JP2016021101A - 設計変更管理支援装置、及び方法 - Google Patents

設計変更管理支援装置、及び方法 Download PDF

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Kaoru Kawabata
薫 川端
良和 石井
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良和 石井
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Satoshi SHIMAKURA
諭 島倉
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Abstract

【課題】カスタマイズ設計のような設計図面の一部を変更するような設計では、変更前後の設計図面を比較することによって部分的な変更箇所を見つけ出す手段が必要になる。このとき設計図面を任意の分割数で分割した分割領域の中から、変更箇所を含む変更領域を見つけ出して提示することが有効である。特に、変更前後の設計図面を共有しやすいようにスキャナ等でスキャンした画像データ等に変換して登録しているような場合は、変更前後の設計図面を重ねあわせて表示すると図面のずれや歪みが違いと認識されと変更箇所が判別しにくい課題がある。【解決手段】既存の設計図面を変更して新しい設計図面を作成するカスタマイズ設計業務に用いる設計変更管理支援装置において、変更前の設計図面と変更後の設計図面を任意の分割数に分割した分割画像による各設計図面の対応する分割画像間の類似度をもとに、設計図面中の変更箇所を含む変更領域を抽出、抽出した変更領域を設計図面画像に表示することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、既存開発品の設計書を変更して新たなカスタマイズ製品の設計書を作成するときの設計変更情報管理支援技術に関する。
設計業務において、仕様変更やそれに伴う設計図面の変更が行われたとき、その変更箇所と変更箇所に関連する情報を他の人に効率よく正しく伝えることが必要になる。このような変更箇所の情報を登録したり参照したりするためには、変更した設計図面の中の変更箇所を的確に抽出できる手段が必要であり、そのための支援技術が考えられている。
本技術分野の背景技術として、特開2007−164453号公報(特許文献1)がある。この公報には、「文書のバージョンの変更の前後において、両バージョン間で一致するブロックと一致しないブロックを判別する」と記載されている。また、特開2006−65486号公報(特許文献2)がある。この公報には、「修正指示に基づく修正を確実に行えるとともに、該修正の内容を容易に確認できる」と記載されている。さらに、特開2004−192576号公報(特許文献3)がある。この公報には、「図面の変更箇所を容易に検索し視覚的に確認できるようにする」と記載されている。
特開2007−164453号公報 特開2006−065486号公報 特開2004−192576号公報
従来の方法は、特許文献1では文書データのバージョン1とバージョン2の各頁について、記載方法の種類(文字や表や画像)別になるようにのみ領域分割処理を行い、各領域分割単位(ブロック)の情報を比較して変更後の文書レイアウトを表示している。また、特許文献2では修正前データと修正指示データをレイヤー化し、修正後データを領域分割することによって修正箇所の位置情報を履歴情報に活用している。さらに、特許文献3では改版前図面データまたは改版後図面データと図面変更箇所データを重ね合わせて表示し、変更されていない箇所が一致することにより変更箇所を視覚的に認識している。
カスタマイズ設計のような設計図面の一部を変更するような設計では、変更前後の設計図面を比較することによって部分的な変更箇所を見つけ出す手段が必要になる。このとき設計図面を任意の分割数で分割した分割領域の中から、変更箇所を含む変更領域を見つけ出して提示することが有効である。特に、変更前後の設計図面を共有しやすいようにスキャナ等でスキャンした画像データ等に変換して登録しているような場合には、変更前後の設計図面を重ねあわせて表示すると図面のずれや歪みが違いと認識されと変更箇所が判別しにくい課題がある。
