JP2016007202A - ミネラルを含む植物より調製された乾燥発酵植物エキス及びその製造方法 - Google Patents

ミネラルを含む植物より調製された乾燥発酵植物エキス及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タマネギを加熱処理したときに生成する成分のシクロアリイン((3R,5S)−5−メチル−3−チオモルホリンカルボン酸1−オキシド)を含有する乾燥・タマネギエキスを錠剤化し、保存安定性の高い乾燥発酵植物エキス及びその製造方法の提供。
【解決手段】加熱乾燥法で測定された水分量と、カールフィッシャー法で測定された水分量との差が4.0重量%よりも小さくなる様に乾燥し、発酵により発生する炭酸水素イオンと反応して生成される炭酸水素塩の分解を予め促し、乾燥発酵エキス中への混入量を低減させることによって保存安定性を高めた、ミネラルを含む植物(タマネギ)より調製された乾燥発酵植物エキス及びその製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は保存安定性の高い、ミネラルを含む植物より調製された乾燥発酵植物エキス及びその製造方法に関する。
シクロアリイン((3R,5S)−5−メチル−3−チオモルホリンカルボン酸1−オキシド)は、タマネギに含まれる(+)−S−(1−プロペニル)−L−システインスルフォキシド(PeCSO)が、PeCSOを基質とする酵素アリイナーゼの不活性条件下にて加熱されたときに生成する成分である。シクロアリインには、血糖及び血中脂質の低下作用(特許文献1)、血栓溶解作用(非特許文献1)、肝臓からの中性脂肪分泌抑制作用(非特許文献2)などの有用な生理的機能が知られている。
本出願人はこれまでに、加熱処理して酵素を失活させたタマネギを粉砕し、当該粉砕物を陽イオン交換体で処理するか、又は酵母と混合して糖類を基質とする発酵を行うことにより、シクロアリイン含量が高くかつ、褐色反応や風味の悪化が抑制されたタマネギエキスが得られること、そして当該タマネギエキスを乾燥状態のパウダー等として、賦形剤、担体等と組み合わせ、粉末、顆粒、錠剤、ソフトカプセル等の形態の加工食品に調製できることを報告している(特許文献2)
特開平5−194237号公報 特開2013−132279号公報
「香辛料中に含まれる抗血小板因子」川岸舜朗 日本食品工業学会誌 Vol.38,No.5,445〜453,1991 新たに見いだされたリポタンパク質合成の制御因子」柳田晃良 化学と生物 Vol.37,No.8,502−503,1999
本出願人は、簡易にシクロアリインを摂取することを可能とする商品の開発を目的として、上記発酵の工程を含む方法により製造された、シクロアリインを含有する乾燥タマネギエキスを用いて、打錠して錠剤を製造することを試みた。
しかしながら、当該錠剤は、乾燥した状態で気密に保存した場合においても、湿潤して、膨潤及び崩壊を生じ、またべたつきを生じて錠剤同士が互いに付着したり、変色を生じる等、保存安定性が低く、商品価値が著しく低下する問題を有することを見出した。
そこで、本発明は、上記の問題を生じない、保存安定性の高い乾燥発酵植物エキス及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、当該課題を解決するために鋭意研究した結果、上記の問題は、タマネギ等のミネラルの含有量が比較的多い植物の粉砕物を発酵して得られた、乾燥発酵エキスを含む錠剤において顕著に発生するのに対して、ミネラルの含有量が比較的多い植物の粉砕物より発酵を経ずに得られた、乾燥エキスを含む錠剤とした場合や、ミネラルの含有量が比較的少ない植物の粉砕物を発酵して得られた、乾燥発酵エキスを含む錠剤においては、前記の問題が生じないか、又は顕在化しないことが明らかとなった。これらの知見より、本発明者らは、かかる問題が、発酵過程において、植物粉砕物に由来するミネラルと、発酵により発生する炭酸水素イオンとが反応して生成される炭酸水素塩が発酵物中に混入し、この炭酸水素塩が保存過程において分解して水と二酸化炭素を生じることによって発生するものであることを突き止めた。
