JP2016018200A - 画像形成装置 - Google Patents

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知仁 石田
渥美 哲也
Tetsuya Atsumi
哲也 渥美
健太 久保
Kenta Kubo
健太 久保
めぐみ 内野
Megumi Uchino
めぐみ 内野
俊一 ▲高▼田
俊一 ▲高▼田
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Abstract

【課題】 現像剤が劣化状態の場合にも初期状態の場合にも、従来よりも良好なトナー載り量を確保できるコントラスト電位及び現像ACバイアスを設定可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】感光体ドラム201と、現像装置209と、トナー像のトナー電位を検知する電位計測器50と、トナー像の形成時の現像DCバイアスとトナー電位との電位差が第1所定値の場合より、第1所定値よりも大きい第2所定値の場合の方が、現像DCバイアスに対する現像ACバイアスの比率が大きくなるように現像DCバイアス及び現像ACバイアスを制御するコントローラ500と、を備える画像形成装置100を構成した。【選択図】 図3

Description

本発明は、像担持体と、像担持体の表面の静電像を現像バイアスで現像する現像手段と、現像手段が現像トナー像のトナー電位を検知する電位センサと、電位センサの検知結果に基づきトナーの載り量を変更するコントローラと、を備える画像形成装置に関する。
特許文献1には、像担持体の表面の現像後の電位を計測し、その計測結果に基づいて現像剤のトナー濃度や現像コントラストを変更する技術が開示される。こうした構成によれば、トナーの載り量を制御することができる。
特開2001−222140号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明を考慮した上で、更なる改良の余地を見出した。以下説明する。
図11は、帯電電位(Vd)、現像DCバイアス(Vdc)、現像コントラスト(Vcont)、露光部電位(Vl)の関係を示す模式図である。図11中で、帯電電位(Vd)は白地部の電位であり、露光部電位(Vl)はベタ部の電位である。現像コントラスト(Vcont)は、現像DCバイアス(Vdc)と露光部電位(Vl)との電位差である。図11のこの模式図を基にして、以下で参照する図12乃至図15の状態を考える。
図12は、現像剤の初期状態において、露光部電位(Vl)が変更されることで、現像コントラスト(Vcont)が変更され、トナー載り量が増加する例を示す模式図である。図12中で黒塗りの部分の上端がトナー電位(Vtoner)である(後述する図13乃至図15でも同様)。
図12(a)に示されるように、現像剤の初期状態では現像性が良好で、現像後のトナー電位が現像DCバイアス電位と同等になるまで、現像が進んでいる。図12(b)に示されるように、現像コントラストが増加されると、その分だけトナー載り量が増加する。また、同じく現像後のトナー電位が現像DCバイアスと同等で、トナーの帯電量が変化することでトナー載り量が変化した場合にも、現像コントラストを変更してトナー載り量を補正することが効果的である。
図13は、現像剤の劣化状態において、露光部電位(Vl)が変更されることで、現像コントラスト(Vcont)が変更されるが、トナー載り量が増加しない例を示す模式図である。
図13(a)に示されるように、現像剤の劣化状態では、現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)とに電位差が生じる。図13(b)に示されるように、現像コントラストが増加されても、現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)との電位差が大きくなるばかりで、トナー載り量が増加しない。これは、現像剤の劣化によって、キャリアとトナーの間の付着力が増大して、トナーがキャリアから剥がれ難くなっているためである。このことが、特許文献1に記載される技術のように現像コントラストを変更しても不十分だと言える点である。
図14は、現像剤の劣化状態で、現像ACバイアスを増加させる過程を示す説明図である。図14を用いて、図13を参照して説明した現像剤の劣化状態で現像コントラストが増加してもトナー載り量が増加しない場合の制御方法を説明する。図14(a)に示されるように、現像剤の劣化状態では、現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)とに電位差が生じる。このときの現像ACバイアスは、図14(a)’に示される通りである。
この場合には、トナーとキャリアが剥離し難くなっているので、図14(b)’に示されるように、現像ACバイアスが大きく設定され、トナーとキャリアが剥離される。この結果、図14(b)に示されるように、トナー電位(Vtoner)は現像DCバイアス(Vdc)と同等の電位にまで引き上げられる。
図15は、現像剤の初期状態で、現像ACバイアスを増加させる過程を示す説明図である。図15(a)のように耐久前の現像性が良好な現像剤の場合には、現像ACバイアスが図15(a)’から図15(b)’へと増加されても、図15(b)のように現像後のトナー電位(Vtoner)が現像DCバイアス(Vdc)と同程度である。このためにそれ以上に現像電界が働かず、トナー載り量が増加しない。このような場合には、従来通り、現像コントラストが変更されることで、トナー載り量が調整される。
前述のように「現像性が悪い状態」で現像コントラスト(Vcont)を大きくしても,トナー載り量が充分増加しないばかりか、現像DCバイアス(Vdc)と現像後のトナー電位(Vtoner)の電位差が大きくなり様々な弊害を引き起こす。
具体的には図16に示すようにベタ部とハーフトーン部が隣接する画像領域で、ハーフトーン部に付着すべきトナーがベタ部に引き寄せられ白く抜けてしまう現象、所謂「白抜け」が発生する。
図17は、帯電電位(Vd)、現像DCバイアス(Vdc)、現像コントラスト(Vcont)、露光部電位(Vl)の関係を示す模式図、現像ACバイアスの図、キャリアの電荷状態及び帯電電位及びトナー電位の間の電界の様子を示す模式図である。図17(a)は、トナー電位と現像DCバイアスが同じ場合の図であり、図17(b)は、トナー電位と現像DCバイアスの間に電位差が生じた場合の図である。
