JP5164738B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

非画像形成時に、画像形成時の転写部に印加させる定電圧を設定する画像形成装置、詳しくは、規定電圧を用いた定電圧設定時の測定結果を利用して、画像形成で用いる定電圧をより適正に設定する制御に関する。
像担持体(感光体又は中間転写体)に担持させたトナー像を、転写部材を含む転写部に定電圧を印加することにより、転写媒体(中間転写体又は記録材)に転写させる画像形成装置が実用化されている。このような画像形成装置では、非画像形成時に、画像形成時に印加させる定電圧を設定するために、規定電圧を転写部に印加して転写部に流れる電流を測定する第1設定モードが実行される。
第1設定モードは、個体差、周囲温度、使用履歴(電圧印加の累積時間)によって異なる転写部材や像担持体の抵抗値に合わせて、転写部に所定の転写電流値が流れるように転写電圧を自動的に調整する。このため、ATVC(Automatic Transfer Voltage Control)と呼ばれる。
特許文献1には、画像形成に先立たせて、転写部材に印加する規定電圧を段階的に高くして転写部に流れる電流を順次測定し、所望の電流が測定された時点の規定電圧を画像形成時の定電圧として用いる制御が示される。
特許文献2には、画像形成に先立たせて、転写部材の周囲温度を検出して選択した複数の試験電圧を転写部材に印加して、測定した複数の電圧−電流の測定データから定電圧設定の補間演算式を求める制御が示される。複数の電圧−電流の測定データの補間演算によって、所定の転写電流値が得られるような定電圧が求められる。
特許文献3には定電流によるATVC制御が示され、温度湿度環境により目標転写電流を変えている。
特許文献4には、非通紙に設定した定電圧に基づいて通紙時の先頭領域に印加する試験電圧を設定し、先頭領域で試験電圧を印加して求めた定電圧を後続領域で用いる制御が示される。
特開平5−6112号公報 特開2006−133333号公報 特開2002−132069号公報 特開2004−144784号公報
近年の画像形成装置の高画質化に伴って、ATVC制御では、転写電流値を頻繁かつ精密(適正)に設定することが求められている。また、ATVC制御は、通常、画像形成ジョブの開始前、及び規定枚数の連続画像形成ごとの紙間で実施されるので、画像形成装置の高速度化、省電力化の要求に伴って制御の時間短縮が求められている。
特許文献2に示される制御は、試験電圧の印加回数の上限が定められているので、特許文献1に示される制御よりも時間短縮には適っている。
しかし、特許文献2に示される制御は、複数の電圧−電流データを補間演算して定電圧を求めるので、転写電流を精密に演算するには電圧−電流データ数を増やす必要があり、制御時間の短縮に逆らってしまう。
ここで、複数の試験電圧の最大/最小の範囲を狭くすれば、少ない電圧−電流データ数でも定電圧を精密に補間演算できるが、この場合、適正な定電圧が試験電圧の範囲を外れる可能性が出てくる。定電圧が設定される領域では、電圧−電流の関係が二次曲線的に変化している(図4参照)ので、試験電圧の範囲から外れた定電圧を補外演算で求めると不適正な転写電流が流れて転写不良となる可能性が高まる。
本発明は、少ない電圧−電流データ数でも画像形成時に用いる定電圧を精密かつ適正に演算でき、高画質化を実現しつつ制御時間を短縮して生産性を高められる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、像担持体と、トナー像を形成して前記像担持体に担持させるトナー像形成手段と、前記像担持体に接してトナー像の転写部を形成する転写部材と、トナー像の転写に際して前記転写部材を含めた前記転写部に定電圧を印加する電源とを備え、非画像形成時に、複数段階の試験電圧を前記転写部に印加して測定した電圧電流特性に基づいて、目標転写電流に対応させた前記定電圧を設定するものである。そして、規定電圧を前記転写部に印加して測定した電圧電流特性に基づいて、前記目標転写電流を上下に挟む電流値に対応するように複数段階の前記試験電圧を設定する制御手段を備える。
本発明の画像形成装置では、規定電圧を用いて設定した複数段階の試験電圧を転写部材を含む転写部に印加して電圧電流特性を測定するので、高い方の試験電圧を過剰に設定しなくても、試験電圧より高く定電圧が設定される可能性が低い。規定電圧を用いて測定した電圧電流特性によれば、転写部材の抵抗値の個体差や温度変化に伴う抵抗値の変動幅を最小限にカバーした試験電圧を設定できるからである。このため、試験電圧の数を増やすことなく規定電圧を用いるよりも精密に定電圧を設定できる。狭い電圧範囲で複数段階の試験電圧を設定しても、求める定電圧が許容範囲を外れる可能性は少ない。