そこで本発明者らは、当該炭酸水素塩の分解を予め促し、乾燥発酵エキス中への混入量を低減させることによって、前記の問題を生じない、保存安定性の高い乾燥発酵植物エキスが得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、以下の特徴を有する。
[1]加熱乾燥法で測定された水分量と、カールフィッシャー法で測定された水分量との差が4.0重量%よりも少ないことを特徴とする、ミネラルを含む植物より調製された乾燥発酵植物エキス。
[2]保存後の炭酸ガス発生量が1gあたり4.0ml未満であることを特徴とする、[1]の乾燥発酵植物エキス。
[3]植物がタマネギである、[1]又は[2]の乾燥発酵植物エキス。
[4]ミネラルを含む植物を粉砕して粉砕物を得る工程、得られた粉砕物と酵母とを混合して発酵を行い発酵物を得る工程、及び得られた発酵物を、加熱乾燥法で測定された水分量と、カールフィッシャー法で測定された水分量との差が4.0重量%よりも少なくなるように乾燥する工程を含む、乾燥発酵植物エキスの製造方法。
[5]植物がタマネギである、[4]の方法。
[6]ミネラルを含む植物を粉砕して粉砕物を得る工程、得られた粉砕物と酵母とを混合して発酵を行い発酵物を得る工程、得られた発酵物を、加熱乾燥法で測定された水分量と、カールフィッシャー法で測定された水分量との差が4.0重量%よりも少なくなるように乾燥し、乾燥発酵植物エキスを得る工程、及び得られた乾燥発酵植物エキスをその他の原料と混合する工程を含む、乾燥発酵植物エキスを含む組成物の製造方法。
[7]植物がタマネギである、[6]の方法。
本発明によれば、保存安定性の高い乾燥発酵植物エキス及びその製造方法を提供することができる。また、本発明によれば、シクロアリイン含量が高くかつ、保存安定性の高い乾燥発酵タマネギエキス及びその製造方法を提供することができる。また、これらの乾燥発酵植物エキスを含む食品や医薬品等の組成物を提供することができる。
実施例1、比較例1、及び比較例2の各乾燥発酵タマネギエキス、並びに各乾燥発酵タマネギエキスより製造された実施例1’、比較例1’、及び比較例2’の錠剤の、保存前及び60℃で3日間保存した後のそれぞれの状態を示す写真図である。
本発明の乾燥発酵植物エキスは、例えば、植物を粉砕して粉砕物を得る工程、得られた粉砕物と酵母とを混合して発酵を行い発酵物を得る工程、及び得られた発酵物を、加熱乾燥法で測定された水分量と、カールフィッシャー法で測定された水分量との差が4.0重量%よりも少なくなるように乾燥する工程、を含む方法により製造することができる。
本発明において「植物」とは、特に限定はされないが、含有ミネラル量が高い植物が好ましい。含有ミネラル量が高い植物を粉砕し、それと酵母とを混合して発酵を行い発酵物を製造した場合、植物に含まれるミネラルと、発酵の過程で発生する炭酸水素イオンとが反応して炭酸水素塩が発酵物中に含まれる。この炭酸水素塩が、経時的に分解し水と二酸化炭素を生じるために、当該発酵物やこれを含む製品において、保存時に湿潤して膨潤や変色等を生じ、保存安定性が低くなる問題が生じ得る。「ミネラル」としては、アルカリ金属、アルカリ土類金属に属するものが挙げられ、炭酸水素イオンとが反応して炭酸水素塩を生じるものであればよく、例えばナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄等が挙げられる。植物がナトリウムを含む場合には、発酵物中には発酵過程において生成された炭酸水素ナトリウムが混入し、これが保存中に下記式に示されるとおり分解して、水と二酸化炭素を生じる。
2NaHCO→NaCO+CO+H
