JP2016009320A - 電気回路のシミュレーション装置、電気回路のシミュレーション方法、プログラム - Google Patents

電気回路のシミュレーション装置、電気回路のシミュレーション方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】模擬回路を解析するためのリソースを減少させると共に、当該模擬回路を解析する速度を向上させることができる。
【解決手段】非線形回路を含む第1回路と前記第1回路を除く第2回路とを有する模擬回路を、前記第1回路と前記第2回路とに分割する分割装置と、前記第1及び第2回路を解析する解析装置と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気回路のシミュレーション装置、電気回路のシミュレーション方法、プログラムに関する。
例えば、電気回路を模擬した模擬回路を解析するシミュレーション装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平6―274560号公報
特許文献1のシミュレーション装置は、模擬回路を分割せずに解析しているために、模擬回路から導出される方程式を演算するためのリソースが増加し、模擬回路を解析する速度が低下する虞がある。
前述した課題を解決する主たる本発明は、非線形回路を含む第1回路と前記第1回路を除く第2回路とを有する模擬回路を、前記第1回路と前記第2回路とに分割する分割装置と、前記第1及び第2回路を解析する解析装置と、を備えたことを特徴とする電気回路のシミュレーション装置である。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、模擬回路を解析するためのリソースを減少させると共に、当該模擬回路を解析する速度を向上させることができる。
本発明の実施形態におけるシミュレーション装置の機能を示す図である。 本発明の実施形態におけるシミュレーション装置のハードウエアを示す図である。 本発明の実施形態における模擬回路を示す回路図である。 本発明の実施形態における分割される位置と模擬回路とを示す回路図である。 本発明の実施形態における第1乃至第3分割回路を示す回路図である。 本発明の実施形態における演算部を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるシミュレーション装置の動作を示すフローチャートである。 シミュレーション装置のリソースを示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===シミュレーション装置===
以下、図1及び図2を参照して、本実施形態におけるシミュレーション装置について説明する。図1は、本実施形態におけるシミュレーション装置の機能を示す図である。図2は、本実施形態におけるシミュレーション装置のハードウエアを示す図である。
シミュレーション装置1(電気回路のシミュレーション装置)は、非線形素子を含む電力系統を模擬した模擬回路100(図3)を解析するための装置である。尚、本実施形態においては、シミュレーション装置1が、模擬回路100の解析として、例えば、模擬回路100における電流値I1、I2、I3、電圧値Vを求める場合について説明する。又、電流値I1、I2、I3、電圧値Vを、模擬回路100の状態を示す状態変数とも称する。尚、電流値I1は、接続点P1から交流電源21に供給される電流の値を示し、電流値I2は、接続点P2から接続点P1に供給される電流の値を示し、電流I3は、交流電源41から接続点P2に供給される電流の値を示している。又、電圧値Vは、キャパシタCの両端に発生する電圧の値を示している。
シミュレーション装置1は、CPU(Central Processing Unit)71(図2)、通信装置72、記憶装置73、表示装置74、入力装置75を有する。
CPU71は、記憶装置73に記憶されているプログラムを実行することにより、シミュレーション装置1を統括制御し、シミュレーション装置1の各機能を実現する。記憶装置73には、プログラムやデータ等が格納されている。通信装置72は、通信を行う。表示装置74は、シミュレーション装置1の各種情報を表示するための例えばディスプレイ装置である。入力装置75は、シミュレーション装置1に対してデータを入力するための例えばキーボード、マウス等である。
シミュレーション装置1は、回路方程式生成部11(図1)、回路分割部12(分割装置、生成装置)、実装部13、演算部14(「シミュレーション装置1の各機能」とも称する)を更に有する。シミュレーション装置1の各機能は、前述したように、記憶装置73に記憶されているプログラムをCPU71が実行することにより実現される。
