JP2016023914A - 多段的地下水熱利用システム - Google Patents

多段的地下水熱利用システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016023914A
JP2016023914A JP2014150937A JP2014150937A JP2016023914A JP 2016023914 A JP2016023914 A JP 2016023914A JP 2014150937 A JP2014150937 A JP 2014150937A JP 2014150937 A JP2014150937 A JP 2014150937A JP 2016023914 A JP2016023914 A JP 2016023914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
groundwater
water
heat exchange
utilization system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014150937A
Other languages
English (en)
Inventor
大橋 聡司
Soji Ohashi
聡司 大橋
庄人 篠崎
Masato Shinozaki
庄人 篠崎
浩明 大岡
Hiroaki Ooka
浩明 大岡
山本 健太郎
Kentaro Yamamoto
健太郎 山本
亮介 中村
Ryosuke Nakamura
亮介 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Geo Energy Co Ltd
OTAKA KENSETSU KK
Original Assignee
Geo Energy Co Ltd
OTAKA KENSETSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Geo Energy Co Ltd, OTAKA KENSETSU KK filed Critical Geo Energy Co Ltd
Priority to JP2014150937A priority Critical patent/JP2016023914A/ja
Publication of JP2016023914A publication Critical patent/JP2016023914A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/10Geothermal energy

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

【課題】地下水との効率的な熱交換を行うと共に、冷暖房負荷を削減可能な構成を有することで揚水地下水量を削減可能な地下水熱利用システムの提供をすること。
【解決手段】地表から帯水層に達する深さ以上にまで掘削された揚水井戸から汲み上げられた地下水を、熱交換器で熱交換後に排水路を通して外部に排水する地下水熱利用システムであって、前記排水路には、前記熱交換器で熱交換後の地下水を補足熱源として利用可能とする排水再利用予熱器を備えると共に、前記排水再利用予熱器で熱交換後の地下水を、建築物の屋上、又は壁面に散水する散水部を有することで、地下水を多段的に利用可能な構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、地下から汲み上げた地下水の熱を冷暖房、融雪等のために利用する地下水熱利用システムに関する。
地下水や地中は、空気よりも熱容量が大きい。そして、それらの温度は年間を通じて比較的安定していると共に、外気温に比べて、夏は冷たく、冬は暖かい。そのため、地下水や地中の熱を利用することは、空気を熱源とするエアコンや冷蔵庫よりも効率的にエネルギーを利用できることに他ならない。また、空気を熱源とするエアコンの冷房などとは異なり、外気に熱を放出しないため、ヒートアイランド現象の緩和にも貢献できることから、地下水や地中の熱は、環境にやさしい再生可能エネルギーとして注目されている。
そして、オープンループ方式と呼ばれる、井戸から揚水した地下水をヒートポンプで熱交換させる方法は、熱容量が大きい地下水を利用することから熱効率が高く、導入費用が比較的安価なため普及しつつある。
そして、オープンループ方式を利用した装置としては、地中に2本の井戸を掘削し、一方の井戸から地下水を揚水し、その地下水をヒートポンプと熱交換後に、他方の井戸に戻すようにした地下水熱交換装置が、特許文献1などで提案されている。