上記課題を解決するために、本発明は変更前の設計図面と変更後の設計図面を任意数で分割して対応する分割領域の濃淡密度を比較することによって各分割領域の類似度を算出し、判定閾値をもとに抽出された変更箇所を含む変更領域を抽出して設計図面上に区別して表示することを特徴とする。
本発明の設計変更管理支援装置によれば、カスタマイズ設計における設計図面の変更時に、変更箇所を示す変更領域のサイズや類似度の判定閾値を調整しながら変更前後の設計図面から変更箇所を含む変更領域の抽出が的確にできる。これにより設計図面の中の変更箇所の検出や変更情報の登録が効率的にできるため、仕様変更による設計図面の変更箇所と関連する情報を他者に効率よく伝えることを支援することができる。
設計変更管理支援装置の全体構成図の例 カスタマイズ設計時の設計処理手順を示すフローチャートの例 設計図面の変更領域抽出手順を示すフローチャートの例 変更領域の抽出例 変更情報登録時の変更領域表示画面例 分割方法例 変更領域一覧表から表示される変更領域表示画面例 類似設計図面抽出手順を示すフローチャートの例 任意の変更後図面に対して変更前図面の中から類似設計図面を抽出した結果を表示した画面例 任意の変更前図面に対して変更後図面の中から類似設計図面を抽出した結果を表示した画面例 実施例2における設計変更管理支援装置の全体構成図の例
本発明の設計変更管理支援装置は以下の構成を備える。すなわち、変更前設計図面データと変更後設計図面データを読み込み各図面の対応付けをする手段、ユーザインタフェース等を介して設定値等を入力するための入力装置、対応付けられた変更前の設計図面と変更後の設計図面を図面属性情報や入力装置を介して入力される情報等をもとに任意の分割数に分割する手段、各設計図面の対応する分割画像間の類似度をもとに設計図面中の変更箇所を含む変更領域を抽出する手段、抽出した変更領域を設計図面上に表示する手段、変更領域に関連する情報を登録する手段、登録結果を参照するために表示したり出力したりする手段を備えることを特徴とする。
以下、実施例を図1から図11を用いて説明する。
本実施例では、設計変更前の図面と設計変更後の図面があるときに設計図面上の設計変更箇所を含む変更領域の抽出、及び表示を行う場合の例を説明する。
図1は、本実施例の設計変更管理支援装置100の構成図の例である。本装置は設計図面等を作成するアプリケーション等によって作成し保存された変更前の設計図面データを記憶する変更前図面データDB101、仕様変更等に伴って、設計図面等を作成するアプリエーション等によって変更し保存された変更後の設計図面データを記憶する変更後図面データDB102、前記変更前の設計図面データの任意の設計図面と前記変更後の設計図面データの任意の設計図面を対応付けする図面対応付け処理装置103、設計図面の図番、シート番号、図種、図名称等の情報を保存する図面属性情報DB104、前記図面属性情報データベースや入力装置108から入力された情報をもとに前記変更前の設計図面と前記変更後の設計図面の分割を行う図面分割装置105、変更前の設計図面と対応付けられた変更後の設計図面を前記図面分割装置によって分割し、対応する分割画像の類似度を算出する類似度算出装置106、前記類似度算出装置による類似度の算出結果をもとに変更領域を判定して変更領域を決定する変更領域設定装置107、マウスやキーボード、ユーザインタフェースを使用して値を入力する入力装置108、設計において設定した基本仕様項目、及び仕様値、基本仕様項目に関連する情報からなる基本仕様項目情報を記憶する基本仕様項目情報DB109、前記変更領域設定装置によって出力装置112に表示された設計図面の変更領域と変更領域に関連する情報を登録する変更領域関連情報登録装置110、登録された変更領域関連情報を保存する変更領域関連情報DB111、前記図面対応付け処理装置による図面の対応付け結果、前記変更領域設定装置による設計図面上の変更領域、変更領域関連情報等をディスプレイ画面への表示等の出力をする出力装置112によって構成されている。