回路方程式生成部11は、模擬回路100に基づいて回路方程式を生成し、当該回路方程式を模擬回路100に対応する状態方程式に変換する。回路分割部12は、回路方程式生成部11によって変換された状態方程式に基づいて、模擬回路100を分割する。演算部14は、回路分割部12によって分割された模擬回路100を解析するための演算を行う。尚、回路分割部12及び演算部14が、解析装置、第1乃至第3解析装置,
選択装置に対応する。
===模擬回路===
以下、図3を参照して、本実施形態における模擬回路について説明する。図3は、本実施形態における模擬回路を示す回路図である。
模擬回路100は、非線形素子を含む電力系統を模擬した回路である。模擬回路100は、例えば、入力装置75又は通信装置72を介してシミュレーション装置1に入力される情報に基づいてシミュレーション装置1によって生成される。
模擬回路100は、交流電源21、41、抵抗23、45、43、非線形抵抗22、インダクタ24、44、42、非線形インダクタ46、キャパシタ31を有する。
交流電源21、41は、交流電圧を発生する能動素子であり、例えば発電機を模擬している。尚、交流電源21、41では夫々、電圧値E1、E2が発生することとする。
=各素子=
非線形抵抗22は、非線形特性を有する受動素子であり、例えば遮断器の接点抵抗を模擬している。非線形抵抗22の抵抗値rsは、遮断器がオンしたとき対応する第1の値ron、及び、遮断器がオフしたときに対応する第2の値roffの一方の値とみなされる。尚、第1の値ronと第2の値roffとは互いに異なる値である。つまり、非線形抵抗22は、遮断器のオンオフの状態に基づいて抵抗値rsが異なる2つの値とみなされる可変抵抗である。よって、模擬回路100では、抵抗値rsが遮断器の動作状態に応じて領域分割数が2個となるように区分線形化されている。尚、非線形抵抗22の抵抗値rsについての区分線形化は、例えば後述する回路分割部12で行われることとしてもよい。
抵抗23、45、43、インダクタ24、44、42、キャパシタ31(「抵抗等の各素子」とも称する)は、線形特性を有する受動素子であり、例えば電力線の抵抗、インダクタンス、キャパシタを模擬している。抵抗23、45、43夫々の抵抗値r1、r2、r3、インダクタ24、44、42夫々のインダクタンス値L1、L2、L3、キャパシタ31のキャパシタンス値Cは、固定値である。
非線形インダクタ46は、非線形特性を有する受動素子であり、例えば変圧器の巻線におけるインダクタンスを模擬している。非線形インダクタ46のインダクタンス値Lmは、非線形インダクタ46に供給される電流(「供給電流」とも称する)の値による非線形インダクタ46の飽和効果に基づいて、第1の値Lm1、第2の値Lm2、第3の値Lm3のうちの何れか一の値とみなされる。尚、第1の値Lm1、第2の値Lm2、第3の値Lm3は互いに異なる値である。つまり、非線形インダクタ46は、非線形インダクタ46に供給される電流の値に基づいてインダクタンス値Lmが異なる3つの値とみなされる可変インダクタである。よって、模擬回路100では、インダクタンス値Lmが供給電流の値に応じて領域分割数が3個となるように区分線形化されている。尚、非線インダクタ46のインダクタンス値Lmについての区分線形化は、例えば後述する回路分割部12で行われることとしてもよい。
例えば、供給電流の値が第1範囲内の場合、インダクタンス値Lmが第1の値Lm1とみなされ、供給電流の値が第2範囲内の場合、インダクタンス値Lmが第2の値Lm2とみなされ、供給電流の値が第3範囲内の場合、インダクタンス値Lmが第3の値Lm3とみなされることとする。尚、第2範囲の最小値が第1範囲の最大値よりも大きくなり、且つ、第3範囲の最小値が第2範囲の最大値より大きくなるように、第1乃至第3範囲が定められていることとする。
=接続=
非線形抵抗22、抵抗23、45、43、インダクタ24、44、42は、交流電源21と交流電源41との間において直列に接続されている。キャパシタ31、非線形インダクタ46は、交流電源21と交流電源41との間において並列に接続されている。
===回路方程式生成部===
以下、図1及び図3を参照して、本実施形態における回路方程式生成部について説明する。
回路方程式生成部11は、前述したように、模擬回路100に基づいて回路方程式を生成し、当該回路方程式を模擬回路100に対応する状態方程式に変換する。
=回路方程式の生成=
回路方程式生成部11は、例えばキルヒホッフの第1及び第2法則を用いて、模擬回路100から例えば4個の回路方程式(1)―(4)を生成する。
尚、回路方程式生成部11が生成する回路方程式の個数は、シミュレーション装置1の状態変数(例えば、電流値I1、I2、I3、電圧値V)の個数に対応している。
又、抵抗値rsは、数式(5)が示す値となる。つまり、抵抗値rsは、前述したように、遮断器がオンしたとき対応する第1の値ron、及び、遮断器がオフしたときに対応する第2の値roffの一方の値となる。