特開2011−21804号公報
特許文献1で提案されるような、汲み上げた地下水をヒートポンプで熱交換後に排水する構成では、熱交換に使用する地下水量が多く、初期費用として井戸掘削に多額の費用がかかるほか、周辺地下水への影響(周辺地下水の水位の低下)等も懸念され、普及上の大きな課題となっている。特に原理上、暖房時には暖房での採熱量からヒートポンプの消費電力を引いた熱量が地下水と熱交換されるのに対し、冷房時には、冷房での吸熱量とヒートポンプの消費電力の和が地下水と熱交換される。そのため、暖房時に比べて冷房時の使用地下水量が非常に大きくなる傾向があり、普及上の大きな課題となっている。また、還元能力を確保するために複数本の井戸を設置する場合、多大な手間と高い導入費用がかかる。そして、熱交換効率を高めるために大型の熱交換器を導入し、地下水からの採熱、地下水への吸熱効率を上げ、使用地下水量の削減を図ることもある程度は可能だが、熱交換器の熱交換量にも限界があり、単純に大型の熱交換器を導入しても十分な効果が得られないことは自明である。
本発明は上記実情を基に開発されたもので、地下水との効率的な熱交換を行うと共に、冷暖房負荷を削減可能な構成を有することで、熱交換に使用する揚水地下水量を削減可能な地下水熱利用システムの提供をすることを目的としている。
前記の課題を解決するための本発明は、地表から帯水層に達する深さにまで掘削された揚水井戸から汲み上げられた地下水を、熱交換器で熱交換後に排水路を通して外部に排水する地下水熱利用システムであって、前記排水路には、前記熱交換器で熱交換後の地下水を補足熱源として利用可能とする排水再利用予熱器を備えたことを特徴とする。
そして、より効率的な熱交換を行うためには、前記排水再利用予熱器の熱交換量は、前記熱交換器の熱交換量の1/4から1/2であることが好ましい。
また、熱交換に利用する地下水量を更に削減するためには、前記排水再利用予熱器で熱交換後の地下水を、建築物の屋上、又は壁面に散水する散水部を有することが好ましい。
本発明によれば、熱交換器で熱交換後の地下水を更に再利用して熱交換を行うため、揚水する地下水量を削減することが可能である。特に、フェーン現象等の地形的特性により夏季に非常に高温となり、大陸からの寒気の影響で冬季に非常に低温となる北陸地方等の日本海側地域においては、通常の地域に比較して地下水温と夏季若しくは冬季の気温との差が非常に大きいため、本発明の効果は非常に高い。
そして、排水再利用予熱器の熱交換量を、熱交換器の熱交換量の1/4から1/2にした場合、最も顕著な効果を有し、熱交換器だけを使用した場合に比べて、揚水地下水量を20パーセント以上削減できる。
また、排水再利用予熱器で熱交換後の地下水を、建築物の屋上、又は壁面に散水する散水部を有する構成にし、地下水を多段的に利用した場合、夏季であれば室内温度を1〜4℃程度低下させ、冷房負荷自体を削減することできる。このことにより、相対的に地下水熱交換量の削減ができ、結果的に揚水する地下水量の削減を図ることができる。そして、それに加えて冬季であれば、屋根に積もった雪などを溶かすことが可能であるため、高齢化の進む降雪地域において、雪下ろしの負担を軽減させることができる。
本発明の一実施形態に係る多段的地下水熱利用システムの回路構成を示す図である。 本発明の多段的地下水熱利用システムの制御装置に係るブロック図である。 本発明の多段的地下水熱利用システムの熱交換器と排水再利用予熱器が熱交換の際に利用する範囲を示す概念図である。 (イ)、(ロ)図は、熱交換器での地下水と熱媒と間の熱交換の説明図と、排水利用予熱器による使用地下水量の削減効果説明図である。 (イ)、(ロ)図は、冷房時に本発明の多段的地下水熱利用システムの排水再利用予熱器における熱交換率を変えた場合の地下水の最小使用揚水量、及び、使用比の変動を示すグラフである。 (イ)、(ロ)図は、暖房時に本発明の多段的地下水熱利用システムの排水再利用予熱器における熱交換率を変えた場合の地下水の最小使用揚水量、及び、使用比の変動を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を図1から図6を参照して説明する。本発明の多段的地下水熱利用システムは、図1に示すように、地表から帯水層に達する深さ以上にまで掘削された揚水井戸1から汲み上げられた地下水を利用するものであって、揚水井戸1の内部には、揚水井戸1の壁面の崩壊防止にケーシング2が備えられている。