規定電圧を用いて試験電圧を設定することにより、転写部材及び像担持体の個体差、周囲温度、使用履歴(電圧印加の累積時間)に関する前回との連続性を活用して、設定される定電圧が含まれる電圧範囲を安全に狭く設定できる。
従って、電圧−電流データ数を増やすことなく、画像形成時に用いる定電圧を精密に設定でき、高画質化を実現しつつ制御時間を短縮して生産性を高められる。
以下、本発明のいくつかの実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明は、前回のATVC制御結果に基いて今回のATVC制御が実行される限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、中間転写体を用いたタンデム型及び1ドラム型の画像形成装置のみならず、記録材搬送体を用いた画像形成装置、又は感光体から記録材へ枚葉式に直接転写する画像形成装置でも実施できる。中間転写方式においては一次転写部のみならず、二次転写部でも実施できる。
本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
なお、特許文献1〜4に示される画像形成装置の一般的な構成及び制御については、図示を省略して重複する説明を省略する。また、請求項で用いた構成名に括弧を付して示した参照記号は、発明の理解を助けるための例示であって、実施形態中の該当する部材等に構成を限定する趣旨のものではない。
<トナー像形成手段、温度検出手段>
図1は第1実施形態の画像形成装置の構成の説明図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト80に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部10Y、10M、10C、10Kを配置した中間転写方式タンデム型のフルカラープリンタである。
画像形成部10Yでは、感光ドラム70Yにイエロートナー像が形成されて、中間転写ベルト80に一次転写される。画像形成部10Mでは、感光ドラム70Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト80のイエロートナー像に重ねて一次転写される。画像形成部10C、10Kでは、それぞれ感光ドラム70C、70Kにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて、同様に中間転写ベルト80のトナー像に位置を重ねて順次一次転写される。
中間転写ベルト80に担持された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて、二次転写部T2を挟持搬送される記録材Pへ一括二次転写される。二次転写部T2でトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置40で加熱加圧を受けて、表面にトナー像を定着された後に外部へ排出される。
不図示のカセットから1枚ずつ引き出された記録材Pは、レジストローラ20で待機し、中間転写ベルト80のトナー像にタイミングを合わせて、二次転写部T2へ送り出される。
中間転写ベルト80は、テンションローラ51、駆動ローラ52、対向ローラ53に掛け渡して支持され、駆動ローラ52に駆動されて、矢印R2方向に200mm/secのプロセススピードで回転する。
中間転写ベルト80は、厚さ100μmのポリイミド樹脂フィルムを基材として周長600mmの無端状に構成される。基材にはカーボンブラックを分散させて、表面抵抗率で1×10Ω/□、体積抵抗率で1×10Ω・cmとなるように抵抗調整している。
ベルトクリーニング装置33は、中間転写ベルト80にクリーニングブレードを摺擦させて、二次転写部T2を通過した中間転写ベルト80の表面に残留した転写残トナー、紙粉等を除去する。
画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、付設された現像装置14Y、14M、14C、14Kで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部10Yについて説明し、他の画像形成部10M、10C、10Kについては、説明中の符号末尾のYを、M、C、Kに読み替えて説明されるものとする。