又、インダクタンス値Lmは、数式(6)が示す値となる。つまり、供給電流の値(I3−I2)が第1範囲としての範囲Ω1内の場合、インダクタンス値Lmが第1の値Lm1となり、供給電流の値(I3−I2)が第2範囲としての範囲Ω2内の場合、インダクタンス値Lmが第2の値Lm2となり、供給電流の値(I3−I2)が第3範囲としての範囲Ω3内の場合、インダクタンス値Lmが第3の値Lm3となる。
=状態方程式の生成=
この後、回路方程式生成部11は、回路方程式(1)―(4)から例えば状態方程式(7)を生成する。
===回路分割部===
以下、図1、図4及び図5を参照して、本実施形態における回路分割部について説明する。図4は、本実施形態における分割される位置と模擬回路とを示す回路図である。尚、模擬回路100における、回路分割部12によって分割される位置が破線で示されている。図5は、本実施形態における第1乃至第3分割回路を示す回路図である。
回路分割部12は、回路方程式生成部11によって生成された状態方程式のインダクタンス行列をブロック対角行列とすることが可能であるか否かについて判断(「ブロック対角化の判断」とも称する)し、判断結果に基づいて当該状態方程式を変換する。尚、インダクタンス行列は、例えば、状態方程式(7)においては、左辺におけるインダクタンス値が要素となっている4行4列の行列を示している。又、ブロック対角行列は、行列におけるブロック対角部分の要素において所定値が表示されており、ブロック対角部分以外の部分の要素が0となっている行列である。尚、ブロック対角部分は、行列における対角部分の要素及び行列を示している。
=ブロック対角化の判断=
回路分割部12は、回路方程式生成部11によって生成された状態方程式(例えば、状態方程式(7))の基としての回路方程式(例えば、回路方程式(1)−(4))の並べ替えに基づいて、ブロック対角化の判断を行う。具体的には、インダクタンス行列がブロック対角行列となるように回路方程式を並べ替えることが可能である場合、回路分割部12は、インダクタンス行列をブロック対角行列とすることが可能であると判断する。一方、インダクタンス行列がブロック対角行列となるように回路方程式を並べ替えることが可能でない場合、回路分割部12は、インダクタンス行列をブロック対角行列とすることが可能でないと判断する。
ここで、状態方程式(7)のインダクタンス行列における1乃至4行目の要素は夫々、回路方程式(1)乃至(4)のインダクタンス値に対応している。回路方程式を並べ替えることは、状態方程式のインダクタンス行列における各行の要素に対応する回路方程式が変更されるように状態方程式を生成することに対応している。又、回路方程式を並べ替えることは、状態方程式のインダクタンス行列の各行を列方向において並べ替える(入れ替える)ことにも対応している。
例えば、状態方程式(7)において、回路方程式(1)及び(2)が入れ替えられるように並び替えた場合の状態方程式のインダクタンス行列(「他のインダクタンス行列」とも称する)の1行目には、状態方程式(7)のインダクタンス行列の2行目の要素が現れ、他のインダクタンス行列の2行目には、状態方程式(7)のインダクタンス行列の1行目の要素が現れる。
=状態方程式の変換=
回路方程式生成部11によって生成された状態方程式のインダクタンス行列をブロック対角行列とすることが可能であると判断した場合、回路分割部12は、インダクタンス行列及び抵抗行列がブロック対角行列となるように当該状態方程式を変換する。尚、抵抗行列は、例えば、状態方程式(7)においては、右辺における抵抗値及びキャパシタンス値が要素となっている4行4列の行列を示している。一方、回路方程式生成部11によって生成された状態方程式のインダクタンス行列をブロック対角行列とすることが可能でないと判断した場合、回路分割部12は、当該状態方程式を変換しない。
例えば、状態方程式(7)についてはインダクタンス行列が既にブロック対角行列となっているために、回路分割部12は、インダクタンス行列をブロック対角行列とすることが可能であると判断する。そして、回路分割部12は、インダクタンス行列と共に抵抗行列がブロック対角行列となるように、状態方程式(7)を状態方程式(8)に変換する。具体的には、回路分割部12は、状態方程式(7)の抵抗行列におけるインダクタンス行列のブロック対角部分に対応する部分以外の要素が0となるように、状態方程式(7)の右辺第1項の要素を右辺第2項へ移動させる。
=状態方程式の変換と回路分割=
状態方程式(8)は、夫々独立した状態方程式(9)―(11)(状態方程式群)に対応している。そして、状態方程式(9)―(11)は夫々、第1分割回路2、第2分割回路3、第3分割回路4に対応している。
