JP2016014414A - エアバイパスバルブ - Google Patents
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Abstract
【課題】油分が漏れると考えられるコネクタ端子とボビンとの間にパッキンを設けることにより、コエネクタ側から油漏れを防止するエアバイパスバルブを提供する。【解決手段】エアバイパスバルブ10は弁本体11と、前記弁本体11に搭載されたバルブ本体12と、前記バルブ本体12に内蔵されたピストン部13と、前記ピストン部13の上部に位置するパイロット部14と、から構成される。前記バルブケーシング12には、油分の浸入を防止するため、バルブケーシング12に装着されるコネクタ端子44を介して油分が浸入される浸入経路にパッキン45を設け、モールドにて固定している。【選択図】図1
Description
本発明は、エアバイパスバルブに関し、さらに詳細には自動車用ターボチャージャの過給圧逃がし弁に関するものである。
従来、この種の、空気制御弁装置1(特許文献1に記載されている符号を示す。以下、同じ)は、ターボチャージャのチャージャ圧縮ポンプの吐出側5と吸込側6の間のバイパス通路4に配置されており、さらにケーシング7が設けられており、該ケーシング7は、コイル9と、ヨーク10と、コアエレメント11とを備えた電磁的な駆動ユニット8と、ケーシング7)内で可動弁ユニット12とを有しており、該可動弁ユニット12を非給電状態で閉鎖位置に保持する手段(ばね13)が設けられている。
そして、駆動ユニット8を通電することより、可動弁ユニット12が開弁し、ターボチャージャの吐出側5と吸込側6が開放されることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、駆動ユニット8を通電することより、可動弁ユニット12が開弁し、ターボチャージャの吐出側5と吸込側6が開放されることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1においては、ターボチャージャの吐出側5から空気制御弁装置1内に油分が含まれており、該空気制御弁1を構成する部品の隙間や合わせ面から油分がネクタ(図示しない)を通して外部に漏れるという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、油分が漏れると考えられるコネクタ端子とボビンとの間にパッキンを設けることにより、コエネクタ側から油漏れを防止するエアバイパスバルブを提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、油分が漏れると考えられるコネクタ端子とボビンとの間にパッキンを設けることにより、コエネクタ側から油漏れを防止するエアバイパスバルブを提供することを目的とする。
前記課題を解決するための発明は、
バルブ本体に取り付けられた凸形状のバルブケーシングと、
前記バルブ本体の大内径部に嵌挿されたピストン部と、
前記ピストン部に係合するパイロット弁部と、
を備え、
前記ピストン部とパイロット弁部は前記バルブケーシングにより一体的に形成され、
前記ピストン部は、前記バルブ本体の内周面に嵌挿された段付円筒形状のピストンケーシングと、
前記ピストンケーシングの最内径の内径面に嵌挿され底面を有する段付円筒形状のピストンと、前記ピストンに穿設され前記バルブ本体の過給機吐出側に連通する絞りと
前記ピストンケーシングの中内径部に装着され前記ピストンの外周面に密に接触するシール部材と、
前記ピストンケーシングの大内径部に収納され、かつ該ピストンケーシングの上面及び前記バルブケーシング内に係着される断面凹凸状のケーシングと、
前記ケーシングの凸形状外周部に装着され、かつ前記ピストンの内周穴に装着された第1のばね部材と、
から形成し、
前記パイロット弁部は、前記バルブ本体に装着され該バルブ本体に一体的に形成された断面U字状の固定鉄心と、
前記固定鉄心の外周面に嵌挿されたボビン、前記ボビンの巻装されたコイル、前記コイルの内径部に嵌挿されたヨークと、
前記ヨークの内周面に嵌挿された可動鉄心と、
前記可動鉄心の略軸芯に嵌挿され上端が前記固定鉄心の下面に係着する第2のばね部材と、
前記ヨークの下面に接触し、かつ前記ケーシングの内径穴に係合するシートホルダと、
前記シートホルダに嵌着された弁座及び前記可動鉄心の凹部に係着されたボール部材と、
から形成し、
前記バルブケーシングには、油分の浸入を防止するため該バルブケーシングに装着されるコネクタ端子介して油分が浸入される浸入経路に封止手段を設け、モールドにて固定したことを特徴とするエアバイパスバルブ。
バルブ本体に取り付けられた凸形状のバルブケーシングと、
