り付けられている。電池ユニット30は、本体部10の前後方向(Y方向)の後方側(Y2側)の背面に取り付けられている。なお、センサキャップ部材20と電池ユニット30とは、個別に本体部10に着脱可能に装着されるように構成されている。なお、電池ユニット30には、図示しない電池が収容されている。
また、図1に示すように、本体部10に電池ユニット30が装着された状態で、可搬型ガス検知器100は、略直方体形状に形成されているとともに、直方体の各々の角部は、共にR面取りされている。
また、図4に示すように、センサキャップ部材20は、センサキャップ部21と、センサキャップ部21の内部に配置される撥水シート22、銀フィルタ23、パッキン24、フィルタ押さえ25およびパッキン26とを含んでいる。なお、撥水シート22および銀フィルタ23は、本発明の「フィルタ材」の一例であり、パッキン26は、本発明の「シール部材」の一例である。
センサキャップ部21は、本体部10の後述するケース部11の係合突出部12に着脱可能に装着されるように構成されている。また、センサキャップ部21は、長手方向(X方向)の他方側(X2側)が若干先細るとともに、X1側が開口された円筒状の部材から構成されている。また、センサキャップ部21は、図6に示すように、X2側に形成された取込孔21aと、センサキャップ部21の内部に設けられ、取込孔21aと連通するフィルタ収容部21bと、センサキャップ部21の内部においてフィルタ収容部21bよりもX1側に設けられ、係合突出部12が収容される突出部収容部21cとを含んでいる。
取込孔21aは、可搬型ガス検知器100の外部とフィルタ収容部21bとを連通するように形成されており、可搬型ガス検知器100の外部から検知対象ガスを含む空気を内部に取り込むために設けられている。
また、図5に示すように、センサキャップ部21の取込孔21aには、センサキャップ部材20のセンサキャップ部21が本体部10のケース部11に装着された状態で、前後方向(Y方向)に延びるように配置される接触規制部21dが設けられている。この接触規制部21dは、図6に示すように、取込孔21aを介して、センサキャップ部21の内部のフィルタ収容部21bに取り付けられた撥水シート22および銀フィルタ23が可搬型ガス検知器100の外部から接触されるのを規制する機能を有する。なお、接触規制部21dを設けることにより、撥水シート22および銀フィルタ23が外部から接触されるのを抑制することができるので、撥水シート22や銀フィルタ23に静電気が発生してガスセンサ1に誤作動が生じたり、撥水シート22および銀フィルタ23が破損したりするのを抑制することが可能である。
この結果、図5に示すように、接触規制部21dにより、取込孔21aは、第1領域121aと第2領域221aとに分割されている。第1領域121aは、センサキャップ部材20のセンサキャップ部21が本体部10のケース部11に装着された状態で、接触規制部21dよりも上方側(Z1側)に位置決めされている。また、第2領域221aは、接触規制部21dよりも下方側(Z2側)に位置決めされている。なお、接触規制部21dは、センサキャップ部21と一体的に形成されている。また、第1領域121aおよび第2領域221aは、本発明の「領域」の一例である。
センサキャップ部21がケース部11に装着された状態で、取込孔21aの第1領域121aは、X2側から見て、上側が円弧状の半円状に形成されているとともに、第2領域221aは、X2側から見て、下側が円弧状の半円状に形成されている。また、第1領域121aと第2領域221aとは、接触規制部21dの上下方向(Z方向)の中央を通るXY平面に対して、略鏡像対称になるように形成されている。ここで、第1領域121aおよび第2領域221aを半円状に形成することによって、第1領域および第2領域を円状に形成する場合と比べて、可搬型ガス検知器100の外部からより多くの空気を内部に取り込むことが可能である。
フィルタ収容部21bは、図7に示すように、突出部収容部21cよりも内径が小さくなるように形成されている。また、フィルタ収容部21bの突出部収容部21cとの境界近傍には、内側に向かって突出する一対の突出部121bが形成されている。この一対の突出部121bは、約180度の角度間隔で、フィルタ収容部21bの内面から突出している。なお、一対の突出部121bは、センサキャップ部21がケース部11に装着された状態で、略同一な高さ位置(上下方向の位置)で前方側(Y1側)および後方側(Y2側)にそれぞれ位置するように形成されている。
