JP2009022676A - 爪に所望の曲面を与える方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 約30〜約1時間程度の短時間で、且つ非常に単純な操作で、つけ爪などの人工の爪を使用せずに、自爪に所望の曲面を確実に与えることができる技術を提供する。
【解決手段】(1)所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部を有する型を提供し、(2)爪の表面に、爪軟化剤を塗布することにより爪を軟化させ、(3)該型を、爪が該凹部に納まるように爪に装着し、(4)該型の凹部を、爪の表面に押し付けることにより爪に所望の曲面を与え、(5)型を爪から取りはずし、そして(6)爪を水で洗浄し、爪硬化剤に暴露することにより爪を硬化させる、ことを含む方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、爪に所望の曲面を与える方法に関する。更に詳細には、本発明は、爪に所望の曲面を与える方法であって、(1)所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部を有する型を提供し、(2)爪の表面に、爪軟化剤を塗布することにより爪を軟化させ、(3)該型を、該凹部で爪表面を覆うように爪に装着し、(4)該型の凹部を、爪の表面に押し付けることにより爪に所望の曲面を与え、(5)型を爪から取りはずし、そして(6)爪を水で洗浄し、爪硬化剤に暴露することにより爪を硬化させる、ことを含む方法に関する。本発明の方法によれば、約30〜約1時間程度の短時間で、且つ非常に単純な操作で、つけ爪などの人工の爪を使用せずに、自爪に所望の曲面を確実に与えることができる。また、本発明は、型を爪に装着した状態で、爪軟化剤を爪に塗布するための貫通孔を有する型を使用して、爪に所望の曲面を与える方法にも関する。更に、本発明は、上記の方法で用いる型、並びに装置にも関する。
多くの女性は、表面が美しく湾曲した爪を有したいという願望を持っている。しかし、自爪を加工することは極めて困難であるので、所望の曲面を有する樹脂製の人工爪(所謂「つけ爪」)を爪に接着するという方法が一般的に用いられている。つけ爪の製造方法や装着方法に関しては、これまでに非常に多くの提案がなされている(例えば、特許文献1〜7参照)。
つけ爪の作成及び装着する方法に関しては、爪の形状やサイズは、個人差が大きく、どの指の爪かによっても大きく異なるため、ネイルサロンなどで、高度な技術を有する職人が、比較的長時間かけて最適なつけ爪を作成して装着するというのが最も一般的な方法である。しかし、つけ爪を使用する方法には様々な問題点があった。まず、上記のように高度な技術を要するため、仕上がりは、個々の職人の技能によりところが大きく、また比較的高額な費用が必要になる。更に、つけ爪をつけた後の管理は、つけ爪を装着された本人が行わなければならない。つけ爪は自爪全体を覆うようにつけるが、自前の爪が伸びるため、根元にすき間が発生し、爪の両側部も浮きやすくなるため(特に平坦な爪の場合には、爪の中央部が浮いてしまうこともある)、それを補修し、埋めるという修復作業が必要になる。通常は、二週間に一度はネイルサロンに通い、修復してもらう必要がある。これを怠ると、爪にカビ(真菌感染)が発生する場合があり、問題になっている。
また、つけ爪の装着と脱着を繰り返すと爪の健康を損ねるリスクが高くなる。具体的には、つけ爪は、日常生活で取れることがないように装着されているため、衝撃などで取れてしまった場合は、自爪を傷つけ、爪自体が薄くなることもある。ネイルサロンでつけ爪を脱着する場合も、溶剤で除去したり削って取り除くため、自爪にダメージを与える結果になる。
米国特許第4,361,160号公報
米国特許第5,450,864号公報
米国特許第6,190,593号公報
WO00/076366号公報
日本国特許公表2001−505105号公報
日本国特許公表2006−511314号公報
日本国特許公開2002−325624号公報
従って、短時間で簡単に且つ確実に爪に所望の曲面を与えることができる技術の開発が望まれていた。