前記バルブ本体の大内径部に嵌挿されたピストン部と、
前記ピストン部に係合するパイロット弁部と、
を備え、
前記ピストン部とパイロット弁部は前記バルブケーシングにより一体的に形成され、
前記ピストン部は、前記バルブ本体の内周面に嵌挿された段付円筒形状のピストンケーシングと、
前記ピストンケーシングの最内径の内径面に嵌挿され底面を有する段付円筒形状のピストンと、前記ピストンに穿設され前記バルブ本体の過給機吐出側に連通する絞りと
前記ピストンケーシングの中内径部に装着され前記ピストンの外周面に密に接触するシール部材と、
前記ピストンケーシングの大内径部に収納され、かつ該ピストンケーシングの上面及び前記バルブケーシング内に係着される断面凹凸状のケーシングと、
前記ケーシングの凸形状外周部に装着され、かつ前記ピストンの内周穴に装着された第1のばね部材と、
から形成し、
前記パイロット弁部は、前記バルブ本体に装着され該バルブ本体に一体的に形成された断面U字状の固定鉄心と、
前記固定鉄心の外周面に嵌挿されたボビン、前記ボビンの巻装されたコイル、前記コイルの内径部に嵌挿されたヨークと、
前記ヨークの内周面に嵌挿された可動鉄心と、
前記可動鉄心の略軸芯に嵌挿され上端が前記固定鉄心の下面に係着する第2のばね部材と、
前記ヨークの下面に接触し、かつ前記ケーシングの内径穴に係合するシートホルダと、
前記シートホルダに嵌着された弁座及び前記可動鉄心の凹部に係着されたボール部材と、
から形成し、
前記バルブケーシングには、油分の浸入を防止するため該バルブケーシングに装着されるコネクタ端子介して油分が浸入される浸入経路に封止手段を設け、モールドにて固定したことを特徴とするエアバイパスバルブ。
本発明は、バルブケーシングに装着されるコネクタ端子を介して油分が浸入される浸入経路にパッキンを設けてモールドにて固定するので、バルブケーシングに油分の浸入を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るエアバイパスバルブにつき好適な実施の形態を挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、エアバイパスバルブ10はバルブ本体11と、前記バルブ本体11に搭載されたバルブケーシング12と、前記バルブケーシング12に内蔵されたピストン部13と、前記ピストン部13の上部に位置するパイロット部14を主たる構成部品として構成される。
前記バルブケーシング12には、油分の浸入を防止するため、バルブケーシング12に装着されるコネクタ端子44を介して油分が浸入される浸入経路にパッキン45を設け、モールドにて固定している。
図1に示すように、エアバイパスバルブ10はバルブ本体11と、前記バルブ本体11に搭載されたバルブケーシング12と、前記バルブケーシング12に内蔵されたピストン部13と、前記ピストン部13の上部に位置するパイロット部14を主たる構成部品として構成される。
前記バルブケーシング12には、油分の浸入を防止するため、バルブケーシング12に装着されるコネクタ端子44を介して油分が浸入される浸入経路にパッキン45を設け、モールドにて固定している。
前記ピストン部13は、前記バルブケーシング12の内周面12aに係着する段付円筒形状のピストンケーシング15と、ピストンケーシング15の小内径部15aに嵌挿される段付円筒形状のピストン16と、ピストンケーシング15の中内径部15bに装着されピストン16の外周面に密に接触するシール部材17と、ピストンケーシング15の大内径部15cに収納され、かつ該ピストンケーシング15の上面及びバルブケーシング12内に係着される断面凹凸状のケーシング18と、を備える。
ピストン16はピストンケーシング15の小内径部15aに摺動自在に支持されており、かつピストンケーシング15の小径部20に形成された爪(突起)21によりガイドされている。
また、ピストン底面には、少なくとも1個の絞りが設けられていて、ピストン室39及び40と過給機吐出側34を接続している。
また、ピストン底面には、少なくとも1個の絞りが設けられていて、ピストン室39及び40と過給機吐出側34を接続している。
ケーシング18はバルブケーシング12の内周面12a及びピストンケーシング15の大内径部15cに嵌挿されており、該ケーシング18の大径部18bには連通穴37を介してピストン室39及び40に連通するドレーンポート22が径方向に一箇所ないし二箇所に穿設されている。
参照符号19はばね部材を示しており、両端がピストン16の内径穴16aの底面とケーシング18の大径部18aの端面にて支持され、かつ該大径部18aの外周部に装着されており、ばね部材19の弾発力により、ピストン16のシール要素16eをバルブ本体11に接触させている。