そして、ケーシング2の内部には揚水ポンプ3と、水位センサー5が設置されており、揚水ポンプ3によって揚水された地下水は、揚水管4を通じて地上まで汲み上げられる。なお、揚水ポンプ3は、後述する制御装置30によって起動、及び、停止が制御されるものであることが望ましい。また、前記水位センサー5は、地下水の水位を検出するために設置されるものであって、ケーシング2内の地下水の水位が万一、予め設定した水位(運用時の最低水位)まで下降した際に、それを検出し、その検出信号を制御装置30に出力可能なものである。
揚水管4は、その上端部には、第一電動三方弁6の第一ポート6aが接続されている。なお、第一電動三方弁6の第二ポート6bには、放流管7が接続されており、本発明の地下水熱利用システムは、放流管7から泥水を含む地下水を放流可能となっている。そして、第一電動三方弁6の第三ポート6cには、吸採熱管路23が接続されており、吸採熱管路23には、砂等の固形物を除去するためのストレーナ8が設置されている。そして、ストレーナ8が設置されている箇所より先の吸採熱管路23には、熱交換器9が接続される。そのため、揚水した地下水は清純な状態で、熱交換器9に導かれる。なお、第一電動三方弁6も揚水ポンプ3同様、制御装置30によって制御することが望ましいが、地下水が元々清純な場合には手動の弁であってもよい。
そして、熱交換器9は、地下水と、第二熱媒流路19を通過した熱媒間の熱交換、図3に示す第一採熱利用範囲αを利用した熱交換を行うために使用されるものであって、前記した吸採熱管路23の他に、地下水側の流路として第一排水路10が接続されている。なお、地下水をヒートポンプ21の熱媒として直接使用できれば最も効率的に熱交換が可能であるが、この場合は、地下水質に起因する配管等の設備の腐食やスケール生成を防止するために水質基準に適合する必要があり、実現可能なケースは稀なため、通常は本発明の実施例のように熱交換器9を設置して、それを介してヒートポンプ21と熱交換を行うことが望ましい。
熱交換器9に接続された第一排水路10は、熱交換器9にて熱交換を行った後の地下水を、その先に接続された排水再利用予熱器11に導くためのものである。そして、排水再利用予熱器11は、熱交換器9にて熱交換後の地下水と、第一熱媒流路18を通過した熱媒間の熱交換、図3に示す第二採熱利用範囲βを利用した熱交換を行うために使用されるものであって、前記した第一排水路10の他に、地下水側の流路として第二排水路12が接続されている。そして、第二排水路12は、熱交換器9と排水再利用予熱器11で熱交換を行った後の地下水を第二電動三方弁16側に導く。
なお、本実施例では、ヒートポンプ21の熱媒(25%エチレングリコール溶液の不凍液など)は、図1に示すように、排水再利用予熱器11に接続する第一熱媒流路18から流入し、排水再利用予熱器11で予熱され、その後、第二熱媒流路19に導かれる構成となっている。そして、その後、ヒートポンプ21の熱媒は、熱交換器9で地下水と熱交換を行い、第三熱媒流路20を通じて、ヒートポンプ21へと導かれる。そして、熱交換器9を介して地下水から吸採熱した熱量はヒートポンプ21により、二次側の循環回路24を通じてバッファータンク22に移送された後、冷温水回路25へと導かれる構成となっている。そして、熱交換器9における熱交換は、図4(イ)に示す通りのものであって、地下水側では、地下水温Tin(℃)の地下水が揚水地下水量q(m/sec)で熱交換器9に流入し、冷暖房等に必要となる熱量を熱交換した後に排水温Tout(℃)で排水される。一方、ヒートポンプ21側では設計COPに基づいた熱媒循環流量q’(m/sec)で熱交換後温度T’out(℃)となるように熱交換が行われ、従属的に熱交換前温度T’inが決定される。そして、この時の地下水側吸採熱量Q(W)は、地下水の密度(kg/m3)ρ×地下水の比熱(J/kg/℃)C×揚水地下水量(m/sec)q×(排水温(℃)Tout−地下水温(℃)Tin)の式で示すことができ、一方、ヒートポンプ側吸採熱量Q’(W)は、熱媒の密度(kg/m3)ρ’×熱媒の比熱(J/kg/℃)C’×熱媒循環流量(m3/sec) q’×(熱交換後温度(℃)T’out−熱交換前温度(℃)T’in)の式で示すことができる。そして、冷暖房に必要な冷暖房採熱量Q0は、熱交換器9での熱交換のみを用いる場合は、地下水側吸採熱量Qと、ヒートポンプ側吸採熱量Q’のスカラー値に等しい。そして、本発明の多段的地下水熱利用システムでは、図4(ロ)に示すように、熱交換器9で熱交換に使用した地下水を更に再利用するものであるので、排水再利用予熱器11での排水再利用予熱器の熱交換量(W)Q、予熱後の温度(℃)T’in2とすると、その分だけ相対的に使用する地下水量を削減可能になる。なお、本発明により削減された揚水地下水量(m3/sec) q2は、q−Q/ρC(Tout−Tin)の式で示すことができる。