ここで、本実施形態では、図4および図6に示すように、フィルタ収容部21bには、取込孔21a側(X2側)から本体部10側(X1側)に向かって、撥水シート22、銀フィルタ23、パッキン24およびフィルタ押さえ25がこの順に配置されている。撥水シート22および銀フィルタ23は、図4に示すように、共に略同一の径を有する円状のシートから構成されている。パッキン24は、撥水シート22および銀フィルタ23の径と略同一の外径を有する円環状のゴム部材から構成されている。ここで、撥水シート22および銀フィルタ23の径と、パッキン24の外径とは、共にフィルタ収容部21bの内径よりも若干小さくなるように形成されているとともに、突出部121b同士の距離よりも若干大きくなるように形成されている。
撥水シート22は、取込孔21aから取り込まれた空気に含まれる、検知対象ガス以外の水や塵などの妨害成分を吸着または遮断することによって、撥水シート22のX1側(銀フィルタ23側)に水や塵などの妨害成分の侵入を抑制する機能を有している。また、銀フィルタ23は、撥水シート22を通過した空気に含まれる、有機溶媒の揮発成分などの検知対象ガス以外のガスなどの妨害成分を分解または吸着することによって、銀フィルタ23のX1側(ガスセンサ1側)に検知対象ガス以外のガスなどの妨害成分が侵入するのを抑制する機能を有している。パッキン24は、銀フィルタ23とフィルタ押さえ25との間をシールする機能を有している。
図4に示すように、フィルタ押さえ25は、円環状の部材からなり、X2側の表面が銀フィルタ23のX1側に面接触することによって、撥水シート22および銀フィルタ23をX2側に押さえるように構成されている。
また、図8に示すように、フィルタ押さえ25の外周面には、一対の突出部121bがそれぞれ係合する一対の係合溝25aが形成されている。この一対の係合溝25aは、一対の突出部121bに対応するように約180度の角度間隔で形成されている。また、係合溝25aは、X2側の開口部からX方向に延びる第1溝125aと、X1側において、円周に沿うR1方向に向かって延びる第2溝225aとを有している。
これにより、一対の第1溝125aにそれぞれ一対の突出部121bが嵌り込むように、フィルタ押さえ25がフィルタ収容部21b内に配置された状態で、第2溝225aが延びるR1方向とは反対のR2方向にフィルタ押さえ25をセンサキャップ部21に対して回動させる。これにより、図9に示すように、フィルタ押さえ25のX1側に形成された第2溝225aに一対の突出部121bが配置されることによって、第2溝225aのX1側の面と、突出部121bのX2側の面とが当接する。この結果、一対の突出部121bにより、フィルタ押さえ25がX1側に抜けるのが抑制されるので、フィルタ押さえ25にX2側に押さえられている撥水シート22および銀フィルタ23がX1側に外れるのが抑制される。したがって、センサキャップ部21の内部のフィルタ収容部21bに撥水シート22および銀フィルタ23が取り付けられた状態で、センサキャップ部21(センサキャップ部材20)をケース部11(本体部10)に着脱可能に装着することが可能である。
また、図6に示すように、センサキャップ部21の内部の突出部収容部21cには、円環状のゴム部材から構成されるパッキン26が配置されている。このパッキン26は、フィルタ押さえ25と突出部収容部21cの環状の底面121cとにX2側で当接するとともに、後述するケース部11のX2側の表面12dにX1側で当接するように配置されている。これにより、パッキン26は、センサキャップ部21がケース部11に装着された状態で、センサキャップ部21とケース部11との間をシールする機能を有している。なお、パッキン26の外径は、突出部収容部21cの内径よりも若干小さくなるように形成されている。
突出部収容部21cのX1側の開口部近傍には、図7〜図10に示すように、内側に向かって突出する一対の突出部221cが形成されている。この一対の突出部221cは、約180度の角度間隔で、突出部収容部21cの内面から突出しているとともに、フィルタ収容部21bの一対の突出部121bと略同じ角度位置に形成されている。
本体部10は、図10に示すように、ガスセンサ1、制御部2、入力ボタン3および出力部4(図2参照)が内部に設けられるケース部11を有している。また、ケース部11のX2側の側面11aには、センサキャップ部材20をケース部11に装着するための円筒状の係合突出部12がケース部11に一体的に設けられている。
