JP2016013529A - 純水製造装置及び純水製造方法 - Google Patents

純水製造装置及び純水製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】第1のRO膜装置の濃縮水を第2のRO膜装置で処理して透過水を回収するようにした純水製造プロセスにおいて、系内の無機炭酸の濃縮を防止するための脱炭酸装置を小型で省スペースなものとした、コストメリットの高い純水製造装置及び純水製造方法を提供する。【解決手段】被処理水をRO膜処理する第1のRO膜装置3と、第1のRO膜装置3に被処理水を導入する導入ライン13と、該第1のRO膜装置3の透過水を流出させる流出ライン14と、第1のRO膜装置3の濃縮水をRO膜処理する第2のRO膜装置5と、第2のRO膜装置5の透過水を導入ライン13に戻す返送ライン19,20とを備える純水製造装置。返送ラインに第2のRO膜装置5の透過水を脱炭酸処理する脱炭酸装置(膜脱気装置6)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、第1の逆浸透膜装置と、その濃縮水を処理する第2の逆浸透膜装置を備える水処理プロセスで被処理水を処理して純水を製造する純水製造装置及び純水製造方法に関する。
純水製造装置は、通常、前処理除濁装置、脱炭酸装置、逆浸透膜(RO膜)装置、電気脱イオン装置などで構成されている。
RO膜装置は、有機物、イオン類を除去できるが、二酸化炭素、酸素などの溶存気体はほとんど除去することはできない。二酸化炭素は水中で重炭酸イオンに変化し、電気脱イオン装置の負荷となるため、RO膜装置の前段に脱炭酸装置を設置して除去することが一般的である。
RO膜装置は、通常、水回収率60〜80%程度で運転されることから、プロセス全体の水回収率を高めるために、第2のRO膜装置を設け、RO膜装置(第1のRO膜装置)の濃縮水を第2のRO膜装置でRO膜処理して透過水を回収することが行われている。
しかし、この場合には、次のような問題がある。
RO膜装置の濃縮水はスケール成分を高濃度で含有するため、その析出を防止するために、第2のRO膜装置の給水のpHを下げることが一般的であるが、第2のRO膜装置の給水のpHを下げると、重炭酸イオンが炭酸に変化(HCO +H→CO+HO)してRO膜を透過してしまうため、装置系内で炭酸、重炭酸イオンなどの無機炭酸が濃縮される結果、得られる純水の水質低下、スケール析出の問題が起こる。
特許文献1では、第1のRO膜装置の前段に設けられた脱炭酸装置の導入側に第2のRO膜装置の透過水を戻して脱炭酸処理しているため、無機炭酸の濃縮は防止されるが、第1のRO膜装置の前段に設けられた脱炭酸装置には、第2のRO膜装置の透過水と被処理水の全量が導入されるため、脱炭酸装置の負荷が大きい。このため、脱炭酸装置が大型化し、経済性も悪化する。脱炭酸装置を第1のRO膜装置の後段に設けた場合には、処理水の水質の低下は防止されるが、第1のRO膜装置、第2のRO膜装置における無機炭酸の濃縮を防止し得ず、スケール析出の問題は解決されない。
なお、特許文献2には、原水貯槽内の被処理水をポンプによってRO膜装置に送り、RO膜によって被処理水を透過水と濃縮水とに分離し、濃縮水を戻し管を通じて原水貯槽内に戻すようにした脱塩水製造装置において、濃縮水の戻し管の管路中にエゼクタを付設し、戻し管を流れる濃縮水の流速を利用して当該エゼクタより空気を吸引し、気液接触により濃縮水中の遊離二酸化炭素を除去するようにした脱塩水製造装置が提案されている。
このような構成を採用することにより、脱炭酸塔や膜脱気装置のような脱炭酸装置が不要となり、省スペース化が可能となる。この装置では、濃縮水の戻し管の管路中にエゼクタを付設してあるので、RO膜を透過しなかった比較的高圧の濃縮水がエゼクタを通過するときに当該エゼクタによって空気が吸引され、戻し管を流れる濃縮水の中に吸引空気が混合される。気液接触により濃縮水中の遊離二酸化炭素が濃縮水中より分離され、分離された遊離二酸化炭素は、濃縮水が戻し管の先端から原水貯槽内に戻された時に、炭酸ガスとして原水貯槽の上部に設けてある排気管を通じて外部に排出される。
