JP2016009310A - 紙幣取引装置 - Google Patents

紙幣取引装置

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Abstract

【課題】信頼性を高め得る。
【解決手段】紙幣を出金する紙幣入出金部16と、紙幣の記番号を読み取る鑑別部18と、出金する紙幣の記番号を記憶する記憶部13と、出金する紙幣の記番号を顧客に通知する明細票処理部32及び明細票発行口8と、紙幣入出金部16から顧客が紙幣を取り忘れた際、記番号を顧客から取得する操作表示部6と、操作表示部6から取得した記番号が、記憶部13に記憶された記番号と一致するか否かを判定し、一致した場合、顧客が取り忘れた紙幣を出金させる制御部12とを設ける。
【選択図】図7

Description

本発明は紙幣取引装置に関し、例えば紙幣等の媒体を投入して所望の取引を行う現金自動取引装置(ATM:Automatic Teller Machine)等に適用して好適なものである。
従来、金融機関や店舗等で使用される現金自動取引装置等においては、顧客との取引内容に応じて、例えば顧客に紙幣や硬貨等の現金を入金させ、また顧客へ現金を出金する。現金自動取引装置としては、例えば顧客との間で紙幣の授受を行う紙幣入出金部と、投入された紙幣の金種及び真偽を鑑別すると共に紙幣の記番号を識別する鑑別部と、投入された紙幣を一時的に保留する一時保留部と、紙幣を搬送する搬送部と、金種毎に紙幣を格納する紙幣収納庫とを有するものがある。
このような現金自動取引装置には、出金時に紙幣入出金部に集積された複数枚の紙幣の一部を顧客が取り忘れた場合に、正常に顧客が取り出した取出紙幣を紙幣入出金部に投入させ、当該取出紙幣の記番号を鑑別部で読み取り、取引情報と照合を行い、情報が一致したと判定した場合、取り忘れた取忘紙幣を返却するものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−146246号公報
しかしながらそのような場合、鑑別部において紙幣の記番号を正常に読み取れなかったり、搬送部を搬送している際に紙幣にジャムが発生したりしてしまい、現金自動取引装置が取忘紙幣を返却できない可能性があり、信頼性を保つことができないおそれがあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、信頼性を高め得る紙幣取引装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の紙幣取引装置においては、紙幣を出金する出金部と、紙幣の記番号を読み取る鑑別部と、出金する紙幣の記番号を記憶する記番号記憶部と、出金する紙幣の記番号を利用者に通知する記番号通知部と、出金部から利用者が紙幣を取り忘れた際、記番号を利用者から取得する記番号取得部と、記番号取得部が取得した記番号が、記番号記憶部に記憶された記番号と一致するか否かを判定し、一致した場合、利用者が取り忘れた紙幣を出金させる制御部とを設けるようにした。
この紙幣取引装置は、記番号を利用者から取得することにより、紙幣を紙幣取引装置内部に取り込むことなく、取り忘れた紙幣を利用者に返却することができる。
本発明によれば、記番号を利用者から取得することにより、紙幣を紙幣取引装置内部に取り込むことなく、取り忘れた紙幣を利用者に返却することができ、かくして本発明は、信頼性を高め得る紙幣取引装置を実現できる。
現金自動取引装置の構成を示す斜視図である。 紙幣入出金機の構成を示す左側面図である。 紙幣の構成を示す略線図である。 出金処理手順を示すフローチャートである。 明細票の構成を示す略線図である。 取忘回収処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による取忘返金処理手順を示すフローチャートである。 記番号入力画面を示す略線図である。 第2の実施の形態による取忘返金処理手順を示すフローチャートである。 記番号読取画面を示す略線図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.現金自動取引装置の構成]
図1に外観を示すように、現金自動取引装置1は、箱状の筐体2を中心に構成されており、例えば金融機関等に設置され、顧客との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行う。筐体2は、その前側に顧客が対峙した状態で紙幣の投入やタッチパネルによる操作等をしやすい箇所に接客部3が設けられている。