つまり、回路分割部12は、模擬回路100を分割線901、902において分割して、模擬回路100から第1分割回路2、第2分割回路3、第3分割回路4(「各分割回路」とも称する)を生成している。
=各分割回路=
第1分割回路2と第2分割回路3とは、第1結合回路としての交流電源201及び電流源301によって関連付けられている。交流電源201は、電流源301の両端に発生する電圧に対応する電圧を供給する。電流源301は、交流電源201からインダクタ24等を介して交流電源21に供給される電流に対応する電流を出力する。
第3分割回路4と第2分割回路3とは、第2結合回路としての交流電源401及び電流源302によって関連付けられている。交流電源401は、電流源302の両端に発生する電圧に対応する電圧を供給する。電流源302は、接続点P2からインダクタ44等を介して交流電源401に供給される電流に対応する電流を出力する。
そして、第1及び第2結合回路を介して関連付けられて結合された各分割回路によって、模擬回路100は模擬されることになる。
従って、回路分割部12は、回路方程式生成部11によって生成された状態方程式(例えば、状態方程式(7))を、状態方程式(8)に変換することにより、模擬回路100を各分割回路によって模擬している。
===実装部、演算部===
以下、図1及び図6を参照して、本実施形態における実装部及び演算部について説明する。図6は、本実施形態における演算部を示すブロック図である。
=実装部=
実装部13は、回路分割部12によって分割された各分割回路を、演算部14に実装する。具体的には、実装部13は、非線形素子が含まれている第1分割回路2及び第3分割回路4を夫々、区分線形回路演算部141、143に実装する。更に、実装部13は、非線形素子が含まれていない第2分割回路3を、線形回路演算部142に実装する。
=演算部=
演算部14は、前述したように、実装部13によって実装された分割回路の演算を行う。演算部14は、区分線形回路演算部141、143、線形回路演算部142を有する。
<区分線形回路演算部141>
区分線形回路演算部141は、例えば線形回路演算部142との間において通信を行い、情報の入出力が行われる。区分線形回路演算部141は、第1時間における電圧値V1を示す情報が線形回路演算部142から入力され、当該入力された情報に基づいて第1時間よりも後の第2時間において第1分割回路2の演算を行う。この場合の電圧値V1は、電圧値Vに対応しているために、区分線形回路演算部141は、状態方程式(9)についての演算を行い、電流値I1を示す情報を例えば線形回路演算部142に出力する。尚、線形回路演算部142に出力された電流値I1を示す情報は、線形回路演算部142での演算で用いられる。
尚、区分線形回路演算部141は、上述の第1分割回路2の演算において、非線形抵抗22の抵抗値rsが第1の値ron及び第2の値roffのうちの一方の値であることとして演算を行う。例えば、区分線形回路演算部141は、遮断器の状態(動作点)を示す情報に基づいて、第1時間の遮断器の状態に対応する値を第2時間における抵抗値rsとして選択することとしてもよい。
<区分線形回路演算部143>
区分線形回路演算部143は、例えば線形回路演算部142との間において通信を行い、情報の入出力が行われる。区分線形回路演算部143は、第1時間における電圧値V2を示す情報が線形回路演算部142から入力され、当該入力された情報に基づいて第1時間よりも後の第2時間において第3分割回路4の演算を行う。この場合の電圧値V2は、電圧値Vに対応しているために、区分線形回路演算部143は、状態方程式(11)についての演算を行い、電流値I2を示す情報を例えば線形回路演算部142に出力する。尚、線形回路演算部142に出力された電流値I2を示す情報は、線形回路演算部142での演算で用いられる。
尚、区分線形回路演算部143は、上述の第3分割回路4の演算において、非線形インダクタ46のインダクタンス値Lmが第1の値Lm1、第2の値Lm2、第3の値Lm3のうちの何れか一の値であることとして演算を行う。例えば、区分線形回路演算部143は、第1時間における電流値I2、I3によって定まる供給電流の値が含まれる範囲に対応する値を、第2時間におけるインダクタンス値Lmとして選択することとしてもよい。
<線形回路演算部142>
線形回路演算部142は、例えば区分線形回路演算部141、143との間において通信を行い、情報の入出力が行われる。線形回路演算部142は、第1時間における電流値I1を示す情報が区分線形回路演算部141から入力され、更に、第1時間における電流値I2を示す情報が区分線形回路演算部143から入力される。線形回路演算部142は、これらの入力された情報に基づいて、第1時間よりも後の第2時間において第2分割回路3の演算を行う。この場合の電圧値V1、V2は、電圧値Vに対応しているために、線形回路演算部142は、状態方程式(10)についての演算を行い、電圧値V1、V2を示す情報を夫々、例えば区分線形回路演算部141、143に出力する。尚、区分線形回路演算部141、143夫々に出力された電圧V1、V2を示す情報は、区分線形回路141、143での演算で用いられる。
