JP2016021607A - タッチセンサ - Google Patents
タッチセンサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016021607A JP2016021607A JP2014143629A JP2014143629A JP2016021607A JP 2016021607 A JP2016021607 A JP 2016021607A JP 2014143629 A JP2014143629 A JP 2014143629A JP 2014143629 A JP2014143629 A JP 2014143629A JP 2016021607 A JP2016021607 A JP 2016021607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating
- signal
- detection electrode
- electricity
- peak
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】本タッチセンサは、検知電極3と、電源と、検知電極を充電状態又は浮動状態に切り替えるスイッチ手段4と、検知電極の電気量を、充電時電気量、及び浮動時電気量として計測する電気量検出手段5と、浮動時電気量の一次遅れ信号を生成するフィルタ手段6と、所定周期の期間毎に浮動時電気量のピーク信号を生成するピークホールド手段7と、スイッチ手段により充電状態と浮動状態とを交互に切り替え、電気量検出手段により計測される充電時電気量の変化と浮動時電気量の変化と、に基づいて人体の近接又は接触を判定する判定手段8と、を備え、判定手段は、一次遅れ信号がピーク信号と交差した場合には、人体の近接又は接触はないと判定することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
このようなタッチセンサにおいて、単に静電容量に対応する電気量の変化をみて、その値が一定の基準値を超えたときに人体の近接又は接触があると判断するような場合には、検知電極に生じる静電容量のレベルが周囲環境等によって変化したり、検出される電気量が外来ノイズの影響によって変化したりすると、人体の近接又は接触の誤判断を生じてしまうという問題があった。
この問題の対策として、例えば、ノイズ等環境条件による影響を検出するためのダミー電極を設け、そのダミー電極に生じる静電容量の変化量に基づいてセンサの感度を調節するタッチセンサ装置が知られている(特許文献1を参照。)。このタッチセンサ装置は、人体の近接等を検出するための検知電極と、ノイズを検出するためのダミー電極とを備え、検知電極、ダミー電極をマルチプレクサにより切り替えて静電容量を計測し、ダミー電極で計測した静電容量の変化が閾値を超えたときに、電極の計測結果を破棄することでノイズによる誤検出を防止している。このダミー電極は、検知電極の近辺であり、且つ人体の近接等を生じない位置に配置される。
また、上記タッチスイッチ装置では、ノイズを検出するために、周波数応答性に優れたノイズ検出用回路を備えなければならない。更に、検知電極とダミー電極とは、各電極からマルチプレクサまでの配線が異なることから、静電容量の計測条件を同一とすることは困難である。このため、ノイズとなる電界の変化による影響で計測値が変動した場合に、ノイズの影響を正確に検出できないおそれがある。
そこで、本発明者は、1つの検知電極のみを用いて外来電磁ノイズの有無を判断する手法を試み、外来ノイズによるタッチセンサの誤判定の防止を図った。しかし、外来ノイズの大きさによっては、ノイズに起因して人体のタッチがあると判定してしまう可能性があった。
第2発明は、第1発明において、前記浮動時電気量のピーク値が保持される前記所定周期は、前記一次遅れフィルタの時定数の4分の1以下であることを要旨とする。
第3発明は、第1発明又は第2発明において、前記ピークホールド手段は、前記ピーク値として前記所定周期の期間毎の前記浮動時電気量の最大値及び最小値を保持した2つのピーク信号を生成し、前記判定手段は、前記一次遅れ信号が前記2つのピーク信号の少なくとも一方と交差した場合には、人体の近接又は接触はないと判定することを要旨とする。
第4発明は、第1発明乃至第3発明のいずれかにおいて、前記判定手段は、前記一次遅れ信号が前記ピーク信号と交差した時点の前後にわたる所定期間において、人体の近接又は接触はないと判定することを要旨とする。
第5発明は、第1発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記判定手段は、前記充電時電気量が所定の閾値を超え、前記浮動時電気量又はその変動量が所定範囲内であり、且つ前記一次遅れ信号と前記ピーク信号との交差がない場合に、人体の近接又は接触があると判定することを要旨とする。
そして、前記浮動時電気量の信号に対して一次遅れフィルタ処理を施して一次遅れ信号を生成するフィルタ手段と、所定周期の期間毎に前記浮動時電気量のピーク値を保持したピーク信号を生成するピークホールド手段と、を備え、前記判定手段は、前記一次遅れ信号が前記ピーク信号と交差した場合には、人体の近接又は接触はないと判定するため、充電状態と浮動状態とで計測される電気量が異なる変動を示すような比較的弱いノイズ環境下においても、浮動状態における電気量の変動がノイズの影響によるものかどうかを判別することができ、安定して人体の近接又は接触の誤判定を防止することが可能となる。