ここで前記類似度算出装置によって算出される類似度は、例えば各分割画像の主に濃淡密度等によって算出される値のことである。設計における設計図面は専用のアプリーションによって作成されている場合が多いが、各設計図面を共有データとして保存する場合は多くのユーザがアクセスできるように、例えばTIF等の画像データとして保存されている場合が多い。このような設計図面を使用する場合、変更前の設計図面と対応する変更後の設計図面がずれることが考えられる。すなわち、設計図面をスキャナ等により装置に取り込んだ場合には、同じ設計図面であっても、データ上では画像の位置の誤差が生じてしまい、装置ではその誤差を変更した箇所であると誤認識してしまう場合がある。またカスタマイズ設計においては変更前の図面の一部分のみを変更して設計図面を作成する場合が多い。このため、設計図面の類似度を分割された領域の濃淡密度等によって算出することが有効である。尚、各設計図面の対応付けの後に画像のずれを修正してから分割画像の類似度を算出してもよい。
変更領域のサイズを決める設計図面の分割数は、図面の属性の中の図種によって分割数をあらかじめ設定する方法、入力装置から任意の値を設定したり変更したりする方法、分割画像の類似度によって変更箇所を含む変更領域と判定された分割画像を再分割する方法などがある。また、変更領域を判定するための判定閾値は、あらかじめ設定する方法や入力装置から任意の値を設定したり変更したりする方法などがある。
変更領域関連情報登録装置によって登録される変更領域関連情報とは、変更後の設計図面の中の変更箇所を含む変更領域に対する、設計図面の前記図面属性情報、変更箇所を変更する原因となった仕様変更の仕様項目や変更箇所が関連する仕様項目の前記基本仕様項目情報、変更箇所の変更理由、変更内容などの変更箇所に関連する情報である。
図2に、標準製品や類似製品の設計をもとにカスタマイズ設計して製品開発するときの設計処理手順の一例をフローチャートで示す。カスタマイズ設計では、既存の設計仕様をもとに仕様の一部分を変更し、その仕様変更等に伴って既存の設計図面の変更を行う場合があり、このとき本実施例の設計変更管理支援装置を使用することによって変更箇所の登録や参照を支援する。
設計処理の開始後、既存の元設計仕様の内容を確認する(ステップ201)。次に今回の新設計の仕様を検討して元設計の仕様を変更したり新しい仕様を追加したりする(ステップ202)。このとき、変更した仕様項目に関連する既存資料の参照や検討資料等の作成を行う。さらに仕様変更に伴って設計図面の変更を行い(ステップ203)、このとき本実施例の設計変更管理支援装置を使用して、設計図面の中から変更箇所を含む変更領域の抽出、及び変更箇所の関連情報を登録する。これらの登録された情報をもとに設計レビューが行われる(ステップ204)(DR:Design Review)。設計レビューにおいて再検討が必要か否かを判定して(ステップ205)、必要になった場合(YES)は仕様の検討に戻り再検討を行う。検討が完了すると(NO)、今回の新設計の最終版の設計仕様や設計図面、変更情報を登録して(ステップ206)、終了する。
図3に、本発明の設計変更管理支援装置における図1に図示した図面対応付け処理装置103によって対応付けられた変更前の設計図面と変更後の設計図面、及び入力装置108から入力される値を入力データとし、図面分割装置105、類似度算出装置106、変更領域設定装置107によって、出力装置112に変更領域設定結果や変更領域関連情報を出力、または表示するための設計変更領域抽出手順の一例をフローチャートで示す。
開始後、設計図面の分割画像を読み込むための初期値を設定(ステップ301)、変更前の設計図面と変更後の設計図面を読み込む(ステップ302)。次に読み込んだ設計図面の分割数と判定のための閾値を設定する(ステップ303)。前記分割数は、あらかじめ設定された値、入力装置108から入力された値のほか、前記図面属性情報DB104にある各設計図面の属性によって決まる値(例えば図種が回路図であれば分割数を縦4×横4にする)等であり、前記判定のための閾値は、あらかじめ設定された値、入力装置108から入力された値等である。前記分割数をもとに変更前の設計図面と変更後の設計図面を分割するステップ304。次に、任意の変更前の設計図面の画像を分割して取り出した画像とその変更前の設計図面に対応付けられた変更後の設計図面を同様に分割して変更前の設計図面と同じ位置にある分割画像を取り出し(ステップ305)、分割画像の類似度を算出する(ステップ306)。