接客部3は、カード入出口4、入出金口5、操作表示部6、テンキー7、明細票発行口8及び記番号読取部38が設けられており、顧客との間で現金や通帳等を直接やり取りすると共に、取引に関する情報の通知や操作指示の受付を行う。カード入出口4は、キャッシュカード等の各種カードが挿入又は排出される部分である。カード入出口4の奥側には、各種カードに磁気記録された口座番号等の読み取りを行うカード処理部(図示せず)が設けられている。入出金口5は、顧客が入金する紙幣が投入されると共に、顧客へ出金する紙幣が排出される部分である。また入出金口5は、シャッタ11(図2)を駆動することにより開放又は閉塞する。操作表示部6は、取引に際して操作画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、取引の種類の選択、暗証番号や取引金額等を入力するタッチパネルとが一体化されている。テンキー7は、「0」〜「9」の数字等の入力を受け付ける物理的なキーであり、暗証番号や取引金額等の入力操作時に用いられる。明細票発行口8は、取引処理の終了時に取引内容等を印字した明細票を発行する部分である。明細票発行口8の奥側には、明細票に取引内容等を印字する明細票処理部32(図2)が設けられている。記番号読取部38は、読み取り面を前方に向けた光学式のスキャナであり、明細票又は紙幣が読み取り面に近付けられると、当該明細票又は紙幣に印刷された記番号を撮像し読み取る。
筐体2内には、現金自動取引装置1全体を統括制御する主制御部9や、紙幣に関する種々の処理を行う紙幣入出金機10等が設けられている。主制御部9は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部30から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して入金取引や出金取引等の種々の処理を行う。
以下では、現金自動取引装置1のうち顧客が対峙する側を前側とし、その反対を後側とし、当該前側に対峙した顧客から見て左及び右をそれぞれ左側及び右側とし、さらに上側及び下側を定義して説明する。
[1−2.紙幣入出金機の内部構成]
紙幣入出金機10は、図2に示すように、制御部12が各部(紙幣入出金部16、搬送部24、鑑別部18、一時保留部20、紙幣収納庫26、リジェクト庫28及び取忘れ庫22)を統括制御する。
制御部12は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部13から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して入金取引や出金取引等の種々の処理を行う。また制御部12は、現金自動取引装置1の外部に設けられ記憶部36を有するホストコンピュータ34と図示しないインタフェース部を介し接続されており、当該ホストコンピュータ34と各種データのやりとりを行う。記憶部13及び記憶部36は、鑑別部18が紙幣を鑑別した鑑別結果及び紙幣の記番号の識別結果等を顧客情報と合わせて取引情報として記憶する。
紙幣入出金機10の内部には、上側に紙幣入出金部16、紙幣の金種や真偽を判定する鑑別部18及び入金紙幣等を一時的に保留する一時保留部20等が設けられている。
紙幣入出金部16は、顧客から投入された紙幣を1枚ずつ分離し搬送部24へ繰り出す。また紙幣入出金部16は、当該紙幣入出金部16内部に紙幣が存在するか否かを検出する図示しない紙幣検知センサが設けられている。
搬送部24は、図示しないローラやベルト等により、図中太線で示す搬送路に沿って長方形の紙幣を短手方向に搬送する。搬送部24は、鑑別部18を前後方向に挿通させるように紙幣を搬送し、当該鑑別部18の後側と一時保留部20及び紙幣入出金部16とをそれぞれ接続している。また搬送部24は、鑑別部18の前側と紙幣入出金部16、紙幣収納庫26、リジェクト庫28及び取忘れ庫22とを接続している。
鑑別部18は、その内部で紙幣を搬送しながら、光学素子や磁気検出素子等を用いて当該紙幣の金種及び真偽、並びに損傷の程度等(正損)を鑑別し、その鑑別結果を制御部12へ通知する。また鑑別部18は、撮像した紙幣の画像データから、図3に示すように紙幣BL毎に付与されその紙幣の一面に予め印刷された英数字等で構成された紙幣識別情報である記番号IDを読み取り識別する。このとき鑑別部18は、識別した字を識別結果として制御部12へ通知する。これに応じて制御部12は、取得した鑑別結果及び識別結果を利用者情報としての顧客情報と合わせて取引情報として記憶部13及び記憶部36に記憶すると共に、鑑別結果及び識別結果に応じて紙幣の搬送先を変更する。