このような状況下、本発明者が上記課題を解決するために鋭意研究を行なった結果、本発明者は、(1)所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部を有する型を提供し、(2)爪の表面に、爪軟化剤を塗布することにより爪を軟化させ、(3)型を、爪が該凹部に納まるように爪に装着し、(4)型の凹部を、爪の表面に押し付けることにより爪に所望の曲面を与え、(5)型を爪から取りはずし、そして(6)爪を水で洗浄し、爪硬化剤に暴露することにより爪を硬化させる、ことを含む方法によって、約30〜約1時間程度の短時間で且つ非常に単純な操作で、つけ爪などの人工の爪を使用せずに、自爪に所望の曲面を確実に与えることができることを見出した。この知見に基づき、本発明を完成した。
本発明の上記及びその他の諸目的、諸特徴並びに諸利益は、添付の図面を参照しながら述べる以下の詳細な説明及び請求の範囲の記載から明らかになる。
本発明の方法を用いると、約30〜約1時間程度の短時間で且つ非常に単純な操作で、つけ爪などの人工の爪を使用せずに、自爪に所望の曲面を確実に与えることができる。
本発明によれば、爪に所望の曲面を与える方法であって、
(1)所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部を有する型を提供し、
(2)爪の表面に、爪軟化剤を塗布することにより爪を軟化させ、
(3)該型を、爪が該凹部に納まるように爪に装着し、
(4)該型の凹部を、爪の表面に押し付けることにより爪に所望の曲面を与え、
(5)型を爪から取りはずし、そして
(6)爪を水で洗浄し、爪硬化剤に暴露することにより爪を硬化させる、
ことを含む方法が提供される。
次に、本発明の理解を容易にするために、本発明の基本的特徴及び好ましい諸態様を列挙する。
1.爪に所望の曲面を与える方法であって、
(1)所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部を有する型を提供し、
(2)爪の表面に、爪軟化剤を塗布することにより爪を軟化させ、
(3)該型を、爪が該凹部に納まるように爪に装着し、
(4)該型の凹部を、爪の表面に押し付けることにより爪に所望の曲面を与え、
(5)型を爪から取りはずし、そして
(6)爪を水で洗浄し、爪硬化剤に暴露することにより爪を硬化させる、
ことを含む方法。
2.該爪軟化剤が、ケラチンの側鎖結合を切断する、少なくとも1種のタンパク質溶解剤を含むことを特徴とする前項1に記載の方法。
3.該少なくとも1種のタンパク質溶解剤が、還元剤、塩基性化合物及び極性化合物よりなる群から選ばれることを特徴とする前項2に記載の方法。
4.該還元剤が、チオグリコール酸及びその塩、システイン及びその塩、アセチルシステイン、システアミン、並びにチオ乳酸及びその塩よりなる群から選ばれ;該塩基性化合物が、アンモニア、アミノアルコール、塩基性アミノ酸、モルホリン、炭酸塩、リン酸塩及びアルカリ金属水酸化物よりなる群から選ばれ;そして該極性化合物が、水及び尿素から選ばれることを特徴とする前項3に記載の方法。
5.該爪硬化剤が、ケラチンの側鎖同士を結合する、少なくとも1種のタンパク質固化剤であることを特徴とする前項1に記載の方法。
6.該少なくとも1種のタンパク質固化剤が、酸化剤であることを特徴とする前項5に記載の方法。
7.該酸化剤が、酸素、臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム及び過酸化水素よりなる群から選ばれることを特徴とする前項6に記載の方法。
8.該工程(2)の前に、指の爪の周辺部をマスキングすることを特徴とする前項1〜7のいずれかに記載の方法。
9.爪に所望の曲面を与える方法であって、
(i) 所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部及び該凹部に開口を有する少なくとも1つの貫通孔を有する型を提供し、
(ii)該型を、爪が該凹部に納まるように爪に装着し、
(iii)爪軟化剤を、該少なくとも1つの貫通孔を介して、爪の表面に塗布して、爪を軟化させ、
(iv)該型の凹部を、爪の表面に押し付けることにより、爪に所望の曲面を与え、
(v) 該型を、爪から取りはずし、そして
(vi)爪を水で洗浄し、爪硬化剤に暴露することにより、爪を硬化させる、
ことを含む方法。
10.所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部を有することを特徴とする爪に所望の曲面を与えるための型。
11.該凹部に開口を有する、少なくとも1つの貫通孔を有することを特徴とする前項10に記載の型。
12.液溜め部及び少なくとも1つの貫通孔を有し、該貫通孔が一方の開口を液溜め部に有し、もう一方の開口を該凹部に有することを特徴とする前項10に記載の型。