さらに、算出された類似度を前記判定のための閾値と比較して(ステップ307)、類似度が閾値よりも小さければ(YES)変更前と変更後の分割領域が類似していない、すなわち変更箇所を含む変更領域であるとしてその分割画像の位置を抽出し(ステップ308)、類似度が閾値よりも大きければ(NO)変更前と変更後の分割画像が類似しているとする。全ての分割画像について前記の比較、抽出処理をしたかを判定して(ステップ309)、終了していない場合(NO)は変更前と変更後の各分割画像の位置を更新し(ステップ310)、分割画像が終了したら(YES)、最後に設計図面の中から抽出された変更領域を設計図面上に表示する(ステップ311)。
図4に、本実施例の設計変更管理支援装置において図1に図示した図面分割装置105、類似度算出装置106、変更領域設定装置107により図3の手順に従って変更領域の抽出例を示す。
変更前の設計図面を分割した例(410)とその図面とあらかじめ対応付けられた変更後の設計図面を分割した例(420)を示す。ここでは、変更前の設計図面(411)を例えば縦4×横4に分割し、変更後の設計図面(421)を変更前の設計図面と同様に縦4×横4に分割している。変更前の設計図面の各分割画像(412、…、413、…、414)は対応付けられた変更後の設計図面の各分割画像(422、…、423、…、424)と比較して類似度を算出する。変更箇所を含む変更領域の抽出例(430)では、例えば変更前設計図面AA.tif(441)の分割画像(442)と変更後設計図面BB.tif(451)の分割画像(452)の類似度を算出して類似度が閾値より高い場合、2つの分割画像が類似であると判断され、比較対象は次の分割画像(例えば右隣の画像)に更新する。また、例えば分割画像(443)と分割画像(453)の類似度を算出して類似度が閾値より低い場合、2つの分割画像が類似でないと判断され、変更後設計図面の分割画像(453)が変更領域として抽出され、その分割画像の位置を保存した後、比較対象を次の分割画像(例えば右隣の画像)に更新する。このようにして最後の分割画像(444、454)まで類似度の判定を行い、最後に変更後の設計図面(451)に、抽出された変更領域(453)を表示する。この例では、変更後の設計図面(451)に変更領域(453)を表示しているが、変更前の設計図面に変更領域を表示してもよい。
図5に本実施例の設計変更管理支援装置における、図1に図示した変更領域設定装置107によって変更領域を抽出した結果を出力装置112に表示した表示例と変更領域関連情報登録装置110に変更領域関連情報を登録した場合の登録例と類似度を算出するための画面分割数と変更領域を判定するための判定閾値を画面から入力する場合の入力インタフェース例とを含む画面例(500)を示す。
この例では、まず、設計図面欄(520)に1つまたは複数の変更後の設計図面が表示されている。そのうちの一つの設計図面(図面B)(521)を選択したとき、選択された設計図面が右下(550)に図面属性情報が右上(530)に表示され、このとき、図3の処理手順によって抽出された変更箇所を含む変更領域(551)が表示される。これが変更領域設定装置107によって抽出した結果として変更領域を出力装置112に表示したときの画面例である。
この例では変更領域が類似度の算出と変更領域の判定によって表示された例を示したが、変更領域の設定については、手動でマウス等により領域を指定して(552)追加する方法もある。
また、変更領域についての関連情報として、各変更領域の変更内容を右中央の登録欄(540)に入力したり、変更箇所を変更する原因となった仕様項目や変更箇所と関連する仕様項目がある場合には、あらかじめ登録されている基本仕様項目情報欄(510)の仕様項目(この例では「冷却方式−総合」)(511)と変更領域の変更理由(この例では「FAN取付」)(512)と変更領域が表示される設計図面(この例では図面B)(513)を関連付けて登録する。これらの情報は変更領域関連情報DBに保存される。これが変更領域関連情報登録装置110により変更領域関連情報を登録したときの画面例である。