図3に示すように、紙幣BLには、例えば左上に記番号IDが付されている。記番号は、例えばアルファベット等の英語の文字と、0〜9の数字とにより構成されている。この記番号は、紙幣が現金自動取引装置1内部でジャムした場合や、顧客が取り忘れた紙幣を現金自動取引装置1が取り込んだ場合等、紙幣の特定が必要な際に、保存された記番号識別結果から紙幣を特定し、顧客へ証拠情報として提示する際に用いられる。また記番号は、現金自動取引装置1において偽造券が発見された場合、偽造券の記番号と、保存された記番号識別結果及び取引情報を照合し、現金自動取引装置1へ入金された経緯を特定したり、顧客が入金した紙幣の場合、顧客へ証拠情報として提示したりする際に用いられる。さらに記番号は、大量に流通している偽造券があり、それらの偽造券の記番号が特定されている場合、予めそれらの記番号を鑑別部18に登録し、ある一定数以上の字数が一致した紙幣が入金された場合にその紙幣を偽造券として検出する際にも用いられる。
一時保留部20は、入金時に顧客から紙幣入出金部16へ投入され鑑別部18で入金可能と鑑別された正常紙幣を、入金が確定するまで一時的に保留する。一方、鑑別部18で入金不可と鑑別されたリジェクト紙幣は、一時保留部20で保留されずに紙幣入出金部16へと排出される。
また紙幣入出金機10の内部には、下側に金種別の紙幣収納庫26と、鑑別部18において破損した紙幣(いわゆる損券)と鑑別された紙幣、偽札と判別された紙幣及び5千券や2千券等の還流されない金種の紙幣を格納するリジェクト庫28と、取引時に顧客が紙幣入出金部16から取り忘れた紙幣を回収して格納する取忘れ庫22とが設けられている。紙幣収納庫26は、収納排出機構により、搬送部24から搬送されてきた紙幣を取り込んで収納すると共に、収納されている紙幣を排出して搬送部24へ供給する。
かかる構成において現金自動取引装置1は、鑑別部18による紙幣の鑑別結果及び識別結果等をもとに主制御部9及び制御部12が各部を制御して、紙幣の入金処理及び出金処理等を行う。
すなわち現金自動取引装置1は、入金取引時、顧客により操作表示部6を介して入金取引が選択され、さらに入出金口5に紙幣が投入されると、投入された紙幣を紙幣入出金部16から1枚ずつ鑑別部18に搬送する。ここで現金自動取引装置1は、鑑別部18の鑑別結果及び識別結果に基づき入金可能と判定された紙幣については一時保留部20に搬送して一時的に収納する。一方で現金自動取引装置1は、入金に適さないと判定された紙幣については紙幣入出金部16へ戻して、シャッタ11を開くことで顧客に返却する。その後顧客により入金金額が確定されると、現金自動取引装置1は、一時保留部20に収納している紙幣を鑑別部18に搬送して鑑別結果及び記番号の識別結果を得る。ここで現金自動取引装置1は、鑑別部18の鑑別結果及び識別結果に基づき収納可能と判定された紙幣については、その金種に応じて各紙幣収納庫26へ搬送して保管する。一方で現金自動取引装置1は、収納に適さないと判定された紙幣については、リジェクト庫28へ搬送する。
一方出金取引時、現金自動取引装置1は、顧客により操作表示部6を介して出金取引が選択され出金金額が入力されると、要求金額に応じて必要な金種毎の紙幣枚数を認識し、この金種毎の紙幣枚数に応じて各紙幣収納庫26から紙幣を繰り出して鑑別部18に搬送して鑑別結果及び記番号の識別結果を得る。ここで現金自動取引装置1は、鑑別部18の鑑別結果及び識別結果に基づき出金可能と判定された紙幣については紙幣入出金部16に搬送する。一方で現金自動取引装置1は、出金に適さないと判定された紙幣については一時保留部20に搬送して一時的に収納する。そして要求金額分の紙幣が紙幣入出金部16へ集積されると、現金自動取引装置1は、シャッタ11を開ける。これにより紙幣入出金部16内に集積されている紙幣の受け取りが可能な状態となり、顧客がこの紙幣を受け取る。その後現金自動取引装置1は、一時保留部20に収納している紙幣をリジェクト庫28へと搬送して保管する。
[1−3.出金処理]
出金処理の具体的な処理手順について、図4のフローチャートを用いて説明する。制御部12は、操作表示部6を介して出金取引が選択されると、記憶部13から出金処理プログラムを読み出して実行することにより出金処理手順RT1を開始し、ステップSP1へ移る。
ステップSP1において制御部12は、顧客により顧客情報取得部としてのカード入出口4から挿入されたキャッシュカードから顧客の氏名、口座番号等の顧客情報を取得し、ステップSP2へ移る。
ステップSP2において制御部12は、顧客により操作表示部6を介して出金金額が入力されると、要求金額に応じて必要な金種毎の紙幣枚数を認識し、この金種毎の紙幣枚数に応じて各紙幣収納庫26から紙幣を繰り出して鑑別部18に搬送し、ステップSP3へ移る。
ステップSP3において制御部12は、鑑別部18において紙幣を鑑別すると共に記番号を読み取り、鑑別結果及び記番号の識別結果を得て、ステップSP4へ移る。
ステップSP4において制御部12は、記憶部13とホストコンピュータ34の記憶部36とに、鑑別結果及び記番号の識別結果を顧客情報と合わせて取引情報として記憶させ、ステップSP5へ移る。