植物中、ミネラルは少なくとも0.1重量%、好ましくは少なくとも0.2重量%、さらに好ましくは少なくとも0.4重量%含まれる(乾燥重量を基準とする)。植物の含有ミネラル量が低い場合には、炭酸水素塩が発酵物中に大量に含まれることがないため、そもそも上記問題が顕在化しない。
本発明における「植物」としては、タマネギ、ニンニク、ラッキョウ等が挙げられるが、好ましくはタマネギである。
「植物」は酵素失活のために、加熱処理に付されたものを用いてもよい。加熱処理は酵素失活のために用いられる公知の手法を用いることが可能であり、例えば電子レンジ加熱、ボイリング、蒸気加熱などを利用することができる。加熱処理は目的とする酵素の活性が実質的に喪失する程度まで、好ましくは未加熱の場合の酵素活性に対して約0.5%以下の酵素活性になるまで加熱処理を行う。例えば、電子レンジによる加熱は、植物(300g)に対し500Wの電子レンジでおよそ7.5〜10分加熱することにより行うことができる。ボイリングによる加熱は例えば90℃以上の適量のお湯に対し植物を投入しおよそ30分〜240分加熱することにより行うことができる。蒸気による加熱は、例えば市販の蒸し器に適当量の水を入れ、加熱し発生した蒸気中に植物を投入し、およそ30分〜240分加熱することにより行うことができる。
例えば、植物がタマネギである場合、粉砕前に加熱処理することによってアリイナーゼ等の酵素を失活させることができ、それによってタマネギ中に含まれる(+)−S−(1−プロペニル)−L−システインスルフォキシド(PeCSO)より、有用な多数の生理機能が知られているシクロアリンを生成することができる(特開2013−132279号公報)。
植物の粉砕は、ミキサー、コミトロール、ミクロマイスター、圧搾機等を用いて行うことができる。植物中の有用成分を細胞内から外部に溶出させるために、適当な抽出溶媒と共に粉砕することが好ましい。抽出溶媒としては、目的とする有用成分を抽出可能なものであればよく特に限定はされないが、例えば水、アルコール(メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等)、アセトン、アセトニトリル、酢酸メチル、ヘキサン、及びそれらの組合せ等が挙げられる。好ましくは、水、エタノール又は含水エタノール等を利用することができる。
植物の粉砕物は有用成分が溶出した液状部分と、細胞壁等の固体部分とからなる。そこで必要に応じて粉砕物から液状成分を分離(搾汁)してもよい。固液分離は遠心分離、ろ過(例えば珪藻土ろ過)等の通常の方法により行うことができる。尚、固液分離工程は、圧搾するなど粉砕工程と同時に行うこともできる。また、必要に応じて、粉砕物より目的とする有用成分を精製又は粗精製してもよい。有用成分の精製又は粗精製には、例えばカラムクロマトグラフィーを用いた公知の手法を利用することができる。
次いで、植物の粉砕物を、酵母と混合して発酵物を得る。発酵は植物の粉砕物中に存在する糖類を基質として行い、発酵物を得る。植物の粉砕物を発酵させることによって、粉砕物中に存在する糖類を低減させることができる。粉砕物中に存在する果糖等の糖類を低減させることにより、糖類の存在に起因して生じる生成物の変色、異味を低減して、有用性成分等を多く含む発酵物を得ることができる。
本発明にて利用可能な「酵母」としては、Saccharomyces cerevisiaeやS.pombe等を使用することができる。
発酵の条件は特に限定されないが、典型的には適当な攪拌条件下で、Bx糖度が発酵前に比較して半分以下、例えば発酵前溶液のBxが5.0の場合2.5以下になるまで発酵を行うことが好ましい。但しこれは発酵前液中の果糖、もしくは他の糖の濃度に左右されるため絶対的なものではない。
得られた発酵物は必要に応じて、固液分離し液状成分を分離・回収してもよい。固液分離は遠心分離、ろ過(例えば珪藻土ろ過)等の通常の方法により行うことができる。また、必要に応じて、発酵物より目的とする有用成分を精製又は粗精製してもよい。有用成分の精製又は粗精製には、カラムクロマトグラフィーを用いた公知の手法を利用することができる。