また、分割数を変更する場合、画面上の入力手段(561)から入力したり、判定閾値を変更する場合、画面上の入力手段(562)から入力したりする。これが類似度を算出するための画面分割数と変更領域を判定するための判定閾値を画面から入力する場合の入力インタフェースの画面例である。
図6は、本実施例の設計変更管理支援装置において、図1に図示した図面分割装置105によって設計図面を分割する場合に自動に再分割して分割領域を決定する例を示す。
変更前の設計図面(610)と変更後の設計図面(620)を最初に設定した任意の分割数(この例では縦2×横2)に分割してそれぞれの分割画像の類似度を比較する。分割画像の中で1または複数の類似度の低い分割画像が変更箇所を含む変更領域として抽出する。例えば変更前の設計図面(610)の分割画像(611)と変更後の設計図面(620)の分割画像(621)が変更箇所を含む変更領域として抽出される。このとき、抽出された変更領域の中に変更箇所が含まれる。さらに、この領域について再分割(この例では縦2×横2)して(630、640)、同様にそれぞれの分割画像の類似度を比較する。このとき、全ての対象となる分割画像の類似度が任意の判定閾値に対して低い場合は、分割前の領域(この例では611、621)が変更領域とし、例えば変更後の設計図面上の変更領域(621)を強調表示(背景色を変える、領域を囲む枠を重ねて表示する等)する。そうでない場合は、この領域を再分割(この例では縦2×横2)して分割画像(例えば631、641)の類似度を比較する。この手順を変更領域が決定するまで、またはあらかじめ設定した最大分割数や判定閾値に従ってくりかえされる。これら処理は図面分割装置105によって実施される。
図7は、本実施例の設計変更管理支援装置において、図1に図示した変更領域関連情報登録装置110によって変更箇所を含む変更領域に関連する情報を変更領域関連情報DB111に登録して、その登録内容を出力装置112によって変更領域一覧表として表示した画面の例700を示す。
この例で図示した変更領域一覧表には、図5に図示した例で変更領域(551)に関連情報として紐付けられた仕様項目(511)、変更理由(512)、図面情報(530)等の情報が表示される(710、720)。このとき、例えば変更前の図面についてマウス等による「表示」文字(730)のクリック操作によって変更前の図面(750)の表示を、変更後の図面についてマウス等による「表示」文字(740)のクリック操作によって変更後の図面(760)が画面表示され、例えば変更後の図面上に変更領域(761)が表示される。
本実施例では、カスタマイズ設計における設計図面の変更時に、変更箇所を示す変更領域のサイズや類似度の判定閾値を調整しながら変更前後の設計図面から変更箇所を含む変更領域の抽出が的確にできる。これにより設計図面の中の変更箇所の検出や変更情報の登録が効率的にできるため、仕様変更による設計図面の変更箇所と関連する情報を他者に効率よく伝えることを支援することができる。
本実施例では、設計変更前後の設計図面から変更箇所の抽出だけでなく任意の設計図面についての類似図面の抽出も行う設計変更管理支援装置の例を説明する。
図11には実施例2における設計変更管理支援装置の全体構成図の例を示す。実施例1と同様の箇所については、同じ符号を用いて説明は省略し、異なる部分のみ説明する。図11に示すように本実施例では類似図書判定装置113を有する点が異なる。また、設計図面の類似判定に関連する情報を登録する判定関連情報登録装置114、判定情報を記憶するための判定関連情報DB115を有する。類似図書判定装置113は複数の設計図書間において、類似する設計図書を有するか判定処理する装置である。
図8は、実施例2における設計図面類似図面抽出手順を示すフローチャートの例である。
本発明の設計変更管理支援装置において、図1に図示し変更前図面データDB101と変更後図面データDB102がそれぞれ1または複数あるとき、図面対応付け処理装置103において、例えば変更後の任意の図面について対応付けられる変更前の図面を検出する、または対応付けられる変更前の図面の候補を提示して対応付けを支援する。同様に、例えば変更前の任意の図面について対応付けられる変更後の図面を検出する、または対応付けられる変更後の図面の候補を提示して対応付けを支援する。このための処理手順の一例を図8のフローチャートで示す。