13.爪に所望の曲面を与えるための装置であって、
前項10〜12のいずれかに記載の型、及び
該凹部に納まるように該型が装着された爪の表面に、該型の凹部を押し付けるための型押し付け手段
を有することを特徴とする装置。
14.該型押し付け手段が、
該型に取り付けられた型引張り手段であって、爪が型の凹部で押し付けられた状態で、該爪を有する指の根元の方向に該型を引張る型引張手段、及び
該型に取り付けられたフックであって、該指の先端部を保持するためのフック、
を含むことを特徴とする前項13に記載の装置。
15.該引張手段が、少なくとも1つの紐又は棒であり、該紐又は棒の一端が該型に取り付けられており、もう一端が自由端であることを特徴とする前項14に記載の装置。
16.該型引張手段の自由端を、該爪を有する指の長手方向の中間部に固定するための固定手段をさらに含むことを特徴とする前項14又は15に記載の装置。
17.該型押し付け手段が、少なくとも1つの半環状の紐又は帯であって、該半環状の紐又は帯は、該凹部に納まるように該型が装着された爪の幅方向に沿って該凹部を張力下に橋渡しする形で該型に取り付けられている、ことを特徴とする前項13〜16のいずれかに記載の装置。
以下、本発明について添付の図面に参照して詳細に説明する。
本発明の方法で、曲面を与える爪の種類には特に制限はなく、手の第一指〜第五指、並びに足の拇趾、第二趾、第三趾、第四趾及び小趾のいずれの指の爪であっても構わない。また、本発明の方法を実施する対象の年齢や性別にも特に制限はなく、いずれの場合にも良好な結果が得られる。更に、対象は、人間以外の種々の動物であってもよい。
本発明の方法の工程(1)においては、所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部を有する型を使用する。そのような型は公知の方法で製造することができる。例えば、従来、つけ爪を作成する際に用いられていたネガ型を使用することができる。そのようなネガ型の製造方法については、例えば、米国特許第4,361,160号公報及び米国特許第6,190,593号公報等に記載されている。
型の材料としては、様々な樹脂(例えば、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂;アクリル樹脂及びエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂;並びにシリコーンゴム、ブチルゴム、ブタジエンンゴム、ウレタンゴム等のエラストマー)、金属(例えば、鉄、アルミニウム、ステンレス等)、セラミック、木材などを使用することができる。上記の型は指に装着するため、なるべく軽量であり且つ適度な剛性と、ある程度の弾力性とを有することが望ましい。その観点から、上記の型は樹脂製であることが好ましい。
本発明の方法の工程(2)においては、爪の表面に爪軟化剤を塗布することにより爪を軟化させる。爪軟化剤としては、爪を構成する主要なタンパク質であるケラチンの側鎖結合を切断する、少なくとも1種のタンパク質溶解剤を使用することができる。ケラチンの側鎖結合としては、システイン結合(ジスルフィド結合)、塩結合(イオン結合)及び水素結合がある。これらの側鎖結合の内、爪の硬度を保つのに特に重要なのは、システイン結合(ジスルフィド結合)である。従って、本発明の方法で用いる爪軟化剤においても、このシステイン結合を切断することができる化合物を用いることが特に好ましい。システイン結合は、これに対する還元剤を作用させることにより切断することができる。還元剤の例としては、チオグリコール酸及びその塩、システイン及びその塩、アセチルシステイン、システアミン、並びにチオ乳酸及びその塩が挙げられる。上記のチオグリコール酸の塩、システインの塩、及びチオ乳酸の塩については、アルカリ金属塩及びアンモニウム塩などを用いることができる。これらの還元剤は単独で用いても良いし、2種以上組み合わせて用いても良い。
ケラチンの塩結合に関しては、塩基性化合物を作用させることにより切断することができる。塩基性化合物の例としては、アンモニア、アミノアルコール(モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール等)、塩基性アミノ酸(L-アルギニン等)、モルホリン、炭酸塩(炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等)、リン酸塩(リン酸水素アンモニウム、リン酸水素菜トリム等)及びアルカリ金属水酸化物(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)が挙げられる。これらの塩基性化合物は、単独で用いても良いし、2種以上組み合わせて用いても良い。
