JP2016023184A - 変形爪矯正用処理剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】変形爪を矯正修復する際に用いられる、変形爪矯正用処理剤の提供。【解決手段】変形爪矯正具を用いて変形爪を矯正治療する際に使用される、軟膏またはゲル状または液状であって、少なくとも該変形爪部の爪甲面へ塗布し、爪を軟化できる、爪の軟化能を有する酸性角質軟化剤群から選択された少なくとも一種の該角質軟化剤を含有して成してある。
Description
本願発明は、変形爪を修復する際に用いられる変形爪矯正用処理剤に関する。
変形爪とは、主に湾曲状に変形する巻き爪や、爪縁部が爪溝軟部組織へ嵌入し刺傷する陥入爪等をいう。
従来の変形爪を修復する方法では、外科的な根治療法と矯正具を用いた保存療法とがある。
近年主流となっている治療法は、該矯正具を用いた保存療法であるが、この保存療法に用いられる矯正具の多くは、矯正具素材の弾性能(形状記憶合金、プラスチック、鋼等)を利用し板状や線状や細工ばね状に成形されたものが主流である。
従来の変形爪を修復する方法では、外科的な根治療法と矯正具を用いた保存療法とがある。
近年主流となっている治療法は、該矯正具を用いた保存療法であるが、この保存療法に用いられる矯正具の多くは、矯正具素材の弾性能(形状記憶合金、プラスチック、鋼等)を利用し板状や線状や細工ばね状に成形されたものが主流である。
例えば、バネ両端にそれぞれ爪の側縁部への引っかけ部を備えると共に、この引っかけ部間に亘るバネ主体部を、これを構成する線材にループ状部をこのバネ主体部の長さ方向において複数箇所に形成させ、かつ、各ループ状部をそれぞれ、仮想の一つの平面に対し、そのループの巻回中心軸を交叉させるように形成させて、構成させてなることを特徴とされる、弾性作用で爪の変形を直す矯正具が提案されている。(特許文献1)
本願出願人が、先に発明した、断面略U字状に形成された矯正具は、人の爪に発生した巻き爪の爪先正面平坦部へ装着した後、被巻き爪の爪縁部まで横摺動させて、巻き爪の矯正を行うものにおいて、上側脚部と、結合部と、下側脚部によって形成される横断断面略U字状に形成された矯正具の二股状に表れている、上側脚部先端には平滑面部を具備し、下側脚部先端には湾曲状に形成された横摺動用緩衝曲面を両端に形成する平滑面部を具備し、該上側脚部先端部および該下側脚部先端部が夫々有する平滑面が対向し形成する平滑隙および該上側脚部および該下側脚部とを連結する該結合部に爪先平坦部と平行に形成された溝状の緩衝形状を具備した、横摺動挿入による矯正法を特徴とする、巻き爪矯正具が提案されている。(特許文献2)
しかしながら、前記文献1に挙げた弾性応力を用いた巻き爪矯正具の矯正方法では、変形爪を発症している爪の様態は、老化や爪甲表面の割裂によって起こる過乾燥によって、脆性化が進行していたり、厚硬爪化していたりと、正常な爪より硬化していることが多く、このため矯正具の弾性変形で治療する際、弾性力が強いと爪が割れたり、弱いと矯正力が働かないなど、患者の爪質によって弾性力の調整が微妙であったりする。また、現在の矯正具での治療期間が数ヶ月を有することから、該矯正治療中は長期間にわたり矯正具を装着していなくてはならず、患者にとっては、爪への負担においても苦痛であり、精神的にも生活環境においても、長期の間、不快を伴うという問題がある。