図17(a)の状態から図17(b)の状態に移行すると、トナー電位と現像DCバイアスの間に電位差が生じる。そうすると、現像ニップ中で現像が終了する過程でも、図17(b)に示されるように、現像進行電界が矢印の方向にかかり続け、現像キャリアに電荷が注入されキャリアがトナーと一緒に現像されてしまう、所謂「キャリア付着」といった弊害が発生し易くなる。このような弊害は、誘電率が大きいシリコン(aSi)ドラムや膜厚の薄い感光体を使用したときに、像担持体の静電容量が大きくトナー電荷で現像コントラスト電位を埋め難くなり顕著な問題となる。
前述してきたように、トナーの載り量を制御するためには、特許文献1のように現像剤が劣化状態になったときに現像コントラストを増加させるだけでは不十分な場合もある。また、特許文献1とは別の場合で、現像剤が初期状態のときに現像ACバイアスを増加させるだけでは不十分な場合もある。
本発明は、上記実情に鑑み、現像剤が劣化状態の場合にも現像剤が初期状態の場合にも、従来よりも良好なトナー載り量を確保できるように、コントラスト電位及び現像ACバイアスを設定可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体の表面に形成された静電像を現像DCバイアスに現像ACバイアスを重畳させた現像バイアスで現像可能な現像装置と、前記現像装置によって現像されたトナー像のトナー電位を検知する電位センサと、前記トナー像を形成したときに設定される現像DCバイアスと、前記トナー電位との電位差が第1所定値の場合よりも、前記第1所定値よりも大きい第2所定値の場合の方が、前記像担持体上の画像部電位と現像DCバイアスとの電位差であるコントラスト電位に対する現像ACバイアスの比率が大きくなるように、前記コントラスト電位及び前記現像ACバイアスを制御するコントローラと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、現像剤が劣化状態の場合にも現像剤が初期状態の場合にも、従来よりも良好なトナー載り量を確保できるように、コントラスト電位及び現像ACバイアスを設定可能となる。
実施例1に係る画像形成装置の断面図である。 装置本体の内部機器のブロック図である。 コントローラの制御工程を示すフローチャートである。 DC/AC補正電圧テーブル及びDC/AC補正比率テーブルである。 載り量、白抜け、キャリア付着、小ポイント文字再現性、ハイライト領域粒状性に関する良い(〇)、まあまあ(△)、悪い(×)を判断した表である。 実施例2に係る画像形成装置の断面図である。 コントローラのブロック図である。 実施例5に係る画像形成装置のブロック図である。 コントローラの制御工程を示すフローチャートである。 DC/AC補正比率テーブルである。 帯電電位、現像DCバイアス、現像コントラスト、露光部電位の関係を示す模式図である。 現像剤の初期状態において、露光部電位が変更されることで、現像コントラストが変更され、トナー載り量が増加する例を示す模式図である。 現像剤の劣化状態において、露光部電位が変更されることで、現像コントラストが変更されるが、トナー載り量が増加しない例を示す模式図である。 現像剤の劣化状態で、現像ACバイアスを増加させる過程を示す説明図である。 現像剤の初期状態で、現像ACバイアスを増加させる過程を示す説明図である。 「白抜け」が発生する現象を示す図である。 「キャリア付着」といった弊害の発生を示す図である。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、実施例1に係る画像形成装置100の断面図である。図1に示されるように、画像形成装置100は装置本体100Aを有する。装置本体100Aの内部には、『像担持体』としての感光体ドラム201が配置される。感光体ドラム201の周囲には、帯電装置202、露光装置207、現像装置209、転写ローラ204が配置される。『現像手段』としての現像装置209は、感光体ドラム201の表面の静電像を現像DCバイアス(Vdc)に現像ACバイアスを重畳させた現像バイアスで現像可能である。画像形成部といった場合には、少なくとも感光体ドラム201を含むものとする。
ここでは、画像形成部は、シアン画像形成部215、マゼンタ画像形成部211、イエロー画像形成部212、ブラック画像形成部213の4つある。装置本体100Aの内部には、内部機器の駆動を制御するコントローラ500が配置される。また、感光体ドラム201の回転方向で現像装置209の下流側であって、中間転写ベルト208の上方には、電位計測器50が配置される。『電位センサ』としての電位計測器50は、現像装置209が現像した感光体ドラム201の表面のトナー像のトナー電位(Vtoner)を計測する。
また、シアン画像形成部215の構成は、マゼンタ画像形成部211、イエロー画像形成部212、ブラック画像形成部213でも、トナーの色の除いてはほぼ同様に構成される。
感光体ドラム201の下方には、中間転写ベルト208が配置される。この中間転写ベルト208は、ローラ214a、214b、214cに懸架される。また、中間転写ベルト208の左斜め下方には、定着装置205が配置される。
装置本体100Aの下部には、シートPを収納する『収納部』としての複数のカセットJ1とカセットJ2が配置される。カセットJ1、J2にシートPが収納されると、種別センサ181、182がカセットJ1、J2の内部のシートPの種類を検知してシートPのプロファイルがコントローラ500で形成される。すなわち、コントローラ500は、種別センサ181、182がカセットJ1、J2内のシートPに対応する感光体ドラム201上で必要となるトナー濃度を設定する。
コントローラ500は、感光体ドラム201等の装置本体100Aの内部の機器の駆動を制御する。
特に本発明では、このコントローラ500の以下の制御に特徴がある。即ち、コントローラ500は、トナー像を形成したときに設定される現像DCバイアスと、トナー電位との電位差が第1所定値(図4(b)充電電位差小)の場合よりも、第1所定値よりも大きい第2所定値(図4(b)充電電位差大)の場合の方を以下のようにする。
コントローラ500は、現像コントラスト(コントラスト電位)の補正比率に対する現像ACバイアスの補正比率が大きくなるように、現像コントラスト(コントラスト電位)及び現像ACバイアスを補正する(後述する)。なお、現像コントラストVcont(コントラスト電位)の変更は、現像DCバイアス(Vdc)又は露光部電位(Vl)の少なくともいずれか一方を変更することにより行う。
この画像形成装置100の動作に関して説明する。感光体ドラム201の表面は、帯電装置202によって一様に帯電され、露光装置207によって静電像が形成され、現像装置209によって現像剤で現像剤像が形成される。一方で、カセットJ1、J2に収納されるシートPは、複数のローラ等を介して、感光体ドラム201及び転写ローラ204のニップ部へと搬送される。ここで、感光体ドラム201の表面の現像剤像は、シートPに転写される。こうして現像剤像が転写されたシートPは、定着装置205へと搬送され、現像剤像がシートPに定着されて、その後、装置本体100Aの外部へと排出される。
