JP2016018009A - キャップ - Google Patents

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輝憲 小山
Terunori Koyama
輝憲 小山
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Abstract

【課題】キャップの鏡筒への着脱を容易にする。【解決手段】光学器械の光軸が通る光学器械の開口部に形成されたアクセサリ装着用構造と係合可能なロック用係合部を有し、アクセサリ装着用構造とロック用係合部とが係合をするロック位置と係合をしないロック解除位置との間でスライド可能なスライド部材と、スライド部材をアクセサリ装着用構造に向けて付勢するロック用付勢部と、スライド部材と係合して、光軸方向に押し下げられたときにスライド部材をロック位置からロック解除位置へスライドさせるロック解除ボタンと、スライド部材と係合してスライド部材をロック解除位置に保持し、光軸方向に押し下げられたときにスライド部材との係合が解除されるように構成されたロックボタンと、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、スチルカメラ、ビデオカメラ、交換用レンズ、双眼鏡、天体望遠鏡その他の光学器械の開口部(例えば、レンズ鏡筒の先端部)に着脱可能に装着されるキャップに関する。
交換用レンズの鏡筒の先端部には、フィルタ等のアクセサリを装着するための構造(例えば、鏡筒先端部の内周面に形成されたねじ溝)が形成されている。レンズキャップは、このアクセサリ装着用構造を用いて交換用レンズの鏡筒の先端部に装着される。
特許文献1には、本体に回動可能に保持された弾性リング部材を備え、弾性リング部材を本体に対して回動させることによって、弾性リング部材に設けられた係合爪部とアクセサリ装着用構造との係合が解除されて鏡筒への着脱が可能になる着脱位置と、係合爪部とアクセサリ装着用構造との係合状態が維持されるロック位置とを選択できるように構成されたレンズキャップが開示されている。
特開平11−194395号公報
特許文献1に記載されたレンズキャップの構成では、鏡筒に着脱する際に弾性リング部材を回動させる必要があるが、弾性リング部材の回動には一定のトルクを要する。そのため、弾性リング部材を手指で強く把持したまま捩じる操作を行う必要があり、特に握力の弱いユーザに苦痛な操作を強いるものとなっていた。また、ユーザが手指を負傷している場合など、強い握力を加えられない場合には、レンズキャップの着脱が困難なものとなっていた。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、強い握力を要さずに容易に着脱可能なレンズキャップを提供することである。
本発明の実施形態によれば、光学器械の光軸が通る光学器械の開口部に着脱可能なキャップであって、開口部に形成されたアクセサリ装着用構造と係合可能なロック用係合部を有し、アクセサリ装着用構造とロック用係合部とが係合をするロック位置と係合をしないロック解除位置との間でスライド可能なスライド部材と、スライド部材をアクセサリ装着用構造に向けて付勢するロック用付勢部と、スライド部材と係合して、光軸方向に押し下げられたときにスライド部材をロック位置からロック解除位置へスライドさせるロック解除ボタンと、スライド部材と係合してスライド部材をロック解除位置に保持し、光軸方向に押し下げられたときにスライド部材との係合が解除されるように構成されたロックボタンと、を備えたものが提供される。
また、上記のキャップにおいて、開口部は光軸を中心軸とする略筒状に形成され、スライド部材が開口部の径方向にスライド可能であり、アクセサリ装着用構造が、開口部の内周面及び外周面の少なくとも一方に形成された構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、スライド部材が、光軸方向に対してスライド方向に傾斜した第1斜面を有し、ロック解除ボタンが、第1斜面と摺動可能に係合する第2斜面を有する構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、ロックボタンを押し戻す方向に付勢するロックボタン付勢手段を更に備えた構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、ロック解除ボタンが、ロックボタンによって、光軸方向にスライド可能に保持された構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、ロックボタンが開口部と略同径の略円盤状部材であり、ロックボタンにロック解除ボタンを収容する穴が形成された構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、ロック解除ボタンとロックボタンとの間に配置され、ロックボタンを押し戻す方向に付勢するロックボタン付勢部を更に備えた構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、ロックボタン付勢手段部が圧縮コイルスプリングであり、ロックボタンが圧縮コイルスプリングの一端部を保持する第1スプリング受けを有し、ロック解除ボタンが圧縮コイルスプリングの他端部を保持する第2スプリング受けを有し、第2スプリング受けが第1スプリング受けに対して光軸方向における光学器械側に配置され、圧縮コイルスプリングが第1スプリング受けと第2スプリング受けとの間で挟み込まれた構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、穴の内周面には、光軸方向に溝状に延び、その一端が第1スプリング受けによって塞がれた凹部が形成され、凹部が、圧縮コイルスプリングと第2スプリング受けを収容する構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、スライド部材を開口部の径方向にスライド可能に保持するベースを更に備えた構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、ベースにスライド部材を収容する切欠きが形成され、ベースが、スライド部材を開口部の径方向にスライド可能に保持する、切欠きを挟んで配置された一対のガイドレールを有する構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、ロックボタンが光軸方向に延びるボスを有し、ベースが、ボスを光軸方向にスライド可能に保持する貫通穴を有し、ボスの先端に固定され、ボスの貫通孔からの脱離を阻止する抜け止めを更に備えた構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、ロック用付勢部がコイルスプリングであり、ベースがロック用付勢部を伸縮可能に保持するコイルホルダを有する構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、複数のスライド部材を備え、この複数のスライド部材が光学器械の光軸に対して対称に配置された構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、ロックボタンがスライド部材と係合する第1係合面を有し、スライド部材が第1係合面と係合する第2係合面を有し、スライド部材がロック解除位置にあるときに、第1係合面が第2係合面とスライド部材のスライド方向において係合して、スライド部材をロック解除位置に保持する構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、スライド部材がロックボタンと係合する第3係合面を有し、ロックボタンが第3係合面と係合する第4係合面を有し、スライド部材がロック位置にあるときに、第3係合面が、第4係合面と光軸方向において係合して、ロックボタンを押し下げられた位置に保持する構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、スライド部材が第2及び第3係合面が形成された第1係合爪を有し、ロックボタンが第1及び第4係合面が形成された第2係合爪を有する構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、スライド部材がロックボタンと対向する面から垂直に突出した壁部と、壁部の先端部からスライド方向と垂直な方向に延びる第1係合爪と、を有する、一対の第1係合突起を備え、ロックボタンが、スライド部材と対向する面に直立する柱部と、柱部の先端部からスライド方向と垂直な方向に互いに逆向きに突出する一対の第2係合爪と、を有する第2係合突起を備え、スライド部材に、第2係合突起との衝突を回避するための逃げ穴が形成されていて、一対の第1係合突起が、逃げ穴を挟んでスライド方向と垂直な方向に対向して配置された構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、ロック用付勢部がスライド部材を開口部の径方向外側に向けて付勢し、ロック解除ボタンが、光軸方向に押し下げられたときに、スライド部材を鏡筒の径方向内側へスライドさせるように構成され、アクセサリ装着用構造が内周面に形成された鏡筒に着脱可能である構成としてもよい。
また、上記のキャップにおいて、アクセサリ装着用構造及びロック用係合部がねじ溝である構成としてもよい。
また、上記のキャップは、例えば、鏡筒の先端部に装着されるレンズキャップ、又は、レンズマウントに装着されるマウントキャップである。
本発明の実施形態の構成によれば、ボタンを押下するだけの簡単な操作によって、強い握力を使わずに鏡筒先端部へのキャップの着脱を行うことができる。