また、本出願人が先に発明した前記文献2に挙げた巻き爪矯正具においては、その矯正方法が前記文献2[0016]に「43℃〜45℃の温水に10分〜20分ほど被巻き爪を浸し水素結合を切断する。ここでは被巻き爪が指先で充分しなるくらい柔らかくなるまで塑性化する。」と記載されている。だが、お湯を沸かす設備をはじめ、湯温を43℃〜45℃に保温できる器具や、被巻き爪を浸すことができる例えば足湯器等や、使用した廃水の処理施設や、温水および廃水の運搬、使用の度に機器および設備等の清掃に係る作業など、これら設備の導入や設置場所の確保および維持管理等に掛かるコストの負担等が、施術者への矯正治療の普及を困難にさせている、という問題がある。
本発明の目的は、簡単な方法で、しかも短時間で巻き爪等の変形爪を矯正することができる、爪矯正治療に用いられる変形爪矯正用処理剤を提供することである。
以上の課題を解決するための、第一発明は、変形爪矯正具を用いて変形爪を矯正治療する際に使用される、軟膏またはゲル状または液状であって、少なくとも該変形爪部の爪甲面に塗布し、爪を軟化できる、爪の軟化能を有する酸性角質軟化剤群から選択された少なくとも一種の該角質軟化剤を含有してある、ことを特徴とする。
従来から皮膚疾患の治療や毛髪の洗浄や発毛促進等に使用されていた角質溶解技術に着目し、誠意研究の結果、角質溶解剤の酸性あるいはアルカリ性の至適pH値域での働きにより爪が軟化できることを知見した。この発明技術により、変形爪を軟化させた態様で、矯正治療を行うものである。
なお、酸性角質軟化剤とは、角質層を柔軟にすることの可能な酸性域の至適pH値に調整さている角質軟化剤を意味する。
また、成分の配合量は適宜調整し得るが、本発明における有機酸の濃度としては、好ましくは0.001〜50質量%であり、より好ましくは0.005〜20質量%である。この範囲より配合量が多すぎると、それ以上の効果は発揮されず、安定性に悪影響を与える場合がある。ただし、配合量よりも至適pH値の調整が優先される。
また、もう一つの発明の変形爪矯正用処理剤は、アルカリ性角質軟化剤群から選択された少なくとも一種の該角質軟化剤を含有してあることを特徴とする、変形爪矯正用処理剤である。
なお、アルカリ性角質軟化剤とは、角質層を柔軟にすることの可能なアルカリ性域の至適pH値に調整されている角質軟化剤を意味する。
また、成分の配合量は適宜調整し得るが、本発明における塩基、例えば、アンモニアや有機アミンや水酸化物や、夫々の塩類を含む、前述夫々の濃度としては0.01〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜3質量%である。この範囲より配合量が多すぎると、それ以上の効果は発揮されず、安定性に悪影響を与える場合がある。ただし、配合量よりも至適pH値の調整が優先される。
前述課題は、該角質軟化剤の構成による本発明の変形爪矯正処理剤によって達成される。
本発明を以下の実施例および組成物を用いて例解するが、本発明はこれらに限定されるわけではない。
本発明による変形爪矯正用処理剤としては、変形爪を柔軟にすることの可能な角質軟化剤を含有する。
上記角質軟化剤として例えば、酸性角質軟化剤とは、角質層を柔軟にすることの可能な酸性域の至適pH値に調整さていることを意味するが、該酸性角質軟化剤としては、ヒドロキシ酸およびサリチル酸やマレイン酸、オレイン酸、カルボン酸、尿素、レゾルシン、硫黄、硫酸ナトリウム、ラウリン酸ジエタノールアミド、ラウリン硫酸トリエタノールアミン等が挙げられる。
上記角質軟化剤として例えば、酸性角質軟化剤とは、角質層を柔軟にすることの可能な酸性域の至適pH値に調整さていることを意味するが、該酸性角質軟化剤としては、ヒドロキシ酸およびサリチル酸やマレイン酸、オレイン酸、カルボン酸、尿素、レゾルシン、硫黄、硫酸ナトリウム、ラウリン酸ジエタノールアミド、ラウリン硫酸トリエタノールアミン等が挙げられる。