ここで、画像形成部における作像プロセスを数値を用いつつ例示する。数値はあくまでも一例である。ユーザが操作部にシートPに対する画像形成を指示すると、その出力信号がコントローラ500に送信される。感光体ドラム201(OPCドラム)が回転する。帯電装置202(コロナ帯電器)は、感光体ドラム201の表面を−500Vの帯電電位(Vd)で一様に帯電させる。露光装置207は、感光体ドラム201の露光部が−150Vの電位となるように露光して静電像を形成する。
現像剤には、マイナス極性に帯電された非磁性トナーと磁性キャリアとを有する2成分現像剤が用いられる。現像バイアスには、周波数6kHzの矩形波バイアスが用いられ、現像DCバイアスが350Vに設定され、現像ACバイアスが1200Vに設定される。現像装置209が有する現像スリーブ210と感光体ドラム201の間隔は、300μmに設定される。
図2は、装置本体100Aの内部機器のブロック図である。装置本体100Aの外部には、作像中の所定のタイミングでプリントサーバー等の外部機器が配置される。この外部機器は図2に示される載り量制御部51を有する。カセットJ1の内部にコート紙が収納されて種別センサ181がコート紙を検知している。カセットJ2の内部にラフ紙が収納されて種別センサ182がラフ紙を検知している。ユーザが設定部500B(図1参照)で前回使用したコート紙から次回使用するラフ紙に設定を変更する。
載り量制御部51は、設定部500Bの設定情報から、内部に保存されるコート紙に必要な(規定される)トナー載り量0.45mg/cmやラフ紙に必要な(規定される)トナー載り量0.55mg/cmの情報や用紙種別がコート紙からラフ紙に変更されたという変更情報を、演算部52に送信する。また、載り量制御部51は、紙種や画質モードの設定に応じて感光体ドラム201上のトナー濃度を設定する。
演算部52は、載り量制御部51から受信した制御信号に基づいて、載り量を変更する。ここでは、シートPがコート紙からラフ紙に変更されると、0.45mg/cmだった載り量が0.55mg/cmに変更された。これは、表面粗さが大きいシートでは、トナーがシートの繊維に浸透して充分な発色が得られないので、トナーの載り量を増加させることで所望の色再現を実現するためである。
装置本体100Aの内部のコントローラ500は、現像バイアス制御部57、制御値決定部56、DC/AC補正比率テーブル55、DC/AC補正電圧テーブル53、制御値算出部54を有する。載り量制御部51には、制御値算出部54が接続される。制御値算出部54には、DC/AC補正比率テーブル55、及び、DC/AC補正電圧テーブル53が接続される。DC/AC補正比率テーブル55、及び、DC/AC補正電圧テーブル53には、制御値決定部56が接続される。制御値決定部56には、現像バイアス制御部57が接続される。また、載り量制御部51と制御値算出部54との間には、電位計測器50が接続される。
図3は、コントローラ500の制御工程を示すフローチャートである。図3に示されるように、コントローラ500は、制御スタートにより、補正電圧の算出(ステップ110、以下、「ステップ」は単に「S」という。S110)、補正比率の算出(S111)を行う。S110は、後述するS101とS103とを含み、S111は後述するS104〜S106を含む。以下、補正電圧算出について説明した後に、補正比率算出について説明する。なお、実施例1中で、本発明の特徴的部分は、図3ではS111に記載され、図4では図4(b)の現像DCバイアスや現像ACバイアスの補正比率の欄に記載される。
(補正電圧算出)
まず、補正電圧算出(S110)を説明する。カセットJ1にコート紙が収納されて、カセットJ2にラフ紙が収納されているとする。載り量制御部51は、カセットJ1、J2の各々の種別センサ181、182が検知したコート紙やラフ紙に対応するトナー載り量に関する情報を有する。
ユーザが、設定部500Bで、前回印刷したコート紙から次回印刷したいラフ紙に変更したとする。載り量制御部51は、種別センサ181がコート紙を検知するカセットJ1から種別センサ182がラフ紙を検知するカセットJ2に変更されたことや、コート紙やラフ紙のトナー載り量を制御値算出部54に送信する。
そして、制御値算出部54は、載り量制御部51からコート紙からラフ紙に変更されたことを制御信号で受信する。制御値算出部54は、コート紙に必要なトナー載り量の0.45mg/cmからラフ紙に必要なトナー載り量の0.55mg/cmへと切り替えるときの差分である載り量補正値△M/S=+0.10mg/cmを算出する(S101)。
反対に、ユーザが、設定部500Bで、ラフ紙からコート紙に変更した場合、載り量制御部51は、ラフ紙のカセットJ2からコート紙のカセットJ1に変更されたことや、コート紙やラフ紙のトナー載り量を制御値算出部54に送信する。
そして、制御値算出部54は、載り量制御部51からラフ紙からコート紙に変更されたことを制御信号で受信する。制御値算出部54は、ラフ紙に必要なトナー載り量の0.55mg/cmからコート紙に必要なトナー載り量の0.45mg/cmへと切り替えるときの差分である載り量補正値△M/S=−0.10mg/cmを算出する(S101)。コントローラ500は、載り量補正値に対して、演算部52のメモリに格納されたDC/AC補正電圧テーブル53(図4(a)参照しつつ後に詳述する)を参照する(S103)。
ここでDC/AC補正電圧テーブル53とは、現像性が良好な状態で現像DCバイアスのみを変更したときの現像DCバイアスの補正値、現像性が悪い状態で現像ACバイアスのみを変更したときの現像ACバイアスの補正値を示したテーブルである。
図4(a)は、DC/AC補正電圧テーブルである。図4(a)では、載り量補正値(△M/S)、DCバイアスの変更量(△Vcont)、ACバイアスの変更量(△Vpp)の関係が示される。ここでは、コントローラ500は、図3のS110の場合に、載り量補正値(△M/S)が+0.10mg/cmとなったので、現像DC/ACバイアスの補正電圧として、現像DCバイアス=+57V、現像ACバイアス=+200Vに設定する。
なお、これとは反対に、コントローラ500は、図3のS110の場合に、載り量補正値(△M/S)が−0.10mg/cmとなった場合、現像DC/ACバイアスの補正電圧として、現像DCバイアス=−57V、現像ACバイアス=−200Vに設定する。載り量補正値が−であれば、現像DC/ACバイアスの補正電圧のテーブルは−となる。
ここで、図4(a)のDC/AC補正電圧テーブル53の作成方法について説明する。各々のトナー載り量(△M/S)を変更するために必要なバイアス設定値を、現像性が良好な現像剤の初期状態と、現像性が悪い現像剤の劣化状態と、でそれぞれ求める。
