JP2016013020A - 非接触給電装置、非接触給電システム及び非接触給電装置の制御方法 - Google Patents

非接触給電装置、非接触給電システム及び非接触給電装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】給電対象装置の設置を正確に検知することができる非接触給電装置を提供する。
【解決手段】給電対象装置(リモコン3)に給電する給電コイル22と、給電コイル22を駆動する発振回路5と、給電コイル22に入力される電流値を検出するための電流検出回路4と、給電対象装置が受電を開始した場合に送信する受電通知を受信する受信部(無線通信部11)と、制御部(MCU17)とを備え、制御部は、電流値が第1の閾値以下である場合、及び、第1の閾値より大きい第2の閾値を超える場合には、発振回路5を第1のデューティ比で駆動し、電流値が第1の閾値を超え、かつ、第2の閾値以下の場合には、発振回路5を所定時間に亘って、第1のデューティ比より大きい第2のデューティ比で駆動し、かつ、所定時間が経過するまでに受信部が受電通知を受信した場合には、所定時間経過後、さらに発振回路5を第2のデューティ比で駆動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、リモコンなどの給電対象装置に給電するための非接触給電装置、非接触給電システム及びその制御方法に関する。
電子機器の二次電池の充電のため、電子機器に非接触(ワイヤレス)で電力を供給する給電装置が知られている。当該給電装置においては、給電コイルに発振回路から電流を供給して交番磁界を発生させ、当該交番磁界により給電対象装置である電子機器の受電コイルに誘導電流を発生させている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載された非接触給電装置においては、非給電時の消費電力を低減するために、非給電時には発振回路を間欠的に駆動し、給電時には発振回路を連続的に駆動している。
特開2000−166129号公報
特許文献1に記載された非接触給電装置においては、非接触給電装置の入力電流値により、給電時と非給電時とを判別している。このような非接触給電装置が、工作機械などの周辺で使用される場合、工作機械などから発生する金属片などの異物が、当該非接触給電装置に設置される場合がある。この場合、非接触給電装置の入力電流値が上昇することがあり得る。そして、入力電流値の上昇を検知した非接触給電装置は給電時であると判断し、連続的な給電を開始するため、当該異物が渦電流損により連続的に加熱されて、非接触給電装置が破損することがあり得る。また、当該連続的な給電により、無駄に電力が消費される。さらに、給電時には電磁波が発生し、当該電磁波が周辺機器に対するノイズとなり得る。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、給電対象装置の設置を正確に検知することができる非接触給電装置、非接触給電システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る非接触給電装置は、給電対象装置に給電するための非接触給電装置であって、電磁結合により前記給電対象装置に給電する給電コイルと、前記給電コイルを駆動する発振回路と、前記給電コイルに入力される電流値を検出するための電流検出回路と、前記給電対象装置が受電を開始した場合に送信する受電通知を受信する受信部と、前記電流検出回路で検出された電流値及び前記受信部で受信された前記受電通知に基づき前記発振回路の動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記電流値が第1の閾値以下、又は、前記第1の閾値より大きい第2の閾値を超える場合には、前記発振回路を第1のデューティ比で駆動し、前記電流値が前記第1の閾値を超え、かつ、前記第2の閾値以下の場合には、前記発振回路を所定時間に亘って、前記第1のデューティ比より大きい第2のデューティ比で駆動し、かつ、前記所定時間が経過するまでに前記受信部が前記受電通知を受信した場合には、前記所定時間経過後、さらに、前記発振回路を前記第2のデューティ比で駆動する。
これにより、本発明の一態様に係る非接触給電装置においては、給電コイルに入力される電流値に加えて、給電対象装置からの受電通知をも用いて、給電対象装置の設置を検知しているため、正確に給電対象装置の設置を検知することができる。
また、本発明の一態様に係る非接触給電装置は、前記制御部は、前記受信部が前記所定時間が経過するまでに前記受電通知を受信しなかった場合には、前記所定時間経過後、前記電流値が前記第1の閾値以下となるまで、前記発振回路を前記第1のデューティ比以下の第3のデューティ比で駆動してもよい。
これにより、本発明の一態様に係る非接触給電装置においては、給電対象装置以外の異物が設置されていることを、受電通知が受信されないことによって検知することができる。したがって、非接触給電装置に異物が設置されている場合に、大きいデューティ比で給電することが抑制されるため、電磁波ノイズ及び電力消費が抑制され、かつ、非接触給電装置に設置された異物が加熱されることが抑制される。