前記ピークホールド手段は、前記ピーク値として所定周期の期間毎の前記浮動時電気量の最大値及び最小値を保持した2つのピーク信号を生成し、前記判定手段は、前記一次遅れ信号が前記2つのピーク信号の少なくとも一方と交差した場合には、人体の近接又は接触はないと判定すれば、外来ノイズの影響があるときは前記一次遅れ信号と少なくとも一方の前記ピーク信号との交差が検出可能となるため、より確実に人体の近接又は接触の誤判定を防止することができる。
前記判定手段は、前記一次遅れ信号が前記ピーク信号と交差した時点の前後にわたる所定期間において、人体の近接又は接触はないと判定する場合は、交差した時点を含む一定の期間において人体の近接又は接触があるという判定がされないため、より安定に人体の近接又は接触の誤判定を防止することができる。
前記判定手段は、前記充電時電気量が所定の閾値を超え、前記浮動時電気量又はその変動量が所定範囲内であり、且つ前記一次遅れ信号と前記ピーク信号との交差がない場合に、人体の近接又は接触があると判定すれば、比較的強いノイズ環境においては浮動時電気量又はその変動量が所定範囲を超えることとなり、比較的弱いノイズ環境においては一次遅れ信号とピーク信号との交差が検出されるため、より広範なノイズ環境下において人体の近接又は接触の誤判定を防止することができる。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
本実施形態に係るタッチセンサは、室内外、車両等に設けられる各種装置・設備等に備えられる操作部分に検知電極を備え、人体(使用者の指等)の検知電極への近接又は接触を検知する。検知電極への人体の「近接」とは、人体の掌や手指等を検知電極の表面に近づける形態の他、検知電極の表面を覆う絶縁物を介して人体が接触する形態も含み、「接触」とは、検知電極の表面に直接人体が接触する形態を意図している。この検知電極への近接又は接触を、以下「タッチ」という。
検知電極3の形状、大きさ、構造等は特に限定されない。また、操作部分に設けられる検知電極3の数も問わず、複数の検知電極3を設け、検知電極3毎にスイッチ手段4を備えることによって、検知電極3毎にタッチを判定するように構成することができる。
スイッチSW1及びSW2の種類は特に問わない。スイッチ手段4(スイッチSW1、SW2)は、それぞれ判定手段8によって切り替えられるように構成される。
図2及び図3は、本例における充電状態S1及び浮動状態S2の回路構成を表している。充電状態S1は、図2に示されるように、スイッチSW1により電源2と接続回路21とが接続されて(SW1がオン)、電源2により検知電極3が充電される状態である。一方、浮動状態S2は、図3に示されるように、スイッチSW1により電源2と接続回路21とが切り離されて(SW1がオフ)、電源2により検知電極3が充電されない状態である。この浮動状態S2においては、電気量検出手段5の入力は高インピーダンスであるため、検知電極3を電気的にフローティング状態(浮動電位)とすることができる。
尚、電気量検出手段5として増幅回路等を備え、フィルタ手段6及びピークホールド手段7をアナログ回路によって構成しても同様の作用を得ることが可能である。
フィルタ手段6は、上記浮動時フィルタ手段と共通としてもよいし、別個に備えられてもよい。また、フィルタ手段6は、少なくとも浮動時電気量の信号に対して作用すればよいが、充電時電気量の信号に対して共通に作用するように構成されてもよい。すなわち、上記充電時フィルタ手段及び浮動時フィルタ手段として、一次遅れフィルタ処理を行うフィルタ手段6を用いることもできる。
浮動時電気量のピーク値を保持する前記所定周期は適宜設定されればよいが、フィルタ手段6に備えられる一次遅れフィルタの時定数の4分の1以下とすることが好ましい。また、前記所定周期は、電気量検出手段5における前記サンプリング周期の10倍以上(例えば、20〜50倍)とすることが好ましい。
更に、判定手段8は、前記一次遅れ信号が前記ピーク信号(最大値信号及び/又は最小値信号)と交差した場合、即ち一次遅れ信号と前記ピーク信号との大小関係が変化した場合には、外来ノイズの影響を受けている可能性があるため、人体のタッチはないと判定するように構成されている。ここで「タッチはないと判定する」方法は問わず、人体のタッチがあるという判定を禁止又は無効にする方法、判定を停止する方法、判定結果の外部への出力を禁止する方法等が挙げられる。
判定手段8は、前記一次遅れ信号が前記ピーク信号と交差した時点の前後にわたる所定期間(禁止期間)において、人体のタッチがあると判定しないように構成することが好ましい。前記禁止期間は適宜設定することができ、例えば、交差が生じたときを基準として−40ms〜+40msの間等とすることができる。
判定手段8は、各種装置・設備(例えば、照明、空調、AV機器、自動開閉式窓等)と電気的に接続され、検知電極3に対して人体のタッチがあると判定した場合には、その判定又は判定による動作をさせるための近接検出信号Sを、それら装置等に出力するように構成することができる。