現像剤の初期状態では、現像性が良好なので、コントローラ500は、現像DCバイアスのみでトナー載り量を変更する。そこで、載り量補正値△M/Sが、0.00 mg/cm、0.05 mg/cm、0.10 mg/cm、0.15 mg/cm、0.20mg/cmの各々のトナー載り量を変更するために必要な現像DCバイアスの変更値を求める。
現像剤の劣化状態では、現像性が悪いので、コントローラ500は、現像ACバイアスを用いてトナー載り量を変更する。そこで、載り量補正値△M/Sが、0.00 mg/cm、0.05 mg/cm、0.10 mg/cm、0.15 mg/cm、0.20mg/cmの各々のトナー載り量を変更するために必要な現像ACバイアスの変更値を求める。
前述のように、紙種がコート紙の場合には載り量0.45mg/cm(現在値)で、紙種がラフ紙の場合には載り量0.55mg/cm(目標値)となり、コート紙からラフ紙に変更されると載り量補正値△M/S=+0、10mg/cmとなる。
こうしたことから、コントローラ500は補正電圧算出に関しては以下のように制御すると言える。コントローラ500は、複数のカセットJ1、J2のうちのいずれを使用するのかを設定する設定部500Bを有する。
コントローラ500は、設定部500Bで設定された複数のカセットのうちの(第1)カセットJ1のシートに関して保存される第1の目標トナー載り量、及び、(第2)カセットJ2のシートに関して保存される第2の目標トナー載り量、を受信する。コントローラ500は、第1の目標トナー載り量及び第2の目標トナー載り量に基づいて、感光体ドラム201の上の画像部電位と現像DCバイアスとの電位差であるコントラスト電位、及び、現像ACバイアスを制御する。なお、実施例1では、コントローラ500は、現像DCバイアスを変更することでコントラスト電位を変更している。
即ち、コントローラ500は、設定部500BでカセットJ1の現在のシートP(コート紙)からカセットJ2の次のシートP(ラフ紙)へと切り替えられるときに以下の制御をする。コントローラ500は、ラフ紙の第2の目標載り量(例0.55mg/cm)からコート紙の第1の目標載り量(例0.45mg/cm)を差し引いた載り量補正量(+0.10mg/cm)を算出する。そして、コントローラ500は、載り量補正量が大きい程に現像コントラスト(コントラスト電位)及び現像ACバイアスを大きく設定する。例えば、コントローラ500は、現像DCバイアスを57V→116V、現像ACバイアスを200V→400Vのように変更する。
(補正比率算出)
コントローラ500は、感光体ドラム201の回転方向の下流に配置された電位計測器50によって、感光体ドラム201のトナー電位(Vtoner)を読み取る(S104)。コントローラ500は、制御値算出部54により、感光体ドラム201のトナー電位と現像DCバイアス(Vdc)の設定値である350Vとの電位差を求める(S105)。コントローラ500は、その電位差からDC/AC補正比率テーブル55(図4(b)を参照しつつ後に詳述する)を参照する(S106)。
ここで、DC/AC補正比率テーブル55とは、現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差に応じた、現像DCバイアスおよび現像ACバイアスの補正比率を示したテーブルである。現像性の良否レベルに応じ現像DCバイアスと現像ACバイアスの補正比率を調整するものである。例えば、現像後のトナー電位(Vtoner)の300Vと現像DCバイアス(Vdc)の350Vの電位差が50Vとなって「現像性が悪いレベル」となった場合には、以下のようにする。すなわち、図4(b)のDC/AC補正比率テーブルを用い、DCバイアスの補正量を0%、ACバイアスの補正量を100%とする。
図4(b)は、DC/AC補正比率テーブルである。図4(b)では、充電電位差(V)、現像DCバイアス(Vcont)の補正比率(DC補正比率)、現像ACバイアス(Vpp)の補正比率(AC補正比率)の関係が示される。例えば、コントローラ500は、充電電位差が20Vの場合には、DC補正比率を60%に、AC補正比率を40%に設定する。
ここで、図4(b)のDC/AC補正比率テーブル55の作成方法について説明する。劣化状態で現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差を求め、その電位差のときに現像ACバイアスでの変更比率を100%、現像DCバイアスの変更比率を0%とする。
本実施例では、劣化状態で現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差が50Vである。このときには、コントローラ500は、現像ACバイアスのみで制御する。すなわち、コントローラ500は、現像DCバイアスの制御比率0%、現像ACバイアスの制御比率100%として制御する。
初期状態で現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差が0Vである場合を想定する。このときには、コントローラ500は、現像DCバイアスのみで制御する。すなわち、コントローラ500は、現像DCバイアスの制御比率を100%、現像ACバイアスの制御比率を0%として制御する。
コントローラ500は、コート紙のカセットJ1からラフ紙のカセットJ2に設定が変更されるときに、以下の制御をする。コントローラ500は、現像DCバイアスとトナー電位との差が第1所定値(例20V)の場合よりも、第1所定値よりも大きい第2所定値(例50V)の場合の方が、現像ACバイアスの補正量の補正比率を大きくなるように変更する。例えば、コントローラ500は、現像ACバイアスの補正量の補正比率を、40%→100%のように変更する。
コントローラ500は、前述したコート紙のカセットJ1からラフ紙のカセットJ2に設定が変更されるときに、以下の制御をする。コントローラ500は、現像DCバイアスとトナー電位との差が第1所定値(例20V)の場合よりも、第1所定値よりも大きい第2所定値(例50V)の場合の方が、現像コントラスト(コントラスト電位)の補正量の補正比率を小さくなるように変更する。例えば、コントローラ500は、現像コントラスト(コントラスト電位)の補正量の補正比率を、40%→0%のように変更する。