従って、シミュレーション装置1の状態変数(例えば、電流値I1、I2、I3、電圧値V)に対して、演算部14において、状態方程式が演算されるために、状態変数の値を求めることが可能となる。
===シミュレーション装置の動作===
以下、図1及び図7を参照して、本実施形態におけるシミュレーション装置の動作について説明する。図7は、本実施形態におけるシミュレーション装置の動作を示すフローチャートである。
シミュレーション装置1は、模擬回路100に基づいて回路方程式(1)―(4)を生成(定式化)した(S1)後、当該生成された回路方程式(1)―(4)から状態方程式(7)を生成する(S2)。つまり、シミュレーション装置1は、S1で生成された回路方程式(1)―(4)を状態方程式(7)に変換する。
シミュレーション装置1は、ブロック対角化の判断を行う(S3)。例えば、状態方程式(7)についてはインダクタンス行列がブロック対角行列となっているために、シミュレーション装置1は、インダクタンス行列をブロック対角行列とすることが可能であると判断する(S3のYES)。シミュレーション装置1は、インダクタンス行列と共に抵抗行列がブロック対角行列となるように、状態方程式(7)を状態方程式(8)に変換する(S5)。
シミュレーション装置1は、状態方程式(8)から状態方程式(9)―(11)を生成する。つまり、シミュレーション装置1は、模擬回路100を各分割回路に分割する(S5)。尚、この際、非線形抵抗22の抵抗値rs及び非線形インダクタ46のインダクタンス値Lmは、区分線形化される。シミュレーション装置1は、各分割回路を演算部14に実装(S6)した後、演算部14での演算を開始する(S7)。この後、演算部14の区分線形回路演算部141、143、線形回路演算部142は夫々、互いに並列に演算を行う(S8)。シミュレーション装置1は、演算部14の演算が終了したか否かを判断する(S9)。演算部14の演算が終了した場合(S9のYES)、シミュレーション装置1は動作を終了する。演算部14の演算が終了していない場合(S9のNO)、シミュレーション装置1はS8の動作を行う。
尚、S3において、インダクタンス行列をブロック対角行列とすることが可能でないと判断した場合(S3のNO)、シミュレーション装置1は、S5の動作を行う。
===シミュレーション装置のリソースと処理速度===
以下、図8を参照して、本実施形態におけるシミュレーション装置のリソースと処理速度について説明する。図8は、シミュレーション装置のリソースを示す図である。
例えば、他のシミュレーション装置が模擬回路100を解析して状態変数の値を求める際のリソース及び処理速度と、シミュレーション装置1が模擬回路100を解析して状態変数の値を求める際のリソース及び処理速度とについて説明する。尚、解析対象としての状態変数は、前述したように、例えば電流値I1、I2、I3、電圧値Vであることとする。又、他のシミュレーション装置は、シミュレーション装置1の各機能を有していない従来のシミュレーション装置であることとする。
<他のシミュレーション装置>
状態変数の値を求める場合、他のシミュレーション装置は、例えば状態方程式(7)の演算を行う。この場合、他のシミュレーション装置は、例えば、状態方程式(7)のインダクタンス行列の逆行列の演算を、各非線形素子の領域毎に行って、状態変数の値を求める。つまり、他のシミュレーション装置は、模擬回路100から状態変数の値を求める際に、数式(12)が示す個数の方程式について演算を行う。
尚、nは状態方程式(7)の次数に対応し、j(j1、j2)は模擬回路の各非線形素子が区分線形化された際の領域の個数に対応している。つまり、nは4に対応し、j1は非線形抵抗22の領域の個数としての2に対応し、j2は非線形インダクタ46の領域の個数としての3に対応している。
従って、他のシミュレーション装置は、模擬回路100から状態変数の値を求めるために4×(2×3)=24(個)の方程式の演算を行う。つまり、他のシミュレーション装置については、24個の方程式に対応するリソースを確保するのが必要となる。又、他のシミュレーション装置については、24個の方程式を例えば直列に演算されるので、状態変数の値を求めるための処理速度が低下する虞がある。更に、他のシミュレーション装置については、前述したように、逆行列の演算を行う必要があるので、処理速度が更に低下する虞がある。
<シミュレーション装置1>
