JP2016009100A - 車載用投影システム - Google Patents

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Hideo Nakanishi
秀夫 中西
平松 能行
Yoshiyuki Hiramatsu
能行 平松
圭介 米谷
Keisuke Yonetani
圭介 米谷
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【課題】従来にない高機能な車載用投影システムを提供することである。【解決手段】車載用投影システム10は、車両50のアームレスト53に設置され、映像を車両50の天井51に投影するプロジェクタ11と、プロジェクタ11と天井51の間に配置される可動式の手元スクリーン12であって、プロジェクタ11の映像が投影されることにより操作スイッチ13となる手元スクリーン12とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車載用投影システムに関し、より詳しくは車両の天井をスクリーンとして利用する車載用投影システムに関する。
車内にプロジェクタを設置して、大画面で映像を楽しみたいというニーズがある。例えば、特許文献1は、プロジェクタ及びスクリーンが車両の天井に設置されるコンソールに取り付けられた車載用プロジェクタ装置を開示している。ところで、特許文献1の装置のように専用のスクリーンを設置しなくても、車両の天井が大画面のスクリーンとなり得る。特に、車高が高い場合、天井は好適なスクリーンとなる。
特開平7−162783号公報
車両の天井をスクリーンとして利用する車載用投影システムを構築する場合、プロジェクタを操作するスイッチを車内(例えば、後部座席付近)に設置する必要がある。しかし、他の車両設備や生産性等の関係上、操作スイッチの設置場所が限定される場合があるため、できるだけコンパクトなシステム設計が求められる。また、操作スイッチを含む当該投影システムは、洗練された無駄のないデザインであることが望まれる。
本発明に係る車載用投影システムの一態様は、車両のアームレスト又はセンターコンソールに設置され、映像を前記車両の天井に投影するプロジェクタと、前記プロジェクタの光路上に進退可能に配置される可動式のスクリーンであって、前記プロジェクタの映像が投影されることにより操作スイッチとなる手元スクリーンと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る車載用投影システムの好適な一態様において、少なくとも前記操作スイッチとなる領域を透明な状態から半透明な状態に変化させる調光手段を有する。
本発明に係る車載用投影システムの他の一態様は、車両のアームレスト又はセンターコンソールに設置され、映像を前記車両の天井に投影するプロジェクタと、前記プロジェクタ上を覆って前記アームレスト又は前記コンソールボックスに設置されたスクリーンであって、少なくとも一部の領域を透明な状態から半透明な状態に変化させる調光手段を有し、半透明な状態とした領域に前記プロジェクタの映像が投影されることにより操作スイッチとなる手元スクリーンと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る車載用投影システムの好適な一態様において、前記車両には、車外の映像を取得するカメラが設置されており、前記プロジェクタは、前記カメラにより取得された前記車外の映像を前記天井に投影する。
本発明に係る車載用投影システムによれば、車両の天井をスクリーンとして利用するため、大画面で映像を楽しむことができる。また、プロジェクタの映像が投影されて操作スイッチとなる手元スクリーンを備える、即ちプロジェクタを利用して操作スイッチを構成することにより、例えばコンパクトで安価なシステムが構築でき、洗練された無駄のないデザインを実現できる。
さらに、少なくとも操作スイッチとなる領域を透明な状態から半透明な状態に変化させる調光手段を有する構成とすれば、手元スクリーンを透明な状態にすることで、プロジェクタの光路上にスクリーンを配置した状態でも天井に映像を投影することができる。また、スクリーンの一部を半透明な状態として当該一部に操作スイッチを投影すれば、天井に映像を投影しながら、手元でのスイッチ操作が可能となる。