(1)充電状態における計測処理
検知電極3に生じる浮遊容量や検知電極3と大地(接地)との間の静電容量Cxは、人体9のタッチの有無によって変化する。このため、検知電極3に生じる静電容量Cxの充電(又は放電)特性を計測することによって、人体9のタッチの有無を検知することができる。
タッチセンサ1は、検知電極3に電源2を接続した充電状態S1において、検知電極3に生じる静電容量Cxに対応する電気量(検知電極3の電位)を計測するようにすることができる。そして、例えば、判定手段8により、その計測値を所定の閾値と比較し、閾値を超える場合にはタッチがある(タッチがされている可能性がある)と検知することができる。また、閾値を一定時間以上超えたときに、タッチがあると検知するようにしてもよい。これに限らず、判定手段8は、充電状態S1の開始後に電位が所定値まで上昇する時間(時定数)等を計測することによって、タッチの有無を検知してもよい。
一方、検知電極3の周辺に電磁的ノイズがある場合、検知電極3にはそのノイズによって電気量の変化が生じる。外来ノイズのある環境においては、検知電極3について計測される電気量には、人体のタッチ有無により変化する静電容量Cxに対応する電気量と、ノイズによって生じる電気量とが重畳されることとなる。したがって、外来ノイズがある場合には、充電状態S1における充電時電気量の変化には、ノイズに起因する電気量の変化が重畳される。このため、充電状態S1で行う計測において、外来ノイズがある場合には充電時電気量の計測値が変動し、人体のタッチがあると誤検知する場合が生じる。
浮動状態S2においては、図3に示されたように、スイッチ手段4のスイッチSW1はオフとされ、検知電極3は電源2によって充電駆動されない状態となる。また、充電状態S1から浮動状態S2に切り替える場合には、検知電極3が充電状態S1において充電された状態となる。このとき検知電極3に人体9が接近しても、検知電極3は更に充電が生じないため、静電容量Cxの変化に対応する浮動時電気量の変化は生じない。そして、キャパシタC1及び検知電極3の一端は電気量検出手段5に接続されているため、検知電極3に外来ノイズによる電界が加わると、それによって検知電極3の電位が変化する(図6参照)。すなわち、浮動状態S2で計測される浮動時電気量の変化は、主として外来ノイズに起因するものと考えることができる。
判定手段8は、一定時間の充電状態S1と浮動状態S2とを繰り返し切り替え、各状態において検知電極3に生じている電気量をサンプリングして取得するようにすることができる。また、充電状態S1から浮動状態S2に切り替えるに際して、一旦放電状態S3とし、充電状態S1において充電された静電容量を速やかに放電させるようにすることができる(図4参照)。これによって、浮動状態S2において蓄積電荷の影響をなくし、ノイズの影響をより確実に計測することができる。
例えば、充電状態S1における計測値から人体のタッチがあると検知され、且つ、浮動状態S2における計測値からノイズの影響がないと検知された場合には、人体のタッチがあると判定するようにすることができる。すなわち、充電状態S1における計測値からはタッチがあると検知される場合であっても、浮動状態S2における計測値から外来ノイズがあると検知される場合には、最終的に人体のタッチがあるという判定をしないようにすることができる。これにより、外来ノイズの影響による人体のタッチの誤判定を防止することができる。
また、浮動時電気量は、検知電極3は電源2とは切り離されてフローティング状態とされているため、外来ノイズ等が存在しなければ、計測される電気量に大きな変化が生じることはない。ここでは、判定手段8は、浮動時電気量が閾値Th2を超える(下回る)とき、ノイズがあると検知するものとする。
尚、図5及び6は、充電状態S1及び浮動状態S2における電気量の計測値(フィルタ処理後)の時間変化を連続的に示した図であり、実際にタッチセンサ1が充電状態S1と浮動状態S2を切り替えるタイミングやその繰り返し周期、電気量のサンプリング周期等は、適宜とすることができる。
例えば、浮動時電気量の計測値が所定の閾値を超える場合には、ノイズがあると検知して、人体のタッチがあるという充電時電気量による検知を無効とするようにすることができる。また、浮動時電気量の計測値の変化量が所定の範囲を超えているときは、ノイズがあると検知して、人体のタッチがあるという充電時電気量による検知を無効とするようにすることもできる。また、図6に示されるように、充電時電気量の計測値の時間的変化と、浮動時電気量の計測値の時間的変化とが相関するときは、ノイズがあると検知するようにしてもよい。
しかし、環境条件の変化や検知電極3による検出感度の変化等により、浮動状態S2で計測される浮動時電気量のレベルは変化する。また、電気量検出手段5の計測レンジの制限により、検知電極3に生じている電気量を浮動時電気量として正確に計測することができない場合が生じる。このような場合には、以上に説明したような浮動時電気量の計測値やその変化量に基づいてノイズの有無を検知することが困難となる。