係合突出部12の外径は、センサキャップ部21のX1側の突出部収容部21cの内径よりも若干小さくなるように形成されており、この結果、係合突出部12にセンサキャップ部21の突出部収容部21cが嵌まり込むように構成されている。また、係合突出部12の外周面には、係合突出部12のX2側の開口部12aから延びる一対の係合溝12bが設けられている。この一対の係合溝12bは、約180度の角度間隔で形成されており、一対の突出部収容部21cの突出部221cに対応するように形成されている。なお、係合溝12bおよび突出部221cは、それぞれ、本発明の「第1係合部」および「第2係合部」の一例である。
詳細には、図10に示すように、一対の係合溝12bは、共に、X1側に向かって延びるとともに、係合突出部12のX1側の端部近傍において、円周に沿うR3方向に向かって延びるように形成されている。また、一対の係合溝12bには、突出部収容部21cの突出部221cが係合する係合部122bがそれぞれ形成されている。この一対の係合部122bは、略同一な高さ位置で前方側(Y1側)および後方側(Y2側)にそれぞれ形成されている。
これにより、センサキャップ部21の一対の突出部221cがそれぞれケース部11の一対の係合溝12bに嵌め込まれた状態で、撥水シート22および銀フィルタ23が取り付けられたセンサキャップ部21(センサキャップ部材20)をケース部11に対してR3方向に回動させることによって、一対の突出部221cが一対の係合部122bに向かうように移動される。そして、図11に示すように、所定の係合位置A1およびA2において、一対の突出部221cが一対の係合部122bにそれぞれ係合することによって、センサキャップ部21がケース部11の係合突出部12に装着されるように構成されている。
この際、センサキャップ部21の一対の突出部221cは、略同一な高さ位置で前方側(Y1側)および後方側(Y2側)にそれぞれ位置するように構成されている。また、取込孔21aのうちの上方側の第1領域121aは、接触規制部21dよりも上方側(Z1側)に位置するように位置決めされる。また、取込孔21aのうちの下方側の第2領域221aは、接触規制部21dよりも下方側(Z2側)に位置するように位置決めされる。
また、図6に示すように、係合突出部12のX2側の円環状の表面12dには、若干X2側に突出する円環部112dが形成されている。また、係合突出部12の開口部12a近傍の内面には、内側に向かって突出する一対の突出部12eが形成されている。この一対の突出部12eは、約180度の角度間隔で形成されているとともに、それぞれ、係合突出部12の内面の上方側(Z1側)および下方側(Z2側)に形成されている。
ガスセンサ1は、図示しない接触燃焼式ガス検知素子が取り付けられた一対の検知部材1aと、一対の検知部材1aが取り付けられるセンサ基板1bと、一対の検知部材1aをそれぞれ保護する一対の樹脂モールド1cとを含んでいる。また、ガスセンサ1は、一対の検知部材1aを収納するアルミ製のカバー部材13と、カバー部材13をX1側に押さえるためのセンサ押さえ14と、カバー部材13とセンサ基板1bとの間をシールするパッキン15とを含んでいる。
カバー部材13には、検知部材1aおよび樹脂モールド1cがX1側からそれぞれ収容される一対の収容部13aと、一対の収容部13aのX2側の底面からカバー部材13のX2側の表面までそれぞれ延びる一対の検出穴13b(検出穴113bおよび213b)とが形成されている。なお、カバー部材13は、センサ基板1bにねじ1dにより固定されている。また、一対の検出穴13bは、カバー部材13の略中央から上方側(Z1側)に所定の距離だけ離間した位置に形成された検出穴113bと、カバー部材13の略中央から下方側(Z2側)に所定の距離だけ離間した位置に形成された検出穴213bとから構成されている。
また、本実施形態では、図5に示すように、センサキャップ部21がケース部11に装着された際に、上側の検出穴113bが、取込孔21aのうちの上側の第1領域121aに対応する位置に位置するとともに、下側の検出穴213bが、取込孔21aのうちの下側の第2領域221aに対応する位置に位置するように構成されている。つまり、センサキャップ部21がケース部11に装着されることによって、所定の係合位置A1およびA2において一対の突出部221cが一対の係合部122bにそれぞれ係合した際に、取込孔21aのうちの上側の第1領域121aが、上側の検出穴113bに対応する位置に位置決めされるように構成されている。同様に、取込孔21aのうちの下側の第2領域221aが、下側の検出穴213bに対応する位置に位置決めされるように構成されている。ここで、X2側から見て、第1領域121aの領域内に、対応する検出穴113bの全体が位置するとともに、第2領域221aの開口領域内に、対応する検出穴213bの全体が位置するように構成されている。
