JP2016023329A - マグネトロンスパッタリング装置、バッキングプレート、ターゲット組立体、及びマグネトロンスパッタリング方法 - Google Patents

マグネトロンスパッタリング装置、バッキングプレート、ターゲット組立体、及びマグネトロンスパッタリング方法 Download PDF

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正晃 河杉
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Seiki Mori
誠樹 森
福島 和宏
Kazuhiro Fukushima
和宏 福島
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Abstract

【課題】電磁誘導加熱により基板を加熱した際、異常放電の発生がなく、均一で、膜質等に優れた薄膜を形成することのできるマグネトロンスパッタリング装置を提供する。【解決手段】本発明のマグネトロンスパッタリング装置は、ターゲット12の表面をスパッタリングして、ターゲット粒子を基板12表面に堆積させて、基板表面上に薄膜を形成する装置であって、ターゲット12の裏面側に配置され、ターゲット12の表面上に磁場を発生させる磁場形成部を備え、磁場形成部は、内側磁石15と、内側磁石15の外周を取り囲む外側磁石16とを有し、ターゲット12と磁場形成部との間であって、少なくとも内側磁石15に対向する位置に、磁性体ヨーク18aが配設されており、磁性体ヨーク18aは、その外周側端部が、外側磁石16側に突出している。【選択図】図3

Description

本発明は、マグネトロンスパッタリング装置、それに使用されるバッキングプレート及びターゲット組立体、並びにマグネトロンスパッタリング方法に関する。
マグネトロンスパッタリング装置は、高密度プラズマをターゲットの表面近傍に閉じ込めることによって、基板へのダメージが少なく、かつ、速い成膜レートで薄膜を形成することができる。
ところで、マグネトロンスパッタリング装置を用いて、基板上に形成した薄膜は、通常、非晶質であるが、膜質を向上させたり、結晶の配向性を向上させたりする目的で、薄膜形成中に、基板を加熱する場合がある(例えば、特許文献1)。
特開2001−106540号公報
基板の加熱は、基板を保持するアノード電極にヒータを取り付けすることによって行われるが、アノード電極は、真空チャンバ内に配置されているため、アノード電極を均一に加熱することが難しい。そのため、アノード電極に保持された基板は、均一な温度に加熱されないため、膜質や結晶の配向にバラツキが生じるという問題がある。特に、マグネトロンスパッタリング装置が、シート状の基板を移動させて連続的に薄膜形成を行うロール・ツー・ロール方式を採用している場合、基板を保持するアノード電極がドラム状になっているため、アノード電極の表面を均一に加熱することは極めて難しい。
そこで、均一な加熱を行う手段として、アノード電極を磁性体で構成して、電磁誘導加熱により加熱する方法が考えられる。アノード電極は、内部に流れる誘導電流によるジュール熱により自己発熱するため、アノード電極を均一に加熱することができる。
しかしながら、本願発明者等が、電磁誘導加熱により基板を加熱しながら、マグネトロンスパッタリング装置で、薄膜を形成する方法を検討していたところ、スパッタリング中に、異常放電が発生するという現象を見出した。異常放電が発生すると、スパッタリングの均一性が低下するため、形成した薄膜の膜厚バラツキを招く。また、異常放電により、ターゲットの損傷を招くおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その主な目的は、電磁誘導加熱により基板を加熱した際、異常放電の発生がなく、均一で、膜質に優れた薄膜を形成することのできるマグネトロンスパッタリング装置を提供することである。
本発明に係るマグネトロンスパッタリング装置は、基板と対向して配置されるターゲットの表面をスパッタリングして、ターゲット粒子を基板表面に堆積させて、基板表面上に薄膜を形成する装置であって、ターゲットの裏面側に配置され、ターゲットの表面上に磁場を発生させる磁場形成部を備えている。磁場形成部は、内側磁石と、内側磁石と逆向きの磁化方向を有し、内側磁石の外周を取り囲む外側磁石とを備え、ターゲットと磁場形成部との間であって、少なくとも内側磁石に対向する位置に、磁性体ヨークが配設されており、磁性体ヨークは、その外周側端部が、外側磁石側に突出している。