画像形成部10Yは、感光ドラム70Yの周囲に、帯電ローラ12Y、露光装置13Y、現像装置14Y、一次転写ローラ54Y、クリーニング装置16Yを配置している。
感光ドラム70Yは、外径40mmのアルミニウム製シリンダの外周面に、帯電極性が負極性の有機光導電体層(OPC)を形成して構成され、200mm/secのプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
帯電ローラ12Yは、金属性の中心軸の表面に抵抗性の弾性層を被せて形成され、感光ドラム1Yに圧接して従動回転する。帯電ローラ12Yは、交流電圧を重畳した直流電圧を印加されることにより、感光ドラム70Yの表面を一様な負極性の電位に帯電させる。
露光装置13Yは、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム70Yの表面に画像の静電像を書き込む。
現像装置14Yは、二成分現像剤を攪拌して帯電させ、固定磁極の周囲で感光ドラム70Yとカウンタ方向に回転する現像スリーブに穂立ち状態で担持して、感光ドラム70Yを摺擦させる。負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧が、現像スリーブに印加されることにより、現像スリーブよりも相対的に正極性となった感光ドラム70Yの露光部分へトナーが移動して、静電像が反転現像される。
一次転写ローラ54Yは、金属製の中心軸の外周を導電性発泡ゴムの弾性層で覆って外径15mmに構成され、抵抗値が1.0×10Ωに調整されている。一次転写ローラ54Yは、不図示の加圧バネによって鉛直方向上方へ加圧されて、所定の圧力で感光ドラム70Y側へ中間転写ベルト80を挟み込むように圧接して一次転写部T1を形成する。
転写高圧電源48Yは、一次転写ローラ54Yに正極性の直流電圧を印加して、負極性に帯電して感光ドラム70Yに担持されたトナー像を、一次転写部T1を通過する中間転写ベルト80へ一次転写させる。
クリーニング装置16Yは、クリーニングブレードを感光ドラム70Yに摺擦して、一次転写部T1を通過した感光ドラム70Yの表面に付着した転写残トナーを除去する。
二次転写ローラ55は、不図示の加圧バネによって鉛直方向上方へ加圧されて、所定の圧力で対向ローラ53側へ中間転写ベルト80を挟み込むように圧接して二次転写部T2を形成する。
転写高圧電源49は、二次転写ローラ55に正極性の直流電圧を印加して、負極性に帯電して中間転写ベルト80に担持されたトナー像を、二次転写部T2を通過する記録材Pへ二次転写させる。
温度検出手段の一例である温度湿度センサ109は、一次転写部T1及び二次転写部T2の周囲温度を検出する。制御部110は、温度湿度センサ109の出力に基づいて選択した環境条件の区分に応じてトナー像の形成条件や転写条件を調整する。
<電源、電流検知手段>
図2は転写高圧電源の制御の説明図である。以下では、画像形成部10Yの一次転写部T1について第2設定モードの制御を詳細に説明し、画像形成部10M、10C、10K、及び二次転写部T2に関しては、重複する説明を省略する。
図2に示すように、転写高圧電源48Yは、制御部110のDCコントローラによって出力を制御される。DCコントローラからD/Aコンバータ480にデジタル信号が入力されると、D/Aコンバータ480からは0〜5Vのアナログ電圧が出力される。転写高圧電源48Yは、0〜5Vのアナログ電圧を500倍に増幅して、0〜2.5KVの直流電圧を出力する。
電流検出回路482は、一次転写ローラ54Yに試験電圧を印加した際に一次転写部T1を通じて感光ドラム70Yへ流れ込む電流に応じたアナログ電圧を出力する。電流検出回路482からA/Dコンバータ481にアナログ電圧が入力されると、A/Dコンバータ481から制御部110のDCコントローラへデジタル信号が出力されて、その試験電圧での電流値が測定される。
制御部110は、非画像形成時に、一次転写部T1及び二次転写部T2の両方で、それぞれ複数段階の試験電圧を印加して電圧電流特性を測定する。そして、測定した電流電圧特性に基づいて、それぞれの目標転写電流に対応させた定電圧を設定する。図2では図示を省略した画像形成部10M、10C、10Kについても、同様に複数段階の試験電圧を印加して測定したそれぞれの電流電圧特性に基づいて定電圧が設定される。
制御部110は、複数段階の規定電圧を転写部に印加して測定した電圧電流特性に基いて、目標転写電流を上下に挟む電流値に対応するように複数段階の試験電圧を設定する。これにより、複数段階の規定電圧よりも狭い設定幅で、複数段階の試験電圧を設定する。
