JP2016019384A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2016019384A
JP2016019384A JP2014141581A JP2014141581A JP2016019384A JP 2016019384 A JP2016019384 A JP 2016019384A JP 2014141581 A JP2014141581 A JP 2014141581A JP 2014141581 A JP2014141581 A JP 2014141581A JP 2016019384 A JP2016019384 A JP 2016019384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
metal
electronic device
heat radiation
heat dissipation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014141581A
Other languages
English (en)
Inventor
篤人 木村
Atsuto Kimura
篤人 木村
宗彦 増谷
Munehiko Masutani
宗彦 増谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2014141581A priority Critical patent/JP2016019384A/ja
Publication of JP2016019384A publication Critical patent/JP2016019384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】小型化を図りつつも、放電抵抗の放熱性を向上させること。【解決手段】ケース21と放熱部材22とが金属接合されている。これによれば、放電抵抗20から発せられる熱が、ケース21から、ケース21と放熱部材22との金属接合部位である接合部24を介して、放熱部材22に確実に伝達され、放熱部材22にて放熱されるため、放電抵抗20の放熱性が向上する。さらには、ケース21と放熱部材22とが金属接合されているため、ケース21を放熱部材22に取り付けるための取付部材等が必要無く、インバータ装置10の小型化を図ることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、平滑コンデンサの電荷を放電する放電抵抗を備えた電子機器に関する。
例えば、電気自動車に搭載される電子機器としてのインバータ装置において、平滑コンデンサの電荷を放電する放電抵抗を備えたものが一般的に知られている(例えば特許文献1参照)。
図6に示すように、放電抵抗100は、セラミックケース101内に収納されている。セラミックケース101内は、セメント102が充填されることにより封止されており、放電抵抗100は、セメント102を介してセラミックケース101と熱的に結合されている。セラミックケース101には、一対のブラケット103が設けられている。そして、一対のブラケット103がボルト104によってインバータ装置105の筐体106(放熱部材)に固定されることにより、セラミックケース101が筐体106に取り付けられる。放電抵抗100の放電時に、放電抵抗100から発せられる熱は、セメント102、セラミックケース101及び一対のブラケット103を介して筐体106に伝達され、筐体106にて放熱される。これにより、放電抵抗100の温度上昇が抑制される。
特開2013−9486号公報
しかしながら、インバータ装置105において、セラミックケース101を筐体106に取り付けるために、一対のブラケット103が必要となるため、これら一対のブラケット103が設けられる分だけ、インバータ装置105が大型化してしまっている。また、ボルト104の緩みによっては、一対のブラケット103と筐体106との接触が確保されていない場合がある。すると、一対のブラケット103を介したセラミックケース101から筐体106への熱の伝達が行われ難くなり、放電抵抗100の放熱性が悪化してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、小型化を図りつつも、放電抵抗の放熱性を向上させることができる電子機器を提供することにある。
上記課題を解決する電子機器は、平滑コンデンサの電荷を放電する放電抵抗と、前記放電抵抗を収納するとともに前記放電抵抗と熱的に結合されるケースと、前記ケースと熱的に結合される放熱部材とを有し、前記ケースと前記放熱部材とが金属接合されている。
これによれば、放電抵抗から発せられる熱が、ケースから、ケースと放熱部材との金属接合部位を介して、放熱部材に確実に伝達され、放熱部材にて放熱することができるため、放電抵抗の放熱性を向上させることができる。さらには、ケースと放熱部材とが金属接合されているため、ケースを放熱部材に取り付けるための取付部材等が必要無く、電子機器の小型化を図ることができる。したがって、電子機器の小型化を図りつつも、放電抵抗の放熱性を向上させることができる。