さらに、カメラにより取得された車外の映像、例えば車両の上空の映像を天井に投影する構成とすれば、サンルーフ・ムーンルーフを設けた場合と同様の開放感が得られる。なお、車両にサンルーフ・ムーンルーフを設ける場合は、天井の剛性を高める必要があるため、一般的には車重が増加する。
本発明によれば、従来にない高機能な車載用投影システムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態である車載用投影システム及び当該システムを搭載した車両を示す図である。 図1のアームレストの先端部の拡大図であって、(a)手元スクリーンを収納した状態、(b)手元スクリーンの使用状態をそれぞれ示す図である。 図2(b)のAA線断面図である。 本発明の第2の実施形態である車載用投影システムを示す図である。 図4の手元スクリーンを上から見た図である。 本発明の第3の実施形態である車載用投影システムを示す図である。 本発明の第4の実施形態である車載用投影システム及び当該システムを搭載した車両を示す図である。 本発明の他の実施形態である手元スクリーンを示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態の一例について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
実施形態では、車両として、後部座席を備えた自動車を例示する。本発明に係る車載用投影システムが搭載される自動車としては所謂ミニバンが好適であり、当該システムは、主に後部座席における使用を想定している。但し、車両はミニバンに限定されるものではなく、例えばセダンやクーペ、SUV等であってもよいし、助手席・運転席における使用を想定した設計としてもよい。
また、実施形態では、プロジェクタ及び手元スクリーンを後部座席のアームレストに設置しているが、これらはセンターコンソールに設置してもよい。センターコンソールは、運転席と助手席の間に配置される車両設備であって、コンソールボックスとも呼ばれる。センターコンソールには、様々な形態が存在し、例えばシフトレバーや各種スイッチ類、ドリンクホルダー、小物入れ等が設けられる。
<第1の実施形態>
図1〜図3を参照しながら、第1の実施形態である車載用投影システム10について詳細に説明する。
図1は、車載用投影システム10及び当該システムを搭載した車両50を示す。
図1に示すように、車載用投影システム10が搭載される車両50は、スクリーンとして利用される天井51、アームレスト53が設けられた後部座席52、ダッシュボード55等を有する。車両50は、例えば車高が高いミニバンであり、後部座席52のリクライニング機能を有することが好ましい。図1に示す例では、後部座席52(例えば、2列目シート)の直上よりもやや前方の天井51に、後述するプロジェクタ11(図2参照)の映像が投影されている。天井51のスクリーンとして利用される部分には、室内灯やスイッチ類、サンルーフ・ムーンルーフ等がなく、大きな凹凸を有さないことが好適である。
アームレスト53は、例えば3人掛けである後部座席52の左右中央に設けられており、後部座席52の背もたれ部分に形成された収納スペース54に収納可能な可動式である。車載用投影システム10は、収納スペース54からアームレスト53を引き出した状態で使用される(以下、アームレスト53についての方向は、収納スペース54から引き出した状態における方向を意味する)。アームレスト53の形状等は、特に限定されず、例えば前後方向に長い略直方体形状を有する。
ダッシュボード55には、例えばDVDプレイヤーやナビゲーション装置、TV、オーディオ装置、又はこれらが一体化した装置等が設置されている(いずれも図示せず)。プロジェクタ11は、DVDプレイヤーやTV(これらが一体化した装置)に接続されており、後述する操作スイッチ13(図2参照)は、例えばプロジェクタ11及び当該DVDプレイヤー等の操作に用いられる。
図2はアームレスト53の先端部の拡大図、図3は図2(b)のAA線断面図である。
図2及び図3に示すように、車載用投影システム10は、天井51に映像を投影するプロジェクタ11と、プロジェクタ11の光路上に進退可能に配置される可動式の手元スクリーン12とを備える。手元スクリーン12は、操作スイッチ13として機能する(図2(b)参照)。本実施形態では、プロジェクタ11及び手元スクリーン12が後部座席52のアームレスト53に設置されている。
