JP2016023436A - 軽量構築物の基礎構造およびそれに使用する基礎杭 - Google Patents

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Abstract

【課題】運搬コスト及び保管コストの低い基礎杭を提供、及び低コストでの基礎構造の施工の提供を行うことを目的とする。
【解決手段】杭頭部に軽量構築物の支柱を締結固定する長孔を設けた基板を有し、地中に押し込む本体部には螺旋状リブを形成してなる金属製の基礎杭であって、
前記本体部は長さ方向において分割され、一方を他方に嵌入することができるように一方の外径を他方の内径より経小に形成すると共に、使用時には一方を他方から引き出して固定するよう形成するよう構成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、軽量の構築物の基礎構造およびそれに使用する基礎杭に関するものであり、より詳しくは、例えば、太陽光発電パネルの架台や農業用温室等の、比較的軽量の構築物の基礎構造およびそれに使用する基礎杭に関する。
従来、軽量構築物の基礎構造およびそれに使用する基礎杭については、例えば、出願人が発明した特許第4846378号(特許文献1)に記載のものが公知である。前記公報記載の軽量構築物の基礎構造に使用する基礎杭は、杭頭部に建造物の支柱を締結固定する基板と、下半身に螺旋状リブを備える本体部とを備える基礎杭であって、前記基板は前記基礎杭の径方向中心から伸びる放射線状に間隔を隔てて開設される複数の長孔を備えており、前記長孔と前記建造物の支柱下部に取り付けた取付板に対向状に開設される長孔とにより、前記複数の放射線状に開設される長孔と前記対向状に開設される長孔との重合範囲において、前記基礎杭と前記支柱との芯ズレ調整および前記支柱の周方向における取付角度調整を行い、前記基板と前記取付板を締結部材にて固定する基礎構造を備えるものである。
前記軽量構築物の基礎構造に使用される基礎杭は、実際の使用にあたっては、防錆対策のために全体に亜鉛溶融鍍金等の鍍金処理が施されており、前記基礎杭が埋設される場合は、前記螺旋状リブを備える下半身を含む本体部の殆どが埋設されることとなる。
特許第4846378号公報
しかしながら、前記特許第4846378号公報に記載された基礎杭は、前記螺旋リブを形成し、それを前記基礎杭の下半身に取り付けているので、前記螺旋リブの経が基礎杭本体よりも経大となり、通常形状の杭と比較して、運搬する際に積層する場合等の収まりが良好ではなく、運搬コスト及び保管コストもかかるものとなる。
また、前記基礎杭は、全体に亜鉛溶融鍍金等の鍍金処理が施されているので、そのコストを削減できれば、製造コスト全体を低減することができることとなる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、運搬コスト及び保管コストの低い基礎杭を提供、及び低コストでの基礎構造の施工の提供を行うことを目的とする。
さらに本発明の他の目的は、前記基礎杭の鍍金処理を部分的に行うことによって、低コストで製造できる基礎杭を提供及び低コストでの基礎構造の施工の提供を行うことを目的とする。
請求項1に記載の基礎杭は、杭頭部に軽量構築物の支柱を締結固定する長孔を設けた基板を有し、地中に押し込む本体部には螺旋状リブを形成してなる金属製の基礎杭であって、前記本体部は長さ方向において分割され、一方を他方に嵌入することができるように一方の外径を他方の内径より経小に形成すると共に、使用時には一方を他方から引き出して固定するよう形成されてなることを特徴とする。
請求項1に記載の基礎杭にあっては、分割された本体部の一方を他方に嵌入することにより、コンパクトに収納することができるので、運搬コスト及び保管コストを大幅に削減することができる。
請求項2に記載の軽量構築物の基礎構造は、請求項1に記載の基礎杭であって、前記基礎杭は、前記基礎杭の本体部を長さ方向に分割された本体部のうち、先端側の本体部には鍍金処理を施さないことを特徴とする。
請求項2に記載の基礎杭にあっては、請求項1に記載の基礎杭に加えて、さらに製造コストを大幅に削減することができる。
請求項3に記載の軽量構築物の基礎構造は、請求項1又は2に記載の基礎杭を備え、前記基礎杭の長孔と前記軽量構築物の支柱下部に取り付けた取付板に設けた長孔とにより、前記基板に設けた長孔と前記取付板に設けた長孔との重合範囲において、前記基礎杭と前記支柱との芯ズレ調整を行い、前記基板と前記取付板を締結部材にて固定してなることを特徴とする。
請求項3に記載の軽量構築物の基礎構造にあっては、運搬コスト及び保管コストの低い基礎杭の使用することにより、低コストでの基礎構造の施工を行うことができる。また、前記基礎杭の鍍金処理を部分的に行うことによって、さらに低コストでの基礎構造の施工を行うことができる。
請求項1に記載の基礎杭によれば、杭頭部に軽量構築物の支柱を締結固定する長孔を設けた基板を有し、地中に押し込む本体部には螺旋状リブを形成してなる金属製の基礎杭であって、前記本体部は長さ方向において分割され、一方を他方に嵌入することができるように一方の外径を他方の内径より経小に形成すると共に、使用時には一方を他方から引き出して固定するよう形成されているので、分割された本体部の一方を他方に嵌入することにより、コンパクトに収納することができるので、運搬コスト及び保管コストを大幅に削減することができる。
請求項2に記載の基礎杭によれば、請求項1に記載の基礎杭の効果に加えて、前記基礎杭は、前記基礎杭の本体部を長さ方向に分割された本体部のうち、先端側の本体部には鍍金処理を施していないので、さらに製造コストを大幅に削減することができる。