本発明の実施形態に係るレンズキャップの外観図である。 本発明の実施形態に係るレンズキャップの分解斜視図(正面側)である。 本発明の実施形態に係るレンズキャップの分解斜視図(背面側)である。 スライド部材の一部を拡大した図である。 フロントカバーの一部を拡大した図である。 本発明の実施形態に係るレンズキャップの動作を説明する縦断面図である。 フロントカバーとスライド部材との係合関係を説明する図である。 本発明の実施形態の変形例の外観図である。 本発明の実施形態の変形例の分解図(正面側から見た図)である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るレンズキャップ1の外観図である。本実施形態のレンズキャップ1は、一眼レフカメラの交換レンズに装着するためのものであるが、その他の種類のスチルカメラ、ビデオカメラ、双眼鏡、天体望遠鏡その他の光学器械のレンズ鏡筒に装着するためのレンズキャップにも本発明を適用することができる。
図2及び図3は、レンズキャップ1の分解斜視図である。なお、図2は正面側から見た図であり、図3は背面側(図示されない交換レンズ側)から見た図である。図1及び図2における、左上から右下に向かう方向(交換レンズの径方向の一つ)をX軸方向、左下から右上に向かう方向(X軸方向と直交する交換レンズの径方向)をY軸方向、上方向(交換用レンズの光軸AX方向)をZ軸方向とする。また、Z軸正方向を上、Z軸負方向を下と呼ぶ。また、図示されない被写体側(Z軸正方向側)の面を正面又は上面と呼び、交換レンズ側(Z軸負方向側)の面を背面又は下面と呼ぶ。
レンズキャップ1は、その背面側部分を交換用レンズの鏡筒の先端部に挿し込み、後述するロック機構により鏡筒の先端部の内周面に形成されたねじ溝(アクセサリ装着用構造)を利用して固定することによって、鏡筒に装着される。
レンズキャップ1は、ベース2、ロックボタン3、一対のスライド部材4、ロック解除ボタン5、一対のコイルスプリング6(ロックボタン付勢部)、一対のコイルスプリング7(ロック用付勢部)及び一対の抜け止めピン8を備えている。
本実施形態のベース2、ロックボタン3、スライド部材4、ロック解除ボタン5及び抜け止めピン8は、それぞれプラスチック成型品であるが、金属その他の材質のものを使用することもできる。また、本実施形態のコイルスプリング6、7は、金属加工品であるが、樹脂その他の材質のものを使用することもできる。
ベース2は、Y軸方向両端部に一対の略矩形状の切欠き22が形成された略円板状のプレート21を備えている。切欠き22は、X軸方向に延びる1つの端面と、この端面の両端からY軸方向に延びる2つの端面とから構成される。
プレート21の上面には、プレート21の周縁に沿って円弧状に延びる2つのリブ24が設けられている。リブ24は、後述するロックボタン3の側壁38(図3)の厚さ分だけ、プレート21の周縁から内側に離れて配置されている。リブ24の延長方向における両端部からは、それぞれ断面が逆L字形のガイドレール25が切欠き22に沿ってY軸方向に延びている。ガイドレール25は、プレート21の上面に直立する壁部と、壁部の上端部から切欠き22を挟んで対向する他のガイドレール25に向かってX軸方向に張り出す張出部を備えている。プレート21の上面とガイドレール25の張出部との間に形成された隙間の大きさは、後述するスライド部材4のプレート43の厚みよりもわずかに広く設定されている。また、切欠き22を挟んで対向する一対のガイドレール25の壁部の間隔は、スライド部材4のプレート43の先端部の幅よりもわずかに広く設定されている。
また、プレート21の上面には、一対の切欠き22の間に、Y軸方向に延びるトンネル状の(すなわち、横断面が逆U字形に形成された)一対のコイルホルダ23が、X軸方向に間隔を空けて並べて設けられている。コイルホルダの正四角柱状の中空部には、それぞれ1本の細長いコイルスプリング7(圧縮ばね)が伸縮可能に保持されている。
プレート21の下面(図3)にも、プレート21の周縁に沿って円弧状に延びる2つのリブ27が設けられている。また、プレート21には、X軸方向の直径上に、一対の貫通穴26が形成されている。貫通穴26は、それぞれリブ27の内側近傍に配置されている。レンズキャップ1を交換レンズの鏡筒の先端部に容易に装着できるように、リブ27の外径(リブ27の対のX軸方向における外幅)は、鏡筒の内径よりもわずかに細く形成されている。
スライド部材4は、Y軸方向へスライド可能にベース2に取り付けられる。スライド部材4は、上面に手指を差し込むための凹部42が形成された略箱形のブロック部41と平板状のプレート43を備えている。ブロック部41の下部はベース2の切欠き22に収容される。ブロック部41の1側面(以下「外周面」という。)は、ベース2の外周と同じ曲率の曲面に形成されていて、レンズキャップ1の略円柱面状の側面の一部を構成する。また、ブロック部41の外周面の下端部には、鏡筒のアクセサリ装着用ねじ溝と係合可能なねじ部41b(図3)が形成されている。プレート43は、ブロック部41の外周面を除く3側面に接合されている。スライド部材4は、プレート43のX軸方向両端部を、ベース2のプレート21と各ガイドレール25との間に形成される隙間に差し込むことで、Y軸方向へスライド可能にベース2に保持される。