状態変数の値を求める場合、シミュレーション装置1は、前述したようにS1乃至S9(図7)の動作を行う。シミュレーション装置1については、模擬回路100から状態変数の値を求める際に、数式(13)が示す個数の方程式が演算の候補となる。
尚、数式(13)の第1項は非線形素子が含まれている第1分割回路2(図5)及び第3分割回路4に対応する方程式の個数を示しており、第2項は非線形素子が含まれていない第2分割回路3に対応する方程式の個数を示している。又、第1項のl(l1、l2)は状態方程式(9)、(11)の次数に対応し、第1項のj(j1、j2)は第1分割回路2及び第3分割回路4の各非線形素子が区分線形化された際の領域の個数に対応している。第2項のlは状態方程式(10)の次数に対応している。つまり、第1項のl1及びl2は夫々1、2に対応し、第1項のj1及びj2は夫々2、3に対応し、第2項のlは1に対応している。
従って、シミュレーション装置1については、模擬回路100から状態変数の値を求める際に、(1×2+2×3)+1=9(個)の方程式が演算の候補となる。つまり、シミュレーション装置1については、9個の方程式に対応するリソースを確保すればよいことになる。よって、他のシミュレーション装置のリースに対するシミュレーション装置1のリソースの割合は、数式(14)が示す割合に応じた割合となる。このために、シミュレーション装置1のリソースを削減することができる。
又、シミュレーション装置1については、インダクタンス行列の逆行列を演算するのが不要となるので、逆行列を逐次演算する他のシミュレーション装置に比べて、状態変数の値を求めるための処理速度を向上させることができる。又、演算候補となる方程式の数を減少させることが可能となるので、逆行列の逐次演算はなして単に並列化させて他のシミュレーション装置に比べて、処理速度を更に向上させることができる。更に、区分線形回路演算部141、143、線形回路演算部142は夫々互いに並列に演算を行うために、処理速度を更に向上させることができる。
前述したように、シミュレーション装置1は、回路分割部12、演算部14を有する。回路分割部12は、模擬回路100を各分割回路に分割する。演算部14は、回路分割部12によって分割された模擬回路100を解析するための演算を行う。よって、模擬回路100を解析するためのリソースを減少させると共に、模擬回路100を解析する速度を向上させることができる。
又、演算部14は、区分線形回路演算部141、143、線形回路演算部142を有する。区分線形回路演算部141は、抵抗値rsを、非線形抵抗22の動作状態(動作範囲)に応じて定まる第1の値ron又は第2の値roffとみなして演算を行う。つまり、区分線形回路演算部141は、第1分割回路2を、抵抗値rsが第1の値ronとなる非線形抵抗22を含む線形回路、及び、抵抗値rsが第2の値roffとなる非線形抵抗22を含む線形回路とみなして演算を行う。又、区分線形回路演算部143は、インダクタンス値Lmを、供給電流の値に応じて定まる第1の値Lm1、第2の値Lm2、又は第3の値Lm3とみなして演算を行う。つまり、区分線形回路演算部143は、インダクタンス値Lmを、非線形インダクタ46の動作範囲に応じて定まる値とみなして演算を行う。従って、区分線形回路演算部143は、インダクタンス値Lmが第1の値Lm1となる非線形インダクタ46を含む第1線形回路、インダクタンス値Lmが第2の値Lm2となる非線形インダクタ46を含む第2線形回路、及び、インダクタンス値Lmが第3の値Lm3となる非線形インダクタ46を含む第3線形回路とみなして演算を行う。よって、非線形素子を演算するための複雑な演算を行うのが不要となるために、模擬回路100を解析するためのリソースを減少させると共に、模擬回路100を解析する速度を向上させることができる。
又、区分線形回路演算部143は、第1時間における電圧値V2を示す情報が線形回路演算部142から入力され、当該入力された情報に基づいて第1時間よりも後の第2時間において第3分割回路4の演算(解析)を行う。よって、例えば、区分線形回路演算部143と線形回路演算部142と間において情報の入出力が行われるために、模擬回路100の解析を確実に行うことができる。
又、区分線形回路演算部143は、供給電流に基づいて、第1乃至第3線形回路のうちの所定の線形回路を選択する。区分線形回路演算部143は、非線形回路としての第3分割回路4を、選択された所定の線形回路とみなして演算(解析)を行う。よって、第1乃至第3線形回路における所定の線形回路以外の線形回路についての演算を省略することにより、模擬回路100を解析するためのリソースを更に減少させると共に、模擬回路100を解析する速度を更に向上させることができる。
又、区分線形回路演算部141、143、線形回路演算部142は夫々、互いに並列に演算動作を行う。よって、模擬回路100を解析する速度を更に向上させることができる