また、本発明の一態様に係る非接触給電装置は、前記制御部は、前記所定時間経過後に前記発振回路を前記第2のデューティ比で駆動しており、かつ、前記電流値が前記第1の閾値以下となった場合には、前記発振回路を前記第1のデューティ比で駆動してもよい。
これにより、本発明の一態様に係る非接触給電装置においては、給電中の給電対象装置が取り外された場合に大きなデューティ比で給電を続けることが抑制される。したがって、電磁波ノイズ及び電力消費が抑制される。
また、本発明の一態様に係る非接触給電装置は、前記制御部は、前記電流値が前記第2の閾値を超えた場合、前記電流値が前記第1の閾値以下となるまで、前記発振回路を前記第1のデューティ比以下の第4のデューティ比で駆動してもよい。
これにより、本発明の一態様に係る非接触給電装置においては、異物が設置されている場合に、大きなデューティ比で給電をすることが抑制される。
また、本発明の一態様に係る非接触給電装置は、前記第2のデューティ比は1としてもよい。
これにより、本発明の一態様に係る非接触給電装置においては、給電対象装置が設置された場合に、連続的に給電されるため、より高速に給電を行うことができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る非接触給電システムは、上記いずれかに記載の非接触給電装置と、前記給電対象装置とを備える。
これにより、本発明の一態様に係る非接触給電システムにおいては、給電コイルに入力される電流値に加えて、給電対象装置からの受電通知をも用いて、給電対象装置の設置を検知しているため、正確に給電対象装置の設置を検知することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る非接触給電装置の制御方法は、給電対象装置に給電するための非接触給電装置の制御方法であって、前記非接触給電装置は、電磁結合により前記給電対象装置に給電する給電コイルと、前記給電コイルを駆動する発振回路と、前記給電コイルに入力する電流値を検出するための電流検出回路と、前記給電対象装置が受電を開始した場合に送信する受電通知を受信する受信部とを備え、前記制御方法は、前記電流値が第1の閾値以下、又は、前記第1の閾値より大きい第2の閾値を超える場合には、前記発振回路を第1のデューティ比で駆動し、前記電流値が前記第1の閾値を超え、かつ、前記第2の閾値以下の場合には、前記発振回路を所定時間に亘って、前記第1のデューティ比より大きい第2のデューティ比で駆動し、かつ、前記所定時間が経過するまでに前記受信部が前記受電通知を受信した場合には、前記所定時間経過後、さらに、前記発振回路を前記第2のデューティ比で駆動する。
これにより、本発明の一態様に係る非接触給電装置の制御方法においては、給電コイルに入力される電流値に加えて、給電対象装置からの受電通知をも用いて、給電対象装置の設置を検知しているため、正確に給電対象装置の設置を検知することができる。
なお、本発明は、装置及び制御方法として実現できるだけでなく、制御方法におけるステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現することもできる。また、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現すること、及び、そのプログラムを示す情報、データ又は信号として実現することもできる。そして、それらプログラム、情報、データ及び信号は、インターネット等の通信ネットワークを介して配信してもよい。
本発明により、給電対象装置の設置を正確に検知することができる非接触給電装置、非接触給電システム及びその制御方法を提供することができる。
図1は、実施の形態に係る非接触給電システムの外観を示す斜視図である。 図2は、実施の形態に係る非接触給電装置の構成を示す回路図である。 図3は、実施の形態に係る非接触給電装置を構成する充電ステーションの給電対象装置であるリモコンの構成を示す回路図である。 図4は、実施の形態に係る非接触給電装置の動作を示すフローチャートである。 図5は、実施の形態に係る非接触給電装置にリモコン及び異物が設置されない場合における給電信号及び電流値ILの状態を示すタイミングチャートである。 図6は、実施の形態に係る非接触給電装置にリモコンが設置された場合における給電信号、電流値IL及び受電通知の状態を示すタイミングチャートである。 図7は、実施の形態に係る非接触給電装置に異物が設置された場合における給電信号、電流値IL及び受電通知の状態を示すタイミングチャートである。 図8は、実施の形態に係る非接触給電装置に異物が設置された場合における給電信号及び電流値ILの状態を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
以下、実施の形態に係る非接触給電装置について、図面を用いて説明する。
[1.非接触給電システムの概要]
まず、本実施の形態に係る非接触給電システムの概要について図1を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る非接触給電システムの外観を示す斜視図である。
図1には、本実施の形態に係る非接触給電システムを構成する充電ステーション2及び、産業用機械のリモコン3が示される。