つまり、本発明は、排水再利用予熱器11を採用することにより、Q/ρC(Tout−Tin)分の地下水量を削減可能である。そして、冷房時に、株式会社ディンプレックスジャパン社製水冷式ヒートポンプSI30TER+(50Hz)を用い、任意の設計条件下で排水再利用予熱器11での熱交換量と、熱交換器9での熱交換量の比率を変化させると、図5に示すように地下水の最小使用揚水量が変動する。なお、ここでいう最小使用揚水量とは、排水温Tout=熱交換後温度T’outとなる時の揚水量のことである。そして、排水再利用予熱器11での熱交換比率が1/3から1/2の時に最も使用地下水量が少なく済み、排水再利用予熱器11の熱交換率が0%または100%の時の最小使用揚水量を基準に、排水再利用予熱器11の熱交換量を、熱交換器9の熱交換量の1/4から約1/2にした場合、少なくとも20%以上削減できることがわかった。また、暖房時に、株式会社ディンプレックスジャパン社製水冷式ヒートポンプSI130TUR+(50Hz)を用い、任意の設計条件下で排水再利用予熱器11での熱交換量と、熱交換器9での熱交換量の比率を変化させると、図6に示すように地下水の最小使用揚水量が変動する。そして、排水再利用予熱器11での熱交換比率が1/4から1/3の時に最も使用地下水量が少なく済み、排水再利用予熱器11の熱交換率が0%または100%の時の最小使用揚水量を基準に、排水再利用予熱器11の熱交換量を、熱交換器9の熱交換量の1/4から1/2にした場合、20%以上削減できることがわかった。
そして、第二電動三方弁16は、第一ポート16aに第二排水路12を接続すると共に、第二ポート16bには、排水管26を、第三ポート16cには、送水路27を接続している。なお、この第二電動三方弁16は、降水による運転切り替え制御等を行わない場合には、手動のものでも問題ない。そして、屋根散水を実施する際には、熱交換器9と排水再利用予熱器11で熱交換を行った後の地下水は、送水路27から排水槽13へ導かれる。なお、屋根から散水をしない場合には、熱交換器9と排水再利用予熱器11で熱交換を行った後の地下水は、排水管26より外部に排水される構成となっている。
そして、排水槽13は、熱交換後の地下水が過剰に流入した際に排水するための越流管15を備えると共に、本実施例では、内部に送水ポンプ14が設置されている。そして、排水槽13に流入する、熱交換器9と排水再利用予熱器11で熱交換を行った後の地下水は、送水ポンプ14により汲み上げられ、散水部17に導かれる。
散水部17は、所謂、散水ノズルやスプリンクラー等のことであって、建築物の屋根や壁面等に、熱交換器9と排水再利用予熱器11で熱交換を行った後の地下水を散水するものである。この散水部17を本発明は有することにより、夏季であれば室内温度を1〜4℃程度低下させ、冷房負荷自体を削減することが可能であり、冬季であれば、屋根に積もった雪などを溶かすことが可能である。
そして、本発明の多段的地下水熱利用システムの各部は図2に示すような制御装置30によって制御されていることが望ましい。なお、本実施例では、この制御装置30は、例えば、図示しないリレー回路等によって、揚水ポンプ3と、水位センサー5と、第一電動三方弁6と、第二電動三方弁16と、送水ポンプ14と、ヒートポンプ21と、非常用スイッチ28と、電気的に接続されている。このような構成であれば、例えば、初期排水運転として、制御装置30により、第一電動三方弁6を動作し、あらかじめ設定した時間だけ地下水を放流管7より外部に放流することができるため、熱交換器9に万が一にも汚れた地下水が流入する危険を排除することが可能であり、又、水位センサー5が検知した揚水井戸1の水位が極端に低く、揚水の際にエアが流入するような場合は、ヒートポンプ21や、揚水ポンプ3、送水ポンプ14の作動を停止することで、エアを吸い込むことに起因するトラブルを回避することもできる。なお、制御装置30に接続された非常用スイッチ28は、不慮の事故発生を防止するためのものであり、揚水ポンプ3、送水ポンプ14、ヒートポンプ21などの全ての電源を一度にオフにするためのものであり、災害時等の非常時用に利用されるものである。
なお、上記開示された本発明の実施形態の構成は、あくまで例示である。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示されると共に、当該記載と均等と評価される技術的構成まで含むものである。例えば、ヒートポンプ21はインバータ制御のものでも、問題ないし、インバータ制御のヒートポンプ21を採用する際には、バッファータンク22がない構成でもよい。そして、揚水ポンプ3は、本発明の実施例ではケーシング2内に設置されるものとして示されているが、地上に設置されるものであっても問題ない。また、送水ポンプ14に関しても揚水ポンプ3同様、地上に設置されるものであっても問題ない。