開始後、変更前設計図面と変更後設計図面の読み込みや各設計図面の分割画像を読み込むための初期値を設定(ステップ801)、変更前図面データから変更前の1図面を読み込み(ステップ802)、さらに変更後図面データから変更後の1図面を読み込む(ステップ803)。次に読み込んだ設計図面の分割数と判定のための閾値を設定する(ステップ804)。前記分割数をもとに変更前の設計図面と変更後の設計図面を分割する(ステップ805)。それぞれの図面の同じ位置にある分割画像を対象分割画像として取り出し(ステップ806)、分割画像の類似度を算出する(ステップ807)。全ての分割画像について類似度の算出を繰り返し(ステップ808)、終了していない場合は(NO)変更前と変更後の各分割画像の位置を更新し(ステップ809)、分割画像が終了するまで(YES)行う。次に変更前の図面と変更後の図面の全ての分割画像の類似度から類似判定値を算出する(ステップ810)。類似判定値は、選択した変更前図面と変更後図面が変更のない同じ図面であるか、変更前図面をカスタマイズ設計したことにより変更後図面の一部分だけに変更があるような類似図面を抽出するために算出する。すなわち、各分割領域の類似度が全て任意の閾値より大きいか、または各分割画像の類似度の一部分を除いて任意の閾値より大きければ類似図面として抽出される。そこで分割画像類似判定値は、例えば各分割画像の類似度の平均値等を使う。類似判定値を判定のための閾値と比較して(ステップ811)、類似判定値が閾値よりも大きければ(YES)類似図面として抽出し(ステップ812)、類似判定値が閾値よりも小さければ(NO)類似図面でないとする。任意の変更前の図面について全ての変更後の図面との類似図面抽出処理を繰り返し(ステップ813、ステップ814)、さらにこの処理を全ての変更前の図面について繰り返す(ステップ815、ステップ816)。この結果により、例えば、指定した変更前の設計図面について類似図面として抽出された変更後の設計図面が類似判定値順に、または、指定した変更後の設計図面について類似図面として抽出された変更前の設計図面が類似判定値順に表示される(ステップ817)。
図9に本発明の設計変更管理支援装置において、図1に図示した図面対応付け処理(103)によって変更前の設計図(910)と変更後の設計図(920)の中から対応付けられる図を指定するとき、図8の手順に従って指定した変更後の任意の図面について変更前の図面の中から対応付けられる類似図面の抽出を行うときの抽出支援表示画面例(930)を示す。例えば、1または複数の変更後図面(931)の中から類似設計図面を検索したい図面(932)を選択して対応付け支援処理開始の操作、例えば図面内で右クリックしてポップアアップメニューを表示(934)する。この図では、選択された変更後の図面B21(935)に対して、変更前の図面の中から類似図面を全体の類似度順(A11、A13、A15)に表示されている(936)例である。
図10に図9と同様に本発明の設計変更管理支援装置において、図1に図示した図面対応付け処理(103)によって変更前の設計図と変更後の設計図の中から対応付けられる図を指定するとき、図8の手順に従って指定した変更前の任意の図面について変更後の図面の中から対応付けられる類似図面の抽出を行うときの抽出支援表示画面例(1030)を示す。例えば、1または複数の変更前図面(1031)の中から類似設計図面を検索したい図面(1032)を選択して対応付け支援処理開始の操作、例えば図面内で右クリックしてポップアアップメニューを表示(1034)する。この図では、選択された変更前の図面A12(1035)に対して、変更後の図面の中から類似図面を全体の類似度順(A22、A23、A26)に表示されている(1036)例である。
本実施例では、実施例1の効果に加えて、任意の設計図面について類似図面の抽出を効率的に行うことができる。これにより任意の設計図面について類似する図書の検出や変更情報の登録が効率的にできるため、任意の設計図面の中から類似する図書情報を他者に効率よく伝えることを支援することができる。
100 設計変更管理支援装置
101 変更前図面データDB
102 変更後図面データDB
103 図面対応付け処理装置
104 図面属性情報DB
105 図面分割装置