リモコン3は、産業用機械の操作を遠隔で行うためのワイヤレスの操作端末である。
充電ステーション2は、リモコン3を電磁結合により充電するための非接触給電装置の構成機器である。本実施の形態においては、リモコン3は、図1の矢印の向きに移動されて充電ステーション2に設置された場合に、充電ステーション2から給電される。
[2.非接触給電装置の構成]
次に、本実施の形態に係る非接触給電装置の構成について、図2を用いて説明する。
図2は、本実施の形態に係る非接触給電装置の構成を示す回路図である。
図2に示されるように、非接触給電装置1は、充電ステーション2及び無線通信部11を備える。
無線通信部11は、給電対象装置であるリモコン3が受電を開始した場合に送信する受電通知を受信する受信部である。なお、無線通信部11は、リモコン3などへ信号を送信する機能を備えてもよい。無線通信部11としては、例えば、リモコン3の操作対象である産業用機械が備える無線通信部を用いることができる。なお、無線通信部11は、例えば、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントから構成されてもよい。また、無線通信部11は、充電ステーション2に内蔵されてもよい。
また、図2に示されるように、充電ステーション2は、電力入力端子13、電流検出回路4、MCU(Micro Control Unit)17、サブ電源15、発振回路5及び給電コイル22を備える。
電力入力端子13は、充電ステーション2で使用される電力を供給するための端子である。電力入力端子13には、例えば、電圧が24Vである直流電力が入力される。なお、電力入力端子13への電力は、リモコン3の操作対象である産業用機械から供給されてもよいし、それ以外の電源から供給されてもよい。
電流検出回路4は、給電コイル22に入力される電流値を検出するための回路である。電流検出回路4は、給電コイル22に入力される電流値に対応する電流値として、充電ステーション2に入力される電流値を検出して、検出された電流値に対応するアナログ信号をMCU17に出力する。
MCU17は、電流検出回路4で検出される電流値及び無線通信部11で受信された受電通知に基づき発振回路5の動作を制御する制御部である。MCU17は、発振回路5に給電信号を出力して、発振回路5の動作を制御する。発振回路5は、入力された給電信号がオン状態であれば駆動され、オフ状態であれば駆動されない。
サブ電源15は、発振回路5に電力を供給するための電源である。サブ電源15は、電力入力端子13から入力される電力を、発振回路5内の機器が必要とする電圧(例えば、12V)の電力に変換して発振回路5に供給する。
発振回路5は、給電コイル22を駆動するための回路である。より具体的には、発振回路5は、給電コイル22に正弦波状の電流を流すための回路である。
給電コイル22は、発振回路5から正弦波状の電流が供給されることにより、交番磁界を発生するコイルである。当該交番磁界により給電対象装置であるリモコン3の受電コイルに誘導電流が発生する。そして、当該誘導電流により、リモコン3内の二次電池が充電される。
また、図2に示されるように、電流検出回路4は、抵抗12及び電流モニタ14を備える。
抵抗12は、電流検出用の抵抗素子であって、微小な抵抗値を有する。
電流モニタ14は、抵抗12に流れる電流値を検出し、かつ、当該電流値に対応するアナログ信号をMCU17に出力するモニタである。抵抗12に流れる電流値は、抵抗12の両端間の電圧値と、抵抗12の抵抗値とに基づいて、電流モニタ14により検出される。
また、図2に示されるように、発振回路5は、2相発振器16、ゲートドライバ18、スイッチング素子19及び20、並びに、共振部コンデンサ21を備える。
2相発振器16は、2相のパルス信号をゲートドライバ18に出力する発振器である。2相発振器16の動作は、MCU17によって制御される。
スイッチング素子19及び20は、入力される信号によって、導通状態と非導通状態とを切り替えることができる素子であり、ハーフブリッジ回路を形成する。本実施の形態においては、スイッチング素子19及び20は、電界効果トランジスタから構成される。
ゲートドライバ18は、2相発振器16から出力される2相のパルス信号に基づいて、スイッチング素子19及び20のゲート電極にパルス信号を出力することにより、スイッチング素子19及び20を交互に導通させる回路である。これにより、共振部コンデンサ21及び給電コイル22に交番電流が流れる。
共振部コンデンサ21は、給電コイル22と共に共振回路を形成するコンデンサである。スイッチング素子19及び20によって生成される矩形波状の交番電流が、共振部コンデンサ21及び給電コイル22によって、正弦波状の交番電流とされる。
[3.給電対象装置の構成]
次に、非接触給電装置1を構成する充電ステーション2の給電対象装置であるリモコン3の構成について図3を用いて説明する。
図3は、本実施の形態に係る非接触給電装置1を構成する充電ステーション2の給電対象装置であるリモコン3の構成を示す回路図である。
図3に示されるように、リモコン3は、充電ステーション2から受電するための構成要素として、受電コイル31、共振部コンデンサ32、ダイオードブリッジ33、低損失レギュレータ34、電力出力端子35、定電流定電圧回路36及び二次電池38を備える。