この結果、図6に示すように、可搬型ガス検知器100では、取込孔21aの第1領域121aから取り込まれた空気は、撥水シート22および銀フィルタ23を通過する。この際、空気に含まれる妨害成分が分解、吸着等されることによって取り除かれる。そして、妨害成分が取り除かれた空気は、共に円環状に形成されたパッキン24、フィルタ押さえ25およびパッキン26の内側の孔を通過して、カバー部材13の検出穴113bに直接的に到達して、ガスセンサ1の内部に導かれる。同様に、取込孔21aの第2領域221aから取り込まれた空気は、撥水シート22および銀フィルタ23を通過して妨害成分が取り除かれた後、パッキン24、フィルタ押さえ25およびパッキン26の内側の孔を通過して、カバー部材13の検出穴213bに直接的に到達して、ガスセンサ1の内部に導かれる。これにより、検出穴113bおよび213bから導かれた空気は、ガスセンサ1の一対の検知部材1aにそれぞれ到達することによって、妨害成分が取り除かれた空気内の検知対象ガスが検知される。
また、センサ押さえ14は、図4に示すように、フィルタ押さえ25と同様の構造を有しており、ガスセンサ1のカバー部材13がX2側に外れるのを抑制する機能を有している。具体的には、センサ押さえ14の外周面には、係合突出部12の一対の突出部12eがそれぞれ係合する一対の係合溝14aが形成されている。そして、センサ押さえ14をケース部11に対してR3方向とは反対のR4方向(図10参照)に回動させることによって、一対の係合溝14aが一対の突出部12eに係合するように構成されている。この係合溝14aと突出部12eとが係合した際に、係合溝14aのX2側の面と突出部12eのX1側の面とが当接することによって、センサ押さえ14がX2側に抜けるのが抑制されるので、ガスセンサ1のカバー部材13がX2側に外れるのが抑制される。
なお、センサキャップ部21がケース部11に装着される際の回動の方向(R3方向)と、一対の係合溝14aが一対の突出部12eに対して係合する際の回動の方向(R4方向)とは逆方向になるように構成されている。これにより、センサキャップ部21がケース部11から取り外される際に、センサキャップ部21はR4方向に回動される。この結果、センサキャップ部21の回動の力がセンサ押さえ14に伝達されてセンサ押さえ14がR4方向に回動したとしても、センサ押さえ14は一対の係合溝14aが一対の突出部12eに対して係合するように回動するので、センサキャップ部21のケース部11からの取り外しに伴い、意図せずにセンサ押さえ14がケース部11から取り外されるのを抑制することが可能である。
また、ケース部11、センサキャップ部21および電池ユニット30の筐体は、共に、帯電防止剤である導電材が添加された樹脂から構成されている。これにより、静電気帯電による発火の危険性を回避することができる。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、検知対象ガスを取り込むための取込孔21aを含み、ケース部11に着脱可能に装着されるセンサキャップ部21と、センサキャップ部21の内部に取り付けられる撥水シート22および銀フィルタ23とを設ける。これにより、ケース部11に着脱可能に装着されるセンサキャップ部21をケース部11から取り外して、撥水シート22および銀フィルタ23が取り付けられたセンサキャップ部21を分解して撥水シート22および銀フィルタ23を交換するだけで、撥水シート22および銀フィルタ23を取り替えることができる。これにより、多くの分解作業を要さずに、ケース部11内への妨害成分の侵入を抑制する撥水シート22および銀フィルタ23を容易に取り替えることができる。さらに、撥水シート22および銀フィルタ23が装着されたセンサキャップ部21全体を取り替える場合には、撥水シート22および銀フィルタ23が取り付けられたセンサキャップ部21の分解作業さえも不要になるので、撥水シート22および銀フィルタ23をより容易に取り替えることができる。
また、本実施形態では、センサキャップ部材20のセンサキャップ部21が本体部10のケース部11に装着された際に、ケース部11の一対の係合溝12bとセンサキャップ部21の一対の突出部221cとが所定の係合位置A1およびA2でそれぞれ係合することによって、取込孔21aが検出穴13bに対応する位置に位置決めされるように構成する。これにより、検出穴13bに対応する位置に位置決めされた取込孔21aから取り込まれる検知対象ガスを確実に検出穴13bに導くことができるので、ガスセンサ1の内部に確実に検知対象ガスを導くことができる。これにより、取込孔21aから検知対象ガスを含む空気を強制的に取り込むための吸引装置を設けずとも、より正確に、検知対象ガスを検知することができる。