参照符号19はばね部材を示しており、両端がピストン16の内径穴16aの底面とケーシング18の大径部18aの端面にて支持され、かつ該大径部18aの外周部に装着されており、ばね部材19の弾発力により、ピストン16のシール要素16eをバルブ本体11に接触させている。
一方、パイロット弁部14は、バルブケーシング12に装着され該バルブケーシング12に一体的に形成され鍔部23aを有する断面U字状の固定鉄心23と、前記固定鉄心23の外周面23bに嵌挿されたボビン24、前記ボビン24の径に巻装されたコイル25、前記コイル25の内径部に嵌挿されたヨーク26と、前記ヨーク26の内周面に嵌挿された可動鉄心27と、前記可動鉄心27の略軸芯に嵌挿され上端が該固定鉄心27の下面に係着する第2のばね部材28と、ヨーク26の下面に接触し、かつケーシング18に内径穴に係合するシートホルダ29と、前記シートホルダ29の上部に嵌挿された弁座30及び可動鉄心27に係着された鋼球のボール部材31と、を備える。
そして、パイロット弁の弁座30の位置をピストン16側に位置させることにより、ピストン室39及び40の容積を最小にでき、パイロット弁部14の開閉に対するピストン部13の応答時間を短縮することができる。
そして、パイロット弁の弁座30の位置をピストン16側に位置させることにより、ピストン室39及び40の容積を最小にでき、パイロット弁部14の開閉に対するピストン部13の応答時間を短縮することができる。
弁座30には、シートホルダ29に形成された連通穴37に接続する開口穴38が設けられている。ボール部材31は、パイロット弁部14のシール部材として機能する。このため、ボール部材31は可動鉄心27に形成された凹部36に嵌挿後、該可動鉄心27に圧入またはカシメで一体化されている。弁座30のシール面は断面円錐形または半球状に形成してボール部材31の球面と弁座30の内周面との係合を面シールでなく、線シールにするため、シール性が良く異物に強い。
なお、ボール部材31の直径に対するシートホルダ29の弁座30に形成された開口穴38の穴径の比は、0.5〜0.75とするのが有利である。 さらに、ピストン16の下面及び弁座30の下面には、異物やごみの侵入を防止する第1,第2のフィルタ32a、32bが装着され、該フィルタ32a、は超音波溶着によりピストン16に固定される。該フィルタ32bは溶接、カシメ、インサート成形等により弁座30に一体化される。また、フィルタ32bは弁座30と分離してシートホルダ底面29aに超音波溶着により固定しても良い。
また、フィルタ32a,32bは、少なくともいずれか一方があれば良い。
また、図1に示すようにエアバイパスバルブの閉弁し、パイロット弁部14の非励磁時に、ピストン16の絞り35を介して、ピストン室39および40の圧力と、バルブ本体11の過給機吐出側34の圧力は等しくなり、ピストンに働く圧力に関する力の平衡が保たれている。
これにより、ピストン16は、ばね部材19の弾発力により図1に示すように下方に押圧されピストン16の下面のシール要素16eがバルブ本体11の過給機吐出側34の開口部に接触して該過給機吐出側34と過給機吸込側33との連通を遮断する。
また、図1に示すようにエアバイパスバルブの閉弁し、パイロット弁部14の非励磁時に、ピストン16の絞り35を介して、ピストン室39および40の圧力と、バルブ本体11の過給機吐出側34の圧力は等しくなり、ピストンに働く圧力に関する力の平衡が保たれている。
これにより、ピストン16は、ばね部材19の弾発力により図1に示すように下方に押圧されピストン16の下面のシール要素16eがバルブ本体11の過給機吐出側34の開口部に接触して該過給機吐出側34と過給機吸込側33との連通を遮断する。
パイロット弁部14の通電時には、可動鉄心27が電磁力によって図の上方に変位する。ボール部材31は可動鉄心27と一体化しており、ボール部材31が弁座30より離れる。このため、ピストン室39及び40とドレンポート22が接続され、ピストン室39及び40の圧力は低下する。
ピストン室39及び40の圧力と、バルブ本体11の過給機吐出側34の圧力の差による力がピストンに作用して、ばね部材19の弾発力に打ち勝って、ピストンが図の上方にストロークして、エアバイパスバルブは開弁する。
このとき、ピストンのストロークは前記圧力差とばね部材19の弾発力によって決まる。
参照符号42は、非磁性体のスペーサを示すものであり、可動鉄心27の底面とシートバルブ29の上面との間に設けられ、可動鉄心27とシートバルブ29との接触を遮断している。
ピストン室39及び40の圧力と、バルブ本体11の過給機吐出側34の圧力の差による力がピストンに作用して、ばね部材19の弾発力に打ち勝って、ピストンが図の上方にストロークして、エアバイパスバルブは開弁する。