また、リモコン3は、産業用機械の操作などのための構成要素として、電源供給回路37、無線通信部40、リモコン制御部41、FPGA(Field−Programmable Gate Array)42、ロータリエンコーダ43、スイッチ44及びLED(Light Emitting Diode)45を備える。
受電コイル31は、充電ステーション2の給電コイル22によって生成された交番磁界を受けて、誘導電流を発生するコイルである。
共振部コンデンサ32は、受電コイル31と共に共振回路を形成するコンデンサである。
ダイオードブリッジ33は、受電コイル31及び共振部コンデンサ32から構成される共振回路を流れる交番電流を整流するための回路である。
低損失レギュレータ34は、ダイオードブリッジ33から出力された電圧を一定化して、電力出力端子35に出力するための回路である。
電力出力端子35は、低損失レギュレータ34によって電圧が一定化された直流電力を出力するための端子である。
定電流定電圧回路36は、電力出力端子35から出力される直流電力の電圧及び電流を一定化して二次電池38及び電源供給回路37に供給する回路である。なお、定電流定電圧回路36の出力側(二次電池38側)には、二次電池38から受電コイル31側に電流が逆戻りすることを防止するためのダイオードを設けてもよい。
二次電池38は、定電流定電圧回路36から電力供給がある場合には、電力を蓄積し、定電流定電圧回路36からの電力供給がない場合には、電源供給回路37に電力を供給する電池である。本実施の形態においては、二次電池38の負極は、アース39に接続される。
電源供給回路37は、定電流定電圧回路36又は二次電池38から供給される電力の電圧及び電流を、無線通信部40、リモコン制御部41及びFPGA42に入力するための電圧及び電流に変換して出力する回路である。
ロータリエンコーダ43は、リモコン3に設けられた回転式の操作部の操作量を表す信号をFPGA42に出力するセンサである。ロータリエンコーダ43は、例えば、産業用機械の駆動量などを表す信号の出力に用いられる。
スイッチ44は、リモコン3に設けられたスイッチであり、操作者の操作に基づいた信号をFPGA42に出力する。スイッチ44によって、例えば、リモコン3の電源をオン状態(起動状態)又はオフ状態(停止状態)とすることができるように構成されてもよい。
LED45は、リモコン3に設けられた発光素子であり、リモコン3の状態などを操作者に示すために用いられる。例えば、LED45によって、リモコン3の電源がオン状態又はオフ状態であることが表示される。
無線通信部40は、リモコン3が充電ステーション2から受電を開始した場合に受電通知を送信する送信部である。また、無線通信部40は、リモコン3のスイッチ44などに対する操作者の操作に基づいて、操作対象である産業用機械を操作するための信号を非接触給電装置1の無線通信部11に送信する。なお、無線通信部40は、非接触給電装置1の無線通信部11などから送信された信号を受信する機能を備えてもよい。また、無線通信部40は、例えば、無線LANを用いて通信を行ってもよい。
リモコン制御部41は、FPGA42などから出力される信号に基づいて、無線通信部40及びFPGA42を制御する処理部である。リモコン制御部41は、リモコン3が充電ステーション2から受電を開始した場合に、無線通信部40に受電通知を送信させる。なお、受電の開始は、例えば、定電流定電圧回路36などに流れる電流を検出することにより検知される。また、リモコン制御部41は、リモコン3のスイッチ44などに対する操作者の操作に基づいた信号をFPGA42から受けて、当該信号に基づいた信号を無線通信部40に送信させる。また、リモコン制御部41は、スイッチ44の操作に基づいて、リモコン3のオン状態又はオフ状態への切り替えを行う。さらに、リモコン3のオフ状態からオン状態への切り替えは、充電ステーション2からの受電の開始を検知した場合に、リモコン制御部41によって自動的に行われてもよい。また、リモコン3のオン状態からオフ状態への切り替えは、予め定められた期間、リモコン3の操作又は受電が行われなかった場合に、リモコン制御部41によって自動的に行われてもよい。
FPGA42は、リモコン3のスイッチ44などに対する操作者の操作に基づいた信号、及び、リモコン制御部41から出力される信号を受信して、制御を行う集積回路である。FPGA42は、スイッチ44などから受信した信号をリモコン制御部41に出力し、かつ、当該信号及びリモコン制御部41から受信した信号に基づいてLED45の点灯及び消灯を行う。
[4.非接触給電装置の動作]
次に、本実施の形態に係る非接触給電装置1の動作について図4を用いて説明する。
図4は、本実施の形態に係る非接触給電装置1の動作を示すフローチャートである。
図2に示される非接触給電装置1のMCU17は、まず、図4に示されるように、発振回路5を第1のデューティ比D1で間欠的に駆動する(S1)。これにより、給電コイル22に交番電流が流れる。なお、第1のデューティ比D1は、非接触給電装置1に給電対象装置であるリモコン3が設置されたことを検出できる範囲の値に設定される。第1のデューティ比D1は、非接触給電装置1に異物が設置された場合の異物の加熱、電磁波ノイズの発生、及び、電力消費の観点から極力小さい値に設定されてもよい。