請求項3に記載の軽量構築物の基礎構造によれば、請求項1又は2に記載の基礎杭を備え、前記基礎杭の長孔と前記軽量構築物の支柱下部に取り付けた取付板に設けた長孔とにより、前記基板に設けた長孔と前記取付板に設けた長孔との重合範囲において、前記基礎杭と前記支柱との芯ズレ調整を行い、前記基板と前記取付板を締結部材にて固定しているので、運搬コスト及び保管コストの低い基礎杭の使用することにより、低コストでの基礎構造の施工を行うことができる。また、前記基礎杭の鍍金処理を部分的に行うことによって、さらに低コストでの基礎構造の施工を行うことができる。
本発明にかかる軽量構築物の基礎を備えた太陽光発電パネル架台SPの要部切欠斜視図である。 本発明にかかる基礎杭を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図である。 (a)は、図2のA−A線断面図であり、(b)は図2のB−B線断面図であり、(c)は図2のC−C線断面図である。 (a)は図3のD−D線、E−E線拡大図であり、(b)は図3のF−F部拡大図である。 内筒を外筒に収納した基礎杭を示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図であり、(c)は縦断面図であり、(d)は(c)のH−H線、I−I線拡大図である。 軽量構築物の支柱と基礎杭との接合構造を示す図であり、(a)は分解斜視図であり、(b)は接合状態の斜視図である。 軽量構築物の支柱と基礎杭との接合状態および芯ズレ調整の例を示す横断面図である。 軽量構築物の支柱と基礎杭との接合状態および芯ズレ調整の例を示す横断面図である。 軽量構築物の支柱と基礎杭との接合状態および芯ズレ調整の例を示す横断面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本発明にかかる軽量構築物の基礎を備えた太陽光パネル架台SPの要部切欠斜視図である。
図1に示すように、太陽光発電パネル架台SPは、格子状に組まれた枠体Fの上部に太陽光パネルSを載置したものを、複数の支柱Pで支持している。そして複数の支柱P,P・・は、夫々、地中GLに回転圧入された基礎杭10に締結固定されている。
図2は、本発明にかかる基礎杭を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図であり、図3(a)は、図2のA−A線断面図であり、(b)は図2のB−B線断面図であり、(c)は図2のC−C線断面図であり、図4(a)は図3のD−D、E−E部拡大図であり、(b)は図3のF−F部拡大図である。
図2乃至図4において、前記基礎杭10は、円筒形の鋼管から形成される杭本体11の頭部には、軽量建造物の支柱Pを締結固定するための基板12が溶接固定されており、前記杭本体11の先端部には、先鋭状の掘削部材16を設けており、更に前記杭本体11の下半身外周には3周にわたって、螺旋状リブ13を取り付けている。
前記基板12は、平面視において円形となるべく、金属製板材から形成されており、前記基板12には、中心から放射線状に等間隔を隔てて10個の長孔12a,12a・・が開設されている。
前記杭本体11は、螺旋状リブ13を備える下半身と、前記螺旋状リブ13を備えていない上半身とに、長手方向において二分割されており、上半身を内筒11aとして、下半身である外筒11bの内径に嵌入可能な外径として形成されている。
そして、前記外筒11bの上方には、前記内筒11aを締結固定するためのボルト孔15a,15aを経方向に対向状に2個開設すると共に、前記内筒11aには、前記ボルト孔15aと符合する位置に、同様にボルト孔14a,14aを開設し、さらに、前記内筒11aの上方には、前記外筒11bを嵌入した状態で締結固定するためのボルト孔14b,14bを経方向に対向状に2個夫々開設している。
また、前記基礎杭10は、前記外筒11b(及び前記螺旋上リブ13)以外に亜鉛溶融鍍金を施しており、前記外筒11b(及び前記螺旋上リブ13)は鍍金処理を施していない。
図5は、前記内筒を前記外筒に収納した基礎杭を示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は平面図であり、(c)は縦断面図であり、(d)は(c)のH−H、I−I部拡大図である。
前記杭本体11は、前記内筒11aと、前記内筒11aを内方に収納できる前記外筒11bから構成されているので、図5に示すように、運搬時や保管時等には、前記内筒11aを前記外筒11b内に収納して、前記内筒11aを前記外筒11b内に収納した状態において、前記外筒11bのボルト孔と、前記内筒11aとを符合させて、長ボルトBを挿通させてナットNで締結して固定するのである。したがって、前記収納状態においては、前記杭本体11は、その全長において略1/2程度の寸法のコンパクトな形状とすることができるのである。
図6は、軽量構築物の支柱と基礎杭との接合構造を示す図であり、(a)は分解斜視図であり、(b)は接合状態の斜視図である。
図6において、P1は、金属製の中空角材からなる支柱本体であり、該支柱本体P1の下端には角形の取付板P2が溶接固定されている。該取付板P2には、締結部材であるボルトBを挿通する長孔P3が対向状に2条開設されている。
そして、図6に示すように、前記基礎杭10と前記支柱Pとは締結部材たるボルトBとナットNにより固定されるのであるが、締結固定する際は、前記基板12の長孔12aと、前記取付板P2の長孔P3とを重合させて、両者の重合する箇所Jにおいて、前記ボルトBを挿通してナットNで締結している。したがって、前記支柱Pは前記基礎杭10に対して、前記長孔P3、P2の重合する範囲において、前後左右方向および周方向の角度位置の調整が可能となる。
図7乃至図9は、軽量構築物の支柱と基礎杭との接合状態および芯ズレ調整の例を示す横断面図である。
図7乃至図9において、図中10Sは前記基板12(したがって、前記基礎杭10)の中心位置を示し、PSは前記支柱Pの中心位置を示している。