プロジェクタ11は、アームレスト53に内蔵可能で、天井51に映像を投影できるものであれば特に限定されない。プロジェクタ11には、従来公知のLCDプロジェクタやDLPプロジェクタ等を用いることができる。プロジェクタ11は、例えば上記DVDプレイヤーで再生されたDVDや上記TV等の映像を天井51に投影することができる。また、プロジェクタ11は、モバイル機器(ポータブルDVDプレイヤー、タブレット、スマートフォン、ゲーム機等)との接続を可能とし、これらの映像を投写する構成としてもよい。
プロジェクタ11は、例えばアームレスト53の先端面(前面)から映像を天井51に向かって投写できるように、アームレスト53の先端部に内蔵されている。本実施形態では、アームレスト53の前面に凹部17が形成されており、凹部17内にプロジェクタ11の投写レンズが配置されている。これにより、アームレスト53の前面からプロジェクタ11が張り出さないため、意匠性が良好になり、またプロジェクタ11の破損を抑制できる。
プロジェクタ11の投写レンズは、真上よりもやや前方に傾いた状態で配置されることが好適である。車載用投影システム10は、例えば投写レンズの角度変更機能を有する。これにより、映像が投影される天井51の位置を変更することができる。投写レンズの角度は、例えば操作スイッチ13を用いて変更することができる。
手元スクリーン12は、アームレスト53の先端部であって、プロジェクタ11の上方に設置されている。手元スクリーン12は、例えば前後方向にスライド可能な可動式であり、アームレスト53には、手元スクリーン12を収容可能な収納スペース16を設けることが好適である。収納スペース16は、アームレスト53の前面から後方に向かって形成された凹部であって、手元スクリーン12の全体を収納可能な寸法を有する(図2(a)参照)。手元スクリーン12は、上記のように、操作スイッチ13として機能するものであり、使用時に収納スペース16から引き出される。手元スクリーン12は、バネを用いた所謂プッシュオープン機構により前方にスライドする構成としてもよい。
手元スクリーン12は、前方に移動したときに、プロジェクタ11と天井51の間、即ちプロジェクタ11の光路上に配置される(図2(b)、図3参照)。そして、プロジェクタ11の映像が手元スクリーン12に投影されることにより、手元スクリーン12の少なくとも一部が操作スイッチ13となる。つまり、手元スクリーン12の少なくとも一部に操作スイッチ13の映像が投影される。このとき、天井51に投影される映像には、例えば操作スイッチ13に対応する範囲(手元スクリーン12により遮られた範囲)に影ができる。車載用投影システム10は、例えば手元スクリーン12を収納スペース16から出し、プロジェクタ11の光路上に配置する操作と連動してプロジェクタ11の映像を切り換え、操作スイッチ13の映像を投写することが好適である。
本実施形態では、半透明な基板14、及び当該基板上に形成された透明電極15により手元スクリーン12が構成されている(図3参照)。手元スクリーン12は、例えば後述の調光機能を有さず、全域が半透明であり、全域に操作スイッチ13を投影することができる。図3に示す例では、天井51に投影される映像の半分程度を遮るように手元スクリーン12がプロジェクタ11の光路上に張り出しているが、手元スクリーン12はさらに張り出す設計としてもよいし、より小さく張り出す設計としてもよい。
手元スクリーン12には、スクリーンを上方から見たときに、下方から投写される操作スイッチ13の映像がスクリーン上に映し出されることが要求される。また、手元スクリーン12上に映し出された操作スイッチ13をタッチすることにより、プロジェクタ11等の操作を可能にする必要がある。本実施形態では、半透明な基板14が操作スイッチ13の映像を拡散することにより、手元スクリーン12上に操作スイッチ13の映像が映し出される。基板14は、光拡散用のフィラーを含有した樹脂パネルであることが好ましく、例えばフィラーの含有量を調整することで透明度を適宜変更可能である。操作スイッチ13の操作は、透明電極15を設けたことにより実現でき、透明電極15を有する手元スクリーン12は、例えば静電容量方式のタッチパネルとして機能する。
操作スイッチ13の種類としては、特に限定されず、例えば映像の再生や停止、早戻し、早送り、音量調整、チャンネル切り替え、またプロジェクタ11の停止や投写レンズの角度調整等を操作するスイッチが挙げられる。さらに、操作スイッチ13には、温度調整や風量調整等を可能とするヒーコンパネルのスイッチが含まれていてもよい。上記のように、手元スクリーン12は、タッチパネル機能を有するため、スクリーン上に映し出された操作スイッチ13をタッチすることで目的とする操作を行うことができる。なお、手元スクリーン12を収納スペース16から出し、プロジェクタ11の光路上に配置する操作と連動して、プロジェクタ11がON操作される構成としてもよい。