本発明に係るバッキングプレートは、上記マグネトロンスパッタリング装置に使用されるプレートであって、ターゲットを載置する面と、バッキングプレートに埋め込まれた板状の磁性体ヨークとを有している。バッキングプレートは、マグネトロンスパッタリング装置内において、ターゲットと磁場形成部との間に配設され、磁性体ヨークは、磁場形成部を構成する内側磁石及び外側磁石のうち、少なくとも内側磁石に対向する位置に配設されており、かつ、磁性体ヨークの外周側端部が、外側磁石側に突出している。
本発明に係るターゲット組立体は、上記マグネトロンスパッタリング装置に使用される組立体であって、ターゲットと、ターゲットを載置するバッキングプレートとを有し、バッキングプレートは、板状の磁性体ヨークが埋め込まれている。ターゲット組立体は、マグネトロンスパッタリング装置内において、磁場形成部上に配設され、磁性体ヨークは、磁場形成部を構成する内側磁石及び外側磁石のうち、少なくともに内側磁石に対向する位置に配設されており、かつ、磁性体ヨークの外周側端部が、外側磁石側に突出している。
本発明に係るマグネトロンスパッタリング方法は、基板と対向して配置されるターゲットの表面をスパッタリングして、ターゲット粒子を基板表面に堆積させて、基板表面上に薄膜を形成する方法であって、ターゲットの裏面側に、ターゲットの表面上に磁場を発生させる磁場形成部を配置し、ターゲットと磁場形成部との間に、板状の磁性体ヨークを配置し、磁場形成部は、内側磁石と、内側磁石と逆向きの磁化方向を有し、内側磁石の外周を取り囲む外側磁石とを備えている。磁性体ヨークは、少なくとも内側磁石に対向する位置に配設されており、かつ、磁性体ヨークの外周側端部が、外側磁石側に突出している。
本発明によれば、電磁誘導加熱により基板を加熱した際、異常放電の発生がなく、均一で、膜質に優れた薄膜を形成することのできるマグネトロンスパッタリング装置を提供することができる。
(a)は、一般的なマグネトロンスパッタリング装置の主要な構成を示した概念図で、(b)は、磁石の配置を示した平面図、(c)は、ターゲットの表面近傍に閉じ込められたプラズマ領域を示した平面図である。 スパッタリング中の異常放電を示した図である。 本発明の一実施形態におけるマグネトロンスパッタリング装置の主要な構成を示した概念図である。 本発明の一実施形態における磁性体ヨークの効果を説明した図で、(a)は、磁性体ヨークがない場合、(b)は、磁性体ヨークがある場合の図である。 (a)〜(c)は、本発明の効果を説明した図である。 本発明の一実施形態における磁性体ヨークの構成を示した図である。 (a)〜(d)は、垂直磁場及び水平磁場の磁束密度のシミュレーション結果を示したグラフである。 垂直磁場及び水平磁場の磁束密度を測定する座標軸を示した図である。 本発明の一実施形態における磁場形成部及び磁性体ヨークの構成例を示した図である。 本発明の他の実施形態における磁性体ヨークの構成を示した図である。 (a)〜(c)は、本発明の他の実施形態における磁性体ヨークの構成を示した図である。 本発明の一実施形態におけるバッキングプレートの構成を示した図である。 本発明の一実施形態におけるターゲット組立体の構成を示した図である。
本発明の実施形態を説明する前に、本発明を想到するに至った経緯をまず説明する。
図1(a)は、一般的なマグネトロンスパッタリング装置の主要な構成を示した概念図である。
図1(a)に示すように、アノード電極11とカソード電極13との間にターゲット14が配置され、ターゲット14の背面に磁石15、16が配置されている。アノード電極11とカソード電極13との間に電圧が印加されると、ターゲット14の表面に発生した漏洩磁束20によって、プラズマ21が閉じ込められ、これにより、ターゲット14がスパッタリングされて、アノード電極11に保持された基板12に薄膜が形成される。
図1(b)は、磁石15、16の配置を示した平面図で、中央に内側磁石15が配置され、内側磁石15と逆向きの磁化方向を有する外側磁石16が、内側磁石15の外周を取り囲んで配置されている。