ケラチンの水素結合に関しては、極性化合物を作用させることにより切断することができる。極性化合物の例としては、水及び尿素が挙げられる。これらの極性化合物は、単独で用いても良いし、2種以上組み合わせて用いても良い。
上記爪軟化剤としては、一般にパーマ剤の1剤として使用されているものが使用できる。例えば、日本国特開平6−157254号公報、日本国特開平7−252117号公報、日本国特開平8−133933号公報、日本国特開平8−40849号公報、日本国特開平9−71518号公報、日本国特開平10−231235号公報、日本国特許公開2003−212736号公報、日本国特許公開2003−335641号公報、日本国特許公開2006−176436号公報及び2007−145732号公報などに記載されているパーマ剤の1剤を、爪軟化剤として使用することができる。
上記の爪軟化剤の組成に関しては、爪軟化効果が得られれば特に制限はないが、好ましい組成は以下の通りである。上記還元剤の量は、爪軟化剤の重量に対して、1〜50重量%であることが好ましく、2〜40重量%であることより好ましく、3〜30重量%であることが特に好ましい。また、還元剤は、皮膚に対する刺激性を有するが、本発明の方法は、還元剤が爪以外皮膚に接触しないように実施することが可能であるので、爪を軟化するという目的に最適な量を選択すれば良い。しかし、皮膚への接触を考慮して、皮膚に対して刺激を与えないようにするためには、還元剤の量を11重量%以下にすることが好ましく、7重量%以下にすることが特に好ましい。上記の塩基性化合物に関しては、0〜20重量%であることが好ましく、0.1〜10重量%であることがより好ましく、1〜5重量%であることが特に好ましい。上記の極性化合物の内、水を溶媒として使用することが特に好ましい。また、極性化合物としての尿素の量は、0〜20重量%であることが好ましく、0.1〜10重量%であることがより好ましく、1〜5重量%であることが特に好ましい。
また、爪軟化剤の具体例としては、通常、パーマネントウエーブ用の薬液(所謂「パーマ液」)として市販されているものの第1剤を使用することができる。市販のパーマ液の1剤の例としては、日本国株式会社ダリヤ製ベネゼルメンズストレートパーマの1剤(チオグリコール酸塩を含有する白色クリーム)を挙げることができる。
また、爪軟化剤は、上記した成分以外に、パーマネントウエーブ用の薬液の第1剤に使用されている各種の添加剤を含んでいてもよい。そのような添加剤の例としては、油脂、界面活性剤、安定剤、ビタミン、pH調整剤等が挙げられる。これらの量は、その目的に応じて適宜選択すれば良いが、通常、0.1〜20重量%であり、好ましくは0.5〜10重量%であり、より好ましくは0.8〜5重量%である。
爪軟化剤の使用量に関しては、含まれる還元剤の量などにより異なるが、爪を完全に被覆できる程度の量用いれば十分であり、通常、1つの爪につき0.5〜5g程度である。
爪軟化剤の塗布の方法については、爪の表面に万遍なく塗布できれば、特に制限はない。例えば、刷毛で塗布する方法、スプレーで塗布する方法、スポイト状の器具を用いて塗布する方法等が挙げられる。
また、本発明の方法においては、上記の工程(2)の前に、指の爪の周辺部をマスキングすることにより、指の皮膚を保護することが好ましい。マスキングの方法に関しては、特に制限はなく、例えば、指の爪の周辺部をポリウレタンフィルムなどでラッピングする方法などが挙げられる。
爪に爪軟化剤を塗布した後、直ちに工程(3)(上記の型の爪への装着)を行ってもよいが、しばらく放置することにより、爪を十分に軟化させてから、工程(3)を行ってもよい。放置する際の温度は、通常、室温(約25℃)〜45℃である。また、放置時間は、通常、1〜60分であり、好ましくは3〜30分であり、より好ましくは5〜20分である。
工程(3)においては、上記の型を、工程(2)において爪軟化剤を塗布した爪が、型の凹部に納まるように爪に装着する。