発振回路5が第1のデューティ比D1で間欠的に駆動されると、電流検出回路4によって、充電ステーション2に入力される電流値が検出される。そして、当該電流値から、給電コイル22に入力される電流値ILが求められる(S2)。なお、給電コイル22に入力される電流値は、給電コイル22に入力される電流値と充電ステーション2に入力される電流値との関係を予め求めておくことにより、充電ステーション2に入力される電流値から求められる。具体的には、給電コイル22に入力される電流値と充電ステーション2に入力される電流値との関係を示すテーブルなどがMCU17内のメモリに記録される。そして、検出された電流値及び当該テーブルに基づいて、MCU17が、給電コイル22に入力される電流値を求める。
次に、MCU17は、電流値ILと第1の閾値I1及び第2の閾値I2とを比較する。ここで、第1の閾値I1及び第2の閾値I2は、それぞれ、給電対象装置であるリモコン3が、充電ステーション2に設置された場合に給電コイル22に流れると想定される電流値の下限値及び上限値である。第1の閾値I1及び第2の閾値I2は、例えば、数10mAから数100mA程度の範囲内の値に定められる。
MCU17は、充電ステーション2に入力される電流値から、給電コイル22に入力される電流値を求めて、上記各閾値と比較することができる。また、MCU17は、上記各閾値を、上記各閾値の電流が給電コイル22に入力される場合に充電ステーションに入力される電流値に変換して、当該変換された各閾値と、検出された充電ステーション2に入力される電流値とを比較してもよい。
MCU17は、電流値ILが第1の閾値I1以下であることを検知した場合(S2で、IL≦I1)には、動作開始時の工程(S1)に戻り、第1のデューティ比D1で発振回路5の駆動を継続する。
また、MCU17は、電流値ILが第1の閾値I1を超え、かつ、第2の閾値I2以下であることを検知した場合(S2で、I1<IL≦I2)には、発振回路5を第1のデューティ比D1より大きい第2のデューティ比D2(1≧D2>D1)で駆動する(S3)。ここで、第2のデューティ比D2は、リモコン3の二次電池38が十分に充電される程度のデューティ比に設定される。
MCU17は、発振回路5を第2のデューティ比D2で所定時間に亘って駆動する間に、非接触給電装置1の無線通信部11がリモコン3から受電通知を受信したか否かを判断する(S4)。ここで、MCU17が、受電通知を受信した場合(S4でYes)、充電ステーション2にリモコン3が設置されていると判断して、所定時間が経過した後も、さらに、第2のデューティ比D2での発振回路5の駆動を継続する。第2のデューティ比D2で発振回路5が駆動している間に、MCU17は、電流値ILと第1の閾値I1とを比較する(S5)。ここで、電流値ILが第1の閾値I1より大きい場合(S5でNo)には、第2のデューティ比D2での発振回路5の駆動を継続しながら、電流値ILと第1の閾値I1との比較を繰り返す。一方、電流値ILが第1の閾値I1以下である場合(S5でYes)には、リモコン3が充電ステーション2から取り外されたと判断して、動作開始時の工程(S1)に戻る。
また、上記工程S4において、所定時間が経過するまでに、MCU17が受電通知を受信しなかった場合(S4でNo)、MCU17は、充電ステーション2に、リモコン3以外の異物が設置されたと判断して、発振回路5の駆動のデューティ比を第1のデューティ比D1以下の第3のデューティ比D3(D3≦D1)に切り替える(S6)。そして、MCU17は、電流値ILが第1の閾値I1以下となるまで、すなわち、異物が撤去されたと判断されるまで、第3のデューティ比D3での発振回路5の駆動を継続する(S5)。また、MCU17は、電流値ILが第1の閾値I1以下になったことを検知した場合(S5でYes)には、異物が撤去されたと判断して動作開始時の工程(S1)に戻る。
また、上記工程S2で、MCU17は、電流値ILが第2の閾値I2を超えることを検知した場合(S2でIL>I2)には、充電ステーション2に異物が設置されたと判断し、第1のデューティ比D1以下の第4のデューティ比D4(D4≦D1)で発振器5を駆動する(S7)。そして、MCU17は、電流値ILが第1の閾値I1以下となるまで、すなわち、異物が撤去されたと判断されるまで、第4のデューティ比D4での発振回路5の駆動を継続する(S5)。また、MCU17は、電流値ILが第1の閾値I1以下となったと判断した場合(S5でYes)には、異物が撤去されたと判断して動作開始時の工程(S1)に戻る。
[5.動作例]
次に、上述した非接触給電装置1の動作例について説明する。
[5−1.動作例1]
まず、非接触給電装置1(充電ステーション2)にリモコン3などが設置されない場合の動作例について、図5を用いて説明する。
図5は、本実施の形態に係る非接触給電装置1にリモコン3及び異物が設置されない場合における給電信号及び電流値ILの状態を示すタイミングチャートである。