制御部110は、前回の複数段階の試験電圧を転写部に印加して測定した電圧電流特性に基いて今回の複数段階の試験電圧を設定する。しかし、転写部材の周囲温度が前回から所定幅以上異なる場合には、複数段階の規定電圧を転写部に印加して測定した電圧電流特性に基づいて、複数段階の試験電圧を再設定する。
最初の電源投入時は、一次転写ローラ54Y、二次転写ローラ55の抵抗値が全くの未知数なので、安全を十分に確保した最大/最小の電圧範囲が大きな規定値の試験電圧を用いて定電圧を設定する。制御部110は、初回の画像形成時には、複数段階の規定電圧を一次転写部T1に印加させるように転写高圧電源48Yを制御する。
2回目以降は、一次転写ローラ54Y、二次転写ローラ55の抵抗値の前回との連続性を活用して、試験電圧の設定範囲を狭くする。一次転写ローラ54Y及び二次転写ローラ55の個体差、周囲温度、使用履歴(電圧印加の累積時間)は、前回の定電圧設定時と連続性がある。このため、試験電圧の最大/最小の電圧範囲を狭くしても、その設定範囲の中で所定の転写電流が得られるような定電圧を補間演算できる。制御部110は、2回目以降の画像形成時には、前回の画像形成時の定電圧を挟んで複数段階の規定電圧よりも狭い範囲に設定した複数段階の試験電圧を一次転写部T1に印加させるように転写高圧電源48Yを制御する。
ところで、ATVC制御は、画像形成部10Y、10M、10Kの一次転写部T1及び二次転写部T2における電圧電流特性を検知して最適な定電圧を選択、決定する。これにより、感光ドラム70Yの表層削れ、中間転写ベルト80、一次転写ローラ54Yの抵抗変動等に起因する転写電圧不一致による画像不良を防止し、高画質のフルカラー画像を形成する。
ATVC制御は、通常、電源投入直後の画像形成動作に入る前のウォームアップ時の前多回転と言われる時間内に実行される。このとき、感光ドラム70Yの表面の清浄化、表面電位の均一化、及び定着装置の定着ローラ、加圧ローラの加熱等も行われる。また、画像形成動作の直前における感光ドラムの表面電位の調整、清浄化を目的とした前回転と言われる時間内にも行われる。
ATVC制御は、数水準の試験電圧を印加した際の一次転写ローラ54Yに流れるそれぞれの試験電圧における電流を測定して電圧電流特性を得て、各電圧と電流の関係の直線式から、目標転写電流を得るための定電圧を計算により算出する。
一次転写ローラ54Yの抵抗値は、置かれる温度湿度に大きく影響を受けるために、試験電圧は、温度湿度センサ109を用いた測定結果に応じて、最終的に設定したい目標転写電流に近くなる値を、温度湿度条件に適合するようにあらかじめ設定している。
一次転写ローラ54Yの個体差による抵抗値のばらつきや、使用累積に伴う抵抗値の変動があるために、抵抗値の差が生じた場合にも、適正な電流範囲でATVC制御を行うための電流電圧特性を得られるように、数点の試験電圧の水準を広く設定している。
しかし、通常、一次転写ローラ54Yの電流電圧特性は、直線にはならず、二次曲線的な特性を示す(図4参照)。そのため、試験電圧の水準を広く設定した場合には、実際の電圧電流特性とのずれが生じてしまう。通常の一次転写で使わないような水準の試験電圧を出力させた場合、短時間でも過大な負荷が発生するため、転写高圧電源48Yに過剰な能力を備えておく必要がある。
また、画像形成に必要な転写電流をより精度良く求めるためには、より多くの試験電圧を印加して、電流電圧特性を把握したいが、多数の試験電圧を印加することは、ファーストコピータイムの遅延につながる。そのため、より少ない試験電圧水準数により、ATVC制御の精度を上げるためには、使用する一次転写ローラ54Yの電流電圧特性にあった試験電圧を印加して、目的転写電流値により近い電流を測定できるように工夫する必要がある。
以下の実施例では、装置本体が置かれる環境が変化した場合は、一次転写ローラ54Yの抵抗が仕様累積による抵抗変動よりも大きく変わるため、ATVC制御を再度行って電流電圧特性を取り直す場合もある。しかし、同一環境下では、一次転写ローラ54Yの個体差による抵抗値の違いや、使用累積に伴う一次転写ローラ54Yの抵抗上昇を良く相殺して、ATVCの試験電圧の設定精度を向上させる。これにより、ATVC制御による転写電流の設定精度を向上させている。
<実施例1>
図3は実施例1の制御のフローチャート、図4は第1設定モードの制御の説明図、図5は第2設定モードの制御の説明図である。