図1(c)は、ターゲット14の表面近傍に閉じ込められたプラズマ21の領域を示した平面図で、内側磁石15と外側磁石16との間に、高密度のプラズマ21が閉じ込められる。従って、必然的に、ターゲット14のスパッタリングは、このプラズマ領域に集中する。
しかしながら、本願発明者等が、電磁誘導加熱により基板を加熱しながら、マグネトロンスパッタリング装置で、薄膜を形成する方法を検討していたところ、電極間で異常放電が頻繁に発生するのを観察した。そして、図1(c)に示すように、ターゲット14表面に、ターゲット14表面が溶融、飛散した痕跡22が発生しているのを見出した。そして、この痕跡22は、プラズマ21が閉じ込められていない、内側磁石15の直上のターゲット14表面の特異な場所に発生していることが分かった。
本願発明者等が、この原因を検討していたところ、以下のような知見を得た。
図2に示すように、電磁誘導加熱により基板12を加熱する場合、基板12を保持するアノード電極11は磁性体(例えば、鉄等)で構成される。そのため、ターゲット14の背面に配置された磁石15、16によって形成される磁束20のうち、アノード電極11の表面まで伸びる磁束20aが発生する。その結果、内側磁石15の直上において、垂直磁場の磁束密度が増加し、ある磁束密度を超えたときに、異常放電が発生したものと考えられる。その結果、内側磁石15の直上のターゲット14表面の特異な場所で、異常放電により、ターゲット14表面が溶融、飛散したものと考えられる。特に、マグネトロンスパッタリング装置が、ロール・ツー・ロール方式を採用している場合、基板を保持するアノード電極がドラム状になっているため、内側磁石15の直上の垂直磁場の磁束密度がより増加し、異常放電の発生がより顕在化することが分かった。
このような異常放電の発生を防止するには、垂直磁場の磁束密度を減少させるために、アノード電極11と、磁石15、16との距離を長くすればよいが、アノード電極11とターゲット14との距離が長くなってしまうため、成膜レートが低下してしまう。また、磁石15、16の強さを弱くすれば、垂直磁場の磁束密度を減少させることができるが、水平磁場の磁束密度も低下するため、プラズマの閉じ込め効果が低減されてしまう。
本発明者等は、上記の知見に基づき、種々検討を行った結果、水平磁場の磁束密度を維持しながら、垂直磁場の磁束密度を低減することのできる簡単な構成を見出し、本発明を想到するに至った。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。
図3は、本発明の一実施形態におけるマグネトロンスパッタリング装置10の主要な構成を示した概念図である。
図3に示すように、本実施形態におけるマグネトロンスパッタリング装置10は、基板12と対向して配置されるターゲット14の表面をスパッタリングして、ターゲット粒子を基板12表面に堆積させて、基板12表面上に薄膜を形成する装置である。
アノード電極11とカソード電極13との間にターゲット14が配置され、ターゲット14の裏面側に、ターゲット14の表面上に磁場を発生させる磁場形成部15、16が配置されている。なお、アノード電極11及びターゲット14は、真空チャンバ(不図示)内に配置されている。
アノード電極11は磁性体で構成されており、アノード電極11には、電磁誘導加熱ヒータ19が配設されている。電磁誘導加熱ヒータ19のコイルに電流を流すことにより磁場が発生し、アノード電極11に誘導電流を発生させることによって、アノード電極11は電磁誘導加熱される。これにより、アノード電極11に保持された基板12を均一に加熱することができる。
アノード電極11とカソード電極13との間に電圧が印加されると、ターゲット14表面に発生した漏洩磁束によって、プラズマが閉じ込められ、これにより、ターゲット14がスパッタリングされて、アノード電極11に保持された基板12に薄膜が形成される。
磁場形成部15、16は、内側磁石15と、内側磁石15と逆向きの磁化方向を有し、内側磁石15の外周を取り囲む外側磁石16とを備えている。ここで、磁場形成部15、16は、ターゲット14の表面上にプラズマを閉じ込める磁場を発生するものであれば、どのような構成のものであってもよい。