図5に示されるように、非接触給電装置1において、MCU17から発振回路5に、第1のデューティ比D1(周期T0)で間欠的にオン状態となる給電信号が出力される(図5のt11からt12、t13からt14、t15からt16、及び、t17からt18の各期間参照)。当該給電信号に伴い、発振回路5が第1のデューティ比D1で駆動される。すなわち、非接触給電装置1は、第1のデューティ比D1で給電を行う。ここで、非接触給電装置1(充電ステーション2)にリモコン3及び異物が設置されていないので、電流値ILは、第1の閾値I1以下となる。したがって、MCU17は、引き続き、第1のデューティ比D1で間欠的にオン状態となる給電信号を出力する。
なお、図5に示される例では、第1のデューティ比D1で間欠的にオン状態となる給電信号の波形として、周期の最初にオン状態のパルスがある波形が示されたが、給電信号の波形はこれに限られない。例えば、周期の途中でオン状態となる波形であってもよいし、一周期内に複数のオン状態のパルスを有する波形であってもよい。また、ここでは周期を一定にして給電信号のオン時間の長さを変更することにより、デューティ比を変更しているが、給電信号のオン時間を一定とし、周期の長さを変更することによりデューティ比を変更するよう構成してもよい。
以上のように、本実施の形態に係る非接触給電装置1においては、給電対象装置であるリモコン3などが設置されない場合には、小さいデューティ比D1で給電を行うため、電磁波ノイズの発生及び電力消費が抑制される。
[5−2.動作例2]
次に、非接触給電装置1にリモコン3が設置された場合の動作例について、図6を用いて説明する。
図6は、本実施の形態に係る非接触給電装置1にリモコン3が設置された場合における給電信号、電流値IL及び受電通知の状態を示すタイミングチャートである。
上述したとおり、非接触給電装置1において、MCU17から発振回路5に、第1のデューティ比D1で間欠的にオン状態となる給電信号が出力される。ここで、図6の時点t21において非接触給電装置1にリモコン3が設置されている場合には、電流値ILは、第1の閾値I1を超え、かつ、第2の閾値I2以下となるため、MCU17は、第1のデューティ比D1より大きい第2のデューティ比D2の給電信号を出力する。なお、図6においては、第2のデューティ比D2を1とする例(すなわち、給電信号を連続的にオン状態とする例)が示されている。
非接触給電装置1によって、第2のデューティ比D2で給電されると、リモコン3のリモコン制御部41は、受電の開始を検知して、無線通信部40に受電通知を送信させる(図6の時点t22参照)。非接触給電装置1のMCU17は、第2のデューティ比D2での給電を開始してから、所定時間TA(図6の時点t21から時点t23までの時間)が経過するまでに、受電通知の受信を検知した場合に、第2のデューティ比D2での給電を継続する。ここで、リモコン3が電源オフ状態で非接触給電装置1に設置される場合、リモコン3に第2のデューティ比D2で給電が開始されてから、リモコン3が起動して受電通知を送信するまでに準備時間TB(図6の時点t21から時点t22までの時間)が必要とされる。そのため、上記所定時間TAは、上記準備時間TBより長く時間に設定される必要がある。なお、上記準備時間TBは、例えば、20〜30秒程度である。
そして、リモコン3が、非接触給電装置1から取り外される場合(図6の時点t24参照)には、電流値ILが第1の閾値I1以下の値となる。MCU17は、電流値ILが第1の閾値I1以下となったことを検知すると、給電信号を第1のデューティ比D1に低減する(図6の時点t25以降参照)。
以上のように、本実施の形態に係る非接触給電装置1においては、給電対象装置であるリモコン3が設置されたこと、及び、取り外されたことを正確に検知して、リモコン3が設置されている場合に、適切に給電を行うことができる。
[5−3.動作例3]
次に、非接触給電装置1に金属片などの異物が設置された場合の動作例について、図7を用いて説明する。
図7は、本実施の形態に係る非接触給電装置1に異物が設置された場合における給電信号、電流値IL及び受電通知の状態を示すタイミングチャートである。
図7の時点t31において、非接触給電装置1に異物が設置されている場合でも、図7に示されるように、電流値ILが、第1の閾値I1を超え、かつ、第2の閾値I2以下となることがある。この場合、非接触給電装置1は、第2のデューティ比D2で給電を開始するが、第2のデューティ比D2で給電を開始してから所定時間TAが経過するまでに、非接触給電装置1は、受電通知を受信しない。したがって、非接触給電装置1は、所定時間TAが経過した後、第1のデューティ比D1以下の第3のデューティ比D3(D3≦D1)での給電を行う(図7の時点t32から時点37参照)。また、第3のデューティ比D3での給電が開始された後も、電流値ILが、第1の閾値I1を超え、かつ、第2の閾値I2以下となる場合があり得る。この場合、MCU17は、異物が撤去されていないと判断し、第3のデューティ比D3での給電を継続する。そして、電流値ILが一旦第1の閾値I1以下となれば(図7の時点t37以降参照)、MCU17は、異物が撤去されたと判断して、第1のデューティ比D1に切り替える。それ以降に電流値ILが第1の閾値I1を超え、かつ、第2の閾値I2以下となれば、第2のデューティ比D2で給電を行う。