図7は、基礎杭が周方向において正位置にある場合の芯ズレ調整の例を示す横断面図であり、(a)は、前記基礎杭10が芯ズレを起こしていないときの接合状態を示す横断面図である。図7(a)に示すように、前記基礎杭10が芯ズレを起こしていないときは、前記取付板P2は前記基板12の中央に載置して、前記取付板P2の長孔P3と、前記基板12の長孔12aの重合する箇所Jにおいて、前記ボルトBを挿通してナットNで締結固定するのである。
図7(b)は、前記基礎杭10が図における下方に芯ズレを起こしているときの接合状態を示す横断面図であり、図7(b)に示すように、前記基礎杭10が図における下方に芯ズレを起こしているときは、前記取付板P2は前記基板12の図における上方に変位して載置して、芯ズレを調整した後に、前記取付板P2の長孔P3と、前記基板12の長孔12aの重合する箇所Jにおいて、前記ボルトBを挿通してナットNで締結固定するのである。
図7(c)は、前記基礎杭10が図における左方に芯ズレを起こしているときの接合状態を示す横断面図であり、図7(c)に示すように、前記基礎杭10が図における左方に芯ズレを起こしているときは、前記取付板P2は前記基板12の図における右方に変位して載置して、芯ズレを調整した後に、前記取付板P2の長孔P3と、前記基板12の長孔12aの重合する箇所Jにおいて、前記ボルトBを挿通してナットNで締結固定するのである。
図8は、基礎杭が周方向において30°変位した場合の芯ズレ調整の例を示す横断面図であり、(a)は、前記基礎杭10が芯ズレを起こしていないときの接合状態を示す横断面図である。図8(a)に示すように、前記基礎杭10が芯ズレを起こしていないときは、前記取付板P2は前記基板12の中央において、30°の角度調整を行い回動して載置し、前記取付板P2の長孔P3と、前記基板12の長孔12aの重合する箇所Jにおいて、前記ボルトBを挿通してナットNで締結固定するのである。
図8(b)は、前記基礎杭10が図における下方に芯ズレを起こしているときの接合状態を示す横断面図であり、図8(b)に示すように、前記基礎杭10が図における下方に芯ズレを起こしているときは、前記取付板P2を前記基板12の図における上方に変位しつつて、30°回動して角度調整を行って載置し、芯ズレおよび角度調整した後に、前記取付板P2の長孔P3と、前記基板12の長孔12aの重合する箇所Jにおいて、前記ボルトBを挿通してナットNで締結固定するのである。
図8(c)は、前記基礎杭10が図における左方に芯ズレを起こしているときの接合状態を示す横断面図であり、図8(c)に示すように、前記基礎杭10が図における左方に芯ズレを起こしているときは、前記取付板P2を前記基板12の図における右方に変位しつつて、30°回動して角度調整を行って載置し、芯ズレおよび角度調整した後に、前記取付板P2の長孔P3と、前記基板12の長孔12aの重合する箇所Jにおいて、前記ボルトBを挿通してナットNで締結固定するのである。
図9は、基礎杭が周方向において45°変位した場合の芯ズレ調整の例を示す横断面図であり、(a)は、前記基礎杭10が芯ズレを起こしていないときの接合状態を示す横断面図である。図9(a)に示すように、前記基礎杭10が芯ズレを起こしていないときは、前記取付板P2は前記基板12の中央において、45°の角度調整を行い回動して載置し、前記取付板P2の長孔P3と、前記基板12の長孔12aの重合する箇所Jにおいて、前記ボルトBを挿通してナットNで締結固定するのである。
図9(b)は、前記基礎杭10が図における下方に芯ズレを起こしているときの接合状態を示す横断面図であり、図9(b)に示すように、前記基礎杭10が図における下方に芯ズレを起こしているときは、前記取付板P2を前記基板12の図における上方に変位しつつて、45°回動して角度調整を行って載置し、芯ズレおよび角度調整した後に、前記取付板P2の長孔P3と、前記基板12の長孔12aの重合する箇所Jにおいて、前記ボルトBを挿通してナットNで締結固定するのである。
図9(c)は、前記基礎杭10が図における左方に芯ズレを起こしているときの接合状態を示す横断面図であり、図9(c)に示すように、前記基礎杭10が図における左方に芯ズレを起こしているときは、前記取付板P2を前記基板12の図における右方に変位しつつて、45°回動して角度調整を行って載置し、芯ズレおよび角度調整した後に、前記取付板P2の長孔P3と、前記基板12の長孔12aの重合する箇所Jにおいて、前記ボルトBを挿通してナットNで締結固定するのである。
前記基礎杭10は、以上の構成からなるため、前記杭本体11は長さ方向において分割され、一方を他方に嵌入することができるように一方の外径を他方の内径より経小に形成すると共に、使用時には一方を他方から引き出して固定するよう形成されているので、分割された本体部の一方を他方に嵌入することにより、コンパクトに収納することができるので、運搬コスト及び保管コストを大幅に削減することができる。
また、前記基礎杭11は、前記杭本体11を長さ方向に分割されたもののうち、先端側の外筒11b(及び前記螺旋状リブ13)には鍍金処理を施していないので、さらに製造コストを大幅に削減することができる。
そして、運搬コスト及び保管コストの低い前記基礎杭10を使用することにより、低コストでの軽量建造物の基礎構造の施工を行うことができる。また、前記基礎杭の鍍金処理を部分的に行うことによって、さらに低コストでの軽量建造物基礎構造の施工を行うことができることとなる。
なお、前記杭本体11は二分割としたが、三分割でも良い。また、前記螺旋状リブ13を前記杭本体11の先端にのみ部分的に形成するような基礎杭であれば、前記杭本体11の上半身を外筒とし、下半身を内筒としても良い。また、この場合においても、杭本体11は二分割でも、三分割でも良い。
10 基礎杭
11 杭本体
11a 内筒
11b 外筒
12 基板
12a 長孔(基板)
13 螺旋状リブ
14a ボルト孔(内筒)
15a ボルト孔(外筒)
16 掘削部材