工程(4)においては、上記の型の凹部を、爪の表面に押し付けることにより爪に所望の曲面を与える。この際、型を爪に押し付けた状態で、しばらく放置することにより、爪を軟化及び変形させることが好ましい。放置する際の温度は、通常、室温(約25℃)〜45℃である。また、放置時間は、通常10〜90分であり、好ましくは15〜60分であり、より好ましくは20〜50分である。ここで、爪は軟化しているため、型の凹部を押し付ける力は、それ程大きくなくてもよい。型の凹部を押し付ける力は、爪の厚みや硬度などにより異なる。例えば、手指に曲面を与える場合は、一般的に、足指に曲面を与える場合よりも、比較的に弱い力で十分な効果を得ることができる。上記の力は、通常30〜500gfであり、好ましくは50〜400gfであり、より好ましくは80〜300gfであり、特に好ましくは100〜250gfである。また、型の凹部を爪に押し付ける方法に関しても、爪に均等に圧力をかけ続けることができれば、特に制限はない。例えば、指で押さえ続けてもよく、クランプのような器具で、型を装着した指を上下から挟んで固定してもよい。また、型の凹部の両側端部に両面テープを貼り、それにより型を爪に装着することによって、型の凹部を爪の表面に押し付けるようにしても良い。両面テープの例としては、ネールチップを爪に接着するために使用されている両面テープ等を好適に使用することができる。また、本発明の装置に関連して後述する型押し付け手段を使用することもできる。
工程(5)においては、上記の型を爪から取りはずす。この際、軟化した爪は所望の形状に変形しているので、この形状を崩さないように留意する必要がある。
工程(6)においては、爪を水で洗浄し、爪硬化剤に暴露することにより、所望の曲面を与えられた爪を硬化させる。爪硬化剤としては、ケラチンの側鎖同士を結合する、少なくとも1種のタンパク質固化剤を使用することができる。タンパク質固化剤の例としては、酸化剤が挙げられる。酸化剤の具体例としては、酸素、臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム及び過酸化水素が挙げられる。爪硬化剤に暴露する方法としては、爪硬化剤として酸素を使用する際には、単に空気中に放置すればよい。空気中に放置する際の温度は、室温(約25℃)〜45℃であり、放置時間は、通常10〜90分であり、好ましくは15〜60分であり、より好ましくは20〜50分である。酸素以外の酸化剤は、通常、水溶液の形で使用される。水溶液における酸化剤の濃度は、好ましくは、0.1〜40重量%、より好ましくは0.5〜30重量%、更に好ましくは1.5〜15重量%である、最も好ましくは2〜10重量%である。また、酸素以外の酸化剤の使用量に関しては、含まれる酸化剤の濃度などにより異なるが、爪を完全に被覆できる程度の量用いれば十分であり、通常、1つの爪につき0.5〜5g程度である。この場合、爪硬化剤を爪に塗布する方法には、特に制限はなく、例えば、刷毛で塗布する方法、スプレーで塗布する方法、スポイト状の器具を用いて塗布する方法などを用いることができる。
また、酸素以外の爪硬化剤の具体例としては、通常、パーマネントウエーブ用の薬液(所謂「パーマ液」)として市販されているものの第2剤を使用することができる。市販のパーマ液の2剤の例としては、日本国株式会社ダリヤ製ベネゼルメンズストレートパーマの2剤(過酸化水素水を含有する白色クリーム)を挙げることができる。
また、爪硬化剤は、上記した成分以外に、パーマネントウエーブ用の薬液の第2剤に使用されている各種の添加剤を含んでいてもよい。そのような添加剤の例としては、油脂、界面活性剤、安定剤、ビタミン、pH調整剤等が挙げられる。これらの量は、その目的に応じて適宜選択すれば良いが、通常、0.1〜20重量%であり、好ましくは0.5〜10重量%であり、より好ましくは0.8〜5重量%である。
また、本発明の他の1つの態様によれば、爪に所望の曲面を与える方法において、所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部及び該凹部に開口を有する少なくとも1つの貫通孔を有する型を利用する方法が提供される。具体的には、以下の工程(i)〜(vi)を含む方法が提供される。
(i) 所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部及び該凹部に開口を有する少なくとも1つの貫通孔を有する型を提供し、
(ii)該型を、爪が該凹部に納まるように爪に装着し、
(iii)爪軟化剤を、該少なくとも1つの貫通孔を介して、爪の表面に塗布して、爪を軟化させ、
(iv)該型の凹部を、爪の表面に押し付けることにより、爪に所望の曲面を与え、
(v) 該型を、爪から取りはずし、そして
(vi)爪を水で洗浄し、爪硬化剤に暴露することにより、爪を硬化させる。