これにより、本実施の形態に係る非接触給電装置1においては、電流値ILをリモコン3が設置された場合と同程度とするような異物が設置された場合においても、第2のデューティ比D2での給電を継続することが抑制される。したがって、本実施の形態に係る非接触給電装置1においては、電磁波ノイズ及び電力消費が抑制され、かつ、非接触給電装置1に設置された異物が加熱されることが抑制される。
[5−4.動作例4]
次に、非接触給電装置1に金属片などの異物が設置された場合の他の動作例について、図8を用いて説明する。
図8は、本実施の形態に係る非接触給電装置1に異物が設置された場合における給電信号及び電流値ILの状態を示すタイミングチャートである。
図8に示されるように、時点t41において、非接触給電装置1に異物が設置されている場合、電流値ILが第2の閾値I2を超える場合がある。この場合、MCU17は、異物が設置されていると判断して、第1のデューティ比D1以下の第4のデュイーティ比D4(D4≦D1)での給電を続ける。さらに、この場合、電流値ILが第1の閾値I1を超え、かつ、第2の閾値I2以下となっても(図8の時点t43から時点t44の期間参照)、MCU17は、異物が撤去されていないと判断して、第4のデューティ比D4での給電を続ける。そして、電流値ILが一旦第1の閾値I1以下となれば(図8の時点t45以後)、MCU17は、異物が撤去されたと判断し、第1のデューティ比D1に切り替えて給電する。また、それ以降に電流値ILが第1の閾値I1を超え、かつ、第2の閾値I2以下となれば(図8の時刻t47以降参照)、MCU17は第2のデューティ比D2で給電を行う。
以上のように、本実施の形態に係る非接触給電装置1においては、異物とリモコン3とを正確に判別することができる。
[6.効果など]
以上のように、本実施の形態に係る非接触給電装置1は、電磁結合によりリモコン3に給電する給電コイル22と、給電コイル22を駆動する発振回路5と、給電コイル22に入力される電流値ILを検出するための電流検出回路4とを備える。さらに、非接触給電装置1は、リモコン3が受電を開始した場合に送信する受電通知を受信する無線通信部11と、電流検出回路4で検出された電流値IL及び無線通信部11で受信された受電通知に基づき発振回路5の動作を制御するMCU17とを備える。MCU17は、電流値ILが第1の閾値I1以下、又は、第1の閾値I1より大きい第2の閾値I2を超える場合には、発振回路5を第1のデューティ比D1で駆動する。また、MCU17は、電流値ILが第1の閾値I1を超え、かつ、第2の閾値I2以下の場合には、発振回路5を所定時間TAに亘って、第1のデューティ比D1より大きい第2のデューティ比D2で駆動する。MCU17は、さらに、所定時間TAが経過するまでに無線通信部11が受電通知を受信した場合には、所定時間TA経過後、発振回路5を第2のデューティ比D2で継続して駆動する。
これにより、本実施の形態に係る非接触給電装置1においては、給電コイル22に入力される電流値に加えて、給電対象装置であるリモコン3からの受電通知をも用いて、リモコン3の設置を検知しているため、正確にリモコン3の設置を検知することができる。
また、本実施の形態に係る非接触給電装置1において、MCU17は、所定時間TAが経過するまでに受電通知が受信されなかった場合には、所定時間TA経過後、電流値ILが第1の閾値I1以下となるまで、発振回路5を第3のデューティ比D3で駆動する。
これにより、本実施の形態に係る非接触給電装置1においては、リモコン3以外の異物が設置されていることを、受電通知が受信されないことによって検知することができる。したがって、非接触給電装置1に異物が設置されている場合に、大きいデューティ比で給電することが抑制されるため、電磁波ノイズ及び電力消費が抑制され、かつ、非接触給電装置1に設置された異物が加熱されることが抑制される。第3のデューティ比D3を第1のデューティ比D1より小さくしておけば、より安全性を高め、消費される電力、及び、発生される電磁波ノイズを抑制することができる。
また、本実施の形態に係る非接触給電装置1において、MCU17は、所定時間TA経過後に発振回路5を第2のデューティ比D2で駆動しており、かつ、電流値ILが第1の閾値I1以下となった場合には、発振回路5を第1のデューティ比D1で駆動する。
これにより、本実施の形態に係る非接触給電装置1においては、給電中のリモコン3が取り外された場合に大きなデューティ比で給電を続けることが抑制される。したがって、電磁波ノイズ及び電力消費が抑制される。
また、本実施の形態に係る非接触給電装置1において、MCU17は、電流値ILが第2の閾値I2を超えた場合、電流値ILが第1の閾値I1以下となるまで、発振回路5を第4のデューティ比D4で駆動する。
これにより、本実施の形態に係る非接触給電装置1においては、異物が設置されている場合に、大きなデューティ比で給電をすることが抑制される。第4のデューティ比D4を第1のデューティ比D1より小さくすれば、より安全性を高め、消費される電力、及び、発生される電磁波ノイズを抑制することができる。
また、本実施の形態に係る非接触給電装置1において、第2のデューティ比は1である。
これにより、本実施の形態に係る非接触給電装置1においては、リモコン3が設置された場合に、連続的に給電されるため、より高速に給電を行うことができる。
(変形例など)