例えば、図7は、検知電極3に対して、時刻tn1、tn2及びtn3において比較的弱いノイズが加わったときの充電時電気量及び浮動時電気量の信号と、それぞれに対するフィルタ処理後の信号を表している。ノイズとして、検知電極3に対し1mの距離に置かれたアンテナから、周波数120MHz、電界強度100V/mの高周波ノイズを放射している(以下の例において同様)。本例においては、ノイズがあったとき充電時電気量及び浮動時電気量が共に大きく変化している。また、浮動時電気量の信号レベルが低く、その電気量をユニポーラ型AD変換器51を用いて変換しているため、計測値は一定値(ゼロ)が下限となっている(以下の例において同様)。このような場合には、人体のタッチ有無の判断が困難となる。
一方、図11は、ノイズはなく、人体のタッチがあった(時刻t1、t2、t3、t4、t5)ときの浮動時電気量の信号、一次遅れ信号及びピーク信号(最大値信号及び最小値信号)の変動を表している。本図で明らかなように、浮動時電気量の一次遅れ信号とピーク信号(最大値信号及び最小値信号)との交差は生じていない。
また、一次遅れ信号とピーク信号との交差が生じたときは、その時点の前後にわたる所定期間において、人体のタッチがあると判定することを禁止するようにすることができる。
(a)充電時電気量が所定の閾値を超える期間があり、且つ当該期間において浮動時電気量の一次遅れ信号とピーク信号との交差がない場合に、人体のタッチがあると判定することができる。
(b)充電時電気量が所定の閾値を超える期間があり、当該期間において浮動時電気量又はその変動量が所定範囲内であり、且つ浮動時電気量の一次遅れ信号とピーク信号との交差がない場合に、人体のタッチがあると判定することができる。
(c)充電時電気量が所定の閾値を超える期間があり、且つ当該期間において浮動時電気量又はその変動量が所定範囲内であるときは人体のタッチがあると一次判定するが、当該期間において浮動時電気量の一次遅れ信号とピーク信号との交差がある場合には、上記一次判定を無効にすることができる。
これらに限らず、判定手段8は、充電時電気量の変化、浮動時電気量の変化、一次遅れ信号とピーク信号との交差の有無、を任意に選択し組み合わせた条件によって、人体のタッチの有無を判定するようにすることができる。判定手段8は、最終的にタッチがあると判定したときは、近接検出信号Sを外部に出力することができる。
Claims (5)
- 人体が近接又は接触する導電体である検知電極と、
前記検知電極に生じる静電容量を充電するための電源と前記検知電極との接続回路に設けられ、該検知電極に該電源を供給する充電状態又は該検知電極と該電源とを切断した浮動状態に切り替えるスイッチ手段と、
前記検知電極の静電容量に対応する電気量を、前記充電状態において充電時電気量として計測し、且つ前記浮動状態において浮動時電気量として計測する電気量検出手段と、
前記浮動時電気量の信号に対して一次遅れフィルタ処理を施して一次遅れ信号を生成するフィルタ手段と、
所定周期の期間毎に前記浮動時電気量のピーク値を保持したピーク信号を生成するピークホールド手段と、
前記スイッチ手段により前記充電状態と前記浮動状態とを交互に切り替え、前記電気量検出手段により計測される前記充電時電気量の変化と前記浮動時電気量の変化と、に基づいて人体の近接又は接触を判定する判定手段と、
を備え、
前記判定手段は、前記一次遅れ信号が前記ピーク信号と交差した場合には、人体の近接又は接触はないと判定することを特徴とするタッチセンサ。 - 前記浮動時電気量のピーク値が保持される前記所定周期は、前記一次遅れフィルタの時定数の4分の1以下である請求項1記載のタッチセンサ。
- 前記ピークホールド手段は、前記ピーク値として前記所定周期の期間毎の前記浮動時電気量の最大値及び最小値を保持した2つのピーク信号を生成し、
前記判定手段は、前記一次遅れ信号が前記2つのピーク信号の少なくとも一方と交差した場合には、人体の近接又は接触はないと判定する請求項1又は2に記載のタッチセンサ。 - 前記判定手段は、前記一次遅れ信号が前記ピーク信号と交差した時点の前後にわたる所定期間において、人体の近接又は接触はないと判定する請求項1乃至3のいずれかに記載のタッチセンサ。
- 前記判定手段は、前記充電時電気量が所定の閾値を超え、前記浮動時電気量又はその変動量が所定範囲内であり、且つ前記一次遅れ信号と前記ピーク信号との交差がない場合に、人体の近接又は接触があると判定する請求項1乃至4のいずれかに記載のタッチセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014143629A JP6194860B2 (ja) | 2014-07-11 | 2014-07-11 | タッチセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014143629A JP6194860B2 (ja) | 2014-07-11 | 2014-07-11 | タッチセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016021607A true JP2016021607A (ja) | 2016-02-04 |
JP6194860B2 JP6194860B2 (ja) | 2017-09-13 |
Family