又、回路分割部12は、インダクタンス行列がブロック対角行列となっている状態方程式(8)に基づいて、模擬回路100を各分割回路に分割する。よって、模擬回路100を解析するための方程式の数を減少させることにより、模擬回路100を解析するためのリソースを減少させると共に、模擬回路100を解析する速度を向上させることができる。
又、回路分割部12は、状態方程式のインダクタンス行列がブロック対角行列となるように、回路方程式(1)−(4)の並べ替えを行って状態方程式(7)を生成する。よって、模擬回路100を解析するための方程式の数を確実に減少させることができる。
尚、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
本実施形態では、模擬回路100を例えば3個の分割回路に分割することについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、模擬回路100を4個の分割回路に回路分割部12が分割することとしてもよい。具体的には、模擬回路100を第1分割回路2、第2分割回路3、一方の回路及び他方の回路の4個に、回路分割部12が分割することとしてもよい。尚、一方の回路及び他方の回路は、状態方程式(11)を展開して生成される2個の状態方程式に夫々に対応する回路である。つまり、一方の回路及び他方の回路は、第3分割回路4を分割して生成される回路である。更に、シミュレーション装置1が、一方の回路の解析及び他方の回路の解析を並列に行うこととしてもよい。この場合、模擬回路100における並列に解析される素子数が増大するために、シミュレーション装置1が模擬回路100を解析する速度を更に向上させることができる。
又、本実施形態では、シミュレーション装置1の各機能がCPU71の動作により実現されることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、シミュレーション装置1に対してCPU71の代わりにマルチコアCPU又はマルチコアFPGA(field-programmable gate array)が設けられていることとしてもよい。そして、シミュレーション装置1の各機能は、マルチコアCPU又はマルチコアFPGAの動作により実現されることとしてもよい。
又、本実施形態では、模擬回路100に対して非線形素子が2個含まれていることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、模擬回路100に対して非線形素子が1個又は3個以上含まれていることとしてもよい。
又、本実施形態では、模擬回路100をシミュレーション装置1が解析することについて説明したが、これに限定されるもではない。例えば、電力系統以外の電気回路を模擬した他の模擬回路をシミュレーション装置1が解析することとしてもよい。
又、本実施形態では、インダクタンス行列及び抵抗行列の双方がブロック対角行列となる状態方程式(8)に回路分割部12が変換することについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、状態方程式(8)をシミュレーション装置1とは異なる他の装置が生成することとしてもよい。この場合、他の装置によって生成された状態方程式(8)を示す情報が、通信装置72又は入力装置75を介してシミュレーション装置1に入力されることとする。そして、当該入力された情報に基づいて、回路分割部12が模擬回路100を各分割回路に分割することとする。この場合、シミュレーション装置1での状態方程式(8)の生成が不要となるために、シミュレーション装置1が模擬回路100を解析する速度を更に向上させることができる。
又、本実施形態では、状態方程式におけるインダクタンス行列の行を並べ替えて、当該インダクタンス行列をブロック対角行列とすることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、シミュレーション装置1が、「有尾一郎, 池田清宏 ブロック対角化法の数値解析効率評価 計測自動制御学会論文集 Vol.34, No.6, 593/600 (1998)」(「公知文献」とも称する)に記載されている手段を用いて、状態方程式におけるインダクタンス行列をブロック対角行列とすることとしてもよい。更に、この場合、例えば、シミュレーション装置1が、公知文献に記載されている式(3)に基づいて、状態方程式のインダクタンス行列をブロック対角行列とすることが可能であるか否かについて判断することとしてもよい。この場合、ブロック対角化できる対象範囲を広めることができるために、インダクタンス行列をより確実にブロック対角行列とすることが可能となる。
又、本実施形態における第2分割回路3(図5)の電流源301、302夫々の両端に、演算部14で行われる演算が発散するのを防止するための模擬抵抗が設けられていることとしてもよい。