なお、本実施例では、初期状態で現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差が0Vとなった。しかし、現像剤の初期状態で現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差が0Vでない場合でも、現像DCバイアスの制御比率を100%とすることも可能である。すなわち、図4(b)中で、充電電位差が0V以外の、10V、20V、30V、40V、50Vのときにも、現像DCバイアスの補正量の補正比率を100%にすることも可能である。このように、現像DCバイアスの補正量の補正比率を変えないことで、現像コントラスト(コントラスト電位)の補正量の補正比率を変えない(据え置きにする)ことも可能である。
以上の作業で得られた「DC/AC補正電圧テーブル」及び「DC/AC補正比率テーブル」を基に、劣化レベルを変えた現像剤で、現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差と補正テーブルの整合性を確認し微調整を行った。
すなわち、コントローラ500は、トナーが初期条件の現像ACバイアスの値と、現像ACバイアスの補正量にその補正比率を乗じた現像ACバイアスの補正量の値と、を加算した加算後の現像ACバイアスを用いて、現像装置209が現像するように制御する。また、コントローラ500は、トナーが初期条件の現像DCバイアス(コントラスト電位)の値と、現像DCバイアス(コントラスト電位)の補正量にその補正比率を乗じた現像DCバイアス(コントラスト電位)の補正量の値と、を加算した加算後の現像DCバイアス(コントラスト電位)を用いて、現像装置209が現像するように制御する。なお、初期条件は、現像DCバイアスとトナー電位との電位差が0の場合の条件と言える。
このことを、図3に戻って説明する。コントローラ500の制御値決定部56は、「補正電圧」と「補正比率」とを掛け合わせ、最終的な現像DCバイアスと現像ACバイアスの補正電圧値(最終補正電圧)を決定する(S107)。ここでは、現像DCバイアスの補正量は57V × 0% = 0V、現像ACバイアスの補正量は200V × 100% = 200Vとした。
コントローラ500の現像バイアス制御部57は、決定された補正量を基に、現像DCバイアスは初期条件の350Vに補正量の0Vを足して(350+0=)350Vとする。また、現像バイアス制御部57は、決定された補正量を基に、現像ACバイアスは初期条件の1200Vと補正量の200Vを足して(1200+200=)1400Vとする。そして、コントローラ500は、現像バイアス制御部57を通じてDCバイアス電源58(図2参照)およびACバイアス電源59(図2参照)を制御する(S108)。こうして、所望のトナー載り量の補正が実現された。
図5は、載り量、白抜け、キャリア付着、小ポイント文字再現性、ハイライト領域粒状性に関する良い(〇)、まあまあ(△)、悪い(×)を判断した表である。表から判るとおり、所望のトナー載り量0.55mg/cmを実現するとともに、白抜けやキャリア付着等のない良好な出画像が得られた。
図6は、実施例2に係る画像形成装置200の断面図である。実施例2の構成のうち実施例1と同一の構成に関しては、同一の符号を付して説明を省略する。図6に示されるように画像形成装置200は装置本体100Aを有し、装置本体100Aの内部には現像装置309を配置される。
現像装置309は、相互に独立して現像バイアスが制御可能な複数の(ここでは2本の)『現像剤担持体』としての現像スリーブ610、611を有する。コントローラ500は、感光体ドラム201の回転方向で最も上流に位置する現像スリーブ610の現像バイアスを変更する。このように、実施例2では、実施例1と同様の制御を2本の現像スリーブ610及び現像スリーブ611のうちの上流の現像スリーブ610に適用することで、載り量制御等と、ポイント文字再現やハイライト粒状性と、の両立が実現される。
図7は、コントローラ500のブロック図である。本実施例では、下流の現像スリーブ611への電圧制御部60でのバイアス制御は通常どおりの制御をおこなうため、下流の現像スリーブ611の電圧制御部60は演算部52からの補正信号は受け取らない構成となっている。その他の構成は実施例1で説明した図2と同様である。
以上の構成を用い、実施例1と同様の制御をおこない、上流の現像スリーブ610で載り量補正をおこなった。具体的には、現像DCバイアス350V、現像ACバイアス1400Vを印加し、下流の現像スリーブ611には初期の設定である現像DCバイアス350V、現像ACバイアス1200Vを印加することで画像出力をおこなった。
結果を図5の表に示す。表から判るとおり、実施例1と同様にトナー載り量0.55mg/cmを実現するとともに、白抜けやキャリア付着のない良好な画像が得られている。更に下流の現像スリーブ611に印加する現像バイアスが初期と同条件であり、画像性が良好であるため、ハイライト領域の粒状性や小ポイント文字の再現性などについても良好な結果が得られている。
トナー載り量を増加させるために現像ACバイアスを大きくし過ぎると、ハイライト〜ハーフトーン領域のトナーが強電界により引き剥がされ小ポイント文字やハイライト〜ハーフトーンの再現性が悪化する。実施例1では現像ACバイアスを大きくしたため、若干小ポイント文字やハイライト領域の再現性が悪化した。これに対して、本実施例では下流の現像スリーブ611の現像バイアス変更していないため、小ポイント文字やハイライト領域の再現性を悪化させることなく載り量の補正が可能となった。
なお、前述したのは、コントローラ500が、感光体ドラム201の進行方向で上流側の現像スリーブ610の現像バイアスを変更し、感光体ドラム201の進行方向で下流側の現像スリーブ611の現像バイアスを変更していない。これに変えて、以下のようにしても良い。即ち、コントローラ500は、感光体ドラム201の回転方向で上流に位置する現像スリーブ610の現像バイアスの変更量を、感光体ドラム201の回転方向で下流に位置する現像スリーブ611の現像バイアスの変更量よりも大きく設定しても良い。
実施例1、2では、DC/AC補正比率テーブルにおいて、現像DCバイアスと現像ACバイアスの制御比率を段階的に変更する構成であったが、実施例3では、連続的に変更した点が異なる。
具体的には、ターゲットとなるトナー載り量は0.55mg/cm、載り量補正値(△M/S)は0.10mg/cmで実施例1と同様であり、DC/ACバイアスの補正電圧を、DC=57V、AC=200Vとした。
次に実施例1と同様、DC/AC各バイアスの補正比率を算出する。本実施例では、図4(b)のDC/ACバイアス補正比率テーブルの20Vと30Vの値を線形補間することで補正比率を求めている。例えば、現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差が25Vだった場合について説明する。この場合、図4(b)のDC/ACバイアス補正比率テーブルの20Vと30Vの値を線形補間した結果、DCバイアスの補正量を50%、ACバイアスの補正量を50%とした。