1 揚水井戸
2 ケーシング
3 揚水ポンプ
4 揚水管
5 水位センサー
6 第一電動三方弁
6a 第一ポート
6b 第二ポート
6c 第三ポート
7 放流管
8 ストレーナ
9 熱交換器
10 第一排水路
11 排水再利用予熱器
12 第二排水路
13 排水槽
14 送水ポンプ
15 越流管
16 第二電動三方弁
16a 第一ポート
16b 第二ポート
16c 第三ポート
17 散水部
18 第一熱媒流路
19 第二熱媒流路
20 第三熱媒流路
21 ヒートポンプ
22 バッファータンク
23 吸採熱管路
24 循環回路
25 冷温水回路
26 排水管
27 送水路
28 非常用スイッチ
30 制御装置
α 第一採熱利用範囲
β 第二採熱利用範囲
ρ 地下水の密度
ρ’ 熱媒の密度
1 揚水地下水量
2 本発明により削減された揚水地下水量
q’ 熱媒循環流量
0 冷暖房採熱量
地下水側吸採熱量
Q’ ヒートポンプ側吸採熱量
排水再利用予熱器の熱交換量
C 地下水の比熱
C’ 熱媒の比熱
in 地下水温
T’in 熱交換前温度
T’in2 予熱後の温度
out 排水温
T’out 熱交換後温度

Claims (3)

  1. 地表から帯水層に達する深さ以上にまで掘削された揚水井戸から汲み上げられた地下水を、熱交換器で熱交換後に排水路を通して外部に排水する地下水熱利用システムであって、
    前記排水路には、前記熱交換器で熱交換後の地下水を補足熱源として利用可能とする排水再利用予熱器を備えたことを特徴とする、多段的地下水熱利用システム。
  2. 前記排水再利用予熱器の熱交換量は、前記熱交換器の熱交換量の1/4から1/2であることを特徴とする、請求項1記載の多段的地下水熱利用システム。
  3. 前記排水再利用予熱器で熱交換後の地下水を、建築物の屋上、又は壁面に散水する散水部を有することを特徴とする、請求項1、又は、2記載の多段的地下水熱利用システム。
JP2014150937A 2014-07-24 2014-07-24 多段的地下水熱利用システム Pending JP2016023914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014150937A JP2016023914A (ja) 2014-07-24 2014-07-24 多段的地下水熱利用システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014150937A JP2016023914A (ja) 2014-07-24 2014-07-24 多段的地下水熱利用システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016023914A true JP2016023914A (ja) 2016-02-08

Family

ID=55270825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014150937A Pending JP2016023914A (ja) 2014-07-24 2014-07-24 多段的地下水熱利用システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016023914A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017200200A1 (ko) * 2016-05-16 2017-11-23 (주)지오테크 지열을 이용한 지붕 융설 시스템
JP2018145606A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 株式会社大林組 地下水利用システム
JP2019184182A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社リビエラ 自然水熱採集ユニット
JP2021165608A (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 東京電力ホールディングス株式会社 熱交換システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126750A (en) * 1979-03-23 1980-09-30 Nippon Chikasui Kaihatsu Kk Utilization for underground water