本実施形態におけるマグネトロンスパッタリング装置10では、ターゲット14と磁場形成部15、16との間であって、内側磁石15及び外側磁石16に対向する位置に、磁性体ヨーク18a、18bが配設されている。なお、磁性体ヨーク18a、18bは、ターゲット14を載置するバッキングプレート17に埋め込まれている。
本実施形態において、内側磁石15に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18aは、磁性体ヨーク18aの外周側端部が、外側磁石16側に突出している。また、外側磁石16に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18bは、磁性体ヨーク18bの内周側端部が、内側磁石15側に突出している。
図4(a)、(b)は、本実施形態における磁性体ヨーク18a、18bの効果を説明した図で、図4(a)は、磁性体ヨーク18a、18bがない場合、図4(b)は、磁性体ヨーク18a、18bがある場合を示す。
図4(a)に示すように、磁性体ヨーク18a、18bがない場合、アノード電極11を構成する磁性体の影響を受けて、磁石15、16によって形成される磁束20のうち、アノード電極11の表面まで伸びる磁束20aが発生する。その結果、内側磁石15の直上において、垂直磁場の磁束密度が増加する。
これに対し、図4(b)に示すように、磁性体ヨーク18a、18bがある場合、アノード電極11の表面まで伸びる磁束20aが減少し、磁性体ヨーク18aの外周側端部から磁性ヨーク18bに伸びる水平磁場の磁束密度が増加する。これは、垂直方向に伸びていた磁束の一部が、真空よりも透磁率の小さい磁性体ヨーク18aの内部を通過して、磁性体ヨーク18aの端部から水平方向に伸びる磁束に変えられたためである。
このような効果は、図5(a)に示すように、磁性体ヨーク18aの幅が、内側磁石15の幅よりも大きい場合、すなわち、磁性体ヨーク18aの外周側端部が、外側磁石16側に突出している場合に発揮される。一方、図5(b)、(c)に示すように、磁性体ヨーク18aの外周側端部が、外側磁石16側に突出していない場合には、このような効果は発揮されない。
従って、アノード電極11が磁性体で構成されている場合に、スパッタリング中に異常放電が発生するのを防止するためには、図5(a)に示すように、内側磁石15に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18aの外周側端部を、外側磁石16側に突出させることが好ましい。同様に、外側磁石16に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18bの内周側端部を、内側磁石15側に突出させることが好ましい。
本実施形態において、磁性体ヨーク18aの外側磁石16側に突出している突出部30の長さは、特に限定されず、磁石15、16の強さや、磁石15、16とアノード電極11との距離等に応じて、適宜、決めればよい。典型的には、図6に示すように、内側磁石15に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18aの外側磁石16側に突出している突出部30の長さLは、内側磁石15の幅Wの10%以上であることが好ましい。同様に、外側磁石16に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18bの内側磁石15側に突出している突出部30の長さLは、外側磁石16の幅Wの10%以上であることが好ましい。
なお、磁性体ヨーク18a、18bの突出部30の長さLが大きすぎると、磁石15、16からターゲット14に向かう磁束の多くを、磁性体ヨーク18a、18bで遮蔽してしまうため、ターゲット14表面の磁束密度が低減されてしまう。その結果、プラズマの閉じ込め領域が減少してしまうため、成膜レートが低下する。従って、磁性体ヨーク18a、18bの突出部30の長さLは、内側磁石15と外側磁石16との距離Dに対して、D/3以下にすることが好ましい。
また、磁性体ヨーク18a、18bのアスペクト比についても、図6に示すように、典型的には、磁性体ヨーク18a、18bの幅Xと厚みYとの比(X/Y)が、1以上であることが好ましい。