このとき、ピストンのストロークは前記圧力差とばね部材19の弾発力によって決まる。
参照符号42は、非磁性体のスペーサを示すものであり、可動鉄心27の底面とシートバルブ29の上面との間に設けられ、可動鉄心27とシートバルブ29との接触を遮断している。
本実施の形態に係るエアバイパスバルブ10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に動作について説明する。
パイロット弁部14に通電されると、可動鉄心(プランジャ)27は電磁力によって図1で上方へ移動し、可動鉄心27と一体となったボール部材31は、弁座30から離れ、ピストン室39及び40とドレンポート22が接続される。
ピストン室39及び40の圧力は過給機吸込側33圧力よりも高く、ピストン室39及び40の気体はドレーンポート22から流出する。このとき、ピストン16の絞り35からピストン室39及び40に気体が流入するが、絞り35の断面積に比べて、可動鉄心27のストロークと弁座30の開口穴38によって決まるパイロット弁部14の開口面積が大きいため、ピストン室39及び40から流出する気体の方が多い。
したがって、ピストン室39及び40の圧力は低下し、ピストン室39及び40とバルブ本体11の過給機吐出側34の圧力差によって、ピストン16の上方への力が発生し、ピストン16のシール要素16eはバルブ本体11より離れ、エアバイパスバルブ10は開弁し、過給機吐出側33と過給機吸込側34は接続される。
パイロット弁部14に通電されると、可動鉄心(プランジャ)27は電磁力によって図1で上方へ移動し、可動鉄心27と一体となったボール部材31は、弁座30から離れ、ピストン室39及び40とドレンポート22が接続される。
ピストン室39及び40の圧力は過給機吸込側33圧力よりも高く、ピストン室39及び40の気体はドレーンポート22から流出する。このとき、ピストン16の絞り35からピストン室39及び40に気体が流入するが、絞り35の断面積に比べて、可動鉄心27のストロークと弁座30の開口穴38によって決まるパイロット弁部14の開口面積が大きいため、ピストン室39及び40から流出する気体の方が多い。
したがって、ピストン室39及び40の圧力は低下し、ピストン室39及び40とバルブ本体11の過給機吐出側34の圧力差によって、ピストン16の上方への力が発生し、ピストン16のシール要素16eはバルブ本体11より離れ、エアバイパスバルブ10は開弁し、過給機吐出側33と過給機吸込側34は接続される。
パイロット弁部14が非通電となった場合には、該パイロット弁部14の電磁力はなくなり、ばね部材28の弾発力によって可動鉄心27は図1で下方に移動し、該可動鉄心27に一体化されたボール部材31が弁座30に着座する。これによって、ピストン室39及び40とドレーンポート22は遮断される。
よって、ピストン室39及び40にはピストン16の絞り35から気体が流入し過給機吐出側34の圧力とピストン室39及び40の圧力の差は小さくなり、ばね部材19の弾発力によりピストン16は下方に移動し、ピストン16のシール要素16eはバルブ本体11に着座する。
よって、ピストン室39及び40にはピストン16の絞り35から気体が流入し過給機吐出側34の圧力とピストン室39及び40の圧力の差は小さくなり、ばね部材19の弾発力によりピストン16は下方に移動し、ピストン16のシール要素16eはバルブ本体11に着座する。
前記の様に本実施のエアバイパスバルブ10では、パイロット弁部14が開いた際に、ピストン室39及び40から空気が流出し、過給機吐出側34とピストン室39及び40の圧力差が大きくなることによって、ばね部材19の弾発力に打ち勝ってピストン16が図1で上方に移動する。
パイロット弁部14が閉じた際に、ピストン室39及び40に空気が流入し、過給機吐出側34とピストン室39及び40の圧力差が小さくなることによって、ばね部材19の弾発力によってピストン16が図1で下方に移動する。
このとき、パイロット弁の弁座がピストン側に位置することにより、ピストン室39及び40の容積を小さくできピストンストローク時にピストン室との間で流入、流出する空気の量が小さく済む。
パイロット弁部14が閉じた際に、ピストン室39及び40に空気が流入し、過給機吐出側34とピストン室39及び40の圧力差が小さくなることによって、ばね部材19の弾発力によってピストン16が図1で下方に移動する。
このとき、パイロット弁の弁座がピストン側に位置することにより、ピストン室39及び40の容積を小さくできピストンストローク時にピストン室との間で流入、流出する空気の量が小さく済む。
