JP2016010685A - 人形体の首の関節及び人形体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 頭部の前方側又は後方側の可動範囲を大きく確保できる人形体の首の関節及び人形体を提供する。
【解決手段】 人形体の首の関節60は、胴部20の上端部と頭部50の下端部との間に設けられる関節本体61と、関節本体61に設けられた頭部側ボールジョイント62と胴部側ボールジョイント63bと、を有し、頭部側ボールジョイント62は関節本体61から延びる軸部62aを有し、胴部側ボールジョイント63bは、軸部62aの軸線上から変位させた位置に設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、人形体の首の関節及び人形体に関する。
従来、ボールジョイントを用いた人形体の関節が各種提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来の人形体の首の関節を説明する図であり、(a)は関節構造の断面図、(b)は(a)の作用説明図である。
図5(a)に示すように、人形体100は、胴部101と頭部102を接続する首の関節103を有する。首の関節103では、胴部101と頭部102の間に関節本体105を設け、関節本体105の上端部に頭部側ボールジョイント106を設け、関節本体105の下端部に胴部側ボールジョイント107を設け、これら頭部側ボールジョイント106及び胴部側ボールジョイント107をそれぞれ頭部102及び胴部101に回動可能に保持させる。
このように、首の関節103は、頭部側ボールジョイント106及び胴部側ボールジョイント107を鉛直方向に沿って単に一直線上に並べた構成である。このため、図5(b)に示すように、頭部102の前方側の可動範囲(角度α)及び頭部102の後方側の可動範囲(角度β)が小さく、頭部102を前方側又は後方側に大きく回動することが難しい。したがって、例えば、腕部(図示省略)を上げたポーズに人形体100を変形しようとすると、肩部(図示省略)と頭部102が干渉して腕部を十分に高く上げることができなかったり、上げた肩部が邪魔になり頭部102を左右に回動できなかったり、あるいは、左右方向から人形体100を見たとき、頭部102が肩部に隠れてしまったりする。
特開平6−327841号公報
本発明は、頭部を傾ける際の可動範囲を大きく確保できる人形体の首の関節及び人形体を提供することを目的とする。
本発明は、胴部に頭部を回動可能に接続する人形体の首の関節であって、関節本体と、当該関節本体に設けられた頭部側ジョイントおよび胴部側ジョイントと、を有し、前記頭部側ジョイントは前記関節本体から延びる軸部を有し、前記胴部側ジョイントは、前記軸部の軸線上から変位させた位置に設けられていることをを特徴とする。
また、本発明は、胴部に頭部を回動可能に接続する人形体の首の関節であって、関節本体と、当該関節本体に設けられた頭部側ジョイントおよび胴部側ジョイントと、を有し、前記頭部側ジョイントは前記関節本体から延びる軸部を有し、前記胴部側ジョイントは、前記軸部の軸線から前後方向の一側側へ変位させた位置に設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記胴部側ジョイントが、前記軸部の軸線から前方側に変位させた位置に設けられていることとしても良い。
前記頭部側ジョイントおよび前記胴部側ジョイントはボールジョイントであることとしても良い。
また、本発明は、人形体であって、前記首の関節を介して接続される胴部及び頭部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、頭部を傾ける際の可動範囲を大きく確保できる人形体の首の関節及び人形体を提供することができる。
本発明の実施形態に係る人形体の正面図である。 図1のA−A線断面図である。 (a)は図2に示される首の関節の作用図であり、(b)は(a)においてさらに肩を上げた状態を示す図である。 図3(b)において、さらに頭部を回動させ肩越しに銃を構えるポーズを示す図である。 従来の人形体の首の関節を説明する図であり、(a)は関節構造の断面図、(b)は(a)の作用説明図である。
(実施形態)