上記電子機器において、前記ケースは箱状であり、前記ケースの外面の少なくとも二面が前記放熱部材に対して金属接合されていることが好ましい。これによれば、ケースの外面の一面のみが放熱部材に対して金属接合されている場合に比べると、ケースと放熱部材との金属接合部位を増やすことができるため、放電抵抗の放熱性をさらに向上させることができる。
上記電子機器において、前記放熱部材には、前記ケースが配置される凹部が形成されていることが好ましい。これによれば、ケースを放熱部材に対して位置決めし易くすることができ、ケースと放熱部材とを金属接合する際に、ケースが放熱部材に対して移動してしまうことを抑制することができる。よって、ケースと放熱部材とを金属接合する際の作業性を向上させることができる。
上記電子機器において、前記ケースと前記放熱部材との間には、前記ケースと前記放熱部材とを金属接合する際に前記ケースと前記放熱部材との金属接合部位に作用する熱応力を緩和する応力緩和部が設けられていることが好ましい。
これによれば、応力緩和部が、ケース及び放熱部材の線膨脹係数の相違に起因して発生する熱応力を分散させ、ケースと放熱部材との金属接合部位に作用する熱応力を緩和させることができる。その結果、熱応力によるケースの破壊を抑制することができる。
この発明によれば、小型化を図りつつも、放電抵抗の放熱性を向上させることができる。
実施形態におけるインバータ装置の電気的構成を示すブロック図。 インバータ装置の一部分を模式的に示す断面図。 別の実施形態におけるインバータ装置の一部分を模式的に示す断面図。 別の実施形態におけるインバータ装置の一部分を模式的に示す断面図。 別の実施形態におけるインバータ装置の一部分を模式的に示す断面図。 従来例におけるインバータ装置の一部分を模式的に示す断面図。
以下、電子機器を車載用のインバータ装置に具体化した一実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。インバータ装置は、車両としての電気自動車に搭載されている。
図1に示すように、インバータ装置10は、6個のスイッチング素子S1〜S6を有している。各スイッチング素子S1〜S6には、パワー半導体素子が使用される。本実施形態では、各スイッチング素子S1〜S6としてIGBT(絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ)が使用されている。
インバータ装置10は、第1及び第2のスイッチング素子S1,S2、第3及び第4のスイッチング素子S3,S4、第5及び第6のスイッチング素子S5,S6がそれぞれ直列に接続されている。各スイッチング素子S1〜S6のコレクタとエミッタ間には、ダイオードD1〜D6が、逆並列に、即ちカソードがコレクタにアノードがエミッタに対応する状態に接続されている。第1、第3及び第5のスイッチング素子S1,S3,S5とダイオードD1,D3,D5の組はそれぞれ上アームと呼ばれ、第2、第4及び第6のスイッチング素子S2,S4,S6とダイオードD2,D4,D6の組はそれぞれ下アームと呼ばれる。
スイッチング素子S1,S3,S5のコレクタがそれぞれ配線12を介して直流電源11のプラス端子に接続され、スイッチング素子S2,S4,S6のエミッタがそれぞれ配線13を介して直流電源11のマイナス端子に接続される。スイッチング素子S1,S2の間の接合点は走行用モータ15のU相端子に、スイッチング素子S3,S4の間の接合点は走行用モータ15のV相端子に、スイッチング素子S5,S6の間の接合点は走行用モータ15のW相端子に、それぞれ接続される。
直流電源11において、正極側の配線12と、負極側の配線13との間には平滑コンデンサ14が接続されている。直列接続された上アーム用のスイッチング素子S1,S3,S5及び下アーム用のスイッチング素子S2,S4,S6に対し平滑コンデンサ14が並列接続されている。直流電源11からの電流が、平滑コンデンサ14に流れると、平滑コンデンサ14が充電される。平滑コンデンサ14が充電されていれば、平滑コンデンサ14から各スイッチング素子S1〜S6を介して走行用モータ15へと電流が供給される。
インバータ装置10は、直流電源11から供給される直流電力を交流電力に変換し、走行用モータ15へ交流電流を供給する。これにより走行用モータ15が回転駆動され、電気自動車が走行する。
正極側の配線12と負極側の配線13との間において、平滑コンデンサ14には放電抵抗20が並列に接続されている。そして、平滑コンデンサ14に充電された電荷は、放電抵抗20にて消費されて放電される。放電抵抗20は、インバータ装置10が分解された場合において、平滑コンデンサ14の両極が人体に影響の無い電圧になるまで放電をする。
図2に示すように、インバータ装置10は、放電抵抗20を収納するセラミック製のケース21と、ケース21と熱的に結合されるアルミニウム製の放熱部材22とを有する。ケース21は、一面が開口する有底箱状の本体部21aと、開口を閉鎖する平板状の蓋部21bとから構成されている。ケース21内は、セメント23が充填されることにより封止されている。放電抵抗20は、セメント23を介してケース21と熱的に結合されている。