また、本実施形態では、センサキャップ部21の取込孔21aを、接触規制部21dによって第1領域121aおよび第2領域221aに分割するとともに、ケース部11の一対の係合溝12bとセンサキャップ部21の一対の突出部221cとが所定の係合位置A1およびA2でそれぞれ係合することによって、取込孔21aの第1領域121aおよび第2領域221aが、それぞれ、検出穴113bに対応する位置および検出穴213bに対応する位置に位置決めされるように構成する。これにより、接触規制部21dによって、センサキャップ部21の取込孔21aを介して撥水シート22および銀フィルタ23が接触されるのを抑制することができるので、撥水シート22および銀フィルタ23が破損するのを抑制することができる。また、接触規制部21dが取込孔21aを第1領域121aおよび第2領域221aに分割する位置に設けられたとしても、取込孔21aの第1領域121aおよび第2領域221aが、それぞれ、検出穴113bに対応する位置および検出穴213bに対応する位置に位置決めされるように構成することによって、接触規制部21dにより検出穴13b(検出穴113bおよび213b)に検出対象ガスが取り込まれにくくなるのを抑制することができる。これにより、取込孔21aの第1領域121aおよび第2領域221aから取り込まれる検知対象ガスを、対応する検出穴113bおよび213bに確実に導くことができる。
また、本実施形態では、センサキャップ部21がケース部11に装着された状態でケース部11に当接するように、センサキャップ部21の内部に配置され、センサキャップ部21とケース部11との間をシールするパッキン26を設ける。このように構成すれば、パッキン26によりセンサキャップ部21とケース部11との間から妨害成分がケース部11の内部に侵入するのを抑制することができる。これにより、ケース部11の内部に設けられるガスセンサ1の検知精度が低下するのを抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、センサキャップ部21の内部のフィルタ収容部21bに撥水シート22および銀フィルタ23を取り付けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、図12に示す本実施形態の変形例のように、センサキャップ部21の内部に、撥水シート22および銀フィルタ323に加えて、活性炭327を取り付けてもよい。この活性炭327は、検知対象ガス以外のガスなどの妨害成分を吸着することによって、ガスセンサに妨害成分が侵入するのを抑制する機能を有している。また、活性炭327は、円環状のフィルタ押さえ25の内部に形成された係止凹部25bに銀フィルタ323と共に配置されている。その際、活性炭327がX2側で、銀フィルタ323がX1側に位置するように係止凹部25b内に配置される。なお、銀フィルタ323を係止凹部25b内に配置するために、上記本実施形態の銀フィルタ23よりも、銀フィルタ323は径が小さくなるように形成されている。この結果、活性炭327を設けることによって、銀フィルタ323や撥水シート22では分解や吸着などが困難な妨害成分をより確実に除去することが可能である。また、活性炭327を新たに設ける場合であっても、銀フィルタ以外の部材を、活性炭327を設けない場合(本実施形態)の部材と同一にすることができるので、容易に、センサキャップ部材320に活性炭327を追加することが可能である。なお、銀フィルタ323および活性炭327は、本発明の「フィルタ材」の一例である。
また、センサキャップ部21の内部に取り付けられる本発明のフィルタ材として、上記実施形態では、撥水シート22および銀フィルタ23を用いた例を示し、上記実施形態の変形例では、さらに活性炭327を用いた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、センサキャップ部の内部に取り付けられる本発明のフィルタ材として、撥水シート、銀フィルタおよび活性炭のいずれか1つのみを用いてもよいし、銀フィルタを用いずに、撥水シートおよび活性炭のみを用いてもよい。さらに、本発明のフィルタ材として、撥水シート、銀フィルタおよび活性炭以外のフィルタ材を用いてもよい。この際、フィルタ材は、検知対象ガス以外の妨害成分を少なくとも分解または吸着可能なフィルタ材である必要がある。また、フィルタ材は、1個でもよいし、複数でもよい。また、同一のフィルタ材を複数用いてもよい。