以上の処理により得られた補正電圧と補正比率を制御値決定部56で掛け合わせ、現像DCバイアスの補正量は57V×50% = 29V、現像ACバイアスの補正量は200V×50% = 100Vと決定した。決定された補正量を初期の設定値に加え、現像DCバイアスは350+29=379V、現像ACバイアスは1200+100=1300Vとした。これを用いて現像バイアス制御部57を通じ、上流の現像スリーブ610には現像DCバイアス379V、現像ACバイアス1300Vを印加した。また、下流の現像スリーブ611には、初期設定と同様の、現像DCバイアス350V、現像ACバイアス1200Vを印加した。
結果を図5の表に示す。表から判るとおり、実施例2と同様にトナー載り量0.55mg/cmを実現するとともに、白抜けやキャリア付着のない良好な画像が得られている。更に下流の現像スリーブ611に印加する現像バイアスが通常設定であるため、実施例2と同様にハイライトの粒状性や小ポイント文字などの再現性についても良好な結果が得られている。
実施例4では、現像コントラスト(Vcont)の制御を露光部電位(Vl)の調整で行った。
具体的には、載り量補正値(△M/S)は0.10mg/cmの場合、実施例1と同様であり、DC/AC補正電圧としてDC(Vcont)=57V、AC=200Vが設定される。これと並行して、DC/AC各バイアスの補正比率を算出する。本実施例では、現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差が10Vであったため、図4(b)のDC/AC補正比率テーブルの10Vの値を参照し、DCバイアスの補正比率を80%、ACバイアスの補正比率を20%と決定した。
以上の処理により得られた補正電圧と補正比率を制御値決定部56で掛け合わせ、現像DCバイアスの補正量は57V×80%=45.6V、現像ACバイアスの補正量は200V×20%=40Vと決定した。本実施例では決定された補正量を基に、露光部電位を45.6V低下させ104.4Vとし、現像DCバイアスは変更せず350V、現像ACバイアスは1200+40=1240Vとした。
これを用いて現像バイアス制御部57を通じ、上流の現像スリーブ610には現像DCバイアス350V、現像ACバイアス1240Vを印加した。下流の現像スリーブ611には現像DCバイアス350V、現像ACバイアス1200Vを印加することで画像出力をおこなった。
結果を図5の表に示す。表から判るとおり、実施例3と同様にトナー載り量0.55mg/cmを実現するとともに、白抜けやキャリア付着がなく、ハイライトの粒状性や小ポイント文字の再現性についても良好な結果が得られている。
図8は、実施例5に係る画像形成装置のブロック図である。実施例5は、実施例2の構成に加えて、感光体ドラム201上のトナー載り量を検知し、所望のトナー載り量に変更するものである。トナー載り量検知は、感光体ドラム201上に2cm角のトナー像を形成し、これにLED等の光を照射して、その正反射光量のみ、あるいは正反射光量と拡散反射光量を受光センサで読み取り、濃度を算出するものである。すなわち、パッチ検に関するものである。
図8に示されるように、感光体ドラム201の矢印の回転方向に対し、現像装置309の下流にトナーの載り量を検知する載り量センサ80(濃度センサ)を配置した。載り量センサ80は、パッチ検に用いられるセンサである。その他は実施例2で説明した図7と同様の構成である。
図9は、コントローラ500の制御工程を示すフローチャートである。図10は、DC/AC補正比率テーブルである。図9に示されるように、コントローラ500は、補正電圧算出(S210)と補正比率算出(S211)を並行して行う。S210は、S201〜S103を含む。S211は、S104〜S106を含む。以下、補正電圧算出について説明した後に、補正比率算出について説明する。なお、実施例5中で、本発明の特徴的部分は、図9ではS211に記載され、図10では現像DCバイアスや現像ACバイアスの補正比率の欄に記載される。
作像中のあるタイミングで、感光体ドラム201上のトナー載り量を載り量センサ80により検知する(S201)。コントローラ500は、検知したトナー載り量と所望のトナー載り量との差に応じ、載り量の補正量を決定する(S202)。
本実施例では、所望のトナー載り量0.45mg/cmに対し、載り量センサ80により得られたトナー載り量0.41mg/cmが演算部52の制御値算出部54に送信され、載り量補正量(△M/S)0.04mg/cmが算出される。
コントローラ500は、その値から演算部52のメモリに格納されたDC/AC補正電圧テーブル53を参照し、DC/ACの補正電圧を求める(S103)。
本実施例では、図4(a)の載り量補正値(△M/S)が0.04mg/cmとなるためのDC/AC補正電圧として、DC=23.2V、AC=80Vが設定される。図4(a)の中にないので線形補間した。
コントローラ500は、感光体ドラム201の回転方向で現像装置309の下流に配置された電位計測器50により、現像後のトナー電位(Vtoner)を読み取る(S104)。コントローラ500は、現像DCバイアス(Vdc)との電位差を求める(S105)。コントローラは、DC/ACの補正バランスを決定する(S106)。
本実施例では、現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差23.2Vとなった。本実施例では初期条件からターゲットのトナー載り量の変更がないため、図10に示すDC/AC補正比率テーブルを参照し、充電電位差が0V以外のときはACバイアスによる補正を100%でおこなう。
以上の処理で得られた補正電圧と補正比率を制御値決定部56で掛け合わせ(S107)、現像DCバイアスの補正量は23.2V × 0% = 0V、現像ACバイアスの補正量は80V × 100% = 80Vとした。決定された補正量を基に、現像ACバイアスを初期条件の1200Vと補正量の80Vを足して(1200+80=)1280Vとした。そして、コントローラ500は、現像バイアス制御部57を通じてDCバイアス電源58およびACバイアス電源59を制御する(S108)。このことで、所望のトナー載り量補正を実現することができた。
結果を図5の表に示す。表から判るとおり、所望のトナー載り量0.45mg/cmを実現するとともに、白抜けやキャリア付着等のない良好な出画像が得られるものである。
以下、他の変形例(画質モードを変える場合、トナーが劣化した場合、トナー帯電量が変化する場合)を述べる。変形例を述べるにあたり、図10に示すDC/AC補正比率テーブルに替えて、図4(b)に示すDC/AC補正比率テーブルを使用して述べる。また、前述した図9中のS210とS211に関して述べる。この変形例でも、図9中のS107とS108の動作に関しては同様である。