JPS59129304A (ja) * 1983-01-13 1984-07-25 株式会社東芝 バイナリ−サイクルプラント
JP2014047675A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷却水供給システムおよびこれを備えたバイナリ発電装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126750A (en) * 1979-03-23 1980-09-30 Nippon Chikasui Kaihatsu Kk Utilization for underground water
JPS59129304A (ja) * 1983-01-13 1984-07-25 株式会社東芝 バイナリ−サイクルプラント
JP2014047675A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷却水供給システムおよびこれを備えたバイナリ発電装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017200200A1 (ko) * 2016-05-16 2017-11-23 (주)지오테크 지열을 이용한 지붕 융설 시스템
JP2018145606A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 株式会社大林組 地下水利用システム
JP2019184182A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社リビエラ 自然水熱採集ユニット
JP2021165608A (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 東京電力ホールディングス株式会社 熱交換システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4859560B2 (ja) 井戸を利用したヒートポンプ装置
CA2901700C (en) Systems and methods for recovering energy from wastewater
JP5372827B2 (ja) パネル型機器用散水システム
JP2016023914A (ja) 多段的地下水熱利用システム
JP2007085644A (ja) 地下水熱利用システム
JP2013137187A (ja) 水利用システム
KR20130010180A (ko) 이물질 및 에어 제거와 살균이 가능한 관정형 히트펌프 시스템
JP4550127B2 (ja) 水熱源ヒートポンプ空調システム
JP4642721B2 (ja) 太陽熱採熱システム
JP2016070531A (ja) 浸透桝を活用した地下水熱利用システム
JP2013181676A (ja) 冷暖房システム及び冷暖房方法
JP6524571B2 (ja) 熱交換装置の制御方法及び熱交換装置並びに水冷式ヒートポンプ冷暖房装置・水冷式ヒートポンプ装置
JP2008275263A (ja) 地中熱交換システム
JPH0960908A (ja) 雨水のリサイクル利用による建屋冷暖装置
KR101114220B1 (ko) 고효율 지열 하이브리드 시스템 및 그 작동방법
KR100904291B1 (ko) 지하수 및 우수를 이용한 냉난방 시스템
JP2016070530A (ja) 環境に配慮した地下水熱利用システム
WO2018193320A1 (en) Sewage heat recovery unit
JP2011007029A (ja) 浸透性舗装材を利用した二重構造浸水式冷水槽をもつ雪氷冷房用冷熱回収装置
JP2006046677A (ja) 地下水の利用システム
CN104567103B (zh) 污水源热泵系统
CN102705928A (zh) 一种冰蓄冷蓄热空调
KR101547875B1 (ko) 이중 저수지를 이용한 냉난방 시스템
RU128288U1 (ru) Теплонасосная система теплохладоснабжения
KR101159261B1 (ko) 태양열을 이용한 온수 난방장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170403

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170704