一次転写ローラ54Yの抵抗値が変化する原因として次の事柄が挙げられる。
1.画像形成装置100が設置される室内の温度、湿度の変化
2.一次転写ローラ54Yの固体差による抵抗値のばらつき
3.一次転写ローラ54Yの通電の累積時間に伴う抵抗値上昇
一次転写ローラ54Yの抵抗値は、周囲温度に大きく影響を受けるため、朝一番の起動時で昨夜の画像形成時と大きく周囲温度が異なっていれば、抵抗値の連続性が損なわれる。また、画像形成装置が設置される場所が変化した場合も、周囲温度が大きく異なって一次転写ローラ54Yの抵抗値の連続性が損なわれる。
これらの場合、同じ試験電圧を一次転写ローラ54Yに印加した際に測定される電流値が前回の測定値から大幅にずれてしまい、第2設定モードによる定電圧の設定が不可能になる。このため、前回に比較して周囲温度の変化が著しい場合には、第1設定モードを行って試験電圧−電圧データを最初から取り直す。
しかし、これは、装置の移動や、朝一の空調の影響などによるもので、通常の装置の使用下による使用環境下で実行される第2設定モードの効果を損なうものではない。一次転写ローラ54Yの抵抗値の個体差や累積通電時間に伴う抵抗上昇に対しては、第2設定モードの制御により、ATVCの試験電圧の設定範囲を狭くして適正な定電圧を安定して設定し続けられる。これにより転写電流の設定精度を高く維持できる。
図2を参照して図3に示すように、制御部110は、前回に比較して、温度湿度センサ109を用いて測定した周囲温度が5度以上又は相対湿度が10%以上異なる場合(S12のNO)、第1設定モードを選択する(S21)。
制御部110は、一次転写ローラ54Yの交換直後、画像形成装置100の設置直後の場合(S13のNO)、第1設定モードによる定電圧の設定を行う(S21)。前回の測定データがあることを前提とする第2設定モードを実行できないからである。
第1設定モードでは、大きな温度変化があっても、所定の転写電流が得られる定電圧を電圧−電流データの補間演算で求められるように、最大/最小の試験電圧の範囲が広めに設定されている。
Figure 0005164738
表1に示すように、絶対湿度の水量区分(空気1m当たり水分量)に応じて、低温低湿(LL)環境から高温高圧(HH)環境までに7つの環境区分1〜7が予め定められている。そして、環境区分1〜7に応じて、目標転写電流及び転写コントラストのデータテーブルが制御部110のメモリに予め準備され、表1の転写コントラストに感光ドラム70の暗部電位VD=−600Vを加算して試験電圧V1、V2が設定される。
No1:水分量1.729g/m以下
No2:水分量1.73〜5.79g/m
No3:水分量5.8〜8.89g/m
No4:水分量8.9〜14.99g/m
No5:水分量15.0〜17.99g/m
No6:水分量18.0〜21.59g/m
No7:水分量21.6g/m以上
制御部110は、温度湿度センサ109を用いて測定した周囲温度、相対湿度に応じた区分の数水準の試験電圧V1、V2を転写高圧電源48Yから出力させる。制御部110は、電流検出回路482で検出した電流値を取り込んで試験電圧V1、V2での電圧−電流データを作成する。
図4に示すように、環境区分がNo4のとき、試験電圧V1=800−600=200V、V2=1200−600=600Vを一次転写ローラ54Yに印加する。そして、それぞれ一次転写ローラ54Yの1回転分の時間8mm/secずつ電流を測定する(S21)。このとき、試験電圧V1で測定された平均電流I1=15μA、試験電圧V2で測定された平均電流I2=32μAであった。
制御部110は、試験電圧V1、V2で採取した電圧−電流データを補間演算して、初回の画像形成で目標転写電流Imを得るために必要な定電圧を求める。試験電圧V1、V2−電流I1と試験電圧V2−電流I2との2点から得られる線形線を求め、目標転写電流Im=25μAを得るための定電圧Vtrを計算する。
すなわち、(200V、15μA)と(600V、32μA)の2点から、定電圧設定の補間演算式の一例として以下の一次直線式を求める。
Y=((32−15)/(600−200))X+(2/13)
そして、一次直線式から計算したY=25μAのときのX=435Vを、画像形成時に一次転写ローラ54Yに印加する定電圧値とする(S22)。
その後、200枚の連続画像形成が行われるごとに(S13のYES)、画像形成を中断させて2回目、3回目、・・・のATVC制御が実行される。2回目のATVC制御がでは、1回目のATVC制御時(S22)の一次直線式に基づいて、目標転写電流Imを挟む目標試験電流が得られるような試験電圧V1、V2を演算して用いる。