(画質モードを変える場合)
画質モードを変える場合には、例えば、濃い色で印刷したい、高画質で印刷したい、エコモードで薄い色で印刷したい、といったケースがある。例えば、オペレータが、設定部500Bで、現在薄い色で印刷しているのを、次回濃い色で印刷するように変更する。そうすると、コントローラ500は、薄色モードから濃色モードに切り替えられたことを認識する。
制御値算出部54は、載り量センサ80が検知する現在の薄い色のトナー載り量0.45mg/cm(現在値)を受信して、設定部500Bで設定された次回の濃い色のトナー載り量0.55mg/cm(目標値)の情報を受信する。制御値算出部54は、現在値のトナー載り量から目標値のトナー載り量へ切り替えるときの差分である載り量補正値△M/S=+0、10mg/cmを算出する。そして、図4(a)を参照しつつ前述したように、制御値算出部54は、その載り量補正量に対応する現像DCバイアスや現像ACバイアスの補正量を算出する(S210に相当する)。
これと同時に、図4(b)を参照しつつ前述したように、制御値算出部54は、電位計測器50が計測するトナー電位と現像バイアスとの差分に基づいて、現像DCバイアスや現像ACバイアスの補正量の補正比率を算出する(S211に相当する)。
まとめると、コントローラ500は、以下のように制御することになる。演算部52は、設定部500Bにより設定された目標トナー載り量(目標濃度)(例0.55mg/cm)と、載り量センサ80の検知結果である実測トナー載り量(実測濃度)(例0.45mg/cm)と、を受信する。演算部52は、目標トナー載り量と実測トナー載り量から載り量補正量(差分)(例0.10mg/cm)を算出する。
演算部52は、第1載り量差(例0.10mg/cm)の場合よりも、第1載り量差よりも大きい第2載り量差(例0.20mg/cm)の場合の方が、現像コントラスト(コントラスト電位)及び現像ACバイアスを大きく変更するように算出する。(例えば、現像DCバイアスを57V→116V、現像ACバイアスを200V→400V)。
これと同時に、演算部52は、設定される現像DCバイアスとトナー電位との差が第1所定値(例20V)の場合よりも、第1所定値よりも大きい第2所定値(例50V)の場合の方が、現像ACバイアスの補正量の補正比率を大きくなるように変更して算出する。例えば、演算部52は、現像ACバイアスの補正量の補正比率を、40%→100%のように変更する。
また、演算部52は、設定される現像DCバイアスとトナー電位との差が第1所定値(例20V)の場合よりも、第1所定値よりも大きい第2所定値(例50V)の場合の方が、現像コントラスト(コントラスト電位)の補正量の補正比率を小さくなるように変更して算出する。例えば、演算部52は、現像DCバイアスの補正量の補正比率を、40%→0%のように変更する。なお、前述してきた実施例5の構成に前述の実施例2〜4の構成を適宜適用することも可能である。
実施例6では、実施例5においてトナートリボの変動を考慮したものである。実施例5と同様に感光体ドラム201上のトナー載り量と現像後のトナー電位(Vtoner)を計測する。今回、トナー載り量は0.38mg/cm(載り量補正量=0.07 mg/cm)、充電電位差は20Vであった。
実施例5(載り量補正量=0.04 mg/cm、充電電位差は20V)と比較し、充電電位差は同じあるのに、トナーの載り量が大幅に低下している。これはトナーの帯電量が上昇し、トナーの載り量に対する現像後トナー電位が高くなっているためと予想される。このことは、目標載り量である0.45mg/cmを現像するには、現像コントラストを大きくする必要があることを示唆している。そこで本実施例では補正DC値を決める演算部52で下記演算を実施する。
[数1] dDC=(Vtoner−Vl)/MS_dr*MS_target・・・(1)
ここでVtonerは計測された現像トナー電位、Vlは露光部電位、MS_drは計測されたドラム上トナー載り量、MS_targetは目標トナー載り量を表している。
今回、Vtoner=330V、Vl=150V、MS_dr=0.38mg/cm、MS_target=0.45mg/cmなので、補正DC電位“dDC=213V”が得られる。AC成分の補正量は実施例5と同様に、載り量補正量=0.07 mg/cmから図4(a)を元にAC=140Vが得られる。得られた補正値に応じて、DCバイアス電源58およびACバイアス電源59を制御することで、所望のトナー載り量補正を実現することができた。
結果を図5の表に示す。表から判るとおり、所望のトナー載り量0.45mg/cmを実現するとともに、白抜けやキャリア付着等のない良好な出画像が得られるものである。
[従来例]
従来例では、実施例1の制御の中で、載り量の補正を露光部電位(Vl)の変更により現像コントラスト(Vconst)を調整することのみで行った。変更後のトナー載り量は、実施例1〜4と同様に、0.55mg/cm、載り量補正値は0.10mg/cmとした。
本比較例では、現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差が50Vと、実施例1と同様に「現像性が悪い状態」と言えるが、Vcontのみの調整で載り量の制御をおこなった。具体的には、露光部電位を初期設定の150Vから120V低下させて30Vとし、現像DCバイアスは350V、現像ACバイアスは1200Vと初期設定値を用いて画像出力をおこなった。
この設定により現像コントラストが、当初の200Vから補正後には320Vに変更された。現像コントラストを変更した結果、載り量が0.09mg/cm増加し0.54mg/cmとなった。一方でこのときの現像のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)の電位差は90Vと、載り量補正前の50Vに対して大きな値となってしまった。
結果を図5の表に示す。表から判るとおり、トナー載り量が充分に補正出来ていないばかりでなく、白抜けやキャリア付着で弊害が発生している。
以上で述べたように、本出願人らは、装置の現像性の良否を判断するには、現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)との電位差を指標にすることが有効であることを見出した。現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)との電位差が小さいときは、所望のトナー電位まで現像が進んでおり現像性が良好と判断できる。その反対に、現像後のトナー電位(Vtoner)と現像DCバイアス(Vdc)との電位差が大きいときは、所望のトナー電位まで現像が進んでおらず現像性が悪いと判断できる。