ステップSP5において制御部12は、明細票処理部32により明細票に印字を行い図5に示す明細票RCを明細票発行口8から発行することにより顧客に当該明細票RCを受け渡し、ステップSP6へ移る。この明細票RCは、取引が行われた日付、顧客の氏名、顧客の口座番号、取引種別、取引金額及び取引店コードに加えて、取引毎に固有な番号である取引番号と、現金自動取引装置1が出金した全ての紙幣の記番号とが示されている。
このとき制御部12は、汚れ等により記番号を識別できなかった字については、例えば「A?C12?45678」のように、不読を示す不読文字(例えば「?」)で示された識別結果として取得し記憶部13及び記憶部36に記憶させると共に、明細票処理部32により不読文字を含んだ記番号を明細票RCに印字する。
ステップSP6において制御部12は、要求金額分の紙幣が紙幣入出金部16へ集積されると、シャッタ11を開け、紙幣入出金部16内に集積されている紙幣を顧客に受け渡すことにより出金し、シャッタ11を開けてから所定時間経過後に当該シャッタ11を閉じ、ステップSP7へ移り出金処理手順RT1を終了する。
[1−4.取忘回収処理]
取忘回収処理の具体的な処理手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。制御部12は、紙幣入出金部16に出金された紙幣を顧客が取り忘れたことを紙幣検知センサにより検出すると、記憶部13から取忘回収処理プログラムを読み出して実行することにより取忘回収処理手順RT2を開始し、ステップSP11へ移る。
ステップSP11において制御部12は、紙幣入出金部16のシャッタ11を閉じて、顧客が取り忘れた取忘紙幣を紙幣入出金部16から1枚ずつ鑑別部18に搬送し、ステップSP12へ移る。
ステップSP12において制御部12は、鑑別部18において取忘紙幣の記番号を読み取り記番号の識別結果を得て、ステップSP13へ移る。これにより制御部12は、出金時に顧客が紙幣入出金部16から取り出した紙幣の記番号と、取忘紙幣の記番号とを認識する。
ステップSP13において制御部12は、記憶部13とホストコンピュータ34の記憶部36とに、識別結果を顧客情報と合わせて取引情報として記憶させ、ステップSP14へ移る。
ステップSP14において制御部12は、取忘紙幣を鑑別部18から取忘れ庫22へ搬送して回収し、ステップSP15へ移り取忘回収処理手順RT2を終了する。
[1−5.取忘返金処理]
取忘返金処理の具体的な処理手順について、図7のフローチャートを用いて説明する。制御部12は、上述した取忘回収処理を行った後、紙幣を取り忘れたことに気付いた顧客により操作表示部6を介して取忘返金取引が選択されると、記憶部13から取忘返金処理プログラムを読み出して実行することにより取忘返金処理手順RT3を開始し、ステップSP21へ移る。
ステップSP21において制御部12は、顧客によりカード入出口4から挿入されたキャッシュカードから顧客情報を取得し、ステップSP22へ移る。
ステップSP22において制御部12は、図8に示す記番号入力画面DIP1を操作表示部6に表示させ、上述した出金処理において明細票RCに記載された記番号が顧客により操作表示部6を介して入力されるまで待ち受ける。この記番号入力画面DIP1は、紙幣を取り忘れた出金取引の際に現金自動取引装置1から発行された明細票RCに印字されている複数の記番号のうちの1つの記番号を記番号入力欄INに入力することを顧客に促している。このとき顧客は、紙幣を取り忘れた出金取引の際に現金自動取引装置1から発行された明細票RCに印字されている記番号のうちの1つを選択し操作表示部6を介して入力する。また顧客は、明細票RCに印字されている記番号に不読文字が含まれている場合、当該不読文字としてそのまま「?」を入力する。
記番号が顧客により入力されると、制御部12はステップSP23へ移り、入力された記番号に含まれる不読文字数は予め設定された所定の判定閾値未満であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、制御部12はステップSP24へ移る。一方ステップSP23において否定結果が得られると、制御部12は、後述する処理における、入力された記番号と記憶された記番号との照合処理は行わずにステップSP27へ移り取忘返金処理手順RT3を終了する。
ステップSP24において制御部12は、ステップSP21において取得した顧客情報及びステップSP22において入力された記番号と、出金処理時において記憶部13に記憶された顧客情報及び記番号とを照合し、ステップSP25へ移る。
ステップSP25において制御部12は、入力された記番号に対し返金する紙幣が存在するか否か、具体的には、ステップSP21で取得した顧客情報と一致する顧客情報を含む記憶部13に記憶された取引情報において、ステップSP22で入力された記番号が記憶されており、且つ当該取引情報が示す取引において取忘紙幣が発生しているか否かを判定する。