図7(a)〜(d)は、図4(a)、(b)に示した磁性体ヨーク18a、18bがない場合、及びある場合に対して、それぞれ、垂直磁場、及び水平磁場の磁束密度をシミュレーションした結果を示したグラフである。ここで、垂直磁場の磁束密度は、図8に示すように、内側磁石15の中心に対応するターゲット14の表面を原点として、ターゲット14の表面に対して垂直に伸びるY軸方向に沿って測定し、水平磁場の磁束密度は、内側磁石15の中心に対応するターゲット14の表面を原点として、ターゲット14の表面に沿って水平に伸びるX軸方向に沿って測定した。
図7(a)、(b)は、磁性体ヨーク18a、18bがない場合の垂直磁場、及び水平磁場の磁束密度を測定した結果を示し、図7(c)、(d)は、磁性体ヨーク18a、18bがある場合の垂直磁場、及び水平磁場の磁束密度を測定した結果を示す。
表1は、図7(a)〜(d)に示したグラフから、水平磁場及び垂直磁場における磁束密度の最大値(mT)を求めた結果を示した表である。
Figure 2016023329
表1に示すように、磁性体ヨーク18a、18bがない場合に対して、板状(水平)の磁性体ヨーク18a、18bがある場合に、垂直磁場の磁束密度の大きさは、大幅に減少している一方、水平磁場の磁束密度は、ほとんど減少していないことが分かる。
このように、ターゲット14と磁場形成部15、16との間に、磁性体ヨーク18a、18bを配設することによって、水平磁場の磁束密度を維持しながら、垂直磁場の磁束密度を低減することができる。これにより、アノード電極11が磁性体で構成されている場合に、スパッタリング中に異常放電が発生するのを抑制することができ、その結果、均一で、膜質に優れた薄膜を形成することができる。
図9(a)〜(c)は、本実施形態における磁場形成部及び磁性体ヨークの構成例を示した図で、図9(b)は、図9(a)のB−B線に沿った断面図、図9(c)は、図9(a)のC−C線に沿った断面図である。
図9(a)、(b)に示すように、磁場形成部は、複数の棒状の磁石が一方向に配列された内側磁石15と、内側磁石15の外周を取り囲むように、複数の棒状の磁石が一方向に配置された外側磁石16とで構成されている。ターゲット14と磁場形成部15、16との間には、内側磁石15及び外側磁石16に対向する位置に、それぞれ磁性体ヨーク18a、18bが配設されている。そして、磁性体ヨーク18aの外周側端部は、外側磁石16側に突出しており、磁性体ヨーク18bの外周側端部は、内側磁石15側に突出している。
図10は、本発明の他の実施形態における磁性体ヨーク18a、18bの構成を示した図である。図10に示すように、内側磁石15に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18aは、外側磁石16側に突出している突出部を含む部位において、当該部位の面の法線方向が、ターゲット14の面の法線方向に対して、外側磁石16側に傾いている傾斜部31を有している。
磁力線は、磁性体の表面に垂直な方向に出ていく性質を有しているため、磁性体ヨーク18aの突出部に傾斜部31を持たすことによって、磁性体ヨーク18aの端部から水平方向に伸びる水平磁場の磁束密度をより強くすることができる。これにより、水平磁場の磁束密度を維持しながら、垂直磁場の磁束密度をより低減することができる。
先に示した表1に、磁性体ヨーク18a、18bに傾斜部31を設けて場合の水平磁場及び垂直磁場における磁束密度の最大値(mT)を示している。表1に示すように、図8に示した板状(水平)の磁性体ヨーク18a、18bに比べて、傾斜部31を有する磁性体ヨーク18a、18bの方が、垂直磁場の磁束密度がさらに減少している一方、水平磁場の磁束密度は、ほとんど減少していないことが分かる。
本実施形態においても、磁性体ヨーク18aの外側磁石16側に突出している突出部31の長さは、特に限定されず、磁石15、16の強さや、磁石15、16とアノード電極11との距離等に応じて、適宜、決めればよい。典型的には、図10に示すように、内側磁石15に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18aの外側磁石16側に突出している突出部の長さLは、内側磁石15の幅Wの10%以上であることが好ましい。同様に、外側磁石16に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18bの内側磁石15側に突出している突出部の長さLは、外側磁石16の幅Wの10%以上であることが好ましい。