又、本実施形態では、演算部14が区分線形回路演算部141、143、線形回路演算部142を有していることについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、回路分割部12によって分割された非線形の分割回路、線形の分割回路夫々の数に対応する数の区分線形回路演算部、線形回路演算部を演算部14が有していることとする。
又、本実施形態における回路分割部12の代わりに他の回路分割部(不図示)がシミュレーション装置1に設けられていることとしてもよい。他の回路分割部は、節点解析法又は修正節点解析法を用いて生成された模擬回路100を示す状態方程式に基づいて、模擬回路100を分割する。この場合、実装部13は、他の回路分割部によって分割された分割回路を演算部14に実装する。
1 シミュレーション装置
12 回路分割部
14 演算部
100 模擬回路
141、143 区分線形回路演算部
142 線形回路演算部

Claims (9)

  1. 非線形回路を含む第1回路と前記第1回路を除く第2回路とを有する模擬回路を、前記第1回路と前記第2回路とに分割する分割装置と、
    前記第1及び第2回路を解析する解析装置と、
    を備えたことを特徴とする電気回路のシミュレーション装置。
  2. 前記解析装置は、
    前記第1回路を解析する第1解析装置と、
    前記第2回路を解析する第2解析装置と、を有し、
    前記第1解析装置は、前記非線形回路を、前記非線形回路の動作範囲に応じて定まる複数の線形回路とみなして前記第1回路を解析する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気回路のシミュレーション装置。
  3. 前記第1解析装置は、第1時間における前記第2解析装置の解析結果に基づいて、前記第1時間よりも後の第2時間において前記第1回路を解析する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電気回路のシミュレーション装置。
  4. 前記第1解析装置は、
    前記非線形回路の動作点に基づいて、前記複数の線形回路のうちの所定の線形回路を選択する選択装置と、
    前記非線形回路を前記選択装置によって選択された前記所定の線形回路とみなして、前記第1回路を解析する第3解析装置と、を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電気回路のシミュレーション装置。
  5. 前記第1及び第2解析装置は、互いに並列に動作する
    ことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の電気回路のシミュレーション装置。
  6. 前記分割装置は、前記模擬回路に対応する状態方程式のインダクタンス行列がブロック対角行列となっている場合に、前記インダクタンス行列における第1ブロック対角部分及び前記第1ブロック対角部分を除く第2ブロック対角部分の一方に対応する前記第1回路と、前記第1及び第2ブロック対角部分の他方に対応する前記第2回路とに分割する
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電気回路のシミュレーション装置。
  7. 前記模擬回路に対応する状態方程式のインダクタンス行列がブロック対角行列となるように、前記状態方程式を生成する生成装置、を更に備え、
    前記分割装置は、前記生成装置が生成した前記状態方程式の前記インダクタンス行列における第1ブロック対角部分及び前記第1ブロック対角部分を除く第2ブロック対角部分の一方に対応する前記第1回路と、前記第1及び第2ブロック対角部分の他方に対応する前記第2回路とに分割する
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電気回路のシミュレーション装置。
  8. 非線形回路を含む第1回路と前記第1回路を除く第2回路とを有する模擬回路を、前記第1回路と前記第2回路とに分割する第1ステップと、
    前記第1及び第2回路を解析する第2ステップと、
    を含む特徴とする電気回路のシミュレーション方法。
  9. 電気回路のシミュレーション装置に対して、
    非線形回路を含む第1回路と前記第1回路を除く第2回路とを有する模擬回路を、前記第1回路と前記第2回路とに分割する第1機能と、
    前記第1及び第2回路を解析する第2機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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