ここで肯定結果が得られると、このことは、入力された記番号は、顧客が紙幣を取り忘れた取引において現金自動取引装置1が紙幣入出金部16へ搬送した紙幣に付されていた記番号であることを表しており、このとき制御部12はステップSP26へ移り、顧客が入力した記番号が付された紙幣が含まれる出金取引における取忘紙幣を取忘れ庫22から繰り出して紙幣入出金部16へ集積しシャッタ11を開け、紙幣入出金部16内に集積されている取忘紙幣を顧客に受け渡すことにより返却し、ステップSP27へ移り取忘返金処理手順RT3を終了する。
一方ステップSP25において否定結果が得られると、このことは、入力された記番号は、顧客が紙幣を取り忘れた取引において現金自動取引装置1が紙幣入出金部16へ搬送した紙幣に付されていた記番号ではないことを表している。このとき制御部12はステップSP26をスキップすることにより紙幣を顧客に返却することなくステップSP27へ移り取忘返金処理手順RT3を終了する。
[1−6.効果]
以上の構成において現金自動取引装置1は、出金取引時において出金する紙幣の記番号を記憶すると共に当該記番号を明細票発行部としての明細票処理部32及び明細票発行口8から顧客に通知し、紙幣入出金部16から顧客が紙幣を取り忘れた際、顧客に対し操作部としての操作表示部6に記番号を入力させることで記番号を顧客から取得し、取得した記番号が、記憶部13に記憶された記番号と一致するか否かを判定し、一致した場合、顧客が取り忘れた紙幣を出金するようにした。
従来、出金時に紙幣入出金部に集積された複数枚の紙幣の一部を顧客が取り忘れた場合に、正常に顧客が取り出した取出紙幣を紙幣入出金部に投入させ、鑑別部において当該取出紙幣の記番号を読み取り、取引情報と照合を行い、情報が一致したと判定した場合、取忘紙幣を返却する現金自動取引装置があった。しかしながらそのような場合、鑑別部において紙幣の記番号を正常に読み取れなかったり、搬送部を搬送している際に紙幣にジャムが発生したりしてしまい、現金自動取引装置が取忘紙幣を返却できない可能性があった。またそのような現金自動取引装置においては、出金時に顧客が1枚も紙幣を紙幣入出金部から取り出すことなく全ての紙幣を取り忘れた場合、取出紙幣を投入することができないため、返却作業を行うことができなかった。
これに対し現金自動取引装置1は、取出紙幣を当該現金自動取引装置1内部に取り込むことなく、取忘紙幣を返却するようにした。このため現金自動取引装置1は、紙幣の記番号を正常に読み取れなかったり、搬送部を搬送している際に紙幣にジャムが発生してしまったりすることを防止でき、信頼性を向上させることができる。また現金自動取引装置は、取出紙幣を顧客に投入させる必要がないため、顧客が全ての紙幣を取り忘れた場合であっても、取忘紙幣を返却することができ、信頼性を向上させることができる。
さらに現金自動取引装置1は、取出紙幣を当該現金自動取引装置1内部に取り込まなくて済むため、取出紙幣を鑑別部18へ搬送して記番号を読み取る必要がなくなり取忘紙幣の返却処理を迅速に行うことができると共に、一旦紙幣入出金部16から顧客が取り出し現在顧客の手元にある紙幣を手放させる不安を顧客に感じさせることがない。
また従来、取忘紙幣が発生すると、行員が取引番号を入力する現金自動取引装置があった。しかしながらそのような現金自動取引装置においては、一般の顧客が操作することにより取忘紙幣を受け取ることは想定されていなかった。これに対し現金自動取引装置1は、紙幣を取り忘れた顧客自身に操作させることにより、取忘紙幣を返却できる。
ここで、記番号に含まれる不読文字数が多くなるほど、不読文字以外の識別できた文字数が少なくなるため、顧客が入力した記番号が、紙幣を取り忘れた取引の際に紙幣入出金部16に集積された紙幣の記番号ではなかったとしても、入力された記番号に対し返金する紙幣が存在すると現金自動取引装置1が判定してしまう可能性が高くなり、取忘返金処理における、入力された記番号と記憶された記番号との照合処理の信頼性は低下していく。これに対し現金自動取引装置1は、入力された記番号に含まれる不読文字数が予め設定された判定閾値未満である場合にのみ、記番号の照合処理を行うようにした。これにより現金自動取引装置1は、返金すべきでない紙幣を返金してしまう可能性を低減することができる。
しかしながら判定閾値を極端に小さい値(例えば1文字)に設定してしまうと、少し不読文字が存在しただけで、現金自動取引装置1は照合処理を行わなくなってしまい、取忘れ紙幣を顧客に返却できなくなってしまうため、利便性が低下してしまう。このため判定閾値は、照合処理における信頼性と、取忘れ紙幣を返却する際の利便性とを考慮した値に、管理者により予め設定される。