特に、ヒドロキシ酸類としては、アルファヒドロキ酸類であるグリコール酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、マンデル酸のほかAHAフルーツ酸が含まれてあってもよい。
使用可能な酸性角質軟化剤の酸性域は、例えば至適pH値がpH=3〜6の範囲で、特に使用可能である。より好ましくはpH=3.5〜4.5の範囲である。
なお、酸性域のpH調整剤においては、炭酸ナトリウムや水酸化ナトリウムが好ましいが、これらに限定されることなく適宜にアルカリ性域の剤から調整用に一つ以上選択され用いられてよい。
前記変形処理剤が、アルカリ性である角質軟化剤群から選択された少なくとも一種の該角質軟化剤を含有してあることを特徴とする、もう一つの変形爪矯正用処理剤である。
なお、アルカリ性角質軟化剤とは、角質層を柔軟にすることの可能なアルカリ性域の至適pH値に調整されているのが好ましい。例えば、重炭酸ナトリウムやセスキ炭酸ソーダや塩化第二鉄液や炭酸水素ナトリウムやカンフルやプロテイン銀やフェノールやヨウ化物やヨードインキやカリ石ケン等が挙げられる。
使用可能なアルカリ性角質軟化剤のアルカリ性域は、例えば至適pH値がpH=8〜12.5の範囲で使用可能である。より好ましくはpH=11〜12の範囲である。
なお、アルカリ性域のpH調整剤においては、クエン酸や塩酸や乳酸やリン酸等が好ましいが、これらに限定されることなく適宜に酸性域の剤から調整用に一つ以上選択され用いられてよい。
また、変形爪矯正用処理剤の基剤として、例えば、油性成分から成る炭化水素類や脂肪酸エステル類やロウ類や高級脂肪酸や高級アルコールなどがあるが、特に白色ワセリンや流動パラフィン等が好ましい。また、水性成分から成る多価アルコールや低級アルコールなどがあるが、特に多価アルコールの中でも好ましくは、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリグリセリンであるが、角質軟化剤に影響を及ぼさないものであるならばどのような基剤を用いてもよく、特に限定されることはない。
本発明による変形爪矯正用処理剤は油脂性軟膏剤や水性軟膏剤やこれらの混合物であってもよいが、該混合物は乳化剤を加えて形成される乳液状でもよい。特には軟膏のものであることが好ましい。ただし、軟膏剤および乳化剤としては、人体に悪影響がなく、また、角質軟化剤に影響を及ぼさないものであるならばどのような軟膏剤および乳化剤を用いてもよい。
本発明の変形爪矯正用処理剤への添加物としての抗菌活性物質は、例えばイオウの他、オクトピロックスまたはサリチル酸と亜鉛化合物や、マツヤニとイオウなど、これらの組み合わせ、並びにこれらの混合物を用いてもよい。
本発明の変形爪矯正用処理剤への添加物としての保湿剤として有用な炭化水素類(例えば、白色ワセリン等)の他、多価アルコール類(例えば、グリセリン等)およびムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸ナトリウム等)など、これらの一つまたは一つ以上選択され混合物として用いられてもよい。
本発明の変形爪矯正用処理剤への添加物としての水においては、常水の他、蒸留水、精製水、硬水、軟水、天然水、海洋深層水、電解アルカリイオン水、電解酸性イオン水、イオン水、クラスター水から一つ以上選択されて用いられてもよい。