図4は、プレート43のY軸方向先端部の上面を拡大した図である。プレート43のY軸方向先端部の二隅には、ベース2の上面に設けられた一対のコイルホルダ23(図2)を避けるために、一対の切欠き43aが形成されている。切欠き43aは、X軸方向に延びる1つの端面と、この端面の一端からY軸方向に延びる1つの端面とから構成される。切欠き43aのX軸方向に延びる端面の中央部からは、Y軸方向に延びる正四角柱状の棒状突起44が突出している。棒状突起44は、コイルホルダ23の中空部よりもわずかに細く形成されている。また、一対の切欠き43aの棒状突起44は、一対のコイルホルダ23と同じ間隔で配置されている。スライド部材4をベース2に取り付けると、各棒状突起44は、対応するコイルホルダ23の中空部の端部に差し込まれる。これにより、各コイルホルダ23に格納されたコイルスプリング7は、一対のスライド部材4の棒状突起44によって両端から圧縮される。そしてコイルスプリング7のY軸方向外向きの弾性復元力が、棒状突起44を介して各スライド部材4に作用する。すなわち、各スライド部材4は、コイルスプリング7によって、鏡筒のアクセサリ装着用ねじ溝に向けて付勢される。
プレート43のY軸方向先端部におけるX軸方向中央部には、上面から突出する直角三角柱状の突出部45が設けられている。突出部45は、延長方向をX軸方向に向けて配置されている。突出部45のブロック部41側(鏡筒の径方向外側)には、鏡筒の光軸AXに対してブロック部41側に45°傾斜した斜面45aが形成されている。また、プレート43には、突出部45のブロック部41側に隣接して、略矩形の逃げ穴46が形成されている。逃げ穴46は、プレート43と後述する第2係合突起36(図5)との干渉を回避するために設けられた構造である。また、X軸方向において、逃げ穴46と斜面45aとは略同じ幅(後述する第2係合突起36よりもわずかに広い幅)に形成されている。
更に、プレート43には、逃げ穴46のX軸方向両側に隣接する部分の上面から突出する一対の第1係合突起47が設けられている。第1係合突起47は、プレート43の上面から垂直に突出した壁部47aと、壁部47aの先端部か他方の第1係合突起47に向かってX軸方向に延びる四角柱状の第1係合爪47bを備えている。第1係合爪47bのY軸方向における位置は、逃げ穴46のY軸方向中央付近に設定されている。
ロックボタン3は、一対のスライド部材4を挟んで、ベース2の上面に重ねて配置される。ロックボタン3は、ベース2のプレート21と同径の略円板状のプレート31を備えている。プレート31にも、ベース2の切欠き22と対向する位置に、切欠き22と略同じ形状の一対の切欠き32が形成されている。切欠き32には、スライド部材4のブロック部41の上部(プレート43よりも上側の部分)が収容される。
プレート31の下面には、プレート31の周縁から下方に延びる2つの側壁38と、ベース2の貫通穴26と対向する位置から突出する一対の円筒状のボス37が設けられている。また、プレート31の一対のボス37の間には、X軸方向に細長い長穴33が形成されている。
ボス37の外径は、ベース2の貫通穴26の内径よりもわずかに細く形成されており、ベース2の上面にロックボタン3の下面を重ねると、各ボス37の先端側が対応する貫通穴26に挿入される。この状態で抜け止めピン8をボス37の穴に嵌入すると、ボス37が貫通穴26から抜けなくなる。ボス37の長さは、ベース2にロックボタン3を重ねたときに、ボス37の先端がベース2の下面から所定長だけ突出するような長さに設定されている。そのため、ロックボタン3は、ベース2に対して所定長だけZ軸方向にスライドすることができる。なお、ロックボタン3がベース2及びスライド部材4に対してZ軸方向にスライド可能な範囲の下限(Z軸負方向端)を押下位置と呼び、上限(Z軸正方向端)を初期位置と呼ぶ。
図5は、プレート31の下面の長穴33付近を拡大した図である。長穴33の長手方向中央部の内周面には、Z軸方向に延びるU字溝状の凹部34が形成されている。凹部34の上端は、平板状のスプリング受け35によって塞がれている。スプリング受け35の下面中央には、球面状の先端部を有する略円柱状の突起35aが設けられている。また、プレート31の下面からは、各凹部34のY軸方向外側に隣接して、一対の第2係合突起36が突出している。第2係合突起36は、プレート31の下面に直立する柱部36aと、柱部36aの先端部からX軸方向両側に延びる一対の第2係合爪36bを備えている。