以上の構成によれば現金自動取引装置1は、紙幣を外部へ出金する紙幣入出金部16と、紙幣の記番号を読み取る鑑別部18と、出金する紙幣の記番号を記憶する記憶部13と、出金する紙幣の記番号を顧客に通知する明細票処理部32及び明細票発行口8と、紙幣入出金部16から顧客が紙幣を取り忘れた際、記番号を顧客から取得する操作表示部6と、操作表示部6から取得した記番号が、記憶部13に記憶された記番号と一致するか否かを判定し、一致した場合、顧客が取り忘れた紙幣を出金させる制御部12とを設けるようにした。これにより現金自動取引装置1は、記番号を顧客から取得することにより、紙幣を現金自動取引装置1内部に取り込むことなく、取忘紙幣を顧客に返却することができる。
[2.第2の実施の形態]
[2−1.現金自動取引装置及び紙幣入出金機の構成]
図1及び図2に示すように、第2の実施の形態による現金自動取引装置101は、第1の実施の形態による現金自動取引装置1と比べて、紙幣入出金機110の制御部112が紙幣入出金機10の制御部12と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。現金自動取引装置101は、現金自動取引装置1と同様の出金処理及び取忘回収処理を行うものの、異なる取忘返金処理を行う。
[2−2.取忘返金処理]
図9に示すように第2の実施の形態における取忘返金処理RT13は、第1の実施の形態における取忘返金処理手順RT3と比べて、ステップSP122がステップSP22と異なっているものの、他のステップは同様に構成されているため、以下ではステップSP122について主に説明する。
ステップSP122において制御部112は、図10に示す記番号読取画面DIP2を操作表示部6に表示させ、上述した出金処理において発行した明細票RCが顧客により記番号読取部38にかざされて記番号読取部38が当該明細票RCに印字された記番号を読み取るまで待ち受ける。この記番号読取画面DIP2は、明細票RCの印字面を記番号読取部38にかざすことを顧客に促している。このとき顧客は、紙幣を取り忘れた出金取引の際に現金自動取引装置101から発行された明細票RCの印字面を記番号読取部38にかざす。記番号読取部38は、所定の画像処理及び文字認識を行うことにより、明細票RCに印字された記番号を読み取り、識別結果を制御部12へ通知する。
[2−3.効果]
以上の構成において現金自動取引装置101は、出金取引時において出金する紙幣の記番号を記憶すると共に当該記番号を明細票処理部32及び明細票発行口8から顧客に通知し、紙幣入出金部16から顧客が紙幣を取り忘れた際、顧客に対し読取部としての記番号読取部38に明細票RCをかざさせ、記番号読取部38で記番号を撮像し読み取ることで記番号を顧客から取得し、取得した記番号が、記憶部13に記憶された記番号と一致するか否かを判定し、一致した場合、顧客が取り忘れた紙幣を出金するようにした。
これにより現金自動取引装置101は、顧客に対し記番号を操作表示部6に入力させるという作業を行わせる手間をなくすことができ、より一層顧客の操作の煩雑さを軽減できる。その他現金自動取引装置101は、現金自動取引装置1とほぼ同様の作用効果を奏する。
[3.他の実施の形態]
なお上述した第1の実施の形態においては、顧客が紙幣を取り忘れた取引において発行された明細票RCに印字されている複数の記番号のうちの1つの記番号を記番号入力欄INに入力することを顧客に促す場合について述べた。本発明はこれに限らず、明細票RCに印字された2以上の任意の個数の記番号を入力することを促しても良く、明細票RCに印字された全ての記番号を入力することを促しても良い。また、明細票RCに印字された記番号のうち、顧客が取り忘れた紙幣の記番号を入力することを促しても良い。第2の実施の形態においても同様である。
また明細票RCに印字されている記番号を入力させるのではなく、顧客が取り出した紙幣のうちの少なくとも1枚の紙幣に付された記番号を入力するよう促しても良い。この場合も、顧客が取り出した複数の紙幣のうちの2枚以上の複数枚の紙幣に付された複数の記番号を入力するよう促しても良く、顧客が取り出した全ての紙幣に付された全ての記番号を入力するよう促しても良い。現金自動取引装置が明細票を発行しない場合や、発行しても顧客が当該明細票を破棄してしまう場合もあるため、そのような場合であっても、顧客が手元に持っている紙幣の記番号を入力させるようにすれば、現金自動取引装置は、顧客が紙幣を取り忘れた取引において顧客が取り出した紙幣の記番号を取得でき、取引を特定することができる。要は現金自動取引装置1は、種々の方法により顧客から記番号を取得できれば良い。第2の実施の形態においても同様である。