以上のような現像性の良否の判断に応じ、現像性が良いときは現像コントラストを調整し、現像性が悪いときは現像ACバイアスを調整することで適切なトナー載り量の制御がおこなえる。また現像剤の劣化状態は経時的に変化するので、現像性の良否レベルの判断をその都度おこない、載り量制御についてもその良否レベルに応じ現像コントラストと現像ACバイアスの制御比率を段階的に変えていくことがより好適である。
さらに本出願人らは複数の現像スリーブを用いた現像装置において、トナーの載り量補正を上流の現像スリーブでおこなうことで、画像性と載り量の両立が図れることを見出した。筆者らの検討では、現像コントラストの大きいベタ画像領域では、上流の現像スリーブで現像されたトナーは下流の現像スリーブでも入れ替わらずそのまま出力される。
これに対し、潜像電位がVdcよりVd側にあるハイライトからハーフトーンの画像領域では、上流の現像スリーブで現像された像担持体上のトナー像が下流の現像スリーブで入れ替わり、最終的に最下流の現像スリーブで現像されたトナー像が出力される。このことからベタ領域のトナー載り量は上流の現像スリーブで制御すれば良く、文字再現やハーフトーンの粒状性などハイライトからハーフトーン領域の画像性は下流の現像スリーブで制御する必要がある。
以上複数の現像スリーブを用いた現像装置で載り量補正する場合には、上流の現像スリーブで前述の制御をおこない下流の現像スリーブでは画像性を重視した制御をおこなうことが好適である。
50・・・・電位計測器(電位センサ)
80・・・載り量センサ(濃度センサ)
100、200・・・画像形成装置。
201・・・感光体ドラム(像担持体)
209、309・・・現像装置
500・・・コントローラ
500B・・設定部
Vdc・・・現像DCバイアス
Vl・・・・露光部電位

Claims (8)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体の表面に形成された静電像を現像DCバイアスに現像ACバイアスを重畳させた現像バイアスで現像可能な現像装置と、
    前記現像装置によって現像されたトナー像のトナー電位を検知する電位センサと、
    前記トナー像を形成したときに設定される現像DCバイアスと、前記トナー電位との電位差が第1所定値の場合よりも、前記第1所定値よりも大きい第2所定値の場合の方が、前記像担持体上の画像部電位と現像DCバイアスとの電位差であるコントラスト電位に対する現像ACバイアスの比率が大きくなるように、前記コントラスト電位及び前記現像ACバイアスを制御するコントローラと、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記コントローラは、前記第1所定値の場合よりも、前記第2所定値の場合の方が、前記コントラスト電位の比率が小さくなるようにしながら前記コントラスト電位に対する前記現像ACバイアスの比率が大きくなるように、前記コントラスト電位及び前記現像ACバイアスを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記コントローラは、前記第1所定値の場合よりも、前記第2所定値の場合の方が、前記コントラスト電位の比率を変えることなく前記コントラスト電位に対する前記現像ACバイアスの比率が大きくなるように、前記コントラスト電位及び前記現像ACバイアスを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像装置によって前記像担持体に現像されたトナー載り量に関する情報を検知する濃度センサと、
    画像形成時の目標トナー載り量を設定する設定部と、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記設定部により設定された目標トナー載り量と、前記濃度センサの検知結果と、に基づいて、前記像担持体上の画像部電位と現像DCバイアスとの電位差であるコントラスト電位の補正量、及び、現像ACバイアスの補正量を算出して、
    前記コントラスト電位の補正量に前記コントラスト電位の比率を乗じたコントラスト電位、及び、前記現像ACバイアスの補正量に前記現像ACバイアスの比率を乗じた現像ACバイアスを算出して、
    前記現像DCバイアスと前記トナー電位との電位差が0の初期条件のときのコントラスト電位及び前記現像ACバイアスに足すことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. シートの種別を判断する種別センサを有する複数のカセットと、
    前記複数のカセットのうちで前回使用したカセットから次回使用するカセットに設定を変更する設定部と、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記設定部により設定された次回使用するカセットのシートに規定される目標トナー載り量と、前回使用したカセットのシートに規定される目標トナー載り量と、に基づいて、前記像担持体上の画像部電位と現像DCバイアスとの電位差であるコントラスト電位の補正量、及び、現像ACバイアスの補正量を算出して、
    前記コントラスト電位の補正量に前記コントラスト電位の比率を乗じたコントラスト電位、及び、前記現像ACバイアスの補正量に前記現像ACバイアスの比率を乗じた現像ACバイアスを算出して、
    前記現像DCバイアスと前記トナー電位との電位差が0の初期条件のときのコントラスト電位及び現像ACバイアスに足すことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像装置は、相互に独立して現像DCバイアスが制御可能な複数の現像剤担持体を有し、
    前記コントローラは、前記像担持体の回転方向で上流に位置する前記現像剤担持体の現像DCバイアスの変更量を、前記像担持体の回転方向で下流に位置する前記現像剤担持体の現像DCバイアスの変更量よりも大きく変更することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像装置は、相互に独立して現像DCバイアスが制御可能な複数の現像剤担持体を有し、
    前記コントローラは、前記像担持体の回転方向で最も上流に位置する前記現像剤担持体の現像DCバイアスを変更することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記コントラスト電位の変更は、前記現像DCバイアス及び前記画像部電位の少なくともいずれか一方を変更することで行われることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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