ロック解除ボタン5(図2、図3)は、ロックボタン3の長穴33と略同一形状のX軸方向に長いプレート51を有している。プレート51の長手方向中央の下面には、長手方向に延びるV字溝52が形成されている。V字溝52を構成する一対の斜面52aは、それぞれ鏡筒の光軸AXに対して45°(すなわち、スライド部材4の斜面45aと同じ角度)傾斜している。V字溝52には、一対のスライド部材4の突出部45が、Y軸方向の先端面同士を向かい合わせた状態で収容される。V字溝52の各斜面52aの下端部からは、それぞれZ軸に垂直な平板状のスプリング受け53がY軸方向外側に突出している。スプリング受け53は、ロックボタン3の凹部34(図5)に対応する略U字状に形成されている。また、スプリング受け53の上面中央(図2)からは、ロックボタン3の突起35a(図5)と同一形状の突起53aが突出している。
ロック解除ボタン5は、ロックボタン3の下面側から長穴33に収容される。また、ロックボタン3の各凹部34には、コイルスプリング6(圧縮ばね)とスプリング受け53が収容される。ロックボタン3の突起35aとロック解除ボタン5の突起53aの外径はコイルスプリング6の内径よりもわずかに大きく形成されていて、各コイルスプリング6の一端に突起35aを、他端に突起53aを嵌入すると、ロック解除ボタン5とロックボタン3とが一対のコイルスプリング6によって弾性的に連結される。
ロック解除ボタン5は、長穴33の内周面にガイドされて、ロックボタン3に対して上下にスライド可能になっている。また、後述するように、レンズキャップ1が鏡筒に装着された状態(状態A)では、ロック解除ボタン5が一対のスライド部材4の斜面45aによって上方に付勢され、コイルスプリング6が最小長さまで圧縮される。これにより、ロック解除ボタン5はロックボタン3に対してZ軸方向における所定位置(初期位置)に保持される。この初期位置は、ロックボタン3に対するロック解除ボタン5のスライド範囲の上限となる。なお、本実施形態は、ロック解除ボタン5が初期位置にあるとき、ロック解除ボタン5とロックボタン3の上面が面一となるように構成されている。
また、ロック解除ボタン5をスライド範囲の下限(押下位置)まで押し下げたときに、ロックボタン3のスプリング受け35とロック解除ボタン5のスプリング受け53との間隔が最大となるが、この最大間隔はコイルスプリング6の自然長さよりも大きく設定されている。そのため、コイルスプリング6の弾性復元力によって、ロックボタン3は常に上方に付勢され、ロック解除ボタン5は常に下方に付勢される。
レンズキャップ1は、一対のコイルスプリング7及び一対のスライド部材4を取り付けたベース2に、一対のコイルスプリング6及びロック解除ボタン5を取り付けたロックボタン3を重ね合わせて、ボス37の穴に一対の抜け止めピン8を嵌入させることによって組み立てられる。
次に、レンズキャップ1の動作を説明する。図6は、レンズキャップ1の動作の各段階における各構成部材の配置関係を示す縦断面図(光軸AXを通るYZ平面で切断した図)である。また、図7は、レンズキャップ1の動作の各段階におけるスライド部材4の第1係合突起47とロックボタン3の第2係合突起36との位置関係を説明する図である。
図6(a)及び図7(a)は、レンズキャップ1が鏡筒Tに装着されたときの状態Aを示す。図6(a)に示されるように、状態Aでは、2つのスライド部材4がY軸方向外側にスライドして、スライド部材4の外周面に設けられたねじ部41bが鏡筒Tの先端部の内周面に形成されたアクセサリ装着用ねじ溝Taと係合する。
状態A(ロック状態)では、一対のスライド部材4の間隔が広げられていて、2つの斜面45aの下側部分の間隔がロック解除ボタン5のV字溝52の最大幅よりも大きくなっている。そのため、突出部45の下側部分はV字溝52内に進入することができず、ロック解除ボタン5のスライド部材4に対する高さ(Z軸方向における位置)は、図6(c)に示される後述の状態C(ロック解除状態)よりも高くなる。一対のスライド部材4のY軸方向における間隔が広くなるほど、ロック解除ボタン5のスライド部材4(及びベース2)に対する高さが高くなる。状態Aにおいて、ロック解除ボタン5はスライド部材4及びベース2に対して最も高い位置に保持される。
また、図7(a)に示されるように、状態Aでは、ロックボタン3の第2係合爪36bが、スライド部材4の第1係合爪47bの下方に隣接して配置され、第2係合爪36bと第1係合爪47bの対向する係合面(Z軸と垂直な面)が互いに当接する。そのため、ロックボタン3はコイルスプリング6の弾性復元力F1によって初期位置へ押し戻す方向に付勢されるが、第2係合爪36bと第1係合爪47bとの上下方向の係合によってロックボタン3の上方への移動が規制されるため、ロックボタン3は押下位置で保持される。なお、本実施形態は、ロックボタン3が押下位置にあるとき、ロックボタン3とスライド部材4の上面が面一となるように構成されている。
また、上述のように、状態Aでは、コイルスプリング6が最小長さまで圧縮され、ロック解除ボタン5がロックボタン3に対するスライド範囲の上限(初期位置)に配置され、ロック解除ボタン5とロックボタン3の上面も面一となる。