さらに上述した実施の形態においては、顧客に対し、記番号入力画面DIP1の記番号入力欄INに記番号の全ての桁の字を入力させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、出金した紙幣に付されていた記番号のうち、共通している字は、予め記番号入力欄INに表示させておいても良い。その場合、顧客が記番号の全ての桁を入力せずに済み、顧客の手間を削減することができる。
さらに上述した実施の形態においては、記番号を明細票RCに印字する場合について述べた。本発明はこれに限らず、取得した顧客情報に基づき、例えば記番号を顧客に電子メールで送信しても良い。この場合、仮に明細票RCを破棄してしまったとしても、受信した電子メールを見ながら顧客が記番号を入力することができる。また、出金する紙幣の枚数が多い場合、印字する記番号の数も増加するため、明細票において印字するスペースを多く要し、明細票が長くなってしまう。これに対し記番号を電子メールで送信した場合、明細票のサイズが大きくなることを防止し明細票の紙を節約できると共に、大きいサイズの明細票を顧客に受け渡さずに済み、明細票を持ち運ばせ易くすることができる。要は現金自動取引装置1は、種々の方法により顧客へ記番号を通知できれば良い。
さらに上述した第2の実施の形態においては、顧客が紙幣を取り忘れた取引において発行された明細票RCを記番号読取部38にかざすよう促す場合について述べた。本発明はこれに限らず、顧客が紙幣を取り忘れた取引において顧客が取り出した紙幣の記番号部分を記番号読取部38にかざすよう促しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、取忘紙幣を取忘れ庫22に搬送して回収する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば取忘れ庫が設けられていない現金自動取引装置の場合、取忘紙幣を紙幣入出金部から鑑別部へ搬送して識別結果を取得した後、当該取忘紙幣を紙幣入出金部に搬送して集積させておいても良い。
さらに上述した実施の形態においては、顧客に対しキャッシュカードをカード入出口4に挿入させることにより、当該顧客の顧客情報を取得する場合について述べた。本発明はこれに限らず、生体認証等、種々の方法により個人認証を行い、顧客情報を取得しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、不読文字を含んだ記番号が付されている紙幣を紙幣入出金部16へ搬送して出金する場合について述べた。本発明はこれに限らず、不読文字が例えば判定閾値以上である記番号が付された紙幣を出金せずに、出金リジェクト紙幣としてリジェクト庫28へ搬送して格納しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、取忘返金処理において、記憶部13に記憶された記番号と、入力された記番号とを照合する場合について述べた。本発明はこれに限らず、ホストコンピュータ34の記憶部36に記憶された記番号と、入力された記番号とを照合しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、記憶部13に予め記憶させておいた出金処理プログラム、取忘回収処理プログラム及び取忘返金処理プログラムを読み出して実行する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースやIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3ab等のネットワーク、或いはCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の外部記憶媒体を介して、外部から出金処理プログラム、取忘回収処理プログラム及び取忘返金処理プログラムを取得して実行しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、現金を取引する現金自動取引装置1において、媒体としての紙幣を出金する場合に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば商品券や金券、入場券等のような薄い紙状の媒体を装置から排出する際に当該媒体が取り忘れられた場合、当該媒体に付された固有な識別字を取得する種々の装置に本発明を適用しても良い。また、例えば紙幣を入出する紙幣入出金機や紙幣を所定枚数毎に施封する施封小束支払機等、紙幣や硬貨の取引に関する種々の処理を行う複数種類の装置の組み合わせにより構成された現金処理装置に本発明を適用してもよい。