次いで、得られた発酵物を乾燥処理に付し、乾燥発酵植物エキスを得る。乾燥処理は、加熱処理を含む方法であればよく、例えば噴霧乾燥、熱風乾燥、ドラムドライ等が挙げられる。好ましくは、乾燥処理は噴霧乾燥である。
乾燥処理は、処理後の乾燥発酵植物エキスについて、加熱乾燥法で測定された水分量と、カールフィッシャー法で測定された水分量との差が4.0重量%よりも少なくなる条件であればよい。このような乾燥処理の条件としては、噴霧乾燥の場合は、噴霧乾燥手段の排気温度を、85℃よりも高い温度にて、好ましくは90℃以上の温度にて、より好ましくは95℃以上、さらに好ましくは100℃以上の温度にて行うことができる。乾燥処理の温度を上記の温度にすることによって、発酵物中に含まれる炭酸水素塩の分解を促し、生成物である乾燥発酵植物エキス中に混入する炭酸水素塩の量を低減し、保存安定性の高い乾燥発酵植物エキスやこれを用いた固形組成物を得ることができる。一方、乾燥処理の温度を85℃以下とした場合には、生成物である乾燥発酵植物エキス中に混入する炭酸水素塩の量を十分に低減することができず、混入した炭酸水素塩の経時的な分解により発生する二酸化炭素量及び水分量も増すために、上記保存中における湿潤、変色等の問題を生じる場合がある。なお、他の乾燥方法を用いる場合の条件は、処理後の乾燥発酵植物エキスが求める水分量となるように適宜設定することができる。
噴霧乾燥における乾燥処理の温度の上限は特に限定されないが、110℃以下とすることができる。乾燥処理の温度が110℃を越えると、発酵物の飴化を生じる場合があり、発酵物の操作性が低下する場合がある。
本発明の乾燥発酵植物エキスは、加熱乾燥法で測定された水分量と、カールフィッシャー法で測定された水分量との差が4.0重量%よりも少ない、好ましくは3.7重量%以下、より好ましくは3.0重量%以下であること特徴とする。つまり、炭酸水素塩が、炭酸水素塩の分解により生じる水分量にして(乾燥発酵植物エキスの重量を基準として)、4.0重量%よりも少ない、好ましくは3.7重量%以下、より好ましくは3.0重量%以下となる量にて含まれる。上記の規定された水分量の範囲を外れる、炭酸水素塩の分解により生じる水分量にして4.0重量%以上となる量の炭酸水素塩を含む乾燥発酵植物エキスは、乾燥発酵植物エキス中への炭酸水素塩の混入量が十分に低減されておらず、保存中に湿潤、変色を生じる等の問題を生じ、保存安定性が低くなる。
ここで、本発明で規定する下記式にて求められる水分量が、乾燥発酵植物エキス中に含まれる炭酸水素塩の分解により生じる水分量となる根拠を説明する。
[式]
炭酸水素塩の分解により生じる水分量(重量%)=
加熱乾燥法で測定された水分量(重量%) − カールフィッシャー法で測定された水分量(重量%)
*式中、各水分量は、乾燥発酵植物エキスの重量を基準とする。
加熱乾燥法は、試料を水の沸点以上に加熱することによって、試料中の水分を除去する工程を含み、加熱処理前後の試料の重量差に基づいて、試料由来の水分量を求めることができる。本発明においては、例えば乾燥発酵植物エキス(3.0g)を常圧下、105℃にて16時間加熱処理することによって、加熱処理前後の試料の重量差に基づいて乾燥発酵植物エキス由来の水分量を求めることができる。加熱乾燥法により求められる水分量には、乾燥発酵植物エキス中に含まれる水分量と、乾燥発酵植物エキス中に含まれる炭酸水素塩の分解により生じる水分量とが含まれる。