以上、本発明の非接触給電装置1について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
非接触給電装置1にLEDを設けて、異物が設置されていると判断した場合(図4のS2でIL>I2、又は、S4でNo)には、当該LEDが赤色などで発光するように動作させてもよい。これにより、ユーザが異物の設置を検知し易くなる。また、正常時には、当該LEDを赤色以外の緑色などで発光させてもよい。
本発明は、産業用機械のリモコンを給電対象装置とする非接触給電装置などに利用することができる。
1 非接触給電装置
2 充電ステーション
3 リモコン
4 電流検出回路
5 発振回路
11、40 無線通信部
12 抵抗
13 電力入力端子
14 電流モニタ
15 サブ電源
16 2相発振器
17 MCU
18 ゲートドライバ
19、20 スイッチング素子
21、32 共振部コンデンサ
22 給電コイル
31 受電コイル
33 ダイオードブリッジ
34 低損失レギュレータ
35 電力出力端子
36 定電流定電圧回路
37 電源供給回路
38 二次電池
39 アース
41 リモコン制御部
42 FPGA
43 ロータリエンコーダ
44 スイッチ
45 LED

Claims (7)

  1. 給電対象装置に給電するための非接触給電装置であって、
    電磁結合により前記給電対象装置に給電する給電コイルと、
    前記給電コイルを駆動する発振回路と、
    前記給電コイルに入力される電流値を検出するための電流検出回路と、
    前記給電対象装置が受電を開始した場合に送信する受電通知を受信する受信部と、
    前記電流検出回路で検出された電流値及び前記受信部で受信された前記受電通知に基づき前記発振回路の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記電流値が第1の閾値以下、又は、前記第1の閾値より大きい第2の閾値を超える場合には、前記発振回路を第1のデューティ比で駆動し、
    前記電流値が前記第1の閾値を超え、かつ、前記第2の閾値以下の場合には、前記発振回路を所定時間に亘って、前記第1のデューティ比より大きい第2のデューティ比で駆動し、かつ、前記所定時間が経過するまでに前記受信部が前記受電通知を受信した場合には、前記所定時間経過後、さらに、前記発振回路を前記第2のデューティ比で駆動する
    非接触給電装置。
  2. 前記制御部は、
    前記受信部が前記所定時間が経過するまでに前記受電通知を受信しなかった場合には、前記所定時間経過後、前記電流値が前記第1の閾値以下となるまで、前記発振回路を前記第1のデューティ比以下の第3のデューティ比で駆動する
    請求項1に記載の非接触給電装置。
  3. 前記制御部は、前記所定時間経過後に前記発振回路を前記第2のデューティ比で駆動しており、かつ、前記電流値が前記第1の閾値以下となった場合には、前記発振回路を前記第1のデューティ比で駆動する
    請求項1又は2に記載の非接触給電装置。
  4. 前記制御部は、前記電流値が前記第2の閾値を超えた場合、前記電流値が前記第1の閾値以下となるまで、前記発振回路を前記第1のデューティ比以下の第4のデューティ比で駆動する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  5. 前記第2のデューティ比は1である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の非接触給電装置と、
    前記給電対象装置とを備える
    非接触給電システム。
  7. 給電対象装置に給電するための非接触給電装置の制御方法であって、
    前記非接触給電装置は、
    電磁結合により前記給電対象装置に給電する給電コイルと、
    前記給電コイルを駆動する発振回路と、
    前記給電コイルに入力する電流値を検出するための電流検出回路と、
    前記給電対象装置が受電を開始した場合に送信する受電通知を受信する受信部とを備え、
    前記制御方法は、
    前記電流値が第1の閾値以下、又は、前記第1の閾値より大きい第2の閾値を超える場合には、前記発振回路を第1のデューティ比で駆動し、
    前記電流値が前記第1の閾値を超え、かつ、前記第2の閾値以下の場合には、前記発振回路を所定時間に亘って、前記第1のデューティ比より大きい第2のデューティ比で駆動し、かつ、前記所定時間が経過するまでに前記受信部が前記受電通知を受信した場合には、前記所定時間経過後、さらに、前記発振回路を前記第2のデューティ比で駆動する
    制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6707173B1 (ja) * 2018-08-21 2020-06-10 三菱電機株式会社 非接触給電システム、非接触給電用の受電機器、および、非接触給電用の受電機器による非接触給電開始に関する信号送信方法
CN113661596A (zh) * 2019-03-28 2021-11-16 爱欧艾日本株式会社 具有与搭载灯部的受电装置嵌合的电池搭载装置的无线馈电系统

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