Figure 0005164738
表2に示すように、上記の環境区分1〜7に応じて目標転写電流Imを挟むように設定した目標試験電流が制御部110のメモリに予め準備されている。また、表2中、半速の行は、厚紙印刷の際に用いられるプロセススピードを1/2にして定着温度の低下を抑制する半速モードで適用される目標試験流である。プロセススピードが1/2になると、記録材の面積当たりの電流密度は2倍になるため、目標転写電流Imも目標試験電流も等速モード時のほぼ1/2に設定される。
図5に示すように、環境区分がNo4のとき、表1から目標転写電流Imが25μAであり、表2から目標試験電流20μA、30μAが選択される。
制御部110は、前回のATVC制御で求めた一次直線式に目標試験電流20μA、30μAを代入して試験電圧V1、V2を演算する。
V1=((32−15)/(600−200))×20+(2/13)=318V
V2=((32−15)/(600−200))×30+(2/13)=553V
制御部110は、続いて、試験電圧V1=318V、試験電圧V2=553Vを一次転写ローラ54Yの1回転分の時間づつ印加して電流を測定する(S14)。このとき、試験電圧V1で測定された平均電流I1=15μA、試験電圧V2で測定された平均電流I2=27μAであった。前回のATVC制御時から一次転写ローラ54Yの抵抗値が、筐体内の温度湿度変化や、画像形成の累積により少し差が生じているが、直前のATVC制御の一次直線式を用いたために、目標転写電流Imから大きく外れた電圧−電流データは採取されない。
このように、目標転写電流25μAを得るために必要な試験電圧V1、V2の信頼性を、直前ATVC制御による一次転写ローラ54Yの電圧電流特性を用いるために高められる。このため、実際には直線式にはならない電流電圧特性において、20μAから30μAの狭い電流域での検知を行なうことが可能となり、直線式に近似して行う転写電流の設定精度を向上できる。
画像形成時に一次転写ローラ54Yに印加する定電圧は、(X1、Y1):(318V、15μA)と(X2、Y2):(553V、27μA)の二点による一次直線式を同様に求めて演算する(S15)。
Y=((27−15)/(553−318))X+(−291/235)
これにより、目標転写電流Im=25μAに相当する定電圧Vtr=514Vが得られる。
3回目のATVC制御では(S17のYES)、2回目の試験電圧V1、V2の二点による一次直線式を用いて同様に試験電圧を演算する(S14)。
4回目のATVC制御では(S17のYES)、3回目の試験電圧V1、V2の二点による一次直線式を用いて同様に試験電圧を演算する(S14)。
n回目のATVC制御では(S17のYES)、n−1回目の試験電圧V1、V2の二点による一次直線式を用いて同様に試験電圧を演算する(S14)。
前回のATVC制御で求めた電流電圧特性に基づき計算を行うようにするため、一次転写ローラ54Yの個体差や画像形成の累積に伴う抵抗上昇がある場合でも、一次転写ローラ54Yの抵抗値に最適な試験電圧V1、V2を印加できる。これにより、第1設定モードを続ける場合に比べて、ATVC制御による転写電流の設定精度を向上できるとともに、転写高圧電源48Yの負荷を大幅に軽減できる。
なお、一次転写ローラ54Yの抵抗値は、温度湿度により大きく変化するために、前回のATVC制御時から装置自身が置かれている環境が大きく変わった場合(S12のNO)は、第1設定モードを行う(S21、S22)。一次転写ローラ54Yの抵抗値が大きく変わって、前回の電流電圧特性から大幅にずれを生じてしまうからである。
本体に備えた温度湿度検知手段(109)により、装置自身の雰囲気環境の変化が生じた場合には、第2設定モードの効果を十分に得ることができないので、その際は、第1設定モードのATVC制御を再度実行する。
従来のATVC制御は、試験電圧V1、V2の値を規定電圧により行い、一次転写ローラ54Yの個体差や、一次転写ローラ54Yの抵抗値の変化をカバーできるように広い電圧域で試験電圧V1、V2を設定していた。このため、定電圧を印加した際に目標転写電流に対する実際の転写電流の精度が落ちる場合があった(図5の△と曲線との距離)。
これに対して、実施例1の制御によれば、一次転写ローラ54Yの個体差や、一次転写ローラ54Yの使用累積に伴う抵抗変化がある場合にも、ATVC制御の制度を高められる。