放熱部材22は、ケース21を収容する収容凹部22aを有する。本体部21aの外底面と収容凹部22aの内底面とは金属接合されている。本体部21aの外底面と収容凹部22aの内底面との金属接合は、本体部21aの外底面と収容凹部22aの内底面とを面接触させた状態で、本体部21aの外底面と収容凹部22aの内底面との間を、アルミろう材を用いてろう付けすることで行われる。アルミろう材は、具体的にはAl−Si系のろう材である。よって、本体部21aの外底面と収容凹部22aの内底面との間には、ケース21と放熱部材22との金属接合部位である接合部24が形成されている。そして、本体部21aの外底面と収容凹部22aの内底面とが金属接合されることにより、ケース21が放熱部材22に取り付けられている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
放電抵抗20の放電時に、放電抵抗20から発せられる熱は、セメント23、ケース21及び接合部24を介して放熱部材22に確実に伝達され、放熱部材22にて放熱される。これにより、放電抵抗20の温度上昇が抑制される。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)ケース21と放熱部材22とが金属接合されている。これによれば、放電抵抗20から発せられる熱が、ケース21から、ケース21と放熱部材22との金属接合部位である接合部24を介して、放熱部材22に確実に伝達され、放熱部材22にて放熱することができるため、放電抵抗20の放熱性を向上させることができる。さらには、ケース21と放熱部材22とが金属接合されているため、ケース21を放熱部材22に取り付けるための取付部材等が必要無く、インバータ装置10の小型化を図ることができる。したがって、インバータ装置10の小型化を図りつつも、放電抵抗20の放熱性を向上させることができる。
(2)ケース21と放熱部材22とが金属接合されている。よって、例えば、ケース21にブラケットが設けられており、ブラケットがボルトによって放熱部材22に固定されることにより、ケース21が放熱部材22に取り付けられる場合のように、ボルトの緩みによってケース21が放熱部材22から外れてしまう心配が無い。したがって、放電抵抗20の放熱性を確実に維持することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図3に示すように、ケース21の外面の少なくとも二面が放熱部材22に対して金属接合されていてもよい。例えば、本体部21aの外底面と収容凹部22aの内底面とが金属接合されるとともに、本体部21aの外側面と収容凹部22aの内側面とが金属接合されていてもよい。これによれば、ケース21の外面の一面のみが放熱部材22に対して金属接合されている場合に比べると、ケース21と放熱部材22との金属接合部位である接合部24を増やすことができるため、放電抵抗20の放熱性をさらに向上させることができる。
○ 図4に示すように、収容凹部22aの内底面に、ケース21が配置される凹部25が形成されていてもよい。これによれば、ケース21を放熱部材22に対して位置決めし易くすることができ、ケース21と放熱部材22とを金属接合する際に、ケース21が放熱部材22に対して移動してしまうことを抑制することができる。よって、ケース21と放熱部材22とを金属接合する際の作業性を向上させることができる。
○ 図5に示すように、ケース21と放熱部材22との間に、ケース21と放熱部材22とを金属接合する際にケース21と放熱部材22との金属接合部位である接合部24に作用する熱応力を緩和する応力緩和部としての溝26が形成されていてもよい。溝26は、収容凹部22aの内底面に複数形成されている。これによれば、各溝26が、ケース21及び放熱部材22の線膨脹係数の相違に起因して発生する熱応力を分散させ、ケース21と放熱部材22との接合部24に作用する熱応力を緩和させることができる。したがって、例えば、ろう付けの際に、ケース21及び放熱部材22の線膨脹係数の相違に起因して、放熱部材22がケース21に対して反るように変形して、ケース21が熱応力により破壊することを抑制することができる。
○ 実施形態において、Al−Si系のろう材とは別の材質であるろう材を用いてろう付けを行ってもよい。
○ 実施形態において、ケース21の材質は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、放熱部材22の材質は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、ケース21の形状は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、放電抵抗20を、インバータ装置10の放電抵抗用として用いたが、その他の装置での放電抵抗用として用いてもよい。
○ 実施形態において、インバータ装置10は、電気自動車に搭載されていたが、車両としてのハイブリッド車やプラグインハイブリッド車等に搭載されていてもよい。
○ 実施形態において、各スイッチング素子S1〜S6としてIGBTを使用したが特に限定されるものではない。例えば、MOSFETでもよい。
10…電子機器としてのインバータ装置、14…平滑コンデンサ、20…放電抵抗、21…ケース、22…放熱部材、25…凹部、26…応力緩和部としての溝。

Claims (4)

  1. 平滑コンデンサの電荷を放電する放電抵抗と、
    前記放電抵抗を収納するとともに前記放電抵抗と熱的に結合されるケースと、
    前記ケースと熱的に結合される放熱部材とを有し、