SP 太陽光パネル架台
S 太陽光パネル
P 支柱
P1 支柱本体
P2 取付板
P3 長孔(取付板)

B ボルト
N ナット
J 長孔の重合箇所
10S 基板の中心位置
PS 支柱の中心位置

Claims (3)

  1. 杭頭部に軽量構築物の支柱を締結固定する長孔を設けた基板を有し、地中に押し込む本体部には螺旋状リブを形成してなる金属製の基礎杭であって、
    前記本体部は長さ方向において分割され、一方を他方に嵌入することができるように一方の外径を他方の内径より経小に形成すると共に、使用時には一方を他方から引き出して固定するよう形成されてなる基礎杭。

  2. 前記基礎杭は、前記基礎杭の本体部を長さ方向に分割された本体部のうち、先端側の本体部には鍍金処理を施さないことを特徴とする請求項1に記載の基礎杭。

  3. 請求項1又は2に記載の基礎杭を備え、前記基礎杭の長孔と前記軽量構築物の支柱下部に取り付けた取付板に設けた長孔とにより、前記基板に設けた長孔と前記取付板に設けた長孔との重合範囲において、前記基礎杭と前記支柱との芯ズレ調整を行い、前記基板と前記取付板を締結部材にて固定してなることを特徴とする軽量構築物の基礎構造。
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CN110206051A (zh) * 2019-06-14 2019-09-06 中建集成房屋有限公司 集装箱式建筑的可回收基础结构及其施工方法
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