なお、実施例1では、画像形成部10Yの一次転写部T1におけるATVC制御を説明した。しかし、上述したように、画像形成部10M、10C、10K、二次転写部T2でも同様に第1設定モードと第2設定モードとを選択実行して、同様の効果を得ている。
<実施例2>
図6は実施例2の制御のフローチャート、図7は第2設定モードの制御の説明図である。
一次転写ローラ54Yの抵抗値は、上述したように、一次転写ローラ54Yの固体差によって初期値が異なり、その後は、一次転写ローラ54Yの通電の累積時間に伴って、それぞれの初期値を起点として一次直線状に上昇する。
そこで、実施例2では、初回の規定電圧を用いた第1測定モードで、一次転写ローラ54Yの固体差に応じた試験電圧V1、V2の一次直線式を求める。2回目以降は、この一次直線式にそのときの累積画像形成枚数を代入して、画像形成枚の累積に伴う抵抗値上昇をカバーできる試験電圧V1、V2を設定する。
図2を参照して図6に示すように、制御部110は、画像形成の累積量の増加に伴って上昇するように、計数した累積枚数に基づいて複数段階の試験電圧を設定する。また、規定電圧を転写部に印加して測定した電圧電流特性に基づいて、累積量の増加に伴う試験電圧の上昇割合と初期値とを設定する。制御部110は、転写部材の周囲温度が高まると試験電圧が低下するように、周囲温度に基づいて設定電圧を設定する。
制御部110は、実施例1と同様に、一次転写ローラ54Yが初期設置の際(S13のNO)には、規定電圧の試験電圧Vsを一次転写ローラ54Yに印加して電流Isを測定する(S35)。
Figure 0005164738
表3に示すように、上記の環境区分1〜7に応じて転写コントラストの規定値が制御部110のメモリに準備されている。一次転写ローラ54Yの抵抗値は、温度湿度により大きく変化するために、試験電圧Vsは、装置本体の置かれている環境により異ならせる必要がある。ここで、環境区分がNo4のとき、転写コントラスト1100Vに感光ドラム70Yの暗部電位VD=−600Vを加算した500Vが試験電圧Vsとして設定される。
制御部110は、一次転写ローラ54Yに試験電圧Vsを印加して電流Isを測定し、測定された電流Isの区分に応じて試験電圧V1の線形(一次直線式)を選択する。
Figure 0005164738
表4に示すように、制御部110は、試験電圧Vsを印加して測定した電流Isに応じて第2設定モードの試験電圧V1の線形A〜Dを選択する(S36)。選択された線形A〜Dは、一次転写ローラ54Yの個体差にかかわらず、表2の目標試験電流I1が流れるように定めてあるので、第1設定モードの試験電圧V1よりも結果的に目標転写電流Imに近い電流が流れる。
図7に示すように、線形A〜Dは、その後の画像形成の累積に伴う抵抗値上昇を相殺して表2の目標試験電流I1が流れるように定めてあるので、累積画像形成枚数の増加に伴って試験電圧V1が上昇する。なお、図7に示す線形A〜Dは、制御部110のメモリに、上記の環境区分1〜7ごとに、4水準の累積画像形成枚数と試験電圧V1のテーブルとして準備されている。
第2設定モードの試験電圧V2は、試験電圧V1から表4中の差電圧Vaを差し引いて設定する。このようにして演算される試験電圧V2は、表2の目標試験電流I2が流れるような電圧値となっている。
ここでは、環境区分がNo4であり、試験電圧Vs=1100−600=500Vを用いた第1設定モードの電流測定(S35)で、電流Is=22μAが得られた。
制御部110は、表4から電流Is=22μAが含まれる線形B及び差電圧Va=500Vを選択して、図7に示す試験電圧V1と、試験電圧V2=V1−500Vとを設定する。ここから第2設定モードに入って、実施例1と同様に、1回目の画像形成で一次転写ローラ54Yに印加する定電圧Vtrを設定する。
制御部110は、試験電圧V1、V2を一次転写ローラ54Yの1回転分の時間づつ印加して電流を測定する(S37)。
制御部110は、試験電圧V1、V2で採取した電圧−電流データを補間演算して、目標転写電流Imを得るために必要な定電圧Vtrを求める(S38)。
以後のATVC制御(S13のYES)では、試験電圧V1、V2は、線形Bの電圧−累積画像形成枚数特性と差電圧Vaとに基づいて演算される。
上述したように、線形Bの電圧−累積画像形成枚数特性は、制御部110のメモリに上記の環境区分1〜7ごとのテーブルとして準備されている。制御部110は、温度湿度センサ109を通じた測定結果に応じてテーブルを切り替えることにより、温度湿度に応じた試験電圧V1、V2を設定する。