ID=55266212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014143629A Expired - Fee Related JP6194860B2 (ja) | 2014-07-11 | 2014-07-11 | タッチセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6194860B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018000335A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機の操作装置 |
JP7380456B2 (ja) | 2020-07-09 | 2023-11-15 | 株式会社プロテリアル | 検知装置及び検知方法 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0784063A (ja) * | 1993-09-20 | 1995-03-31 | Aisin Seiki Co Ltd | 誘電体検出装置 |
JPH07313671A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-05 | Japan Servo Co Ltd | タッチセンサ回路 |
US5594222A (en) * | 1994-10-25 | 1997-01-14 | Integrated Controls | Touch sensor and control circuit therefor |
JPH0944305A (ja) * | 1995-08-02 | 1997-02-14 | Sharp Corp | 表示一体型タブレット装置 |
JP2006303551A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Victor Co Of Japan Ltd | 接近センサー装置 |
JP2010020673A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Tokai Rika Co Ltd | タッチセンサ装置及びタッチ操作検出方法 |
JP2013114326A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Kyocera Display Corp | タッチパネル装置 |
JP2013251122A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Tottori Cosmo Science Kk | 非接触タッチスイッチ入力装置 |
JP2014035705A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Toyota Boshoku Corp | タッチセンサ |
US20140168151A1 (en) * | 2012-12-14 | 2014-06-19 | Japan Display Inc. | Display device with touch detection function and electronic apparatus including same |
-
2014
- 2014-07-11 JP JP2014143629A patent/JP6194860B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0784063A (ja) * | 1993-09-20 | 1995-03-31 | Aisin Seiki Co Ltd | 誘電体検出装置 |
JPH07313671A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-05 | Japan Servo Co Ltd | タッチセンサ回路 |
US5594222A (en) * | 1994-10-25 | 1997-01-14 | Integrated Controls | Touch sensor and control circuit therefor |
JPH0944305A (ja) * | 1995-08-02 | 1997-02-14 | Sharp Corp | 表示一体型タブレット装置 |
JP2006303551A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Victor Co Of Japan Ltd | 接近センサー装置 |
JP2010020673A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Tokai Rika Co Ltd | タッチセンサ装置及びタッチ操作検出方法 |
JP2013114326A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Kyocera Display Corp | タッチパネル装置 |
JP2013251122A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Tottori Cosmo Science Kk | 非接触タッチスイッチ入力装置 |