上記構成を備えた車載用投影システム10によれば、天井51をスクリーンとして利用するため、大画面で映像を楽しむことができる。また、天井51等に専用のスクリーンを設置する必要がなく、例えば天井51の見た目が悪くなる、ルームミラーの視界が遮られるといった問題が発生しない。さらに、プロジェクタ11の映像を手元スクリーン12に投影して操作スイッチ13を構成することにより、例えばコンパクトで安価なシステムが構築でき、洗練された無駄のないデザインを実現できる。
<第2の実施形態>
図4及び図5を参照しながら、第2の実施形態である車載用投影システム20について詳細に説明する。図4は、図3に対応する断面図、図5は、手元スクリーン21を上から見た図である。以下では、上記実施形態との相違点を説明し、上記実施形態と同様の構成要素については同じ符号を用いて重複する説明を省略する(第3及び第4の実施形態についても同様)。
図4及び図5に示すように、車載用投影システム20は、手元スクリーン21が調光手段を有する点で、車載用投影システム10と異なる。調光手段は、少なくとも操作スイッチ13となる領域(手元スクリーン21の全域であってもよく、一部の領域であってもよい)を透明な状態から半透明な状態に変化させる。車載用投影システム20では、調光手段により半透明な状態とされた領域21xにプロジェクタ11の映像を投影することで、手元スクリーン21の領域21xが操作スイッチ13となる。図4に示す例では、天井51に投影される映像の略全てを遮るように手元スクリーン21がプロジェクタ11の光路上に張り出している。
本実施形態では、液晶22を用いて、手元スクリーン21に調光機能を付与している(図4参照)。手元スクリーン21では、液晶22に電圧を印加して配向を制御する透明電極23,24を液晶22の上下に配置して調光手段を構成している。調光手段の上面には、例えば絶縁層27を介してタッチパネルが設けられている。タッチパネルは、手元スクリーン12の場合と同様に、基板25(例えば、樹脂フィルム)及び透明電極26で構成することができる。手元スクリーン21は調光手段を有するため、基板25は透明であることが好ましい。図4に例示する調光手段は、手元スクリーン21の全域に設けられていてもよいし、一部の領域のみに設けられていてもよい。
車載用投影システム20によれば、調光手段により手元スクリーン21を透明な状態にすることで、プロジェクタ11の光路上に手元スクリーン21が配置された状態においても、天井51に映像を投影することができる。ゆえに、手元スクリーン21は、固定式であってもよいが、アームレスト53xの前面から延出する形態の場合、収納スペース16xに格納できることが好適である。車載用投影システム20では、例えば手元スクリーン21の全域に調光手段が設けられ、スクリーンに触れることで触れた部分の周辺のみが半透明な領域21xとなり、当該領域21xに操作スイッチ13が投影される(図5参照)。操作スイッチ13の位置や範囲は、ユーザーの操作により任意に変更できることが好ましい。半透明な領域21xを手元スクリーン21の一部に形成することで、天井51に映像を投影しながら手元でのスイッチ操作が可能となる。
<第3の実施形態>
図6を参照しながら、第3の実施形態である車載用投影システム30について詳細に説明する。図6は、車載用投影システム30を構成するプロジェクタ11及び手元スクリーン31が設置されたアームレスト53yを示している。
図6に示すように、車載用投影システム30は、手元スクリーン31がプロジェクタ11上を覆ってアームレスト53yに設置されている、即ち手元スクリーン31の位置が固定されている点で、上記実施形態と異なる。一方、手元スクリーン31は、少なくとも一部の領域を透明な状態から半透明な状態に変化させる調光手段を有する点で、車載用投影システム20の手元スクリーン21と共通している。手元スクリーン31は、調光手段により半透明な状態にされた領域にプロジェクタ11の映像が投影されることで操作スイッチ13(図6では図示せず)となる。