本変形爪矯正用処理剤には、前記記載の添加物を含む、それ以外の有用な薬効成分において、本発明の効果を損なわない範囲であれば、既知の薬効成分を必要に応じて適宜配合することができる。既知の薬効成分としては、前記記載の添加物を含む、例えば、溶媒又は希釈媒等や、乳化剤や、抗菌剤や、保湿剤や、抗炎症剤を、人体に悪影響がなく、また、角質軟化剤に影響を及ぼさないものであるなら、爪質から鑑みられた適宜な組み合わせおよび混合率で添加することができる。なお、爪郭周囲の炎症や刺傷等の症状の有無を含めた皮膚環境によりpH値および基剤や酸性調整剤や添加物の選択は適宜に行われてよい。
以下、本発明につき実施例を用いてより詳細に変形爪矯正用処理剤を用いての巻き爪の矯正方法について説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
(酸性角質軟化剤)
まず、第一に、軟膏基剤としての白色ワセリンを加温して融解させた後、グリセリンと酸性角質軟化剤であるグリコール酸とpH調整剤である水酸化ナトリウムとを加えて、軟膏状のpH3.5の変形爪矯正用処理剤を得た。
まず、第一に、軟膏基剤としての白色ワセリンを加温して融解させた後、グリセリンと酸性角質軟化剤であるグリコール酸とpH調整剤である水酸化ナトリウムとを加えて、軟膏状のpH3.5の変形爪矯正用処理剤を得た。
(爪への上記変形爪矯正用処理剤の塗布)
爪縁部を含む爪甲の面全体に上記変形爪矯正用処理剤を厚さ1mm程度になるように塗布し、そのまま放置する。
爪縁部を含む爪甲の面全体に上記変形爪矯正用処理剤を厚さ1mm程度になるように塗布し、そのまま放置する。
(爪の軟化を確認)
上記変形爪矯正用処理剤の爪甲面への塗布後、20分程度経過した後、特に巻き爪部が充分に軟化していることを確認する。爪の軟化状況から鑑みて塗布時間の延長および短縮を施術者が調整してよい。
上記変形爪矯正用処理剤の爪甲面への塗布後、20分程度経過した後、特に巻き爪部が充分に軟化していることを確認する。爪の軟化状況から鑑みて塗布時間の延長および短縮を施術者が調整してよい。
(爪の矯正操作)
軟化した巻き爪へ矯正具を装着するのだが、該矯正具として特に好ましくは、爪の矯正形状を固定可能な本出願人が先に提案した特許4330012号に記載された爪の矯正具である。該矯正具を用いて、軟化した巻き爪部を略平状に固定する。爪縁部に発症した巻き爪部へ略20分経過するまで装着して、変形爪縁部を略平状へ矯正させた。なお爪質等から鑑みて矯正時間は前述に限る必要はなく、必要にて充分な時間をかけて修復を行う。
軟化した巻き爪へ矯正具を装着するのだが、該矯正具として特に好ましくは、爪の矯正形状を固定可能な本出願人が先に提案した特許4330012号に記載された爪の矯正具である。該矯正具を用いて、軟化した巻き爪部を略平状に固定する。爪縁部に発症した巻き爪部へ略20分経過するまで装着して、変形爪縁部を略平状へ矯正させた。なお爪質等から鑑みて矯正時間は前述に限る必要はなく、必要にて充分な時間をかけて修復を行う。
(矯正具の脱着と処理剤の除去)
最後に、爪から矯正具を脱着した後、適量のカリ石鹸溶液を含ませた脱脂綿で爪甲面に残存する該変形爪矯正用処理剤の中和と除去を行い、その後、精製水を含ませた脱脂綿で爪甲を洗浄して、爪の矯正を完了した。
最後に、爪から矯正具を脱着した後、適量のカリ石鹸溶液を含ませた脱脂綿で爪甲面に残存する該変形爪矯正用処理剤の中和と除去を行い、その後、精製水を含ませた脱脂綿で爪甲を洗浄して、爪の矯正を完了した。
(アルカリ性角質軟化剤)
まず、第一に、軟膏基剤としての白色ワセリンを加温して融解させた後、アルカリ性角質軟化剤である水酸化カリウムと水と乳化剤であるラノリンを加えて、軟膏状のpH12の変形爪矯正用処理剤を得た。
まず、第一に、軟膏基剤としての白色ワセリンを加温して融解させた後、アルカリ性角質軟化剤である水酸化カリウムと水と乳化剤であるラノリンを加えて、軟膏状のpH12の変形爪矯正用処理剤を得た。