    前記ケースと前記放熱部材とが金属接合されていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記ケースは箱状であり、前記ケースの外面の少なくとも二面が前記放熱部材に対して金属接合されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記放熱部材には、前記ケースが配置される凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記ケースと前記放熱部材との間には、前記ケースと前記放熱部材とを金属接合する際に前記ケースと前記放熱部材との金属接合部位に作用する熱応力を緩和する応力緩和部が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電子機器。
JP2014141581A 2014-07-09 2014-07-09 電子機器 Pending JP2016019384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141581A JP2016019384A (ja) 2014-07-09 2014-07-09 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014141581A JP2016019384A (ja) 2014-07-09 2014-07-09 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016019384A true JP2016019384A (ja) 2016-02-01

Family

ID=55234247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014141581A Pending JP2016019384A (ja) 2014-07-09 2014-07-09 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016019384A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018196272A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 三菱電機株式会社 インバータ装置
US10964458B2 (en) 2017-09-20 2021-03-30 Denso Corporation Resistor unit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018196272A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 三菱電機株式会社 インバータ装置
US10964458B2 (en) 2017-09-20 2021-03-30 Denso Corporation Resistor unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9615490B2 (en) Coldplate with integrated DC link capacitor for cooling thereof
JP5508357B2 (ja) 電力変換装置
CN104143926B (zh) 用于逆变器直流母线电容器包装的集成电和热解决方案
JP5506741B2 (ja) 電力変換装置
JP4751810B2 (ja) 電力変換装置
JP5655873B2 (ja) インバータ装置
US20150189784A1 (en) Electric Circuit Apparatus and Method for Producing Electric Circuit Apparatus
JP5815063B2 (ja) 電力変換装置
JP6429721B2 (ja) 電力変換装置及び鉄道車両
US20130241327A1 (en) Motor driving device and vehicle
JP2012138409A (ja) パワーモジュールの絶縁構造とパワーモジュールを用いた電力変換装置
US20200051892A1 (en) Power semiconductor module and vehicle
JP2013016615A (ja) 半導体モジュール
JP5802629B2 (ja) 電力変換装置
JP2015099846A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2013229962A (ja) 電力変換装置
JP2015061454A (ja) パワー半導体モジュール及びそれを用いた電力変換装置
JP5932605B2 (ja) 電力変換装置
JP2014036145A (ja) 抵抗装置
JP2010177529A (ja) パワーモジュールのシール部構造
JP2016019384A (ja) 電子機器
GB2542468A (en) Coldplate with integrated DC link capacitor for cooling thereof
JP2017139886A (ja) 電力変換装置
JP6713246B2 (ja) 電力変換装置
JP2010016925A (ja) 電力半導体モジュールおよびこれを備えた半導体電力変換装置