カールフィッシャー法は、水が、ピリジン、低級アルコールの存在下にて、ヨウ素及び二酸化硫黄と、選択的に、また定量的に反応することを利用し、試料中の水分量を求めることができる。水分量の測定は、あらかじめヨウ素を水分測定用試液に溶解させておき、滴定する水分測定用試液が、試料中の水と反応するのに用いられる量に基づいて水分量を測定する方法(容量滴定法)、又はヨウ化物イオンを水分測定用試液に溶解させておき、電気分解によって発生するヨウ素が試料中の水と反応することに基づいて、電気分解に要する電気量を求めて水分量に換算(10.71クーロン=水1mg)する方法(電量滴定法)を用いることができる。本発明においては、電量滴定法を用いて、水分量を求めることができる。カールフィッシャー法により求められる水分量には、乾燥発酵植物エキス中に含まれる水分量が含まれ、乾燥発酵植物エキス中に含まれる炭酸水素塩の分解により生じる水分量は含まれない。
したがって、加熱乾燥法で測定された水分量より、カールフィッシャー法で測定された水分量を差し引くことによって、乾燥発酵植物エキス中に混入した炭酸水素塩の分解により生じる水分量を求めることができる。
また、本発明の乾燥発酵植物エキスは、保存後の膨張率が、乾燥処理に付して得た後の元の体積の150%未満、好ましくは105%以下である。乾燥発酵植物エキスの膨張は、乾燥発酵植物エキス中に混入した炭酸水素塩の分解により生じる水分の吸水に起因して生じる。保存後の膨張率が元の体積の150%以上となる乾燥発酵植物エキスは、乾燥発酵植物エキス中への炭酸水素塩の混入量が十分に低減されておらず、上記の問題を生じる場合がある。本発明において膨張率は、60℃における3日間の保存前後における乾燥発酵植物エキスの体積を測定し、保管前後の体積より求めることができる。例えば、乾燥発酵植物エキスを2mlエッペンドルフチューブに充填し、保存前後の上部への膨張を目盛りで読み取って算出する(実施例及び比較例ではこの方法を用いた)。
さらに、本発明の乾燥発酵植物エキスは、保存後の二酸化炭素の発生量が、乾燥発酵植物エキス1g当たり、およそ4mL未満、好ましくはおよそ1mL未満、さらに好ましくはおよそ0.5mL以下、さらに好ましくはおよそ0.1mL以下である(25℃における測定値)。二酸化炭素の発生は乾燥発酵植物エキス中に混入した炭酸水素塩の分解により生じるものであり、二酸化炭素の発生量が乾燥発酵植物エキス1g当たり、およそ4mL以上となる乾燥発酵植物エキスは、乾燥発酵植物エキス中への炭酸水素塩の混入量が十分に低減されておらず、上記の問題を生じる場合がある。本発明において二酸化炭素の発生量は、60℃にて3日間の保存期間中に発生した気体を水上置換で収集し求めることができる。
以上の水分量にて特定される、並びに/あるいは、膨張率及び/又は二酸化炭素の発生量にて特定される、乾燥発酵植物エキスは、混入する炭酸水素塩の量が低減され、湿潤/吸水による膨潤やべとつき、また二酸化炭素の発生、変色等の問題が、抑制されているか、又は生じない、保存安定性の高いものとなる。
一実施形態において、タマネギを加熱処理して酵素を失活させる工程、酵素失活後のタマネギを粉砕して粉砕物を得る工程、当該粉砕物を酵母と混合して発酵物を得る工程、並びに、当該発酵物を85℃よりも高い温度にて乾燥する工程を含む方法により、有用成分であるシクロアリインを含み、かつ保存安定性の高い乾燥発酵タマネギエキスを得ることができる。
本発明の乾燥発酵植物エキスは、そのままで用いることができ、また、食品や医薬品などの最終的な形態において許容されるその他の原料、例えば、賦形剤、結合剤、崩壊剤、甘味料、ビタミン類、ミネラル類、酸化防止剤、色素、香料、保存料、防腐剤、防かび剤等より選択される一又は複数の原料と共に混合して組成物の形態、好ましくは固形組成物の形態とすることができる。固形組成物としては特に限定されないが、顆粒剤、丸剤、錠剤、粉末剤、チュアブル錠等の形態とすることができる。
本発明の乾燥発酵植物エキスを含む固形組成物は、一般的な手法を用いて製造することが可能であり、例えば、本発明の乾燥発酵植物エキスを上記成分の一又は複数と共に混合し、造粒(噴霧造粒、押出造粒、撹拌造粒、流動層造粒、転動造粒及び圧縮造粒等)、整粒、圧縮成型、打錠等の処理を一又は複数組合わせて処理することにより製造することができる。