(爪への上記変形爪矯正用処理剤の塗布)
爪縁部を含む爪甲の面全体に上記変形爪矯正用処理剤を厚さ1mm程度になるように塗布し、そのまま放置する。
爪縁部を含む爪甲の面全体に上記変形爪矯正用処理剤を厚さ1mm程度になるように塗布し、そのまま放置する。
(爪の軟化を確認)
上記変形爪矯正用処理剤の爪甲面への塗布後、30分程度経過した後、特に巻き爪が充分に軟化していることを確認する。爪の軟化状況から鑑みて塗布時間の延長および短縮を施術者が調整してよい。
上記変形爪矯正用処理剤の爪甲面への塗布後、30分程度経過した後、特に巻き爪が充分に軟化していることを確認する。爪の軟化状況から鑑みて塗布時間の延長および短縮を施術者が調整してよい。
(爪の矯正操作)
軟化した巻き爪へ矯正具を装着するのだが、該矯正具として特に好ましくは、本出願人が先に提案した特許4330012号に記載された爪の矯正具である。
軟化した巻き爪部へ該爪の矯正具を用いて、略平状に固定する。爪縁部に発症した巻き爪部へ略20分経過するまで装着して、変形爪縁部を略平状へ矯正させた。なお爪質等から爪の矯正時間は前述に限る必要はなく、必要にて充分な時間をかけて修復を行う。
軟化した巻き爪へ矯正具を装着するのだが、該矯正具として特に好ましくは、本出願人が先に提案した特許4330012号に記載された爪の矯正具である。
軟化した巻き爪部へ該爪の矯正具を用いて、略平状に固定する。爪縁部に発症した巻き爪部へ略20分経過するまで装着して、変形爪縁部を略平状へ矯正させた。なお爪質等から爪の矯正時間は前述に限る必要はなく、必要にて充分な時間をかけて修復を行う。
(矯正具の脱着と処理剤の除去)
最後に、爪から矯正具を脱着した後、適量のクエン酸を含ませた脱脂綿で爪甲面に残存する該変形爪矯正用処理剤中和と除去を行い、その後、精製水を含ませた脱脂綿で爪甲を洗浄して、爪の矯正を完了した。
最後に、爪から矯正具を脱着した後、適量のクエン酸を含ませた脱脂綿で爪甲面に残存する該変形爪矯正用処理剤中和と除去を行い、その後、精製水を含ませた脱脂綿で爪甲を洗浄して、爪の矯正を完了した。
以上のように本発明の変形爪矯正用処理剤は、変形爪矯正具を用いて変形爪を矯正治療する際に使用される、軟膏またはゲル状または液状であって、少なくとも該変形爪部の爪甲面に塗布し、爪を軟化できる、爪の軟化能を有する酸性角質軟化剤群から選択された少なくとも一種の該角質軟化剤を含有している。
これによって、巻き爪矯正治療の施術に必要な専用の設備負担や器具等の維持管理費のコスト負担も軽減され、また、矯正治療の期間も短期間で行えるため、患者の体への負担をはじめ精神的ストレスや治療費等の削減等、明らかに改善できる効果が得られる。
これによって、巻き爪矯正治療の施術に必要な専用の設備負担や器具等の維持管理費のコスト負担も軽減され、また、矯正治療の期間も短期間で行えるため、患者の体への負担をはじめ精神的ストレスや治療費等の削減等、明らかに改善できる効果が得られる。
本発明は、医療関係および美容関系の産業界において利用できる。
Claims (2)
- 変形爪矯正具を用いて変形爪を矯正治療する際に使用される、軟膏またはゲル状または液状であって、少なくとも該変形爪部の爪甲面に塗布し、爪を軟化できる、爪の軟化能を有する酸性角質軟化剤群から選択された少なくとも一種の該角質軟化剤を含有してあることを特徴とする、変形爪矯正用処理剤。
- 前記角質軟化剤が、アルカリ性である角質軟化剤群から選択された少なくとも一種の該角質軟化剤を含有してあることを特徴とする、請求項1の変形爪矯正用処理剤。
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