状態Aにおいてロック解除ボタン5が押し下げられると、斜面45aと斜面52aとの摺動によって、スライド部材4がロック解除ボタン5の斜面52aにガイドされてY軸方向内側にスライドし、図6(b)及び図7(b)に示される状態Bとなる。すなわち、ロック解除ボタン5を押し下げる下向きの力は、斜面52aによってY軸方向の力F2に変換されて、コイルスプリング7の弾性復元力F3に抗して、一対のスライド部材4の間隔を狭める。
状態Bでは、図6(b)に示されるように、スライド部材4がY軸方向内側に後退するため、スライド部材4のねじ部41bと鏡筒Tのアクセサリ装着用ねじ溝Taとの係合が外れる。また、図7(b)に示されるように、スライド部材4が斜面52aから受ける力F2によってロック解除ボタン5に対してY軸方向内側に移動するため、第2係合爪36bと第1係合爪47bとの上下方向の係合が解除される。そのため、コイルスプリング6の弾性復元力F1によってロックボタン3が初期位置まで跳ね上がり、スライド部材4の上面よりも上方に突出して、図6(c)及び図7(c)に示される状態Cとなる。
図7(c)に示されるように、状態C(ロック解除状態)では、第1係合爪47bと第2係合爪36bが、略同じ高さでY軸方向に隣接して配置され、第1係合爪47bと第2係合爪36bの対向する係合面(Y軸と垂直な面)が互いに当接する。このとき、スライド部材4には、Y軸方向外向きにコイルスプリング7の弾性復元力F3が作用するが、第2係合爪36bとの係合によってY軸方向外向きへの移動が規制されるため、ロック解除ボタン5から手指を離して押下を止めても状態Cが維持される。図6(c)に示されるように、状態Cでは、スライド部材4のねじ部41bと鏡筒Tのアクセサリ装着用ねじ溝Taとが係合しないため、レンズキャップ1の下部を鏡筒Tの先端部に自在に挿抜することができる。
状態Cにおいて、鏡筒Tの先端部にレンズキャップ1の下端部を差し込んだ後、ロックボタン3を押し下げると、図6(d)及び図7(d)に示される状態Dとなる。図7(d)に示されるように、状態Dでは、ロックボタン3の第2係合爪36bがスライド部材4の第1係合爪47bよりも下方に移動するため、第1係合爪47bと第2係合爪36bとのY軸方向(鏡筒Tの径方向)の係合が解除される。そのため、コイルスプリング7の弾性復元力によってスライド部材4がY軸方向外側へ移動して、図6(a)及び図7(a)に示される状態A(ロック状態)に戻り、レンズキャップ1が鏡筒Tに固定される。
上記のように、本実施形態のレンズキャップ1は、2つの操作ボタン(ロックボタン3及びロック解除ボタン)を押し下げるだけの簡単な操作によって、鏡筒先端部へのレンズキャップ1の固定及び固定解除を行うことができるように構成されている。なお、レンズキャップ1は、ロックボタン3及びロック解除ボタンを使わずに、スライド部材4を直接スライド操作することによっても、鏡筒先端部へのレンズキャップ1の固定及び固定解除を行うことができるように構成されている。この場合には、例えば、一方のスライド部材4の凹部42に親指を差し込み、他方のスライド部材4の凹部42に人差し指を差し込んで、一対のスライド部材4を互いに近づけ又は遠ざけるようにスライドさせることによって、鏡筒先端部へのレンズキャップ1の固定及び固定解除を行うことができる。
[変形例]
次に、上記に説明した本発明の実施形態の一変形例について説明する。
図8は、本発明の実施形態の変形例であるレンズキャップ1Aの外観図である。また、図9は、レンズキャップ1Aの分解斜視図である。レンズキャップ1Aは、ロックボタン3A及び一対のスライド部材4Aの形状の一部のみが、上記に説明したレンズキャップ1と異なる。具体的には、本変形例のスライド部材4Aのブロック部41Aには、引手部42(プレート43よりも上側の部分)が設けられていない。また、ロックボタン3Aには、スライド部材4Aの引手部42を収容するための切欠き22が形成されていない。本変形例のレンズキャップ1Aでは、引手部42及び切欠き22を無くしたことにより、レンズキャップ1よりもフラットな外観が実現されている。また、切欠き22を無くすことによって、意匠の自由度を高めることができる。更に、切欠き22を無くすことによって、ロックボタン3Aの上面の面積が増えるため、装着時にロックボタン3Aを押し下げる操作をより容易に行うことが可能になる。
以上が本発明の実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記の構成に限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。