このため、本実施例のエアバイパスバルブ10では、パイロット弁の弁座30の位置をピストン16側に位置させることにより、ピストン室39及び40の容積を小さくすることによって、ON応答、OFF応答が向上する。
本発明においては、バルブケーシング12には、油分の浸入を防止するため、バルブケーシング12に装着されるコネクタ端子44を介して油分が浸入される浸入経路にパッキン(封止手段)45を設け、モールドにて固定しているので、ボビン24とコネクタ端子44間の油分の浸入を防止することができる。
なお、パッキン45に代わってバルブケーシング12とコネクタ44との間にシール剤を塗布してもよいし、パッキン45に代わって該パッキン45の部位を超音波溶着によるシールすることも可能である。
本発明においては、バルブケーシング12には、油分の浸入を防止するため、バルブケーシング12に装着されるコネクタ端子44を介して油分が浸入される浸入経路にパッキン(封止手段)45を設け、モールドにて固定しているので、ボビン24とコネクタ端子44間の油分の浸入を防止することができる。
なお、パッキン45に代わってバルブケーシング12とコネクタ44との間にシール剤を塗布してもよいし、パッキン45に代わって該パッキン45の部位を超音波溶着によるシールすることも可能である。
10 エアバイパスバルブ 11 バルブ本体
12 バルブケーシング 13 ピストン部
14 パイロット弁部 15 ピストンケーシング
16 ピストン 18 ケーシング
21 爪 22 ドレーンポート
23 固定鉄心 27 可動鉄心
29 シートホルダ 30 弁座
32a,32b フィルター 33 過給氣吸込
34 過給氣吐出 35 絞り
29 チャンバー室 30 面取部
36 凹部 37 連通穴
38 開口穴 39、40 ピストン室
44 コネクタ 45 パッキン
12 バルブケーシング 13 ピストン部
14 パイロット弁部 15 ピストンケーシング
16 ピストン 18 ケーシング
21 爪 22 ドレーンポート
23 固定鉄心 27 可動鉄心
29 シートホルダ 30 弁座
32a,32b フィルター 33 過給氣吸込
34 過給氣吐出 35 絞り
29 チャンバー室 30 面取部
36 凹部 37 連通穴
38 開口穴 39、40 ピストン室
44 コネクタ 45 パッキン
Claims (1)
- バルブ本体に取り付けられた凸形状のバルブケーシングと、
前記バルブ本体の大内径部に嵌挿されたピストン部と、
前記ピストン部に係合するパイロット弁部と、
を備え、
前記ピストン部とパイロット弁部は前記バルブケーシングにより一体的に形成され、
前記ピストン部は、前記バルブ本体の内周面に嵌挿された段付円筒形状のピストンケーシングと、
前記ピストンケーシングの最内径の内径面に嵌挿され底面を有する段付円筒形状のピストンと、前記ピストンに穿設され前記バルブ本体の過給機吐出側に連通する絞りと
前記ピストンケーシングの中内径部に装着され前記ピストンの外周面に密に接触するシール部材と、
前記ピストンケーシングの大内径部に収納され、かつ該ピストンケーシングの上面及び前記バルブケーシング内に係着される断面凹凸状のケーシングと、
前記ケーシングの凸形状外周部に装着され、かつ前記ピストンの内周穴に装着された第1のばね部材と、
から形成し、
前記パイロット弁部は、前記バルブ本体に装着され該バルブ本体に一体的に形成された断面U字状の固定鉄心と、
前記固定鉄心の外周面に嵌挿されたボビン、前記ボビンの巻装されたコイル、前記コイルの内径部に嵌挿されたヨークと、
前記ヨークの内周面に嵌挿された可動鉄心と、
前記可動鉄心の略軸芯に嵌挿され上端が前記固定鉄心の下面に係着する第2のばね部材と、
前記ヨークの下面に接触し、かつ前記ケーシングの内径穴に係合するシートホルダと、
前記シートホルダに嵌着された弁座及び前記可動鉄心の凹部に係着されたボール部材と、
から形成し、
前記バルブケーシングには、油分の浸入を防止するため該バルブケーシングに装着されるコネクタ端子介して油分が浸入される浸入経路に封止手段を設け、モールドにて固定したことを特徴とするエアバイパスバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2016014414A true JP2016014414A (ja) | 2016-01-28 |
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ID=55230761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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