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)について詳細に説明する。実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。なお、実施形態及び図中において、「前」、「後」は、各々、人形体の「正面側」、「背面側」を示す。
(人形体10の全体構成)
まず、人形体10の構成を図1、図2に基づいて説明する。
図1に示すように、人形体10は、胴部20、左右一対の脚部30、左右一対の腕部40及び頭部50を備える。人形体10は、いわゆるデフォルメ人形であり、胴部20の大きさに対して脚部30や腕部40、頭部50が実際のキャラクタよりも比較的大きく形成された形態を有する。
左右の脚部30は、それぞれ胴部20の下部に接続される。脚部30は、各種の関節(図示省略)によって胴部20に対して回動可能に接続することができる。
左右の腕部40は、それぞれ、手部41aを先端に有する腕部本体41と、この腕部本体41の基端寄りの部位から側方かつ斜め上方に延びるように形成される肩部42とを備える。腕部40の基端は、胴部20の上部側面に腕部用関節43を介して回動可能に接続される。なお、腕部用関節43の構成は、肩部42の基端を胴部20に対して少なくとも上下方向に回動させるものであれば任意であるが、腕部用関節43には、例えば、ボールジョイントを有する関節を用いることができる。
頭部50は、正面側に設けられる顔部51と、顔部51の上部の左右両側部から側方かつ斜め上方に延びるように形成される角部52とを備える。頭部50の下端部は、胴部20の上端部中央に首の関節60を介して回動可能に接続される。
図2に示すように、首の関節60は、関節本体61と、関節本体から延びる第1軸部62a(軸部)と、前記軸部に設けられた球体部62bとからなる頭部側ボールジョイント62(頭部側ジョイント)と、関節本体61に設けられる胴部側ボールジョイント63b(胴部側ジョイント)とを有する。また、胴部20には、胴部側ボールジョイント63bを接続するための胴部側接続部23が設けられ、頭部50には、頭部側ボールジョイント62の球体部62bを接続するための頭部側接続部53bが設けられる。
頭部側接続部53は、頭部50の下端面から上方に凹む頭部側凹部53aと、この頭部側凹部53aの上面からさらに上方に凹む第1球状凹部53bとを有する。一方、胴部側接続部23は、胴部20の上端面から下方に凹む胴部側凹部23aと、この胴部側凹部23aの前部に設けられる第2球状凹部23bとを有する。胴部側凹部23aの前部及び第2球状凹部23bは、頭部側凹部53a及び第1球状凹部53bよりも前方側に位置している。
関節本体61は、胴部20と頭部50の間に設けられ、頭部側ボールジョイント62の球体部62bが第1球状凹部53bに挿入され、胴部側ボールジョイント63bが第2球状凹部23bに挿入される。関節本体61の形状は、円柱状、角柱状、円錐台状など、各種の形状から選択可能である。また、関節本体61を後述する第1軸部62aと同軸、同径とし、関節本体61と第1軸部62aとの間に明確な境界はないようにしても良い。
さて、頭部側ボールジョイント62は、関節本体61の上端面から上方に突出する第1軸部62aと、その先端に備えられた球体部62bを有する。すなわち、頭部側ボールジョイント62(頭部側ジョイント)は関節本体61に設けられており、関節本体61から延びる第1軸部62a(軸部)を有する。頭部50は、頭部側ボールジョイント62の球体部62bが第1球状凹部53bに回動可能に嵌合・保持されることにより、球体部62bを中心に自由に回動可能である。
胴部側ボールジョイント63b(胴部側ジョイント)は、本実施形態においては、関節本体61の下端面から下方に突出した後、屈曲して前方に向けて延びるL字状の第2軸部63aの先端に備えられた球体部である。すなわち、胴部側ボールジョイント63b(胴部側ジョイント)は関節本体61に設けられている。第2軸部63aは、第1軸部62a(軸部)の中心を通る軸線Cから突出(本実施形態では前方に突出)しており、そのため、胴部側ボールジョイント63b(胴部側ジョイント)は、軸線C上から変位させた位置(本実施形態では前方側に変位させた位置)に設けられていることになる。なお、第2軸部63aの形状は、L字状に限定されるものではなく、関節本体61の前面下部から前方に突出する直線状などでもよい。換言すれば、本実施形態においては、第2軸部63aの先端を頭部側ボールジョイント62の球体部62bの前後方向の位置よりも前方側に突出させ、その先端に胴部側ボールジョイント63bを設けている、ともいえる。