上記の実施形態では、レンズキャップ1が一対のスライド部材4を備えているが、1つ又は3つ以上のスライド部材を備えた構成としてもよい。スライド部材を1つのみ備えた構成とする場合には、ベース2の外周の一部(例えば、光軸AXに対してスライド部材4のねじ部41bと対称な位置)に、鏡筒の先端部に設けられたアクセサリ装着用ねじ溝と係合するねじ部(ねじ山)を設けてもよい。また、3つ以上の複数のスライド部材を設ける場合には、上記の実施形態と同様に、複数のスライド部材を光軸AXに対して対称に配置する構成としてもよい。また、複数のスライド部材を光軸に対して非対称に配置してもよいし、複数のスライド部材を互いに異なる形状としてもよい。
上記の実施形態は、鏡筒の先端部の内周面にアクセサリ装着用ねじ溝が設けられた交換レンズ等に適合したレンズキャップの例であるが、本発明はこの構成に限定されず、鏡筒の先端部の外周面にアクセサリ装着用おねじが設けられた交換レンズ等に適合したレンズキャップにも適用することができる。また、鏡筒のアクセサリ装着用構造と係合するロック用係合部の構造は、上記の実施形態のねじ部41bに限定されず、アクセサリ装着用構造に応じた様々な構造を採用することができる。
また、上記の実施形態は、レンズ鏡筒の先端部に装着されるレンズキャップに本発明を適用した例であるが、カメラ本体や光学装置本体のレンズマウントに装着される所謂マウントキャップ(ボディキャップともいう。)に本発明を適用することもできる。この場合、マウントキャップのロック用係合部と係合可能なアクセサリ装着用構造が、例えばレンズマウントの内周面(又は外周面)に設けられる。
上記の実施形態では、第1係合爪47bと第2係合爪36bがZ軸方向及びY軸方向の2方向の係合に関与する構成が採用されているが、Y軸方向の係合とZ軸方向の係合に対してそれぞれ専用の係合構造を設けた構成としてもよい。また、第1係合爪47bと第2係合爪36bのいずれか一方のみをY軸方向用係合爪とZ軸方向用係合爪とに分割した構成としてもよい。
上記の実施形態では、光軸AXに対する斜面45a、52aの傾き角θが45°に設定されているが、傾き角θはこの値に限定されず、スライド部材4の必要なスライド量等に応じて適宜設定することができる。
1,1A レンズキャップ
2 ベース
3,3A フロントカバー
4,4A スライド部材
5 ロック解除ボタン
6,7 コイルスプリング
8 抜け止めピン

Claims (19)

  1. 光学器械の光軸が通る該光学器械の開口部に着脱可能なキャップであって、
    前記開口部に形成されたアクセサリ装着用構造と係合可能なロック用係合部を有し、前記アクセサリ装着用構造と前記ロック用係合部とが係合をするロック位置と該係合をしないロック解除位置との間でスライド可能なスライド部材と、
    前記スライド部材を前記アクセサリ装着用構造に向けて付勢するロック用付勢部と、
    前記スライド部材と係合して、前記光軸方向に押し下げられたときに前記スライド部材を前記ロック位置から前記ロック解除位置へスライドさせるロック解除ボタンと、
    前記スライド部材と係合して前記スライド部材を前記ロック解除位置に保持し、前記光軸方向に押し下げられたときに前記スライド部材との係合が解除されるように構成されたロックボタンと、
    を備えたもの。
  2. 前記開口部は前記光軸を中心軸とする略筒状に形成され、
    前記スライド部材が前記開口部の径方向にスライド可能であり、
    前記アクセサリ装着用構造が、前記開口部の内周面及び外周面の少なくとも一方に形成された、
    ことを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記スライド部材が、前記光軸方向に対してスライド方向に傾斜した第1斜面を有し、
    前記ロック解除ボタンが、前記第1斜面と摺動可能に係合する第2斜面を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のキャップ。
  4. 前記ロックボタンを押し戻す方向に付勢するロックボタン付勢手段を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のキャップ。
  5. 前記ロック解除ボタンが、前記ロックボタンによって、前記光軸方向にスライド可能に保持された
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のキャップ。
  6. 前記ロックボタンが前記開口部と略同径の略円盤状部材であり、
    前記ロックボタンに前記ロック解除ボタンを収容する穴が形成された
    ことを特徴とする請求項5に記載のキャップ。
  7. 前記ロック解除ボタンと前記ロックボタンとの間に配置され、該ロックボタンを押し戻す方向に付勢するロックボタン付勢部を更に備えた
    ことを特徴とする請求項6に記載のキャップ。
  8. 前記ロックボタン付勢手段部が圧縮コイルスプリングであり、
    前記ロックボタンが前記圧縮コイルスプリングの一端部を保持する第1スプリング受けを有し、
    前記ロック解除ボタンが前記圧縮コイルスプリングの他端部を保持する第2スプリング受けを有し、
    前記第2スプリング受けが前記第1スプリング受けに対して前記光軸方向における前記光学器械側に配置され、