この工程(i)〜(vi)からなる方法は、凹部に開口を有する少なくとも1つの貫通孔を有する型を用いて、この型を爪に装着した後に、爪軟化剤を塗布する以外は、上記の工程(1)〜(6)からなる方法と同様に実施することができる。
以下、上記の工程(i)で使用する型について、図1に参照して説明する。
図1は、本発明の方法で使用する型の1つの態様を示す概略斜視図であり、型3は、所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部4及び該凹部4に開口を有する複数のスリット状貫通孔5を有している。
型3が有する少なくとも1つの貫通孔5に関しては、爪に所望の曲面を与えることができれば、その形状、サイズ及び数等に特に制限はない。該貫通孔5の、凹部4における開口の形状の例としては、図1に示すような長方形以外に、正方形、円形、楕円系、星型などが挙げられる。該貫通孔5が複数存在する場合、上記開口の配列に関しては、爪の表面に爪軟化剤を均一に供給又は分配できれば特に制限はなく、不規則に配置されていても良く、また、図1に示すように、スリット状の貫通孔を等間隔に設けたり、複数の正方形の開口を、網目状に規則的に設けても良い。
また、該凹部4における開口の割合に関しては、開口も含めた該凹部4の全面積に対する割合で、1〜80%の範囲であることが好ましく、5〜70%の範囲であることがより好ましく、10〜60%の範囲であることが特に好ましい。
また、本発明で使用する型3は、液溜め部及び少なくとも1つの貫通孔を有し、該貫通孔が一方の開口を液溜め部に有し、もう一方の開口を該凹部に有することが好ましい。このような型の具体例としては、後述する図2に示す装置に使用されている型が挙げられる。液溜め部及び貫通孔を有する型について、図2に参照して以下に説明する。
図2は、液溜め部6を有する型3を用いた装置の概略斜視図である。
液溜め部6は、爪軟化剤を保持しておくために使用される。この液溜め部6と該凹部4とは、少なくとも1つの貫通孔5で連結されており、それにより該液溜め部6に供給した爪軟化剤を、該貫通孔5を介して、爪表面に供給又は分配することができるようになっている。液溜め部6の形状に関しては特に制限はなく、例えば、図2に示すような、型3の上部に形成された窪みなどが挙げられる。図2において、上記の窪みの開口部は、四角であるが、三角形、円形、楕円形など様々な形状から適切なものを選択すれば良い。また、型を中空の構造にして、型の中空部に爪軟化剤を注入できる液溜め部6を形成しても良い。更に、液溜め部6には、上部に蓋を設けてもよい。
また、本発明の更に他の1つの態様によれば、爪に所望の曲面を与えるための装置であって、上記の型、及び型の該凹部に納まるように型が装着された爪の表面に、該型の凹部を押し付けるための型押し付け手段を有する装置が提供される。以下に、本発明の装置について、図2及び図3に参照して説明する。
図2及び図3は、それぞれ本発明の装置の1つの態様の概略斜視図を示す。
図2に示す装置は、上記の型押し付け手段として、半環状の紐又は帯7、7を有しており、該半環状の紐又は帯7、7は、該凹部4に納まるように該型3が装着された爪2の幅方向に沿って該凹部4を張力下に橋渡しする形で該型3に取り付けられている。型押し付け手段の具体例としては、弾性体の紐や帯(ゴム紐やゴムバンド)などが挙げられる。また、弾性体の帯以外に、弾性を有しない樹脂性のベルトを、留め具を用いて、型が爪の表面に押し付けられた状態で固定できるようにしても良い。
図3に示す装置は、
型3に取り付けられた型引張り手段8であって、爪2が型3の凹部4で押し付けられた状態で、爪2を有する指1の根元の方向に型3を引張る型引張手段8、及び
型3に取り付けられたフック10であって、指1の先端部を保持するためのフック10、
を含む装置である。
図3において、上記型引張手段8は、一端が該型3に取り付けられており、もう一端が、該爪2を有する指1の長手方向の中間部に固定するための固定手段9に取り付けられている。しかし、固定手段9を使用せずに、上記型引張手段8の型3に取り付けられていない自由端部を手で指1の根元の方向に引っ張ることにより、型3の凹部4を爪2に押し付ける構成としても良い。