さらに上述した実施の形態においては、入金取引及び出金取引を行う現金自動取引装置1に本発明を適用する場合について述べたが、入金取引のみを行う装置又は出金取引のみを行う装置に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、出金部としての紙幣入出金部16と、鑑別部としての鑑別部18と、記番号記憶部としての記憶部13と、記番号通知部としての明細票処理部32及び明細票発行口8と、記番号取得部としての操作表示部6と、制御部としての制御部12とによって、紙幣取引装置としての現金自動取引装置1を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる出金部と、鑑別部と、記番号記憶部と、記番号通知部と、記番号取得部と、制御部とによって、紙幣取引装置を構成しても良い。
本発明は、紙幣の記番号を判別し管理する種々の装置でも利用できる。
1、101……現金自動取引装置、2……筐体、3……接客部、4……カード入出口、5……入出金口、6……操作表示部、7……テンキー、8……明細票発行口、9……主制御部、10、110……紙幣入出金機、11……シャッタ、12、112……制御部、13……記憶部、16……紙幣入出金部、18……鑑別部、20……一時保留部、22……取忘れ庫、24……搬送部、26……紙幣収納庫、28……リジェクト庫、30……記憶部、32……明細票処理部、34……ホストコンピュータ、36……記憶部、38…記番号読取部、RC……明細票、DIP1……記番号入力画面、DIP2……記番号読取画面、IN……記番号入力欄。

Claims (11)

  1. 紙幣を出金する出金部と、
    前記紙幣の記番号を読み取る鑑別部と、
    出金する前記紙幣の記番号を記憶する記番号記憶部と、
    出金する前記紙幣の記番号を利用者に通知する記番号通知部と、
    前記出金部から前記利用者が前記紙幣を取り忘れた際、前記記番号を前記利用者から取得する記番号取得部と、
    前記記番号取得部が取得した記番号が、前記記番号記憶部に記憶された記番号と一致するか否かを判定し、一致した場合、前記利用者が取り忘れた前記紙幣を出金させる制御部と
    を有する紙幣取引装置。
  2. 前記記番号取得部は、前記利用者が前記紙幣を取り忘れた取引において前記出金部へ搬送された前記紙幣の記番号の入力を受け付ける操作部である
    請求項1に記載の紙幣取引装置。
  3. 前記記番号通知部は、前記記番号を明細票に印字して発行する明細票発行部であり、
    前記操作部は、前記利用者が前記紙幣を取り忘れた取引において発行された前記明細票に印字された前記記番号の入力を受け付ける
    請求項2に記載の紙幣取引装置。
  4. 前記操作部は、前記利用者が前記紙幣を取り忘れた取引において前記利用者が前記出金部から取り出した紙幣に付されている記番号の入力を受け付ける
    請求項2に記載の紙幣取引装置。
  5. 前記記番号取得部は、前記利用者が前記紙幣を取り忘れた取引において前記出金部へ搬送された前記紙幣の記番号を撮像し読み取る読取部である
    請求項1に記載の紙幣取引装置。
  6. 前記記番号通知部は、前記記番号を明細票に印字して発行する明細票発行部であり、
    前記読取部は、前記利用者が前記紙幣を取り忘れた取引において発行された前記明細票に印字された前記記番号を撮像し読み取る
    請求項5に記載の紙幣取引装置。
  7. 前記読取部は、前記利用者が前記紙幣を取り忘れた取引において前記利用者が前記出金部から取り出した紙幣に付されている記番号を撮像し読み取る
    請求項5に記載の紙幣取引装置。
  8. 前記記番号通知部は、前記記番号における、前記鑑別部において読み取れなかった文字を不読文字として利用者に通知し、
    前記制御部は、前記記番号取得部が取得した記番号に含まれる不読文字が所定文字数未満であった場合、前記記番号取得部が取得した記番号が、前記記番号記憶部に記憶された記番号と一致するか否かを判定する
    請求項1に記載の紙幣取引装置。
  9. 前記記番号取得部は、前記紙幣取引装置内部に前記紙幣を取り込むことなく、前記記番号を前記利用者から取得する
    請求項1に記載の紙幣取引装置。
  10. 前記利用者の利用者情報を取得する利用者情報取得部をさらに有し、
    前記記番号記憶部は、前記記番号及び前記利用者情報を対応づけて取引情報として記憶し、
    前記制御部は、前記利用者情報取得部が取得した利用者情報と一致する利用者情報を含む前記記番号記憶部に記憶された取引情報において、取得した記番号が記憶されており、且つ当該取引情報が示す取引において取忘紙幣が発生しているか否かを判定する
    請求項1に記載の紙幣取引装置。
  11. 前記制御部は、前記出金部から前記利用者が前記紙幣を取り忘れた際、当該紙幣を取忘れ庫へ搬送して収納させる
    請求項1に記載の紙幣取引装置。
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