また、磁性体ヨーク18a、18bのアスペクト比についても、図10に示すように、典型的には、磁性体ヨーク18a、18bの幅Sと厚みTとの比(S/T)が、1以上であることが好ましい。
図11(a)〜(c)は、本発明の他の実施形態における磁性体ヨークの構成を示した図である。
図11(a)に例示した磁性体ヨーク18aは、内側磁石15に対向する位置にのみ配設されている。すなわち、外側磁石16に対向する位置に磁性体ヨークを配設されていなくても、本発明の効果を発揮しうる。
図11(b)に例示した磁性体ヨーク18aは、内側磁石15の中央部に対向する位置に、空隙部を有している。本発明の効果を発揮するには、内側磁石15に対向する全ての領域に、磁性体ヨーク18aを配設する必要はない。同様に、外側磁石16に対向する全ての領域に、磁性体ヨーク18bを配設する必要はない。
図11(c)に例示した磁性体ヨーク18a、18bは、それぞれ外側磁石16側または内側磁石15側に突出している突出部及びその近傍のみに傾斜部31を有している。本発明の効果を発揮するには、図10に示した傾斜部31は、磁性体ヨーク18a、18bの突出部及びその近傍のみに形成されていればよい。
本発明における磁性体ヨーク18a、18bの形状は、本実施形態で例示した形状に限定されず、種々の形状を取りうる。また、磁性体ヨーク18a、18bを構成する材料は、特に限定されず、例えば、鉄、ケイ素鋼等の軟磁性体材料を用いることができる。
また、本発明における磁性体ヨーク18a、18bは、ターゲット14と磁場形成部15、16との間に配設されていれば、どのような形態であってもよい。例えば、図3に示したように、磁性体ヨーク18a、18bをバッキングプレート17に埋め込む代わりに、バッキングプレート17の表面に、磁性体ヨーク18a、18bを貼り付けた形態であってもよい。また、バッキングプレート17がない場合には、ターゲット14の裏面に、磁性体ヨーク18a、18bを直接貼り付けた形態であってもよい。
図12は、本発明の一実施形態におけるバッキングプレートの構成を示した図である。本実施形態におけるバッキングプレートは、マグネトロンスパッタリング装置に使用され、図12に示すように、ターゲット14を載置する面17aと、バッキングプレート17に埋め込まれた板状の磁性体ヨーク18a、18bとを有している。
本実施形態におけるバッキングプレート17は、マグネトロンスパッタリング装置内において、ターゲット14と磁場形成部15、16との間に配設される。内側磁石15に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18aは、磁性体ヨーク18aの外周側端部が、外側磁石16側に突出しており、外側磁石16に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18bは、磁性体ヨーク18bの内周側端部が、内側磁石15側に突出している。なお、外側磁石16に対向する位置に、磁性体ヨーク18bは配設されなくてもよい。
本実施形態におけるバッキングプレート17を、図3に示したようマグネトロンスパッタリング装置内に配置することによって、水平磁場の磁束密度を維持しながら、垂直磁場の磁束密度を低減することができる。これにより、アノード電極11が磁性体で構成されている場合に、スパッタリング中に異常放電が発生するのを防止することができる。
図13は、本発明の一実施形態におけるターゲット組立体の構成を示した図である。本実施形態におけるターゲット組立体は、マグネトロンスパッタリング装置に使用され、図13に示すように、ターゲット14と、ターゲット14を載置するバッキングプレート17とを有し、バッキングプレート17は、板状の磁性体ヨーク18a、18bが埋め込まれている。
本実施形態におけるターゲット組立体は、マグネトロンスパッタリング装置内において、磁場形成部15、16上に配設される。内側磁石15に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18aは、磁性体ヨーク18aの外周側端部が、外側磁石16側に突出しており、外側磁石16に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18bは、磁性体ヨーク18bの内周側端部が、内側磁石15側に突出している。なお、外側磁石16に対向する位置に、磁性体ヨーク18bは配設されなくてもよい。