該引張手段8は、少なくとも1つの紐又は棒であることが好ましい。例えば、引張手段8の材料には特に制限はなく、様々な樹脂(例えば、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂;アクリル樹脂及びエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂;並びにシリコーンゴム、ブチルゴム、ブタジエンンゴム、ウレタンゴム等のエラストマー)、金属(例えば、鉄、アルミニウム、ステンレス等)、セラミック、木材などから適宜選択することができるが、製造の容易性やコストの観点から、樹脂を使用することが好ましく、型を引っ張るという機能の観点から、弾性を有する樹脂(エラストマー)を使用することが特に好ましい。
上記の固定手段9に関しては、該引張手段8の自由端部を指に固定できれば特に制限はない。例えば、粘着テープや面ファスナーを有する樹脂製のテープ等を固定手段9として用いることができる。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、これは本発明の範囲を限定するものではない。
実施例で使用した型及び爪軟化剤は以下の通りである。
(爪に曲面を与えるための型)
図3に示す型3のように湾曲した板状の型を使用した。この型は、アクリル樹脂製の板(厚み:0.8mm)を加熱することにより湾曲させ、形成された凹部の表面を、紙やすりを用いて整えることにより、所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状とすることにより製造した。型の長さは3.0cmであり、幅は2.5cmであった。また、この型を、凹部を下にして、平面上においた際の高さは、2.5mmであった。
更に、爪に装着するために、上記の型の凹部の両側部に、ネイルチップ用の両面テープ(日本国株式会社ムラキ製)(厚み:約0.5mm)の小片(長さ:2.0cm、幅1.5cm)をそれぞれ貼り付けた。
(爪軟化剤)
用いた爪軟化剤は以下の通りである。
日本国株式会社ダリヤ製ベネゼルメンズストレートパーマ 1剤(主成分:チオグリコール酸塩; 性状:白色クリーム状)
(実施例1)
39歳女性の手指の第4指の爪に曲面を与える処置をした。爪に曲面を与える処置を行う前に、女性の手指の第4指の爪を正面から観察したところ、ほぼ平坦であった。爪に曲面を与える処置は以下の方法で行った。
爪の中央部に爪軟化剤を約0.7g塗布した後、上記の型の凹部に貼り付けた両面テープを爪の両側端部に接着し、それにより型が爪表面に押し付けられた状態とした。室温で、約1時間放置した後、型を爪から取り外したところ、型の凹部に合わせて爪が湾曲していることが観察された。爪を水洗後、室温で空気酸化させることにより、爪を硬化させた。30分後に、指で爪を触って、爪が完全に硬化したことを確認した。また、24時間後に観察したところ、爪に与えた曲面は、若干元に戻ってはいるが、施術前と比較すると明らかに曲面が形成されていた。
上記の処置の後、爪を正面から観察したところ十分なCカーブが形成されていた(即ち、十分に湾曲していた)。
(実施例2)
実施例1と同様の方法で、28歳男性手指の第4指の爪に曲面を与える処置をした。爪に曲面を与える処置を行う前に、男性の手指の第4指の爪を正面から観察したところ、ほぼ平坦であった。また、この男性は、水仕事が多く、そのため爪の表面が波打っていた。
上記の処置の後、爪を正面から観察したところ十分なCカーブが形成されていた。また、爪の表面は滑らかになっていた。
本発明の型の1つの態様を示す概略斜視図である。 本発明の装置の1つの態様を示す概略斜視図である。 本発明の他の1つの態様の装置を爪に装着した状態をしめす説明図である。
符号の説明
1 手指
2 爪
3 型
4 型の凹部
5 スリット
6 薬液導入口
7 型押し付け手段としてのゴムベルト
8 型引張手段
9 該型引張手段を指に固定するための固定手段
10 指の先端部を保持するためのフック

Claims (17)

  1. 爪に所望の曲面を与える方法であって、
    (1)所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部を有する型を提供し、
    (2)爪の表面に、爪軟化剤を塗布することにより爪を軟化させ、
    (3)該型を、該凹部で爪表面を覆うように爪に装着し、
    (4)該型を、爪の表面に押し付けることにより爪に所望の曲面を与え、
    (5)型を爪から取りはずし、そして
    (6)爪を水で洗浄し、爪硬化剤に暴露することにより爪を硬化させる、
    ことを含む方法。
  2. 該爪軟化剤が、ケラチンの側鎖結合を切断する、少なくとも1種のタンパク質溶解剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 該少なくとも1種のタンパク質溶解剤が、還元剤、塩基性化合物及び極性化合物よりなる群から選ばれることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 該還元剤が、チオグリコール酸及びその塩、システイン及びその塩、アセチルシステイン、システアミン、並びにチオ乳酸及びその塩よりなる群から選ばれ;該塩基性化合物が、アンモニア、アミノアルコール、塩基性アミノ酸、モルホリン、炭酸塩、リン酸塩及びアルカリ金属水酸化物よりなる群から選ばれ;そして該極性化合物が、水及び尿素から選ばれることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 該爪硬化剤が、ケラチンの側鎖同士を結合する、少なくとも1種のタンパク質固化剤であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 該少なくとも1種のタンパク質固化剤が、酸化剤であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 該酸化剤が、酸素、臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム及び過酸化水素よりなる群から選ばれることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 該工程(2)の前に、指の爪の周辺部をマスキングすることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 爪に所望の曲面を与える方法であって、
    (i) 所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部及び該凹部に開口を有する少なくとも1つの貫通孔を有する型を提供し、
    (ii)該型を、該凹部で爪表面を覆うように爪に装着し、
    (iii)爪軟化剤を、該少なくとも1つの貫通孔を介して、爪の表面に塗布して、爪を軟化させ、
    (iv)該型の凹部を、爪の表面に押し付けることにより、爪に所望の曲面を与え、
    (v) 該型を、爪から取りはずし、そして
    (vi)爪を水で洗浄し、爪硬化剤に暴露することにより、爪を硬化させる、
    ことを含む方法。
  10. 所望の曲面を有する爪表面に相補的な形状を有する凹部を有することを特徴とする爪に所望の曲面を与えるための型。
  11. 該凹部に開口を有する、少なくとも1つの貫通孔を有することを特徴とする請求項10に記載の型。
  12. 液溜め部及び少なくとも1つの貫通孔を有し、該貫通孔が一方の開口を液溜め部に有し、もう一方の開口を該凹部に有することを特徴とする請求項10に記載の型。
  13. 爪に所望の曲面を与えるための装置であって、
    請求項10〜12のいずれかに記載の型、及び
    該凹部で爪表面を覆うように該型が装着された爪の表面に、該型の凹部を押し付けるための型押し付け手段
    を有することを特徴とする装置。
  14. 該型押し付け手段が、
    該型に取り付けられた型引張り手段であって、爪が型の凹部で押し付けられた状態で、該爪を有する指の根元の方向に該型を引張る型引張手段、及び
    該型に取り付けられたフックであって、該指の先端部を保持するためのフック、
    を含むことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 該引張手段が、少なくとも1つの紐又は棒であり、該紐又は棒の一端が該型に取り付けられており、もう一端が自由端であることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 該型引張手段の自由端を、該爪を有する指の長手方向の中間部に固定するための固定手段をさらに含むことを特徴とする請求項14又は15に記載の装置。
  17. 該型押し付け手段が、少なくとも1つの半環状の紐又は帯であって、該半環状の紐又は帯は、該凹部で爪表面を覆うように該型が装着された爪の幅方向に沿って該凹部を張力下に橋渡しする形で該型に取り付けられている、ことを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載の装置。
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