本発明の乾燥発酵植物エキス及びこれを含む固形組成物は、乾燥発酵植物エキス中に含まれる有用成分を摂取することを目的とする食品組成物又は医薬品組成物として使用することができる。
本発明の乾燥発酵植物エキス及びこれを含む固形組成物は、食品や医薬品用の容器や袋として使用される容器や袋に収容することが可能であり、例えば、紙、プラスチック、ガラス、金属製の容器や袋等が挙げられる。本発明の固形組成物は一回の経口摂取量ごとに分包することができる。組成物を容器や袋に収容する手段は任意である。乾燥発酵植物エキス及び固形組成物は、これらにより適宜乾燥状態で保存される。
本発明の固形組成物は、上記本発明の乾燥発酵植物エキスを含むことにより、乾燥発酵植物エキスに起因する、湿潤/吸水による膨潤やべとつき、また二酸化炭素の発生、変色等の問題が、生じないか、又は顕在化しない、保存安定性の高いものとなる。
以下に実施例を示して、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は実施例の範囲に限定されるものではない。
[I.乾燥発酵タマネギエキスの製造−酵母発酵による糖の除去工程を含む]
(実施例1)
タマネギ(含有ミネラル量約0.4重量%の北もみじ2000)10個を皮をむいて、包丁で縦に4等分した。1/4カットのタマネギの重量は3525gだった。
1/4カットのタマネギを、あらかじめ95℃に調整しておいたお湯6000gに投入し、95℃に調整しながら60分間静置し、アリイナーゼ等の酵素を失活させるとともに、シクロアリインを生成した。次いで、タマネギをお湯とともに家庭用ミキサーで破砕し、遠心分離機を用いて遠心分離し、上澄み液を回収した。得られた上澄み液の重量は8521gであり、シクロアリイン濃度は0.72mg/gであり、糖度はBx4.2であった。
この上澄み液にSaccharomyces cerevisiaeを1%(およそ8.5×1011個)になるように添加し30℃にて3日間培養した。
培養終了後、培養液を遠心分離機で遠心分離し、上澄み液を回収した。得られた上澄み液の重量は8172gであり、シクロアリイン濃度は0.70mg/gであり、糖度はBx0.8であった。
この上澄み液を95℃(排気温度)で噴霧乾燥(スプレードライヤ)することによりパウダー化し、63.4gの乾燥発酵タマネギエキス(パウダー)を得た。得られた乾燥発酵タマネギエキス中にシクロアリインは5.61g(濃度としては約8.82重量%)含まれており、果糖含量は0重量%であった。
(実施例2〜5、比較例1〜2)
実施例2〜5及び比較例1〜2について、各々噴霧乾燥の温度条件を表1に示した条件に変える以外は、上記実施例1と同様にして乾燥発酵タマネギエキスを得た。各々で得られた乾燥発酵タマネギエキス中のシクロアリイン含量及び果糖含量は、上記実施例1の乾燥発酵タマネギエキスと同程度であった。
[評価の方法]
実施例1〜5及び比較例1〜2で得られた乾燥発酵タマネギエキスについて、各々の水分量を測定した。また、各々を密封包材に入れ、60℃にて3日間保存し、それぞれの炭酸ガス発生量及び膨張率を測定した。また、各々の保存後の外観性状を調べた。水分量、炭酸ガス発生量、膨張率及び保存後の外観性状は、各々以下の手法により測定した。
(水分量の測定)
(1)加熱乾燥法
噴霧乾燥して得られた各乾燥発酵タマネギエキス3.0gを、常圧下、105℃にて16時間、加熱乾燥処理に付し、加熱前後の重量差から、乾燥発酵タマネギエキス中に含まれる水分量、及び炭酸水素塩の分解に由来する水分量の合計を求めた。水分量は、加熱前の乾燥発酵タマネギエキスの重量を100重量%とする、相対値にて示す。
(2)カールフィッシャー法
噴霧乾燥して得られた各乾燥発酵タマネギエキスを、電量滴定法により乾燥発酵タマネギエキス中に含まれる水分量を求めた。水分量は、乾燥発酵タマネギエキスの重量を100重量%とする、相対値にて示す。