また、上記実施形態では、所定の係合位置A1およびA2において、一対の突出部221cが一対の係合部122bにそれぞれ係合した際に、取込孔21aのうちの上方側の第1領域121aが上方側の検出穴113bに対応する位置に位置決めされるとともに、取込孔21aのうちの下方側の第2領域221aが下方側の検出穴213bに対応する位置に位置決めされるように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、センサキャップ部材が本体部(ケース部)に装着された際に、取込孔(第1領域および第2領域)が検出穴に対応する位置に位置決めされなくてもよい。つまり、接触規制部が検出穴に対応する位置に位置してもよい。この際、接触規制部により検出穴が塞がれないように、接触規制部と検出穴との間に隙間を設けることなどによって、検知対象ガスを含む空気の検出穴への流通が阻害されないようにする必要がある。
また、上記実施形態では、接触規制部21dにより、取込孔21aが第1領域121aと第2領域221aとに分割される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、接触規制部により、取込孔を3つ以上の領域に分割してもよい。また、接触規制部を設けないことによって、取込孔を複数の領域に分割しなくてもよい。
また、上記実施形態では、2つの検出穴13b(検出穴113bおよび213b)にそれぞれ対応する取込孔21aの2つ(同数)の領域(第1領域121aおよび第2領域221a)を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、検出穴の数と取込孔が分割されることによって形成される領域の数とを異ならせてもよい。この際、検出穴の数よりも領域の数を多くして、全ての検出穴にそれぞれ対応する領域が設けられているのが好ましい。
また、上記実施形態では、可搬型ガス検知器100に、取込孔21aから検知対象ガスを含む空気を強制的に取り込むための吸引装置を設けない例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、可搬型ガス検知器に吸引装置を設けてもよい。
1 ガスセンサ
11 ケース部
12b 係合溝(第1係合部)
13b、113b、213b 検出穴
21 センサキャップ部
21a 取込孔
21d 接触規制部
22 撥水シート(フィルタ材)
23、323 銀フィルタ(フィルタ材)
26 パッキン(シール部材)
100、300 可搬型ガス検知器
121a 第1領域(領域)
221a 第2領域(領域)
221c 突出部(第2係合部)
327 活性炭(フィルタ材)
A1、A2 所定の係合位置

Claims (4)

  1. 所定の検知対象ガスを検知するガスセンサと、
    前記ガスセンサが内部に設けられたケース部と、
    検知対象ガスを取り込むための取込孔を含み、前記ケース部に着脱可能に装着されるセンサキャップ部と、
    前記センサキャップ部の内部に取り付けられ、妨害成分を少なくとも分解または吸着することによって、前記ケース部内への妨害成分の侵入を抑制するフィルタ材と、を備える、可搬型ガス検知器。
  2. 前記ガスセンサは、前記取込孔から取り込まれた検知対象ガスを内部に導くための検出穴を有し、
    前記ケース部は、第1係合部を含み、
    前記センサキャップ部は、前記第1係合部と係合する第2係合部をさらに含み、
    前記センサキャップ部が前記ケース部に装着された際に、前記第1係合部と前記第2係合部とが所定の係合位置で係合することによって、前記取込孔が前記検出穴に対応する位置に位置決めされるように構成されている、請求項1に記載の可搬型ガス検知器。
  3. 前記センサキャップ部は、前記フィルタ材が前記取込孔を介して外部から接触されるのを規制する接触規制部をさらに含み、
    前記センサキャップ部の前記取込孔は、前記接触規制部によって複数の領域に分割されており、
    前記ガスセンサの前記検出穴は、複数設けられているとともに、前記第1係合部と前記第2係合部とが前記所定の係合位置で係合することによって、前記取込孔の各領域が、それぞれ、複数の前記検出穴に対応する位置に位置決めされるように構成されている、請求項2に記載の可搬型ガス検知器。
  4. 前記センサキャップ部が前記ケース部に装着された状態で前記ケース部に当接するように、前記センサキャップ部の内部に配置され、前記センサキャップ部と前記ケース部との間をシールするシール部材をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の可搬型ガス検知器。
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