特開2004−167423号公報 特開平7−265854号公報
本発明は、第1のRO膜装置の濃縮水を第2のRO膜装置で処理して透過水を回収するようにした純水製造プロセスにおいて、系内の無機炭酸の濃縮を防止するための脱炭酸装置を小型で省スペースなものとした、コストメリットの高い純水製造装置及び純水製造方法を提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、脱炭酸装置を、第1のRO膜装置への被処理水の導入ラインではなく、第2のRO膜装置の透過水をこの導入ラインに戻す返送ラインに設けることで、第1のRO膜装置で濃縮された無機炭酸をこの脱炭酸装置で除去して系内の無機炭酸の濃縮を防止することができ、しかも、この脱炭酸装置は、第1のRO膜装置及び第2のRO膜装置で水回収することにより、被処理水よりも大幅に水量が低減された第2のRO膜装置の透過水のみを処理するものであるため、脱炭酸装置の負荷は大幅に低減され、その小型、省スペース化を図ることができることを見出した。
本発明はこのような知見に基づいて達成されたものであり、以下を要旨とする。
[1] 被処理水を逆浸透膜処理する第1の逆浸透膜装置と、該第1の逆浸透膜装置に被処理水を導入する導入ラインと、該第1の逆浸透膜装置の透過水を流出させる流出ラインと、該第1の逆浸透膜装置の濃縮水を逆浸透膜処理する第2の逆浸透膜装置と、該第2の逆浸透膜装置の透過水を前記導入ラインに戻す返送ラインとを備える純水製造装置において、該返送ラインに前記第2の逆浸透膜装置の透過水を脱炭酸処理する脱炭酸装置を備えることを特徴とする純水製造装置。
[2] [1]に記載の純水製造装置において、前記脱炭酸装置が膜脱気装置であることを特徴とする純水製造装置。
[3] [1]又は[2]に記載の純水製造装置において、前記第1の逆浸透膜装置の透過水を脱イオン処理する電気脱イオン装置を有することを特徴とする純水製造装置。
[4] [1]ないし[3]のいずれかに記載の純水製造装置において、前記被処理水を除濁処理する除濁装置を有し、該除濁装置の処理水が前記第1の逆浸透膜装置に導入されることを特徴とする純水製造装置。
[5] [1]ないし[4]のいずれかに記載の純水製造装置において、前記第1の逆浸透膜装置の給水のpHを6.3以上に調整するpH調整手段を有することを特徴とする純水製造装置。
[6] [1]ないし[5]のいずれかに記載の純水製造装置において、前記第2の逆浸透膜装置の給水のpHを6.0未満に調整するpH調整手段を有することを特徴とする純水製造装置。
[7] 被処理水を逆浸透膜処理する第1の逆浸透膜装置と、該第1の逆浸透膜装置に被処理水を導入する導入ラインと、該第1の逆浸透膜装置の透過水を流出させる流出ラインと、該第1の逆浸透膜装置の濃縮水を逆浸透膜処理する第2の逆浸透膜装置と、該第2の逆浸透膜装置の透過水を前記導入ラインに戻す返送ラインとを備える純水製造装置で純水を製造する方法において、前記第2の逆浸透膜装置の透過水を脱炭酸処理した後、前記導入ラインに戻すことを特徴とする純水製造方法。
[8] [7]に記載の純水製造方法において、前記第2の逆浸透膜装置の透過水を膜脱気装置で脱炭酸処理することを特徴とする純水製造方法。
[9] [7]又は[8]に記載の純水製造方法において、前記第1の逆浸透膜装置の透過水を電気脱イオン装置で処理することを特徴とする純水製造方法。
[10] [7]ないし[9]のいずれかに記載の純水製造方法において、前記被処理水を除濁処理した後、前記第1の逆浸透膜装置に導入することを特徴とする純水製造方法。
[11] [7]ないし[10]のいずれかに記載の純水製造方法において、前記第1の逆浸透膜装置の給水のpHを6.3以上とすることを特徴とする純水製造方法。
[12] [7]ないし[11]のいずれかに記載の純水製造方法において、前記第2の逆浸透膜装置の給水のpHを6.0未満とすることを特徴とする純水製造方法。
本発明によれば、第1のRO膜装置の濃縮水を第2のRO膜装置でRO膜処理して透過水を回収する純水製造プロセスにおいて、第2のRO膜装置の透過水を脱炭酸処理することにより、系内での無機炭酸の濃縮を防止して、処理の安定化、得られる処理水の高純度化が可能となる。しかも、第2のRO膜装置の透過水の返送ラインに設けた脱炭酸装置で第2のRO膜装置の透過水のみを脱炭酸処理するため、脱炭酸装置の小型化、省スペース化が可能となり、経済性に優れた処理が可能となる。
第1のRO膜装置の給水のpHを6.3以上とすることで、水中の無機炭酸のうちの重炭酸イオンの比率を高くすることができ、第1のRO膜装置でこれを効率的に除去して、処理水中に含まれる無機炭酸の量を低減し、電気脱イオン装置等の後段装置の負荷を低減することができ、処理水質を向上させることができる。
また、第2のRO膜装置の給水のpHを6.0未満とすることにより、第2のRO膜装置の水回収率を高めた上で、スケールの析出を防止することができる。
本発明の純水製造装置の実施の形態を示す系統図である。 本発明で用いる脱炭酸装置の一例を示す系統図である。
以下に本発明の実施の形態を図1を参照して詳細に説明するが、図1は本発明の純水製造装置の実施の形態の一例を示すものであって、本発明は何ら図示のものに限定されない。
図1の純水製造装置では、市水、井水、工水、回収水等の被処理水は、配管11より精密濾過(MF膜)装置1で除濁処理された後、配管12、水槽2、配管13を経て第1のRO膜装置3に導入されてRO膜処理される。
第1のRO膜装置3の透過水は、配管14より電気脱イオン装置4に導入されて脱イオン処理され、処理水(純水)が配管15より取り出される。電気脱イオン装置4の濃縮水は、水回収のために配管16より水槽2に返送される。
第1のRO膜装置3の濃縮水は配管17より第2のRO膜装置5に導入されてRO膜処理される。第2のRO膜装置5の濃縮水は、配管18より系外へ排出され、透過水は配管19より膜脱気装置6に導入されて脱炭酸処理され、脱炭酸処理水は配管20より水槽2に返送される。
このように、本発明においては、膜脱気装置6等の脱炭酸装置は、第2のRO膜装置5の透過水を第1のRO膜装置3の導入側に返送する返送ラインに設けられる。
第1のRO膜装置3で濃縮水中に重炭酸イオンが濃縮除去されるが、第2のRO膜装置5でpHを下げることにより、重炭酸イオンが炭酸(二酸化炭素)に変化し、第2のRO膜装置5の透過水側に透過するため、第2のRO膜装置5の透過水中には高濃度の二酸化炭素が存在する。第1のRO膜装置3で濃縮され、さらに第2のRO膜装置5で処理された透過水は、水量としては第1のRO膜装置3の給水3の1/5〜1/10程度になっており、脱炭酸装置を小型化できる。また、第2のRO膜装置5の透過水中には、炭酸成分が高濃度で存在するため、処理効率が高いという利点もある。
なお、第1のRO膜装置3の濃縮水には、被処理水の汚れ成分や有機物が濃縮されているため、この濃縮水を脱炭酸処理する場合、膜脱気装置の脱気膜がファウリングを起こし易い。また、特許文献2の脱炭酸装置を採用する場合には、エゼクタやスプレーノズルなどが閉塞を起こす問題があるが、第2のRO膜装置の透過水側に脱炭酸装置を設置する場合には、第1のRO膜装置の濃縮水中に濃縮された汚れ成分も除去されており、膜汚染や上記閉塞等の問題も低減される。
RO膜装置3,5のRO膜の種類としては、特に制限はない。材質としてはポリアミド複合膜、酢酸セルロース膜などいずれの材質の膜も使用が可能である。RO膜の形状についても特に制限はなく、中空糸型、スパイラル型など、いずれの形状のものも使用可能である。
第1のRO膜装置3の給水のpHは、水中の重炭酸イオンの比率が50%を超える6.3以上であることが好ましい。従って、第1のRO膜装置3の給水のpHが6.3未満の場合には、NaOH、KOH等のアルカリを添加して、pH6.3以上、例えばpH6.5〜7.5程度にpH調整することが好ましい。
一方、第2のRO膜装置5の給水のpHは、スケール防止の観点から6.0未満とすることが好ましい。このため、第1のRO膜装置3の濃縮水のpHが6.0以上の場合には、HCl、HSO等の酸を添加して、pH6.0未満、例えばpH5.0〜5.5程度にpH調整することが好ましい。また、このようなpH条件であれば、第2のRO膜装置5の透過水中の炭酸成分を脱炭酸装置で効率的に脱炭酸することができる。
第1のRO膜装置3は、通常、水回収率50〜80%程度で運転される。一方、第2のRO膜装置5は、第2のRO膜装置5の給水のpHや給水中のスケール成分の濃度によっても異なるが、給水のpHが十分に低く、また、スケール成分濃度もさほど高くなく、スケール析出傾向が低い場合には、水回収率50〜70%程度で運転し、給水のpHがさほど低くなく、また、スケール成分濃度が高く、スケール析出傾向が比較的高い場合には、水回収率30〜50%程度で運転することが好ましい。
図1の純水製造装置によれば、第2のRO膜装置5を膜脱気装置6で脱炭酸処理した後、第1のRO膜装置3の給水側に返送することにより、系内の無機炭酸の濃縮を防止して、処理を安定化させると共に、高純度の処理水を得ることができる。
図1の純水製造装置では、脱炭酸装置として膜脱気装置を設けているが、脱炭酸装置は膜脱気装置に限らず、脱炭酸塔、真空脱気塔や、前掲の特許文献2に記載された脱炭酸装置などを使用することもでき、これらの脱炭酸装置の2以上を組み合わせて用いることもできる。ただし、経済性の面からは、膜脱気装置が好適に使用される。
特許文献2に記載の脱炭酸装置を利用する場合、図2に示すように、第2のRO膜装置5の透過水の返送ラインである配管19,20の間にエゼクタ7を設け、水槽2内の水面上に挿入された配管20の先端にスプレーノズル8を取り付けると共に、水槽2に排気管21を設ける。ポンプ(図示はされていないが、通常第1のRO膜装置と第2のRO膜装置の間に設けられる。)により付勢された配管19からの透過水がエゼクタ7を通過するときに、エゼクタ7内に外部の空気が吸引され、吸引空気は、配管19,20を流れる透過水中に激しく撹拌状態で混合され、気液接触状態でスプレーノズル8より噴霧状あるいは微細な水滴状となって散布され、水槽2内に戻される。この際、透過水から二酸化炭素が炭酸ガスとして分離され、分離された炭酸ガスは水槽2の上部に設けられた排気管21を経て外部に排気される。水槽2内に戻された透過水はスプレーノズル8によって細かく分散されるため、水面に到達するまでの間においても気液接触が行われ、炭酸ガスの除去効率がより一層高められる。
第1のRO膜装置3の後段の電気脱イオン装置4には特に制限はない。充填するイオン交換樹脂としては、強イオン交換樹脂、弱イオン交換樹脂、いずれも使用することができるが、強イオン交換樹脂を用いることが好ましい。イオン交換樹脂の充填方法やセル構造等にも制約はなく、いずれの形式も使用可能であるが、炭酸カルシウムの析出を防止する観点から、強酸性カチオン交換樹脂と強塩基性アニオン交換樹脂を混合して充填することが好ましい。充填比率としては樹脂容量として強酸性カチオン交換樹脂:強塩基性アニオン交換樹脂=30〜70:70〜30が好適である。
通常、電気脱イオン装置4は水回収率80〜95%程度で運転される。水回収率向上の観点からは、電気脱イオン装置4の濃縮水は、図1のように、第1のRO膜装置3の前段に戻すことが好ましいが、電気脱イオン装置4の濃縮水は、膜脱気装置6等の脱炭酸装置の前段に送給し、第2のRO膜装置5の濃縮水と共に脱炭酸処理した後第1のRO膜装置3の前段に戻すようにしてもよい。
このようにすることにより、電気脱イオン装置4の濃縮水に起因する無機炭酸の濃縮を防止することができる。この場合であっても、電気脱イオン装置の濃縮水量は、被処理水量に比べて極く少量であるため、脱炭酸装置の小型化、省スペース化を図る本発明の効果が大きく損なわれることはない。
図1は本発明の純水製造装置の実施の形態の一例を示すものであって、本発明は何ら図示の純水製造装置に限定されるものではない。
例えば、前処理装置は、RO膜装置の膜汚染の原因となる水中の濁質やコロイダル成分を除去するためのものであり、MF膜装置に限らず、凝集、加圧浮上、濾過器、限外濾過膜(UF膜)装置などを、被処理水の水質や負荷に応じて適宜単一あるいは2以上を組み合わせて用いることができる。前処理装置としては、特にMF膜装置、UF膜装置を好適に使用することができる。MF膜装置、UF膜装置の場合、その膜型式に特に制限はなく、中空糸型、スパイラル型等の膜濾過装置を採用することができる。また、濾過方式にも制限はなく、内圧濾過、外圧濾過、クロスフロー濾過、全量濾過のいずれの方式も適用可能である。
また、図1では、脱炭酸装置である膜脱気装置6を第2のRO膜装置5の透過水の返送ラインの1箇所のみに設けているが、脱炭酸装置は、その他、以下の1又は2箇所以上に設けてもよい。
(1) 第1のRO膜装置3と電気脱イオン装置4との間の配管14に設けて、第1のRO膜装置3の透過水を脱炭酸処理した後電気脱イオン装置4に送給する。
(2) 電気脱イオン装置4の濃縮水の返送ラインである配管16に設け、電気脱イオン装置4の濃縮水を脱炭酸処理した後水槽2に返送する。
(3) 第1のRO膜装置3の被処理水導入ラインである配管12に設けて被処理水を脱炭酸処理した後第1のRO膜装置3に送給する。
特に、上記(1)、(2)の態様を採用することにより、系内の2箇所で脱炭酸処理を行うことができ、炭酸成分の除去量を高め、水質の向上を図ることができる。
更に、図1に示す装置以外の装置、例えば、後掲の実施例における活性炭装置などを適宜付加してもよく、また、電気脱イオン装置の代りに第3のRO膜装置を設けてもよい。
以下に実施例、比較例及び参考例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
[実施例1]
図1に示す純水製造装置で純水の製造を行った。ただし、MF膜装置1の後段に活性炭装置を設けた。
水道水(Mアルカリ濃度:50mgCaCO/L、シリカ濃度:30mg/L)を、MF膜装置(クラレ社製、中空糸型PVDF膜、孔径0.02μm)で除濁し、活性炭装置で遊離塩素を除去した後、第1のRO膜装置(日東電工社製、ES20)に通水した。第1のRO膜装置の透過水は、電気脱イオン装置(栗田工業社製、KCDI−TC)に通水して純水を得た。第1のRO膜装置の濃縮水は、第2のRO膜装置(日東電工社製、ES20)に通水し、第2のRO膜装置で得られた透過水を、第2のRO膜装置の返送ラインに設けた膜脱気装置(セルガード社製 リキセルG521R X−50)を用いて脱炭酸処理した後、第1のRO膜装置の前段(活性炭装置の後段)に戻して処理を行った。
また、水回収率の観点から電気脱イオン装置の濃縮水も第1のRO膜装置の前段(活性炭装置の後段)に戻した。
NaOH又はHClの添加で、第1のRO膜装置の給水pHは6.5、第2のRO膜装置の給水pHは5.5とし、また、第1のRO膜装置の水回収率は70%、第2のRO膜装置の水回収率は60%、電気脱イオン装置の水回収率は80%とした。
この処理における電気脱イオン装置の給水の炭酸濃度と、電気脱イオン装置の処理水(純水)の比抵抗を調べ、結果を表1に示した。
なお、炭酸濃度はGE社製 Sievers−900により測定し、比抵抗は栗田工業社製 MX−4により測定した。
[比較例1]
膜脱気装置を省略し、第2のRO膜装置の透過水を脱炭酸処理することなく第1のRO膜装置の前段に戻したこと以外は実施例1と同様に処理を行い、結果を表1に示した。
[実施例2]
第1のRO膜装置の給水のpHを6.0とした以外は実施例1と同様に処理を行い、結果を表1に示した。
[実施例3]
第2のRO膜装置の給水のpHを6.0とし、シリカスケールの析出を防止するために、水回収率を30%とした以外は実施例1と同様に処理を行い、結果を表1に示した。
[参考例1]
膜脱気装置としてリキセルG521R X−50を2本用い、膜脱気装置を第2のRO膜装置の濃縮水の返送ラインに設ける代りに、被処理水の導入ラインに設け、水道水をMF膜装置、活性炭装置、膜脱気装置の順で処理した後、第1のRO膜装置に導入し、第2のRO膜装置の透過水と電気脱イオン装置の濃縮水は、膜脱気装置の入口側に返送した。それ以外は実施例1と同様の条件で処理を行い、結果を表1に示した。
Figure 2016013529
表1より明らかなように、本発明によれば、第2のRO膜装置の透過水を脱炭酸処理して第1のRO膜装置に戻すことにより、水回収率を高くした上で、系内の炭酸濃度の濃縮を防止することができ、処理水水質を高く維持することができる。
これに対して比較例1では、第2のRO膜装置の透過水を脱炭酸処理することなく第1のRO膜装置に戻すため、電気脱イオン装置の給水の炭酸濃度が高く、処理水の水質も劣るものとなる。
第1のRO膜装置の給水のpHを6.0とした実施例2では、第1のRO膜装置での重炭酸イオンの阻止率が劣る結果、電気脱イオン装置の給水の炭酸濃度が若干高く、また、処理水水質も若干劣る。
第2のRO膜装置の給水のpHを6.0とした実施例3では、スケール析出を防止するために水回収率を低くする必要がある。
参考例1は、実施例1と同様に系内の無機炭酸の濃縮を防止して、良好な水質の処理水を得ることができるが、膜脱気装置を被処理水の導入ラインに設けた参考例1に比べて膜脱気装置を第2のRO膜装置の透過水の返送ラインに設けた実施例1によれば、膜脱気装置を格段に小型化することができる。
即ち、実施例1及び参考例1では、第1のRO膜装置を水回収率70%で運転するため、第2のRO膜装置に第1のRO膜装置の給水(被処理水)の30%が導入される。第2のRO膜装置は水回収率60%で運転するため、第2のRO膜装置の透過水は、第1のRO膜装置の給水の18%であり、参考例1のように、第1のRO膜装置の前段に膜脱気装置を設ける場合に比べて、第2のRO膜装置の透過水の返送ラインに膜脱気装置を設けた場合には、膜脱気装置の負荷は1/5以下となり、装置を格段に小型化することができる。
1 MF膜装置
2 水槽
3 第1のRO膜装置
4 電気脱イオン装置
5 第2のRO膜装置
6 膜脱気装置
7 エゼクタ
8 スプレーノズル
[1] 被処理水を逆浸透膜処理する第1の逆浸透膜装置と、該第1の逆浸透膜装置に被処理水を導入する導入ラインと、該第1の逆浸透膜装置の透過水を流出させる流出ラインと、該第1の逆浸透膜装置の濃縮水を逆浸透膜処理する第2の逆浸透膜装置と、該第2の逆浸透膜装置の透過水を前記導入ラインに戻す返送ラインとを備える純水製造装置において、該返送ラインに前記第2の逆浸透膜装置の透過水を脱炭酸処理する脱炭酸装置を備える純水製造装置であって、前記第1の逆浸透膜装置の給水のpHが6.3以上であり、前記第2の逆浸透膜装置の給水のpHが6.0未満であり、前記被処理水は脱気処理されることなく前記第1の逆浸透膜装置で逆浸透膜処理されることを特徴とする純水製造装置。
[2] [1]に記載の純水製造装置において、前記第1の逆浸透膜装置の給水のpHを6.3以上に調整するpH調整手段と、前記第2の逆浸透膜装置の給水のpHを6.0未満に調整するpH調整手段とを有することを特徴とする純水製造装置。
] [1]又は[2]に記載の純水製造装置において、前記脱炭酸装置が膜脱気装置であることを特徴とする純水製造装置。
] [1]ないしのいずれかに記載の純水製造装置において、前記第1の逆浸透膜装置の透過水を脱イオン処理する電気脱イオン装置を有することを特徴とする純水製造装置。
] [1]ないし[]のいずれかに記載の純水製造装置において、前記被処理水を除濁処理する除濁装置を有し、該除濁装置の処理水が前記第1の逆浸透膜装置に導入されることを特徴とする純水製造装置。
] 被処理水を逆浸透膜処理する第1の逆浸透膜装置と、該第1の逆浸透膜装置に被処理水を導入する導入ラインと、該第1の逆浸透膜装置の透過水を流出させる流出ラインと、該第1の逆浸透膜装置の濃縮水を逆浸透膜処理する第2の逆浸透膜装置と、該第2の逆浸透膜装置の透過水を前記導入ラインに戻す返送ラインとを備える純水製造装置で純水を製造する方法において、前記第2の逆浸透膜装置の透過水を脱炭酸処理した後、前記導入ラインに戻す純水製造方法であって、前記被処理水を脱気処理することなく、前記第1の逆浸透膜装置で逆浸透膜処理し、前記第1の逆浸透膜装置の給水のpHが6.3以上であり、前記第2の逆浸透膜装置の給水のpHが6.0未満であることを特徴とする純水製造方法。
] []に記載の純水製造方法において、前記第2の逆浸透膜装置の透過水を膜脱気装置で脱炭酸処理することを特徴とする純水製造方法。
] []又は[]に記載の純水製造方法において、前記第1の逆浸透膜装置の透過水を電気脱イオン装置で処理することを特徴とする純水製造方法。
] []ないし[]のいずれかに記載の純水製造方法において、前記被処理水を除濁処理した後、前記第1の逆浸透膜装置に導入することを特徴とする純水製造方法。

Claims (12)

  1. 被処理水を逆浸透膜処理する第1の逆浸透膜装置と、該第1の逆浸透膜装置に被処理水を導入する導入ラインと、該第1の逆浸透膜装置の透過水を流出させる流出ラインと、該第1の逆浸透膜装置の濃縮水を逆浸透膜処理する第2の逆浸透膜装置と、該第2の逆浸透膜装置の透過水を前記導入ラインに戻す返送ラインとを備える純水製造装置において、該返送ラインに前記第2の逆浸透膜装置の透過水を脱炭酸処理する脱炭酸装置を備えることを特徴とする純水製造装置。
  2. 請求項1に記載の純水製造装置において、前記脱炭酸装置が膜脱気装置であることを特徴とする純水製造装置。
  3. 請求項1又は2に記載の純水製造装置において、前記第1の逆浸透膜装置の透過水を脱イオン処理する電気脱イオン装置を有することを特徴とする純水製造装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の純水製造装置において、前記被処理水を除濁処理する除濁装置を有し、該除濁装置の処理水が前記第1の逆浸透膜装置に導入されることを特徴とする純水製造装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の純水製造装置において、前記第1の逆浸透膜装置の給水のpHを6.3以上に調整するpH調整手段を有することを特徴とする純水製造装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の純水製造装置において、前記第2の逆浸透膜装置の給水のpHを6.0未満に調整するpH調整手段を有することを特徴とする純水製造装置。
  7. 被処理水を逆浸透膜処理する第1の逆浸透膜装置と、該第1の逆浸透膜装置に被処理水を導入する導入ラインと、該第1の逆浸透膜装置の透過水を流出させる流出ラインと、該第1の逆浸透膜装置の濃縮水を逆浸透膜処理する第2の逆浸透膜装置と、該第2の逆浸透膜装置の透過水を前記導入ラインに戻す返送ラインとを備える純水製造装置で純水を製造する方法において、前記第2の逆浸透膜装置の透過水を脱炭酸処理した後、前記導入ラインに戻すことを特徴とする純水製造方法。
  8. 請求項7に記載の純水製造方法において、前記第2の逆浸透膜装置の透過水を膜脱気装置で脱炭酸処理することを特徴とする純水製造方法。
  9. 請求項7又は8に記載の純水製造方法において、前記第1の逆浸透膜装置の透過水を電気脱イオン装置で処理することを特徴とする純水製造方法。
  10. 請求項7ないし9のいずれか1項に記載の純水製造方法において、前記被処理水を除濁処理した後、前記第1の逆浸透膜装置に導入することを特徴とする純水製造方法。
  11. 請求項7ないし10のいずれか1項に記載の純水製造方法において、前記第1の逆浸透膜装置の給水のpHを6.3以上とすることを特徴とする純水製造方法。
  12. 請求項7ないし11のいずれか1項に記載の純水製造方法において、前記第2の逆浸透膜装置の給水のpHを6.0未満とすることを特徴とする純水製造方法。
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