本実施形態におけるターゲット組立体を、図3に示したようマグネトロンスパッタリング装置内に配置することによって、水平磁場の磁束密度を維持しながら、垂直磁場の磁束密度を低減することができる。これにより、アノード電極11が磁性体で構成されている場合に、スパッタリング中に異常放電が発生するのを防止することができる。
本発明は、基板と対向して配置されるターゲットの表面をスパッタリングして、ターゲット粒子を基板表面に堆積させて、基板表面上に薄膜を形成するマグネトロンスパッタリング方法に適用できる。
本発明のマグネトロンスパッタリング方法においては、図3に示したように、ターゲット14の裏面側に、ターゲット14の表面上に磁場を発生させる磁場形成部15、16が配置され、ターゲット14と磁場形成部との間に、板状の磁性体ヨーク18a、18bが配置される。磁場形成部は、内側磁石15と、内側磁石15と逆向きの磁化方向を有し、内側磁石15の外周を取り囲む外側磁石16とを備えている。磁性体ヨーク18a、18bは、内側磁石15及び外側磁石16に対向する位置に、それぞれ配設されている。内側磁石15に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18aは、磁性体ヨーク18aの外周側端部が、外側磁石16側に突出しており、外側磁石16に対向する位置に配設された磁性体ヨーク18bは、磁性体ヨーク18bの内周側端部が、内側磁石15側に突出している。なお、外側磁石16に対向する位置に、磁性体ヨーク18bは配設されなくてもよい。
アノード電極11とカソード電極13との間に電圧が印加されると、ターゲット14の表面に発生した漏洩磁束20によって、プラズマ21が閉じ込められ、これにより、ターゲット14がスパッタリングされて、アノード電極11に保持された基板12に薄膜が形成される。
本発明のマグネトロンスパッタリング方法においては、水平磁場の磁束密度を維持しながら、垂直磁場の磁束密度を低減することができるため、アノード電極11が磁性体で構成されている場合に、スパッタリング中に異常放電が発生するのを防止することができる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、もちろん、種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態において、アノード電極11が磁性体で構成されている場合を例に説明したが、本発明は、基板12が磁性体の場合にも適用できる。アノード電極11に保持された基板12は、磁場形成部15、16に対峙して配置されるため、アノード電極11が磁性体で構成されている場合と同様に、ターゲット14の背面に配置された磁石15、16によって形成される磁束20のうち、基板12の表面まで伸びる磁束20aが発生する。そのため、基板12が磁性体の場合にも、スパッタリング中に異常放電が発生するおそれがある。従って、基板12が磁性体の場合にも、本発明を適用することによって、スパッタリング中に異常放電が発生するのを防止することができる。
また、本発明は、少なくとも内側磁石15に対向する位置に、磁性体ヨーク18aを配設することによって、不要な垂直磁場の磁束密度を低減し、水平磁場の磁束密度を増加させる磁場調整機能を有する。この磁場調整機能を利用すれば、スパッタリング中に異常放電が発生するのを防止するだけでなく、プラズマを閉じ込める領域を拡大させることができる。なぜなら、磁性体ヨーク18が内側磁石15から飛び出した分、プラズマの閉じ込め領域は減少するが、逆に、水平方向の磁束密度が増加するため、プラズマの閉じ込め効果が高まるからである。従って、本発明は、アノード電極11又は基板12が磁性体で構成されていない場合にも適用できる。
10 マグネトロンスパッタリング装置
11 アノード電極
12 基板
13 カソード電極
14 ターゲット
15 内側磁石(磁場形成部)
16 外側磁石(磁場形成部)
17 バッキングプレート
17a ターゲット載置面
18a、18b 磁性体ヨーク
19 電磁誘導加熱ヒータ
20、20a 磁束
21 プラズマ
22 飛散した痕跡
30 突出部
31 傾斜部

Claims (9)