(3)炭酸水素塩の分解に由来する水分量
上記加熱乾燥法により求めた水分量より、上記カールフィッシャー法により求めた水分量を差し引いて、炭酸水素塩の分解に由来する水分量を求めた。
(炭酸ガス発生量の測定方法)
保存後に密封包材内に発生した気体を水上置換することにより収集し、発生量を25℃にて測定した。
(膨張率の測定方法)
保存前後における乾燥発酵タマネギエキスの体積を測定し、保存前後の膨張率を求めた。
(保存後の外観性状)
保存後の乾燥発酵タマネギエキスの外観性状を、保存前のものと比較して目視により評価した。
各乾燥発酵タマネギエキスの水分量、炭酸ガス発生量、膨張率及び保存後の外観性状を表1に示す。また、実施例1並びに比較例1〜2の乾燥発酵タマネギエキスの保存前後の外観写真を図1に示す。
なお、実施例5では、乾燥中にやや原料の飴化がみられ、乾燥発酵タマネギエキスの収率が低下する傾向がみられた。
Figure 2016007202
[II.乾燥発酵タマネギエキスを用いた錠剤の製造]
(実施例1’)
実施例1で得られた乾燥発酵タマネギエキス(各1g)を用いて、常法により錠剤3gを製造し、密閉容器に収納した。なお、錠剤には、乾燥した状態で気密に保存した場合に、錠剤の水分量を変動させる成分は、乾燥発酵タマネギエキス以外には含まれない。
(実施例2’〜5’、比較例1’〜2’)
実施例2’〜5’及び比較例1’〜2’について、各々乾燥発酵タマネギエキスを上記実施例2〜5及び比較例1〜2にそれぞれ変える以外は、上記実施例1’と同様にして錠剤を製造した。
いずれの乾燥発酵タマネギエキスを用いても良好に打錠することができ、各々の打錠後の外観性状は、上記実施例1’の錠剤と同様であった。
[評価の方法]
実施例1’〜5’及び比較例1’〜2’の錠剤について、各々を密封包材に入れ、60℃にて3日間保存し、それぞれの保存後の外観性状、すなわち膨張の程度、及び錠剤同士の付着の有無について評価した。
(結果)
各錠剤の保存後の外観性状を表2に示す。また、実施例1’並びに比較例1’〜2’の錠剤の保存前後の外観写真を図1に示す。
Figure 2016007202
上記の結果より、乾燥発酵タマネギエキスの加熱乾燥法で測定された水分量と、カールフィッシャー法で測定された水分量との差が4.0重量%よりも少なくなる場合において、乾燥発酵タマネギエキス及び錠剤の保存安定性が高まることが確認できた。

Claims (7)

  1. 加熱乾燥法で測定された水分量と、カールフィッシャー法で測定された水分量との差が4.0重量%よりも少ないことを特徴とする、ミネラルを含む植物より調製された乾燥発酵植物エキス。
  2. 保存後の炭酸ガス発生量が1gあたり4.0ml未満であることを特徴とする、請求項1に記載の乾燥発酵植物エキス。
  3. 植物がタマネギである、請求項1又は2に記載の乾燥発酵植物エキス。
  4. ミネラルを含む植物を粉砕して粉砕物を得る工程、得られた粉砕物と酵母とを混合して発酵を行い発酵物を得る工程、及び得られた発酵物を、加熱乾燥法で測定された水分量と、カールフィッシャー法で測定された水分量との差が4.0重量%よりも少なくなるように乾燥する工程を含む、乾燥発酵植物エキスの製造方法。
  5. 植物がタマネギである、請求項4に記載の方法。
  6. ミネラルを含む植物を粉砕して粉砕物を得る工程、得られた粉砕物と酵母とを混合して発酵を行い発酵物を得る工程、得られた発酵物を、加熱乾燥法で測定された水分量と、カールフィッシャー法で測定された水分量との差が4.0重量%よりも少なくなるように乾燥し、乾燥発酵植物エキスを得る工程、及び得られた乾燥発酵植物エキスをその他の原料と混合する工程を含む、乾燥発酵植物エキスを含む組成物の製造方法。
  7. 植物がタマネギである、請求項6に記載の方法。
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