手元スクリーン31の調光手段としては、手元スクリーン21と同じ構成を適用できる。手元スクリーン31は、タッチパネル機能を有することが好ましく、例えば手元スクリーン21と同じ構造を有する。図6に示す例では、アームレスト53yの上面と略面一となるように、手元スクリーン31がアームレスト53yに埋め込まれている。
車載用投影システム30の場合も、手元スクリーン31に触れることで触れた部分の周辺のみが透明な状態から半透明な状態に変化し、当該半透明な領域に操作スイッチ13が映し出されることが好適である。これにより、手元スクリーン31がプロジェクタ11の光路上に固定されていても、天井51に映像を投影することが可能となり、また天井51に映像を投影しながら手元でのスイッチ操作が可能となる。
<第4の実施形態>
図7を参照しながら、第4の実施形態である車載用投影システム40について詳細に説明する。図7は、車載用投影システム40及び当該システムを搭載した車両50zを示している。
図7に示すように、車両50zには、車外の映像を取得するカメラ56が設置されている。車載用投影システム40は、カメラ56により取得された車外の映像をプロジェクタ11(図7では図示せず)により天井51に投影する構成を有している点で、上記実施形態と異なる。プロジェクタ11は、カメラ56と接続されており、例えばカメラ56が撮影する映像をリアルタイムで天井51に投影する。なお、プロジェクタ11は、カメラ56以外の映像も天井51に投影する。車載用投影システム40には、上記実施形態の手元スクリーンを適用でき、操作スイッチ13を用いて天井51に投影する映像を変更することができる。
本実施形態では、ダッシュボード55上にカメラ56が設置されている。カメラ56は、例えば車両50zの上空の映像を撮影する。プロジェクタ11が当該上空の映像をリアルタイムで天井51に投影することにより、サンルーフ・ムーンルーフを設けた場合と同様の開放感が得られる。なお、カメラ56は、既設のカメラ(例えば、車両50zの前方を撮影するドライビングカメラ)であってもよい。
上記各実施形態は、本発明の目的を損なわない範囲で適宜設計変更できる。
例えば、手元スクリーンにプロジェクタの光を当て、足元灯として利用してもよい。また、図8に例示するように、第2の実施形態の手元スクリーン21に対して、プロジェクタの映像を利用しないスイッチ28,29を設置してもよい。スイッチ28,29には、プッシュ式のスイッチを適用できる。スイッチ28は、例えばプロジェクタのON/OFF操作を行うスイッチであり、スイッチ29は、調光手段のON/OFF操作を行うスイッチである。
10,20,30,40 車載用投影システム、11 プロジェクタ、12,21,31 手元スクリーン、13 操作スイッチ、14 基板、15,23,24,26 透明電極、16,54 収納スペース、17 凹部、21x 領域、22 液晶、25 基板、27 絶縁層、28,29 スイッチ、50,50z 車両、51 天井、52 後部座席、53,53x,53y アームレスト、55 ダッシュボード、56 カメラ

Claims (4)

  1. 車両のアームレスト又はセンターコンソールに設置され、映像を前記車両の天井に投影するプロジェクタと、
    前記プロジェクタの光路上に進退可能に配置される可動式のスクリーンであって、前記プロジェクタの映像が投影されることにより操作スイッチとなる手元スクリーンと、
    を備える車載用投影システム。
  2. 前記手元スクリーンは、少なくとも前記操作スイッチとなる領域を透明な状態から半透明な状態に変化させる調光手段を有する、請求項1に記載の車載用投影システム。
  3. 車両のアームレスト又はセンターコンソールに設置され、映像を前記車両の天井に投影するプロジェクタと、
    前記プロジェクタ上を覆って前記アームレスト又は前記コンソールボックスに設置されたスクリーンであって、少なくとも一部の領域を透明な状態から半透明な状態に変化させる調光手段を有し、半透明な状態とした領域に前記プロジェクタの映像が投影されることにより操作スイッチとなる手元スクリーンと、
    を備える車載用投影システム。
  4. 前記車両には、車外の映像を取得するカメラが設置されており、
    前記プロジェクタは、前記カメラにより取得された前記車外の映像を前記天井に投影する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車載用投影システム。
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