    前記圧縮コイルスプリングが前記第1スプリング受けと前記第2スプリング受けとの間で挟み込まれたことを特徴とする請求項7に記載のキャップ。
  9. 前記穴の内周面には、前記光軸方向に溝状に延び、その一端が前記第1スプリング受けによって塞がれた凹部が形成され、
    前記凹部が、前記圧縮コイルスプリングと前記第2スプリング受けを収容する
    ことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載のキャップ。
  10. 前記スライド部材を前記開口部の径方向にスライド可能に保持するベースを更に備え、
    前記ベースに前記スライド部材を収容する切欠きが形成され、
    前記ベースが、前記スライド部材を前記開口部の径方向にスライド可能に保持する、前記切欠きを挟んで配置された一対のガイドレールを有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のキャップ。
  11. 前記ロックボタンが前記光軸方向に延びるボスを有し、
    前記ベースが、前記ボスを前記光軸方向にスライド可能に保持する貫通穴を有し、
    前記ボスの先端に固定され、前記ボスの前記貫通孔からの脱離を阻止する抜け止めを更に備えた、
    ことを特徴とする請求項10に記載のキャップ。
  12. ロック用付勢部がコイルスプリングであり、
    前記ベースが前記ロック用付勢部を伸縮可能に保持するコイルホルダを有する
    ことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のキャップ。
  13. 複数の前記スライド部材を備え、
    前記複数のスライド部材が前記光学器械の光軸に対して対称に配置された
    ことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のキャップ。
  14. 前記ロックボタンが前記スライド部材と係合する第1係合面を有し、
    前記スライド部材が前記第1係合面と係合する第2係合面を有し、
    前記スライド部材が前記ロック解除位置にあるときに、前記第1係合面が第2係合面と前記スライド部材のスライド方向において係合して、前記スライド部材を前記ロック解除位置に保持する
    ことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載のキャップ。
  15. 前記スライド部材が前記ロックボタンと係合する第3係合面を有し、
    前記ロックボタンが前記第3係合面と係合する第4係合面を有し、
    前記スライド部材が前記ロック位置にあるときに、前記第3係合面が、第4係合面と前記光軸方向において係合して、前記ロックボタンを押し下げられた位置に保持する
    ことを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか一項に記載のキャップ。
  16. 前記スライド部材が前記第2及び第3係合面が形成された第1係合爪を有し、
    前記ロックボタンが前記第1及び第4係合面が形成された第2係合爪を有する、
    ことを特徴とする請求項13を引用する請求項14に記載のキャップ。
  17. 前記スライド部材が
    前記ロックボタンと対向する面から垂直に突出した壁部と、
    前記壁部の先端部から前記スライド方向と垂直な方向に延びる前記第1係合爪と、
    を有する、一対の第1係合突起を備え、
    前記ロックボタンが、
    前記スライド部材と対向する面に直立する柱部と、
    前記柱部の先端部から前記スライド方向と垂直な方向に互いに逆向きに突出する一対の前記第2係合爪と、
    を有する第2係合突起を備え、
    前記スライド部材に、前記第2係合突起との衝突を回避するための逃げ穴が形成されていて、
    前記一対の第1係合突起が、前記逃げ穴を挟んで前記スライド方向と垂直な方向に対向して配置された、
    ことを特徴とする請求項15に記載のキャップ。
  18. 前記ロック用付勢部が前記スライド部材を前記開口部の径方向外側に向けて付勢し、
    前記ロック解除ボタンが、前記光軸方向に押し下げられたときに、前記スライド部材を前記開口部の径方向内側へスライドさせるように構成され、
    前記アクセサリ装着用構造が内周面に形成された前記開口部に着脱可能である
    ことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか一項に記載のキャップ。
  19. 前記アクセサリ装着用構造及び前記ロック用係合部がねじ溝である
    ことを特徴とする請求項1から請求項17のいずれか一項に記載のキャップ。
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