106 類似度算出装置
107 変更領域設定装置
108 入力装置
109 基本仕様項目情報DB
110 変更領域関連情報登録装置
111 変更領域関連情報DB
112 出力装置
113 類似図書判定装置
114 判定関連情報登録装置
115 判定関連情報DB

Claims (10)

  1. 既存の設計図面を変更して新しい設計図面を作成するカスタマイズ設計業務に用いる設計変更管理支援装置において、
    変更前の設計図面と変更後の設計図面を任意の分割数に分割した分割画像による各設計図面の対応する分割画像間の類似度を算出する類似度算出部と、
    前記類似度を用いて設計図面中の変更箇所を含む変更領域を抽出する変更領域設定部と、
    前記抽出した変更領域を設計図面画像にあわせて表示する出力部を備えたことを特徴とする設計変更管理支援装置。
  2. 請求項1に記載の設計変更管理支援装置において、
    前記類似度の算出は、各分割画像の濃淡密度の差によって決定し、設計図面中の変更箇所を含む変更領域を抽出、抽出した変更領域を設計図面画像に表示することを特徴とする設計変更管理支援装置。
  3. 請求項1に記載の設計変更管理支援装置において、
    前記設計図面画像の任意の分割数を、図面属性情報データベースに記憶される図面の属性によって設定し、さらに前記類似度算出部で算出した各分割画像の類似度又は入力装置で受け付けた入力値から分割数を変更する図面分割部を備えたことを特徴とする設計変更管理支援装置。
  4. 請求項1に記載の設計変更管理支援装置において、
    前記抽出した変更箇所が含まれる設計図面の属性や変更箇所を含む変更領域が関連する仕様項目、変更理由、変更内容の変更情報を対応付けて変更領域関連情報データベースへ登録する変更領域関連情報登録部と、前記出力部は前記変更領域関連情報データベースへ記憶された変更領域一覧表を出力することを特徴とする設計変更管理支援措置。
  5. 既存の設計図面を変更して新しい設計図面を作成するカスタマイズ設計業務に用いる設計変更管理支援装置において、
    変更前の設計図面と変更後の設計図面を任意の分割数に分割した分割画像による各設計図面の対応する分割画像間の類似度を算出する類似度算出部と、
    前記類似度を用いて1または複数の設計図面の中から類似する図面同士を抽出する類似図書判定部と、
    前記抽出した類似する図面同士を表示する出力部を備えたことを特徴とする設計変更管理支援装置。
  6. 請求項5に記載の設計変更管理支援装置において、
    前記類似度の算出は、各分割画像の濃淡密度の差によって決定し、1または複数の設計図面の中から類似図面を抽出することを特徴とする設計変更管理支援装置。
  7. 既存の設計図面を変更して新しい設計図面を作成するカスタマイズ設計業務における設計変更管理支援方法において、
    設計変更管理支援装置が、変更前の設計図面と変更後の設計図面を任意の分割数に分割した分割画像による各設計図面の対応する分割画像間の類似度を算出し、前記類似度を用いて設計図面中の変更箇所を含む変更領域を抽出し、前記抽出した変更領域を設計図面画像にあわせて表示することを特徴とする設計変更管理支援方法。
  8. 請求項7に記載の設計変更管理支援方法において、
    前記類似度の算出は、各分割画像の濃淡密度の差によって決定し、設計図面中の変更箇所を含む変更領域を抽出、抽出した変更領域を設計図面画像に表示することを特徴とする設計変更管理支援方法。
  9. 請求項7に記載の設計変更管理支援方法において、
    前記設計図面画像の任意の分割数を、図面属性情報データベースに記憶される図面の属性によって設定し、さらに前記算出した各分割画像の類似度又は受け付けた入力値から分割数を変更することを特徴とする設計変更管理支援方法。
  10. 請求項7に記載の設計変更管理支援方法において、
    前記抽出した変更箇所が含まれる設計図面の属性や変更箇所を含む変更領域が関連する仕様項目、変更理由、変更内容の変更情報を対応付けて登録することにより、変更領域一覧表を作成して参照、出力することを特徴とする設計変更管理支援方法。
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