JP2014035705A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Toyota Boshoku Corp | タッチセンサ |
US20140168151A1 (en) * | 2012-12-14 | 2014-06-19 | Japan Display Inc. | Display device with touch detection function and electronic apparatus including same |
JP2014119919A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Japan Display Inc | タッチ検出機能付き表示装置、及びそれを備える電子機器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018000335A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 洗濯機の操作装置 |
JP7380456B2 (ja) | 2020-07-09 | 2023-11-15 | 株式会社プロテリアル | 検知装置及び検知方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6194860B2 (ja) | 2017-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10003334B2 (en) | Capacitative sensor system | |
JP4897886B2 (ja) | 静電容量型近接センサおよび近接検知方法 | |
EP2561614B1 (en) | Skin contact detector | |
JP5369888B2 (ja) | 静電容量センサの電極構造及びそれを用いた車両用近接センサ | |
US10790822B2 (en) | Switching arrangement and method for a capacitive sensor | |
TW201616326A (zh) | 在電容感測中未接地導電物體之類比消除 | |
TW200947491A (en) | Capacitive sensor | |
TW201133321A (en) | Method and apparatus to measure self-capacitance using a single pin | |
JP6119482B2 (ja) | タッチセンサ | |
JP5962320B2 (ja) | タッチセンサ | |
JP6194860B2 (ja) | タッチセンサ | |
JP2015026501A (ja) | タッチスイッチ | |
JP2011257882A (ja) | タッチセンサ及びタッチ検出方法 | |
JP6379708B2 (ja) | タッチスイッチ | |
JP6183042B2 (ja) | タッチセンサ | |
CN102955626B (zh) | 用于电容式传感设备的传感方法及电路 | |
TWI400456B (zh) | Used in capacitive touch buttons and proximity sensing sensing circuits and methods | |
KR101120505B1 (ko) | 터치센서의 정전용량 측정 장치 및 방법 | |
JP5666711B2 (ja) | タッチ認識方法と、タッチキー構造と、タッチデバイス | |
JP6028604B2 (ja) | タッチセンサ | |
CN113949373A (zh) | 使用不同电流进行充放电的接触检测电路及其运行方法 | |
EP2722988A1 (en) | A method of the touch detection for capacitive touch sensors | |
EP2722985B1 (en) | Method of differential measurement of voltage levels of capacitive change. | |
TWI633475B (zh) | 指向輸入模組及可應用於指向輸入模組的控制器與感測模組 | |
JP2004212344A (ja) | 物体判別装置及び物体判別方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161012 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170629 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170718 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170731 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6194860 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |