JP2016008686A - 燃料ガス充填システム及び燃料ガス充填方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】現在の燃料ガス充填状態に至った理由を正確に把握することが可能な燃料ガス充填システム及び燃料ガス充填方法を提供する。【解決手段】燃料ガスステーションの充填装置を介して燃料ガスを車両の燃料タンクに充填する燃料ガス充填システムであって、充填装置による車両に対する燃料ガス充填状態を判定する充填状態判定手段と、燃料ガス充填状態の判定根拠を検出する判定根拠検出手段と、燃料ガス充填状態及び判定根拠のうち少なくとも判定根拠を表示部に表示する表示手段と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、燃料ガス充填システム及び燃料ガス充填方法に関する。
特許文献1には、水素ステーションのディスペンサ(充填装置)を介して水素ガス(燃料ガス)を車両の燃料タンクに充填する水素ガス充填システムが開示されている。この水素ガス充填システムは、充填中における水素ガスの充填流量等の情報が、ディスペンサの表示部に表示されるように構成されている。
特開2011−33068号公報
ところで、このような水素ガス充填システムでは、所定量の水素ガスが充填されて充填が完了した場合以外にも、様々な理由により、水素ガス充填が停止することがある。このような場合に、ディスペンサの表示部に水素充填状態として「充填停止状態」とのみ表示したのでは、どのような理由により充填停止状態となったのかが不明となる。そうすると、ディスペンサの表示部を見ても、現在の水素充填状態に至った理由を正確に把握できず、水素充填状態に応じた適切な対応を取ることが困難となる。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、現在の燃料ガス充填状態に至った理由(根拠)を正確に把握することが可能な燃料ガス充填システム及び燃料ガス充填方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、燃料ガスステーションの充填装置を介して燃料ガスを車両の燃料タンクに充填する燃料ガス充填システムが提供される。燃料ガス充填システムは、充填装置による車両に対する燃料ガス充填状態を判定する充填状態判定手段と、燃料ガス充填状態の判定根拠を検出する判定根拠検出手段と、燃料ガス充填状態及び判定根拠のうち少なくとも判定根拠を表示部に表示する表示手段と、を備える。
本発明によれば、燃料ガス充填状態及び判定根拠のうち少なくとも判定根拠を表示部に表示するので、現在の燃料ガス充填状態に至った判定根拠(理由)を正確に把握することできる。これにより、燃料ガス充填状態の判定根拠を利用して、燃料ガス充填状態に応じた適切かつ迅速な対応を取ることが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態による水素充填システムの概略構成図である。 図2は、本実施形態による水素充填制御について説明するフローチャートである。 図3は、通信充填処理の内容について説明するフローチャートである。 図4は、非通信充填処理の内容について説明するフローチャートである。 図5は、表示制御の内容について説明するフローチャートである。 図6は、表示制御で使用される表示内容選択テーブルの一例を示す図である。 図7Aは、非通信充填待機状態の場合におけるディスペンサ表示部の表示内容を示す図である。 図7Bは、非通信充填待機状態の場合におけるステーション側表示部の表示内容を示す図である。 図7Cは、非通信充填待機状態の場合における車両側表示部の表示内容を示す図である。 図8Aは、通信充填正常終了状態の場合におけるディスペンサ表示部の表示内容を示す図である。 図8Bは、通信充填正常終了状態の場合におけるステーション側表示部の表示内容を示す図である。 図8Cは、通信充填正常終了状態の場合における車両側表示部の表示内容を示す図である。 図9Aは、通信充填異常終了状態の場合におけるディスペンサ表示部の表示内容を示す図である。 図9Bは、通信充填異常終了状態の場合におけるステーション側表示部の表示内容を示す図である。 図9Cは、通信充填異常終了状態の場合における車両側表示部の表示内容を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態による水素充填システム1の概略構成図である。
水素充填システム1は、水素ステーション100のディスペンサ30を介して、燃料ガスとしての水素ガスを車両200の燃料タンク210に充填する燃料ガス充填システムである。
車両200は、燃料タンク210に充填された水素ガスを燃料とする燃料電池を備え、燃料電池の発電電力によって駆動モータ等を駆動して走行する。車両200は、燃料タンク210と、燃料タンク210のガス供給部を構成する充填口211と、燃料タンク210内の状態を検出するための車両側圧力センサ221及び車両側温度センサ222と、車両側通信機230と、車両側表示部240と、車両コントローラ250と、を備える。
車両側圧力センサ221及び車両側温度センサ222は、それぞれ燃料タンク210に取り付けられる。車両側圧力センサ221は、燃料タンク210内の水素ガスの圧力Pvを検出する。車両側温度センサ222は、燃料タンク210内の水素ガスの温度Tvを検出する。
車両200には燃料タンク210が搭載されており、燃料タンク210のガス供給部としての充填口211は車両200の側部に設けられている。充填口211は、燃料タンク210に水素を充填する際に水素ステーション100のディスペンサ30の充填ノズル32が接続される部位である。
車両側通信機230は、例えば赤外線通信機であって、充填口211に隣接するように車両200の側部に設けられる。車両側通信機230は、ディスペンサ30の充填ノズル32が車両200の充填口211に接続された場合に、充填ノズル32に設けられたステーション側通信機33との間で赤外線通信を行うように構成されている。車両側通信機230は、車両コントローラ250からの送信指令に基づいて、燃料タンク210に水素ガスを充填する際に必要な車両側情報を、所定の間隔(例えば100ミリ秒)でステーション側通信機33に送信する。
車両側情報は、複数のデータで構成されており、固定情報と変動情報とを含む。固定情報には、車両側通信機230とステーション側通信機33との間で通信を行う際に必要なプロトコル情報及び通信ソフトウェアのバージョン情報や、充填口211の形状等に関する情報、燃料タンク210の容積等に関する情報が含まれる。変動情報には、車両側圧力センサ221及び車両側温度センサ222で検出した燃料タンク210内の水素ガスの圧力及び温度や、燃料タンク210に水素ガスを充填可能な状態であるか否か示す充填可否情報が含まれる。
車両側表示部240は、運転席の前方に配置され、車両状態や水素充填状態等をドライバに対して表示するディスプレイである。このように、車両側表示部240は、運転席に着座したドライバが視認可能なように設けられる。車両側表示部240は、他のシステムから独立した表示装置ではなく、例えばナビゲーションシステムと兼用される表示装置であってもよい。
車両コントローラ250は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えるマイクロコンピュータとして構成される。
車両コントローラ250には、車両側圧力センサ221及び車両側温度センサ222の検出値や、充填口211に充填ノズル32が接続されたか否かを検出する車両側接続センサの検出値のほか、車両200の制御に必要な各種センサの検出値が入力される。車両コントローラ250は、充填口211に充填ノズル32が接続された場合等、燃料タンク210に水素ガスを充填する可能性がある場合に、車両側通信機230に対して車両側情報送信指令を出力する。
次に、図1を参照して、水素充填システム1の一部を構成する水素ステーション100について説明する。
水素ステーション100(燃料ガスステーション)は、輸送されてきた既製の水素ガスを貯蔵するオフサイト型ステーションである。水素ステーション100は、コンプレッサ10と、複数の貯蔵タンク20と、ディスペンサ30と、制御装置300と、を備える。
コンプレッサ10は、トレーラ等によって輸送されてきた輸送タンク2内の既製の水素ガスを、加圧圧縮して各貯蔵タンク20に供給する。輸送タンク2内の水素ガスの圧力は、例えば20MPaに設定されている。
貯蔵タンク20は、車両200の燃料タンク210に充填するための水素ガスを貯蔵する。本実施形態では、貯蔵タンク20は、低圧貯蔵タンク21、中圧貯蔵タンク22及び高圧貯蔵タンク23の3つのタンクで構成される。低圧貯蔵タンク21、中圧貯蔵タンク22及び高圧貯蔵タンク23の貯蔵上限圧力は、それぞれ40Mpa、60Mpa、80Mpaに設定されている。各貯蔵タンク21−23には、各貯蔵タンク21−23内の水素ガスの圧力を検出するための貯蔵圧センサ41−43が取り付けられる。
貯蔵タンク20は、上流配管11を介してコンプレッサ10に接続され、下流配管15を介してディスペンサ30に接続される。
上流配管11は、コンプレッサ10によって加圧圧縮された水素ガスを各貯蔵タンク21−23に供給するためのガス流路である。上流配管11は、メイン流路11Aと、分岐流路11Bとから構成される。メイン流路11Aの上流端はコンプレッサ10に接続される。分岐流路11Bは、メイン流路11Aの下流端から3本に分岐して、各貯蔵タンク21−23の入口部に接続される。
低圧貯蔵タンク21に接続する分岐流路11Bには、当該流路を開閉する第1上流開閉弁12が設けられる。また、中圧貯蔵タンク22に接続する分岐流路11Bには当該流路を開閉する第2上流開閉弁13が設けられ、高圧貯蔵タンク23に接続する分岐流路11Bには当該流路を開閉する第3上流開閉弁14が設けられる。これら開閉弁12,13,14の開度は制御装置300のコントローラ310によって制御される。
下流配管15は、各貯蔵タンク21−23に貯蔵された水素ガスをディスペンサ30に供給するためのガス流路である。下流配管15は、メイン流路15Aと、分岐流路15Bとから構成される。メイン流路15Aの下流端はディスペンサ30に接続される。分岐流路15Bは、メイン流路15Aの上流端から3本に分岐して、各貯蔵タンク21−23の出口部に接続される。
低圧貯蔵タンク21に接続する分岐流路15Bには、当該流路を開閉する第1下流開閉弁16が設けられる。また、中圧貯蔵タンク22に接続する分岐流路15Bには当該流路を開閉する第2下流開閉弁17が設けられ、高圧貯蔵タンク23に接続する分岐流路15Bには当該流路を開閉する第3下流開閉弁18が設けられる。さらに、配管15のメイン流路15Aには、各貯蔵タンク21−23からディスペンサ30に供給される水素ガスの流量を調整するための流量調整弁19が設けられる。これら開閉弁16,17,18及び流量調整弁19の開度は制御装置300のコントローラ310によって制御される。
なお、メイン流路15Aには、メイン流路15A内を流れる水素ガスの流量を検出する流量センサ44が設けられている。流量調整弁19の開度は、メイン流路15Aを流れる水素ガスの流量が所望の流量となるように、流量センサ44の検出値に基づいてフィードバック制御される。
水素ステーション100において、低圧貯蔵タンク21に水素ガスを貯蔵する場合、コントローラ310は、第1上流開閉弁12のみを開弁状態とし、その他の開閉弁を閉弁状態として、コンプレッサ10によって輸送タンク2からの水素ガスを低圧貯蔵タンク21に供給する。中圧貯蔵タンク22に水素ガスを貯蔵する場合、コントローラ310は、第2上流開閉弁13のみを開弁状態とし、その他の開閉弁を閉弁状態として、コンプレッサ10によって輸送タンク2からの水素ガスを中圧貯蔵タンク22に供給する。高圧貯蔵タンク23に水素ガスを貯蔵する場合、コントローラ310は、第3上流開閉弁14のみを開弁状態とし、その他の開閉弁を閉弁状態として、コンプレッサ10によって輸送タンク2からの水素ガスを高圧貯蔵タンク23に供給する。
ディスペンサ30は、各貯蔵タンク21−23に選択的に接続され、接続された貯蔵タンク20内の水素ガスを車両200の燃料タンク210に充填する充填装置である。ディスペンサ30は、燃料タンク210内の圧力上昇に併せて低圧貯蔵タンク21、中圧貯蔵タンク22、高圧貯蔵タンク23の順に接続され、貯蔵タンク内圧力と燃料タンク内圧力との差圧を利用して燃料タンク210に水素ガスを充填する。
ディスペンサ30は、充填ホース31と、充填ノズル32と、ステーション側通信機33と、ステーション側圧力センサ34と、ステーション側温度センサ35と、ディスペンサ表示部36と、を備える。
充填ホース31は、ディスペンサ本体と充填ノズル32とを接続し、各貯蔵タンク21−23からの水素ガスを車両200の燃料タンク210へと導くホースである。
充填ノズル32は、充填ホース31の先端に設けられる。充填ノズル32は、水素充填時に、車両200の充填口211に接続される。水素ステーション100ではディスペンサ30は操作者によって操作され、充填ノズル32も当該操作者によって車両200の充填口211に接続される。なお、ディスペンサ30を操作する操作者には、ステーション側の従業員や車両200のドライバ等が含まれる。
ステーション側通信機33は、例えば充填ノズル32に設けられた赤外線通信機である。ステーション側通信機33は、充填ノズル32が車両200の充填口211に接続された場合に、車両側通信機230との間で赤外線通信を行うように構成されている。ステーション側通信機33で受信した車両側情報は、制御装置300のコントローラ310に入力される。
ステーション側圧力センサ34及びステーション側温度センサ35は、それぞれディスペンサ30の本体に取り付けられる。ステーション側圧力センサ34は、車両200の燃料タンク210に充填される水素ガスの圧力、すなわちステーション側圧力Psを検出する。ステーション側温度センサ35は、車両200の燃料タンク210に充填される水素ガスの温度、すなわちステーション側温度Tsを検出する。
ディスペンサ表示部36は、水素ガスの充填状態等に関する情報を表示するディスプレイであって、ディスペンサ30の本体の前面上部に配置される。本実施形態では、ディスペンサ表示部36を介して目標水素充填量等の入力ができるように、ディスペンサ表示部36はタッチパネル式のディスプレイとなっている。ディスペンサ表示部36は、水素充填状態等をディスペンサ30の操作者に対して表示する表示装置である。このように、ディスペンサ表示部36は、ディスペンサ30を操作する操作者が視認可能なように設けられる。
図1では水素ステーション100の理解が容易となるようにディスペンサ30は一つしか記載されていないが、実際の水素ステーション100には複数のディスペンサ30が設けられている。そして、複数のディスペンサ30は、水素ステーション100に設けられる一つの制御装置300によって制御及び管理される。
制御装置300は、水素ステーション100を統括的に管理する装置であって、水素ステーション100の制御ルーム内に配置される。制御装置300は、コントローラ310と、ステーション側表示部320と、を備える。
コントローラ310は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えるマイクロコンピュータとして構成される。
コントローラ310には、前述した貯蔵圧センサ41−43や流量センサ44、ステーション側圧力センサ34、ステーション側温度センサ35の検出値のほか、ステーション側通信機33で受信した車両側情報等が入力される。コントローラ310は、これらの入力信号に基づいて、車両200の燃料タンク210に水素ガスを充填する水素充填制御等を実施する。
ステーション側表示部320は、水素ガスの充填状態等に関する情報を表示するディスプレイであって、制御装置300の本体の前面上部に配置される。ステーション側表示部320は、水素充填状態等を制御装置300の操作者に対して表示する表示装置である。このように、ステーション側表示部320は、制御装置300を操作(管理)する操作者(管理者)が視認可能なように設けられる。
本実施形態では、制御装置300のコントローラ310は、通信充填によって車両200の燃料タンク210に水素ガスを充填するか、又は非通信充填によって燃料タンク210に水素ガスを充填するかを選択的に実行する。
通信充填は、ステーション側通信機33で受信した車両側情報を利用し、ディスペンサ30から車両200の燃料タンク210に水素ガスを充填する方式である。通信充填では、車両側と水素ステーション側で通信を行うことで、車両側情報に含まれる燃料タンク210内の温度Tvを監視しながら、水素ガスが燃料タンク210に充填される。
通信充填においては、燃料タンク210内の温度Tvを監視しながら水素ガスを充填するので、燃料タンク210内の実際の水素ガス温度に応じて水素ガスの供給流量を調整することができる。
したがって、例えば燃料タンク210内の温度Tvが低い場合には、水素ガスの供給流量を多くして充填速度を速めることができる。これに対して、燃料タンク210内の温度Tvが規定の上限温度に近付いてきた場合には、水素ガスの供給流量を減らしつつ、水ガス温度Tvが当該上限温度に達するまで水素充填を継続することができる。また、通信充填では、燃料タンク210内の温度Tvを用いて燃料タンク210の水素充填率SOCを算出でき、この水素充填率SOCが目標水素充填率SOCtとなるまで水素充填を継続することもできる。
一方、非通信充填は、ステーション側通信機33で受信した車両側情報を利用せずに、ディスペンサ30から車両200の燃料タンク210に水素ガスを充填する方式である。非通信充填では、車両側と水素ステーション側で通信が行われず、水素ステーション側の情報のみに基づいて水素ガスが燃料タンク210に充填される。
非通信充填においては、燃料タンク210内の温度Tvを利用できないので、燃料タンク210内の実際の水素ガス温度に応じて水素ガスの供給流量を制御することができない。したがって、燃料タンク210内の温度の急激な上昇を防止するため、一定の低流量で水素ガスを供給することしかできない。その結果、非通信充填での充填速度は通信充填での充填速度よりも遅くなる。
また、非通信充填では、車両200の燃料タンク210内の温度Tvを利用できないので、水素充填率SOCを算出することもできない。そのため、水素ステーション側の圧力Psが目標水素充填率SOCtに応じて予め定められた非通信充填停止圧力P2に達した時に水素充填を終了する必要がある。水素充填中に燃料タンク210内の温度Tvが規定の上限温度を超えないようにするためには、非通信充填停止圧力P2は十分なマージンを確保した低い圧力に設定する必要がある。したがって、非通信充填を実施した場合には通信充填を実施した場合と比較して、充填速度は遅くなり、さらに燃料タンク210に充填できる水素ガス量は少なくなる。
本実施形態では、水素ステーション100のコントローラ310は、車両側通信機230とステーション側通信機33との間で通信される車両側情報に基づいて、通信充填処理又は非通信充填処理を実施するように構成されている。さらに、コントローラ310は、水素充填状態及び当該水素充填状態の判定根拠を、ステーション側表示部320やディスペンサ表示部36に表示させるように構成されている。これに対して、車両200の車両コントローラ250は、車両側通信機230で受信したコントローラ310からの表示指令に基づいて、水素充填状態及び当該水素充填状態の判定根拠を、車両側表示部240に表示させるように構成されている。
以下、本実施形態の水素充填システム1による水素充填制御及び表示制御について説明する。
図2は、本実施形態による水素充填制御について説明するフローチャートである。本制御は、水素ステーション100のディスペンサ30の充填ノズル32が車両200の充填口211に接続された時に開始される。
ステップ101(S101)では、水素ステーション100のコントローラ310は、操作者によってディスペンサ30に入力された水素充填量を燃料タンク210の水素充填率に換算し、その換算値を目標水素充填率SOCtとして読み込む。
S102では、コントローラ310は、ディスペンサ30のステーション側通信機33において、車両側通信機230から送信されてくる車両側情報の受信を確認できたか否かを判定する。
コントローラ310は、車両側情報の受信を確認できた場合、つまり車両200からの信号を検知できた場合にS103の処理を実行する。これに対して、例えば車両200の充填口211に充填ノズル32が接続されてから所定時間が経過しても車両200からの信号を検知できず、車両側情報の受信を確認できなければ、コントローラ310は、通信充填の実施を断念して非通信充填を実施すべく、S106及びS107の処理を実行する。
S103では、コントローラ310は、ステーション側通信機33が受信した車両側情報の適合性を確認ができたか否かを判定する。適合性の確認は、SAE規格J2799に準じたものであり、車両側情報としての複数のデータが適切な区切り文字で区切られているか等を確認するものである。
ステーション側通信機33が受信した情報(信号)が規格に適合している場合には、コントローラ310は、通信充填を実施すべくS104及びS105の処理を実行する。一方、ステーション側通信機33が受信した情報(信号)が不適合である場合には、コントローラ310は、通信充填の実施を断念して非通信充填を実施すべく、S106及びS107の処理を実行する。
S102において車両側情報(信号)の受信を確認でき、S103において車両側情報(信号)の適合性が確認できた場合、コントローラ310は、S104において表示制御を実行する。S104の表示制御では、現在の水素充填状態が通信充填待機状態であること、及び通信充填待機状態に至った理由(判定根拠)等が、ステーション側表示部320、ディスペンサ表示部36、及び車両側表示部240に表示される。表示制御の詳細は、図5を参照して後述する。
S104の処理後のS105では、コントローラ310は、通信充填により水素ガスを車両200の燃料タンク210に充填する通信充填処理を実施する。通信充填処理の詳細は、図3を参照して後述する。
一方、S102において車両側情報(信号)の受信を確認できない場合、又はS103において車両側情報(信号)が不適合であると判定された場合、コントローラ310は、S106において表示制御を実行する。S106の表示制御では、現在の水素充填状態が非通信充填待機状態であること、及び非通信充填待機状態に至った理由(判定根拠)等が、ステーション側表示部320、ディスペンサ表示部36、及び車両側表示部240に表示される。表示制御の詳細は、図5を参照して後述する。
S106の処理後のS107では、コントローラ310は、非通信充填により水素ガスを車両200の燃料タンク210に充填する非通信充填処理を実施する。非通信充填処理の詳細は、図4を参照して後述する。
図3を参照して、図2のS105で実行される通信充填処理の詳細について説明する。図3は、通信充填処理の内容について説明するフローチャートである。
S201では、コントローラ310は、目標水素充填率SOCtに応じた通信充填停止圧力P1を算出する。コントローラ310は、予め設定された通信充填停止圧力算出用のマップを参照し、車両200の充填口211に充填ノズル32が接続された後から通信充填による水素充填を開始する前に検出されたステーション側の圧力Ps及び温度Tsに基づいて、通信充填停止圧力P1を算出する。通信充填停止圧力P1の算出に使用されるステーション側の水素ガスの圧力Ps及び温度Tsは、それぞれ車両200の燃料タンク210の初期圧力及び外気温に相当する。
S202では、コントローラ310は、ディスペンサ30から車両200の燃料タンク210に水素を供給し、通信充填による水素充填を開始する。
S203では、コントローラ310は、現在のステーション側の水素ガスの圧力Psを読み込む。
S204では、コントローラ310は、ステーション側通信機33で受信した最新の車両側情報を読み込む。ここで、車両側情報は、前述したように車両200の燃料タンク210内の水素ガスの圧力Pvや温度Tv、燃料タンク210の容積等の情報を含んでいる。
S205では、コントローラ310は、S203で読み込んだステーション側の水素ガスの圧力Psと、S204で読み込んだ車両側情報に含まれる燃料タンク210内の水素ガスの温度Tvとに基づいて、以下の(1)式により現在の燃料タンク210の水素充填率SOCを算出する。
Figure 2016008686
(1)式において、ρ(P,T)は、燃料タンク210内の水素圧力がP、水素温度がTであった場合のガス密度を表す。NWP(Nominal Working Pressure)は、基準温度(15℃)において燃料タンク210を満充填した時の燃料タンク210内の水素圧力である。
S206では、コントローラ310は、通信充填中に充填異常が発生したか否かを判定する。コントローラ310は、車両200の燃料タンク210内の水素ガス温度Tvが上限を超えた場合や水素ガス圧力Pvが上限を超えた場合、水素ステーション100のディスペンサ30においてガス漏れが生じた場合等に、充填異常が発生したと判定する。また、コントローラ310は、水素ステーション100で停電が生じた場合や所定震度以上の地震が発生した場合等、充填システム作動上の問題が発生した場合に、充填異常が発生したと判定する。充填異常とは所定の状態から外れた状態のことを意味し、以下では所定の状態から外れた状態を単に「充填異常」と表記する。
S206において充填異常が発生していないと判定された場合には、コントローラ310はS207の処理を実行する。これに対して、S206において充填異常が発生したと判定された場合には、コントローラ310はS207の処理を実行せずにS208の処理を実行する。
S207では、コントローラ310は、S205で算出した水素充填率SOCが目標水素充填率SOCt以上になったか否か、及びS203で読み込んだステーション側の圧力Psが通信充填停止圧力P1以上となったか否かを判定する。少なくとも一方の条件が満たされた場合、コントローラ310は通信充填を終了すべくS208の処理を実行する。これに対して、両条件が満たされていない場合には、コントローラ310は、通信充填を継続すべくS203以降の処理を実行する。
S208では、コントローラ310は、水素ステーション100のディスペンサ30から車両200の燃料タンク210への水素ガスの供給を停止し、通信充填を終了する。
通信充填終了後のS209では、コントローラ310は表示制御を実行する。S209の表示制御では、現在の水素充填状態が通信充填終了状態であること、及び通信充填終了状態に至った理由(判定根拠)等が、ステーション側表示部320、ディスペンサ表示部36、及び車両側表示部240に表示される。表示制御の詳細は、図5を参照して後述する。
次に、図4を参照して、図2のS107で実行される非通信充填処理の詳細について説明する。図4は、非通信充填処理の内容について説明するフローチャートである。
S301では、コントローラ310は、目標水素充填率SOCtに応じた非通信充填停止圧力P2を算出する。具体的には、コントローラ310は、予め設定された非通信充填停止圧力算出用のマップを参照し、車両200の充填口211に充填ノズル32が接続された後から非通信充填による水素充填を開始する前に検出されたステーション側の水素ガスの圧力Ps及び温度Tsに基づいて、目標水素充填率SOCtに応じた非通信充填停止圧力P2を算出する。
S302では、コントローラ310は、ディスペンサ30から車両200の燃料タンク210に水素を供給し、非通信充填による水素充填を開始する。
S303では、コントローラ310は、現在のステーション側の水素ガスの圧力Psを読み込む。
S304では、コントローラ310は、非通信充填中に充填異常が発生したか否かを判定する。コントローラ310は、水素ステーション100のディスペンサ30においてガス漏れが生じた場合等に、充填異常が発生したと判定する。また、コントローラ310は、水素ステーション100で停電が生じた場合や所定震度以上の地震が発生した場合等、充填システム作動上の問題が発生した場合に、充填異常が発生したと判定する。
S304において充填異常が発生していないと判定された場合には、コントローラ310はS305の処理を実行する。これに対して、S304において充填異常が発生したと判定された場合には、コントローラ310はS305の処理を実行せずにS306の処理を実行する。
S305では、コントローラ310は、S303で読み込んだステーション側の圧力Psが非通信充填停止圧力P2以上となったか否かを判定する。コントローラ310は、ステーション側の圧力Psが非通信充填停止圧力P2未満であれば、非通信充填を継続すべく、S303以降の処理を実行する。これに対して、ステーション側の圧力Psが非通信充填停止圧力P2以上であれば、コントローラ310は、非通信充填を終了すべくS306の処理を実行する。
S306では、コントローラ310は、水素ステーション100のディスペンサ30から車両200の燃料タンク210への水素ガスの供給を停止し、非通信充填を終了する。
非通信充填終了後のS307では、コントローラ310は表示制御を実行する。S307の表示制御では、現在の水素充填状態が非通信充填終了状態であること、及び非通信充填終了状態に至った理由(判定根拠)等が、ステーション側表示部320、ディスペンサ表示部36、及び車両側表示部240に表示される。表示制御の詳細は、図5を参照して後述する。
図5及び図6を参照して、図2のS104,S106、図3のS209、及び図4のS307で実行される表示制御の詳細について説明する。図5は、表示制御の内容を説明するフローチャートである。図6は、表示制御で使用される表示内容選択テーブルの一例を示す図である。
図5に示すように、S401では、ステーション側のコントローラ310は現在の水素充填状態がどのような状態となっているかを判定する。本実施形態では、S401は、ディスペンサ30による車両200に対する水素充填状態を判定する充填状態判定手段として機能する。
コントローラ310は、図2のS104での表示制御実行時には水素充填状態が通信充填待機状態であると判定し、図2のS106での表示制御実行時には水素充填状態が非通信充填待機状態であると判定する。
また、コントローラ310は、図3のS209での表示制御実行時には、水素充填状態が通信充填正常終了状態又は通信充填異常終了状態であると判定する。通信充填正常終了状態は正常に通信充填が終了したことを意味し、通信充填異常終了状態は何らかの問題により通信充填が途中で終了したことを意味する。
さらに、コントローラ310は、図4のS307での表示制御実行時には、水素充填状態が非通信充填正常終了状態又は非通信充填異常終了状態であると判定する。非通信充填正常終了状態は正常に非通信充填が終了したことを意味し、非通信充填異常終了状態は何らかの問題により非通信充填が途中で終了したことを意味する。
S402では、コントローラ310は、S401で判定された水素充填状態の判定根拠、つまり現在の水素充填状態に至った理由を検出(導出)する。本実施形態では、S402は、水素充填状態の判定根拠を検出する判定根拠検出手段として機能する。
水素充填状態が通信充填待機状態であると判定された場合には、コントローラ310は、図2のS102で車両側情報(信号)が正常に検知され、図3のS103で車両状態情報(信号)が規格に適合したものであることを、判定根拠として導出する。これに対して、S102で車両側情報(信号)を検知できず、水素充填状態が非通信充填待機状態であると判定された場合には、コントローラ310は、非通信充填待機状態の判定根拠として信号不検知を導出する。また、図2のS103で車両側情報(信号)が不適合なものであり、水素充填状態が非通信充填待機状態であると判定された場合には、コントローラ310は、非通信充填待機状態の判定根拠として信号不適合を導出する。
図3のS208で通信充填が正常に終了し、水素充填状態が通信充填正常終了状態であると判定された場合には、コントローラ310は、水素ガスの充填量(充填率)が指定量に到達したことや、水素充填圧力が所定圧に到達したことを、通信充填正常終了状態の判定根拠として導出する。
なお、通信充填正常終了状態の判定根拠は、通信充填時に監視しているパラメータに応じて変わる。例えば、水素充填量に対応して定まる充填料金が所定金額に達した時に通信充填が終了する場合には、当該充填料金が所定金額に達したことが、通信充填正常終了状態の判定根拠として導出される。
一方、図3のS206で充填異常が検知されてS208で通信充填が終了し、水素充填が通信充填異常によって終了状態であると判定された場合には、コントローラ310は、充填異常の原因を判定する。通信充填異常の原因としては、車両200の燃料タンク210内の水素ガスの温度や圧力が所定値から外れる場合や車両側にトラブルが発生した場合、ディスペンサ30でのガス漏れ等のステーション側の問題の検知、停電発生等の充填システム側の問題の検知が挙げられる。
また、図4のS306で非通信充填が正常に終了し、水素充填状態が非通信充填正常終了状態であると判定された場合には、コントローラ310は、ステーション側の水素ガスの圧力Psが所定圧に到達したことを、非通信充填正常終了状態の判定根拠として導出する。
一方、図4のS304で充填異常が検知されて非通信充填が終了し、水素充填が非通信充填異常によって終了状態であると判定された場合には、コントローラ310は、充填異常の原因を、非通信充填異常終了状態の判定根拠として導出する。非通信充填異常の原因としては、ディスペンサ30でのガス漏れ等のステーション側の問題の検知、停電発生等の充填システム側の問題の検知が挙げられる。なお、非通信充填実行時には水素ステーション100において車両側情報を正常に受信できていないので、車両側の問題の検知は非通信充填異常の原因には含まれない。
S403では、コントローラ310は、図6の表示内容選択テーブルを参照し、S401で判定した水素充填状態及びS402で検出した判定根拠に基づいて、水素充填に関する情報の表示場所及び表示内容を決定する。
図6に示すように、表示内容選択テーブルは、現在の水素充填状態及び当該水素充填状態の判定根拠の少なくとも一方に基づき、水素充填に関する情報の表示場所と表示内容を決定可能な一覧表である。
水素充填状態が通信充填待機状態で、その判定根拠が車両状態情報(信号)の検知かつ車両状態情報(信号)の適合である場合、コントローラ310は、ディスペンサ30のディスペンサ表示部36、制御装置300のステーション側表示部320、及び車両200の車両側表示部240を表示場所として選び、それら表示部36,320,240に現在の水素充填状態とその判定根拠を表示させることを決定する。
次に、水素充填状態が非通信充填待機状態で、その判定根拠が車両状態情報(信号)の不検知又は不適合である場合について説明する。
この場合には、コントローラ310は、ディスペンサ30のディスペンサ表示部36、制御装置300のステーション側表示部320、及び車両200の車両側表示部240を表示場所として選び、それら表示部36,320,240に現在の水素充填状態とその判定根拠を表示させることを決定する。さらに、コントローラ310は、水素充填状態及び判定根拠に加えてディーラへの連絡指示(判定根拠に応じて定まる対応指示)を、ディスペンサ表示部36及び車両側表示部240に表示させることを決定する。信号不検知又は信号不適合により非通信充填待機状態となる場合には、何らかの理由により車両側通信機230の送信機能等に問題が生じていることが多いため、ディスペンサ表示部36及び車両側表示部240にディーラへの連絡指示を表示することで、車両200のドライバに車両点検等を促すことが可能となる。
水素充填状態が通信充填正常終了状態で、その判定根拠が図6の三つの根拠(充填量、充填金額、充填圧力)のいずれかである場合、コントローラ310は、ディスペンサ表示部36、ステーション側表示部320、及び車両側表示部240を表示場所として選び、それら表示部36,320,240に現在の水素充填状態とその判定根拠を表示させることを決定する。
なお、コントローラ310は、充填中に監視している充填量や充填金額、充填圧力等の指定値、及びそれらに対応する充填終了時の実績値を、各表示部36,320,240に表示させるように構成されてもよい。
水素充填状態が通信充填異常終了状態で、その判定根拠が図6の三つの根拠(車両側の問題、ステーション側の問題、システム上の問題)のいずれかである場合、コントローラ310は、ディスペンサ表示部36、ステーション側表示部320、及び車両側表示部240を表示場所として選び、それら表示部36,320,240に現在の水素充填状態とその判定根拠を表示させることを決定する。
通信充填異常終了状態の判定根拠が車両側の問題を検知したことである場合、コントローラ310は、ディーラへの連絡指示をディスペンサ表示部36と車両側表示部240に表示させること、及び問題を検知したディスペンサ30を特定可能なディスペンサ個体番号等をステーション側表示部320に表示させることを決定する。ディーラへの連絡指示だけでなくディスペンサ個体番号も、判定根拠に応じて定まる対応指示の一態様である。車両側の問題により通信充填異常終了状態となる場合には、ディスペンサ表示部36及び車両側表示部240にディーラへの連絡指示を表示することで、車両200のドライバに車両点検等を促すことが可能となる。また、ステーション側表示部320にディスペンサ特定情報を表示させることで、制御装置300の操作者に、当該制御装置300を用いてディスペンサ30に問題がないかを確認させることができる。
一方、通信充填異常終了状態の判定根拠がステーション側の問題又はシステム上の問題である場合、コントローラ310は、ステーション管理者への連絡指示(判定根拠に応じて定まる対応指示)をディスペンサ表示部36に表示させること、及び問題を検知したディスペンサ30を特定可能なディスペンサ個体番号等をステーション側表示部320に表示させることを決定する。ステーション側の問題又はシステム上の問題により通信充填異常終了状態となる場合には、ディスペンサ表示部36にステーション管理者への連絡指示を表示することで、水素ステーション100で発生した問題に対して早急な対応が可能となる。
次に、水素充填状態が非通信充填正常終了状態で、その判定根拠として充填圧力が指定圧力に達したことである場合について説明する。
この場合には、コントローラ310は、ディスペンサ表示部36、ステーション側表示部320、及び車両側表示部240を表示場所として選び、それら表示部36,320,240に現在の水素充填状態とその判定根拠を表示させることを決定する。さらに、コントローラ310は、ステーション側通信機33の動作確認の指示(判定根拠に応じて定まる対応指示)をディスペンサ表示部36に表示させることを決定する。
なお、コントローラ310は、指定圧力値及び充填終了時の実績圧力値を、各表示部36,320,240に表示させるように構成されてもよい。
一方、水素充填状態が非通信充填異常終了状態であって、その判定根拠がステーション側の問題又はシステム上の問題である場合、コントローラ310は、ディスペンサ表示部36、ステーション側表示部320、及び車両側表示部240を表示場所として選び、それら表示部36,320,240に現在の水素充填状態とその判定根拠を表示させることを決定する。さらに、コントローラ310は、ステーション管理者への連絡指示(判定根拠に応じて定まる対応指示)をディスペンサ表示部36に表示させること、及び問題を検知したディスペンサ30を特定可能なディスペンサ個体番号等をステーション側表示部320に表示させることを決定する。
上述のように水素充填に関する情報の表示場所及び表示内容を決定した後、コントローラ310は図5のS404において表示処理を実行する。
S404では、コントローラ310は、図6の表示内容選択テーブルで決定した事項に基づいて、ディスペンサ表示部36やステーション側表示部320に所定情報を表示させる。また、ステーション側のコントローラ310はステーション側通信機33及び車両側通信機230を介して車両コントローラ250と通信し、コントローラ310からの指令を受けた車両コントローラ250が、図6の表示内容選択テーブルで決定した事項に基づいて車両側表示部240に所定情報を表示させる。なお、ステーション側のコントローラ310が、車両200の車両側表示部240を直接的に制御し、車両側表示部240に所定情報を表示させてもよい。
本実施形態では、上記したS403及びS404は、水素充填状態及び判定根拠のうち少なくとも判定根拠を各表示部36,320,240に表示する表示手段として機能する。
次に、図7A〜7C、図8A〜8C、及び図9A〜9Cを参照して、表示制御の具体例について説明する。
図7A〜7Cは、信号不適合による非通信充填待機状態の場合における表示制御の例を示す図である。
図7Aは、ディスペンサ30のディスペンサ表示部36の表示内容を示す。図7Bは制御装置300のステーション側表示部320の表示内容を示し、図7Cは車両200の車両側表示部240の表示内容を示す。
図7Aに示すように、ディスペンサ30のディスペンサ表示部36は、表示画面内に、充填状態表示領域36A、判定根拠表示領域36B、実績値表示領域36C、及び対応指示表示領域36Dの4つの表示領域を有している。
信号不適合による非通信充填待機状態の場合、図6の表示内容選択テーブルに基づいて、ディスペンサ表示部36の充填状態表示領域36Aには非通信充填待機状態である旨が表示され、判定根拠表示領域36Bには信号不適合である旨が表示される。さらに、ディスペンサ表示部36の対応指示表示領域36Dには、ディーラへの連絡指示が表示される。
図7Bに示すように、制御装置300のステーション側表示部320は、表示画面内に、充填状態表示領域320A、判定根拠表示領域320B、実績値表示領域320C、及び対応指示表示領域320Dの4つの表示領域を有している。
信号不適合による非通信充填待機状態の場合、図6の表示内容選択テーブルに基づいて、ステーション側表示部320の充填状態表示領域320Aには非通信充填待機状態である旨が表示され、判定根拠表示領域320Bには信号不適合である旨が表示される。実績値表示領域320C及び対応指示表示領域320Dには、水素充填に関する情報は表示されない。
図7Cに示すように、車両200の車両側表示部240は、表示画面内に、充填状態表示領域240A、判定根拠表示領域240B、実績値表示領域240C、及び対応指示表示領域240Dの4つの表示領域を有している。
信号不適合による非通信充填待機状態の場合、図6の表示内容選択テーブルに基づいて、車両側表示部240の充填状態表示領域240Aには非通信充填待機状態である旨が表示され、判定根拠表示領域240Bには信号不適合である旨が表示される。さらに、車両側表示部240の対応指示表示領域240Dには、ディーラへの連絡指示が表示される。
図8A〜8Cを参照して、通信充填正常終了状態の場合における表示制御の例を説明する。
図8Aは、ディスペンサ30のディスペンサ表示部36の表示内容を示す。図8Bは制御装置300のステーション側表示部320の表示内容を示し、図8Cは車両200の車両側表示部240の表示内容を示す。
充填量(充填率)が指定量に達して通信充填が正常に終了した場合には、図6の表示内容選択テーブルに基づいて、ディスペンサ表示部36の充填状態表示領域36Aには通信充填正常終了状態である旨が表示され、判定根拠表示領域36Bには充填量が指定量に達した旨が表示される。さらに、ディスペンサ表示部36の実績値表示領域36Cには、通信充填前にドライバ等により指定された充填量、及び今回の通信充填により実際に充填された水素ガスの実績値が表示される。
充填量が指定量に達して通信充填が正常に終了した場合には、ステーション側表示部320及び車両側表示部240にも、ディスペンサ表示部36に表示された内容と同様の内容が表示される。
つまり、図8B及び図8Cに示すように、ステーション側表示部320及び車両側表示部240の充填状態表示領域320A,240Aには通信充填正常終了状態である旨が表示され、ステーション側表示部320及び車両側表示部240の判定根拠表示領域320B,240Bには充填量が指定量に達した旨が表示される。さらに、ステーション側表示部320及び車両側表示部240の実績値表示領域320C,240Cには、通信充填前にドライバ等により指定された充填量、及び今回の通信充填により実際に充填された水素ガスの実績値が表示される。
次に、図9A〜9Cを参照して、通信充填異常終了状態の場合における表示制御の例を説明する。
図9Aは、ディスペンサ30のディスペンサ表示部36の表示内容を示す。図9Bは制御装置300のステーション側表示部320の表示内容を示し、図9Cは車両200の車両側表示部240の表示内容を示す。
車両側の問題を検知して通信充填が終了した場合には、図6の表示内容選択テーブルに基づいて、ディスペンサ表示部36の充填状態表示領域36Aには通信充填異常終了状態である旨が表示され、判定根拠表示領域36Bには車両側の問題を検知した旨が表示される。さらに、ディスペンサ表示部36の対応指示表示領域36Dには、ディーラへの連絡指示が表示される。
この時、ステーション側表示部320においては、図9Bに示すように、充填状態表示領域320Aに通信充填異常終了状態である旨が表示され、判定根拠表示領域320Bに車両側の問題が検知された旨が表示される。さらに、ステーション側表示部320の対応指示表示領域320Dには、車両側の問題を検知したディスペンサ30を特定可能なディスペンサ個体番号が表示される。
これに対して、車両側表示部240においては、図9Cに示すように、充填状態表示領域240Aに通信充填異常終了状態である旨が表示され、判定根拠表示領域240Bに車両側の問題を検知した旨が表示される。さらに、車両側表示部240の対応指示表示領域240Dには、ディーラへの連絡指示が表示される。
図7A〜図9Cを用いて説明したように、ディスペンサ表示部36やステーション側表示部320、車両側表示部240には、図6の表示内容選択テーブルで決定された水素充填に関する情報として、少なくとも水素充填状態の判定根拠が表示されるようになっている。
上記した本実施形態による水素充填システム1によれば、以下の効果を得ることができる。
水素充填システム1は、水素ステーション100のディスペンサ30を介して水素ガスを車両200の燃料タンク210に充填するシステムであって、水素充填を制御するコントローラ310を備えている。コントローラ310は、ディスペンサ30による車両200に対する水素充填状態を判定し、水素充填状態の判定根拠を検出する。さらに、コントローラ310は、水素充填状態及び判定根拠のうち少なくとも判定根拠を表示部36,320,240に表示させる。これにより、水素充填システム1において、現在の水素充填状態に至った判定根拠(理由)を正確に把握することでき、当該判定根拠を利用して水素充填状態に応じた適切かつ迅速な対応を取ることが可能となる。
水素充填状態や判定根拠等が表示される表示部は、ディスペンサ30を操作する操作者、複数のディスペンサ30を制御する制御装置300を操作する操作者、車両200のドライバの少なくともいずれかが視認可能なように構成されている。より具体的には、表示部は、ディスペンサ30のディスペンサ表示部36、制御装置300のステーション側表示部320、及び車両200の車両側表示部240を含む。これにより、水素充填に関わる当事者が、現在の水素充填状態に至った判定根拠を正確に把握することができ、当事者自身が速やかな対応を実行することが可能となる。
さらに、水素充填システム1のコントローラ310は、図6に例示したような表示内容選択テーブルを参照し、水素充填状態の判定根拠に基づいて表示場所及び表示内容を決定するように構成されている。このように表示内容選択テーブルを用いることにより容易に表示場所及び表示内容を決定することができ、制御システムの簡素化を図ることが可能となる。その結果、コントローラ310での演算負荷等を低減できる。
さらに、水素充填システム1のコントローラ310は、判定根拠に加えて、当該判定根拠に応じて定まる対応指示(ディーラへの連絡指示等)を各表示部36,320,240に表示させる。したがって、対応指示を視認した者が、水素充填状態に応じた適切な対応を実行することが可能となる。
さらに、水素充填システム1のコントローラ310は、水素充填状態として水素充填の停止状態の種類を判定し、当該停止状態の種類に応じた判定根拠を検出するように構成されている。コントローラ310が判定する充填停止状態の種類には、図6に示すような充填待機状態、充填正常終了状態、充填異常終了状態が含まれる。これにより、水素充填状態がどのような理由により停止しているかを正確に把握することができ、水素充填の停止状態の種類に応じた適切かつ迅速な対応を取ることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本実施形態では、燃料ガスとして水素ガスを用いた場合について説明したが、燃料ガスは水素ガスに限られるものではない。本発明が適用される充填システムは、水素ガスを含む混合ガスや天然ガス等の燃料ガスを車両200に充填するシステムとして構成されてもよい。また、燃料ガスを充填する対象は、車両に限られるものではない。
さらに、本実施形態による水素ステーション100は、オフサイト型のステーションとしたが、水素ステーション100内で水素ガスを製造して貯蔵するオンサイト型ステーションとしてもよい。
さらに、水素ステーション100のステーション側通信機33と車両200の車両側通信機230との通信方式は赤外線通信方式としたが、これに限られるものではない。例えば、ステーション側通信機33と車両側通信機230との通信方式は、電波や光等を用いた通信方式であってもよい。
さらに、水素ステーション100のコントローラ310は、水素充填状態(停止状態)の判定根拠を表示部36,320,240に表示させるが、水素充填中の各種情報を表示部36,320,240に表示させてもよい。
例えば、通信充填の実行中には、コントローラ310は、水素充填状態として通信充填中である旨、及び判定根拠として水素ガスの指定量(指定充填率)に対する実際の充填量(充填率)を表示部36,320,240に表示させる。また、非通信充填の実行中には、コントローラ310は、水素充填状態として非通信充填中である旨、及び判定根拠として水素ガスの指定充填圧に対する実際の充填圧を各表示部36,320,240に表示させる。このように水素充填システム1を構成することにより、水素充填の状況をより正確に把握することが可能となる。
1 水素充填システム
100 水素ステーション
30 ディスペンサ
32 充填ノズル
33 ステーション側通信機
36 ディスペンサ表示部
300 制御装置
310 コントローラ
320 ステーション側表示部
200 車両
210 燃料タンク
211 充填口
230 車両側通信機
240 車両側表示部
250 車両コントローラ

Claims (8)

  1. 燃料ガスステーションの充填装置を介して燃料ガスを車両の燃料タンクに充填する燃料ガス充填システムであって、
    前記充填装置による前記車両に対する燃料ガス充填状態を判定する充填状態判定手段と、
    前記燃料ガス充填状態の判定根拠を検出する判定根拠検出手段と、
    前記燃料ガス充填状態及び前記判定根拠のうち少なくとも前記判定根拠を表示部に表示する表示手段と、
    を備える燃料ガス充填システム。
  2. 請求項1に記載の燃料ガス充填システムであって、
    前記充填装置は、前記燃料ガスステーション内に複数設けられ、
    前記表示部は、前記充填装置を操作する操作者、複数の前記充填装置を制御する制御装置を操作する操作者、前記車両のドライバの少なくともいずれかが視認可能なように構成される、
    燃料ガス充填システム。
  3. 請求項1に記載の燃料ガス充填システムであって、
    前記充填装置は、前記燃料ガスステーション内に複数設けられ、
    前記表示部は、前記充填装置、複数の前記充填装置を制御する制御装置、及び前記車両の少なくともいずれかに設けられる、
    燃料ガス充填システム。
  4. 請求項3に記載の燃料ガス充填システムであって、
    前記表示手段は、表示内容選択テーブルを参照し、前記判定根拠に基づいて表示場所及び表示内容を決定する、
    燃料ガス充填システム。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の燃料ガス充填システムであって、
    前記表示手段は、前記判定根拠に加えて、当該判定根拠に応じて定まる対応指示を前記表示部に表示する、
    燃料ガス充填システム。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載の燃料ガス充填システムであって、
    前記充填状態判定手段は、前記燃料ガス充填状態として燃料ガス充填の停止状態の種類を判定し、
    前記判定根拠検出手段は、燃料ガス充填停止状態の種類に応じた判定根拠を検出する、
    燃料ガス充填システム。
  7. 請求項6に記載の燃料ガス充填システムであって、
    前記充填状態判定手段は、前記燃料ガス充填状態として充填待機状態、充填正常終了状態、充填異常終了状態のいずれかを判定する、
    燃料ガス充填システム。
  8. 燃料ガスステーションの充填装置を介して燃料ガスを車両の燃料タンクに充填する燃料ガス充填方法であって、
    前記充填装置による前記車両に対する燃料ガス充填状態を判定し、
    前記燃料ガス充填状態の判定根拠を検出し、
    前記燃料ガス充填状態及び前記判定根拠のうち少なくとも前記判定根拠を表示部に表示する、
    燃料ガス充填方法。
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