そして、胴部側ボールジョイント63bは、第2軸部63aが胴部側凹部23aの底面に沿って収容されるとともに胴部側ボールジョイント63bが第2球状凹部23bに回動可能に嵌合・保持される。これにより、胴部側ボールジョイント63bを中心に、頭部50を、矢印(1)で示す方向すなわち前方側に引き出すように前傾させることができる。
(実施形態の作用・効果)
以上、説明した実施形態では、図3(a)に示すように、頭部側ボールジョイント62及び頭部50を前方側に大きく回動できる(矢印(2))。これにより、頭部50の前方側の可動範囲θを大きく確保でき、人形体10においてより良い適切なポーズが実現できる。
例えば、人形体10を、腕部40(図1参照)を水平方向に延ばしたポーズに変形するため、図3(b)に示すように、肩部42を上げても(矢印(3))大きな肩部42に対して大きな頭部50を前方側に逃がすことができる。その結果、肩部42と頭部50とが干渉することがなくなる。
これにより、図4に示すように、頭部50を自由に回動して顔部51を左右方向に向けることができ(矢印(4))、また、人形体10を左右方向から見たときも顔部51が肩部42に隠れることもない。さらに、銃11などを手部41aに取り付け、銃11を肩越しに構えたポーズにおいても、銃11などで顔部51が隠れにくくなり、より見栄えのよいポーズを得ることができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、本実施形態では、第2軸部63aを第1軸部62a(軸部)の中心を通る軸線Cから前方側に向けて延ばし、結果、胴部側ボールジョイント63b(胴部側ジョイント)が軸線C上から前方側に変位させた位置に設けられるようにしたが、第2軸部63aを軸線Cから後方側に向けて延ばし、胴部側ボールジョイント63bが軸線C上から後方側に変位させた位置に設けられるようにしても良い。すなわち、胴部側ボールジョイント63bを軸線C上から変位させる方向は後方でも良く、一側であれば任意である。つまり、第2軸部63aを突出させる方向も軸線C上から後方側でもよく、一側であれば任意である。
10 人形体
20 胴部
30 脚部
50 頭部
60 首の関節
61 関節本体
62 頭部側ボールジョイント(頭部側ジョイント)
62a 第1軸部(軸部)
62b 球体部
63a 第2軸部
63b 胴部側ボールジョイント(胴部側ジョイント)

Claims (5)

  1. 胴部に頭部を回動可能に接続する人形体の首の関節であって、
    関節本体と、
    当該関節本体に設けられた頭部側ジョイントおよび胴部側ジョイントと、
    を有し、
    前記頭部側ジョイントは前記関節本体から延びる軸部を有し、
    前記胴部側ジョイントは、前記軸部の軸線上から変位させた位置に設けられていることを特徴とする人形体の首の関節。
  2. 胴部に頭部を回動可能に接続する人形体の首の関節であって、
    関節本体と、
    当該関節本体に設けられた頭部側ジョイントおよび胴部側ジョイントと、
    を有し、
    前記頭部側ジョイントは前記関節本体から延びる軸部を有し、
    前記胴部側ジョイントは、前記軸部の軸線から前後方向の一側側へ変位させた位置に設けられていることを特徴とする人形体の首の関節。
  3. 前記胴部側ジョイントが、前記軸部の軸線から前方側に変位させた位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか一項に記載の人形体の首の関節。
  4. 前記頭部側ジョイントおよび前記胴部側ジョイントはボールジョイントであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の人形体の首関節。
  5. 人形体であって、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の人形体の首の関節と、
    前記首の関節を介して接続される胴部及び頭部と、
    を備えることを特徴とする人形体。
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