  1. 基板と対向して配置されるターゲットの表面をスパッタリングして、ターゲット粒子を前記基板表面に堆積させて、該基板表面上に薄膜を形成するマグネトロンスパッタリング装置であって、
    前記ターゲットの裏面側に配置され、前記ターゲットの表面上に磁場を発生させる磁場形成部を備え、
    前記磁場形成部は、内側磁石と、該内側磁石と逆向きの磁化方向を有し、該内側磁石の外周を取り囲む外側磁石とを備え、
    前記ターゲットと前記磁場形成部との間であって、少なくとも前記内側磁石に対向する位置に、磁性体ヨークが配設されており、
    前記磁性体ヨークは、その外周側端部が、前記外側磁石側に突出している、マグネトロンスパッタリング装置。
  2. 前記磁性体ヨークは、前記外側磁石に対向する位置に、さらに配設されており、
    前記外側磁石に対向する位置に配設された前記磁性体ヨークは、該磁性体ヨークの内周側端部が、前記内側磁石側に突出している、請求項1に記載の、マグネトロンスパッタリング装置。
  3. 前記内側磁石に対向する位置に配設された前記磁性体ヨークの前記外側磁石側に突出している突出部の長さは、前記内側磁石の幅の10%以上である、請求項1に記載のマグネトロンスパッタリング装置。
  4. 前記磁性体ヨークは、幅Xと厚みYとの比(X/Y)が、1以上である、請求項1に記載のマグネトロンスパッタリング装置。
  5. 前記内側磁石に対向する位置に配設された前記磁性体ヨークは、少なくとも前記外側磁石側に突出している突出部を含む部位において、該部位の面の法線方向が、前記ターゲットの面の法線方向に対して、前記外側磁石側に傾いている傾斜部を有している、請求項1に記載のマグネトロンスパッタリング装置。
  6. 前記基板を保持する磁性体からなるアノード電極と、
    前記アノード電極を電磁誘導加熱により加熱する加熱手段と
    をさらに備えている、請求項1に記載のマグネトロンスパッタリング装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載のマグネトロンスパッタリング装置に使用されるバッキングプレートであって、
    前記バッキングプレートは、
    ターゲットを載置する面と、
    バッキングプレートに埋め込まれた板状の磁性体ヨークと
    を有し、
    前記バッキングプレートは、マグネトロンスパッタリング装置内において、ターゲットと磁場形成部との間に配設され、
    前記磁性体ヨークは、前記磁場形成部を構成する内側磁石及び外側磁石のうち、少なくとも前記内側磁石に対向する位置に配設されており、かつ、前記磁性体ヨークの外周側端部が、前記外側磁石側に突出している、バッキングプレート。
  8. 請求項1〜6の何れかに記載のマグネトロンスパッタリング装置に使用されるターゲット組立体であって、
    前記ターゲット組立体は、
    ターゲットと、
    前記ターゲットを載置するバッキングプレートと
    を有し、
    前記バッキングプレートは、板状の磁性体ヨークが埋め込まれており、
    前記ターゲット組立体は、マグネトロンスパッタリング装置内において、磁場形成部上に配設され、
    前記磁性体ヨークは、前記磁場形成部を構成する内側磁石及び外側磁石のうち、少なくともに前記内側磁石に対向する位置に配設されており、かつ、該磁性体ヨークの外周側端部が、前記外側磁石側に突出している、ターゲット組立体。
  9. 基板と対向して配置されるターゲットの表面をスパッタリングして、ターゲット粒子を前記基板表面に堆積させて、該基板表面上に薄膜を形成するマグネトロンスパッタリング方法であって、
    前記ターゲットの裏面側に、前記ターゲットの表面上に磁場を発生させる磁場形成部を配置し、
    前記ターゲットと前記磁場形成部との間に、板状の磁性体ヨークを配置し、
    前記磁場形成部は、内側磁石と、該内側磁石と逆向きの磁化方向を有し、該内側磁石の外周を取り囲む外側磁石とを備え、
    前記磁性体ヨークは、少なくとも前記内側磁石に対向する位置に配設されており、かつ、該磁性体ヨークの外周側端部が、前記外側磁石側に突出している、マグネトロンスパッタリング方法。
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