図7に示すように、環境区分がNo4のとき、一次転写ローラ54Yの抵抗差による、試験電圧Vs印加時の電流Isの違いによって異なる試験電圧V1の変化が自動的に設定される。表4に示すように電流Isによって、累積画像形成枚数の増加に伴って上昇する試験電圧V1の水準が異なる線形A〜Dのうちの1つが選択される。
これにより、個体差のある一次転写ローラ54Yが使用累積により抵抗変化した際にも、最適な試験電圧V1、V2を印加できる。
実施例2では、初回に測定した電流Isに応じて線形A〜Dが選択され、その後のATVC制御では、温度湿度の測定値に応じてテーブルを切り替えつつ、選択された1つの線形から累積画像形成枚数に応じた試験電圧V1、V2を求める。これにより、記録材の使用枚数に応じて試験電圧V1、V2を変化していくことで、常に必要とする目標転写電流値に近い領域で試験電圧V1、V2を設定して、最適な定電圧Vtrが選択される。以前のATVC制御の電流電圧特性に基づきATVC制御の試験電圧を決定していくために、より精度の高いATVC制御を実現できる。
第1実施形態の画像形成装置の構成の説明図である。 転写高圧電源の制御の説明図である。 実施例1の制御のフローチャートである。 第1設定モードの制御の説明図である。 第2設定モードの制御の説明図である。 実施例2の制御のフローチャートである。 第2設定モードの制御の説明図である。
符号の説明
10Y、10M、10C、10K トナー像形成手段(画像形成部)
48Y、48M、48C、48K 電源(転写高圧電源)
49 電源(転写高圧電源)
53 対向ローラ
54Y、54M、54C、54K 転写部材(一次転写ローラ)
55 転写部材(二次転写ローラ)
70Y、70M、70C、70K 像担持体(感光ドラム)
80 像担持体(中間転写ベルト)
109 温度検出手段(温度湿度センサ)
110 制御部
482 電流検出手段(電流検出回路)

Claims (6)

  1. 像担持体と、
    トナー像を形成して前記像担持体に担持させるトナー像形成手段と、
    前記像担持体に接してトナー像の転写部を形成する転写部材と、
    トナー像の転写に際して前記転写部材を含めた前記転写部に定電圧を印加する電源と、を備え、
    非画像形成時に、複数段階の試験電圧を前記転写部に印加して測定した電圧電流特性に基づいて、目標転写電流に対応させた前記定電圧を設定する画像形成装置において、
    規定電圧を前記転写部に印加して測定した電圧電流特性に基づいて、前記目標転写電流を上下に挟む電流値に対応するように複数段階の前記試験電圧を設定する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、複数段階の前記規定電圧を前記転写部に印加して測定した電圧電流特性に基いて、複数段階の前記規定電圧よりも狭い設定幅で複数段階の前記試験電圧を設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前回の複数段階の試験電圧を前記転写部に印加して測定した電圧電流特性に基いて、前記目標転写電流を上下に挟む電流値に対応するように今回の複数段階の前記試験電圧を設定することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記転写部材の周囲温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記周囲温度が前回から所定幅以上異なる場合には、複数段階の前記規定電圧を前記転写部に印加して測定した電圧電流特性に基づいて、複数段階の前記試験電圧を再設定することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、画像形成の累積量の増加に伴って上昇するように、前記累積量に基づいて複数段階の前記試験電圧を設定するとともに、前記規定電圧を前記転写部に印加して測定した電圧電流特性に基づいて、前記累積量の増加に伴う前記試験電圧の上昇割合と初期値とを設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記転写部材の周囲温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記周囲温度が高まると前記試験電圧が低下するように、前記周囲温度に基づいて前記設定電圧を設定することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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